JPH0496261A - リードフレーム及びモールド金型 - Google Patents

リードフレーム及びモールド金型

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JPH0496261A
JPH0496261A JP20741590A JP20741590A JPH0496261A JP H0496261 A JPH0496261 A JP H0496261A JP 20741590 A JP20741590 A JP 20741590A JP 20741590 A JP20741590 A JP 20741590A JP H0496261 A JPH0496261 A JP H0496261A
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lead frame
air vent
shrink
resin
package
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Yasushi Otsubo
靖 大坪
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Yamada Manufacturing Co Ltd
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Yamada Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はリードフレームに関する。
(従来の技術) リードフレームをモールドする際はキャビティ内のエア
あるいは溶融樹脂中に含有されるエアをキャビティから
排出させて樹脂成形する。このエアの排出には種々の方
法があるが、モールド金型でリードフレームをクランプ
した際にリードフレームとモールド金型のクランプ面と
の間にエア抜きのための僅かな隙間が生じるようにモー
ルド金型を研削してエア抜きをする方法がある。このエ
ア抜きのために設ける個所をエアベント部という。
たとえば、DIPタイプのリードフレームではふつうパ
ッケージの外側面でリードを配設しない側面に接続する
フレーム位置にエアベント部を設ける。また、グツドタ
イプのリードフレームでは、パッケージの外周側面全体
にリードが配設されるからパンケージの3つのコーナ部
位置にエアベント部を設定する。パッケージの残りの1
つのコーナ部は樹脂を充填するゲート位置である。
第6図はグツドタイプのリードフレームをモールドした
状態で、エアベント部を形成したコーナ部を示す。10
はリードフレーム、12はパッケージ、14はアウター
リード、16はダムバー18はエアベント部である。エ
アベント部18にはモールド時にエアとともに若干の樹
脂が排出される。
(発明が解決しようとする課題) 第7図はグツドタイプのリードフレームの他の例で、変
形を防止するシュリンク部として窓20を設けたリード
フレームである。リードフレームの変形防止のため歪み
を吸収するシュリンク部を設けた製品は従来多用されて
いる。
グツドタイプのリードフレームでは前述したようにパッ
ケージ12のコーナ部にエアベント部18を設定するが
、第6図のようにコーナ部に窓20を設けたタイプでは
、パッケージ12の側面から窓20までの距離が短いた
め、エアとともに排出された樹脂が窓20内に流れ込む
という問題点がある。
第8図はエアベント部で流れ出した樹脂24が窓20内
に流れ込む様子を示す。第6図に示したリードフレーム
のようにパッケージ12のコーナ部の延長上にそのまま
フレームが連続している場合は、エアベントに必要な幅
および長さを確保することができるのでこの樹脂の流れ
込みの問題は生じないが、第7図のような窓20を形成
したタイプのリードフレームではエアベントに必要な幅
および長さをフレーム上でとることができないため窓2
0内に樹脂が流れ込む場合がある。
窓20に流れ込む樹脂量はわずかであるが、第8図に示
すように窓20内に流れ込んだ樹脂は板厚方向にしずく
24a状に垂れ下がるため、次工程のフォーミング加工
などでリードフレームをクランプした際に段差の原因と
なったり、しずく24aが落下して金型を損傷するとい
った問題点が生じる。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、リードフレームに好
適なエアベント部を形成することにより、モールド時に
エアベント部で排出された樹脂がリードフレームの板厚
方向に流れ出ないようにすることができるリードフレー
ムを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、ステージサポートパーとサイドレールおよび
セクションバーとの間にリードフレームの変形を防止す
るシュリンク部を設けたリードフレームにおいて、前記
シュリンク部のパッケージ成形位置のコーナ部から外方
のシュリンク部の表面内に、エアベントの際に流れ出る
樹脂の流れ出し面積よりも広いエアベント部を設けたこ
とを特徴とする。
(作用) リードフレームをモールドする際にパッケージを成形す
るコーナ部からエアを排出して成形する。
エアベントの際に流れ出る樹脂の流れ出し面積よりも広
いエアベント部を設けることにより、流れ出た樹脂がフ
レーム表面に残留して止まり、リードフレームの板厚方
向に流れ出ることを防止する。
また、シュリンク部を設けたことによってモールド後の
リードフレームの変形が防止できる。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本発明に係るリードフレームの一実施例を示す
説明図である。図ではグツドタイプのリードフレームで
エアベント部を設けた一つのコーナ部分を示している。
12はパッケージのモールド位置、14はアウターリー
ド、16はダムバー、26はサイドレール、28はセク
ションバーである。
ステージサポートパー22の一方側はパッケージ12内
に延出してステージを支持し、他端側はパッケージ12
のコーナ部からシュリンク部30を介してサイドレール
26とセクションバー28に接続している。シュリンク
部30はモールド後に樹脂が収縮することによってリー
ドフレームが変形することを防止する歪み吸収部として
設けたもので、シュリンク部30の形状としては種々パ
ターンがある。
32はパッケージ12のコーナ部から外方にステージサ
ポートパー22に連結して設けた広幅部である。この広
幅部32はモールド時にエアを排出するエアベント部を
形成するために設けた部分である。図でA部分がエアベ
ント部で、広幅部32内に所定面積を確保する。広幅部
32はステージサポートパー22よりも幅広に形成し、
所定長さを確保することによってエアベントに必要な面
積を確保することができ、これによってエアベントで流
れ出す樹脂を広幅部32から流れ出ないように止めるこ
とができる。
本実施例ではエアベントのための広幅部32を確保する
とともに、リードフレームの変形を防止するためシュリ
ンク部30を屈曲形状に設けて、平面の各方向に対する
歪みを好適に吸収し得るように設けている。
本発明に係るリードフレームは上記のようにパッケージ
のコーナ部にエアベント部を設ける際に必要なエアベン
ト部を確保し、かつリードフレームの変形を好適に防止
するシュリンク部を形成することを特徴とする。
第2図〜第5図は必要なエアベント部を設けたシュリン
ク部の他の実施例を示す説明図である。
第2図はパッケージ12のコーナ部に連続して広幅部3
2を形成し、広幅部32の端部からたがいに直交する方
向にシュリンク部30を設けた例である。エアベント部
Aは広幅部32およびシュリンク部30上に連続して設
ける。
第3図はパッケージ12のコーナ部に連続して広幅部3
2を設け、広幅部32の延出方向と同方向にシュリンク
部30を設けたものである。エアベント部は広幅部32
とシュリンク部30に設けるとともに、リードフレーム
10の外縁部Bにも設けている。
第4図はシュリンク部30をジグザグ状のパターンで形
成した例で、ジグザグ状のシュリンク部30上にエアベ
ント部Aを設けている。この実施例の場合はエアベント
部が複雑な形状となっているが放電加工などでモールド
金型を加工して形成することができる。
第5図はパッケージ12のコーナ部に接続して広幅部3
2を形成し、広幅部32の端部とサイドレール26とセ
クションパー28との間をジグザグ状のシュリンク部3
0で連結した例である。この実施例では第1図と同様に
広幅部32内でエアベント部Aを設定している。
以上の各実施例で示すように、シュリンク部30はきわ
めて多様なパターンで形成され得るが。
リードフレームの板厚方向に樹脂を流出させないように
するための方法としては、シュリンク部30に広幅部を
設ける方法、シーユリンク部30上にシュリンク部30
に沿ってエアベント部を設定する方法、リードフレーム
の外縁側に連続させてエアベント部を設定する方法等が
ある。
上記のようにしてシュリンク部30にエアベント部を設
ければ、エアベントの際の樹脂は必ずフレーム表面内に
排出され、前述したようなリードフレームの板厚方向に
樹脂がしずく状に垂れ下がるといった問題を回避するこ
とができる。
シュリンク部を形成する個所はリードフレームの平面内
において比較的自由にフレームパターンを設計できる個
所であるから、必要なエアベント面積が確保できるよう
にシュリンクパターンを設定することは容易にでき、リ
ードフレームの変形防止を効果的に図るとともに前述し
た排出樹脂の問題点を解消することができる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明に係るリードフレームによれば、上述したように
モールド時のエア排出用のエアベント部が容易に形成で
き、エアベント時に排出される樹脂がリードフレームの
表面にのみ残留するから、フォーミング加工などの加工
の際に不要な樹脂が落下したりする問題点を解消するこ
とができる。
また、シュリンク部も容易に形成できリードフレームの
変形を防止することができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリードフレームの一実施例を示す
説明図、第2図〜第5図はリードフレームの他の実施例
を示す説明図、第6図は従来例のリードフレームによる
モールド状態を示す説明図、第7図および第8図はリー
ドフレームの他の従来例によるモールド状態を示す説明
図および断面図。 10・・・リードフレーム、  12・・・パッケージ
、  14・・・アウターリード、  16・・・ダム
バー、 18・・・エアベント部、22・・・ステージ
サポートバー、  24・・・樹脂、26・・・サイド
レール、  28・・・セクションパー  30・・・
シュリンク部、32・・・広幅部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ステージサポートバーとサイドレールおよびセクシ
    ョンバーとの間にリードフレームの変形を防止するシュ
    リンク部を設けたリードフレームにおいて、 前記シュリンク部のパッケージ成形位置の コーナ部から外方のシュリンク部の表面内に、エアベン
    トの際に流れ出る樹脂の流れ出し面積よりも広いエアベ
    ント部を設けたことを特徴とするリードフレーム。
JP20741590A 1990-08-03 1990-08-03 リードフレーム及びモールド金型 Expired - Lifetime JP2858904B2 (ja)

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