JPH0492787A - 自動二輪車のディスクロック装置 - Google Patents

自動二輪車のディスクロック装置

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JPH0492787A
JPH0492787A JP20979090A JP20979090A JPH0492787A JP H0492787 A JPH0492787 A JP H0492787A JP 20979090 A JP20979090 A JP 20979090A JP 20979090 A JP20979090 A JP 20979090A JP H0492787 A JPH0492787 A JP H0492787A
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wheel
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locking
disc plate
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Takashi Jinbo
神保 孝
Norio Taki
滝 典雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスクプレートに係止部材を係止させて車
輪の回転を阻止することにより盗難防止を図るようにし
た自動二輪車のディスクロック装置に関し、特に係止部
材をディスクプレートに係止させるロック機構の車体か
らの取り外しを困難にして盗難防止効果を向上できるよ
うにしたロック機構の取付構造の改善に関する。
〔従来の技術〕
自動二輪車の盗難防止装置として、従来から各種の構造
のものが提案されている0例えば、ディスクブレーキ装
置を備えた自動二輪車では、車輪に固定されたディスク
プレートに係止部材を係止させて車輪の回転を阻止し、
もって盗難防止を図るようにしたディスクロックvtX
が採用されている。
ところで上記ディスクロック装置では、係止部材をディ
スクプレートに向けて出没させるロック機構の取付に当
たって、該機構を簡単に取り外すことのできない構造に
することが必要である。そのための構造として、従来、
例えばロック機構を固定するボルトの頭部をロック機構
の固定面に内没させるとともに、該頭部をドライバ等を
掛けることのできない形状にしたり、さらにカシメ加工
を施したりするのが一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来構造では、カシメ加工を施す等
によって盗難防止効果を向上させると、何らかの修理等
でロック機構を取り外す必要が生じた場合は、逆に取り
外しが困難であり、整備性が悪いことも考えられる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
必要な場合の取り外しを可能にして整備性を確保しなが
ら盗難をより確実に防止できる自動二輪車のディスクロ
ック装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、車輪に固定されたディスクプレートに係止部
材を係止させて車輪の回転を阻止するようにした自動二
輪車のディスクロック装置において、上記係止部材を出
没させるロック機構を、車輪を支持する車輪支持部材に
上記ディスクプレート側かち挿入されたボルトによって
締め付け固定し、該ボルトを上記ディスクプレートの車
軸方向投影面内に位置させたことを特徴としている。
ここで本発明は、前輪、及び後輪の何れにも適用でき、
上記車輪支持部材は、前輪に適用する場合は前フオーク
であり、後輪に適用する場合はリヤアームである。
〔作用〕
本発明に係るディスクロック装置によれば、ディスクプ
レートの車軸方向投影面内に配宜され、ディスクプレー
ト側から挿入されたボルトよってロック機構を車輪支持
部材に固定したので、上記固定用ボルトの頭部はディス
クプレートに近接するように位置している。従って上記
ボルトを緩めるのは困難であり、また仮にボルトを緩め
ることが可能であっても、ボルトの長さをディスクプレ
ートとの間隔より長く設定することによって、ボルトの
抜き取りは不可能となる。その結果上記ロック機構を車
輪支持部材から取り外すことはほとんど不可能となり、
車両の盗難をより確実に防止できる。
一方、上記ロック機構の取り外しが必要な場合は、車輪
を取り外すことによって上記固定用ボルトの抜き取りが
可能となり、ロック機構を取り外すごとができ、最低限
度の整備性は確保されている。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるスクータ
型自動二輪車のディスクロック装置を説明するための図
であり、第1図は第2図の1−1線断面図、第2図は右
側面図、第3図は第1図のm−m線断面図、第4図は該
実施例装置を備えた自動二輪車の左側面図である。
図において、1はスクータ型自動二輪車であり、これの
車体フレーム2は、ヘッドバイブ3に側面視大略り字状
のメインフレーム4の縦辺4aの上端を接続し、横辺4
bの中央付近に左、右一対のサイドフレーム5を接続し
た、いわゆるアンダーポーンタイプのものである。
上記ヘッドバイブ3によって、下端で前輪6を軸支する
前フオーク7が左右に操向自在に軸支されており、核部
フォーク7の操向軸7aの上端には操向ハンドル8が固
着されている。
上記左、右のサイドフレーム5の中央付近によって、ユ
ニットスイング式エンジンユニット10が懸架支持され
ている。該エンジンユニット10の伝動ケース1)の後
端に後端12が軸支されており、該軸支部近傍部分と上
記サイドフレーム5の後端部分との間、及び図示しない
右側のリヤアームとサイドフレーム5の後端部分との間
にクツションユニット13が介設されている。
上記左、右一対のサイドフレーム5.5の前部間上方に
は燃料タンク14が、また後部間上方には収納ボックス
15がそれぞれ配設されており、この燃料タンク14.
及び収納ボックス15の上方には、前部シート26と後
部シート27とからなる前、後2分割式タンデムシート
16が配設されている。
また該自動二輪車1の前、後輪6.12.及び伝動ケー
ス1)を除く部分の周囲は車体カバー17で囲まれてい
る。この車体カバー17は概ね、上記操向ハンドル8の
周囲を囲むハンドルカバー18と、ヘッドバイブ3.及
びメインフレーム4の縦辺4a付近を囲むフロントカバ
ー19と、該メインフレーム4の横辺4b、及び左、右
サイドフレーム5の前端部付近を囲むアンダカバー20
と、上記シート16の下方部分を囲むサイドカバー21
とから構成されている。
上記前輪6のホイール58は、タイヤが装着されるリム
58a、車軸59が挿通されるホイルハブ58c、及び
両者を連結するスポーク58bを一体的に鋳造してなる
いわゆるキャストホイルである。上記ホイルハブ58c
と車軸59との間には軸受59bが介設されており、ま
たこの車軸59の両端部は前フオーク7に一体形成され
た軸ボス部7bに挿通され、ナツト59aで締め付け固
定されている。なお、59Cは前フオーク7の内方変形
防止、軸受の位置決め等のためのカラーである。
ここで自動二輪車用ホイルにおいては、ホイル径をでき
るだけ大きく見せることがデザイン上要請される場合が
ある。そのためには第1図に示すように、上記スポーク
58bをリム58aの外周縁A付近に接続することが有
効である。
ところがスポーク58bをリム58aの外周縁Aに接続
すると、該部分の接続形状は、第1図に一点鎖線で示す
ように、領域a部分が肉抜きされた形状となる。この形
状の場合は鋳造時に領域a部分の型抜きが不可能となり
、該部分に中子が必要となる。そこでこの領域a部分を
第1図に実線で示すように厚肉にすることが考えられる
。しかしこのようにすると、上記厚肉部分の外表面Cに
鋳造時にひげが発生し、外観が悪化する懸念がある。
そこで本実施例では、領域aだけでなく領域すの部分も
厚肉とし、該領域す部分については機械加工によって除
去するようにした。これにより、上述の中子を不要にし
、かつひけの発生を防止することができる。
上記ホイルハブ58Cにはディスクプレート55が固定
ポル)56Cによって固定されている。
なお、55aは軽量化用の肉抜き穴であるが、後述のよ
うに、本実施例では係止ピンを挿入するための係止穴と
して利用する。
そして上記前フオーク7の、上記軸ボス部7bより上側
、下側にはそれぞれブレーキボス部7c。
ロックボス部7aが一体形成されている。上記ブレーキ
ボス部7cにはディスクブレーキ装置のキャリパ60が
固定ポル゛トロ0aで締め付け固定されており、これの
ブレーキパッド60bが上記ディスクプレート55を挟
持するように位置している。
また上記ロックボス部7aには、ロック機構53が取り
付けられている。このロック機構53は、キー操作部5
4eにキーを挿入し、これをロック方向又は解除方向に
回動することによって係止ピン54bを突出、又は没入
させるように構成されており、突出側にキー操作した場
合は、突出方向に所定のばね力をもって付勢されるよう
になっている。また本実施例では、上記ロック機構53
をロック状態にセットした場合は、エンジンの点火系統
が開放され、エンジンが始動しないように構成されてい
る。
そして上記ロック機構53は、その取り付けフランジ部
54aが上記ロックボス部7aの内面、つまりディスク
プレート55と対向する面に当接しており、該ディスク
プレート55側からねじ込まれた固定ポル)56aによ
って上記ロックボス部7aに固着されている。
また上記ロックボス部7aの外側にはカバー57が配置
され、固定ポル)56bによって上記ロックボス部7a
の外面に固定されている。このカバー57は上記ロック
機構53及び上記車軸59のロックナツト59aを覆っ
ている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例ロック装置によってロックする場合は、キー操
作部54c内にキーを挿入してロック方向に回動する。
すると係止ピン54bが突出し、ディスクプレート55
の係止穴55a内に挿入されてこれに係止し、前輪6の
回転を阻止することとなる。この場合、係止ピン54b
と係止穴55aとの位置が合わない場合は、該係止ピン
54bはディスクプレート55の表面に付勢力をもって
当接し、前輪6の回転によって両者が一致した時点で係
止穴55a内に挿入される。なお、ロックを解除する場
合は解除方向にキー操作すれば、係止ピン54bが没入
し、ロックは解除される。
ここで本実施例のロック機構53を取り外すには、上記
固定ポル)56aを抜き取る必要があるが、この固定ポ
ル)56aの頭部にディスクプレート55が近接してい
るので、工具を挿入することはできない。また仮に上記
固定ボルト56aを緩めても、特に下側のボルトの頭部
がディスクプレート55に干渉し、抜きとることはでき
ない。
従って、本実施例ではロック機構53を作動させておく
ことによって、車両の盗難をより確実に防止することが
できる。
また本実施例ではカバー57でロック機構53゜及び車
軸59のロックナット59a部分を覆ったので、泥等の
付着を抑制できる。なお、上記カバー57によってディ
スクプレート55まで覆うようにしてもよい。
また、整備等の都合上、ロック機構53を取り外す必要
がある場合は、前輪6をディスクプレート55ごと取り
外せば、これにより上記固定ボルト56aを支障なく抜
き取ることができ、ロック機構53を取り外すことがで
きる。
なお、上記実施例では、ロック機構53の取付フランジ
部54aをロックポス部7aの内側に当接させたが、こ
れとは逆に外側に当接させてもよく、要はディスクプレ
ート55側からボルトを挿入すればよい。
また上記実施例では、前輪6のディスクプレート55を
ロックするように構成したが、本発明は後輪のディスク
プレートをロックする場合にも勿論適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る自動二輪車のディスクロック
装置によれば、固定ボルトをディスクプレート側から挿
入して車輪支持部材に固定したので、通常状態ではロッ
ク機構の取り外しは不可能であり、車両の盗難をより確
実に防止できる効果があり、また車輪を取り外すことに
よって、ロック機構の取り外しが可能であり、整備性も
確保されている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による自動二輪
車のディスクロック装置を説明するための図であり、第
1図は第2図のI−I線断面図、第2図は右側面図、第
3図は第1図の■−■線断面図、第4図は該実施例装置
を備えた自動二輪車の左側面図である。 図において、1は自動二輪車、6は前輪、7は前フオー
ク(車輪支持部材)、53はロック機構、54bは係止
ビン(係止部材)、55はディスクプレート、56aは
固定ボルトである。 第1図 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人    弁理士 下布 努 第2 図 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輪に固定されたディスクプレートに係止部材を
    係止させて車輪の回転を阻止するようにした自動二輪車
    のディスクロック装置において、上記係止部材を出没さ
    せるロック機構を、車輪を支持する車輪支持部材に上記
    ディスクプレート側から挿入されたボルトによって締め
    付け固定し、該ボルトを上記ディスクプレートの車軸方
    向投影面内に位置させたことを特徴とする自動二輪車の
    ディスクロック装置。
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