JPH05111217A - モータアクチユエータ - Google Patents

モータアクチユエータ

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Publication number
JPH05111217A
JPH05111217A JP29083191A JP29083191A JPH05111217A JP H05111217 A JPH05111217 A JP H05111217A JP 29083191 A JP29083191 A JP 29083191A JP 29083191 A JP29083191 A JP 29083191A JP H05111217 A JPH05111217 A JP H05111217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
return spring
output shaft
arrow
motor output
Prior art date
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Pending
Application number
JP29083191A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Suzuki
則幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP29083191A priority Critical patent/JPH05111217A/ja
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リターンスプリング13の付勢力、つまり復
元力を調整可能とする。 【構成】 ステー15に形成されたはすば歯車15b
に、ウォームシャフト22のウォーム部22bが噛み合
っており、更にステー15に形成されたリターンスプリ
ング係止部15aにリターンスプリング13の一端13
aが係止されている。又、レバー16には、リターンス
プリング13の一端13bが係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータアクチュエータに
関し、例えばバルブの制御に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のモータアクチュエータに
は、図5、図6に示されるように、該モータアクチュエ
ータの故障に対応する為にフェールセーフ機構が設けら
れている。このフェールセーフ機構としては、モータ2
4の回転を図示しない減速機を介して出力するモータ出
力軸25に、レバー26が取り付けられている。また、
モータ出力軸25の外周には、リターンスプリング27
が配設され、該リターンスプリング27の一端がレバー
26に掛止されている。更に、リターンスプリング27
の他端はモータハウジング28の保持部28aに掛止さ
れている。
【0003】上記構成により、モータアクチュエータ2
9が作動するとモータ出力軸25が回転し、レバー26
が回転する。この時リターンスプリング27は、モータ
24の駆動方向とは反対方向に働く付勢力、つまり復元
力を有している為、モータアクチュエータ29への給電
を停止するとリターンスプリング27の復元力により、
レバー26が作動前の停止位置に戻されることになる。
【0004】これにより、、モータ出力軸25を所望の
位置に回転、停止させようとする時、リターンスプリン
グ27の復元力が影響する。つまり、リターンスプリン
グ27の他端がモータハウジング28の保持部28aに
固定されている為、リターンスプリング27側の誤差、
及び、モータ24側の誤差による停止位置のバラツキが
生じてしまう。例えば、前記モータアクチュエータを複
数個製造した時、夫々に使用した複数のリターンスプリ
ング、及び、複数のモータごとに多少の誤差が生じてい
る場合には、これらの誤差を無くすことが出来ない。そ
の結果、前記複数のモータアクチュエータごとに停止位
置のバラツキが生じてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、バラツキを無
くすために制御ソフト側で対応することが考えられる
が、フィードバック制御が非常に複雑になってしまう。
また、長期的に考えれば、リターンスプリングの復元力
低下には対応出来ないという問題がある。
【0006】よって本発明は、簡単な構成によりリター
ンスプリングの付勢力を調整可能とし、モータ出力軸を
所望の位置に回転、停止させることの出来るモータアク
チュエータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】モータ出力軸に係止さ
れ、該モータ出力軸と共に回動する第1の回動部材、前
記第1の回動部材に一端が連結され、モータの駆動方向
とは反対方向に付勢力を与える付勢手段、前記付勢手段
の他端が連結され、前記モータ出力軸の外周に回動自在
に遊嵌された第2の回動部材、前記第2の回動部材を回
動させ、所望の位置にて保持することにより前記付勢力
を調整する調整機構、とを備えたモータアクチュエータ
としたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1の回動部材がモータ出力
軸と共に回動し、第2の回動部材が前記モータ出力軸の
外周における所望の位置にて保持されている。そして、
付勢手段の一端が前記第1の回動部材に連結され、他端
が前記第2の回動部材に連結されている。このため、前
記付勢手段の一端は前記モータ出力軸と共に動き、前記
付勢手段の他端は前記モータ出力軸の外周における所望
の位置にて保持される。
【0009】これにより、前記モータ出力軸がモータの
駆動方向と同方向に回動する時、前記付勢手段の付勢力
を前記モータの駆動方向と反対方向に働かせているの
で、前記モータ出力軸の回動は抑制される。従って、前
記付勢手段は、前記第2の回動部材と連結している前記
付勢手段の他端を基点とし、前記モータ出力軸が前記モ
ータの駆動方向と同方向に回動しようとするのを常に抑
制することになる。
【0010】この時、調整機構により前記第2の回動部
材を回動させ、所望の位置にて保持することにより、前
記第2の回動部材に連結された前記付勢手段の他端も移
動する。これにより、前記付勢手段の付勢力を調整する
ことが出来る。つまり、前記付勢手段の他端を基点とし
て付勢力を働かせている為、前記付勢手段の他端の位置
を調整することにより、付勢力を調整することが出来
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リターン
スプリング側の誤差、及び、モータ側の誤差に影響され
ることなく、モータアクチュエータのモータ出力軸を所
望の位置に回転、停止させることが出きる。
【0012】
【実施例】本発明におけるモータアクチュエータの一実
施例を図1乃至図4により説明する。モータアクチュエ
ータ1は、モータ2におけるヨーク10のフランジ部1
0aと、バルブ調整機構3におけるハウジング12のヨ
ーク10との対向部12aとがネジ11により締結され
構成されている。そして、モータ2内のアーマチャ4が
給電部8からの給電により回転するよう配置されてい
る。また、アーマチャ4の一端側であるモータ出力軸4
aがハウジング12を貫通している。そして、ハウジン
グ12にはモータ出力軸4aの軸方向に対して垂直方向
に円筒形状の貫通路7が形成されいる。従って、モータ
出力軸4aが貫通路7を該貫通路7の軸方向に対して垂
直方向に挿通する。
【0013】貫通路7内のモータ出力軸4aには、貫通
路7を遮断可能とする円板状の弁6がネジ5により締結
されいる。従って、モータ2の駆動によりモータ出力軸
4aが回転し、弁6がモータ出力軸4aと共に回転す
る。そして、貫通路7が全開状態から全閉状態となる。
又、モータ2への給電を停止すると、リターンスプリン
グ13の復元力によりモータ出力軸4aが給電時の回転
方向とは反対方向へ回転する。そして、貫通路7が全閉
状態から全開状態となる。
【0014】次に、リターンスプリング13を有するバ
ルブ調整機構3について図2を基に説明する。モータ出
力軸4aが貫通しているハウジング12の端部12bに
は円筒形状のリブ12cが一体成形されている。そし
て、モータ出力軸先端部4bがリブ12cの開口部から
突出している。又、モータ出力軸先端部4bは、軸方向
において互いに対向する一対の平面部、及び、一対の円
弧部とを有し、前記円弧部にネジ溝を形成されている。
【0015】リブ12cの外周には、該リブ12cの軸
長と略同一長を有する円筒状のカラー14が隙間を有し
て周設されている。更に、カラー14の外周には隙間を
有してリターンスプリング13が回動可能な状態で周設
されている。又、リブ12cの前記開口部側にステー1
5、レバー16、ワッシャ17が順に積層され、ナット
18がモータ出力軸先端部4bのネジ溝に螺合すること
により、ステー15はカラー14の上端部に積載され、
レバー16とワッシャ17はモータ出力軸先端部4bに
締結される。これによりステー15は、カラー14とレ
バー16により軸方向の動きが抑制される。
【0016】リブ12cの周囲に、ハウジング12の端
部12bから立設した第1の立設壁19、及び、第2の
立設壁20、及び、第3の立設壁21が形成されてい
る。第1の立設壁19にはネジ挿通孔19aが形成され
ており、このネジ挿通孔19aにネジ19bが螺合し、
ナット19cにより第1の立設壁19にネジ19bが固
定される。又、第3の立設壁21にはレバー停止壁21
bが形成されている。更に、リターンスプリング13の
一端13aがステー15に形成されたリターンスプリン
グ係止部15aに係止され、リターンスプリング13の
他端13bがレバー16に形成された第2のレバースト
ッパー16bに係止されている。これにより、レバー1
6の回動範囲が規制される。
【0017】つまり、モータアクチュエータ1が作動し
ていない時には、レバー16に形成された第2のレバー
ストッパー16bがリターンスプリング13の付勢力に
よりレバー停止壁21bに抑止されている。又、モータ
アクチュエータ1が作動した時には、レバー16に形成
された第1のレバーストッパー16aがリターンスプリ
ング13の付勢力に抗じて回動しネジ19bに当接する
ことになる。従って、レバー16の回動範囲が規制され
る。この時、ネジ19bの螺合状態を調整することによ
り、レバー16の回動範囲が調整出来る。
【0018】次に、第2の立設壁20、及び、第3の立
設壁21には、夫々ウォームシャフト挿通孔20a,及
び、ウォームシャフト挿通孔21aが形成されており、
この2つの挿通孔20a,21aにウォームシャフト2
2が連通している。又、ウォームシャフト22の一端側
にはネジ部22aが形成されており、ナット23により
第2の立設壁20に締結されている。更に、ステー15
にははすば歯車15bが形成されており、このはすば歯
車15bにウォームシャフト22のウォーム部22bが
噛み合っている。これにより、リターンスプリング13
の復元力を調整することが出来る。
【0019】前記リターンスプリング13の復元力調整
について、図3に基づいて説明する。ウォームシャフト
22のストッパー部22cを矢印A方向に回転させると
ウォーム部22bに噛み合っているはすば歯車15bが
矢印F方向に回転し、同時にステー15が矢印C方向に
回転する。これによりリターンスプリング13の復元力
は強まることになる。逆に、ウォームシャフト22のス
トッパー部22cを矢印B方向に回転させるとはすば歯
車15bが矢印E方向に回転し、同時にステー15が矢
印D方向に回転する。これによりリターンスプリング1
3の復元力は弱まることになる。つまり、リターンスプ
リング13の一端13aの位置を変化させることによっ
て、リターンスプリング13の復元力を調整することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるモータアクチュエータの一実施
例を示す一部断面正面図。
【図2】上記一実施例におけるモータアクチュエータの
要部分解斜視図。
【図3】上記一実施例におけるモータアクチュエータの
要部作動説明図。
【図4】上記一実施例のモータアクチュエータにおける
バルブの一部断面概要図。
【図5】従来のモータアクチュエータを示す正面図。
【図6】従来のモータアクチュエータを示す上面図。
【符号の説明】
4a モータ出力軸 13 リターンスプリング 15 ステー 15a はすば歯車 16 レバー 22 ウォームシャフト 22b ウォーム部 22c ストッパ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ出力軸に係止され、該モータ出力
    軸と共に回動する第1の回動部材、 前記第1の回動部材に一端が連結され、モータの駆動方
    向とは反対方向に付勢力を与える付勢手段、 前記付勢手段の他端が連結され、前記モータ出力軸の外
    周に回動自在に遊嵌された第2の回動部材、 前記第2の回動部材を回動させ、所望の位置にて保持す
    ることにより前記付勢力を調整する調整機構、 とを備えたモータアクチュエータ。
JP29083191A 1991-10-09 1991-10-09 モータアクチユエータ Pending JPH05111217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29083191A JPH05111217A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 モータアクチユエータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29083191A JPH05111217A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 モータアクチユエータ

Publications (1)

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JPH05111217A true JPH05111217A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17761052

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29083191A Pending JPH05111217A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 モータアクチユエータ

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JP (1) JPH05111217A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007294470A (ja) * 2007-06-15 2007-11-08 Keihin Corp 車両用燃料電池システム
KR100784042B1 (ko) * 2001-08-17 2007-12-10 주식회사 포스코 연속 주조 몰드 레벨 측정 장치
US7582372B2 (en) 2002-11-29 2009-09-01 Keihin Corporation Pressure regulator for fuel cell
CN113551079A (zh) * 2021-08-31 2021-10-26 宁波一机阀门制造有限公司 一种自锁式阀门

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