JPH049391Y2 - - Google Patents

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JPH049391Y2
JPH049391Y2 JP1988171290U JP17129088U JPH049391Y2 JP H049391 Y2 JPH049391 Y2 JP H049391Y2 JP 1988171290 U JP1988171290 U JP 1988171290U JP 17129088 U JP17129088 U JP 17129088U JP H049391 Y2 JPH049391 Y2 JP H049391Y2
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box
buried box
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buried
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JP1988171290U
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JPH0289149U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄筋に埋設ボツクスを固定するため
に埋設ボツクスに取り付けられる架設具に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の埋設ボツクスに取り付けられる
架設具としては、本出願人が既に特願昭59−6833
号(特開昭60−152747号)において開示した第5
図に示す架設具90が挙げられ広く用いられてい
る。
この架設具90は、手によつて折り曲げること
ができかつ曲げられた状態で型枠に埋設ボツクス
91を押圧できる突張り強度を有する線材92を
埋設ボツクス91の背面に取り付けられる略四角
形状の取付板93に固定した構成となつている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、前記従来の架設具90においては、
取付板93が埋設ボツクス91の略背面全体に当
接するものでないため、線材92の埋設ボツクス
91に対する突張りを均一でしかも確実にし、埋
設ボツクス91と型枠との密接状態を保つことが
困難で、埋設ボツクス91の開口部周縁の一部が
型枠から浮き上がるのを確実に防止することがで
きないという問題があつた。
また、埋設ボツクス91の背面の所定位置に形
成されるコネクター接続用のノツクアウト96を
略四角形状の取付板93が塞いでしまうため、ボ
ツクス91の背面側から電線管をボツクス91に
接続することができないといつた問題があつた。
尚、前記ノツクアウト96の設けられる位置は、
JIS規格(C8336:1985年)によつて定められて
いる。ノツクアウト96を塞がないようにするた
めには、取付板93を小さくすることが考えられ
るが、小さくすれば埋設ボツクス91を型枠に対
して均一に押圧して埋設ボツクス91を型枠に密
接状態を保つことが困難となる。
そこで、本考案の目的は、埋設ボツクスを型枠
に密接状態を保つことができ、かつ取付板によつ
て埋設ボツクスの背面の所定位置に形成されるノ
ツクアウトを塞ぐことがなく、ボツクスの背面か
らボツクス内に配線を行うことができる埋設ボツ
クスに取り付けられる架設具を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の埋設ボツ
クスに取り付けられる架設具においては、埋設ボ
ツクスの略背面全体に当接し、且つ前記埋設ボツ
クスの背面の所定位置に形成されたノツクアウト
に対応する透孔を有する取付板と、前記取付板に
固定されるとともに、手によつて折り曲げること
ができかつ曲げられた状態で型枠に前記埋設ボツ
クスを押圧できる突張り強度を有する線材と、 を備えたことを特徴としている。
(作用) 前記した構成により、この埋設ボツクスに取り
付けられる架設具においては、まず、埋設ボツク
スの背面に取付板を取り付け、バインド線等によ
つて線材を鉄筋に締結することによつて埋設ボツ
クスを鉄筋に固定する。このとき、取付板の透孔
は、埋設ボツクスの背面のノツクアウトに対応し
てノツクアウトを塞ぐことがないため、そのノツ
クアウトにコネクターを接続するなどしてボツク
スの背面側から電線管をボツクスに接続すること
ができるようになつている。
さらに、この架設具は、取付板が埋設ボツクス
の略背面全体に当接するものであるから、手によ
つて折り曲げることができかつ曲げられた状態で
型枠に埋設ボツクスを押圧できる突張り強度を有
する線材の埋設ボツクスに対する突張りを均一で
しかも確実にし、埋設ボツクスと型枠との密接状
態を保ち、埋設ボツクスの開口部周縁の一部が型
枠から浮き上がるのを防止することができるよう
になつている。
(実施例) 次に、本考案を具体化した埋設ボツクスに取り
付けられる架設具の一実施例について図面に従つ
て説明する。
第1図〜第4図に示すように、この架設具10
は、金属製の取付板11と、手によつて折り曲げ
ることができかつ曲げられた状態で型枠Aに埋設
ボツクス20を押圧できる突張り強度を有する線
材12を備えている。
前記取付板11は、中央部に雌ネジ孔14を備
えるとともに、丸い透孔15aを上下左右両側部
に四つ備えている。前記雌ネジ孔14には、型枠
Aの前面から埋設ボツクス20を介して挿通され
るスタツトボルトが螺合されるようになつてい
る。尚、この雌ネジ孔14は、省略してもかまわ
ない。
前記丸い透孔15aは、前記取付板11が埋設
ボツクス20の背面に取り付けられたときに、埋
設ボツクス20の背面の所定位置に形成されるノ
ツクアウト21を塞がないようになつている。
尚、前記ノツクアウト21の設けられる位置は、
JIS規格(C8336:1985年)によつて定められて
いるため、その位置に合わせて丸い透孔15aが
設けられている。
さらに、雌ネジ孔14の上方及び下方にあたる
取付板11には、埋設ボツクス20の孔22に挿
通して架設具10を固定するための切り起こしに
よる突片16が設けられている。
次に、この埋設ボツクス20に取り付けられる
架設具10の作用について、施工手順に従つて説
明する。
まず、第1図に示すように、コンクリート壁の
支骨となる鉄筋30を縦横に配筋する。次いで、
埋設ボツクス20の背面に架設具10を取り付け
るために、ボツクス20の孔22に取付板11の
突片16を挿入し、ボツクス20の内部で折り曲
げる。そして、線材12を後方に手で折り曲げて
コンクリート壁の支骨をなす鉄筋30に近づけ、
コンクリート壁の所定位置にボツクス20が配置
されるように曲げ具合を調節する。
次いで、線材12と鉄筋30とをバインド線に
て巻き付けることによつてボツクス20の鉄筋3
0に対する固定を行う。
そして、この埋設ボツクス20に取り付けられ
る架設具10においては、前記取付板11が埋設
ボツクス20のノツクアウト21を塞がないよう
に回避する丸い透孔15aを備えているため、ボ
ツクス20の上下左右両側面からばかりでなくボ
ツクス20の背面に設けてあるノツクアウト21
を用いて第2図に示すように、ボツクス20の背
面にコネクター40を接続し、そのコネクター4
0に電線管50を接続することによつてボツクス
20の背面側からも配線を行うことができる。
次いで、埋設ボツクス20の前面に前側の型枠
Aを立設し、ボツクス20の開口部に向かつて型
枠Aを当接させる。このとき、線材12の突張り
強度によつてボツクス20は、その開口部が型枠
Aに密接した状態に保たれている。そこで、コン
クリートを打設すればよいが、ボツクス20と型
枠Aとを更に確実に密着させる必要がある場合に
は、型枠Aに設けた孔からスタツトボルトを挿通
して雌ネジ孔14に螺合してから、コンクリート
を打設する。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案の埋設ボツクスに取
り付けられる架設具においては、取付板が埋設ボ
ツクスの略背面全体に当接するものであるから、
手によつて折り曲げることができかつ曲げられた
状態で型枠に埋設ボツクスを押圧できる突張り強
度を有する線材の埋設ボツクスに対する突張りを
均一でしかも確実にし、埋設ボツクスと型枠との
密接状態を保ち、埋設ボツクスの開口部周縁の一
部が型枠から浮き上がるのを防止することができ
るという効果を奏する。
さらに、この架設具は、取付板の透孔が埋設ボ
ツクスの背面のノツクアウトを塞ぐことはないた
め、そのノツクアウトにコネクターを接続するな
どしてボツクスの背面側からも電線管をボツクス
に接続することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した一実施例の埋設ボ
ツクスに取り付けられる架設具の使用状態を示す
全体斜視図、第2図は電線管を接続したときの架
設具の使用状態を示す全体斜視図、第3図は架設
具がボツクスに取り付けられた状態の背面図、第
4図は架設具がボツクスに取り付けられる前の状
態の斜視図、第5図は従来の埋設ボツクスに取り
付けられる架設具の使用状態を示す全体斜視図で
ある。 符号の説明、10……架設具、11……取付
板、12……線材、15a……透孔、20……埋
設ボツクス、21……ノツクアウト、30……鉄
筋、40……コネクター、50……電線管、A…
…型枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 埋設ボツクスの略背面全体に当接し、且つ前記
    埋設ボツクスの背面の所定位置に形成されたノツ
    クアウトに対応する透孔を有する取付板と、 前記取付板に固定されるとともに、手によつて
    折り曲げることができかつ曲げられた状態で型枠
    に前記埋設ボツクスを押圧できる突張り強度を有
    する線材と、 を備えたことを特徴とする埋設ボツクスに取り付
    けられる架設具。
JP1988171290U 1988-12-27 1988-12-27 Expired JPH049391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988171290U JPH049391Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27

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JP1988171290U JPH049391Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27

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JPH0289149U JPH0289149U (ja) 1990-07-16
JPH049391Y2 true JPH049391Y2 (ja) 1992-03-09

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ID=31462991

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JPH0289149U (ja) 1990-07-16

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