JPH0510175U - 車両用運搬車のテールゲート閉止検出装置 - Google Patents

車両用運搬車のテールゲート閉止検出装置

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JPH0510175U
JPH0510175U JP1988591U JP1988591U JPH0510175U JP H0510175 U JPH0510175 U JP H0510175U JP 1988591 U JP1988591 U JP 1988591U JP 1988591 U JP1988591 U JP 1988591U JP H0510175 U JPH0510175 U JP H0510175U
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JP
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tailgate
hook
lock
lock shaft
luggage carrier
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Application number
JP1988591U
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English (en)
Inventor
泰三 志水
Original Assignee
新明和オートエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テールゲート22の完全閉止を検出して走行の
安全性を向上させる。 【構成】テールゲート22には、左右に貫通してロック
シャフト31が回転自在に取付けられている。該ロック
シャフト31には、操作ハンドルが一体に取付けられて
ると共に、一端にフック34が、他端にロック部材がそ
れぞれ一体に取付けられている。更に、荷台本体21に
は、後部における一側部に上記フック34に係合離脱す
る係合ピン6が、他側部に上記ロック部材に係合離脱す
る係合部材がそれぞれ設けられて上記テールゲート22
が荷台本体21に対して固縛解除可能に構成されてい
る。加えて、上記荷台本体21には、係合ピン6に近接
して該係合ピン6に対するフック34の係止状態を検出
するリミットスイッチ7が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種車両を運搬する車両用運搬車のテールゲート閉止検出装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、各種の車両を運搬する車両用運搬車には、実開平1−107636号 公報に開示されているように、車台上に荷台が回動自在に搭載される一方、該荷 台は、後部にテールゲートが設けられているものがある。
【0003】 このテールゲートは、下端が荷台本体に回動自在に枢支されており、該テール ゲートを後方に解放すると、略荷台本体と面一に成り、この解放状態において車 両を荷台本体に積卸しする。一方、車両用運搬車の走行時は、テールゲートを荷 台本体に対して略直角に起立して閉止するようにしている。
【0004】 更に、上記車両用運搬車は、走行の安全性を図るために、テールゲートの閉止 状態を検出してテールゲートの閉止時のみアクセル操作を可能にするようにして いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した車両用運搬車において、テールゲートの閉止状態を検出するために、 リミットスイッチを荷台本体の後部に取付け、該リミットスイッチがオンすると 、アクセル操作できるようにしている。
【0006】 しかしながら、上記リミットスイッチでは、テールゲートが起立するとオンす るようにしているので、安全性に欠けるという問題があった。つまり、上記テー ルゲートは、テールゲートと荷台本体との間にフックと係合ピンとよりなる固縛 手段を設けており、単にテールゲートが起立したのみではテールゲートが荷台本 体に係止されているか否かは不明であり、上記フックが係合ピンに係止して初め てテールゲートが完全に荷台本体に係止されたことになる。
【0007】 従って、従来の車両用運搬車では、テールゲートを起立した状態にしたものの 、フックが係合ピンに係止しないままでアクセル操作を行う場合があり、安全性 が低いという問題があった。
【0008】 本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、テールゲートの完全閉止を検出 して走行の安全性を向上することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案が講じた手段は、フックが係合ピンに係 止した状態を検出するようにしたものである。
【0010】 具体的に、図1に示すように、請求項1に係る考案が講じた手段は、先ず、車 台上に搭載された荷台本体の後部にテールゲートが下端にて開閉自在に枢支され た車両用運搬車を前提としている。そして、上記テールゲートには、左右に貫通 してロックシャフトが回転自在に取付けられている。更に、該ロックシャフトに は、操作ハンドルが一体に取付けられてると共に、一端にフックが、他端にロッ ク部材がそれぞれ一体に取付けられている。その上、上記荷台本体には、後部に おける一側部に上記フックに係合離脱する係合ピンが、他側部に上記ロック部材 に係合離脱する係合部材がそれぞれ設けられて上記テールゲートが荷台本体に対 して固縛解除可能に構成されている。加えて、上記荷台本体には、係合ピンに近 接して該係合ピンに対するフックの係止状態を検出する係止検出手段が設けられ た構成としている。
【0011】
【作用】
上記の構成により、請求項1に係る考案では、荷台本体に各種車両を搭載して おり、該車両の積卸し時には、テールゲートは荷台本体に対して略面一にする一 方、走行時にはテールゲートを荷台本体に対して起立している。
【0012】 そして、操作ハンドルを操作してロックシャフトを回動すると、フックとロッ ク部材とが共に回動し、ロック部材と係合部材とを係合すると共に、フックを係 合ピンに係止してテールゲートを荷台本体に固縛して閉止している。逆に、係合 部材とロック部材との係合を解除すると共に、ロックシャフトを回動すると、フ ックが係合ピンより離れ、荷台本体に対するテールゲートの固縛が解除されるこ とになる。
【0013】 また、上記ロックシャフトを回動してフックが係合ピンに係止すると、係止検 出手段がフックの係合ピンに対する係止を検出する一方、フックを係合ピンより 離脱すると、係止検出手段がフックの係合ピンに対する係止解除を検出すること になる。
【0014】 そして、上記係止検出手段の係止検出信号によってアクセル操作を行うことが できることになる。
【0015】
【考案の効果】
従って、請求項1に係る考案によれば、フックが係合ピンに係止すると、この 係止状態を係止検出手段が検出するようにしたために、従来のように単にテール ゲートが起立したのみならず、テールゲートの固縛動作が完了して初めて係止検 出手段が係止の検出信号を出力することになる。
【0016】 この結果、上記テールゲートの固縛を確実に検出することができるので、アク セル操作を確実なテールゲートの固縛後に行うことができることになり、走行の 安全性を向上させることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】 図1に示すように、1は、車両用運搬車であって、各種の車両を積載して運搬 するものである。
【0019】 該車両用運搬車1は、車台11上に荷台が搭載されて構成され、該荷台2は、 荷台本体21にテールゲート22が取付けられて形成されている。該荷台本体2 1は、車両が積載される基台23の前端に前壁24が立設されてなり、図示しな いが、上記車台11に対して前後方向にスライド自在に設けられると共に、後方 に傾動自在に設けられている。
【0020】 上記テールゲート22は、下端にて基台23の後部に回動自在に枢支されてお り、該基台23と略面一の開放位置と、基台23に直角な起立した閉鎖位置とに 開閉するようになっている。
【0021】 また、上記テールゲート22には、図2及び図3に示すように、該テールゲー ト22の固縛手段3が設けられており、該固縛手段3は、ロックシャフト31に 操作ハンドル32とロック部材33とフック34とが一体に取付けられて形成さ れている。該ロックシャフト31は、テールゲート22の縦桁を順に貫通してテ ールゲート22の左右に貫通し、回転自在に設けられている。
【0022】 上記操作ハンドル32は、テールゲート22の側方でロックシャフト31の右 端に折曲げ形成させており、該ロックシャフト31より略上方に延長されている 。そして、該操作ハンドル32を操作してロックシャフト31を回動操作するよ うになっている。
【0023】 上記ロック部材33は、操作ハンドル32側であるロックシャフト31の右端 に一体形成され、前方に向かって鉤形に突出形成されている。そして、上記荷台 本体21の基台23には、ロック部材33に係合及び離脱する係合部材4が設け られている。該係合部材4は、ロック部材33に係合するリング41とレバー4 2とを備え、上記テールゲート22を荷台本体21に対して起立した状態でロッ ク部材33とリングとを係合し、操作ハンドル32側のテールゲート22と荷台 本体21とを固縛するようになっている。
【0024】 また、上記ロックシャフト31には、図5に示すように、復帰手段5が設けら れており、該復帰手段5は、ロックシャフト31に一体形成されたピン51とテ ールゲート22との間にスプリング52が介設されてなり、該スプリング52は ロックシャフト31をテールゲート22の固縛側に回動付勢している。
【0025】 上記フック34は、図4に示すように、上記テールゲート22の側方でロック シャフト31の左端に一体に取付けられ、前方に向かって突出している。そして 、上記荷台本体21の基台23には、フック34に係合及び離脱する係合ピン6 が設けられている。該係合ピン6は、上記荷台本体21の後部側面より側方に突 出し、該テールゲート22を荷台本体21に対して起立した状態でロックシャフ ト31を回動すると、該回動に伴ってフック34が回動して該フック34が係合 ピン6に係合し、操作ハンドル32側と反対側のテールゲート22と荷台本体2 1とを固縛するようになっている。
【0026】 また、本考案の特徴として、上記フック34側の荷台本体21の後部側面には 、係止検出手段であるリミットスイッチ7が設けられている。該リミットスイッ チ7は、本体71に接触子72が連設されてなり、該本体71が荷台本体21に 取付けられている。そして、上記リミットスイッチ7は、フック34が係合ピン 6に係合すると、図4実線に示すように、該フック34の先端部が接触子72に 接触し、テールゲート22の閉止を検出する一方、上記フック34が係合ピン6 より離脱すると、図4鎖線に示すように、該フック34が接触子72より離れ、 フック34と係合ピン6との解除を検出するようになっている。
【0027】 そして、上記リミットスイッチ7は、図示しないが、アクセル操作回路に連繋 され、該アクセル操作回路は、リミットスイッチ7がフック34の係止を検出す ると、アクセル操作を可能にする一方、リミットスイッチ7がフック34の解除 を検出すると、アクセル操作を阻止するように構成されている。
【0028】 次に、上記車両用運搬車1の車両運搬動作について説明する。
【0029】 先ず、荷台本体21には各種車両が搭載されることになり、該車両の走行時に はテールゲート22を荷台本体21に対して起立する一方、積卸し時には、テー ルゲート22は荷台本体21に対して略面一にすると共に、荷台本体21を車台 11に対して傾動することなになる。
【0030】 そして、上記テールゲート22の開動操作は、係合部材4とロック部材33と の係合を解除した後、操作ハンドル32を操作してロックシャフト31を回動す る。この回動に伴ってフック34が回動し、該フック34が係合ピン6より離れ ると共に、該フック34はリミットスイッチ7の接触子72より離れることにな る(図4鎖線参照)。これによりテールゲート22と荷台本体21との固縛が解 除され、該テールゲート22が後方に解放される。
【0031】 一方、図6に示すように、上記テールゲート22の閉動操作は、該テールゲー ト22を前方に回動し、荷台本体21に対して起立した後、操作ハンドル32を 回動してロックシャフト31を回動し、ロック部材33と係合部材4とを係合す る。そして、上記ロックシャフト31の回動に伴ってフック34が回動し、該フ ック34が係合ピン6に係止してテールゲート22が荷台本体21に固縛されて 閉止される。
【0032】 このテールゲート22の固縛及び解除操作の際、上記ロックシャフト31を回 動してフック34が係合ピン6に係止すると、図4実線に示すように、上記フッ ク34の先端がリミットスイッチ7の接触子72に接触し、フック34の係合ピ ン6に対する係止を検出する一方、フック34を係合ピン6より離脱すると、リ ミットスイッチ7がフック34の係合ピン6に対する係止解除を検出することに なる。
【0033】 そして、上記リミットスイッチ7の係止検出信号によってアクセル操作を行う ことができることになり、また、係止解除信号によってアクセル操作が阻止され ることになる。
【0034】 従って、上記フック34が係合ピン6に係止すると、この係止状態をリミット スイッチ7が検出するようにしたために、従来のように単にテールゲート22が 起立したのみならず、テールゲート22の固縛動作が完了して初めてリミットス イッチ7が係止の検出信号を出力することになる。
【0035】 この結果、上記テールゲート22の固縛を確実に検出することができるので、 アクセル操作を確実なテールゲート22の固縛後に行うことができることになり 、走行の安全性を向上させることができる。
【0036】 また、上記操作ハンドル32をロックシャフト31の一端に設けたので、テー ルゲート22の片側で固縛及び解除操作を行うことができるので、操作性の向上 を図ることができる。
【0037】 尚、上記実施例においては、係止検出手段としてリミットスイッチ7を用いた が、本考案では、リミットスイッチ7に限られるものではない。
【0038】 また、上記ロック部材33及び係合部材4は、実施例に限られるものではない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用運搬車の側面図である。
【図2】テールゲートの背面図である。
【図3】テールゲートの側面図である。
【図4】リミットスイッチの取付部分を示すテールゲー
トの側面図である。
【図5】ロックシャフトの復帰手段を示す側面図であ
る。
【図6】テールゲートの開動時を示すテールゲートの側
面図である。
【符号の説明】
1 車両用運搬車 2 荷台 3 固縛手段 4 係合部材 6 係合ピン 7 リミットスイッチ(係止検出手段) 21 荷台本体 22 テールゲート 31 ロックシャフト 32 操作ハンドル 33 ロック部材 34 フック

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車台上に搭載された荷台本体の後部にテ
    ールゲートが下端にて開閉自在に枢支された車両用運搬
    車において、 上記テールゲートには、左右に貫通してロックシャフト
    が回転自在に取付けられ、 該ロックシャフトには、操作ハンドルが一体に取付けら
    れてると共に、一端にフックが、他端にロック部材がそ
    れぞれ一体に取付けられ、 上記荷台本体には、後部における一側部に上記フックに
    係合離脱する係合ピンが、他側部に上記ロック部材に係
    合離脱する係合部材がそれぞれ設けられて上記テールゲ
    ートが荷台本体に対して固縛解除可能に構成される一
    方、 上記荷台本体には、係合ピンに近接して該係合ピンに対
    するフックの係止状態を検出する係止検出手段が設けら
    れていることを特徴とする車両用運搬車のテールゲート
    閉止検出装置。
JP1988591U 1991-03-29 1991-03-29 車両用運搬車のテールゲート閉止検出装置 Pending JPH0510175U (ja)

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