JPH0510057A - ドアハンドル装置 - Google Patents

ドアハンドル装置

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JPH0510057A
JPH0510057A JP3159153A JP15915391A JPH0510057A JP H0510057 A JPH0510057 A JP H0510057A JP 3159153 A JP3159153 A JP 3159153A JP 15915391 A JP15915391 A JP 15915391A JP H0510057 A JPH0510057 A JP H0510057A
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door
handle
switch
lock
handle body
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Koji Suzuki
浩二 鈴木
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Alpha Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ドアハンドル装置のハンドルを格納位置から操
作準備位置に自動的に移動する。 【構成】操作信号を受信する受信回路を発生する受光セ
ンサ19と、ドアの開閉を検出するドアスイッチ71
と、格納位置、操作準備位置及び開扉位置に移動可能な
ハンドル本体と、ドアロック装置の施解錠状態を検出す
るドアロックスイッチ72と、格納位置と操作準備位置
との間でハンドル本体を移動させるハンドル駆動装置1
4と、ドアが閉鎖されていることをドアスイッチにより
検出し、ドアロック装置が施錠状態であることをドアロ
ックスイッチにより検出し、かつ受光センサから指令信
号を受信したときにハンドル駆動装置を駆動してハンド
ル本体を格納位置から操作準備位置に移動させるハンド
ル制御回路73とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はドアハンドル装置、特
にドアパネルとほぼ同一の平面となるフラッシュフェイ
スアウトドアハンドル装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアパネルに取り付けられたア
ウトサイドハンドルはドアの開閉の際に把持される。ア
ウトサイドハンドルの取付部に形成されているドアパネ
ルには手を挿入する凹部が形成されており、この凹部の
ため自動車の走行時に風切り音が発生する。このような
風切り音を防止するため、フラッシュフェイスドアハン
ドルが提案されている。例えば、特公昭64ー9433
号公報に示されるように、アウトドアハンドルを収容す
るドアパネルの凹部が蓋で覆われている。また、実開昭
59ー171169号公報にはドアパネルの凹部をハン
ドルとフラップとにより覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アウトサイドハンドルでは凹部が完全に閉鎖されている
ので、アウトサイドハンドルを円滑に操作することがで
きない。ドアパネルの凹部が蓋で覆われていると、蓋を
解放しにくい。また、ドアパネルの凹部がハンドルとフ
ラップとにより覆われていると、フラップにより手を挟
まれる危険がある。 そこで、本発明はドアパネルに対
してほぼ同一平面となる格納位置から操作準備位置に自
動的に移動するドアハンドル装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によるドアハン
ドル装置は操作信号を受信する受信回路と、ドアの開閉
を検出するドアスイッチと、格納位置、準備位置及び開
扉位置に移動可能なハンドル本体と、ドアロック装置の
施解錠状態を検出するドアロックスイッチと、格納位置
と操作準備位置との間でハンドル本体を移動させるハン
ドル駆動装置と、ドアが閉鎖され、ドアロック装置が施
錠状態で所定のコード信号を含む操作信号を受信回路が
受信したときにハンドル駆動装置を駆動してハンドル本
体を格納位置から操作準備位置に移動させるハンドル制
御回路とを備えている。ハンドル制御回路は、ドアが閉
鎖されていることを検出するドアスイッチと、ドアロッ
ク装置が解錠状態であることを検出するドアロックスイ
ッチとを備え、所定のコード信号を含む操作信号を受信
回路が受信したときにハンドル駆動装置を駆動してハン
ドル本体を操作準備位置から格納位置に移動させる。ハ
ンドル制御回路はハンドルクローズスイッチの出力によ
り格納位置にあるハンドル本体を検出する。ハンドル制
御回路はハンドルオープンスイッチの出力により操作準
備位置にあるハンドル本体を検出する。
【0005】この発明によるドアハンドル装置はドアパ
ネルに固定されかつハンドル本体が取り付けられるブラ
ケットと、ハンドル本体を操作準備位置から開扉位置ま
で手動で移動したときにドアロック装置のドアラッチを
作動してドアを開扉するロック作動装置とを備えてい
る。ハンドル本体はドアパネルに回動可能に軸着され
る。ハンドル駆動装置はドアパネルに取り付けられかつ
ハンドル本体に対して間隙をもって接続されたリンク装
置と、リンク装置を駆動するアクチュエータと、ドアパ
ネルの外部から所定のコード信号を受信したときアクチ
ュエータを駆動するハンドル制御回路を有する。ハンド
ル制御回路は赤外線コード信号、無線コード信号又は複
数のスイッチを所定の順序で操作したときに発生するテ
ンキーコードを操作信号として受信できる。リンク装置
はドアパネルに軸着された第1のリンクと、第1のリン
クに軸着された一端及びハンドル本体に軸着された他端
を有する第2のリンクと、第1のリンクを格納位置と操
作準備位置との間でアクチュエータにより移動される第
3のリンクとを有する。第1のリンクとハンドル本体と
の間又は第1のリンクと第2のリンクとの間の接続部に
間隙が形成されている。ロック作動装置はハンドル本体
が操作準備位置から開扉位置に移動されたときに作動さ
れるスイッチング素子と、スイッチング素子が作動され
たときドアロック装置のドアラッチを作動するロックア
クチュエータとを有する。ロック作動装置はドアロック
装置のドアラッチに作動連結されたロッドを有する。
【0006】
【作用】赤外線、電波又はテンキーにより所定のコード
信号を含む操作信号を受信回路を通じてハンドル制御回
路に付与すると、ハンドル制御回路はドアロックスイッ
チの出力によりドアがロック状態にあるか否か判断し、
ロック状態の場合はハンドル駆動装置に出力を送出して
ハンドル本体を格納位置から操作準備位置に移動させ
る。この状態でハンドル本体を手動で操作準備位置から
開扉位置に移動させると、ロック作動装置によりドアロ
ック装置のドアラッチが作動され、ドアを開扉すること
ができる。
【0007】また、所定のコード信号を含む操作信号を
受信回路を通じてハンドル制御回路に付与され、アンロ
ック状態の場合はハンドル駆動装置に出力を送出してハ
ンドル本体を操作準備位置から格納位置に移動させる。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるドアハンドル装置の実
施例を図1〜図14について説明する。
【0009】この発明によるドアハンドル装置10は図
1に示すようにドアパネル11に固定されたブラケット
12と、格納位置A、操作準備位置B及び開扉位置C間
で移動可能にブラケット12に取り付けられたハンドル
本体13と、ハンドル本体13を格納位置Aから操作準
備位置Bに移動させるハンドル駆動装置14と、ハンド
ル本体13を操作準備位置Bから開扉位置Cまで手動で
移動したときにハンドル本体13の移動に連動してドア
ロック装置15のドアラッチ16を作動してドア17
(図4)を開扉するロック作動装置18とを有する。ブ
ラケット12及びハンドル本体13はそれぞれアーム部
12aと13aとを有し、アーム部12aと13aの端部は
軸23により軸着されている。また、ハンドル本体13
が開扉位置Cから操作準備位置Bに自動的に戻るように
スプリング24がアーム部12aと13a間に設けられて
いる。ブラケット12はエスカッションとしてドアパネ
ル11に固着されているから、ハンドル本体13はドア
パネル11に回動可能に軸着される。ハンドル本体13
のアーム部13aはベルクランク形に形成され、端部1
3bにはロッド24が接続される貫通孔25が形成され
ている。また、ハンドル本体13が操作準備位置B及び
開扉位置C間に回動されたときに、端部13bが当接し
てオンとなるスイッチング素子としてのハンドルスイッ
チ26が設けられている。
【0010】ハンドル駆動装置14はドアパネル11に
取り付けられたリンク装置20と、リンク装置20を駆
動するアクチュエータとしてのモータ21(図3)と、
ドアパネル11の外部から所定のコード信号を受信した
ときモータ21を駆動するハンドル駆動回路22を有す
る。リンク装置20は軸34によりドアパネル11に軸
着された第1のリンクとしての揺動レバー30と、軸3
5(図3)により揺動レバー30に軸着された一端及び
ロッド24を介してハンドル本体13に軸着された他端
を有する第2のリンクとしてのロッド31と、揺動レバ
ー30を格納位置Aと操作準備位置Bとの間でモータ2
1により移動される第3のリンクとしての回転板32と
を有する。図示しないが、軸35は揺動レバー30に形
成された長孔に嵌合され、ハンドル本体13を操作準備
位置B及び開扉位置C間で揺動するとき、揺動レバー3
0がハンドル本体13の揺動を阻止しない。しかし、こ
のような構造に限定されず、操作準備位置B及び開扉位
置C間でハンドル本体13を揺動させるため、揺動レバ
ー30とハンドル本体13との間又は揺動レバー30と
第2のリンク31との間の接続部に間隙を形成すればよ
い。回転板32には揺動レバー30に形成された長さ方
向の長孔36に嵌合する突起33が設けられる。また、
ハンドル本体13の格納位置Aと操作準備位置Bを検出
するクローズスイッチ37とオープンスイッチ38が設
けられる。
【0011】前記のように、ハンドル本体13が操作準
備位置Bから開扉位置Cに移動されたときにロック作動
装置18のハンドルスイッチ26がオンとなる。図4に
示すように、ハンドルスイッチ26が作動されたときロ
ックアクチュエータとしてのロックモータ28が作動さ
れ、ドアロック装置15のドアラッチ16が作動され
る。ロック作動装置18のロッド41はロックモータ2
8の回転アーム28aとドアロック装置15のドアラッ
チ16とを作動連結する。クローズスイッチ37とオー
プンスイッチ38とハンドル駆動回路22との間にはリ
レー40が接続される。
【0012】図示しないが、ハンドル制御回路22は赤
外線コード信号、無線コード信号又は複数のスイッチを
所定の順序で操作したときに発生するテンキーコードを
操作信号として受信できる。例えば、図1及び図4に示
すように赤外線信号を受信する受信回路としての受光セ
ンサ19がブラケット12に取り付けられる。
【0013】ハンドル本体13の操作とは別にドアラッ
チ16を作動できるシリンダ錠50及びシリンダ錠50
を遮蔽する開閉可能なリッド装置60とが設けられる。
リッド装置60はシリンダ錠50を遮蔽するリッド本体
61と、ドアパネル11に固定されたブラケット12内
に滑動可能に配置されかつリッド本体61に連結された
一端及びスプリング62により押圧される他端を有する
シャフト63と、シャフト63に形成された係止溝64
に係合する係止位置とこの係止溝64から離間した開放
位置との間で移動可能なロックレバー65と、ロックレ
バー65を係止位置に付勢するスプリング66と、シャ
フト63に形成された案内溝67に係合する案内突起6
8とを備えている。ロックレバー65が係止位置から開
放位置に移動されると、案内突起68が係合している案
内溝67の形状に沿ってシャフト63は引込み位置から
突出位置に移動される。即ち、シャフト63は直線的に
突出した後、回転しながら更に突出する。スプリング6
2はシャフト63に形成された孔63a内に配置され
る。
【0014】赤外線信号により遠隔操作を行わないとき
又はロック作動装置18が故障したとき、係止位置にあ
るロックレバー65を工具により解放位置に移動する
と、ロックレバー65とシャフト63との係合が解除さ
れる。これにより、シャフト63が回転しながら引き込
み位置から突出位置に前方に突出する。従って、リッド
装置60が解放位置に移動される。この状態でシリンダ
錠50をキーで操作すると、シリンダ錠50が解錠して
ドアロック装置15のドアラッチ16が作動され、ドア
17を開扉することができる。
【0015】ハンドル本体13が格納位置Aにあるとき
は、揺動レバー30はロッド24を引っ張ってもロック
状態に保持され、ハンドル本体13は操作準備位置B又
は開扉位置Cに移動しない。即ち、ロッド24は回転板
32が回転するときは格納位置Aと操作準備位置Bとの
間で移動するが、ハンドル本体13側から外力を加えて
も摩擦力が大きく又はデッド状態に保持されるので、ハ
ンドル本体13を操作準備位置B又は開扉位置Cに移動
することができない。
【0016】図10に示すように、ドアハンドル装置1
0は赤外線信号に含まれる操作信号を受信する受信回路
を発生する受光センサ19と、ドア17の開閉を検出す
るドアスイッチ71と、ドアロック装置15の施解錠状
態を検出するドアロックスイッチ72と、格納位置と操
作準備位置との間でハンドル本体13を移動させるハン
ドル駆動装置14と、ロック作動装置18と、ハンドル
本体13が格納位置にあることを検出するハンドルクロ
ーズスイッチ37と、ハンドル本体13が操作準備位置
にあることを検出するハンドルオープンスイッチ38
と、ハンドルスイッチ26と、ハンドル駆動回路22
と、ハンドル制御回路74とを有する。受光センサ19
に接続された増幅器70、ドアスイッチ71、ドアロッ
クスイッチ72、ハンドルクローズスイッチ37、ハン
ドルオープンスイッチ38及びハンドルスイッチ26は
それぞれハンドル制御回路74の入力端子I1〜I6に接
続される。ハンドル制御回路73はトランジスタ78a
と78bの各ベースと、ロック作動装置18に接続され
る。
【0017】ハンドル制御回路73は、ドア17が閉鎖
されていることをドアスイッチ71により検出し、ドア
ロック装置15が施錠状態であることをドアロックスイ
ッチ72により検出し、かつ受光センサ19から指令信
号を受信したときにハンドル駆動装置14を駆動してハ
ンドル本体13を格納位置から操作準備位置に移動させ
る。ハンドル駆動回路22はハンドル制御回路74の出
力端子O1及びO2に抵抗77aと77bを介して接続され
たトランジスタ78aと78bとを有する。トランジスタ
78aと78bのエミッタは接地され、コレクタはそれぞ
れリレー100と101のコイル102と103の各一
端に接続される。コイル102と103はそれぞれ3端
子スイッチ105と106を作動する。コイル102と
103の各他端,端子105b及び106bは電源に接続
される。端子105cと106cは接地される。端子10
5aと106aはモータ21及び逆起電力防止器104に
接続される。
【0018】上記の構成において、図10に示すハンド
ル制御回路74は図11に示す動作シーケンスに従って
作動される。次に、特開平2−39695号公報に示さ
れるような赤外線信号を使用した本実施例の動作につい
て説明する。
【0019】図示しない赤外線発光装置から所定のコ−
ド信号を含む遠隔操作信号を操作信号としてハンドル制
御回路22の受光センサ19に付与すると、ステップ8
0のスタートからステップ81においてハンドル制御回
路73は受光センサ19の出力により赤外線信号を受信
したか否か判断する。赤外線信号を受信すると、ステッ
プ82において受信した赤外線信号の中に所定のコード
が含まれているか否か判断する。所定のコードが含まれ
ていると、ステップ83に進み、ハンドル制御回路73
はドアスイッチ71の出力によりドア17が閉扉状態に
あるか否か判断する。ドア17が開扉状態の場合はステ
ップ84に移行する。ステップ84においてハンドル制
御回路73はドアロックスイッチ72の出力によりドア
17がロック状態にあるか否か判断する。ドア17がロ
ック状態のときはステップ84に進み、ハンドルクロー
ズスイッチ37の出力により、ハンドル制御回路73は
ハンドル本体13が格納位置Aにあるか否か判断する。
ハンドルクローズスイッチ37がオンの場合はステップ
85に進み、ハンドル制御回路73は出力端子O1から
出力を送出してトランジスタ78aをオンにする。これ
により、コイル102が通電され、接点105aと10
5bとが接続される。従って、モータ21が一方に回転
される。モータ21の作動により回転板32が回転し
て、揺動レバー30はクローズスイッチ37から離間し
てオープンスイッチ38をオンする状態で停止する。従
って、ロッド31及び24が押圧され、アーム部12a
が回動される。このように、ハンドル駆動装置14のハ
ンドル駆動回路22を作動して、ハンドル本体13を格
納位置Aから操作準備位置Bに移動させる。ハンドル本
体13が完全に操作準備位置Bに移動されると、ハンド
ルオープンスイッチ38がオンとなる。そこで、ステッ
プ86においてハンドル制御回路73はハンドルオープ
ンスイッチ38がオンとなったか否か判断し、ハンドル
オープンスイッチ38がオンになると、ハンドル駆動装
置14のハンドル駆動回路22を消勢する(ステップ8
7)。ステップ87においてハンドル駆動装置14が作
動を停止した後、ステップ88に進む。操作準備位置B
において手動でハンドル本体13を操作準備位置Bから
開扉位置Cに移動させると、ハンドル本体13の端部1
3bによりハンドルスイッチ26がオンとなる。これに
より、ロック作動装置18のロックモータ28が作動
し、ドアロック装置15のドアラッチ16が作動され、
ドア17を開扉することができる。ステップ88におい
てハンドルスイッチ26がオンしたか否か判断する。こ
れは操作準備位置Bから開扉位置Cに手動でハンドル本
体13が移動された場合にハンドルスイッチ26がオン
になる。ハンドルスイッチ26がオンにならないと、ス
タート(ステップ80)に戻る。ハンドルスイッチ26
がオンになると、ハンドル制御回路73の出力端子O3
からロック作動装置18に出力が送出され、ステップ8
9においてロック作動装置18が作動される。これによ
り、ドアラッチ16がアンロック状態に切り替えられ
る。次に、ステップ90においてドアラッチ16がアン
ロック状態にあるか否か判断し、アンロック状態でない
とステップ89に戻り、アンロック状態になるとステッ
プ91においてロック作動装置18の作動が停止され、
ステップ91から81に戻る。ステップ88においてハ
ンドルスイッチ26がオフの場合はステップ81に戻
る。
【0020】ステップ84において赤外線信号を受信し
ないとき、ステップ82において受信した赤外線信号に
所定のコード信号が含まれていないとき又はステップ8
3においてドアスイッチ71がオフ状態の場合はステッ
プ81に戻る。
【0021】ステップ81において赤外線信号を受信し
ないとき、ステップ82において受信した赤外線信号に
正規のコード信号が含まれていないとき又はステップ8
7においてハンドル駆動装置14が作動を停止したと
き、ステップ84においてドアがアンロック状態の場合
は、ステップ92においてハンドル駆動装置22が作動
される。この場合はハンドル制御回路73の出力端子O
2から出力がトランジスタ78bのベースに送出される。
従って、コイル103が付勢され、接点106aと10
6bが接続される。これにより、モータ21が逆方向に
回転され、ハンドル本体13は操作準備位置Bから格納
位置Aに向かって回転される。ステップ93においてハ
ンドルクローズスイッチ37がオンになると、ステップ
94においてハンドル制御回路73の出力端子O2の出
力が停止され、ステップ81に戻る。ステップ93にお
いてハンドルクローズスイッチがオフ状態の場合はステ
ップ92に戻される。
【0022】この発明の実施例は変更が可能である。図
12〜図14に示すように従来のプルアップ形のドアハ
ンドル装置にもこの発明を実施することができる。更
に、上記の実施例では、ハンドルスイッチ26がオンに
なったときロック作動装置18が作動する例を示した
が、図14に示すように、例えば、ドアラッチ16とハ
ンドル本体13とを間隙をもってロッド27で機械的に
連結してもよい。
【0023】また、上記の実施例では、ハンドル本体1
3が軸23を中心に揺動する例を示したが、ハンドル本
体13が直線運動をするように構成してもよい。
【0024】更に、赤外線信号を使用する代わりに特開
昭60−138190号公報に示される電波又は特開平
2−24464号公報に示されるテンキーにより所定の
コード信号を含む操作信号を使用することができる。
【0025】
【発明の効果】上記のようにこの発明では、ドアハンド
ル装置を格納位置から操作準備位置に自動的に移動する
ことができ操作が容易となる。ハンドル本体が格納位置
にあると、ドアハンドル装置がドアパネルとほぼ同一面
となり、自動車の走行時に発生する風切り音を防止する
ことができる。格納位置にあるハンドル本体を開扉位置
に移動できないので、ドアハンドル装置に対するいたず
ら又は不正解錠を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるドアハンドル装置の断面図
【図2】この発明によるドアハンドル装置の正面図
【図3】ハンドル駆動装置の側面図
【図4】この発明によるドアハンドル装置の概念図
【図5】この発明によるドアハンドル装置の部分断面図
【図6】ドアハンドル装置の正面図
【図7】リッドを除去した状態を示すドアハンドル装置
の正面図
【図8】リッド装置の分解斜視図
【図9】シャフトの部分斜視図
【図10】この発明によるドアハンドル装置の電気回路
【図11】図10に示す回路の動作シーケンスを示すフ
ローチャート
【図12】他の実施例を示す斜視図
【図13】他の実施例を示す断面図
【図14】他の実施例を示す別の断面図
【符号の説明】
10..ドアハンドル装置、11..ドアパネル、1
2..ブラケット、13..ハンドル本体、A..格納
位置、B..操作準備位置、C..開扉位置、14..
ハンドル駆動装置、15..ドアロック装置、16..
ドアラッチ、18..ロック作動装置、19..受光セ
ンサ、20..リンク装置、21..モータ(アクチュ
エータ)、22..ハンドル駆動回路、26..ハンド
ルスイッチ(スイッチング素子)、30..揺動レバー
(第1のリンク)、31..ロッド(第2のリンク)、
32..回転板(第3のリンク)、28..ロックモー
タ(ロックアクチュエータ)、41..ロッド、7
1..ドアスイッチ、72..ドアロックスイッチ、7
3..ハンドル制御回路、75..ハンドルクローズス
イッチ、76..ハンドルオープンスイッチ、

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作信号を受信する受信回路と、ドアの
    開閉を検出するドアスイッチと、格納位置、操作準備位
    置及び開扉位置に移動可能なハンドル本体と、ドアロッ
    ク装置の施解錠状態を検出するドアロックスイッチと、
    格納位置と操作準備位置との間でハンドル本体を移動さ
    せるハンドル駆動装置と、ドアが閉鎖されていることを
    ドアスイッチにより検出し、ドアロック装置が施錠状態
    であることをドアロックスイッチにより検出し、かつ所
    定のコード信号を含む操作信号を受信回路が受信したと
    きにハンドル駆動装置を駆動してハンドル本体を格納位
    置から操作準備位置に移動させるハンドル制御回路とを
    備えていることを特徴とするドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 ハンドル制御回路は、ドアが閉鎖されて
    いることを検出するドアスイッチと、ドアロック装置が
    解錠状態であることを検出するドアロックスイッチとを
    備え、所定のコード信号を含む操作信号を受信回路が受
    信したときにハンドル駆動装置を駆動してハンドル本体
    を操作準備位置から格納位置に移動させる「請求項1」
    に記載のドアハンドル装置。
  3. 【請求項3】 ハンドル制御回路は格納位置にあるハン
    ドル本体を検出するハンドルクローズスイッチを備えた
    「請求項1」に記載のドアハンドル装置。
  4. 【請求項4】 ハンドル制御回路は操作準備位置にある
    ハンドル本体を検出するハンドルオープンスイッチを備
    えた「請求項1」に記載のドアハンドル装置。
  5. 【請求項5】 ドアパネルに固定されたブラケットと、
    格納位置、操作準備位置及び開扉位置間で移動可能にブ
    ラケットに取り付けられたハンドル本体と、格納位置と
    操作準備位置との間でハンドル本体を移動させるハンド
    ル駆動装置と、ハンドル本体を操作準備位置から開扉位
    置まで手動で移動したときにドアロック装置のドアラッ
    チを作動してドアを開扉するロック作動装置と、操作信
    号を受信する受信回路と、ドアの開閉を検出するドアス
    イッチと、ドアロック装置の施解錠状態を検出するドア
    ロックスイッチと、ドアが閉鎖されていることをドアス
    イッチにより検出し、ドアロック装置が施錠状態である
    ことをドアロックスイッチにより検出し、かつ所定のコ
    ード信号を含む操作信号を受信回路が受信したときにハ
    ンドル駆動装置を駆動してハンドル本体を格納位置から
    操作準備位置に移動させるハンドル制御回路とを備えて
    いることを特徴とするドアハンドル装置。
  6. 【請求項6】 ハンドル制御回路は、ドアが閉鎖されて
    いることを検出するドアスイッチと、ドアロック装置が
    解錠状態であることを検出するドアロックスイッチとを
    備え、所定のコード信号を含む操作信号を受信回路が受
    信したときにハンドル駆動装置を駆動してハンドル本体
    を操作準備位置から格納位置に移動させる「請求項5」
    に記載のドアハンドル装置。
  7. 【請求項7】 ハンドル制御回路は格納位置にあるハン
    ドル本体を検出するハンドルクローズスイッチを備えた
    「請求項5」に記載のドアハンドル装置。
  8. 【請求項8】 ハンドル制御回路は操作準備位置にある
    ハンドル本体を検出するハンドルオープンスイッチを備
    えた「請求項5」に記載のドアハンドル装置。
  9. 【請求項9】 ハンドル本体はドアパネルに回動可能に
    軸着される「請求項5」に記載のドアハンドル装置。
  10. 【請求項10】 ハンドル駆動装置はドアパネルに取り
    付けられかつハンドル本体に対して間隙をもって接続さ
    れたリンク装置と、リンク装置を駆動するアクチュエー
    タと、ドアパネルの外部から所定のコード信号を受信し
    たときアクチュエータを駆動するハンドル制御回路を有
    する「請求項5」に記載のドアハンドル装置。
  11. 【請求項11】 ハンドル制御回路は赤外線コード信
    号、無線コード信号又は複数のスイッチを所定の順序で
    操作したときに発生するテンキーコードを操作信号とし
    て受信できる「請求項10」に記載のドアハンドル装
    置。
  12. 【請求項12】 リンク装置はドアパネルに軸着された
    第1のリンクと、第1のリンクに軸着された一端及びハ
    ンドル本体に軸着された他端を有する第2のリンクと、
    第1のリンクを格納位置と操作準備位置との間でアクチ
    ュエータにより移動される第3のリンクとを有し、第1
    のリンクとハンドル本体との間又は第1のリンクと第2
    のリンクとの間の接続部に間隙が形成されている「請求
    項7」に記載のドアハンドル装置。
  13. 【請求項13】 ロック作動装置はハンドル本体が操作
    準備位置から開扉位置に移動されたときに作動されるス
    イッチング素子と、スイッチング素子が作動されたとき
    ドアロック装置のドアラッチを作動するロックアクチュ
    エータとを有する「請求項5」に記載のドアハンドル装
    置。
  14. 【請求項14】 ロック作動装置はドアロック装置のド
    アラッチに作動連結されたロッドを有する「請求項5」
    に記載のドアハンドル装置。
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