JPH0510159Y2 - - Google Patents

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JPH0510159Y2
JPH0510159Y2 JP12401986U JP12401986U JPH0510159Y2 JP H0510159 Y2 JPH0510159 Y2 JP H0510159Y2 JP 12401986 U JP12401986 U JP 12401986U JP 12401986 U JP12401986 U JP 12401986U JP H0510159 Y2 JPH0510159 Y2 JP H0510159Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシヤツタ等の開閉を制御するための電
動シヤツタの開閉位置検知装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、シヤツタのスラツトカーテンを巻き上げ
又は巻き降すために電動機を制御する場合、シヤ
ツタの開閉状態を検出しなければならず、このた
めにシヤツタにはシヤツタ開閉位置検知装置が設
けられている。
そこで、本出願人は先にシヤツタ等の開閉を制
御するシヤツタ開閉位置検知装置として以下に述
べるものが提案されている。
次に、上記シヤツタ開閉位置検知装置について
図面を参照しながら詳述する。
第10図は電動シヤツタの開閉検知装置を適用
した電動シヤツタの外観図である。図において、
1はシヤツタを構成するスラツトカーテンで、こ
のスラツトカーテン1の左右両側がガイドレール
2,2にガイド支持されており、上部には該スラ
ツトカーテン1を巻き込み収納するシヤツタケー
ス3が設けられている。
このシヤツタケース3の中にはカーテン巻取り
シヤフト4と、この巻取シヤフト4を回動せしめ
るモータ(電動機)5とが装設されており、その
シヤフト4には前記スラツトカーテン1の上端辺
が固着されている。
更に上記ガイドレール2,2の上部位置におけ
るシヤツタケース3内には、電動シヤツタの開閉
位置検知装置が収納されている。
第4図は上記電動シヤツタ開閉位置検知装置の
回路ブロツク図である。図において、6は近接ス
イツチ等の検出器(検出手段)であり、この検出
器6は第9図に示すようにスラツトカーテン位置
が上昇・下降する際の出入口7付近に配設され、
上昇・下降するスラツトカーテン1を一定間隔で
検出するものである。この一定間隔は、例えば近
接スイツチによりスラツトカーテン1に一定間隔
で形成されているカール8を検出することで得ら
れる。この検出機6から出力される波形整形され
たカール検出信号は同期装置9に入力しており、
この同期装置9には発振器10から出力される一
定間隔のパルスS1(第5図a)も入力している。
同期装置9はスラツトカーテン1を一定間隔で検
出した信号と発振器10からのパルスを同期させ
る。そして、この同期装置9はスラツトカーテン
1を一定間隔に分割するカール検出パルスS2(第
5図b)及びこの一定間隔を複数に等しく細分割
するためのパルス信号S1の2種類を制御装置(制
御部)11に出力している。制御装置11は記憶
装置11a、演算・判断装置11b等から構成さ
れており、この制御装置11にはカール検出パル
ス間を等分割するパルスS3(第5図c)を出力す
る等分割パルス発生演算装置(等分割パルス発生
手段)12が接続されている。この制御装置11
は同期装置9及び等分割パルス発生演算装置12
からの信号に基づいてスラツトカーテン1を所定
位置で停止させるための制御信号S4をモータ駆動
制御装置13に出力している。
次に、動作を第5図、第7図のタイミングチヤ
ート及び第6図、第8図のフローチヤートに基づ
いて説明する。
まず、モータ始動操作スイツチをONにし(ス
テツプST1)、所定の場所に取り付けたシヤツタ
のモータ5を駆動して(ステツプST3)。この状
態でリセツトスイツチをONにすることで制御装
置11、等分割パルス発生演算装置12等を初期
状態(リセツト)にする(ステツプST4)。
続いて、リターンスイツチによりモータ5を逆
に回転させ(スイツチST5)、スラツトカーテン
1を下降させる(スイツチST6)。すると、まず
検出器6が近接した最初のカール8を検出する。
このカール検出パルスS2(第5図b)及び発振器
10からの発振パルスS1(第5図a)を入力して
制御装置11は例えば最初のカール検出パルスの
立ち下り(破線)を検出されるまでの時間t1を演
算装置11bで算出して記憶装置10aの所定場
所に記憶する(ステツプST7)。更に入力される
カール検出パルスをカウントする(ステツプ
ST8)。次のカール検出パルスの入力でそのカウ
ントをインクレメントし、カール検出パルス間を
等分割(例えばパルスの立下り間を12分割)する
ためのデータを算出して等分割パルス発生演算装
置12に出力する(ステツプST9)。そのダータ
に基づいて等分割パルス発生演算装置12からは
カール検出パルス毎に等分割パルスS3(第5図
c:例えば上記12分割の場合には11パルス)が出
力されることになる。更に、カール検出パルスS2
が入力されると、その検出パルスのカウントをイ
ンクレメントする(ステツプST10)と共に等分
割パルスS3をカウントする(ステツプST11)。な
お、この等分割パルスS3のカウントはカール検出
パルス間毎にクリアされる。即ち、等分割パルス
のカウントはカール検出パルスの立下りでクリア
され、クリアされた後に再び行われる。
そして、上記動作は操作スイツチによりモータ
5が停止されるまで実行される(ステツプ
ST12)。このモータ5が停止し(ステツプ
ST13)、例えばスラツトカーテン1が最下位置で
停止すると、最後のカール検出パルスの後に出力
される等分割パルスS3のカウント値(例えば3パ
ルス:時間t2に相当する設定値)を記憶装置11
aの所定場所に記憶する(ステツプST14)。更
に、カール検出パルスのカウント値も設定値とし
て記憶装置11aの所定場所に記憶する(ステツ
プST15)。この等分割パルスのカウント値及びカ
ール検出パルスのカウント値をもつて下限停止位
置が設定される。次に、上記ステツプST7で算出
された時間t1を等分割パルスの数(例えば4パル
ス:上限停止位置の設定値)に変換して記憶装置
11aの所定場所に記憶する(ステツプST16)。
以上の動作により、スラツトカーテン1の上
限・下限停止位置に対応して等分割パルス及びカ
ール検出パルスのカウント値(設定値)が設定さ
れる。
上記設定がなされると、電動シヤツタの開閉位
置検知装置は第7図のタイミングチヤート及び第
8図のフローチヤートに基づいて動作する。
まず、スイツチ操作でモータ5が駆動されてか
らシヤツタが所定位置で閉じられる場合について
説明する。検出器1が下降するスラツトカーテン
1のカール8を検出し、そのカール検出パルス
S21(第7図b)及び発振器10からの発振パルス
S11が同期装置9を介して制御装置11に出力さ
れる。制御装置11はこのカール検出パルスS21
をカウントし(ステツプST20)、このカウント値
が上記第6図のフローチヤートで設定操作による
下限停止位置の設定値と同じになるまでカウント
を行う(ステツプST21)。そのカールのカウント
値が設定値と等しくなると、そのカール検出パル
スの立下り(設定値が検出パルスの立下りを基準
としてなされる場合)以後の等分割パルスS31(第
7図c)がカウントされる(ステツプST22)。こ
のカウント値が上記第6図のフローチヤートで設
定された設定値(例えば3パルスのカウント値)
と同じになるまでカウントを行う(ステツプ
ST23)。そのカウント値が設定値と等しくなる
と、モータ5を停止する制御信号S41(第7図d
“L”レベル)をモータ駆動制御装置13に出力
する(ステツプST24)。即ち、スラツトカーテン
1が第11図に示す如く下限停止位置に停止し、
シヤツタを閉じることになる。
次に、スイツチ操作でモータ5が駆動されてか
らシヤツタが開けられる場合について説明する。
なお、フローチヤート図は第8図と同様であるた
めに省略する。検出器1が上昇するスラツトカー
テン1のカール8を検出し、そのカール検出パル
スS22(第7図e)及び発振器10からの発振パル
スS11が同期装置9を介して制御装置11に出力
される。制御装置11はこのカール検出パルス
S22をカウントしこのカウント値が上記第6図の
フローチヤートでの設定操作による上限停止位置
の設定値と同じになるまでカウントを行う。その
カウント値が設定値と等しくなると、そのカール
検出パルスS22の立上り以後の等分割パルスS32
(第7図f)がカウントされる。このカウント値
が上記第3図のフローチヤートで設定された設定
値(例えば4パルスのカウント値)と同じになる
まで等分割パルスのカウントを行う。そのカウン
ト値が設定値と等しくなると、モータ5を停止す
る制御信号S42(第5図g“L”レベル)をモータ
駆動制御装置13に出力する。即ち、スラツトカ
ーテン1が第12図に示す如く上限停止位置に停
止し、シヤツタを開けることになる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、実際に上述した電動シヤツタの開閉
位置検知装置を駆動させた場合、検出されるカー
ル8のカウント値が設定値に達し、かつ等分割パ
ルスS3のカウント値が設定値に達したときにモー
タ5を停止するために出力される制御信号S4が、
リレー等の設点の遅れ時間によつてモータ5が完
全に停止するまでにある程度時間を必要としてい
た。このため、スラツトカーテン1が停止せずに
次のカール8を検出してカウントしてしまいカウ
ント値に対する誤差が生じ、スラツトカーテン1
を停止させた後、再度スラツトカーテン1を始動
させた場合このカウント値の誤差によつてスラツ
トカーテン1を設定位置で確実に停止制御するこ
とができなかつた。
また、上述したカール8のカウント値の誤差は
停止状態にあるスラツトカーテン1の起動時に生
ずる振動の影響によつてもたらされていた。
そこで、本考案は上記した問題点を解決するた
めになされたものであつて、その目的は、リレー
等の接点に遅れ時間が生じモータの停止に時間を
要したり、あるいはスラツトカーテンの起動時に
おける振動によつてカールのカウント値に誤差が
生じた場合、このカールのカウント値が補正して
スラツトカーテンを設定位置で確実に停止制御す
ることができる信頼性の高い電動シヤツタの開閉
位置検知装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案の電動シヤツタ
の開閉位置検知装置は、電動機5の駆動により上
昇または下降するスラツトカーテン1を形成する
各スラツトの上下端に形成される各スラツト結合
用のカール8を検出し、該カール毎にパルスを出
力する検出手段6と、 入力されるデータに基づいて前記カール間隔を
複数に等分割する複数個のパルスを出力する等分
割パルス発生手段12と、 前記検出パルスを入力して前記等分割パルス発
生手段12に出力するデータを算出すると共に、
前記検出手段6及び等分割パルス発生手段12か
ら出力されるパルスのカウント値をもつて前記ス
ラツトカーテン1の上限または下限停止位置の設
定値とし、該設定値に基づいて上昇・下降するス
ラツトカーテン1を前記上限または下限停止位置
に達したときに電動機5に停止信号を出力してス
ラツトカーテン1を停止制御する制御部11と、
を備えた電動シヤツタの開閉位置検知装置であつ
て、 前記制御部11には、スラツトカーテン1が上
限または下限停止位置あるいは所望の停止位置に
達して停止した際、前記検出手段6の検出により
設定値と一致する最後のカウント値を出力したカ
ール8が、前記検出手段6に対して所定範囲ずれ
て位置しているときに、前記カウント値に対し所
定の補正演算を行つて補正値を算出し、スラツト
カーテン1の起動時から所定時間経過後に前記検
出手段6の検出により最初のカウント値を出力す
るカール8が、前記検出手段6に対して所定範囲
ずれて位置しているときに、前記補正値に基づく
カウント値の補正を行う補正手段14が設けられ
ていることを特徴としている。
[作用] 本考案による電動シヤツタの開閉位置検知装置
の補正手段14によれば、スラツトカーテン1が
上限または下限停止位置あるいは所望の停止位置
に達して停止した際、検出手段6の検出によつて
設定値と一致する最後のカウント値を出力したカ
ール8が、検出手段6に対して所定範囲ずれて位
置していると、まず、このカウント値に対する補
正値が算出される。そして、停止状態にあるスラ
ツトカーテン1を再度起動させ、この起動時から
所定時間経過後に検出手段6の検出によつて最初
のカウント値を出力するカール8が、検出手段6
に対して所定範囲ずれて位置していると、停止時
に算出された補正値に基づくカール8のカウント
が行われる。
[実施例] 以下、本考案による電動シヤツタの開閉位置検
知装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、従来の技術と同一の構成要素については
同一番号を付してその説明を省略する。
第1図は、本考案による電動シヤツタの開閉位
置検知装置の一実施例を示す回路ブロツク図であ
る。図において、演算・制御装置11bと記憶装
置11aとの間には補正装置(補正手段)14が
設けられている。この補正装置14は、スイツチ
操作でモータ5を駆動し、スラツトカーテン1が
上限または下限停止位置あるいは外部の操作によ
つて所望の停止位置に達してモータ5に制御信号
S4が出力されスラツトカーテン1が停止した際、
検出手段(検出器)6の検出によつて予め記憶設
定された設定値と一致する最後のカウント値を出
力したカール8が、前記検出手段6に対して所定
範囲(後に詳述する。)ずれて位置しているとき
に、前記カウント値に対する補正値(カウント値
に増減すべきカウント数)を算出している。この
補正値は最後のカウント値を出力したカール8を
基準として、このカール8が検出手段6の前後の
いずれに位置しているかによつて前記カウント値
に増減されるカウント数である。また、この補正
値は記憶装置11aに出力され、スラツトカーテ
ン1の起動時まで記憶される。
更に、前記補正装置14はスラツトカーテン1
が停止状態から起動した際、この起動時から所定
時間経過後に前記検出手段6の検出によつて最初
にカウント値を出力するカール8が前記検出手段
6に対して所定範囲ずれて位置していると確認し
判断すると、上述したスラツトカーテン1の停止
時に記憶装置11aに記憶された補正値に基づく
カウント値の補正演算、つまり、前記カウント値
に補正値を加算(あるいは減算)する演算を行つ
ている。
ここで、上記した起動時から所定時間とはモー
タ5の始動によるスラツトカーテン1の振動は収
まるまでの時間を指している。
また、演算・制御装置11b内には、検出手段
6によつて検出されたカール8のカール検出パル
スS2をカウントするカウンタ(図示せず)が設け
られている。このカウンタはスラツトカーテン上
昇時にはアツプカウンタ、下降時にはダウンカウ
ンタによつてカウントを行うものである。
次に、上述した補正装置の具体的な動作につい
てスラツトカーテンを上限で停止させた後起動さ
せる場合と下限で停止させた後起動させる場合と
を例にとつて説明する。
第2図は、スラツトカーテンを上限で停止させ
た後起動させる場合の補正装置の動作を説明する
ための図である。図において、検出手段6は実際
の1箇所に設けられ固定であるが、この検出手段
6とスラツトカーテン1とは各々相対する関係に
あることから、説明の都合上スラツトカーテン1
を停止状態とし、検出手段6が移動するものと仮
定する。この場合、検出手段6とスラツトカーテ
ン1の移動方向は互いに相対する方向にある。そ
して、カール検出パルスS2の立上りから立上りま
での間を1区間としてA〜Dの区間に区分し、図
中(時間軸に対して)最初の立上りで設定値と一
致する最後のカウント値nを出力するものとす
る。また、最後のカウント値nから次のカウント
値n+1を出力するまでの時間TA(この間にモー
タ5を停止させる制御信号S4が出力される。)を
4区間〜に区分して各区間における検出手段
6の位置から前記補正装置14の動作についてを
説明する。そこで、上記各区間〜および後述
する〜の時間tはリレー等の遅れ時間、スラ
ツトカーテン1の起動時における振動時間よりも
大とする。
まず、区間でモータ5に制御信号S4が出力さ
れ、検出手段6が区間Aに位置しているとき、つ
まり、アツプカウントをしてきて最後のカウント
値nを出力したカール8が検出手段6から所定距
離戻つた位置(前のカウント値n−1をカウント
する位置)に停止したときにスラツトカーテン1
を再び起動して下降させた場合、検出手段6は最
初にn−1番目のカール8を検出してダウンカウ
ントを開始することになるが、この場合ダウンカ
ウントしていくとカウント値が下限位置では0に
ならず1となるためこのカウント値を1減少させ
て補正しなければならない。そこで、補正装置1
4はこのことを認識すると補正値を−1と算出し
て記憶装置11aに出力する。続いて、この停止
状態にあるスラツトカーテン1を再度起動し下降
させ、起動時から所定時間経過後に検出手段6が
区間Aに位置していることを判断とすると、前記
補正値−1をカウント値に加算してカール8のダ
ウンカウントを行う。
なお、起動時から所定時間経過後に検出手段6
が区間Aに位置していないときは(例えば、区間
Bに位置しているとき)は記憶装置11aに記憶
されている補正値−1をインクレメントして通常
のカール8のダウンカウントを行う。
また、区間でモータ5に制御信号S4が出力さ
れ、検出手段6が区間Bに位置しているときは、
起動時には検出手段6が最初にn番目のカール8
を検出してダウンカウントを開始し、下限位置で
はカウント値が0になるので通常のカール8のダ
ウンカウントが行われる。
次に、区間またはでモータ5に制御信号S4
が出力され、検出手段6が区間BまたはCに位置
しているとき、あるいは区間でモータ5に制御
信号S4が出力され、検出手段6が区間Cに位置し
ているときは、起動時には検出手段6が最初にn
番目のカール8を検出してダウンカウントを開始
し、下限位置ではカウント値が0になるので通常
のカール8のダウンカウントが行われる。
続いて、区間でモータ5に制御信号S4が出力
され、検出手段6が区間Dに位置しているとき、
つまり、最後のカウント値nを出力したカール8
が検出手段6から所定距離進んだ位置(次のカウ
ント値n+1をカウントする位値)に停止したと
きにスラツトカーテン1を再び起動し下降させた
場合、検出手段6は最初にn+1番目のカール8
を検出してダウンカウントを開始することになる
が、この場合ダウンカウントしていくとカウント
値が下限位置では0とならず−1となるためこの
カウント値を1増加させて補正しなければならな
い。そこで、補正装置14はこのことを認識する
と補正値+1と算出して記憶装置11aに出力す
る。続いて、この停止状態にあるスラツトカーテ
ン1を再度起動し下降させ、起動時から所定時間
経過後に検出手段6が区間Dに位置していること
を判断すると、前記補正値+1をカウント値に加
算してカール8のダウンカウントを行う。
なお、起動時から所定時間経過後に検出手段6
が区間Dに位置していないとき(例えば、区間C
に位置しているとき)は記憶装置11aに記憶さ
れている補正値+1をインクレメントして通常の
カール8のダウンカウントを行う。
次に、スラツトカーテンを下限で停止させた後
起動させる場合の補正装置の動作を第3図に基づ
いて説明する。なお、カール検出パルスS2の立下
がりから立上がりまでの間を1区間としてE〜H
の区間に区分し、図中(時間軸に対して)最初の
立下がりで最後のカウント値0を出力するものと
する。また、0のカウント値から−1のカウント
値を出力するまでのTB(この間にモータ5に制御
信号S4が出力される。)を4区間〜に区分し
て各区間における検出手段6の位置から補正装置
14の動作について説明する。
まず、区間でモータ5に制御信号S4が出力さ
れ、検出手段6が区間Eに位置しているとき、つ
まり、ダウンカウントをしてきて最後のカウント
値0を出力したカール8が検出手段6から所定距
離進んだ位置(次のカウント値−1をカウントす
る位置)に停止したときにスラツトカーテン1を
再び起動し上昇させた場合、検出手段6は最初に
−1番目のカール8を検出してアツプカウントを
開始することになるが、この場合アツプカウント
していくとカウント値が上限位置では設定値のn
にならずn+1となるためこのカウント値を1減
少させて補正しなければならない。そこで、補正
装置14はこのことを認識すると補正値を−1と
算出して記憶装置11aに出力する。続いて、こ
の停止状態にあるスラツトカーテン1を再度起動
し上昇させ、起動時から所定時間経過後に検出手
段6が区間Eに位置していることを判断すると、
前記補正値−1をカウント値に加算してカール8
のアツプカウントを行う。
なお、起動時から所定時間経過後に検出手段6
が区間Eに位置していないとき(例えば、区間F
に位置しているとき)は記憶装置11aに記憶さ
れている補正値−1をインクレメントして通常の
カール8のアツプカウントを行う。
また、区間でモータ5に制御信号S4が出力さ
れ、検出手段6が区間Fに位置しているときは、
起動時には検出手段6が最初に0番目(初期)の
カール8を検出してアツプカウントを開始し、上
限位置ではカウント値が設定値nと一致するので
通常のカール8のアツプカウントが行われる。
次に、区間またはでモータ5に制御信号S4
が出力され、検出手段6が区間FまたはGに位置
しているとき、あるいは区間でモータ5に制御
信号S4が出力され、検出手段6が区間Gに位置し
ているときは、起動時には検出手段6が最初に0
番目のカール8を検出してアツプカウントを開始
し、上限位置ではカウント値が設定値nと一致す
るので通常のカール8のアツプカウントが行われ
る。
続いて、区間でモータ5に制御信号S4が出力
され、検出手段6が区間Hに位置しているとき、
つまり、ダウンカウントしてきて最後のカウント
値0を出力したカール8が検出手段6から所定距
離戻つた位置(前のカウント値1をカウントする
位置)に停止したときにスラツトカーテン1を再
び起動し上昇させた場合、検出手段6は最初に1
番目のカール8を検知してアツプカウントを開始
することになるが、この場合アツプカウントして
いくとカウント値が上限位置では設定値のnにな
らずn−1となるためにこのカウント値を1増加
させて補正しなければならない。そこで、補正装
置14はこのことを認識すると補正値を+1と算
出して記憶装置11aに出力する。続いて、この
停止状態にあるスラツトカーテン1を再度起動し
上昇させ、起動時から所定時間経過後に検出手段
6が区間Hに位置していることを判断すると、前
記補正値+1をカウント値に加算してカール8の
アツプカウントを行う。
なお、起動時から所定時間経過後に検出手段6
が区間Hに位置していないとき(例えば、区間G
に位置しているとき)は記憶装置11aに記憶さ
れている補正値+1をインクレメントして通常の
カール8のアツプカウントが行われる。
ところで、上述した実施例ではスラツトカーテ
ン1を上限位置あるいは下限位置で停止させ、更
に、停止したスラツトカーテン1を起動させる場
合を例にとつて説明しているが、スラツトカーテ
ン1を所望の位置で停止させて再度起動させる場
合にもこの補正装置14を動作させてカール8の
カウント値の補正を行うことができる。
[効果] 以上説明したように、本考案は制御部11に、
スラツトカーテン1が上限または下限停止位置あ
るいは所望の停止位置に達して停止した際、前記
検出手段6の検出により設定値と一致する最後の
カウント値を出力したカール8が、前記検出手段
6に対して所定範囲ずれて位置しているときに、
前記カウント値に対し所定の補正演算を行つて補
正値を算出し、スラツトカーテン1の起動時から
所定時間経過後に前記検出手段6により最初のカ
ウント値を出力するカール8が、前記検出手段6
に対して所定範囲ずれて位置しているとき、前記
補正値に基づくカウント値の補正を行う補正手段
14を設けた構成としたので、リレー等の接点に
遅れ時間が生じモータ5の停止時間を要したり、
あるいはスラツトカーテン1の起動時における振
動によつてカール8のカウント値に誤差が生じた
場合、このカール8のカウント値を正確に補正す
ることができる。また、カール8のカウント値を
正確に補正することができるので、スラツトカー
テン1を初期に設定した位置で確実に停止制御す
ることができ、装置に対する信頼性がより向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による電動シヤツタの開閉位
置検知装置の一実施例を示す回路ブロツク図、第
2図及び第3図は、本考案の要部である補正装置
の動作を説明するための図、第4図は、従来の電
動シヤツタの開閉位置検知装置の一例を示す回路
ブロツク図、第5図は、上記装置の動作を説明す
るフローチヤート図、第6図は、上記電動シヤツ
タの開閉位置検知装置の設定動作を説明するタイ
ミングチヤート図、第7図は、上記装置の設定動
作を説明するフローチヤート図、第8図は、上記
装置の動作を説明するタイミングチヤート図、第
9図は、検出手段の取付け状態を示す図、第10
図は、電動シヤツタの外観図、第11図及び第1
2図は、上記装置の動作でスラツトカーテンが下
限位置及び上限位置に停止した状態を示す図であ
る。 1……スラツトカーテン、5……モータ、6…
…検出手段(検出器)、8……カール、11……
制御装置(制御部)、12……等分割パルス発生
演算装置(等分割パルス発生手段)、14……補
正装置(補正手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動機5の駆動により上昇または下降するスラ
    ツトカーテン1を形成する各スラツトの上下端に
    形成される各スラツト結合用のカール8を検出
    し、該カール毎にパルスを出力する検出手段6
    と、 入力されるデータに基づいて前記カール間隔を
    複数に等分割する複数個のパルスを出力する等分
    割パルス発生手段12と、 前記検出パルスを入力して前記等分割パルス発
    生手段12に出力するデータを算出すると共に、
    前記検出手段6及び等分割パルス発生手段12か
    ら出力されるパルスのカウント値をもつて前記ス
    ラツトカーテン1の上限または下限停止位置の設
    定値とし、該設定値に基づいて上昇・下降するス
    ラツトカーテン1を前記上限または下限停止位置
    に達したときに電動機5に停止信号を出力してス
    ラツトカーテン1を停止制御する制御部11と、
    を備えた電動シヤツタの開閉位置検知装置であつ
    て、 前記制御部11には、スラツトカーテン1が上
    限または下限停止位置あるいは所望の停止位置に
    達して停止した際、前記検出手段6の検出により
    設定値と一致する最後のカウント値を出力したカ
    ール8が、前記検出手段6に対して所定範囲ずれ
    て位置しているときに、前記カウント値に対し所
    定の補正演算を行つて補正値を算出し、スラツト
    カーテン1の起動時から所定時間経過後に前記検
    出手段6の検出により最初のカウント値を出力す
    るカール8が、前記検出手段6に対して所定範囲
    ずれて位置しているときに、前記補正値に基づく
    カウント値の補正を行う補正手段14が設けられ
    ていることを特徴とする電動シヤツタの開閉位置
    検知装置。
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JP2659246B2 (ja) * 1989-08-03 1997-09-30 シャープ株式会社 電動シャッタの制御装置

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