JPH0351158Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351158Y2 JPH0351158Y2 JP1984104167U JP10416784U JPH0351158Y2 JP H0351158 Y2 JPH0351158 Y2 JP H0351158Y2 JP 1984104167 U JP1984104167 U JP 1984104167U JP 10416784 U JP10416784 U JP 10416784U JP H0351158 Y2 JPH0351158 Y2 JP H0351158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- inkjet recording
- tank
- injection needle
- recording device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 22
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 22
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000005587 bubbling Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 238000006277 sulfonation reaction Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
＜技術分野＞
本考案は、液体インクを使用するインクジエツ
ト記録装置に関する。
ト記録装置に関する。
＜技術的背景＞
液体インクを使用するインクジエツト記録装置
においては液体インク内に微小気泡が存在すると
印字の際にドツト抜けや印字不能という印字不良
をひき起こすので液体インク内の微小気泡対策に
は充分気を使わなければならない。
においては液体インク内に微小気泡が存在すると
印字の際にドツト抜けや印字不能という印字不良
をひき起こすので液体インク内の微小気泡対策に
は充分気を使わなければならない。
＜従来技術＞
従来のインクタンクは第２図に示すような構成
となつており、注入針５から噴出したインクは空
中を飛び、インクタンク１の底部にたまつている
インク２に吹きつけられていたので著るしい量の
微小気泡が生じていた。この微小気泡がインク供
給路９を通つて図示しないインクジエツトヘツド
に流れていき、ドツト抜けや印字不能をひき起こ
すという欠点があつた。
となつており、注入針５から噴出したインクは空
中を飛び、インクタンク１の底部にたまつている
インク２に吹きつけられていたので著るしい量の
微小気泡が生じていた。この微小気泡がインク供
給路９を通つて図示しないインクジエツトヘツド
に流れていき、ドツト抜けや印字不能をひき起こ
すという欠点があつた。
＜考案の目的＞
本考案はこれらの欠点を除去したもので、その
目的は、ドツト抜けや印字不能という不良を防ぎ
安定性にすぐれたインクジエツト記録装置を供給
することにある。
目的は、ドツト抜けや印字不能という不良を防ぎ
安定性にすぐれたインクジエツト記録装置を供給
することにある。
＜考案の構成＞
本考案はこのような印字不良をひき起こすイン
ク補給時のインクの泡立ちを防ぐために、インク
注入口からインク液面下に至るインク導入路を設
けて針から出たインクが空気に直接ふれずにイン
クタンク内に補給されるようにしたことを特徴と
する。
ク補給時のインクの泡立ちを防ぐために、インク
注入口からインク液面下に至るインク導入路を設
けて針から出たインクが空気に直接ふれずにイン
クタンク内に補給されるようにしたことを特徴と
する。
＜実施例＞
第１図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。３はインクカートリツジであつて、注入針５
によつてインクをインクタンク１に注入する。前
記インクタンク１のインク注入口は予備穴のあい
たゴムパツキン４である。前記インクタンク１の
内壁の一部で、前記ゴムパツキン４の予備穴の下
方に溝状あるいは管状のインク導入路７を前記イ
ンクタンク１と一体成型で形成する。
る。３はインクカートリツジであつて、注入針５
によつてインクをインクタンク１に注入する。前
記インクタンク１のインク注入口は予備穴のあい
たゴムパツキン４である。前記インクタンク１の
内壁の一部で、前記ゴムパツキン４の予備穴の下
方に溝状あるいは管状のインク導入路７を前記イ
ンクタンク１と一体成型で形成する。
前記インク導入路７はインクタンク１の底面も
しくは前記インクタンク１内のインク液面８がイ
ンクの消費によつて減少し液面が一番低くなつた
高さより下になるように設ける。インクタンク１
内のインク２はインク供給路６を通つて図示され
ないインクジエツトヘツドへ導かれる。前記イン
ク導入路の内壁はスルホン化あるいは紫外線照射
等によつて濡れ性を良くしてある。１０はインク
タンク１内の空気の圧力を外の圧力と等しくする
ための通気孔である。
しくは前記インクタンク１内のインク液面８がイ
ンクの消費によつて減少し液面が一番低くなつた
高さより下になるように設ける。インクタンク１
内のインク２はインク供給路６を通つて図示され
ないインクジエツトヘツドへ導かれる。前記イン
ク導入路の内壁はスルホン化あるいは紫外線照射
等によつて濡れ性を良くしてある。１０はインク
タンク１内の空気の圧力を外の圧力と等しくする
ための通気孔である。
インクタンク１内へのインク注入はカートリツ
ジ３の注入針５をゴムパツキン４の予備穴に押し
込んで行う。注入針５先端は、インク導入路７の
上端付近に位置し、次に述べる理由により前記注
入針先端はインクにひたる。インク導入路７内の
インク液面はインク自体の表面張力と溝、または
管の径の大きさによる毛細管力によつて上昇しイ
ンク液面８よりも高い位置にあり注入針５の先端
がインク中にひたつているか、あるいは注入針先
端までインクが達しない場合でもインク注入開始
直後に注入針から噴出したインクがインク導入路
７内に満たされて注入針５の先端はインクにひた
る。以上のように少なくともインク注入開始直後
までには注入針５はインク中に存在し、注入針５
から噴出したインクは空中を飛ぶことなく直接イ
ンク中に放出され空気とインクをかき回すことが
なくなり、インク注入を行つても微小気泡の発生
が見られなくなつた。
ジ３の注入針５をゴムパツキン４の予備穴に押し
込んで行う。注入針５先端は、インク導入路７の
上端付近に位置し、次に述べる理由により前記注
入針先端はインクにひたる。インク導入路７内の
インク液面はインク自体の表面張力と溝、または
管の径の大きさによる毛細管力によつて上昇しイ
ンク液面８よりも高い位置にあり注入針５の先端
がインク中にひたつているか、あるいは注入針先
端までインクが達しない場合でもインク注入開始
直後に注入針から噴出したインクがインク導入路
７内に満たされて注入針５の先端はインクにひた
る。以上のように少なくともインク注入開始直後
までには注入針５はインク中に存在し、注入針５
から噴出したインクは空中を飛ぶことなく直接イ
ンク中に放出され空気とインクをかき回すことが
なくなり、インク注入を行つても微小気泡の発生
が見られなくなつた。
＜効果＞
以上説明したように本考案によれば、インクタ
ンクには、インク注入口からインクタンクの底面
近傍に至インク導入路が設けられているいること
により、インク補給時にゴムパツキンを貫通する
注入針からインクが噴出されても、インクが空中
を飛ぶことなくインク導入路を介してインクタン
ク内のインク液面下に到達するため、インク吹き
つけによるインクの泡立ちが防止され、インク内
の微小気泡発生によるドツト抜けや印字不能のな
い良好な印字が得られる。また、インク導入路
は、インク注入口からインクタンク底面近傍に至
り、毛細管力を有するため、インク導入路内のイ
ンク液面はインクの表面張力と毛細管力により上
昇し、注入針の先端がインクに浸されるため、確
実にインクの空中飛翔が防止され、前述した如く
気泡発生によるトラブルがなく、良好な印字が得
られる。更に、インク導入路の内壁には漏れ性を
向上させる処理が施されているため、インク導入
路内のインクの流れが円滑になり、短時間でイン
クの補給を終了させることができ、速やかに印字
を再開することが可能である。
ンクには、インク注入口からインクタンクの底面
近傍に至インク導入路が設けられているいること
により、インク補給時にゴムパツキンを貫通する
注入針からインクが噴出されても、インクが空中
を飛ぶことなくインク導入路を介してインクタン
ク内のインク液面下に到達するため、インク吹き
つけによるインクの泡立ちが防止され、インク内
の微小気泡発生によるドツト抜けや印字不能のな
い良好な印字が得られる。また、インク導入路
は、インク注入口からインクタンク底面近傍に至
り、毛細管力を有するため、インク導入路内のイ
ンク液面はインクの表面張力と毛細管力により上
昇し、注入針の先端がインクに浸されるため、確
実にインクの空中飛翔が防止され、前述した如く
気泡発生によるトラブルがなく、良好な印字が得
られる。更に、インク導入路の内壁には漏れ性を
向上させる処理が施されているため、インク導入
路内のインクの流れが円滑になり、短時間でイン
クの補給を終了させることができ、速やかに印字
を再開することが可能である。
第１図は本考案の実施例を示す断面図。第２図
は従来技術を示す断面図。 １……インクタンク、２……インク、３……イ
ンクカートリツジ、４……ゴムパツキン、５……
注入針、６……インク供給路、７……インク導入
路、８……インク液面、９……噴出インク、１１
……通気孔。
は従来技術を示す断面図。 １……インクタンク、２……インク、３……イ
ンクカートリツジ、４……ゴムパツキン、５……
注入針、６……インク供給路、７……インク導入
路、８……インク液面、９……噴出インク、１１
……通気孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 インクジエツト記録ヘツドと、 該インクジエツト記録ヘツドにインク供給路を
介して連通するとともに、インク補給用のインク
カートリツジのインク注入針が挿入されるインク
注入口を備えたインクタンクと、 該インクタンクの前記インク注入口を塞ぐ如く
配され前記注入針が挿入される予備穴を設けたパ
ツキンとを 有するインクジエツト記録装置において、 前記インクタンクに、前記インクタンクのイン
ク液面よりインクを上昇させ前記挿入されたイン
ク注入針と接触させるような毛細管力を発生させ
る径を有し且つ内壁に濡れ性を向上させる処理を
施したインク導入路を、前記インク注入口より前
記インクタンクの底面近傍まで設けたことを特徴
とするインクジエツト記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10416784U JPS6120332U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10416784U JPS6120332U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | インクジエツト記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6120332U JPS6120332U (ja) | 1986-02-05 |
| JPH0351158Y2 true JPH0351158Y2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=30663527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10416784U Granted JPS6120332U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120332U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2551351Y2 (ja) * | 1990-04-13 | 1997-10-22 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 緊急ボルトを備えた舶用減速逆転機 |
| JP6260196B2 (ja) | 2013-10-23 | 2018-01-17 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収容容器および液体噴射装置 |
| JP6467868B2 (ja) * | 2014-10-31 | 2019-02-13 | ブラザー工業株式会社 | タンク、及びタンクとボトルのセット |
| JP5896074B2 (ja) * | 2015-10-23 | 2016-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55156073A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Seiko Epson Corp | Ink jet recording head |
| JPS571660B2 (ja) * | 1976-12-23 | 1982-01-12 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571660U (ja) * | 1980-06-03 | 1982-01-06 |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP10416784U patent/JPS6120332U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571660B2 (ja) * | 1976-12-23 | 1982-01-12 | ||
| JPS55156073A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Seiko Epson Corp | Ink jet recording head |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6120332U (ja) | 1986-02-05 |
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