JPH0510257Y2 - - Google Patents

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JPH0510257Y2
JPH0510257Y2 JP10598085U JP10598085U JPH0510257Y2 JP H0510257 Y2 JPH0510257 Y2 JP H0510257Y2 JP 10598085 U JP10598085 U JP 10598085U JP 10598085 U JP10598085 U JP 10598085U JP H0510257 Y2 JPH0510257 Y2 JP H0510257Y2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はオーデイオテープレコーダ、ビデオテ
ープレコーダ等の磁気記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
磁気テープに複数の曲(情報区分)を記録する
場合、各曲間に所定のアドレス信号を記録するこ
とができる磁気記録再生装置がある。アドレス信
号は各曲に先行する位置に記録されるのが一般的
である。斯かる装置において、磁気テープを第1
の方向に走行して第1のトラツクに最後の曲を記
録した場合、次に記録する曲の演奏時間が磁気テ
ープの残量より長いとき、最後の曲に後続する位
置にエンド信号(アドレス信号の一種であつても
よい)を記録しておくと、再生時そこから先には
情報が記録されていないことを検知することがで
きるので、磁気テープを終端部まで無意味に走行
させる必要がなくなり便利である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の装置においては、第1のト
ラツクにエンド信号を記録したとき、使用者が手
動操作により、磁気テープを終端部まで早送りし
てから走行方向を反転し、第2のトラツクの始端
部近傍に最初のアドレス信号を記録するか、又は
第1のトラツクの終端部まで早送りせず、エンド
信号を記録した位置で走行方向を反転した後第2
のトラツクの最初のアドレス信号を記録するよう
にしていた。従つて従来の装置においては、第1
のトラツクのエンド信号と第2のトラツクの最初
のアドレス信号の位置関係が一定しておらず、再
生時第1のトラツクのエンド信号を検出したと
き、第2のトラツクの最初のアドレス信号を検索
するために磁気テープを走行させる方向が一義的
に定まらず、第2番目のアドレスの方向に走行さ
せてしまつたときは、第2番目のアドレスを検出
したとき、再度磁気テープを最初のアドレスの位
置まで巻き戻さなければならず、検索に時間がか
かる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するための本考案の磁気
記録再生装置は、第1のトラツクと第2のトラツ
クとを有する磁気テープを第1の方向に走行させ
て前記第1のトラツクに情報を記録し、前記第1
の方向と反対の第2の方向に走行させて前記第2
のトラツクに情報を記録するとともに、前記第
1、第2のトラツクそれぞれの情報記録終了位置
に記録終端を示すエンド信号を記録する磁気記録
再生装置において、前記第1のトラツクへのエン
ド信号記録後に、前記磁気テープを前記第1の方
向もしくは前記第2の方向のうち予め定めた少な
くとも一方の方向に所定時間走行させる終端走行
制御手段と、前記終端走行制御手段による所定時
間走行の終了後に、前記第2のトラツクへの情報
記録開始位置を示すアドレス信号の記録を行う記
録開始位置記録手段と、を備えて構成する。
〔作用〕
本考案の磁気記録再生装置では、テープ残量の
検出等により第1のトラツクへの情報記録を終了
させる際には、その記録終了位置にエンド信号が
記録される。そのエンド信号が記録されると、終
端走行制御手段により、磁気テープを所定の方向
へ所定時間走行させる制御が行われる。そしてそ
の磁気テープの走行が終了すると、続いて記録開
始位置記録手段により、その走行終了時の磁気テ
ープ位置において、第2のトラツクに情報記録開
始位置を示すアドレス信号の記録が行われる。そ
の後に第2のトラツクへの情報記録が磁気テープ
を第2の方向へ走行させて行われる。
これにより、第1のトラツクのエンド信号の記
録位置と、第2のトラツクの記録情報の先頭位置
とが所定の位置関係となり、再生時に、第1のト
ラツクのエンド信号を検出して、第2のトラツク
の記録情報の頭出しを行う際のテープ走行制御を
一定にすることができるため、一方のトラツクの
記録終端から他方のトラツクの記録始端への移行
制御が高速化される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例の磁気記録再生装置
のブロツク図である。同図において1,2はリー
ルであり、磁気テープ3を巻回している。4は再
生用の磁気ヘツドであり、磁気テープ3から情報
を再生するようになつている。5は磁気ヘツド4
が出力する再生信号からアドレス信号(エンド信
号を含む)を検出するアドレス検出回路であり、
アドレス検出回路5の検出信号はマイクロコンピ
ユータ等の制御回路6に供給されるようになつて
いる。7はリール1,2等を回転するモータを制
御し、磁気テープ3を駆動する駆動回路である。
8はアドレス信号を発生するアドレス発生器であ
る。9は記録用の磁気ヘツドであり、磁気ヘツド
4と兼用することもできる。10はリール1,2
の回転数等を検出し、磁気テープ3の残量を検出
する残量検出回路である。この構成において、制
御回路6と駆動回路7とにより本考案の終端走行
制御手段が構成され、制御回路6と駆動回路7と
アドレス発生器8と磁気ヘツド9とにより本考案
の記録開始位置記録手段が構成される。
しかしてその作用を第2図を参照して説明す
る。制御回路6に図示せぬ入力手段から所定の動
作指令を入力すると、制御回路6は駆動回路7に
制御信号を発し、駆動回路7は磁気テープ3を第
1の方向(第2図中右方向)に走行させる。従つ
て図示せぬ回路から供給される情報信号が磁気ヘ
ツド9により記録される。所定の情報区分(例え
ば所定の曲)の記録が終了したとき、その曲間に
おいて、手動操作により制御回路6に所定の指令
を入力すると、制御回路6はアドレス発生器8に
制御信号を発し、入力された指令に対応したアド
レス信号を出力させる。従つて磁気ヘツド9を介
して磁気テープ3上にアドレス信号が記録され
る。勿論エンド信号の指令が入力されたときはエ
ンド信号が記録される。
斯かるアドレス信号は、例えば10Hz,13サイク
ルの信号より構成することができる。論理1は10
Hzの信号の1サイクル(1波)で、また論理0は
10Hzの信号の1サイクル分の無信号部で各々表さ
れる。情報として左右ステレオオーデイオ信号が
記録される場合は、このアドレス信号を左チヤン
ネルと右チヤンネルにおいて逆相とすることがで
きる。13サイクル(13ビツト)の信号のうちの最
初と最後の3ビツトを論理1のクロツクあるいは
シンクとし、所定の1サイクル(例えば第4ビツ
ト)をカセツトのA面(論理0)とB面(論理
1)を区別するために用い、残りの第5乃至第10
ビツトまでの6ビツトをアドレス用のコードとし
て用いることができる。またアドレス用のコード
のうち所定の番号(例えば35)をエンド信号とし
てのコードとすることができる。斯かる13サイク
ルのアドレス信号の前後には1秒あるいは1.5秒
の無信号部を各々形成し、無信号部を曲間として
検出する装置においても検出ができるようにする
こともできる。
斯かるアドレス信号は手動操作による場合の
他、自動的に記録するようにすることもできる。
例えばレコードプレーヤからの再生信号を記録す
る場合、再生信号中の曲間(所定時間以上の無信
号部)を検出し、曲間が到来する毎に自動的に1
つずつアドレスコードをインクリメントして記録
するようにすることができる。リール1,2の回
転数を検出する等して磁気テープ3の残量を検出
する残量検出回路10を有するときは、検出した
テープ残量と曲の長さとを制御回路6に比較させ
ることができる。例えば各曲の記録が終了したと
き(各曲に後続する無信号部が検出されたとき)、
最後に記録した曲の長さ(演奏時間)を次に記録
される曲の長さと略等しいものとして、磁気テー
プ3のその時点における残量と比較させ、テープ
残量の方が長い場合は1つインクリメントした次
のアドレスコードを記録させ、テープ残量の方が
短い場合はエンドコードを記録するようにさせる
ことができる。勿論いままでに記録した各曲の長
さのうち最も長い時間とテープ残量を比較させる
ようにしてもよい。
このようにして最後の曲Aが記録された後、そ
れに後続する位置にエンド信号Bが記録されると
(第2図)、本実施例における制御回路6は本考案
の終端走行制御手段および記録開始位置記録手段
の制御を行う。すなわち、制御回路6は駆動回路
7に制御信号を発し、磁気テープ3を所定の時間
T1の間さらに同方向に走行させた後、走行方向
を反転させ、所定の時間T2の間さらに走行させ
る。そしてアドレス発生器8に制御信号を出力
し、反対方向のトラツクに最初のアドレス信号C
を記録させてから磁気テープを停止させる。その
結果エンド信号Bの記録位置とアドレス信号Cの
記録位置とが、常に相互に所定の位置関係にな
る。第2図は時間T1と時間T2とを等しくし、エ
ンド信号Bとアドレス信号Cとが並列する場合を
示しているが、時間T1と時間T2とは必ずしも等
しい必要はないし、また少なくともいずれか一方
の時間は0とすることもできる。またアドレス信
号Cを記録した後磁気テープ3を一旦停止させ
ず、そのまま継続して次の曲を記録するようにし
てもよい。
前述したように残量検出回路10を有する場合
は、少なくともいずれか一方の時間をテープ残量
に対応して変化させるようにすることもできる。
さらに再生時エンド信号を検知したとき、アドレ
ス信号Cを検索するために走行させるべき方向に
関する情報をテープ残量の値に対応してエンド信
号中に記録するようにしてもよい。
再生時アドレス検出回路5がエンド信号Bを検
出したとき、アドレス信号Cを検索するために磁
気テープ3を走行させる方向は一義的に定められ
ているので、制御回路6は常に予め定められた方
向に磁気テープ3を走行させる。
〔効果〕
以上の如く本考案は、磁気テープを第1の方向
に走行させて第1のトラツクにアドレス信号と第
1の情報とを記録するとともに、第1の方向と反
対の第2の方向に走行させて第2のトラツクにア
ドレス信号と第2の情報とを記録する磁気記録再
生装置において、磁気テープを第1の方向に走行
させて第1のトラツクの第1の情報に後続する位
置に第1の方向のエンド信号を記録した後、磁気
テープを第1の方向又は第2の方向のうち少なく
ともいずれか一方の予め定められた方向に自動的
に走行させ、第2のトラツクの第2の情報に先行
する位置に記録される第2の方向の最初のアドレ
ス信号の記録位置が、第1のトラツクのエンド信
号の記録位置に対して予め定められた所定の位置
関係になるようにしたので、再生時第1のトラツ
クのエンド信号を検知したとき、第2のトラツク
のアドレス信号を検索するために磁気テープを走
行させる方向を常に一義的に定めることができ、
検索時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気記録再生装置のブロツク
図、第2図はその動作を説明するための磁気ヘツ
ドと磁気テープの模式的平面図である。 1,2……リール、3……磁気テープ、4,9
……磁気ヘツド、5……アドレス検出回路、6…
…制御回路、7……駆動回路、8……アドレス発
生器、10……残量検出回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1のトラツクと第2のトラツクとを有する磁
    気テープを第1の方向に走行させて該第1のトラ
    ツクに情報を記録し、該第1の方向と反対の第2
    の方向に走行させて該第2のトラツクに情報を記
    録するとともに、該第1、第2のトラツクそれぞ
    れの情報記録終了位置に記録終端を示すエンド信
    号を記録する磁気記録再生装置において、 該第1のトラツクへのエンド信号記録後に、該
    磁気テープを該第1の方向又は該第2の方向のう
    ち予め定めた少なくとも一方の方向に所定時間走
    行させる終端走行制御手段と、 該終端走行制御手段による所定時間走行の終了
    後に、該第2のトラツクへの情報記録開始位置を
    示すアドレス信号の記録を行う記録開始位置記録
    手段と、を備えることを特徴とする磁気記録再生
    装置。
JP10598085U 1985-07-11 1985-07-11 Expired - Lifetime JPH0510257Y2 (ja)

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JPS6215135U JPS6215135U (ja) 1987-01-29
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