JPH0510569Y2 - - Google Patents

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JPH0510569Y2
JPH0510569Y2 JP1986193168U JP19316886U JPH0510569Y2 JP H0510569 Y2 JPH0510569 Y2 JP H0510569Y2 JP 1986193168 U JP1986193168 U JP 1986193168U JP 19316886 U JP19316886 U JP 19316886U JP H0510569 Y2 JPH0510569 Y2 JP H0510569Y2
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JP
Japan
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deck
peripheral wall
mower
cutting blade
pipe material
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JP1986193168U
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JPS6398028U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はモアーのデツキ構造に関する。
(従来の技術) 例えば実開昭61−80621号後方に示されている
ように、従来のモアーのデツキ構造は、左右一側
が開放されて草刈放出口とされているモアーデツ
キの上壁下方に、縦軸まわりに回転駆動される刈
刃が配置され、この刈刃に設けられた起風部によ
る刈草放出口への空気流れにより、刈草を給送す
るようになつている。
そして、起風部による空気流れが、デツキの下
方開放側へ向かうのを規制して、刈草性能を向上
するための長尺部材が、デツキの左右他側の後部
から側部、前部を通つて左右一側の前部に至る周
壁内側面に沿つて、その内側面よりも内方突出さ
れて設けられている。
また、デツキの周壁の下端部には、石等の障害
物との衝突による変形防止のために、外方へ直角
に折曲して補強部が形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術では、長尺部材はデツキ周壁内に
すつぽりと入る形状であり、溶接等により固着す
る際は、モアーデツキを天地逆にして、その内部
で長尺部材を所定位置に保持する必要があり、長
尺部材をデツキ周壁上に載置しておけないので、
固着作業が困難になつている。
本考案は、デツキ周壁の下端部を外下向きに傾
斜させ、この傾斜面に平面視略J形状で且つ断面
円形の長尺部材を載置可能にすることにより、固
着作業が極めて簡単にできるようにしたモアーの
デツキ構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために
講じる技術的手段は、左右一側が開放されて刈草
放出口14とされているモアーデツキ5の上壁5
a下方に、縦軸まわりに回転駆動される刈刃8が
配置され、デツキ5の左右他側の後部から側部、
前部を通つて左右一側の前部に至る周壁5b内側
面に沿つて、この内側面よりも内方突出すると共
に刈刃8の外端回転軌跡より下外方に位置するよ
うに断面円形の長尺部材が取付けられているモア
ー3において、 前記周壁5bの下端部5b′は、外下向きに折曲
されていてその内側面が上部内側面よりも外側方
に位置する傾斜面に形成され、長尺部材はこの傾
斜面に固着されている点にある。
(作用) デツキ5は左右一側に刈草放出口14を有し、
左右他側の後部から側部、前部を通つて左右一側
の前部に至る周壁5b内側面に沿つて、平面視略
J形状で且つ断面円形のパイプ材17が固着され
ている。
周壁5bの下端部5b′は下外向きに傾斜されて
いて、この傾斜面にパイプ材17が固着されてい
る。
パイプ材17の固着は、デツキ5を天地逆にし
て、傾斜状下端部にパイプ材17を載せて溶接す
る。パイプ材17は平面視略J形状になつている
ので、傾斜状下端部に載せると、前後・左右方向
の位置が調整でき、高さも一定となり、位置設定
が容易にでき、治具を使わなくとも所要位置に保
持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第9図及び第10図は、車両1の前方にリンク
式の連結装置2を介して取付けられたモアー3を
示す。
連結装置3は、車両1前部に上下揺動自在に取
付けられた左右一対のリンク4,4を備え、この
リンク4,4の前端がモアー3のデツキ5上面に
球接手を介して枢着されている。また、車両1前
部には上下揺動駆動されるリフトアーム6を備
え、このリフトアーム6にチエーン7を介してモ
アー3が昇降自在に連結されている。
モアー3は、デツキ5の上壁5a下方に縦軸ま
わりに回転駆動される三枚の刈刃8を備える。各
刈刃8の一対の対角部は曲げ起こされて起風部9
とされている。刈刃8の駆動力は、車両1の
PTO軸10からジヨイントを介してデツキ5上
面に設けられたギヤボツクス11に伝えられ、こ
のギヤボツクス11から伝動機構(図示省略)を
介して伝達される。また、デツキ5の前後には刈
高さ調整用ゲージ輪12と、リミツトゲージ輪1
3とが取付けられている。
モアーデツキ5は、第1図乃至第5図示のよう
に上壁5aと周壁5bとを備え、下方と右方が開
放され、右方の開放部は刈草放出口14とされ、
刈草案内カバー15が接続されている。また、デ
ツキ上壁5aは前部が後部よりも高くなるよう段
差を有し、その後部の下面には、各刈刃8の外端
回転軌跡の後方に沿つて防風板16が取付けられ
ている。
周壁5bの下端部5b′は内側面がその上部内側
面よりも外側方に位置するように下外向きに曲げ
形成されている。従つて、下端部5b′はその内側
面が上部内側面よりも外側方に位置する傾斜面に
形成されている。
そして、第6,7,8図に示すように、この周
壁5bの下端部5b′の内側面に断面円形のパイプ
材(長尺部材)17が取付けられている。本実施
例ではパイプ材17は、周壁5bの左後部、左側
部、左前部及び右前部に沿うように取付けられ、
平面視略J字形状となつている。この前部に沿う
部分では、第6図示のように周壁下端部5b′より
もパイプ材17の外側の方がd1だけ内方に位置
され、左側部と後部左端に沿う部分では第2,
7,8図示のように周壁下端部5b′よりもパイプ
材17の外側の方がd2,d3だけ外方に位置さ
れている。また、パイプ材17の周壁5b後部に
沿う部分の端部17aは第8図示のように内側方
に押圧変形されている。
そして、第2図示のように、パイプ材17はデ
ツキ周壁5bの内側面よりもbだけ内方突出する
と共に、刈刃8の外端回転軌跡よりもcだけ外方
に位置するように溶着により取付けられている。
さらに、パイプ材17の下端は周壁5bの下端よ
りもaだけ下方に位置されている。
即ち、パイプ材17は、周壁5bの下外向き傾
斜した下端部6b′の内周面に固着され、その上部
の内周面よりbだけ内方に突出した部分の上側が
円弧面状の風持上げ部Aとなつており、周壁5b
の外周面よりd2だけ外方に突出した部分が先行
衝突部Bとなつており、周壁下端部5b′よりaだ
け下方に突出した部分が下面円弧面状の接地部D
となつている。
上記構成によれば、刈刃8が第2図中矢印方向
に回転駆動されることにより、起風部9により刈
草放出口14に向かう空気流れが生じ、この空気
流れによつて刈取られた刈草が給送される。この
空気流れはデツキ下方の開放側にも向かおうとす
るが、パイプ材17が周壁5bの内側面よりも内
方突出し且つ刈刃8の外端回転軌跡よりも下外方
に位置することで、その下方に向かう流れは規制
され、刈草給送性能を向上することができる。
また、周壁5bの下端部5b′は、内側面がその
上部内側面よりも外側方に位置され、その下端部
5b′内側面にパイプ材17を取付けたので、パイ
プ材17の径を大きくして剛性を大きくしても、
パイプ材17を刈刃8の外端回転軌跡よりも下外
方に位置させておくことができる。これによりパ
イプ材17は、デツキ5が刈刃8に対して相対的
に撓んだり揺動しても、刈刃8と衝突することは
なく、その外径が大きくされることで周壁5bの
補強部材としての効果を奏し、周壁5bの障害物
との衝突による変形を防止できる。
さらに、パイプ材17の下端が周壁5bの下端
よりも下方に位置され、パイプ材17外周は曲面
であることから、周壁17下端による土削りが防
止される。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、モアーデツキ5
は左右一側に刈草放出口14が形成され、左右他
側の後部から側部、前部を通つて左右一側の前部
に至る周壁5b内側面に沿つて長尺部材が取付け
られ、長尺部材は断面円形で平面視略J形状とな
つており、このデツキ5の周壁5bの下端部5
b′は、外下向きに折曲されていてその内側面が上
部内側面よりも外側に位置する傾斜面に形状され
ているので、デツキ5の補強、風の持上げ、地表
面削り防止等を行う長尺部材を取付けるに際し
て、長尺部材をデツキ5を天地逆にして傾斜状下
端部5b′に載せることができ、前後・左右の位置
設定が極めて容易にでき、且つ治具を使用しなく
とも所定高さに保持することができ、長尺部材の
固着作業が極めて簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係り、第1図はモアー
デツキの平面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図はモアーデツキの左側面図、第4図は
同右側面図、第5図は同左半部背面図、第6図は
第1図のB−B線断面図、第7図は第1図のC−
C線断面図、第8図は第1図のD−D線断面図、
第9図はモアー装着車両の側面図、第10図は同
平面図である。 3……モアー、5……デツキ、5a……上壁、
5b……周壁、5b′……周壁下端部、8……刈
刃、9……起風部、14……刈草放出口、17…
…パイプ材(長尺部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右一側が開放されて刈草放出口14とされて
    いるモアーデツキ5の上壁5a下方に、縦軸まわ
    りに回動駆動される刈刃8が配置され、デツキ5
    の左右他側の後部から側部、前部を通つて左右一
    側の前部に至る周壁5b内側面に沿つて、この内
    側面よりも内方突出すると共に刈刃8の外端回転
    軌跡より下外方に位置するように断面円形の長尺
    部材が取付けられているモアー3において、 前記周壁5bの下端部5b′は、外下向きに折曲
    されていてその内側面が上部内側面よりも外側方
    に位置する傾斜面に形成され、長尺部材はこの傾
    斜面に固着されていることを特徴とするモアーの
    デツキ構造。
JP1986193168U 1986-12-15 1986-12-15 Expired - Lifetime JPH0510569Y2 (ja)

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JP1986193168U JPH0510569Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JP1986193168U JPH0510569Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JPS6398028U JPS6398028U (ja) 1988-06-24
JPH0510569Y2 true JPH0510569Y2 (ja) 1993-03-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627689U (ja) * 1979-08-08 1981-03-14

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347465Y2 (ja) * 1984-11-01 1991-10-09
JPH0319Y2 (ja) * 1984-11-01 1991-01-07
JPH0224419Y2 (ja) * 1984-12-01 1990-07-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5627689U (ja) * 1979-08-08 1981-03-14

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JPS6398028U (ja) 1988-06-24

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