JPS6036706Y2 - 断熱枠 - Google Patents
断熱枠Info
- Publication number
- JPS6036706Y2 JPS6036706Y2 JP3503280U JP3503280U JPS6036706Y2 JP S6036706 Y2 JPS6036706 Y2 JP S6036706Y2 JP 3503280 U JP3503280 U JP 3503280U JP 3503280 U JP3503280 U JP 3503280U JP S6036706 Y2 JPS6036706 Y2 JP S6036706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- heat insulating
- cavity forming
- forming member
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は断熱枠の考案に係り、形材で形成されたた断熱
枠において戸車などの走行部体或いは障子引寄せ金具の
部材等の取付けが簡易且つ的確に行わしめ、又強度的に
も優れた断熱枠を提供し、更には比較的簡易な押出形材
によりこれらの特質をもった断熱枠を得ようとするもの
である。
枠において戸車などの走行部体或いは障子引寄せ金具の
部材等の取付けが簡易且つ的確に行わしめ、又強度的に
も優れた断熱枠を提供し、更には比較的簡易な押出形材
によりこれらの特質をもった断熱枠を得ようとするもの
である。
近時における空調技術の発展普及に伴い内外の温度差に
よっても建具類の枠材を介して熱量伝播を僅少とするた
めの断熱枠については従来からそれなりに検討がなされ
ているが、このような従来の断熱枠においては内枠と外
枠とによって構成された枠体においてそれら内外枠間の
実質的全般に断熱材を介装充填するようにしたものであ
る。
よっても建具類の枠材を介して熱量伝播を僅少とするた
めの断熱枠については従来からそれなりに検討がなされ
ているが、このような従来の断熱枠においては内枠と外
枠とによって構成された枠体においてそれら内外枠間の
実質的全般に断熱材を介装充填するようにしたものであ
る。
ところが斯様な従来のものにおいては戒程断熱性が得ら
れるとしてもこの種建具枠にあっては走行用戸車などを
取付けることが不可欠であって、このような戸車などを
断熱枠厚さ方向の中間部に取付けるには上記のように介
装充填されている断熱材を所定幅だけ切取ることが必要
であり、一連に介装されている断熱材から該戸車などの
取付けのため所定空間を適正に得べく切取る工作加工が
頗る煩雑で多くの加工工数を必要とする。
れるとしてもこの種建具枠にあっては走行用戸車などを
取付けることが不可欠であって、このような戸車などを
断熱枠厚さ方向の中間部に取付けるには上記のように介
装充填されている断熱材を所定幅だけ切取ることが必要
であり、一連に介装されている断熱材から該戸車などの
取付けのため所定空間を適正に得べく切取る工作加工が
頗る煩雑で多くの加工工数を必要とする。
本考案は上記したような従来のもの)不利、欠点を解消
するように研究して考案されたものであって、その具体
的な実施態様を添附図面に示すものについて説明すると
内枠1と外枠2によって上記したような建具用断熱枠を
形成することは従来から実施されているものと同様であ
り、これらの両枠1,2の間にガラスのような透光板3
,3を適当な間隔4を有せしめ取付け、又これら両枠1
.2間に発泡ポリウレタンのような断熱材7を原液の注
入発泡により介装接着させて一体的な固着関係を形成す
るように戊っているが、本考案ではこのような構成のも
のにおいて両枠1,2の何れか一方に係合部を形成し、
該係合部に上記した内外枠間に形成された断熱材7の介
装域に位置した空洞形成部材5を取付け、この空洞形成
部材5により周側を閉鎖された所定の空間6を設けたも
のである。
するように研究して考案されたものであって、その具体
的な実施態様を添附図面に示すものについて説明すると
内枠1と外枠2によって上記したような建具用断熱枠を
形成することは従来から実施されているものと同様であ
り、これらの両枠1,2の間にガラスのような透光板3
,3を適当な間隔4を有せしめ取付け、又これら両枠1
.2間に発泡ポリウレタンのような断熱材7を原液の注
入発泡により介装接着させて一体的な固着関係を形成す
るように戊っているが、本考案ではこのような構成のも
のにおいて両枠1,2の何れか一方に係合部を形成し、
該係合部に上記した内外枠間に形成された断熱材7の介
装域に位置した空洞形成部材5を取付け、この空洞形成
部材5により周側を閉鎖された所定の空間6を設けたも
のである。
即ちこのような本考案によるもの)具体的構戒として第
1図に示すものは下框部分に本考案を適用したものであ
って、その外枠2の内面に保合部21.22を形成し、
これらの保合部21.22に対してそれなりの剛性を有
する塩化ビニル又はアルミニウム型材による断面り形の
空洞形成部材5を取付け、然してこのような空洞形成部
材5内に形成された空間6部分を戸車8の取付部分とし
たものである。
1図に示すものは下框部分に本考案を適用したものであ
って、その外枠2の内面に保合部21.22を形成し、
これらの保合部21.22に対してそれなりの剛性を有
する塩化ビニル又はアルミニウム型材による断面り形の
空洞形成部材5を取付け、然してこのような空洞形成部
材5内に形成された空間6部分を戸車8の取付部分とし
たものである。
又第2図に示すものは建具断熱枠における縦框に本考案
を採用した場合を示し縦框の端面部分をも形成された外
枠2に保合部23を形成して断面箱形中空状の空洞形成
部材5を係着せしめ、該部材5における空間6をこの種
障子引寄せ用のロッド9を挿通ずるようにしたものであ
る。
を採用した場合を示し縦框の端面部分をも形成された外
枠2に保合部23を形成して断面箱形中空状の空洞形成
部材5を係着せしめ、該部材5における空間6をこの種
障子引寄せ用のロッド9を挿通ずるようにしたものであ
る。
上記したような本考案によるときは内外枠1゜2間に原
液の注入発泡による断熱材を介装接着させて一体化し形
成されるこの種の断熱枠においてそれら両枠1,2間に
空洞部形成部材5を取付け、該部材5内を空間6とした
ので斯様な断熱枠に戸車8その他を取付けるに当って該
空間6部分を有効に利用することができ、即ち従来のよ
うに工数の多い断熱材の切除工作を必要としないで簡易
に取付目的を達することができ、しかもこのようにして
枠部材1,2間に取付けられた空洞部形成部材5により
断熱材7の注入発泡による接着なども的確且つ密実に行
われ前記空洞部形成部材5もこの断熱材7を介して一体
化されることから断熱材の強度を更に高められ、加うる
に簡易な押出成形材で目的の断熱枠を得しめるなどの作
用効果を有しており、実用上その効果の大きい考案であ
る。
液の注入発泡による断熱材を介装接着させて一体化し形
成されるこの種の断熱枠においてそれら両枠1,2間に
空洞部形成部材5を取付け、該部材5内を空間6とした
ので斯様な断熱枠に戸車8その他を取付けるに当って該
空間6部分を有効に利用することができ、即ち従来のよ
うに工数の多い断熱材の切除工作を必要としないで簡易
に取付目的を達することができ、しかもこのようにして
枠部材1,2間に取付けられた空洞部形成部材5により
断熱材7の注入発泡による接着なども的確且つ密実に行
われ前記空洞部形成部材5もこの断熱材7を介して一体
化されることから断熱材の強度を更に高められ、加うる
に簡易な押出成形材で目的の断熱枠を得しめるなどの作
用効果を有しており、実用上その効果の大きい考案であ
る。
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第1図は
本考案による1つの実施形態を示した断面図、第2図は
その別の実施形態を示す断面図、第3図は本考案により
得られる建具断熱枠の全体的な関係を示した正面図であ
る。 然してこれらの図面において、1は内枠、2は外枠、3
は透光板、5は空洞部形成部材、6は空間、7は断熱材
を示すものである。
本考案による1つの実施形態を示した断面図、第2図は
その別の実施形態を示す断面図、第3図は本考案により
得られる建具断熱枠の全体的な関係を示した正面図であ
る。 然してこれらの図面において、1は内枠、2は外枠、3
は透光板、5は空洞部形成部材、6は空間、7は断熱材
を示すものである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内枠と外枠との間に断熱材を介装接着させて一体化
するようにしたものにおいて、前記内外枠の何れか一方
に係合部を形成し、該係合部に上記した内外枠間に形成
された断熱材の介装域に位置した空洞部形成部材を取付
け、該空洞部形成部科内に周側を閉鎖された空間を設け
たことを特徴とする断熱枠。 2 空間が空洞形成部材と外枠又は内枠の何れかが一方
との間に形成された実用新案登録請求の範囲第1項に記
載の断熱枠。 3 空洞部形成部材が中空材であり、該空洞部形成部材
を外枠又は内枠をなす断熱枠本体の内面に係着させた実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の断熱枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3503280U JPS6036706Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 断熱枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3503280U JPS6036706Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 断熱枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56139782U JPS56139782U (ja) | 1981-10-22 |
JPS6036706Y2 true JPS6036706Y2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=29630663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3503280U Expired JPS6036706Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 断熱枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036706Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897260U (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-01 | ワイケイケイ株式会社 | 戸の竪框中空部内における断熱装置 |
JPS58104283U (ja) * | 1981-12-31 | 1983-07-15 | 日本軽金属株式会社 | 複合断熱部材 |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP3503280U patent/JPS6036706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56139782U (ja) | 1981-10-22 |
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