JPH0647225Y2 - モーアのブロワ装置取付構造 - Google Patents

モーアのブロワ装置取付構造

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JPH0647225Y2
JPH0647225Y2 JP10794189U JP10794189U JPH0647225Y2 JP H0647225 Y2 JPH0647225 Y2 JP H0647225Y2 JP 10794189 U JP10794189 U JP 10794189U JP 10794189 U JP10794189 U JP 10794189U JP H0647225 Y2 JPH0647225 Y2 JP H0647225Y2
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blower device
mower
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blade housing
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JP10794189U
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和夫 鮫島
純一 北村
義和 戸越
弘典 土橋
川原  好博
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、刈刃ハウジングから固設延出した支持部の先
端に、ゲージ輪を支承した支軸を内嵌して抜差自在なピ
ンで抜止め支持する支持ボス部を連設するとともに、前
記刈刃ハウジングの刈芝出口近くに、連結部材を介し
て、刈芝を送風搬送するブロワ装置を着脱自在に取付け
てあるモーアのブロワ装置取付構造に関する。
〔従来の技術〕
上記ブロワ装置取付構造において、従来では、例えばUS
Patent No.4735037公報に開示されているように、モー
アの刈刃ハウジングの前部側縦壁部にブロワ装置の前部
を枢支連結するためのブラケットを固着するとともに、
刈刃ハウジングの刈芝出口内面側に、ブロワ装置の後部
側係合ピンが嵌合係入する連結部材としての嵌合ボス部
を固定する構造のものがあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、ブロワ装置を取付けないサイドディ
スチャージカバー使用状態から、サイドディスチャージ
カバーを取外すことなくブロ装置を取付けることができ
るよう構成したものであるが、刈刃ハウジング内面の刈
草通過領域にブロワ装置連結支持用ボス部を取付け固定
しなければならず、内奥に入り込んだ位置に溶接等の取
付加工をする必要があって加工が煩わしく、製作コスト
がアップする欠点があり、又、前記ボス部に刈草が引掛
かり、堆積して円滑な刈芝の送りを阻害してしまう等の
弊害もあった。
本考案は、合理的構造改良によって上記不具合を解消す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒頭に記載したモーアのブロワ装置取
付構造において、前記支持ボス部を把握する状態で平面
視略U字形に成形し、前記ピンが貫通するピン孔を形成
した連結支持部と、前記連結支持部に連なり前記支持ボ
ス部の上方に同芯状に配置され前記支軸に外嵌する筒部
と、これらに一体固定したブロワ取付部とで、前記連結
部材を構成してある点にある。
〔作用〕
ブロワ装置を装着する際には、前記連結部材を、前記連
結支持部が刈刃ハウジングに固定状態の支持ボス部を把
持する状態に設定し、かつ、前記筒部を支持ボス部の上
方に同芯状に配置した状態で、ゲージ輪の支軸を支持ボ
ス部並びに筒部に連なって内嵌させ、抜止めピンによっ
て連結支持部と支軸とを一体的に支持ボス部に抜き止め
固定するのである。そして、連結部材はピンにより抜け
外れが阻止され、しかも、筒部と支軸との嵌合によりガ
タつきなく位置決めされブロワ装置を安定的に連結支持
できるのである。
〔考案の効果〕
従って、本考案のよれば、刈高さを調節するために、こ
の種のモーアでは必須構成であるゲージ輪の支持構造を
有効利用して、大形の部材である刈刃ハウジングに溶接
等によりブロワ装置連結部を取付ける等の煩わしい組付
作業を必要とせず、極めて簡易にブロワ装置連結部材を
取付けることが可能となった。しかも、刈刃ハウジング
の刈芝通過領域には何ら突起物を設ける必要がないため
に、刈芝が滞留して刈芝の送り機能を低下させるといっ
た問題も生じないのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第7図に本考案に係るモーア(1)を装着した乗用型芝
刈機を示している。この芝刈機は乗用型走行機体の下腹
部にリンク機構(2)を介してモーア(1)を昇降自在
に連結するとともに、モーア(1)の横一側に取付けた
ブロワ装置(3)及びそれに連なる案内ダクト(4)を
介して、機体後部に配備した集草容器(5)に向けて刈
芝を送風搬送して回収するよう構成してある。
次に、モーア(1)の構成について説明する。第4図に
示すように、刈刃ハウジング(6)内に縦軸芯周りで駆
動回転する3個のバーブレード(7)を横方向に並設
し、機体側から前後方向に延設した伝動軸(8)の軸端
を中央の刈刃駆動軸(9)の上部に備えたベベルギア伝
動機構(10)を介して前記刈刃駆動軸(9)に連動連結
してある。そして、前記刈刃駆動軸(9)及び左右両側
の刈刃駆動軸(9),(9)夫々に取付けたプーリ(1
1)に亘って伝動ベルト(12)を巻回して、各バーブレ
ード(7)が一体的に同方向に同一速度で高速回転しな
がら芝を刈取るよう構成してある。又、各バーブレード
(7)の両端部を上方に向けて屈曲形成して回転に伴う
上向き風を生起し倒伏芝を引起こすよう構成するととも
に、回転風力によって刈芝を刈り刃ハウジング(6)の
前部側内方を通って右横側に案内するよう構成してあ
る。刈刃ハウジング(6)の後方側内部には、各バーブ
レード(7)の回転軌跡外周部に沿ってバキュームプレ
ート(13)を延設して、上記送風案内を効率よく行うよ
う考慮し、又、第5図にも示すように、各バーブレード
(7)の回転中心部の天井面には、周方向に沿う持回り
防止プレート(14)を付設して風力の弱り中心部への刈
芝の入り込みを阻止し持回りを防止することで風力搬送
を円滑に行うよう考慮してある。尚、前記持回り防止プ
レート(14)は第8図に示すように刈刃ハウジング
(6)を屈曲成形して構成してもよい。
刈刃ハウジング(6)の前部側両側部及び中央部に3個
の遊転輪(15)を位置固定状態で支承するとともに、後
部側左右両側には刈高さ調節用のゲージ輪(16),(1
6)を支承してある。つまり、前記各ゲージ輪(16),
(16)は、刈刃ハウジング(6)から固設延出した支持
部としてのブラケット(17)の先端に連設した支持ボス
部(18)に、ゲージ輪(16)を支承した支軸(19)を内
嵌して抜差自在なピン(20)で抜止め支持するよう構成
し、支軸(19)に上下に複数段のピン孔(21)を形成し
て、相対高さを変更調節できるよう構成してある。又、
刈刃ハウジング(6)の右側部を大きく開口して刈芝出
口(22)を形成し、この刈芝出口(22)に前記ブロワ装
置(3)を着脱自在に取付けてある。
第5図に示すように、ブロワ装置(3)は前記ベベルギ
ア伝動機構(10)から伝動軸(23)を介して動力を供給
して、ブロワケース(3a)内に設けた送風羽根(3b)を
回転駆動して、刈芝出口(22)から送り出される刈芝を
集草容器(15)に搬送するよう構成してある。次にブロ
ワ装置(3)の取付構造について説明する。
第6図に示すように、ぜふケース(3a)の後部側のボル
ト連結した後部側支持アーム(24)の先端部を刈刃ハウ
ジング(6)側の後部側連結部材(25)に枢支連結する
とともに、刈刃ハウジング(6)に固設した補強板(2
6)にボルト連結した前部側連結部材(27)の係入凹所
(28)に、ブロワケース(3a)の前部側支持アーム(2
9)の先端に立設した連結ピン(30)を係入して抜差し
自在な抜止めピン(31)により抜爪して連結するよう構
成してある。前記後部側連結部材(25)は、第1図ない
し第3図にも示すように、前記支持ボス部(18)を把持
する状態で平面視略U字形に成形し、支軸(19)の抜止
め用ピン(20)が貫通するピン孔(32)を形成した連結
支持部(25a)と、この連結支持部(25a)に連なり支持
ボス部(18)の上方に同芯状に配置され支軸(19)に外
嵌する筒部(25b)と、これら(25a),(25b)に一体
固定したブロワ取付部(25a)とで構成してある。つま
り、後部側連結部材(25)は支軸(19)と共に1本の抜
止めピン(20)により抜止めを図っており、かつ、支軸
(19)との嵌合によりガタつきの防止を図っている。そ
して、後部側支持アーム(24)のボス部(33)と前記ブ
ロワ取付部(25c)に形成の挿通孔(34)とに亘り抜差
し自在な枢支ピン(35)を挿通させて枢支連結するよう
構成してある。
〔別実施例〕
第9図に示すように、刈刃ハウジング(6)の前後に刈
高さ調節用ゲージ輪(16),(16)を配備し、前後の支
持ボス部(18),(18)を連結する支持部としての支持
フレーム(17)を刈刃ハウジング(6)上面の前後一対
のブラケット(36),(36)にボルト連結支持するよう
構成するとともに、前部側連結部材(27)を前部側ブラ
ケット(36)に共締め連結し、後部側連結部材(25)を
後部側支持ボス部(18)にピン(20)で抜止め連結支持
するよう構成するものでもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るモーアのブロワ装置取付構造の実施
例を示し、第1図は要部の分解斜視図、第2図は要部の
一部切欠正面図、第3図は要部の平面図、第4図はモー
アの平面図、第5図はモーアの一部切欠背面図、第6図
はブロワ装置連結部の斜視図、第7図は芝刈機の全体側
面図、第8図は持回り防止プレートの別構成を示す断面
図、第9図は別実施例の要部平面図である。 (3)……ブロワ装置、(6)……刈刃ハウジング、
(16)……ゲージ輪、(17)……支持部、(18)……支
持ボス部、(19)……支軸、(20)……ピン、(25)…
…連結部材、(25a)……連結支持部、(25b)……筒
部、(25c)……ブロワ取付部、(32)……ピン孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 土橋 弘典 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 川原 好博 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈刃ハウジング(6)から固設延出した支
    持部(17)の先端に、ゲージ輪(16)を支承した支軸
    (19)を内嵌して抜差自在なピン(20)で抜止め支持す
    る支持ボス部(18)を連設するとともに、前記刈刃ハウ
    ジング(6)の刈芝出口近くに、連結部材(25)を介し
    て、刈芝を送風搬送するブロワ装置(3)を着脱自在に
    取付けてあるモーアのブロワ装置取付構造であって、前
    記支持ボス部(18)を把握する状態で平面視略U字形に
    成形し、前記ピン(20)が貫通するピン孔(32)を形成
    した連結支持部(25a)と、前記連結支持部(25a)に連
    なり前記支持ボス部(18)の上方に同芯状に配置され前
    記支軸(19)に外嵌する筒部(25b)と、これら(25
    a),(25b)に一体固定したブロワ取付部(25c)と
    で、前記連結部材(25)を構成してあるモーアのブロワ
    装置取付構造。
JP10794189U 1989-09-14 1989-09-14 モーアのブロワ装置取付構造 Expired - Lifetime JPH0647225Y2 (ja)

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JPH0348424U JPH0348424U (ja) 1991-05-09
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