JPH051095Y2 - - Google Patents

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JPH051095Y2
JPH051095Y2 JP2977486U JP2977486U JPH051095Y2 JP H051095 Y2 JPH051095 Y2 JP H051095Y2 JP 2977486 U JP2977486 U JP 2977486U JP 2977486 U JP2977486 U JP 2977486U JP H051095 Y2 JPH051095 Y2 JP H051095Y2
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JP
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copper foil
apex
slit
flexible substrate
notch
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフレキシブル基板の構造に関し、特に
分断が容易なフレキシブル基板に関する。
〔従来の技術〕
FPC(フレキシブル・プリンテツド・サーキツ
ト)等と呼ばれるフレキシブル基板は、フイルム
上に銅箔で配線パターン等を形成したもので、可
撓性を有することから各種の分野で多用されてい
る。
このようなフレキシブル基板は、一つの基板上
に例えば同種の回路を複数形成し、後に互いに分
断して使用されるものであつても、その分断を容
易とするような構造にはなつていなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この為、例えば複合プリント基板に対し一つの
フレキシブル基板を取付け、製品完成後に複合プ
リント基板を分断する際に同時にフレキシブル基
板をも分断する場合、従来は、ハサミ等の治具を
使用して行なわなければならず、作業性が劣ると
いう問題点があつた。
本考案はこのような事情に鑑みて為されたもの
で、その目的は、作業者の手によつて容易に且つ
正確に分断することができるフレキシブル基板を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、フレキシ
ブル基板の分断しようとする箇所にV字型端部形
状のスリツトが設けられていると共に、このスリ
ツトのV字型端部の頂点と僅かに離れた位置まで
頂点が延びたV字型形状の切り込み部がフレキシ
ブル基板側方に設けられ、且つ、前記V字型形状
の切り込み部の周辺および前記スリツトの周辺に
銅箔が被着された構造を採用する。
〔作用〕
フレキシブル基板を分断する場合、V字型形状
の切り込み部の両端の銅箔部分を手で押さえて両
側に引つ張ると、V字型の切り込みが形成されて
いること、及び、切り込み部とスリツト間の銅箔
部分の幅が他の銅箔部分より狭くなつていること
から、V字型形状の切り込みの頂点とスリツトの
V字型端部の頂点を結ぶ線に沿つてフレキシブル
基板は容易に分断される。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は本考案のフレキシブル基板の実施例の
要部平面図であり、分断しようとする箇所を拡大
して図示したものである。また、第2図は第1図
のフレキシブル基板をA方向から見た側面図であ
る。
同図に示すように、フレキシブル基板を構成す
るフイルム1は、後に分断しようとする箇所にV
字型形状の切り込み1aが形成され、またこの切
り込み1aの頂点aと僅かに離れた距離例えば数
ミリ程度離れた距離にV字型端部形状の頂点bが
位置するようにスリツト1bが形成されている。
なおこの場合、V字型形状の切り込み1aの頂点
aとV字型端部形状の頂点bとを結ぶ線を分断し
ようとする方向に一致させるのが望ましい。
また、フイルム1の前記切り込み1aの周囲お
よびスリツト1bの周囲には第1図に示すような
平面形状の銅箔2が被着されている。ここで、切
り込み1aの頂点aとスリツト1bのV字型端部
形状の頂点bとの間では、銅箔2は頂点a側に即
ち分断開始点側に一部被着されている。また、切
り込み1aの横側の銅箔2の幅は、後述する分断
時における手による分断を容易とする為に比較的
広く形成されている。
本実施例のフレキシブル基板は上述したような
構造を有するため、切り込み1aの両側の銅箔部
分を手で押さえて両側に引つ張ると、力は頂点a
と頂点bとの間の銅箔部分に集中し、先ずその銅
箔が被着した頂点a部分に裂け目ができる。そし
て、銅箔部分が裂けた勢いで且つ銅箔部分の裂け
目方向即ち分断したい方向に沿つてフイルム1の
残りの部分が頂点b側まで裂ける。この場合、頂
点aと頂点bとの間の銅箔部分の幅が狭いことか
ら力はそれほど要らず、簡単に分断できる。
なお、頂点aと頂点bとの間の距離を容易に裂
け得るように極端に短くしておき、且つ銅箔等も
被着しない構成とすることも考えられるが、その
ようにすると、分断しては困る例えば加工中等に
誤つて分断してしまう恐れがあり、また、分断さ
れた裂け口付近がフイルムのみとなつて後に不必
要な部分に破れ等が生じる問題があるので、本実
施例のように構成することが望ましい。更に、銅
箔は被着せずに頂点aと頂点bとの間をある程度
長くしておくことも考えられるが、そうするとフ
イルムの裂ける方向性が不安定となり、正確な方
向への分断が困難となる。
第3図および第4図は本考案の別の実施例の要
部平面図であり、第1図と同一符号は同一部分を
示す。
第3図の実施例は、フレキシブル基板を完全に
分離せずに途中まで分断する場合の例を示し、こ
のような場合にはスリツト1bの他方の形状を丸
くしておくのが、分断後の裂けを防ぐ上で好適で
ある。
また第4図の実施例は、フレキシブル基板を完
全に分断する場合の例を示す。この場合、スリツ
ト1bの他方の側もV字型形状に加工されてお
り、これに対応して切り込み1aと反対側にもV
字型形状の切り込み1cが形成されている。な
お、分断は切り込み1a側から行なうことを予定
しているため、スリツト1bにおける他方の側の
V字型端部形状の頂点cと切り込み1cの頂点d
との間においては、銅箔2が頂点c側に位置する
ように被着されている。
以上本考案の実施例について説明したが、本考
案は以上の実施例にのみ限定されずその他各種の
付加変更が可能である。例えば、本考案は、銅箔
がフイルムの片面にのみ形成された上記実施例の
片面フレキシブル基板以外に、フイルムの両面に
銅箔が形成された両面フレキシブル基板(この場
合スリツトおよび切り込み周辺に形成する銅箔は
少なくとも一面にあれば足りる)、カバーフイル
ムを有するフレキシブル基板あるいはレジストを
有するフレキシブル基板に対しても適用可能であ
る。また、分断方向に沿つて複数のスリツトを設
けるようにしても良い。更に、一つのフレキシブ
ル基板を3個以上に分断し得るように構成するこ
とも自由である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、フレキシブル
基板の分断しようとする箇所にV字型端部形状の
スリツトを設けると共に、そのスリツトのV字型
端部の頂点と僅かに離れた位置までV字型形状の
切り込みを設け、且つ、前記V字型形状の切り込
み部周辺および前記スリツトの周辺に銅箔を被着
したので、治具を使用しなくても手でもつて容易
に且つ正確に分断箇所からフレキシブル基板を分
断することができる効果がある。また、分断後は
V字型形状の切り込み部およびスリツト周辺に形
成された銅箔によつて不必要な部分の破れ等の破
損が防止される効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部平面図、第2図
は第1図のA方向から見た側面図、第3図は本考
案の別の実施例の要部平面図および、第4図は本
考案の更に別の実施例の要部平面図である。 図において、1……フイルム、1a,1c……
切り込み、1b……スリツト、2……銅箔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレキシブル基板の分断しようとする箇所にV
    字型端部形状のスリツトが設けられていると共に
    該スリツトのV字型端部の頂点と僅かに離れた位
    置まで頂点が延びたV字型形状の切り込み部がフ
    レキシブル基板側方に設けられ、且つ、前記V字
    型形状の切り込み部の周辺および前記スリツトの
    周辺に銅箔が被着された構造を有するフレキシブ
    ル基板。
JP2977486U 1986-03-01 1986-03-01 Expired - Lifetime JPH051095Y2 (ja)

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JP2977486U JPH051095Y2 (ja) 1986-03-01 1986-03-01

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JP2977486U JPH051095Y2 (ja) 1986-03-01 1986-03-01

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JPS62142867U JPS62142867U (ja) 1987-09-09
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JP2581729Y2 (ja) * 1991-07-04 1998-09-24 日本メクトロン 株式会社 補強板付可撓性回路基板

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JPS62142867U (ja) 1987-09-09

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