JPH049481A - 外装部品エッチング加工方法 - Google Patents

外装部品エッチング加工方法

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JPH049481A
JPH049481A JP11296190A JP11296190A JPH049481A JP H049481 A JPH049481 A JP H049481A JP 11296190 A JP11296190 A JP 11296190A JP 11296190 A JP11296190 A JP 11296190A JP H049481 A JPH049481 A JP H049481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass edge
resist
etching
film
stainless steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP11296190A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozaburo Fukuyama
福山 昭三郎
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は時計等の外装部品の表面に微細なエツチングパ
ターンを形成する加工方法に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明はステンレス鋼部材の表面に銅の薄膜を被覆し、
該銅薄膜層上に感光性ドライフィルムレジストをラミネ
ートしてバターニングすることによりステンレス鋼部材
外装部品の表面に微細で、かつ、精密なエツチングパタ
ーンを形成できる加工方法を提供するものである。
〔従来の技術〕
従来、時計用あるいは装飾品等のステンレス鋼を部材と
する外装部品のエツチングパターンの形成は、液状フォ
トレジストを用いたフォトエツチング法あるいは、スク
リーン印刷やバッド印刷を用いた印刷法が実用化されて
いる。フォトエンチング法ではポジまたはネガタイプの
液状フォトレジストに部材を浸漬するかもしくはこれら
の液状フォトレジストを部材に清下し、スピンコードに
よりフォトレジストを塗布したのち、フォトマスクを介
して露光、現像を行いパターンを形成していた。また、
印刷法では熱硬化性のインクを使用しスクリーン印刷も
しくはバンド印刷でパターンを形成していた。これらの
方法によりパターン形成した外装部品はしかるのちに、
パターン部以外の側面、裏面のエツチング液による侵食
を防止するため当該部分にインクや塗料を筆塗り等で保
護したのち、塩化第二鉄液でスプレーエツチングするの
が一般的な方法であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のステンレス鋼部材外装部品のエツチング
加工方法は次のような課題を有していた。
即ち、フォトエツチング法では液状フォトレジストを用
いてパターン形成するため斜面および稜線を有する立体
形状の外装部品においては、フォトレジストを均一に塗
布することは極めて困難であり、大抵は平坦部以外はフ
ォトレジストの厚みムラが住し露光、現像の過不足でフ
ォトレジスト膜が脱落する問題があった。そのため欠陥
部をインクや塗料などで修正しなければならず大変な手
間を要していた。更にそのほか、ステンレス鋼部材)の
表面が鏡面仕上げの場合、フォトレジスト膜のくい付き
が悪く密着性が阻害されるため良好なパターンを得るこ
とが難しく、そのためこのような鏡面仕上げに対しては
あらかじめサンドブラストなどで梨地化してバターニン
グしてエツチングパターンを形成したのち、表面をパフ
掛けして鏡面にする作業を余儀なくされていた。一方、
スクリーン印刷やバンド印刷でパターン形成する印刷法
においては、フォトレジストを用いたパターニング法と
異なりパターンの微細度、精密度の点で見劣りする欠陥
があり高級な外装部品には適用しがたいという課題があ
った。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために本発明はパターンの微細度
、精密度の点で優れているフォトエツチング法に着目し
従来法での課題であるフォトレジスト膜の膜厚均一化と
密着性確保の手段としてステンレス鋼部材の表面にあら
かしめ銅の薄膜を形成させ、しかるのち、該銅の薄膜層
と親和性のある感光性ドライフィルムレジストをラミネ
ートし露光、現像することにより極めて容易にかつ、微
細で精密なエツチングパターンを得ることを可能とした
〔作 用〕
上記のようにステンレス鋼部材の表面に銅の薄膜を形成
させたうえで感光性ドライフィルムレジストをラミネー
トすれば均一でかつ、密着性の優れたフォトレジスト膜
の層を形成できるので高精度のエツチングパターンを得
ることができる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図に示すように表面に鏡面仕上げを施した5US304
材腕時計用ケースのガラス縁1を洗浄し、酸性鋼めっき
浴中で全面に銅ストライクめっき層2を析出させた。し
かるのち、第2図で示すように該ガラス縁1及び1′を
黄銅製ガラス縁はめ込み板3にはめ込み、ついで、ガラ
ス縁1および1′のガラス落ち径部分に黄銅製中蓋4を
落とし込んだ状態でイエロールームにおいて溶削現像タ
イプ感光性ドライフィルムネガレジスト5を゛ラミネー
ターにより両面にラミネートした。ついで感光性ドライ
フィルムネガレジストでラミネートされたガラス緑上面
にフィルム製フォトマスクを密着させ高圧水銀灯を光源
とする両面露光装置により両面を露光し、トリクロルエ
タンでスプレー現像し、第3図で示すようなレジストパ
ターン6を形成させた。このあと、現像で銅めっき層が
露出したパターン部分を40度ボーメ塩化第二鉄熔液(
液温40℃)で約10分間スプレーエツチングした結果
、深さ50ミクロンの食刻パターンが得られた。上記エ
ツチング終了後塩化メチレンにより感光性ドライフィル
ムレジストを’Rat、、ガラス縁をガラス縁はめ込み
板から取り出したのち、エツチングパターン部以外に付
着している銅ストライクめっき層を過硫酸アンモニウム
液に浸漬し溶解除去して水洗乾燥した。
このようにして得た腕時計用ケースのガラス縁には良好
なエツチングパターンが形成され、従来になく鮮明でか
つ、品質的に満足できるものであ雲 °らた。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明は、ステンレス鋼部材の表面に
あらかしめ銅の薄膜を形成させておくことにより高解像
で、かつ、膜厚が一定である感光性ドライフィルムレジ
スト層を密着させることができるので(ステンレス鋼部
材の表面に直接感光性ドライフィルムレジストをラミネ
ートした場合、十分な密着が得られない)本実施例で示
したようなガラス縁はめ込み用の治具を外装部品の形状
に合わせて用いることにより立体形状を有する部材の表
面に極めて容易に、微細で、かつ、高精度のエツチング
パターンを施すことができる。なお、本発明ではステン
レス鋼部材のエツチングパターン形成について言及した
が、末法でレジストパターンを形成したのち、露出した
tRFjl膜層のみを除去して、金めつき等を厚付けす
れば凸状の肉盛りパターンが得られ、エツチングと異な
る装飾要素として適用することができる。
である。
1、1 ′ 2 ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ 4 ・ ・ ・ 5、5′ 6 ・ ・ ・ ガラス縁 銅ストライクめっき層 ガラス縁はめ込み板 中蓋 感光性ドライフィルム レジストパターン 以 出願人 セイコー電子工業株式会社 代理人 弁理士  林   敬 之 助
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステンレス鋼部材の表面に銅の薄膜を被覆する工程と、
    該銅薄膜層上に感光性ドライフィルムレジストをラミネ
    ートして所望のパターンを露光、現像する工程と、現像
    により露出したステンレス鋼面をエッチングする工程と
    から成る外装部品のエッチング加工方法。
JP11296190A 1990-04-27 1990-04-27 外装部品エッチング加工方法 Pending JPH049481A (ja)

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JP11296190A JPH049481A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 外装部品エッチング加工方法

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JPH049481A true JPH049481A (ja) 1992-01-14

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