JPH02296186A - 時計用文字板とその製造方法 - Google Patents
時計用文字板とその製造方法Info
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- JPH02296186A JPH02296186A JP11659089A JP11659089A JPH02296186A JP H02296186 A JPH02296186 A JP H02296186A JP 11659089 A JP11659089 A JP 11659089A JP 11659089 A JP11659089 A JP 11659089A JP H02296186 A JPH02296186 A JP H02296186A
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Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は時計用文字板とその製造方法に関するものであ
り、特に耐薬品性を有しない又は耐薬品性に乏しい材料
の表面の一部に金属層を施した文字板及びその製造方法
に関するものである。
り、特に耐薬品性を有しない又は耐薬品性に乏しい材料
の表面の一部に金属層を施した文字板及びその製造方法
に関するものである。
〈従来の技術〉
従来より、金属感、高級感を出すため文字板の表面には
、時字、マーク等が電気メッキ等による厚メッキあるい
は蒸着により形成されていた。
、時字、マーク等が電気メッキ等による厚メッキあるい
は蒸着により形成されていた。
近年、金属材料からなる文字板だけでなく、非金属材料
からなる文字板上にもこのような厚メッキあるいは蒸着
により時字等が形成されるようになってきた。
からなる文字板上にもこのような厚メッキあるいは蒸着
により時字等が形成されるようになってきた。
〈発明が解決しようとする課題〉
通常、非金属材料からなる文字板に部分的に厚メッキあ
るいは蒸着を施す場合、酸性あるいはアルカリ性の薬品
に浸漬することが必要となる。
るいは蒸着を施す場合、酸性あるいはアルカリ性の薬品
に浸漬することが必要となる。
このため耐薬品性を有しない材料の場合、このような薬
品中に浸漬すると薬品による様々な悪影響を受けて品質
が低下し、製品化することができなくなるという課題が
あった。
品中に浸漬すると薬品による様々な悪影響を受けて品質
が低下し、製品化することができなくなるという課題が
あった。
例えばシェルの場合は、特に酸性の薬品に弱く、このよ
うな薬品に浸漬すると溶は出すことがあった。
うな薬品に浸漬すると溶は出すことがあった。
又、貴石の中ではトルコ石、ラピス等は酸性及びアルカ
リ性のいずれの薬品にも弱く、このような薬品に浸漬す
ると表面が曇ってしまうことがあった。
リ性のいずれの薬品にも弱く、このような薬品に浸漬す
ると表面が曇ってしまうことがあった。
このため、このような耐薬品性を持たない非金属材料の
場合には、印刷により時字やマーク等を付けることしが
できず、外観を向上させて金属感、高級感を増すことが
できないという課題もあった。
場合には、印刷により時字やマーク等を付けることしが
できず、外観を向上させて金属感、高級感を増すことが
できないという課題もあった。
本発明の目的は、耐薬品性を持たない材料にも品質を落
とすことなく部分的に厚メッキあるいは蒸着を施して外
観を向上させ、更に金属感、高級感を増して商品価値を
高めることにあった。
とすことなく部分的に厚メッキあるいは蒸着を施して外
観を向上させ、更に金属感、高級感を増して商品価値を
高めることにあった。
く課題を解決するための手段〉
本発明における時計用文字板は、耐薬品性を有しない又
は耐薬品性に乏しい材料からなる基板の表面に耐薬品性
を有し、且つ平滑面を有する透明樹脂層を設け、この透
明樹脂層により蒸着による第1の金属層の剥離や第2の
蒸着層を得るための厚メッキに使用する薬品や溶液から
基板を保護している。
は耐薬品性に乏しい材料からなる基板の表面に耐薬品性
を有し、且つ平滑面を有する透明樹脂層を設け、この透
明樹脂層により蒸着による第1の金属層の剥離や第2の
蒸着層を得るための厚メッキに使用する薬品や溶液から
基板を保護している。
又、この時計用文字板の製造方法においても、基板の表
面に透明樹脂を塗布した後、メッキあるいは蒸着に必要
な工程を経て製造することを特徴としている。
面に透明樹脂を塗布した後、メッキあるいは蒸着に必要
な工程を経て製造することを特徴としている。
く作用〉
本発明における時計用文字板の透明樹脂層は、基板を薬
品から保護するものである。従って、この透明樹脂層上
にメッキを施したり、蒸着層の剥離をする場合、基板の
材質が耐薬品性を持たないか又はこれに乏しいものであ
る場合にも、基板に直接薬品が付着することがないので
、薬品の影響を受けることなくメッキすることができる
。
品から保護するものである。従って、この透明樹脂層上
にメッキを施したり、蒸着層の剥離をする場合、基板の
材質が耐薬品性を持たないか又はこれに乏しいものであ
る場合にも、基板に直接薬品が付着することがないので
、薬品の影響を受けることなくメッキすることができる
。
〈実施例〉
以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る時計用文字板を示す断
面図である。
面図である。
1は基板であり、本実施例においては厚さ0゜15mm
程度の金属板2aと、その上面に接着剤等により固着さ
れ且つ貴石、シェル等の耐薬品性を有しない又は耐薬品
性に乏しい材料からなる厚さ0.1mm程度の装飾板2
bとから構成されている。
程度の金属板2aと、その上面に接着剤等により固着さ
れ且つ貴石、シェル等の耐薬品性を有しない又は耐薬品
性に乏しい材料からなる厚さ0.1mm程度の装飾板2
bとから構成されている。
3は透明樹脂層であり、少なくとも装飾板2bの表面を
覆うように設けられている。
覆うように設けられている。
4は透明樹脂層3上に設けられた第1の金属層であり、
5はこの第1の金属層4上に形成された第2の金属層で
ある。
5はこの第1の金属層4上に形成された第2の金属層で
ある。
この時計用文字板における装飾板2bは、透明樹脂層3
によりその表面が覆われているため、メッキを施すため
に必要な薬品中への浸漬を行っても直接薬品が装飾板2
bに付着することがない。
によりその表面が覆われているため、メッキを施すため
に必要な薬品中への浸漬を行っても直接薬品が装飾板2
bに付着することがない。
従って、この装飾板2bが溶は出したり、あるいは曇っ
てしまうことがない。
てしまうことがない。
次に第1図に示す時計用文字板の製造方法を第2図乃至
第6図に基づいて説明する。
第6図に基づいて説明する。
初めに、第2図に示すように金属板2a上に装飾板2b
を貼り合わせて基板1を形成する。
を貼り合わせて基板1を形成する。
次に第3図に示すように、少なくとも装飾板2bの表面
をすべて覆うように透明樹脂を塗布し、50〜60μの
透明樹脂層3を形成する。
をすべて覆うように透明樹脂を塗布し、50〜60μの
透明樹脂層3を形成する。
この透明樹脂層3を乾燥させて硬化したところで、その
上面を研磨する。尚、透明樹脂層3を極めて薄く形成し
た場合には研磨せずにそのまま使用してもよい。
上面を研磨する。尚、透明樹脂層3を極めて薄く形成し
た場合には研磨せずにそのまま使用してもよい。
次に第4図に示すように、透明樹脂層3の上面全面にク
ロム、金の順序でこれらを蒸着し、第1の金属層4を形
成する。
ロム、金の順序でこれらを蒸着し、第1の金属層4を形
成する。
その後、第5図に示すように第1の金属層4上にマスク
としてのフォトレジスト6を部分的に形成して被覆する
。
としてのフォトレジスト6を部分的に形成して被覆する
。
次に第6図に示すように、厚メッキにより露出している
第1の金属層4上に10〜30μの第2の金属層5を形
成する。
第1の金属層4上に10〜30μの第2の金属層5を形
成する。
その後、フォトレジスト6を剥離し第1の金属層4をエ
ツチングにより除去する。
ツチングにより除去する。
この工程においては、厚メッキ、フォトレジストの剥離
、第1の金属層の除去あるいはメッキ前の洗浄や脱脂工
程において装飾板2bをアルカリ溶液や酸等の薬品中に
浸漬することになるが、予め透明樹脂層3を形成して装
飾板2bを覆っているため、装飾板2bは薬品による影
響を受けることがない。
、第1の金属層の除去あるいはメッキ前の洗浄や脱脂工
程において装飾板2bをアルカリ溶液や酸等の薬品中に
浸漬することになるが、予め透明樹脂層3を形成して装
飾板2bを覆っているため、装飾板2bは薬品による影
響を受けることがない。
第7図は本発明の他の実施例に係る時計用文字板を示す
断面図である。
断面図である。
図に示すように、本実施例においては厚メッキによる第
2の金属層を形成せずに、蒸着により形成した第1の金
属層7をそのまま時字、マーク、模様として使用してい
る。
2の金属層を形成せずに、蒸着により形成した第1の金
属層7をそのまま時字、マーク、模様として使用してい
る。
〈発明の効果〉
本発明によれば、貴石、シェル等の高級感のある素材の
上に、部分的に厚メッキあるいは蒸着をすることができ
、従来のものにない品質の優れた高級文字板を提供する
ことができる。
上に、部分的に厚メッキあるいは蒸着をすることができ
、従来のものにない品質の優れた高級文字板を提供する
ことができる。
第1図は本発明の一実施例に係る時計用文字板を示す断
面図、第2図乃至第6図は第1図に示す時計用文字板の
製造工程を示す図、第7図は本発明の他の実施例に係る
時計用文字板を示す断面図である。 ■ ・・・基板、 2a・・・金属板、2b・・・装
飾板、 3 ・・・透明樹脂層、4.7・・・第1の金
属層、 5 ・・・第2の金属層。 第 1 図 第 9 図 第 2 図 第 6 図 第 3 図 第 7 図 第 4 図
面図、第2図乃至第6図は第1図に示す時計用文字板の
製造工程を示す図、第7図は本発明の他の実施例に係る
時計用文字板を示す断面図である。 ■ ・・・基板、 2a・・・金属板、2b・・・装
飾板、 3 ・・・透明樹脂層、4.7・・・第1の金
属層、 5 ・・・第2の金属層。 第 1 図 第 9 図 第 2 図 第 6 図 第 3 図 第 7 図 第 4 図
Claims (3)
- (1)貴石、シェル等の耐薬品性を有しない又は耐薬品
性に乏しい材料からなる基板と、該基板の表面に形成さ
れた耐薬品性を有し、且つ平滑面を有する透明樹脂層と
、該透明樹脂層上に部分的に形成された第1の金属層と
、該第1の金属層上に形成された第2の金属層とからな
ることを特徴とする時計用文字板。 - (2)貴石、シェル等の耐薬品性を有しない又は耐薬品
性に乏しい材料からなる基板の表面に耐薬品性を有する
透明樹脂を塗布して透明樹脂層を形成する工程と、該透
明樹脂層の上に第1の金属層を蒸着にて形成する工程と
、該第1の金属層をマスクにより部分的に被覆する工程
と、前記第1の金属層のマスクにより被覆されていない
部分上に第2の金属層をメッキにより形成する工程と、
前記マスク及び該マスクにより被覆されていた第1の金
属層を除去する工程とからなることを特徴とする時計用
文字板の製造方法。 - (3)貴石、シェル等の耐薬品性を有しない又は耐薬品
性に乏しい材料からなる基板と、該基板の表面に形成さ
れた耐薬品性を有し、且つ平滑面を有する透明樹脂層と
、該透明樹脂層上に部分的に形成された金属層とからな
ることを特徴とする時計用文字板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11659089A JPH02296186A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 時計用文字板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11659089A JPH02296186A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 時計用文字板とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02296186A true JPH02296186A (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=14690906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11659089A Pending JPH02296186A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 時計用文字板とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02296186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005290585A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Taiwan Textile Research Inst | 温度制御繊維製品及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP11659089A patent/JPH02296186A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005290585A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Taiwan Textile Research Inst | 温度制御繊維製品及びその製造方法 |
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