JPH0510535U - 廃棄物埋包コンクリートブロツク - Google Patents

廃棄物埋包コンクリートブロツク

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JPH0510535U JP6657791U JP6657791U JPH0510535U JP H0510535 U JPH0510535 U JP H0510535U JP 6657791 U JP6657791 U JP 6657791U JP 6657791 U JP6657791 U JP 6657791U JP H0510535 U JPH0510535 U JP H0510535U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 廃棄物の圧縮成形体を埋包したコンクリート
ブロックの製造および施工々事を容易なものとしかつブ
ロック相互の結合強度を向上させる。 【構成】 立方形状としたコンクリートブロックの各一
対の対称面に夫々互いに相補的に嵌合する形状の突部7
および凹部8を設け、これら嵌合部を各面の縦横1/4領
域の中心に4ケ所形成する。またブロックの稜線部には
ブロックが隣接された際に互いに合一する切欠部11,12
を設け、各面の内方に面と平行に設けた鉄筋9の両端部
を面の陵線位置まで延設してこの切欠部の空間に露出さ
せ相互に直接溶着させる。各対称面に夫々嵌合部が設け
られているので、施工が容易で種々の積み方が可能とな
り、かつブロック相互を組合わせた状態で鉄筋端部を溶
着できるので結合強度が著しく向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンクリートブロックに係り、特に生活および産業廃棄物の焼却灰等 を圧縮加工処理した成形体をコンクリート被覆内に緊密に一体埋包した構造の廃 棄物埋包コンクリートブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
都市およびその周辺から生じる大量の生活および産業廃棄物の投棄および埋設 処理等はすでに限界に達しており、何等かの有効な対策をとることが要請されて いる。従来このような廃棄物の処理対策として、たとえば廃棄物の焼却灰等を高 密度に圧縮した成形物をコンクリートで緊密に被覆してコンクリートブロックと することが提案されている(特公昭52−20049 号、実公昭52−27528 号等)。こ のような技術によれば大量の廃棄物を効果的に処理し得ると共に得られたコンク リートブロックを土木、建築資材等として活用することにより廃棄物の有効利用 への道も開かれる。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
前記廃棄物埋包型のコンクリートブロックにはその具体的な実用化の点で解決 すべき課題が含まれている。すなわち、この種のコンクリートブロックは、その 本来の目的が大量の廃棄物の低コストでの処理および活用にある。したがってそ の外形々状は大量の廃棄物が長年にわたって安全に埋包できることおよびブロッ クの製造作業が容易で量産に適したものであること等からみて比較的簡単な形状 をとることが望ましく、前記作業技術においてもブロックはほゞ立方形状のもの とされている。
【0004】 このような簡単な形状のコンクリートブロックではこれらを多数連接させて擁 壁、および建築物の外壁等として用いる際に相互の結合強度が不足し、組上げた 後にづれや崩れを生じるおそれがある。このため前記の従来技術においてはブロ ック相互の結合のためにブロックのコーナに設けた吊環をワイヤその他の補助部 材を別途に用いて溶接したり、又はブロックに結合用のビーム部材等を組合せる ことが提案されている。
【0005】 しかし、このような手段は補助資材を必要とする上、現場でのブロック積みの 作業に相当の労力や熟練が要求され、また段積みや井桁積み等が困難であって必 ずしもそのまゝ実用化することができない。したがって廃棄物埋包コンクリート ブロックとして基本的には簡単な立方形状を用いながら、製造および施工が容易 でしかもブロック積みの際相互の結合強度が大きくづれや崩れのおそれのないコ ンクリートブロックを提供することが解決すべき課題となっている。
【0006】
【課題を解決するための技術的手段】
前記従来技術の課題は圧縮加工処理を施された廃棄物の全周面をコンクリート 材によって被覆してなる廃棄物埋包コンクリートブロックにおいて、(a) 前記コ ンクリートブロックが前後方向、左右方向および上下方向において互いに対向す る各一対の面からなるほゞ立方体の外形形状を有し、(b) 前記各一対の面の夫々 に互いに嵌合する相補的な形状の突部および凹部が、各面の中心点と各頂点との 間の中心位置に夫々形成され、(c)前記コンクリートブロックの各面の内方に 対向する両側辺の陵線に到る鉄筋が面と平行に配設され、各鉄筋の各端部が少な くとも各陵線の中点に形成された切欠部の内部において隣接するブロック間の相 互溶接部として外部に露出されていることを特徴とする前記廃棄物埋包コンクリ ートブロックよって解決される。
【0007】
【作用】
本考案の廃棄物埋包コンクリートブロックはほゞ立方体の外形形状を有し、し たがって圧縮加工された廃棄物の圧縮成形体を基本的にはほゞ立方形の箱型枠の 内部においてその周囲にコンクリートを注入することによって簡単に製造される 。
【0008】 こゝで本考案の立方形のコンクリートブロックはその対向する各一対の面(前 後面、左右面、上下面)の夫々にこれらの間で互いに嵌合する相補的な形状とな る突部および凹部が互いに対応する位置に形成されおり、各ブロックを組合せる 際には、たとえば一方のブロックの上面に形成された四ケ所の突部に他方のブロ ックの下面の対応する位置に形成された凹部を嵌合させ、又は一方のブロックの 右側面に形成された四ケ所の突部に他方のブロックの左側面の対応する位置に形 成された凹部を嵌合させること等によって三次元のいずれの方向にも結合させら れる。この際前記相補的な形状の突部および凹部の密接な嵌合によって隣接する ブロック相互間が正確に位置決めされかつそれらの間の結合強度が充分に保持さ れる。
【0009】 また本考案のコンクリートブロックでは前記突部および凹部は各面の中心点と 各頂点との間の中心位置に夫々形成されており、いゝかえれば各面についてこれ を縦横に夫々2等分して形成される各領域の中心に計四個の嵌合部が形成されて いる。
【0010】 このため隣接するブロックの組合せは前記の対応する四ケ所の嵌合部相互間に おいて行われる他、たとえば左右方向に隣接して組合わされた二つのブロックの 中央部にまたがらせてその垂直上方に一つのブロックを配し、該上方のブロック の左側の二ケ所の嵌合部を下方の左側のブロックの右側の嵌合部に、また該上方 のブロック右側の二ケ所の嵌合部を下方の右側のブロックの左側の二ケ所の嵌合 部に夫々嵌合させていわゆる井桁積みに順次組上げられる。この態様では、たと えば下方のブロックの右側の二ケ所の嵌合部に順次上方のブロックの左側の二ケ 所の嵌合部を嵌合させていわゆる段積みとすることによりたとえば右上りの斜面 への擁壁を形成させることもできる。
【0011】 また本考案においてはコンクリートブロックの各面の内方には面と平行に鉄筋 が配設されており、この鉄筋の両端部は各面における対向する両側辺の陵線の位 置まで延設されている。配筋は各面の対向する側辺の中点を結び互いに直交する 線分に沿って施され、またブロックの前後、左右および上下の各方向における互 いに平行な四本一組の陵線の少なくとも一組のものに沿って施されている。した がって各鉄筋の端部はブロックの各稜線の中点および各頂角の位置においてブロ ックの外面まで延設されている。
【0012】 前記各稜線の中点および各頂角の位置にはブロックの内方に向かう切欠部が夫 々形成されており、この切欠部の内部空間に前記鉄筋の端部が露出されている。 したがって、たとえば二つのブロックを各稜線を対応させて隣接させると、両ブ ロックの陵線の中点の切欠部に露出している鉄筋の端部は相互に直接接触する。
【0013】 したがって隣接するコンクリートブロックを組立てる際にはブロックを前記嵌 合部で相互に嵌合させた後、さらに両ブロックを夫々の陵線部の位置に露出され た対向する鉄筋の端部の接触部において溶接結合させる。この溶接によってブロ ック間の結合強度は一層大きなものとなる。
【0014】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例によって具体的に説明する。図1は本考案の廃 棄物埋包コンクリートブロックの斜視図、図2はブロックの突部および凹部及び 切欠部の位置決めを示す説明図、図3は図1の中央部における断面図、図4およ び図5は各ブロックの施工状態を示す説明図である。
【0015】 本考案の廃棄物埋包コンクリートブロック(以下単にブロックという)はたと えば図1に示すように、一辺の長さが約1mの立方形状を有し、互いに対向する 前後方向の面(1、2)、左右方向の面(3、4)および上下方向の面(5、6 )の各一対の面の夫々に互いに嵌合する相補的な形状をなす円錐台形の突部(7 )およびこれに対応する凹部(8)を備えている。
【0016】 前記突部(7)は各面の中心点()と各頂点(P)を結ぶ線分の中点(M) (4ケ所)に形成され、底面の直径が約20cm円錐角が約45度の円錐台状に形 成されている。これは左側面3および上面5についても同様である。
【0017】 一方前面(1)と対向する後面(2)には図示しないが同様な中心位置Mに前 記突部(7)の円錐台状と相互的な形状の凹部(8)が4ケ所に形成されている (図1の右側面4参照)これは左側面(3)および下面6についても同様である 。
【0018】 一方、たとえば面(1)の約7.5cm内側には面と平行に7φmmのループ状の 二本の鉄筋(9、9)が面の中心点()を通って互いに直交する二本の直線( L1 、L2 )に沿って配設され(図2、図3)、その各両端部(10、10)は陵線 (E)の各中点(F)に形成された切欠部(11、11)において各陵線(E)の位 置まですなわち各面と夫々面一になる位置においてブロック外に露出されている (図1参照)、これはその他の各面についても同様である。
【0019】 各切欠部11においては、直交する隣接面の鉄筋(9、9)の端部(10、10)が 図示のように互いに直交し、夫々が相手方の鉄筋の配筋面と面一になる位置まで 延設され、そのループ端部が溶着部を形成する。
【0020】 本実施例ではまた図1に示すようにブロックの上下方向の各陵線(E)に沿っ て同様な鉄筋(9)が夫々配設されており、それらの上下端部(10、10)はブロ ックの各頂点に形成された切欠部12において夫々上面(5)、下面6と面一にな るように露出されている。尚ブロックの各陵線(E)には面取り(13)が施され ている。
【0021】 このようなコンクリートブロックは図3に示すように廃棄物の焼却灰を圧縮処 理して得られる1辺約0.7mの立方形の廃棄物成形体(G)のまわりをコンク リート(C)で稠密に被覆することによって形成される。図1および図3に示す ブロックの形状構造からも明らかなように、このようなブロックはたとえば突部 (7)および凹部(8)と対応する形状を備えた箱型の型枠(図示せず)の所定 位置に前記鉄筋(9)を位置決め固定した後、型枠の底部に一次コンクリートを 注入し、その上に前記廃棄物成形体(G)を載置してからその周囲にコンクリー ト(C)を注入し均一化、脱泡を施した後約12時間凝固させ、脱型後さらに外 気中に取出して4週間養生することによって得られる。
【0022】 このようなブロックは一対の前後、左右、上下面(1−6)に互いに嵌合する 相補的な形状の突部(7)および凹部(8)を夫々備えているのでいずれの方向 にも連接して組上げることができる。たとえば各ブロックを垂直方向に積上げる 場合には、図4に示すように下方のブロック(I)の突部(7)を有する上面に 対して上方のブロック(IV)の凹部(8)を有する下面を対応させ、これら嵌 合部7、8を互いに嵌合させることによってブロックが順次垂直方向に結合され る。
【0023】 こゝで結合後の上下ブロック(図4のブロックII、III)の間では上ブロック( II)の前面1に配設された鉄筋の下端部(10)と下ブロック(III) の鉄筋の上 端部(10)の各平行部が切欠部中において直接互いに接することになりこの部 分に溶接が施される。これは水平方向に隣接するブロック(I)、(III)の左右 方向に沿って配設された鉄筋の左右端部についても同様である。
【0024】 尚図中、各ブロック(IーIV)の隣接点においても、ブロック角部の切欠部 に露出された鉄筋端部(10)が少なくとも相互に点接触するので、この部分に も溶接が施される。
【0025】 前記のように各ブロックは対応する各突部(7)および凹部(8)の嵌合によ って互いと完全に位置決めおよび固定され、さらに隣接する陵線(E)の切欠部 (11、12)内で互いに直接々触する鉄筋の端部(10)を溶接することによ りブロック相互が一層強固に結され、積上げられたブロックは完全に一体化され て全くずれや崩れを生じない。
【0026】 本実施例のブロックでは前記相補的な形状の突部(7)および凹部(8)が前 後、左右、上下の各一対の面に夫々設けられているので、隣接するブロックを組 合せる時にはそれらの方向性を考慮する必要はなく単に突部(7)および凹部( 8)を対応させる点のみに留意すればブロックを任意の面で組合せることができ るため、ブロック積みの作業は極めて容易である。
【0027】 また鉄筋端部(10、10) 同志の溶着も相互に直接々触している平行部に対して 行われるのでワイヤ、当金等の補助材は必要でない。また前記端部は隣接するブ ロックを密着させた状態で互いに一つの空間部を形成する切欠部(11、11) の内 部で行われるため溶接作業は容易であり、かつ溶着部によってブロック相互の密 着が妨げられることはない。
【0028】 溶接後には切欠部(11)(12)はパテ等によって埋込まれ鉄筋端部(10 )が直接外部に露出しないようにする。
【0029】 尚本考案のブロックの各面には前記嵌合部が4等分領域の各中心に計4ケ所形 成されているので、隣接するブロックは図4に示す直線的な組合せの他、図5に 示すような井桁積(段積)も可能である。すなわち互いに水平方向に結合された 二つの隣接する下方のブロック(IA、IIA)の結合部の上方に別ののブロック(III A)をまたがらせて組合せる。この場合にもたとえば下方の各ブロック(IA 、IIA) の上下方向の陵線の角部に形成され隣接する各切欠部内で上面と面一に露出され た鉄筋の端部(10)に対して、上方のブロック(IIIA)の下面の陵線の中点に形成さ れた切欠部内に下面と面一に露出された鉄筋の端部(10)が互いに直接々触す ることになるので、これらの溶着部を互いに溶接する。
【0030】 このような組合せを反復することによって図5に示すような井桁積が可能であ り、この場合、組合せの最外端には図1に示すブロックを半載した形状の端部ブ ロック(図示せず)が組合わされる。
【0031】 尚本考案のブロックを勾配のある斜面の擁壁として積上げる場合には、図5中 実線で示すブロック(IA)、(IIIA)で示すように、上下方向のブロックを順次半 分づつ左右方向にづらして嵌合させかつ切欠部の内部で鉄筋端部(10)の接触部を 点溶接する。
【0032】 尚前記図4等におけるブロック積において、すでに組合わされたブロック(I 、II、III )に対してブロック(IV)を組合せる場合には、ブロック(IV)の下面お よび右側面の嵌合部(7)、(8)をブロック(I) の上面およびこれと90度方 向をなすブロック(1I)の左側部の嵌合部(8)、(7)に同時に嵌合させねばな らない。こゝで本実施例の突部7(凹部8)は約45度の円錐角を有しているの で、ブロック(IV)の側面および下面の嵌合部をブロック(I) および(II)の双方の 嵌合部に対して同時に当りをとりながら嵌合することが可能である。
【0033】 尚本考案の実施例においては、前記のようにその嵌合用の突部(7)を全体的 に円錐台状としたが、場合によってはその上部のみに円錐テーパ部を形成しても よくさらに使用目的によっては単なる円筒型でもよい。また円錐台状に代えて角 錘台もしくは角柱形状を用いてもよい。
【0034】 尚各ブロックの陵線(E)は(13)で示すようにある程度面取りされている ので、図4および図5からも明らかなように隣接するブロック間に図中紙面に垂 直な方向の空隙が形成され、この空隙を擁壁構築等の際における背面の斜面から の排水を行うための配管の通路として利用することができる。
【0035】
【考案の効果】
以上のように本考案の廃棄物埋包コンクリートブロックは、その形状を基本的 にはほゞ立方形状としたゝめ、比較的多量の廃棄物を安全かつ効果的に埋包する ことができ、かつその型枠の製作、組立、分解を含めてブロックの製造が極めて 容易となり廃棄物処理の目的に即した量産化および自動化が可能となる。特に本 考案のコンクリートブロックでは立方形状の各対称面に相補的な形状の嵌合部を 縦横各2等分位置の中心に2段2列に配し、かつブロックの鉄筋の端部を陵線に おいて面一に露出させて隣接するブロック間で直接溶接を可能としてあるので、 ブロックの組立作業が容易となり、積上げたブロック相互の結合強度が著しく増 大し、土木、建築その他多目的のためのコンクリートブロックとして広く用いる ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例における嵌合部、切欠部の配置
を示す説明図である。
【図3】図1の中央部に沿って示す断面図である。
【図4】本考案の実施例の基本的な応用態様を示す説明
図である。
【図5】本考案の実施例の別の応用態様を示す説明図で
ある。 1、2…前後面 3、4…左右側面 5、6…上下面 7…突部 8…凹部 9…鉄筋 10…鉄筋端部 11、12…切欠部 O…面の中心点 P…頂点 M…嵌合部形成位置 E…陵線 L1 、L2 …4分割直線 F…稜線の中点 G…廃棄物圧縮成形体 C…コンクリート

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮加工処理を施された廃棄物の全周面
    をコンクリート材によって被覆してなる廃棄物埋包コン
    クリートブロックにおいて、(a) 前記コンクリートブロ
    ックが前後方向、左右方向および上下方向において互い
    に対向する各一対の面(1、2;3、4および5、6)
    からなるほゞ立方体の外形形状を有し、(b) 前記各一対
    の面(1、2;3、4;5、6)の夫々に互いに嵌合す
    る相補的な形状の突部(7)および凹部(8)が、各面
    (1…6)の中心点(O)と各頂点(P)との間の中心
    位置(M)に夫々形成され、(c)前記コンクリートブ
    ロックの各面(1…6)の内方に対向する両側辺の陵線
    (E)に到る鉄筋(9)が面と平行に配設され、各鉄筋
    9の各端部(10、10) が少なくとも各陵線(E)の中点
    (F)に形成された切欠部(11) の内部において隣接す
    るブロック間の相互溶接部として外部に露出されている
    ことを特徴とする前記廃棄物埋包コンクリートブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記突部(7)の少なくとも上部が円錐
    台状である前記請求項1記載の廃棄物埋包コンクリート
    ブロック。
  3. 【請求項3】 前記突部(7)の少なくとも上部が角錐
    台状である前記請求項1記載の廃棄物埋包コンクリート
    ブロック。
  4. 【請求項4】 前記鉄筋(11)が前記各面(1…6)の対
    向する両側辺の陵線Eの中点Fを結びかつ互いに直交す
    る線分(L1、L2)ならびに前記前後、左右および上
    下方向の少なくともいずれか一方の方向における互いに
    平行な4つの陵線(E)に沿って配設されている前記請
    求項1記載の廃棄物埋包コンクリートブロック。
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