JPH0118340Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0118340Y2 JPH0118340Y2 JP15076683U JP15076683U JPH0118340Y2 JP H0118340 Y2 JPH0118340 Y2 JP H0118340Y2 JP 15076683 U JP15076683 U JP 15076683U JP 15076683 U JP15076683 U JP 15076683U JP H0118340 Y2 JPH0118340 Y2 JP H0118340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall thickness
- corner
- sink marks
- ratio
- injection molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は射出成形品の立ち面形状を有する製品
における角部のヒケによる外観不良を防止するた
めに用いる射出成形品角部のヒケ防止形状に関す
るものである。
における角部のヒケによる外観不良を防止するた
めに用いる射出成形品角部のヒケ防止形状に関す
るものである。
(従来技術)
射出成形品における立ち面形状を有する製品で
は、角部の立ち面寸法が一般肉厚tに対して2倍
乃至4倍(すなわち2t〜4t)程度になる場合、成
形品の収縮に影響され、第1図に示すように、製
品1の角部2の上面3および側面4にヒケ5を生
じる。
は、角部の立ち面寸法が一般肉厚tに対して2倍
乃至4倍(すなわち2t〜4t)程度になる場合、成
形品の収縮に影響され、第1図に示すように、製
品1の角部2の上面3および側面4にヒケ5を生
じる。
このような外観不良を防止するために製品の肉
厚を増加させたり、ゲートを追加する等の費用が
増加する方向の対策を実施しなければならなかつ
た。
厚を増加させたり、ゲートを追加する等の費用が
増加する方向の対策を実施しなければならなかつ
た。
(考案の目的)
本考案は上記欠点を改善するためのもので、角
部の形状は一般のリブと同じ現象で外観不良が発
生するものと推定し、肉厚の薄肉化を計ることに
よつて表面の収縮の影響を少なくする角部のヒケ
防止形状を提供するものである。
部の形状は一般のリブと同じ現象で外観不良が発
生するものと推定し、肉厚の薄肉化を計ることに
よつて表面の収縮の影響を少なくする角部のヒケ
防止形状を提供するものである。
(考案の構成)
本考案の特徴は、射出成形品の角部を形成する
平面部と立ち面部に対し、前記平面部の肉厚tに
対する前記立ち面部の肉厚t′の比率t′/tと前記
立ち面部の高さhをそれぞれ (イ) 比率t′/tは0.3から0.7までの値 (t′/t=0.3〜0.7) (ロ) 高さhは肉厚tより高く、肉厚tの3倍より
低い値(3t>h>t) の範囲とすることである。
平面部と立ち面部に対し、前記平面部の肉厚tに
対する前記立ち面部の肉厚t′の比率t′/tと前記
立ち面部の高さhをそれぞれ (イ) 比率t′/tは0.3から0.7までの値 (t′/t=0.3〜0.7) (ロ) 高さhは肉厚tより高く、肉厚tの3倍より
低い値(3t>h>t) の範囲とすることである。
(作用)
本考案は上記構成により、射出成形品の角部に
おけるヒケを防止でき、外観品質を向上させるこ
とができる。
おけるヒケを防止でき、外観品質を向上させるこ
とができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図により説明する。
第2図において、製品1の平面部6を形成する
部分の肉厚(一般肉厚)tと、立ち面部7を形成
する部分の肉厚t′との比t′/tを0.3乃至0.7(t′/
t
=0.3〜0.7)とし、かつ立ち面部7を形成する部
分の高さhを肉厚tより高く肉厚tの3倍より低
い値(3t>h>t)の範囲にとるものとする。
(図中2点鎖線は従来より薄肉となつた部分8を
示す。) このようにすると、上記実施例の範囲では射出
成形時の角部におけるヒケが発生しない。従つ
て、ヒケが防止できることにより成形品の外観不
良率が下がり生産性が向上する。また上記ヒケ防
止対策は不必要な肉盛が減り、費用の削減にも寄
与する。
部分の肉厚(一般肉厚)tと、立ち面部7を形成
する部分の肉厚t′との比t′/tを0.3乃至0.7(t′/
t
=0.3〜0.7)とし、かつ立ち面部7を形成する部
分の高さhを肉厚tより高く肉厚tの3倍より低
い値(3t>h>t)の範囲にとるものとする。
(図中2点鎖線は従来より薄肉となつた部分8を
示す。) このようにすると、上記実施例の範囲では射出
成形時の角部におけるヒケが発生しない。従つ
て、ヒケが防止できることにより成形品の外観不
良率が下がり生産性が向上する。また上記ヒケ防
止対策は不必要な肉盛が減り、費用の削減にも寄
与する。
(考案の効果)
以上のように本考案は、費用増加に継がるヒケ
防止対策を必要とせず、むしろ費用の削除をもた
らすヒケ防止対策となり、射出成形品の外観品質
を向上させる。
防止対策を必要とせず、むしろ費用の削除をもた
らすヒケ防止対策となり、射出成形品の外観品質
を向上させる。
第1図は従来の成形品の外観不良状態を示す側
面断面図、第2図は本考案による角部のヒケ防止
形状を示す側面断面図である。 1……製品、2……角部、6……平面部、7…
…立ち面部、t……平面部を形成する部分の肉
厚、t′……立ち面部を形成する部分の肉厚、h…
…立ち面部を形成する部分の高さ。
面断面図、第2図は本考案による角部のヒケ防止
形状を示す側面断面図である。 1……製品、2……角部、6……平面部、7…
…立ち面部、t……平面部を形成する部分の肉
厚、t′……立ち面部を形成する部分の肉厚、h…
…立ち面部を形成する部分の高さ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 射出成形品の角部を形成する平面部と立ち面部
に対し、前記平面部の肉厚tに対する前記立ち面
部の肉厚t′の比率t′/tと前記立ち面部の高さh
を、それぞれ (イ) 比率t′/tは0.3から0.7までの値 (ロ) 高さhは肉厚tより高く、肉厚tの3倍より
低い値 の範囲とすることを特徴とする射出成形品角部の
ヒケ防止形状。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15076683U JPS6058308U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 射出成形品角部のヒケ防止形状 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15076683U JPS6058308U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 射出成形品角部のヒケ防止形状 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058308U JPS6058308U (ja) | 1985-04-23 |
JPH0118340Y2 true JPH0118340Y2 (ja) | 1989-05-29 |
Family
ID=30334298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15076683U Granted JPS6058308U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 射出成形品角部のヒケ防止形状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058308U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0745152B2 (ja) * | 1988-12-22 | 1995-05-17 | 松下電工株式会社 | 合成樹脂ファン |
PL3581517T3 (pl) | 2018-06-11 | 2023-10-02 | Imperial Tobacco Limited | Opakowanie wyrobu tytoniowego |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP15076683U patent/JPS6058308U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6058308U (ja) | 1985-04-23 |
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