JP2023035671A - 乗用芝刈機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、芝生を刈り取って収集する乗用芝刈機で、芝生片や粉塵の排出を無くして周囲の汚染をしないようにすることを課題とする。【解決手段】走行機体2の下部に芝生を刈り取るモーア6を設け、該モーア6で刈り取った芝生をブロアケース18に設けるブロアで吸い上げてダクト20を通して走行機体2上のコレクタ16に吹き込んで積載する乗用芝刈機において、コレクタ16を下部が小径になる円錐筒状とすると共にダクト20をコレクタ16の上側部に連結し、排気筒27をコレクタ16の上部中央に設けたことを特徴とする乗用芝刈機とする。【選択図】図4
Description
本発明は、機体下部のモーアで芝生を刈り取ってコレクタで収集する乗用芝刈機に関する。
乗用芝刈機としては、走行機体の前下部に設けるモーアで刈り取った芝生をブロアで吸い上げて機体後部に設けるコレクタに吹き込んで収集する乗用芝刈機が知られている(特許文献1)。
上記の乗用芝刈機には、モーアで刈り取った芝生を単にブロアで吸い上げてダクトを通してコレクタ内に吹き込んでいるので、芝生がコレクタ内に固まって詰まったり、コレクタの空気排出部から細かい芝生片が粉塵として吹き出して機体の周囲に居る作業者を汚染したりする課題がある。
本発明は、芝生を刈り取って収集する乗用芝刈機で、芝生片や粉塵の排出を無くして周囲の汚染をしないように出来る乗用芝刈機の提供を目的とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、走行機体2の下部に芝生を刈り取るモーア6を設け、該モーア6で刈り取った芝生をブロアケース18に設けるブロアで吸い上げてダクト20を通して走行機体2上のコレクタ16に吹き込んで積載する乗用芝刈機において、コレクタ16を下部が小径になる円錐筒状とすると共にダクト20をコレクタ16の上側部に連結し、排気筒27をコレクタ16の上部中央に設けたことを特徴とする乗用芝刈機とする。
請求項2の発明は、上部蓋28をコレクタ16の前側にヒンジ29で取り付け、コレクタ16のコレクタ支持枠36を走行機体2に対して後方へダンプ回動するように取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用芝刈機とする。
請求項1の発明で、モーア6で刈り取った芝生がブロアで吸い上げられてダクト20を通してコレクタ16に送り込まれるが、コレクタ16は下部が小径の円錐筒状であって排気筒27をコレクタ16の上部中央に設けていることで、ダクト20を通して芝生を含んだ送風がコレクタ16内で旋回しながら吹き下げて底部中心から上昇するサイクロン作用となって芝生や粉塵が遠心力でコレクタ16の内壁に集まってコレクタ16の底部に落下集積し、粉塵の無い排風が排気筒27から排出されるので、走行機体2を操縦する作業者や周囲の作業者に粉塵が降りかかることなく、衛生的な芝生刈取作業を行える。
請求項2の発明で、コレクタ16内に集積した芝生を排出する際には、コレクタ支持枠36を後方へダンプ姿勢にすると上部蓋28がヒンジ29で開いて内部に集積した芝生を走行機体2の後部に排出出来るので、作業性が良い。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。本実施例の乗用芝刈機の側面図を図1に示し、平面図を図2に示し、正面図を図3に示す。なお、本発明では芝刈機の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左側、右側といい、前進方向を前側、後進方向を後側ということにする。
走行機体2の前部と後部にそれぞれ前輪3、3と後輪4、4を備え、機体2の前部の下方には縦軸回りに回転するカッター5を有するモーア6が設けられる。走行機体2の前部上方のフロア7にはステアリングコラム8を立設し、該コラム8の上部にはハンドル10が設けられている。またハンドル10の後方には操縦席11を設け、該操縦席11の後方にエンジン(図示せず)及びこれらを覆うボンネット14が配置されており、該ボンネット14の上方にコレクタ16が設けられている。
また、前後方向に軸芯を設けたブロア(図示せず)を内装したブロアケース18が操縦席11の下方で左右前輪伝動ケース23L,23Rの間に配置されており、エンジンの出力によりブロアが作動する。ブロアケース18の上部にはブロアケース18とコレクタ(集草容器)16を繋ぐ芝草搬送用のダクト20が設けられている。さらに、ブロアとモーア6の間には側面視後上がり形状のダクト20に接続されるシュータ21が配置されていて、モーア6のカッター5により刈り取られた芝草は、ブロアによる送風で、シュータ21とダクト20を経由して後方のコレクタ16に搬送される。なお、モーア6のカッター5の回転によっても起風されるので、該起風もブロア風による刈り取られた草のコレクタ16へ向けての空気搬送の一助となる。
また、図2、図3に示すように左右前輪伝動ケース23L,23Rの間にブロア(図示せず)を配置し、該ブロアの後方にダクト20を接続し、ダクト20の頂部からコレクタ16に刈り取った芝草等を吹き込む構成になっている。コレクタ16の天蓋28の中央には、後端に向けて排気筒27が設けられている。
コレクタ16は、図4、図5、図6の如く、底部が小径となった円錐筒形状で、側面右側上部に接続するダクト20から内部に吹き込まれる送風Aと共に刈り取った芝生Bが螺旋状に旋回しながら底部中央から中心を上昇して上部に設ける排気筒27から後方へ向けて排出される。従って、刈り取られた芝草や塵埃は下方へ螺旋状に送られる間に遠心力でコレクタ16の内壁に吹き付けられて落下してコレクタ16の底部に集積する。
走行機体2の操縦席11後側にコレクタ支持フレーム30が立設され、このコレクタ支持フレーム30の上部左右の第一ブラケット31から中間フレーム34の第二ブラケット33に並行リンク32が連結され、この中間フレーム34とコレクタ16の上部左右のコレクタ支持枠36の後端部が回動アーム35で回動可能に枢支されている。また、コレクタ16の天蓋28はコレクタ支持枠36の前端にヒンジ29で開口可能に取り付けられている。
そして、並行リンク32と回動アーム35は油圧或いは電動で回動され、図7の如く、コレクタ16内の芝生を排出する際に、コレクタ16が中間フレーム34で高く持ち上げ後方へ回転されて、コレクタ16の天蓋28が開いて内部の芝生が走行機体2の後部に排出される。
なお、コレクタ16のコレクタ支持枠36は走行機体2に設ける回動アーム35に直接取り付けて、後方へダンプ回動するようにしても良い。
2 走行機体
6 モーア
16 コレクタ
18 ブロアケース
20 ダクト
27 排気筒
28 上部蓋
29 ヒンジ
36 コレクタ支持枠
A 空気
B 刈草
6 モーア
16 コレクタ
18 ブロアケース
20 ダクト
27 排気筒
28 上部蓋
29 ヒンジ
36 コレクタ支持枠
A 空気
B 刈草
Claims (2)
- 走行機体(2)の下部に芝生を刈り取るモーア(6)を設け、該モーア(6)で刈り取った芝生をブロアケース(18)に設けるブロアで吸い上げてダクト(20)を通して走行機体(2)上のコレクタ(16)に吹き込んで積載する乗用芝刈機において、コレクタ(16)を下部が小径になる円錐筒状とすると共にダクト(20)をコレクタ(16)の上側部に連結し、排気筒(27)をコレクタ(16)の上部中央に設けたことを特徴とする乗用芝刈機。
- 上部蓋(28)をコレクタ(16)の前側にヒンジ(29)で取り付け、コレクタ(16)のコレクタ支持枠(36)を走行機体(2)に対して後方へダンプ回動するように取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021142692A JP2023035671A (ja) | 2021-09-01 | 2021-09-01 | 乗用芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021142692A JP2023035671A (ja) | 2021-09-01 | 2021-09-01 | 乗用芝刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023035671A true JP2023035671A (ja) | 2023-03-13 |
Family
ID=85505137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021142692A Pending JP2023035671A (ja) | 2021-09-01 | 2021-09-01 | 乗用芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023035671A (ja) |
-
2021
- 2021-09-01 JP JP2021142692A patent/JP2023035671A/ja active Pending
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