JPH0494943A - ノズル乾燥防止装置 - Google Patents
ノズル乾燥防止装置Info
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- JPH0494943A JPH0494943A JP21348690A JP21348690A JPH0494943A JP H0494943 A JPH0494943 A JP H0494943A JP 21348690 A JP21348690 A JP 21348690A JP 21348690 A JP21348690 A JP 21348690A JP H0494943 A JPH0494943 A JP H0494943A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、インクジェットプリンタのノズル乾燥防止装
置に関する。
置に関する。
従来の技術
第8図に示すように、インク2が収納されたインク収納
部3とこのインク収納部3の先端に位置するノズル4と
を有するインクヘッドlをキャリアに搭載してプラテン
に沿って移動させ、この過程でノズル4からインク2を
飛翔させて印字を行うインクジェットプリンタがある。
部3とこのインク収納部3の先端に位置するノズル4と
を有するインクヘッドlをキャリアに搭載してプラテン
に沿って移動させ、この過程でノズル4からインク2を
飛翔させて印字を行うインクジェットプリンタがある。
このようなインクジェットプリンタは印字終了時にイン
クヘッド1を非印字領域に移動させ、この非印字領域に
おいてノズル4をキャップ18で覆っている。この場合
、キャップ18は例えばソレノイドの動作成いは回転す
るカムによる圧力でノズルに進出され、或いは、非印字
領域に達するキャリアの移動力を駆動源としてノズルに
進出される等の手段が採用されている。
クヘッド1を非印字領域に移動させ、この非印字領域に
おいてノズル4をキャップ18で覆っている。この場合
、キャップ18は例えばソレノイドの動作成いは回転す
るカムによる圧力でノズルに進出され、或いは、非印字
領域に達するキャリアの移動力を駆動源としてノズルに
進出される等の手段が採用されている。
ここで、ノズル4に付着したインク2が乾燥するとノズ
ル4が目詰まりするため、種々のノズル4の湿潤装置が
考えられている。例えば、実公平1−18355号公報
に記載されているように、インクヘッドのノズルを覆う
多孔質の蓋に湿潤液溜りの蒸留水を帯状給液部により供
給するようにした考案がある。また、特開昭63−19
3845号公報に記載されているように、ノズルを覆う
キャップにタンク内の加湿用液をチューブにより供給す
る発明がある。或いは、特開昭63−193846号公
報に記載されているように、吸引ポンプによりインク供
給管内のインクをノズルを覆うキャップに吸引する発明
等がある。
ル4が目詰まりするため、種々のノズル4の湿潤装置が
考えられている。例えば、実公平1−18355号公報
に記載されているように、インクヘッドのノズルを覆う
多孔質の蓋に湿潤液溜りの蒸留水を帯状給液部により供
給するようにした考案がある。また、特開昭63−19
3845号公報に記載されているように、ノズルを覆う
キャップにタンク内の加湿用液をチューブにより供給す
る発明がある。或いは、特開昭63−193846号公
報に記載されているように、吸引ポンプによりインク供
給管内のインクをノズルを覆うキャップに吸引する発明
等がある。
発明が解決しようとする課題
実公昭1−18355号公報に記載された考案は、湿潤
溜り等のタンクを必要とし、特開昭63−193845
号公報に記載された発明は加湿用液を収納するタンクを
必要とする。これらのタンクはインクを収納するカート
リッジとは別個に用意しなければならず構造が複雑化す
る。また、特開昭63−193846号公報に記載され
た発明は、インクを吸引する吸引ポンプを必要とするた
め、やはり構造が複雑化する問題がある。
溜り等のタンクを必要とし、特開昭63−193845
号公報に記載された発明は加湿用液を収納するタンクを
必要とする。これらのタンクはインクを収納するカート
リッジとは別個に用意しなければならず構造が複雑化す
る。また、特開昭63−193846号公報に記載され
た発明は、インクを吸引する吸引ポンプを必要とするた
め、やはり構造が複雑化する問題がある。
課題を解決するための手段
請求項1の発明は、インク収納部とこのインク収納部に
接続されたノズルとを有してキャリアに搭載されたイン
クヘッドと、前記ノズルに対向する開口面を有して非印
字領域に位置する前記インクヘッドの前記ノズルに対し
て相対的に進退自在に設けられたキャップと、このキャ
ップの内部に装着されて一部がこのキャップの外周に形
成された通孔から突出された第一のインク吸収体と、前
記キャップの外部に配置されて前記第一のインク吸収体
の一部に接触された第二のインク吸収体とにより構成し
た。
接続されたノズルとを有してキャリアに搭載されたイン
クヘッドと、前記ノズルに対向する開口面を有して非印
字領域に位置する前記インクヘッドの前記ノズルに対し
て相対的に進退自在に設けられたキャップと、このキャ
ップの内部に装着されて一部がこのキャップの外周に形
成された通孔から突出された第一のインク吸収体と、前
記キャップの外部に配置されて前記第一のインク吸収体
の一部に接触された第二のインク吸収体とにより構成し
た。
請求項2の発明は、請求項1において、キャップの外周
の両側に第一のインク吸収体を突出させる通孔を形成し
た。
の両側に第一のインク吸収体を突出させる通孔を形成し
た。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、キャップ
の底部よりやや上位に位置させてこのキャップの側面に
第一のインク吸収体を突出させる通孔を形成した。
の底部よりやや上位に位置させてこのキャップの側面に
第一のインク吸収体を突出させる通孔を形成した。
請求項4の発明は、請求項1において、第一のインク吸
収体の一部をキャップの通孔から突出させて第二のイン
ク吸収体に接触させることに代えて、一端が前記キャッ
プの内部に接続され他端が第二のインク吸収体に近接さ
れた流路を設けた。
収体の一部をキャップの通孔から突出させて第二のイン
ク吸収体に接触させることに代えて、一端が前記キャッ
プの内部に接続され他端が第二のインク吸収体に近接さ
れた流路を設けた。
作用
請求項1の発明は、インクヘッドを非印字領域に移動さ
せた時にキャップを進出させてノズルに嵌合させること
により、キャップの開口部をノズルにより密閉させ、こ
の状態でインク収納部のインクをノズルから飛翔させて
第一のインク吸収体を湿らせてノズルの乾燥を防止する
ことができ、これにより、別個に湿潤液タンクを設ける
無駄を省くことができ、また、キャップ内にインクが過
剰に供給された場合には、第一のインク吸収体から外部
に設けた第二のインク吸収体に毛細管現象によりインク
を移すことができ、これにより、極めて簡易な構造でキ
ャップからインクが溢れる現象を防止することができる
。
せた時にキャップを進出させてノズルに嵌合させること
により、キャップの開口部をノズルにより密閉させ、こ
の状態でインク収納部のインクをノズルから飛翔させて
第一のインク吸収体を湿らせてノズルの乾燥を防止する
ことができ、これにより、別個に湿潤液タンクを設ける
無駄を省くことができ、また、キャップ内にインクが過
剰に供給された場合には、第一のインク吸収体から外部
に設けた第二のインク吸収体に毛細管現象によりインク
を移すことができ、これにより、極めて簡易な構造でキ
ャップからインクが溢れる現象を防止することができる
。
請求項2の発明は、キャップの外周の両側に通孔を形成
したことにより、第一のインク吸収体を真っ直にした状
態で、一方の通孔から押し込んだ第一のインター吸収体
の先端を他方の通孔から引っ張ることができ、これによ
り、キャップへの第一のインク吸収体の装着を容易にす
ることができる。
したことにより、第一のインク吸収体を真っ直にした状
態で、一方の通孔から押し込んだ第一のインター吸収体
の先端を他方の通孔から引っ張ることができ、これによ
り、キャップへの第一のインク吸収体の装着を容易にす
ることができる。
請求項3の発明は、第一のインク吸収体を突出させる通
孔がキャップの底部より上位に位置するため、第一のイ
ンク吸収体のインク吸収率が飽和状態に達した場合に、
第一のインク吸収体から溢れたインクを直ちに外部に放
出させることなくキャップの底部に溜めることができ、
これにより、印字体止期間が長い場合においても、ノズ
ルの乾燥を有効に防止することができる。
孔がキャップの底部より上位に位置するため、第一のイ
ンク吸収体のインク吸収率が飽和状態に達した場合に、
第一のインク吸収体から溢れたインクを直ちに外部に放
出させることなくキャップの底部に溜めることができ、
これにより、印字体止期間が長い場合においても、ノズ
ルの乾燥を有効に防止することができる。
請求項4の発明は、キャップ内にインクが過剰に供給さ
れた場合には、第一のインク吸収体から外部に設けた第
二のインク吸収体に流路によってインクを移すことがで
き、これにより、極めて簡易な構造でキャップからイン
クが溢れる現象を防止することができる。
れた場合には、第一のインク吸収体から外部に設けた第
二のインク吸収体に流路によってインクを移すことがで
き、これにより、極めて簡易な構造でキャップからイン
クが溢れる現象を防止することができる。
実施例
請求項1の発明の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。1はインクヘッドで、このインクヘッド1
は図示しないがプラテンに沿って往復動するキャリアに
搭載されている。そして、このインクヘッドlは、イン
ク2を収納するインク収納部3とノズル4とを有してい
る。インク収納部3の開口面には空気孔5を有する蓋6
が設けられている。また、ノズル4はそれぞれ電極(図
示せず)が設けられた多数のオリフィス(図示せず)を
介してインク収納部3に接続されている。
て説明する。1はインクヘッドで、このインクヘッド1
は図示しないがプラテンに沿って往復動するキャリアに
搭載されている。そして、このインクヘッドlは、イン
ク2を収納するインク収納部3とノズル4とを有してい
る。インク収納部3の開口面には空気孔5を有する蓋6
が設けられている。また、ノズル4はそれぞれ電極(図
示せず)が設けられた多数のオリフィス(図示せず)を
介してインク収納部3に接続されている。
したがって、所望の電極に電圧を印加することによりオ
リフィス内のインクが沸騰し、この沸騰に基づく圧力に
よりノズル4からインクを飛翔させるものである。
リフィス内のインクが沸騰し、この沸騰に基づく圧力に
よりノズル4からインクを飛翔させるものである。
次いで、非印字領域(プラテンの端部付近)にはフレー
ム7が昇降自在に設けられている。このフレーム7は、
例えばソレノイドの動作成いは回転するカムによる圧力
で上方に進出され、或いは、非印字領域に達するキャリ
アの移動力を駆動源として上方に進出されるもので、本
発明においてはフレーム7の駆動手段は限定されるもの
ではない。
ム7が昇降自在に設けられている。このフレーム7は、
例えばソレノイドの動作成いは回転するカムによる圧力
で上方に進出され、或いは、非印字領域に達するキャリ
アの移動力を駆動源として上方に進出されるもので、本
発明においてはフレーム7の駆動手段は限定されるもの
ではない。
そして、このフレーム7には、上面に開口部8が形成さ
れ外周の一側に通孔9が形成されたキャップ10が固定
され、このキャップ10にはシート状の第一のインク吸
収体11の一部が収納され、通孔9から突出されて垂下
する第一のインク吸収体11の下端に接触する第二のイ
ンク吸収体12が前記フレーム7に固定されている。第
一、第二のインク吸収体11.12は連続した多数の気
泡を有する。なお、キャップ10と第二のインク吸収体
12とはフレーム13に保持されている。
れ外周の一側に通孔9が形成されたキャップ10が固定
され、このキャップ10にはシート状の第一のインク吸
収体11の一部が収納され、通孔9から突出されて垂下
する第一のインク吸収体11の下端に接触する第二のイ
ンク吸収体12が前記フレーム7に固定されている。第
一、第二のインク吸収体11.12は連続した多数の気
泡を有する。なお、キャップ10と第二のインク吸収体
12とはフレーム13に保持されている。
このような構成において、印字信号が途切れる度にイン
クヘッドlを非印字領域に移動させ、この時にフレーム
7を上方に進出させてキャップ10をノズル4に嵌合さ
せることにより、キャップ10の開口部8をノズル4に
より密閉させ、この状態でインク収納部3のインク2を
ノズル4から飛翔させて第一のインク吸収体11を湿ら
せる。
クヘッドlを非印字領域に移動させ、この時にフレーム
7を上方に進出させてキャップ10をノズル4に嵌合さ
せることにより、キャップ10の開口部8をノズル4に
より密閉させ、この状態でインク収納部3のインク2を
ノズル4から飛翔させて第一のインク吸収体11を湿ら
せる。
これにより、ノズル4の乾燥を防止することができる。
したがって、別個に湿潤液タンクを設ける無駄を省くこ
とができる。また、キャップ10内にインク2が過剰に
供給された場合には、第一のインク吸収体11から外部
に設けた第二のインク吸収体12に毛細管現象によりイ
ンク2を移すことができ、これにより、極めて簡易な構
造でキャップ10からインク2が溢れる現象を防止する
ことができる。
とができる。また、キャップ10内にインク2が過剰に
供給された場合には、第一のインク吸収体11から外部
に設けた第二のインク吸収体12に毛細管現象によりイ
ンク2を移すことができ、これにより、極めて簡易な構
造でキャップ10からインク2が溢れる現象を防止する
ことができる。
次いで、請求項2の発明の一実施例を第3図及び第4図
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する(以下同様)。
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する(以下同様)。
キャップ10の外周面の両側には通孔9が形成されてい
る。また、第一のインク吸収体11には、端部に位置す
る拡開部13と外側に突出する突部14とがキャップ1
0の幅に対応する間隔を開けて形成されている。
る。また、第一のインク吸収体11には、端部に位置す
る拡開部13と外側に突出する突部14とがキャップ1
0の幅に対応する間隔を開けて形成されている。
このような構成において、キャップ10の外周の両側に
通孔9を形成したことにより、第一のインク11吸収体
を真っ直にした状態で、左方の通孔9から押し込んだ第
一のインク吸収体11の先端を右方の通孔9から引っ張
ることができ、これにより、キャップ10への第一のイ
ンク吸収体11の装着を容易にすることができる。この
場合、第一のインク吸収体11には拡開部13と突部1
4とが形成されているため、第一のインク吸収体11を
右方に強い力で引っ張り過ぎたとしても、拡開部13が
キャップ10の左側に当接するために第一のインク吸収
体11がキャップ10から抜けることがない。また、第
一のインク吸収体11を右方に引き過ぎた場合には左方
に引き戻すが、この時に、突部14がキャップ10の右
側に当接するため左方への引き過ぎを防止し得る。これ
により、キャップIOへの第一のインク吸収体11の装
着作業をより一層容易にすることができる。
通孔9を形成したことにより、第一のインク11吸収体
を真っ直にした状態で、左方の通孔9から押し込んだ第
一のインク吸収体11の先端を右方の通孔9から引っ張
ることができ、これにより、キャップ10への第一のイ
ンク吸収体11の装着を容易にすることができる。この
場合、第一のインク吸収体11には拡開部13と突部1
4とが形成されているため、第一のインク吸収体11を
右方に強い力で引っ張り過ぎたとしても、拡開部13が
キャップ10の左側に当接するために第一のインク吸収
体11がキャップ10から抜けることがない。また、第
一のインク吸収体11を右方に引き過ぎた場合には左方
に引き戻すが、この時に、突部14がキャップ10の右
側に当接するため左方への引き過ぎを防止し得る。これ
により、キャップIOへの第一のインク吸収体11の装
着作業をより一層容易にすることができる。
さらに、請求項3の発明の一実施例を第5図及び第6図
に基づいて説明する。キャップ10の側面の両側には、
このキャップ10の底部よりやや上位に位置させて第一
のインク吸収体11を突出させる通孔9が形成されてい
る。
に基づいて説明する。キャップ10の側面の両側には、
このキャップ10の底部よりやや上位に位置させて第一
のインク吸収体11を突出させる通孔9が形成されてい
る。
このような構成において、第一のインク吸収体11を突
出させる通孔9がキャップ10の底部より上位に位置す
るため、第一のインク吸収体11のインク吸収率が飽和
状態に達した場合に、第一のインク吸収体11から溢れ
たインク2を直ちに外部に放出させることなくキャップ
10の底部に溜めることができ、これにより、印字体止
期間が長い場合においても、ノズル4の乾燥を有効に防
止することができる。
出させる通孔9がキャップ10の底部より上位に位置す
るため、第一のインク吸収体11のインク吸収率が飽和
状態に達した場合に、第一のインク吸収体11から溢れ
たインク2を直ちに外部に放出させることなくキャップ
10の底部に溜めることができ、これにより、印字体止
期間が長い場合においても、ノズル4の乾燥を有効に防
止することができる。
さらに、請求項4の発明の一実施例を第7図に基づいて
説明する。キャップ8の一側には下方に延出して第二の
インク吸収体12に接触する壁15が連続され、この壁
15とキャップ10の一側とには溝による流路16が形
成され、この流路16の上部は排出孔17を介してキャ
ップ10の内部に接続されている。
説明する。キャップ8の一側には下方に延出して第二の
インク吸収体12に接触する壁15が連続され、この壁
15とキャップ10の一側とには溝による流路16が形
成され、この流路16の上部は排出孔17を介してキャ
ップ10の内部に接続されている。
このような構成において、キャップ10内にインク2が
過剰に供給された場合には、第一のインク吸収体11か
ら外部に設けた第二のインク吸収体12に流路16によ
ってインク2を移すことができ、これにより、極めて簡
易な構造でキャップ10からインク2が溢れる現象を防
止することができる。
過剰に供給された場合には、第一のインク吸収体11か
ら外部に設けた第二のインク吸収体12に流路16によ
ってインク2を移すことができ、これにより、極めて簡
易な構造でキャップ10からインク2が溢れる現象を防
止することができる。
発明の効果
請求項1の発明は上述のように、インク収納部と二のイ
ンク収納部に接続されたノズルとを有してキャリアに搭
載されたインクヘッドと、前記ノズルに対向する開口面
を有して非印字領域に位置する前記インクヘッドの前記
ノズルに対して相対的に進退自在に設けられたキャップ
と、このキャップの内部に装着されて一部がこのキャッ
プの外周に形成された通孔から突出された第一のインク
吸収体と、前記キャップの外部に配置されて前記第一の
インク吸収体の一部に接触された第二のインク吸収体と
により構成したので、インクヘッドを非印字領域に移動
させた時にキャップを進出させてノズルに嵌合させるこ
とにより、キャップの開口部をノズルにより密閉させ、
この状態でインク収納部のインクをノズルから飛翔させ
て第一のインク吸収体を湿らせてノズルの乾燥を防止す
ることができ、これにより、別個に湿潤液タンクを設け
る無駄を省くことができ、また、キャップ内にインクが
過剰に供給された場合には、第一のインク吸収体から外
部に設けた第二のインク吸収体に毛細管現象によりイン
クを移すことができ、これにより、極めて簡易な構造で
キャップからインクが溢れる現象を防止することができ
る等の効果を有する。
ンク収納部に接続されたノズルとを有してキャリアに搭
載されたインクヘッドと、前記ノズルに対向する開口面
を有して非印字領域に位置する前記インクヘッドの前記
ノズルに対して相対的に進退自在に設けられたキャップ
と、このキャップの内部に装着されて一部がこのキャッ
プの外周に形成された通孔から突出された第一のインク
吸収体と、前記キャップの外部に配置されて前記第一の
インク吸収体の一部に接触された第二のインク吸収体と
により構成したので、インクヘッドを非印字領域に移動
させた時にキャップを進出させてノズルに嵌合させるこ
とにより、キャップの開口部をノズルにより密閉させ、
この状態でインク収納部のインクをノズルから飛翔させ
て第一のインク吸収体を湿らせてノズルの乾燥を防止す
ることができ、これにより、別個に湿潤液タンクを設け
る無駄を省くことができ、また、キャップ内にインクが
過剰に供給された場合には、第一のインク吸収体から外
部に設けた第二のインク吸収体に毛細管現象によりイン
クを移すことができ、これにより、極めて簡易な構造で
キャップからインクが溢れる現象を防止することができ
る等の効果を有する。
請求項2の発明は上述のように、請求項1において、キ
ャップの外周の両側に第一のインク吸収体を突出させる
通孔を形成したので、キャップの外周の両側に通孔を形
成したことにより、第一のインク吸収体を真っ直にした
状態で、一方の通孔から押し込んだ第一のインク吸収体
の先端を他方の通孔から引っ張ることができ、これによ
り、キャップへの第一のインク吸収体の装着を容易にす
ることができる効果を有する。
ャップの外周の両側に第一のインク吸収体を突出させる
通孔を形成したので、キャップの外周の両側に通孔を形
成したことにより、第一のインク吸収体を真っ直にした
状態で、一方の通孔から押し込んだ第一のインク吸収体
の先端を他方の通孔から引っ張ることができ、これによ
り、キャップへの第一のインク吸収体の装着を容易にす
ることができる効果を有する。
請求項3の発明は上述のように、請求項1又は2におい
て、キャップの底部よりやや上位に位置させてこのキャ
ップの側面に第一のインク吸収体を突出させる通孔を形
成したので、第一のインク吸収体を突出させる通孔がキ
ャップの底部より上位に位置するため、第一のインク吸
収体のインク吸収率が飽和状態に達した場合に、第一の
インク吸収体から溢れたインクを直ちに外部に放出させ
ることなくキャップの底部に溜めることができ、これに
より、印字体止期間が長い場合においても、ノズルの乾
燥を有効に防止することができる効果を有する。
て、キャップの底部よりやや上位に位置させてこのキャ
ップの側面に第一のインク吸収体を突出させる通孔を形
成したので、第一のインク吸収体を突出させる通孔がキ
ャップの底部より上位に位置するため、第一のインク吸
収体のインク吸収率が飽和状態に達した場合に、第一の
インク吸収体から溢れたインクを直ちに外部に放出させ
ることなくキャップの底部に溜めることができ、これに
より、印字体止期間が長い場合においても、ノズルの乾
燥を有効に防止することができる効果を有する。
請求項4の発明は上述のように、請求項1において、第
一のインク吸収体の一部をキャップの通孔から突出させ
て第二のインク吸収体に接触させることに代えて、一端
が前記キャップの内部に接続され他端が第二のインク吸
収体に近接された流路を設けたので、キャップ内にイン
クが過剰に供給された場合には、第一のインク吸収体か
ら外部に設けた第二のインク吸収体に流路によってイン
クを移すことができ、これにより、極めて簡易な構造で
キャップからインクが溢れる現象を防止することができ
る効果を有する。
一のインク吸収体の一部をキャップの通孔から突出させ
て第二のインク吸収体に接触させることに代えて、一端
が前記キャップの内部に接続され他端が第二のインク吸
収体に近接された流路を設けたので、キャップ内にイン
クが過剰に供給された場合には、第一のインク吸収体か
ら外部に設けた第二のインク吸収体に流路によってイン
クを移すことができ、これにより、極めて簡易な構造で
キャップからインクが溢れる現象を防止することができ
る効果を有する。
1ヨ 図
第1図及び第2図は請求項1の発明の一実施例を示すも
ので、第1図は縦断側面図、第2図はキャップの水平断
面図、第3図及び第4図は請求項2の発明の一実施例を
示すもので、第3図はキャップの縦断側面図、第4図は
キャップの水平断面図、第5図及び第6図は請求項3の
発明の一実施例を示すもので、第5図はキャップの縦断
側面図、第6図はキャップの水平断面図、第7図は請求
項4の発明の一実施例を示す縦断側面図、第8図は従来
例を示す縦断側面図である。 1・・・インクヘッド、2・・・インク、3・・・イン
ク収納部、4・・・ノズル、8・・・開口部、9・・・
通孔、10・・・キャップ、11・・・第一のインク吸
収体、12・・・第二のインク吸収体、16・・・流路 」Z 図 」 ■ 図 5図 図 7図 ご 図(往動!J) 、3
ので、第1図は縦断側面図、第2図はキャップの水平断
面図、第3図及び第4図は請求項2の発明の一実施例を
示すもので、第3図はキャップの縦断側面図、第4図は
キャップの水平断面図、第5図及び第6図は請求項3の
発明の一実施例を示すもので、第5図はキャップの縦断
側面図、第6図はキャップの水平断面図、第7図は請求
項4の発明の一実施例を示す縦断側面図、第8図は従来
例を示す縦断側面図である。 1・・・インクヘッド、2・・・インク、3・・・イン
ク収納部、4・・・ノズル、8・・・開口部、9・・・
通孔、10・・・キャップ、11・・・第一のインク吸
収体、12・・・第二のインク吸収体、16・・・流路 」Z 図 」 ■ 図 5図 図 7図 ご 図(往動!J) 、3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、インク収納部とこのインク収納部に接続されたノズ
ルとを有してキャリアに搭載されたインクヘッドと、前
記ノズルに対向する開口面を有して非印字領域に位置す
る前記インクヘッドの前記ノズルに対して相対的に進退
自在に設けられたキャップと、このキャップの内部に装
着されて一部がこのキャップの外周に形成された通孔か
ら突出された第一のインク吸収体と、前記キャップの外
部に配置されて前記第一のインク吸収体の一部に接触さ
れた第二のインク吸収体とよりなることを特徴とするノ
ズル乾燥防止装置。 2、キャップの外周の両側に第一のインク吸収体を突出
させる通孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の
ノズル乾燥防止装置。 3、キャップの底部よりやや上位に位置させてこのキャ
ップの側面に第一のインク吸収体を突出させる通孔を形
成したことを特徴とする請求項1又は2記載のノズル乾
燥防止装置。 4、第一のインク吸収体の一部をキャップの通孔から突
出させて第二のインク吸収体に接触させることに代えて
、一端が前記キャップの内部に接続され他端が第二のイ
ンク吸収体に近接された流路を設けたこと特徴とする請
求項1記載のノズル乾燥防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21348690A JPH0494943A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | ノズル乾燥防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21348690A JPH0494943A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | ノズル乾燥防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494943A true JPH0494943A (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=16639996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21348690A Pending JPH0494943A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | ノズル乾燥防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6540323B1 (en) * | 2002-01-31 | 2003-04-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Snout-encompassing capping system for inkjet printheads |
US7322670B2 (en) | 2003-07-17 | 2008-01-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Inkjet recording apparatus |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57117965A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-22 | Canon Inc | Ink jet recording device |
JPS5831757A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | Fujitsu Ltd | インクジエツトプリンタ |
JPS60262656A (ja) * | 1984-06-12 | 1985-12-26 | Seiko Epson Corp | インクジエツト記録装置 |
JPH02108553A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Canon Inc | 廃インク容器を着脱可能にするインクジェット記録装置及びそれに用いられる廃インク容器 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP21348690A patent/JPH0494943A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57117965A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-22 | Canon Inc | Ink jet recording device |
JPS5831757A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | Fujitsu Ltd | インクジエツトプリンタ |
JPS60262656A (ja) * | 1984-06-12 | 1985-12-26 | Seiko Epson Corp | インクジエツト記録装置 |
JPH02108553A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Canon Inc | 廃インク容器を着脱可能にするインクジェット記録装置及びそれに用いられる廃インク容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6540323B1 (en) * | 2002-01-31 | 2003-04-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Snout-encompassing capping system for inkjet printheads |
US7322670B2 (en) | 2003-07-17 | 2008-01-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Inkjet recording apparatus |
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