JPH049437Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH049437Y2
JPH049437Y2 JP17306884U JP17306884U JPH049437Y2 JP H049437 Y2 JPH049437 Y2 JP H049437Y2 JP 17306884 U JP17306884 U JP 17306884U JP 17306884 U JP17306884 U JP 17306884U JP H049437 Y2 JPH049437 Y2 JP H049437Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer member
door roller
groove
heat insulating
roller case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17306884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6187881U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17306884U priority Critical patent/JPH049437Y2/ja
Publication of JPS6187881U publication Critical patent/JPS6187881U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH049437Y2 publication Critical patent/JPH049437Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は断熱サツシの障子を構成する断熱サ
ツシ用下框構造に関するものである。
[従来の技術] 従来例えば実開昭56−139782号公報には、内枠
と外枠との間を発泡性断熱材で接着させて一体化
するに当つて、これら内外枠間に空洞部形成部材
を取り付けて、この空洞部形成部材内に空間を形
成することが提案されているが、この例では前記
内外枠は発泡性断熱材で接着して一体化するた
め、必要空間を予め確保しておく形状とせざるを
得ない。また実開昭54−163540号公報には、走行
建具において、車輪ハウジングの中空筒状部片を
下框の中空筒状部片に嵌装する構造が示されてい
るが、これは断熱材を介在させた構造ではない。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は、断熱材を介して連結される内外の
部材を備える下框の下部において、戸車ケースを
如何に確実に取り付けるかの課題を解決すべくし
てなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は断熱材19を介して連
結される内部材15と外部材17とから成り、外
部材17の内部材15に相対する側面に溝16を
形成し、この溝16を閉塞しかつ上下端を前記外
部材17を係止される中間部材20から側方へ突
設した支持片22を、前記外部材17から内方へ
突設した係合凸部21に下側から当接させ、この
外部材17の下端部に形成した切欠き部24から
前記溝16に挿入される戸車ケース26の上面
を、前記支持片22に当接支持させると共に、戸
車14を支承する前記戸車ケース26を、その側
方へ突設したフランジ27を介して、前記外部材
17に固着して成る断熱サツシ用下框構造を提案
するものである。
[作用] 上述の構造からなるこの考案において、内部材
と外部材の断面形状が単純化されるため成形容易
であり、かつ戸車ケースの支持形態が強固となる
ものである。
[実施例] 以下添付図面に基づいてこの考案に一実施例を
説明する。
第1図ないし第4図はこの考案による下框を施
こしてなる断熱サツシを示す正面図、A−A断面
図、B−B断面図及び要部の拡大断面図で、図中
1はアルミニウム押出し成形によつてそれぞれ形
成される上枠材2、下枠材3及び両側竪枠材4,
5から形成される窓枠で、窓枠2の前記下枠材3
上には、長手方向に沿つてレール6,7がほぼ平
行に一定の段差をもつて配設される。
前記窓枠1内には、アルミニウム押出し成形に
よつてそれぞれ形成される上框8、下框9及び左
右両竪框10,11を備えてなると共に、ガラス
部材12がそれぞれ二重に装着される一対の障子
13が、後述する戸車14を介して前記レール
6,7上に沿つてそれぞれ転動可能に配設され
る。
第2図及びその要部を拡大した第4図に示すよ
うに、前記一方の障子13にはこの考案による下
框9が装着される。この下框9は、室内側に面す
る板状の内部材15と、室外側に面し前記内部材
15に相対する側面にほぼC字形の溝16が形成
される外部材17とが備えられる。
前記内部材15及び外部材17の相対する面に
は前記溝16の上下に位置してそれぞれ対峙する
二対の蟻溝18が形成され、これらの互いに対峙
する蟻溝18間には発泡ポリウレタン等の断熱材
19が介在され、前記内部材15と外部材17が
互いに連結される。
前記外部材17の前記内部材15に相対する壁
面の上下端部には、段部17′がそれぞれ形成さ
れ、前記溝16の開口部16aを閉塞する。板状
でかつアルミニウム押出し成形等によつて形成さ
れる中間部材20が、前記段部17′間に架設さ
れる。この中間部材20には、ほぼ中央から前記
溝16内に突出されて、先端部を溝16の底部に
形成した係合凸部21に係合させた支持片22が
一体的に形成される。前記中間部材20と、前記
内部材15との間にはポリエチレン等で形成され
る発泡体23が介在されて前記中間部材20が支
持されている。
第3図に示すように、前記外部材17の下端部
には切欠き部24が形成され、この切欠き部24
には、内部に前述した戸車14が、支軸25によ
つて軸支されると共に、下方が開放される箱状の
戸車ケース26が、前記溝16内に挿入され、こ
の戸車ケース26はその両外側から突設したフラ
ンジ27を介してねじ28によつて前記外部材1
7に固着され、この際、戸車ケース26の上面が
前記支持片22に当接される。
[考案の効果] この考案による断熱サツシ用下框構造は以上に
述べたようであるから、以下のような効果を有す
るものである。
(1) 前記外部材17に溝16を形成し、その溝1
6の開口部16aを中間部材20によつて閉塞
する構成としたことにより、当該下框の内部材
15、外部材17等の断面形状が単純化される
ため、押出し加工が容易になり、製造コストを
引き下げることができる。
(2) 前記外部材17の内方へ突設した係合凸部2
1に下側から当接する中間部材20の支持片2
2に当接支持される戸車ケース26を前記溝1
6内の空間に収納することが可能となり、すな
わち前記戸車ケース26は前記外部材17の底
部に形成される切欠き部24から前記溝16内
に挿入され、その上部が前記支持片22に当接
支持されると共に、そのフランジ27を介して
ねじ28によつて前記外部材17にねじ連結さ
れるため、前記戸車ケース26内の戸車14に
かかる障子13の荷重が、前記支持片22と前
記フランジ27の両者で受けられ、したがつ
て、戸車ケース26が強固に支持されるので、
戸車ケース26の変形に起因する障子13の走
行の不安定性を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による下框を施こしてなる断
熱サツシの正面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図及び第4図はそれぞれ要部の拡大断面
図である。 なお図において、14……戸車、15……内部
材、16……溝、17……外部材、19……断熱
材、20……中間部材、22……支持片、24…
…切欠き部、26……戸車ケース、27……フラ
ンジ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱材19を介して連結される内部材15と外
    部材17とから成り、外部材17の内部材15に
    相対する側面に溝16を形成し、この溝16を閉
    塞しかつ上下端を前記外部材17に係止される中
    間部材20から側方へ突設した支持片22を、前
    記外部材17から内方へ突設した係合凸部21に
    下側から当接させ、この外部材17の下端部に形
    成した切欠き部24から前記溝16内に挿入され
    る戸車ケース26の上面を、前記支持片22に当
    接支持させると共に、戸車14を支承する前記戸
    車ケース26を、その側方へ突設したフランジ2
    7を介して、前記外部材17に固着して成る断熱
    サツシ用下框構造。
JP17306884U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH049437Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17306884U JPH049437Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17306884U JPH049437Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6187881U JPS6187881U (ja) 1986-06-09
JPH049437Y2 true JPH049437Y2 (ja) 1992-03-09

Family

ID=30730729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17306884U Expired JPH049437Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH049437Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6187881U (ja) 1986-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH049437Y2 (ja)
JP2003082916A (ja) 引戸門扉
JPS6128860Y2 (ja)
JPH0348394Y2 (ja)
JP2532369Y2 (ja) 車両の二重ガラス窓枠構造
JPH0323022Y2 (ja)
JPS6036706Y2 (ja) 断熱枠
JPS6350396Y2 (ja)
JPS6332295Y2 (ja)
JPS6126556Y2 (ja)
JPS6332301Y2 (ja)
JPH0445941Y2 (ja)
JPH0728390Y2 (ja) 小窓付きドア
JPH0225900Y2 (ja)
JPS5931911Y2 (ja) ドアの框接続装置
JPH0738626Y2 (ja) 召合せ框の戸首部補強構造
JPH0222478Y2 (ja)
JPH0442470Y2 (ja)
JPH0425511Y2 (ja)
JPS6235831Y2 (ja)
JPS645030Y2 (ja)
JPS6229567Y2 (ja)
JPH0736067Y2 (ja) 同面引違いサッシ
JP2858451B2 (ja) サッシ
JPS5853431Y2 (ja) 折戸サッシ