JPH0197771A - 自動車用ドアアウターハンドル - Google Patents

自動車用ドアアウターハンドル

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JPH0197771A
JPH0197771A JP62255916A JP25591687A JPH0197771A JP H0197771 A JPH0197771 A JP H0197771A JP 62255916 A JP62255916 A JP 62255916A JP 25591687 A JP25591687 A JP 25591687A JP H0197771 A JPH0197771 A JP H0197771A
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中井 雅和
Naotoshi Inamura
稲村 直利
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    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/06Doors arranged at the vehicle sides slidable; foldable
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、把手天板とアームが熱可塑性樹脂で一体成形
された自動車用ドアアウターハンドルに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
自動車用ドアアウターハンドルは機能と同時に外観の要
求される部品でもある。
このため、従来、斯かるアウターハンドルは亜鉛グイキ
ャスト品や金属板からのプレス加工品が殆どであったが
、最近では軽壷化のため、ポリアセクール、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネートなどによる樹脂化
の傾向にある。
また樹脂化により、把手天板とアームが一体化でき、し
かも射出成形により極めて経済的に製造できること、さ
らに原料として着色樹脂の使用或いは、成形後のメツキ
、塗装などの方法で、かなり自由な装飾を施すことがで
きること等も樹脂化の大きな利点である。
ところが、樹脂成形されたアウターハンドルは把手天板
の裏側にアームが一体に成形されているため、その取り
付は部に対応する把手天板の表面側にヒケ(凹部)が生
じ、そのため著しく外観を損い商品価値が低下してしま
うという欠点があり、その改善が望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は自動車用ドアアウターハンドルの樹脂化に伴
うかかる問題点を解決するため鋭意検討した結果、本発
明に到達した。
即ち、本発明は把手天板とアームが熱可塑性樹脂で一体
成形された自動車用ドアアウターハンドルにおいて、把
手天板部に対するアーム接続部の肉厚比を0゜5以下と
した事を特徴とする自動車用ドアアウターハンドルに関
するものである。
尚、本発明において規定する上記の肉厚比は把手天板と
アームのつけ根における肉厚の比をさし、これから外れ
た部分の肉厚について本発明は何ら限定するものではな
い。またつけ根の部分における把手天板、アーム部の肉
厚は、必ずしもつけ根の部分全体にわたって一定にする
必要はなく、目的に応じ部分的に適宜変化させることも
できるものであって、要はこれらの平均肉厚比が本発明
で規定する0゜5以下になっていれば良い。
以下、本発明のアウターハンドルについて従来例と比較
して図面をもって説明する。
まず、従来のアウターハンドルを第5図〜第7図に示す
。ここで第5図は、アウターハンドルの裏面図、第6図
は側面図、第7図は、第5図のA−A”線断面略示図で
あり、図中1は把手天板、2はアーム、3は背面カバー
である。
また第8図は、背面カバー3が把手天板1の端部ではな
く、内側に設けられた場合を示す。
斯かる従来のアウターハンドルにおいては、アーム2が
取りつけられた把手天板1の表面側(図中、Xで示す位
置)にヒケが発生する。
これに対し本発明のアウターハンドルは把手天板部に対
するアーム接続部の肉厚比を実質上0.5以下にする事
を特徴とするものであり、これによりアームのつけ根の
部分に対応する把手天板表面側に生ずるヒケを防止する
ものである。
斯かる肉厚比を0.5より大きくしたものでは、ヒケを
外観上、支障のない程度以下に抑えることはできない。
より好ましい肉厚比は0.4以下、特に0.3以下であ
る。
本発明において、斯かる肉厚比を達成する方法について
は特に限定はなく、例えばアーム全体の肉厚を薄くし、
把手天板に対する肉厚比を本発明の規定内とすることも
可能であるが、アームには相当の強度が要求されしかも
通常(従来例では)アームは把手天板に比べ、厚肉であ
ることから、アーム接続部の所望部分だけを薄肉にする
ことにより、本発明の肉厚比の規定内にすることはヒケ
防止と共に強度の点から好ましい方法である。
より具体的な本発明の実施態様を第1図及び第2図に示
す。ここで第1図はアウターハンドルの裏面略示図、第
2図は第1図のB−B’線線断面略図図あり、図中4(
斜線部)の部分を中空状構造とすることにより接続部を
薄肉化したものである。
またアーム接続部において、ヒケが目立ち易いのは把手
天板上下両端から内に入った中央の部分例えば第6図a
の部分であることから、アームつけ根全体を薄肉化する
必要はなく本発明の別の実施態様を示した第3図及び第
4図の如く、ヒケが目立ち易い部分に対応するアームつ
け根の部分だけを薄肉化することも可能であり有効であ
る。尚、第3図はアウターハンドルの裏面略示図、第4
図は第3図のc−c’線線断面来示図示し、図中4(斜
線部)の部分の肉取りを行うことにより、接続部を薄肉
化したものである。
尚、薄肉化するにあたっては、前述した如く、アームつ
け根の部分全体を一定の肉厚とする必要はなく、所望に
応じ肉厚を変化させたものであっても良い。要は平均的
肉厚比が0.5以下であれば良い。
本発明においては把手天板に対するアーム接続部の肉厚
比は0より大きな値であれば良いが、接続部の強度面か
ら考えて、肉厚比を0.05以上とするのが好ましい。
より好ましくは0.1以上である。
尚、背面カバー3と把手天板1の一体部分の外表面(第
7図及び第8図中、Yで示す位置)にもヒケが生じ、特
に第8図の如く背面カバー3が把手天板の端(第8図で
言えば下端)より内側に設けられた場合著しい。この場
合にも把手天板に対する背面カバー接続部の肉厚比を0
.5以下とすることはヒケ防止のため極めて有効である
本発明は斯かる如く、アウターハンドルの形状に特徴が
あり、これに用いる樹脂としては特に限定はないが、ア
ウターハンドルに要求される諸物性から考えてポリアセ
クール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂等を用いるのが好ましい。
〔実施例〕
以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜15及び比較例1〜7 第1図及び第2図に示したように把手天板1とアーム2
のつけ根のアーム側に肉取りを行うことにより、把手天
板に対するアーム接続部の肉厚比を第1表の如く変化さ
せ、又、第8図の如く把手天板1の下端より内側に入っ
た所に背面カバー3を設け、把手天板に対する背面カバ
ー接続部の肉厚比も第1表の如く変化させて、ポリアセ
クール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂及びポリ
カーボネート樹脂を用いてアウターハンドルを成形した
。尚把手天板の肉厚は一般的に用いられている4ml1
1とした。また肉取りを行わない場合のアームの肉厚は
7aua(アーム接続部/把手天板の肉厚比は1.75
)  とした。
得られたアウターハンドル成形品は形状測定機を用いて
、アーム接続部、背面カバー接続部に対応する把手天板
表面側のヒケの絶対値を測定すると共に、肉眼観察によ
っても判定した。
結果を第1表に示す。
実用的に支障のないヒケの量は5μm程度かそれ以下、
好ましくは3μm程度か、それ以下であり、これを達成
するために必要とされる把手天板に対するアーム接続部
及び背面カバー接続部の肉厚比は0.5以下、好ましく
は0.3以下であることがわかる。
〔発明の効果〕
以上の説明及び実施例により明らかな様に樹脂で一体成
形された自動車用ドアアウターハンドルにおいて、把手
天板に対するアーム接続部及び所望により背面カバー接
続部の肉厚比を0.5以下にすることにより、把手表面
に発生するヒケを実用上支障のない程度に抑えることが
でき、外観形状の良好な商品価値の高いアウターハンド
ルを得ることが可能となる。
また熱可塑性樹脂からなるアウターハンドルは、前述し
た如く射出成形により極めて経済的に製造することがで
き、着色、メツキ、塗装等による装飾も比較的容易に行
えるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のアウターハンドルの一態様
を示す略示図であり、第1図は裏面図、第2図は第1図
のB−B’線断面図である。 また、第3図及び第4図は本発明のアウターハンドルの
別の態様を示す略示図であり、各々裏面図及び第3図の
c−c’線断面図である。第5図〜第7図は従来の自動
車用ドアアウターハンドルを示す略示図であり、第5図
は裏面図、第6図は側面図、第7図は第5図のA−A’
線断面図である。また第8図は背面カバーが把手天板の
端でなく内側に入った所から設けられた例を示す断面略
示図である。 1:把手天板部 2:アーム部 3:背面カバ一部 4:肉取りされた部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 把手天板とアームが熱可塑性樹脂で一体成形された自動
    車用ドアアウターハンドルにおいて、把手天板部に対す
    るアーム接続部の肉厚比を0.5以下とした事を特徴と
    する自動車用ドアアウターハンドル。
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