JPH05104739A - カラーインクジエツト記録装置 - Google Patents

カラーインクジエツト記録装置

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JPH05104739A
JPH05104739A JP3272702A JP27270291A JPH05104739A JP H05104739 A JPH05104739 A JP H05104739A JP 3272702 A JP3272702 A JP 3272702A JP 27270291 A JP27270291 A JP 27270291A JP H05104739 A JPH05104739 A JP H05104739A
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JP3272702A
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English (en)
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Shigeyasu Nagoshi
重泰 名越
Yuji Akiyama
勇治 秋山
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
Hitoshi Sugimoto
仁 杉本
Miyuki Matsubara
美由紀 松原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Priority to DE69221068T priority patent/DE69221068T2/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2132Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
    • B41J2/2135Alignment of dots

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーインクジェット記録における混色つな
ぎスジの発生を防止して、画像品位を向上させることの
可能なカラーインクジェット記録装置を提供すること。 【構成】 複数の印字ヘッド(1Y、1M、1C、1
K)の取付け位置を紙送り方向について可変とし、後打
ち印字ヘッド(1Y)ほど紙送り方向下流側に取付ける
ことにより着弾位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の吐出口を有する
記録ヘッドから複数色のインクを吐出させて記録を行う
カラーインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアル方式のインクジェットカ
ラープリンターを、図11に示す。同図において、印字
ヘッド1は複数のノズル列を有しインク滴を吐出するこ
とにより記録媒体上にドット形成により画像記録を行う
デバイスである。異なる印字ヘッドからは異なる色イン
クが吐出され、これらのインク滴の混色により記録媒体
上に色画像が形成される。印字ヘッド列1K(黒)、1
C(シアン)、1M(マゼンタ)、1Y(イエロー)は
キャリッジ201上に搭載されており、一走査中ではこ
の順番でインクを吐出する。例えばレッド(以下R)を
作る場合、まずマゼンタ(以下M)が記録媒体上に着弾
され、その後Mのドット上にイエロー(以下Y)が着弾
されてレッドのドットとして見えるようになる。以下、
同様にグリーン(以下G)の場合はC、Yの順番に、ブ
ルー(以下B)ではC、Mの順番にそれぞれ着弾し色を
形成する。ただし、各印字ヘッド1K、1C、1M、1
Yは一定間隔(P1)をもって配置されているため、例
えばGのベタ印字をするときCを印字した後2*P1分
遅れてYの印字が行われる。即ち、Cベタの上にYベタ
を印字することになる。このキャリッジ201は、キャ
リジ駆動モーター8からの動力をベルト6、7により伝
達されて摺動軸上を移動する。この主走査方向の動作中
に桁(副走査)方向の印字が行われる。
【0003】回復ユニット400は印字ヘッドの状態を
常に良好に保つ機能を有しており、非印字状態ではキャ
ップ列420が印字ヘッドの吐出面を閉塞し、乾燥等を
防止する。このため、キャリッジ201が回復ユニット
400と対向する位置をホームポジションと称し(以下
HP)ている。通常、印字動作はこのHPからキャリッ
ジが移動して印字を行うので、本例では図11の左から
右に印字を行うことになる。副走査方向の送りは不図示
の紙送りモーターにより記録媒体が送られる。同図C方
向が紙送り方向であり、従来例の縦方向断面図である図
12にキャリッジ201、印字ヘッド1と記録媒体との
位置関係を示す。また、インクの供給はインクカセット
10K、10C、10M、10Yから供給チューブ列9
によりキャリッジ上の印字ヘッド1まで各色毎に供給さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、異なる色のイン
ク滴を着弾させ混色ドットを形成する場合を詳しく見て
みる。記録媒体のインク吸収性能が垂直及び水平方向に
不適切な場合、後打ちインクの方が先打ちインクの下部
にもぐり込み、紙面上では着弾径が大きくなる。図13
では、先打ちのCの外側に後打ちのYの方がはみ出した
様子を示している。同図にはドット列を記録媒体の印字
面から観察した模式図と、その中の1ドットの断面図を
示す。次に、このようなGベタ部の状態を肉眼で見える
レベルにしてみると、結局図14のようにCとYの混色
によるG(斜線部)が内部にあり、その外側にY(純粋
なYではなく、Cも混じったY、即ちイエローリッチな
グリーンになる。G(Y)と示す。)が取り囲むように
はみ出ている状態になっている。本例はシリアルプリン
ターであるためキャリッジが各行印字後、その印字幅に
従って改行動作を行い、次行の印字を継続していく。も
し複数行にわたる面積のGベタを印字した時、上記各行
が図14のGベタ部に相当する。即ち、各行印字部の周
辺部はG(Y)がはみ出てしまい、各行のつなぎ部分は
お互いG(Y)で接することになる。このため、各行の
内部はGであるにも拘らず、それらのつなぎ部分はG
(Y)が横に直線的に目立つため、見た目には白っぽい
横スジとなってしなう。この現象を混色つなぎスジと呼
び、混色ベタ部の画像品位を著しく劣化させてしまう。
【0005】この現象を防止する印字モードとして、つ
なぎ部を複数回の記録走査により間引き記録する間引き
マルチパス印字方式がある。マルチパス印字の一例とし
て、2パス印字の場合には、一部のドット、例えば千鳥
状に間引いたドットを1回目のキャリッジ走査時に打
ち、通常の1/2分改行し、2パス目のキャリッジ走査
時にそれを補完するように逆千鳥状に間引いたドットを
印字するようにしている(以下、間引きマルチパス1/
2送りという)。この間引きマルチパス1/2送り印字
方式によれば、通常の1パス印字方式に比較してつなぎ
部のスジは目立ちにくくなるが十分とは言えず、行間の
つなぎ部に白スジないしは黒スジが発生する場合があ
り、シリアル方式のカラーインクジェット記録装置の大
きな画像上の問題点となっていた。
【0006】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたもので、カラーインクジェット記録におけ
る混色つなぎスジの発生を防止して、画像品位を向上さ
せることの可能なカラーインクジェット記録装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは鋭
意検討努力の結果、この混色つなぎスジを発生し易くす
る要因として各印字ヘッドの位置精度、特に縦方向(図
14縦方向)の位置関係が問題となることを明らかにし
た。例えば、KCMYの順でインクを着弾させる場合、
Yの印字ヘッドがCの印字ヘッドよりも紙送り方向上流
側にずらして組み立てるほど混色つなぎスジ著しく発生
し、各印字行のつなぎ部が白っぽい横スジとなった。
【0008】本発明は、この点に着目してなされたもの
で、複数のインク吐出口を有し、複数色のインクを吐出
する印字ヘッド部を有し、記録媒体を搬送しつつ上記複
数の印字ヘッドを複数回走査することにより上記色イン
クを混色して色画像を順次形成するカラープリンターに
おいて、少なくとも記録ヘッド記録領域の上流側に於て
は後打ちヘッドのインクが先打ちヘッドのインクよりも
記録媒体搬送方向下流側に偏倚して浸透、定着させるよ
うにカラーインクジェット記録装置を構成した。
【0009】さらに詳しくは、上記偏倚手段は後打ちヘ
ッドの印字幅を先打ちヘッドの印字幅よりも小さくする
ため、印字ヘッド毎の平均吐出量設定を可変とするとと
もに後打ちヘッドほど吐出量を小さくするか、印字ヘッ
ド毎の吐出量分布を可変するとともに後打ちヘッドほど
記録媒体搬送方向上流側端部の吐出量を小さくするか、
記録媒体搬送方向に対しての記録ヘッドの取付け角度を
可変とするとともに後打ちヘッドほどヘッドの傾け角度
を大きくするか、印字ヘッドの吐出口ピッチを可変とす
るとともに後打ちヘッドほど吐出口ピッチを小さくし
た。
【0010】あるいは、上記偏倚手段は記録媒体上のイ
ンク着弾位置を後打ちヘッドほど記録媒体搬送方向下流
側となるようにヘッド毎の着弾位置を調整するため、印
字ヘッドの取付け位置を記録媒体搬送方向について可変
とするとともに後打ちヘッドほど記録媒体搬送方向下流
側に取付けるか、上記印字ヘッドを一体的に保持し主走
査方向に移動しつつ印字動作を行うキャリッジが主走査
方向移動中に後打ちインクの印字ヘッドほど記録媒体搬
送方向下流側に傾くようにキャリッジ駆動手段を配置す
ることとした。
【0011】印字ヘッドの構成について詳しく述べる
と、上記複数の印字ヘッドは記録媒体搬送方向に対して
並列するように一体的に形成ないしは保持するか、上記
複数の印字ヘッドは記録媒体搬送方向に対して縦列する
ように一体的に形成ないしは保持するように構成したも
のである。
【0012】
【実施例】以下、本発明のカラーインクジェット記録装
置に係る実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0013】(第1実施例)本実施例の概略構成は、先
に説明した図11とほぼ同様であり、印字順序はK、
C、M、Yである。
【0014】まず、1ライン分の印字を主走査一回で行
う1パス(pass)印字について説明する。従来例で
説明したように、先打ちインクと後打ちインクの縦方向
のレジストレーション(以下、縦レジという)がずれる
と混色のつなぎ部にスジが発生する。後打ちインクが先
打ちインクより紙送り方向下流側にずれる場合を”+”
とし、逆に後打ちインクが先打ちインクより紙送り方向
上流側にずれた場合を”−”とし、ずれ量を[μm]で
表すことにする。この時、縦レジのずれ量と画像の関係
を図1に示す。画像評価項目は混色つなぎスジと混色の
直線である。混色(2色のインク)の直線は縦レジがず
れた場合、2色の2本線に分離されない限界について評
価する。評価は3段階の官能評価で行った。なお、印字
方式でも分類し、1パス印字、2パス印字、2パス1/
2改行印字の3種類について行なった。
【0015】同図に示すように縦レジのずれが”+”に
なると、次の行へのつなぎ部でのインクのはみ出し量が
減るため混色つなぎスジは減少する。1パス印字の場合
−20μm以上後打ちインクが下流側にあれば実際上つ
なぎスジが目立たない。ただし、混色の直線はあまり縦
レジがずれると2本の(2色の)直線に分離してしまう
ので、実用上の使用範囲は同図Aの範囲−20μm〜+
70μm程度の範囲になる。但し、範囲A’で示される
縦レジ”+”方向がより望ましい。本実施例ではこの範
囲に縦レジが入るように各対策を施している。即ち、つ
なぎ部における後打ちインクが紙送り方向下流側になる
ように、印字ヘッドの印字幅ないしはインクの着弾位置
を調整する。
【0016】(吐出量設定)印字幅を調整する印字幅調
整手段として、まず、印字順序に従って吐出量分布が異
なった印字ヘッドを配置する場合について説明する。印
字ヘッド201は複数個のインク滴吐出口を備えてい
る。それぞれの吐出口から飛翔するインク滴の吐出量は
全て同一ではない場合も製作可能であり、例えば吐出口
列の上下端部の吐出口面積をやや小さくして両端部の吐
出量が少な目の印字ヘッドを作成した。この両端の吐出
量が少なめのヘッドでベタ印字すると標準的な吐出量で
ベタ印字した場合の印字幅よりもやや小さくできること
を確認した。
【0017】図2Aにインク吐出量と印字ヘッドのノズ
ルとの関係を示す。全ノズルを用いた吐出量はほぼ同一
でも、(a)〜(c)に示すように印字ヘッドの両端に
吐出量差があり、印字幅も異なる。この特性を用いて両
端の吐出量の少なめの印字ヘッドを印字順序の後に配置
する。即ち、両端の吐出量とインク色の関係を示すとK
>C>M>Yと設定することになる。これはすでに説明
したように、後打ちのインクほど混色時の周囲はみ出し
を少なくするためである。印字ヘッドをこのように配設
して混色つなぎスジの一番目立ちやすいGの印字を行な
った所、つなぎスジはほぼ目立たなくなっており、効果
が確認された。ここで特に重要なのは、次行へのつなぎ
部となる紙搬送方向上流側の吐出量を小さくすることに
より、つなぎ部での後打ちインクのはみ出し量を小さく
することであるため、その側だけ吐出量を小さくするよ
うにしてもよい。
【0018】また、図2Bの(a)〜(d)に示すよう
に、全体のインク吐出量にも個体差を付けることができ
る。これは前述と同様に、吐出口全体の開口面積を変化
させることにより製造が可能となる。このように印字ヘ
ッド全体の吐出量を印字順序により異ならせて配置する
(本実施例ではK>C>M>Y)ことにより、印字順序
に従い徐々に印字幅を小さくすることができる。それに
よって、つなぎ部での後打ちインクのにじみだし量を小
さくすることができたので、前述と同様つなぎスジを抑
制することができた。
【0019】(温調、PWM)本実施例において、上述
の吐出量は印字ヘッドの駆動条件の調整によって行なう
ことも可能である。印字ヘッドの駆動は本例の場合電気
熱変換体を用いてインク滴を吐出しており、同時にイン
クを吐出させやすくするために加熱保温するヒーターに
より印字ヘッドを所定の温度に保温している。本実施例
における印字ヘッドは、保温温度が高いほどインクの粘
性が低下して吐出量自体も増加するので、印字ヘッド毎
に保温温度を変えて制御することにより吐出量を各イン
ク色毎に異ならせている。即ち、従来例では各色印字ヘ
ッドの温度を36℃になるように設定していたが、本実
施例では、例えばK44℃、C40℃、M36℃、Y3
2℃のように設定する。このように、印字順序に従って
印字ヘッドの保温温度を順次低くすることで、後打ちの
インクほど吐出量が少なくなる。このヘッド保温制御方
法により、前述の例と同様に後打ちインクほど印字幅を
小さくすることができるので、つなぎ部での後打ちイン
クのはみ出し量を少なくすることができ、つなぎスジを
抑制することができた。
【0020】又、インク吐出用ヒーターの駆動制御方法
により吐出量を変化させることも知られている。例え
ば、本件出願人が特願平3−4742号にて提案したダ
ブルパルス(マルチパルス)駆動におけるプレヒートパ
ルスの数や幅を変調する吐出量調整方法により、後打ち
のインクほど吐出量を少なく制御することで本実施例に
応用可能である。なお、上記マルチパルス駆動法は、プ
レヒートパルスの数や幅を変調することで、メイン(イ
ンク吐出)パルス印加時のインク温度を制御し、インク
吐出量を調整するものである。
【0021】(ヘッド傾き)別の印字幅調整の手段とし
て、ヘッド取り付け角度をインク色ごとに異なるように
する例を説明する。図5に示すように1Y、1M、1
C、1Kの順番で印字する機構の場合、後打ちのインク
ほど傾きを大きくし、実際の印字幅を小さくすることが
できる。このことにより後打ちインクのはみ出しが減少
でき、改行部の混色つなぎスジを防止できる。隣り合っ
た印字ヘッドの印字幅を次行へのつなぎ部で20μmず
つ変化させるためには、印字幅が64ノズル分で4. 4
45mmなのでヘッド傾き角度θはθ=5. 44°にな
る。同図に印字順序とヘッド傾きの関係を示す。このよ
うに後打ちインクほど実際の印字幅が小さくなるように
設定することにより、混色つなぎスジを防止できる。但
し、明度の低いインクを吐出する印字ヘッドを大きく傾
けてしまうと縦罫線のつなぎに段差が目立ってしまう場
合もあるので、混色つなぎスジの目立ちやすい緑(G)
を形成するCとYの印字ヘッドの印字幅の関係に絞って
調整することとして、明度が高く罫線段差が目立ちにく
いYインク用ヘッドのみを所定量傾けることにしてもよ
い。
【0022】(ノズルピッチ)次に、印字幅調整方法の
他の例として、複数の吐出口の間隔であるノズルピッチ
を印字ヘッド毎に異ならせる例について説明する。一般
に、印字ヘッドのノズルは縦方向に一列に並んでいる。
通常、各ノズルピッチは360分の1インチ(=70.
6μm)に設定されている。本例では各印字ヘッド間の
印字領域のつなぎ部でのずれを20μmとするために、
64ノズルの印字ヘッドでは1ノズルピッチ分にして約
−0. 3μmずつ小さくしている。このように各色ノズ
ルピッチを印字順序に従って順次小さくすることによ
り、次行へのつなぎ部における後打ちインクのはみ出し
量を減少させることができ、混色つなぎスジを抑制でき
た。ノズルピッチによる印字幅調整に関しても、前述の
ように全色のヘッド間での調整困難な場合は特定のヘッ
ドに絞って実施するようにしてもよい。
【0023】(ヘッド取り付け)次に、本実施例におけ
るつなぎ部での後打ちインクにじみだし抑制方法に関し
て、後打ちインクの着弾位置を制御する着弾位置制御手
段について述べる。印字ヘッドの取り付けについて述べ
ると、図4Aに示すように、印字ヘッドは主走査方向に
横一列に並んでいる。この時、縦方向の各印字ヘッドの
位置関係がズレると前述のインクのはみ出しが生じてし
まう。
【0024】そこで、本実施例では後打ちの印字ヘッド
ほど同図Y方向即ち紙送り方向下流側にあらかじめズラ
して配置する。これにより、混色つなぎスジの発生が防
げることになる。例えばCとYについて見ると、縦レジ
のずれ量が40μmとなるようにMはYより20μm上
流側に縦レジを設定し、同様にKもCより20μm上流
側に設定する。図4Bに各ヘッドの縦レジ状態を示す。
このヘッド取付け位置調整方法により、混色する各色の
ヘッドの印字領域は後打ちインクほど順次紙送り方向下
流側へシフトすることができたので、次の行へのつなぎ
部における後打ちインクのはみ出しを効果的に減らすこ
とができ、よって前述のごとく混色つなぎスジを抑制す
ることができた。
【0025】(CRガタ)次に、後打ちインクの着弾位
置調整方法として、複数の印字ヘッドを一体的に保持し
ているキャリッジの走査駆動方法に関する例を説明す
る。図7は印字ヘッドを搭載しているキャリッジ201
の断面図であり、それを印字の際に駆動走査するための
摺動軸4及びモーター8、ベルト6の位置関係を示す。
同図の構成において、キャリッジ201はベルト6によ
り駆動されて、同図の紙面方向に印字動作をするとき、
図8では紙送り方向に対して矢印a方向に傾きながら移
動するので、紙送り方向に対して印字ヘッド全体が同じ
角度だけ傾いて印字することになる。これはキャリッジ
201と摺動軸4との軸受部が部材の収縮を考慮し、若
干のガタを持たせてあるためである。このような印字ヘ
ッドの傾きは、後打ちヘッドの下端部が先打ちヘッドの
下端部よりも紙送り方向の上流側に位置してしまうた
め、前述の混色つなぎスジが目立ち易い。
【0026】そこで本実施例では、キャリッジ駆動ベル
トと紙送り方向及び摺動軸の関係から、上記ガタ分を利
用して後打ちインクほど紙送り方向下流側に移動するよ
うな機構を持たせた。この時のキャリッジ回りの断面図
を図9に示す。印字ヘッド1は同図では下を向いてお
り、記録媒体はX軸上を右から左に搬送される。この時
の上面図を図8に示す。キャリッジモーター8’の駆動
によりベルト6’がキャリッジ201を駆動し、主走査
方向(同図において、紙面方向)に移動する。この時、
キャリッジ201は同図b方向に傾くため、図7とは逆
に後打ちインクほど縦レジが紙送り方向下流側にずれ、
後打ちインクのはみ出しが防止できる。
【0027】(間引きマルチパス)次に、間引きマルチ
パス印字時について示す。本発明のつなぎ部抑制方法は
2パス印字でも有効なので、本実施例の2パス印字への
応用例について述べる。この印字方式は、1ライン中の
印字データを2分割し(間引き)、2回のキャリッジ走
査によって行うものである。図3にそのときのドット配
置を示す。濃度の高い小円と低い小円が各々先打インク
の1パス目、2パス目の印字(Cとする)に該当する。
各円の外側にある大円が後打ちで広がったインク(Yと
する)である。
【0028】間引き印字の場合、1パス目の印字にはま
ずC、Yの順番で印字され、後打ちのYインクはCイン
クからはみ出した状態になる。次に、このはみ出したY
上に2パス目の先打ちCが打たれる。その後、2パス目
の後打ちYが印字されるため1パス目のCYドットの色
相Gとは異なってくる。図3の大円にも濃度差を2種類
もたせてあり、それぞれ1、2パス目に該当する。本図
を見れば判るように、間引き印字の場合、ドット群の周
囲のはみ出しインクが各パスで色相が異なってしまう。
このため、印字行間のつなぎが1パス印字に比べ非常に
判りにくくなる。このようにして印字されたドットは、
1パス目のドットとは色相が異なり、かつ間引きにより
交互あるいは非直線的に配置されるため、混色つなぎス
ジが目立たなくなる。
【0029】本実施例では上述の2パス印字の効果をさ
らに引き出すことが可能である。即ち、2パス印字では
み出し部の色相の異なるドット群を交互に配すること
で、つなぎスジを目立たなくしているので、つなぎ部に
おいて各ドットでのはみ出し量を小さくして色相の異な
る領域を少なくする本実施例の効果は相乗される。先に
示した図1を見ると、混色つなぎスジは縦レジのずれが
−30μm以上であれば目立たないが、直線については
2本の直線に分離しない範囲を考慮すると、実用上の使
用範囲は−30μm〜+60μm程度となる。但し、縦
レジ”+”方向、例えば、+20μm〜+40μm程度
がより望ましい。
【0030】(第2実施例)本実施例は、従来例で説明
した送りスジ防止のための2パス1/2改行印字方式
に、本発明のつなぎ部における後打ちインクにじみだし
量調整による混色つなぎスジ抑制を応用したものであ
る。この場合も、印字順序は第1実施例と同様KCMY
とする。
【0031】図10に本モードの印字と改行の様子を示
す。まず印字ヘッドの全幅を用いて千鳥状に間引いたド
ット(千鳥部)の印字を行う。これにより、印字データ
の半分が印字されることになる。次に、通常の半分の改
行幅で記録媒体を搬送する。そして逆千鳥状に間引いた
ドット(逆千鳥部)で、残りの半分の印字データを印字
して、前行とのオーバーラップ部においては全データの
印字が終了することになる。1パスあるいは2パス印字
の場合は、1〜最終ノズル(本実施例では第64ノズ
ル)が順番に各行周期的に繰り返されることにより印字
が行われる。よって、特定ノズルがヨレたり着弾精度が
低い等の吐出特性が悪いと64ノズル周期でこの印字不
良が出てしまい、見た目には周期的なスジが出ることに
なる。そこで、2パス1/2改行モードを用いると千鳥
印字と逆千鳥印字の改行幅が32ノズル分ずれているた
め、周期的な吐出ヨレが緩和されて横スジがなくなり画
質が向上する。
【0032】この印字モードは混色つなぎスジ対策にも
非常に有効である。2パス印字時の交互着弾と1/2改
行による着弾順序の入れ換えによって、後打ちインクの
はみ出しによる横スジが消失し良好な画像になることが
確認できた。先に示した図1を見ると、混色つなぎスジ
は縦レジのずれが−40μm以上であれば目立たない
が、直線については2本の直線に分離しない範囲を考慮
すると、実用上の使用範囲は同図Bの範囲−40μm〜
+70μm程度となる。但し、縦レジ”+”方向、例え
ば、0μm〜+50μm程度がより望ましい。
【0033】ここで、縦レジのずれが0μmの場合であ
っても混色つなぎスジ、直線共に良好である。しかし、
ヘッド取り付け等の誤差に起因する縦レジの公差が実際
には±30%程度存在するため、設計基準を本実施例の
ように縦レジ”+”方向、例えば、+30μm程度に設
定しておくことは、縦レジが”−”方向に30%ずれた
場合でも縦レジは依然”+”方向であるため望ましい。
【0034】(第3実施例)本実施例では前記実施例と
異なり、印字順序をYMCKの順番にした例を説明す
る。明度順を前例と逆にすることにより、前述の説明に
従って後打ちインクのはみ出しによる混色つなぎスジは
黒スジになるが、画像としては白スジよりは良好であ
る。本実施例においても、後打ちインクの印字幅ないし
は着弾位置を紙送り方向下流側にすることで、混色つな
ぎスジの抑制が可能である。
【0035】本実施例でも前記実施例で説明した手段は
適用できるが、本実施例では後打ちインクの着弾位置制
御に関わる別の手段を説明する。尚、印字モードは1パ
ス印字について述べる。本実施例では図6に印字ヘッド
の吐出口部を示すように、通常の印字に使用する吐出口
よりも多くの吐出口を持っており、余分の吐出口(同図
ダミー部)は通常の印字では使用しない。本実施例はこ
のダミー部を用いてインクの着弾位置の調整を行うもの
である。即ち、後打ちインクほど使用吐出口を紙送り方
向下流側にシフトし(あるいは、先打ちインクほど使用
吐出口を上流側に側にシフトする)、改行部のはみ出し
インクが出ないように調整する。こうすることにより、
キャリッジへの印字ヘッドの取付け誤差が生じても、使
用ノズルの電気的選択により容易に印字ヘッド毎のイン
クの着弾位置を制御することが可能となり、混色つなぎ
スジの抑制が装置毎に簡単にできるようになった。な
お、上述のインクの着弾位置制御は、上記各実施例にも
適用できるものである。
【0036】(第4実施例)前記実施例では、印字ヘッ
ドの配列は紙送り方向に対して並列に配置した例で説明
したが、本発明は縦列配置の複数のヘッドによるカラー
記録でも有効である。本実施例では、特に3色のインク
を吐出する吐出口列を一体的に縦列配置したヘッドの例
を説明する。図15は、CMYの3色のインクを吐出す
るそれぞれ16個の吐出口から成るノズル列を、紙送り
方向に対して縦列配置して一体的に形成した印字ヘッド
の例である。上記ヘッドの場合、吐出口を一体の吐出口
プレート上に各色のノズル列を形成するので、インク色
毎の着弾位置の設定が容易である。本実施例では、特に
混色つなぎスジの目立つGおよびRについて改善するた
めに、Yノズル列のみ紙送り方向下流側へ1/4画素分
だけずらしてヘッドを形成した。印字方法は、ノズル列
長に相当する改行幅(紙送り幅)分だけ順次紙送りしな
がら、記録紙上にCMYの順で各走査毎にインクを着弾
させるようにしている。図15でCインクの着弾の様子
を点画でかつ各走査毎に点の濃度を変えて、また、Mイ
ンクは斜線で、Yインクは縦線で同様に示した。同図か
ら明らかなように、行間のつなぎ部においてCMに対し
て常に後打ちのYが紙送り方向下流側にずれて着弾して
行くので、GおよびRの混色つなぎスジは抑制されるこ
とになる。
【0037】本実施例では、複数のインク色を吐出する
吐出口を一体的に形成することにより着弾位置の調整を
容易に行なう例を示したが、縦列配置に限らず一体的に
並列配置した場合でも本発明が有効であることは明らか
である。また、吐出量をノズル列毎に変えることも容易
に行なえるので、本実施例で示したYノズル列の着弾位
置をずらす代わりに、Yノズル列の吐出口を小さめにし
て吐出量を少なくするなどしてもよい。
【0038】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用する方式の記録ヘッド、記録
装置に於いて、優れた効果をもたらすものである。
【0039】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結
果的にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の
気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成長,収
縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させ
て、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパ
ルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわ
れるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が
達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号と
しては、米国特許第4463359号明細書、同第43
45262号明細書に記載されているようなものが適し
ている。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の
米国特許第4313124号明細書に記載されている条
件を採用すると、更に優れた記録を行なうことができ
る。
【0040】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開
示する特開昭59年第138461号公報に基づいた構
成としても本発明は有効である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば前
記複数の印字ヘッドの内、後打ち印字ヘッドのインクを
先打ち印字ヘッドのインクよりも前記記録体の搬送方向
下流側に偏倚して浸透、定着さているので、改行部に表
れる混色つなぎスジを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例における縦レジと画像評価の
関係を示す図である。
【図2】本発明の印字ヘッドの吐出量分布を示す図であ
る。
【図3】2パス印字時着弾状態を示す図である。
【図4】本発明の縦レジ設定を示す図である。
【図5】本発明の印字ヘッドを傾けた場合を示す図であ
る。
【図6】本発明の印字ヘッドの吐出口部を示す図であ
る。
【図7】キャリッジ関係断面図である。
【図8】キャリッジ駆動時のガタを示す図である。
【図9】本発明の後打ちインクの縦レジが記録媒体搬送
方向に傾くキャリッジ系の断面図である。
【図10】2パス1/2改行印字を示す図である。
【図11】従来例のインクジェットプリンターを示す斜
視図である。
【図12】従来例のインクジェットプリンターの断面図
である。
【図13】混色時のインク着弾を示す図である。
【図14】混色つなぎスジを示す図である。
【図15】本発明の色順次縦列3色ヘッドを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 印字ヘッド(YMCK) 4 摺動軸 6、7 ベルト 8 モーター 10 インクカートリッジ 201 キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9012−2C B41J 3/04 104 F (72)発明者 杉本 仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松原 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々複数のインク吐出口を有し、該複数
    のインク吐出口から各々異なる色インクを吐出する複数
    の印字ヘッドと、 この複数の印字ヘッドを記録媒体に対して複数回走査す
    るとともに前記記録媒体を搬送することにより、上記色
    インクを混色して色画像を順次形成する画像形成手段と
    を有し、 前記複数の印字ヘッドの内、後打ち印字ヘッドのインク
    を先打ち印字ヘッドのインクよりも前記記録体の搬送方
    向下流側に偏倚して浸透、定着させることを特徴とする
    カラーインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記後打ち印字ヘッドの印字幅を前記先
    打ち印字ヘッドの印字幅よりも小さくすることにより、
    インクを偏倚させることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラーインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の印字ヘッド毎の平均吐出量設
    定を可変にし、前記後打ち印字ヘッドほど吐出量を小さ
    くすることにより、印字幅を小さくしたことを特徴とす
    る請求項2記載のカラーインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の印字ヘッド毎の吐出量分布を
    可変にし、前記後打ち印字ヘッドほど前記記録媒体の搬
    送方向上流側端部の吐出量を小さくすることにより、印
    字幅を小さくしたことを特徴とする請求項2記載のカラ
    ーインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体の搬送方向に対する前記複
    数の印字ヘッドの取付け角度を可変とし、前記後打ち印
    字ヘッドほど印字ヘッドの傾け角度を大きくすることに
    より、印字幅を小さくしたことを特徴とする請求項2記
    載のカラーインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の印字ヘッドの吐出口ピッチを
    可変にし、前記後打ち印字ヘッドほど吐出口ピッチを小
    さくすることにより、印字幅を小さくしたことを特徴と
    する請求項2記載のカラーインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体上のインク着弾位置を前記
    後打ち印字ヘッドほど前記記録媒体の搬送方向下流側と
    なるようにヘッド毎の着弾位置を調整することにより、
    インクを偏倚させることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラーインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の印字ヘッドの取付け位置を前
    記記録媒体の搬送方向について可変とし、前記後打ち印
    字ヘッドほど前記記録媒体の搬送方向下流側に取付ける
    ことにより着弾位置を調整することを特徴とする請求項
    7記載のカラーインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の印字ヘッドを一体的に保持
    し、前記走査方向に移動するキャリッジが、前記走査方
    向移動中に前記後打ち印字ヘッドほど前記記録媒体の搬
    送方向下流側に傾くようにキャリッジ駆動手段を配置す
    ることにより、着弾位置を調整することを特徴とする請
    求項7記載のカラーインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の印字ヘッドは前記記録媒体
    の搬送方向に対して並列するように一体的に形成または
    保持されていることを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れかに記載のカラーインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の印字ヘッドは前記記録媒体
    の搬送方向に対して縦列するように一体的に形成または
    保持されていることを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れかに記載のカラーインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の印字ヘッドは、熱エネルギ
    ーによってインクに状態変化を生起させ、該状態変化に
    基いてインクを吐出させることを特徴とする請求項1乃
    至9のいずれかに記載のカラーインクジェット記録装
    置。
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