JP4388015B2 - 芝刈機 - Google Patents

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    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
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    • A01D34/42Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a horizontal axis, e.g. cutting-cylinders
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Description

本発明は、家庭や公園等の芝生を刈るために用いられる芝刈機に関し、詳しくは、横方向に配置した回転軸の周りで回転する回転刃と固定刃との間で芝生を刈る回転式の芝刈機に関する。
従来より、家庭や公園等の芝生を刈るために、芝刈機本体の横方向に配置された回転軸の周りで回転する回転刃と、この回転刃と接するように芝刈機本体に設けられた固定刃との間で芝生を刈るように構成された芝刈機が用いられている。この芝刈機としては、芝刈機本体の両側部に設けられた車輪の回転力で回転刃を回転させるように構成された手動式のものや、芝刈機本体に設けられた電動機で回転刃を回転させる電動式、芝刈機本体に設けられた原動機で回転刃を回転させるエンジン式等がある。
図6は、従来から使用されている一般的な手動式の芝刈機の一例を示す全体斜視図であり、図7は、この芝刈機の主要構成を示す縦断面図である。これらの図に示す手動式を例にして以下に説明する。従来の一般的な手動式の芝刈機51は、芝刈機本体52の両側部に車輪53が設けられ、これらの車輪53の間に横方向に配置された回転軸54に、この回転軸54の周りで回転する回転刃55が設けられている。この回転刃55は、車輪53の内部に設けられたインターナルギヤ56によって回転させられるピニオンギヤ57によって駆動されている。芝刈機本体52には、前記回転する回転刃55と接するように固定刃58が設けられている。この固定刃58は、支持軸59を中心に揺動可能に支持された支持部材60に固定されている。この支持部材60は、固定刃取付部材60と芝刈機本体52との間に設けられたバネ部材61を所定量圧縮した状態で、固定刃58が噛込み防止板64と所定の接触力で接するように調整ボルト62で調整されている。これにより、固定刃58が回転刃55から離れるとバネ部材61のバネ力によって元に戻されるように固定刃58を回転刃55に向けて付勢している。このように、固定刃58を回転刃55と接触させる接触力は、調整ボルト62を締付けたり緩めたりして行われる。この固定刃58と前記回転刃55との間で芝生mが刈られる。
このような手動式の芝刈機51は、作業者が芝刈機本体52に設けられた把手63を持ち、刈りたい芝生mの上で芝刈機本体52を移動させて車輪53を回転させることにより、この車輪53が回転軸54を回転させて前記回転刃55と固定刃58との間で芝生が刈られる。前記電動式は電動機で回転刃55が回転させられ、エンジン式は原動機で回転刃55が回転させられる点が異なるが、同様に固定刃との間で芝生が刈られる。
この種の従来技術として、固定刃を回転刃に向けて付勢するようにした従来技術がある。この従来技術では、刃の噛込み量及び切れ味を常時一定の状態で長期間維持できるように、回転刃の噛込み側端部に、この回転刃の刃先部と同一外形寸法の噛込み防止ガイドを設け、この噛込み防止ガイドに固定刃の刃先部が接するように、バネ部材やゴム部材で固定刃の刃先部を回転刃側に付勢している(例えば、特許文献1参照。)。
登録実用新案第3030764号公報(段落[0028]〜[0031]、図10〜図13)
ところで、前記従来技術のような芝刈機51においては、回転する回転刃55と、この回転刃55に接するように芝刈機本体52に設けられた固定刃58とが、使用によって刃先摩耗等を生じるので、これら固定刃58と回転刃55との間の接触力が低下したり隙間を生じたりする場合がある。このような場合、固定刃58を取付けている調整ボルト62を締付けたり緩めたりして固定刃58が回転刃55と接するように位置調整を行うが、固定刃58を最良の状態に調整するには熟練が必要であり、一般的には難しい。
また、前記特許文献1の場合には、バネ部材やゴム部材等で固定刃を背面側から直接的に回転刃側に付勢することによって、この固定刃の刃先部を回転刃の刃先部に接触させている。そのため、固定刃に作用する付勢力はバネ部材やゴム部材の弾性力によって決まる。従って、このように固定刃と回転刃との間の接触力をバネ部材やゴム部材の弾性力によって決める構成で、この固定刃を回転刃に接触させる力を好ましい値にするためには、適切な弾性力にしたバネ部材やゴム部材等を製造しなければならない。しかしながら、バネ部材やゴム部材等を好ましい弾性力で製造するのは非常に難しい。
前記接触力が大きいと、固定刃と回転刃との接触抵抗が増加し、回転刃を回転させるために大きな力が必要になる。そのため、手動式の芝刈機の場合には固定刃が回転刃に接触する抵抗が大きくなり、労力が増して効率良く芝刈り作業を行うことが困難になってしまう。電動式やエンジン式の場合には、駆動効率が落ちる。逆に接触力が小さいと、芝の切断に好ましい力で接触するように固定刃を回転刃に接触させることができない。この場合、刃先摩耗等で刃の間に隙間を生じて早期に芝の切断が困難になる。
このように、従来の芝刈機では、固定刃を好ましい力で回転刃に接触させてその状態を保つことが難しいので、早期に芝刈機の操作性が悪化したり効率良く芝刈りできなくなることがある。
そこで、本発明は、固定刃を常にほぼ一定の好ましい力で回転刃に接触させることができると共に、この接触させた状態を安定して保つことができる芝刈機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、芝刈機本体の左右位置に車輪を設け、該車輪間の横方向に配置した回転軸の周りで回転する回転刃を設け、該回転刃に接する固定刃を前記芝刈機本体に設け、該固定刃を刃先部が揺動可能なように前記芝刈機本体に支持し、該固定刃の刃先部を前記回転刃に接触させる力が分力として作用するように該固定刃を前記回転軸の軸方向と交差する方向に付勢する付勢部を前記芝刈機本体に設けている。これにより、回転刃に向けて固定刃を適切な接触力で接触させることができると共に、この固定刃の接触力を大きく変化しない接触力で保つことができるので、回転刃と固定刃との間で安定した芝刈り作業を行うことができる。
また、前記付勢部を、付勢力を固定刃に伝える伝達部材と、該伝達部材に付勢力を与える付勢部材とで構成し、該付勢部材を前記車輪の内部に設けてもよい。これにより、車輪の内部空間を有効利用して付勢部を設けることができる。
さらに、前記回転刃の一側端に、前記固定刃の噛込みを防止する円板状の噛込み防止板を設け、該噛込み防止板と、前記車輪との間に前記付勢部の伝達部材を配置してもよい。これにより、回転刃の一側端に設けた噛込み防止板と車輪との間のスペースを利用して付勢部を設けることができる。
また、前記噛込み防止板の外周に、前記回転刃に設ける刃材と噛込み防止板との連結部の間で前記固定刃が該噛込み防止板と接しない凹状部を形成してもよい。これにより、回転刃に設ける刃材が噛込み防止板との連結部以外では固定刃と適切な力で接して安定した芝刈り作業を行うことができる。
さらに、前記付勢部の伝達部材を前記固定刃の回転刃側に設けた刃先部に向けて伸びるロッド部材で構成し、前記付勢部材を引張バネで構成し、該引張バネと前記ロッド部材との軸線方向を、該引張バネで前記固定刃の刃先部を前記回転刃に接触させる力が分力として作用するように配置してもよい。これにより、付勢部材たる引張バネの力の分力を固定刃に作用させる構成を簡単な構成にして容易に製作することができる。
本発明は、以上説明したような手段により、固定刃を回転刃に接触させる力を好ましい接触力とすることができると共に、この接触力を安定して保つことができるので、操作性の安定した芝刈機を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る芝刈機の主要部を裏側から見た斜視図であり、図2は、図1に示す芝刈機の主要構成を示す側面視の断面図、図3は、図2に示す芝刈機の主要構成における付勢部のみを示す平面図、図4は、図1に示す芝刈機の固定刃に作用させる力関係を示す側面視の説明図、図5は、図1に示す芝刈機の内部に設けられた回転刃の一側端に設けた噛込み防止板を示す側面図である。この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、図2に示す芝刈機の側面視の状態において、上側、下側、前側、後側という。なお、この実施の形態でも、手動式の芝刈機を例に説明するが、電動式やエンジン式の芝刈機の場合でも、回転刃を回転させる駆動方式が異なるのみで同様に適用可能である。
図1に示すように、芝刈機1は、芝刈機本体2の左右両側部に車輪3が設けられ、これらの車輪3は芝刈機本体2に回転可能に支持されている。4は、車輪3に設けられたタイヤである。芝刈機本体2の間には、横方向に回転軸5(リール軸)が配置されており、この回転軸5の周囲に回転刃6が設けられている。この回転刃6はリール式で構成されており、所定の方向にねじられた複数の刃材7が回転軸5に設けられた複数の固定板8の周囲に等間隔で固定されたものである。回転軸5の端部は車輪3内に位置し、この回転軸5の端部には、図2に示すように、前記車輪3の内部に設けられたインターナルギヤ9と噛合するピニオンギヤ10が設けられている。これにより、車輪3が回転することによってこのインターナルギヤ9がピニオンギヤ10を回転させ、このピニオンギヤ10と一体的に回転する回転軸5によって回転刃6が回転させられるように構成されている。
図1,2に示すように、前記芝刈機本体2には、この回転刃6と接するように固定刃11が設けられている。固定刃11は、芝刈機本体2の横方向に配置された固定刃取付部材12に取付けられている。この固定刃取付部材12は、芝刈機本体2に後側が支持軸14で軸支されており、この支持軸14を中心に固定刃11の刃先部15が揺動可能なように構成されている。この固定刃取付部材12を支持軸14で支持する位置は、回転刃6の刃先が描く円弧Sの下端よりも上側に位置し、この円弧Sの後側端部のほぼ垂線上に位置させている。この位置は一例であり、特に限定されない。このように支持軸14で支持された固定刃取付部材12の反回転刃側(下側)に、固定刃11がボルト13で取付けられている。この例では、皿ボルト13で下面側から固定刃11を固定刃取付部材12に取付けている。この固定刃取付部材12に取付けられた固定刃11は、刃先が前記回転刃6の中心線i(後述する図4参照)の位置よりも後側に位置するように配置されている。これにより、固定刃取付部材12に取付けられた固定刃11は、芝刈機本体2に支持軸14で支持された状態で、刃先部15が回転刃6の中心線iの位置よりも後側で回転刃6と接するように上下方向に揺動可能に構成されている。
そして、前記固定刃取付部材12には、前記芝刈機本体2の間に位置して前記固定刃11を取付ける取付部16と、芝刈機本体2の一側面に近接した位置で回転軸5と交差する方向の前側に突出するロッド部17とが設けられている。このロッド部17は、図2に示す側面視の状態で、支持軸14から前側に向けて前記固定刃11の軸線方向(後述する図4参照)から広がるような角度の軸線方向(後述する図4参照)に形成されている。この広がる角度は、後述する付勢部材たる引張バネ18のバネ力や固定刃取付部材12を支持する支持軸14の位置、車輪3の直径等を考慮して決定される。
この固定刃取付部材12のロッド部17の先端には、付勢部材たる引張バネ18が設けられている。この引張バネ18は、固定刃取付部材12のロッド部17の先端と芝刈機本体2との間に設けられている。また、この引張バネ18は、前記ロッド部17の軸線方向(後述する図4参照)から更に前側に向けて広がるような角度の軸線方向に設けられている。この引張バネ18とロッド部17とによって、前記固定刃11の付勢部19が構成されている。
また、図3に示すように、前記ロッド部17は、平面視において前側の端部が前記車輪3(図2)の内部に向けて横方向に屈曲させられると共に、この車輪3の内部で前側に屈曲させられている。このようにロッド部17の端部を屈曲させることにより、このロッド部17の端部を、芝刈機本体2に形成された開口部21から車輪3内に入れるようにしている。これにより、このロッド部17の端部に連結される前記引張バネ18を車輪3(図2)の内部に位置させている。この引張バネ18の他端は、芝刈機本体2から車輪3の内部に突出するように設けられたブラケット20に連結されている。
このロッド部17の端部を車輪3の内部に位置させるように屈曲させた位置には、芝刈機本体2の開口部21から車輪内に粉塵等が入るのを防止するカバー22が設けられている。このカバー22は可撓性部材で形成され、ロッド部17と引張バネ18との連結部が変位しても開口部21をカバーできる大きさで形成されている。
図4(a) に示すように、この実施の形態において固定刃11に作用させている力関係は、支持軸14から固定刃11の刃先部15が回転刃6と接する軸線方向gに対し、この固定刃11を取付けた固定刃取付部材12のロッド部17の軸線方向fを、支持軸14から所定の角度で広がるように形成し、このロッド部17の先端を付勢部材たる引張バネ18で引張るように構成されている。しかも、この引張バネ18による引張り方向を、前記ロッド部17の軸線方向ではなく、更に固定刃11の軸線方向から角度が広がる方向に引張っている。
このような構成で固定刃取付部材12のロッド部17に引張バネ18の弾性力を作用させて支持軸14を中心に前側へ付勢することにより、この引張バネ18の軸線方向eとロッド部17の軸線方向fとの間に設けられた角度βと、このロッド部17の軸線方向fと支持軸14の中心dと固定刃11の刃先部15とを結ぶ軸線方向gとの間に設けられた角度αとにより、図4(b) に示すように、ロッド部17に引張バネ18で作用させる力の分力hが支持軸14の中心dを中心に固定刃取付部材12のロッド部17の端部に作用するようにし、この固定刃取付部材12に固定された前記固定刃11の刃先部15に、この分力hによって固定刃11の刃先部15を回転刃6に向けて付勢する分力jが作用するようにしている。すなわち、支持軸14と回転刃6と接する固定刃11の刃先部15とを結ぶ軸線方向gに対して、この固定刃11を取付ける固定刃取付部材12のロッド部17の軸線方向fとの広がる角度αと、このロッド部17の軸線方向fに対してロッド部17の端部に連結された引張バネ18の軸線方向eの広がる角度βとにより、この引張バネ18の弾性力(付勢力)が固定刃11の先端部15に、回転刃6に向いた分力jとして常に作用するようにしている。なお、ロッド部17の角度αと引張バネ18の引張り角度βとしては、引張バネ18のバネ定数や回転刃6の直径等によって異なるが、固定刃11の先端に、回転刃6の方向に向けて3〜6ニュートン程度の力が作用するようにすればよい。
このように、付勢部材たる引張バネ18の力で直接的に固定刃11の先端部15を回転刃6に接触させるのではなく、この引張バネ18の力の分力で回転刃6に固定刃11が接する構成とすることにより、固定刃取付部材12のロッド部17に、常に支持軸14を中心に回転刃6側に向けた分力を作用させることができる。しかも、固定刃11を回転刃6に接触させる力を調節する範囲が大きく広がり、この固定刃11と回転刃6との間で芝生を効率良く刈ることができる好ましい接触力とすることが容易に可能であると共に、その接触力を安定して保つことができる。
一方、図2,図5に示すように、前記回転刃6の一側端には、この回転刃6と一体的に固定された円板状の噛込み防止板23(ガイド)が設けられている。この噛込み防止板23は、この実施の形態では5枚の刃材7が等角度で固定されており、この刃材7の取付部24の間に半径方向に凹んだ凹状部25が形成されている。この凹状部25は、刃材7の取付部24の回転方向(矢印で示す)の後流側で大きく凹み、その後次の刃材7の取付部24に向けて徐々に半径方向寸法が増すように形成されている。このように噛込み防止板23を形成することにより、回転する噛込み防止板23の刃材7の取付部では固定刃11は噛込み防止板23と確実に接して回転刃6に噛込むことがなく、刃材7の取付部24の間では固定刃11が噛込み防止板23と接しないようにして固定刃11を回転刃6に向けて付勢する力を噛込み防止板23で制限することがないようにし、固定刃11が回転刃6のひねられた刃材7と確実に接するようにしている。
また、図1,2に示すように、芝刈機本体2の後側には補助車輪34が設けられており、前記車輪3とこの補助車輪34とによって芝刈機1が芝生の上をスムーズに移動することができるように構成されている。補助車輪34は、昇降ガイド26に支持軸27で回転可能に支持されている。この昇降ガイド26は、芝刈機本体2に固定軸28で固定されている。固定軸28は、芝刈機本体2の外側に設けられた手で操作できる止め具29で芝刈機本体2に固定されている。
さらに、この実施の形態では、芝刈機本体2の後部に集草器取付部30が設けられている。この集草器取付部30は、前記昇降ガイド26の後部に設けられており、この集草器取付部30に集草器31(キャッチャー)が取付けられている。この実施の形態では、芝刈機本体2の後側に集草器31が設けられた後受方式であるため、前記固定刃取付部材12の後部が、刈った草を集草器31に向けて案内するように上向きの傾斜部12aに形成されている。また、芝刈機本体2の前部には、強度部材である前ステー32がボルト33で左右の芝刈機本体2に固定されている。
以上のように構成された芝刈機1によれば、引張バネ18の弾性力でロッド部17を引張ることにより、このロッド部17と一体的に構成された固定刃取付部材12に固定された固定刃11の刃先部15を回転刃6に向けて付勢するように分力を作用させることができる。しかも、支持軸14の中心dに対して、固定刃11の刃先部15に回転刃6側に向けて分力が常に作用するように角度αと角度βとを設けて引張バネ18の力を作用させているので、固定刃11を引張バネ18の分力で回転刃6に接触させた状態を安定して保つことができる。このように、この芝刈機1によれば、回転刃6に固定刃11を接触させる力を、引張バネ18の直接的な力ではなく、好ましい接触力となるような引張バネ18の分力で作用させることができる。これにより、回転刃6と固定刃11との接触抵抗を好ましい状態で安定して保つと共に、固定刃11の回転刃6との接触状態が変化しても、固定刃11を回転刃6に付勢している力を大きく変化させることがないように安定して保つことができる。
従って、この芝刈機1によれば、固定刃11を安定して回転刃6に接触させておくことができるので、安定した芝刈り状態を維持して効率良く芝刈り作業を行うことができる。
なお、前記実施の形態では、手動式の芝刈機1を例に説明したが、電動式であってもエンジン式であっても駆動手段が異なるのみで芝を刈る機構は同一であるため、同様に適用することは可能であり、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。集草器31も後受方式を例に説明したが、前受方式の場合も同様であり、前記実施の形態に限定されるものではない。
また、前記した実施の形態において固定刃11を付勢する付勢部材である引張バネ18は一例であり、固定刃11を回転刃6に向けて所定の分力が作用するように付勢することができる構成であればよく、この実施の形態に限定されるものではない。
さらに、前述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係る芝刈機は、回転軸周りで回転する回転刃と、この回転刃に接する固定刃との間で芝を刈る芝刈機において利用できる。
本発明の一実施の形態に係る芝刈機の主要部を裏側から見た斜視図である。 図1に示す芝刈機の主要構成を示す側面視の断面図である。 図2に示す芝刈機の主要構成における付勢部のみを示す平面図である。 (a),(b) は、図1に示す芝刈機の固定刃に作用させる力関係を示す側面視の説明図である。 図1に示す芝刈機の内部に設けられた回転刃の一側端に設けた噛込み防止板を示す側面図である。 従来から使用されている一般的な手動式の芝刈機の一例を示す全体斜視図である。 図6に示す芝刈機の主要構成を示す縦断面図である。
符号の説明
1…芝刈機
2…芝刈機本体
3…車輪
4…タイヤ
5…回転軸
6…回転刃
7…刃材
8…固定板
9…インターナルギヤ
10…ピニオンギヤ
11…固定刃
12…固定刃取付部材
13…皿ボルト
14…支持軸
15…刃先部
16…取付部
17…ロッド部
18…引張バネ
19…付勢部
20…ブラケット
21…開口部
22…カバー
23…噛込み防止板
24…取付部
25…凹状部
26…昇降ガイド
27…支持軸
28…固定軸
29…止め具
30…集草器取付部
31…集草器
32…前ステー
33…ボルト
34…補助車輪

Claims (5)

  1. 芝刈機本体の左右位置に車輪を設け、該車輪間の横方向に配置した回転軸の周りで回転する回転刃を設け、該回転刃に接する固定刃を前記芝刈機本体に設け、該固定刃を刃先部が揺動可能なように前記芝刈機本体に支持し、該固定刃の刃先部を前記回転刃に接触させる力が分力として作用するように該固定刃を前記回転軸の軸方向と交差する方向に付勢する付勢部を前記芝刈機本体に設けた芝刈機。
  2. 前記付勢部を、付勢力を固定刃に伝える伝達部材と、該伝達部材に付勢力を与える付勢部材とで構成し、該付勢部材を前記車輪の内部に設けたことを特徴とする請求項1記載の芝刈機。
  3. 前記回転刃の一側端に、前記固定刃の噛込みを防止する円板状の噛込み防止板を設け、該噛込み防止板と、前記車輪との間に前記付勢部の伝達部材を配置したことを特徴とする請求項2に記載の芝刈機。
  4. 前記噛込み防止板の外周に、前記回転刃に設ける刃材と噛込み防止板との連結部の間で前記固定刃が該噛込み防止板と接しない凹状部を形成したことを特徴とする請求項3に記載の芝刈機。
  5. 前記付勢部の伝達部材を前記固定刃の回転刃側に設けた刃先部に向けて伸びるロッド部材で構成し、前記付勢部材を引張バネで構成し、該引張バネと前記ロッド部材との軸線方向を、該引張バネで前記固定刃の刃先部を前記回転刃に接触させる力が分力として作用するように配置したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の芝刈機。

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