JP2000128040A - 自動二輪車のハンドルロック機構 - Google Patents
自動二輪車のハンドルロック機構Info
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- JP2000128040A JP2000128040A JP30570298A JP30570298A JP2000128040A JP 2000128040 A JP2000128040 A JP 2000128040A JP 30570298 A JP30570298 A JP 30570298A JP 30570298 A JP30570298 A JP 30570298A JP 2000128040 A JP2000128040 A JP 2000128040A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- main switch
- lock
- crown
- concave surface
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
図ることができとともに、外力を受けても破損しない自
動二輪車のハンドルロック機構を提供すること。 【構成】 ハンドルロック一体型のメインスイッチ21
をハンドルクラウン19の後方に配置し、前記ハンドル
クラウン19の前記メインスイッチ21に対向する面を
切削加工して縦断面形状において凹面19aとし、該凹
面19aに前記メインスイッチ21のベース部21aを
臨ませて該ベース部21aとハンドルクラウン19の一
部を上面視でオーバーラップさせるとともに、前記メイ
ンスイッチ21のキー操作によってベース部21aから
出没するロックバー30が係合する係合孔31を前記ハ
ンドルクラウン19の凹面19aに形成する。
Description
体型のメインスイッチをハンドルクラウンの後方に配置
して成る自動二輪車のハンドルロック機構に関する。
から駐車時にハンドルの回動をロックしておくためのハ
ンドルロック機構が設けられているが、このハンドルロ
ックの操作をメインスイッチのキー操作に連動して行う
提案がなされている(特開平10−129555号公報
参照)。
ンスイッチを覆う樹脂製カバーによってラビリンス構造
を構成し、このラビリンス構造によってカバー内への工
具の差し込み等を防ぐようにしていた。
にこれが破壊され易く、カバー内に工具等を差し込んで
内部のハンドルロック機構を破壊することも可能であ
り、盗難に対して万全を期し難いという問題があった。
は、ロックバーが係脱される係合孔が鋳造品であるハン
ドルクラウンの鋳造面に形成されていたため、ロック部
の精度を高く保つことが困難であるという問題もあっ
た。
で、その目的とする処は、外観性と操作性及びロック部
の精度の向上を図ることができとともに、外力を受けて
も破損しない自動二輪車のハンドルロック機構を提供す
ることにある。
め、本発明は、ハンドルロック一体型のメインスイッチ
をハンドルクラウンの後方に配置し、前記ハンドルクラ
ウンの前記メインスイッチに対向する面を切削加工して
縦断面形状において凹面とし、該凹面に前記メインスイ
ッチのベース部を臨ませて該ベース部とハンドルクラウ
ンの一部を上面視でオーバーラップさせるとともに、前
記メインスイッチのキー操作によってベース部から出没
するロックバーが係合する係合孔を前記ハンドルクラウ
ンの凹面に形成したことを特徴とする 従って、本発明によれば、ハンドルロック一体型のメイ
ンスイッチを採用し、該メインスイッチのキー操作によ
ってハンドルロック操作を同時に行うことができるよう
にしたため、外観部品を削減して自動二輪車の外観性向
上を図ることができるとともに、ハンドルロックの操作
性を高めることができる。
対向する面を切削加工して縦断面形状において凹面と
し、この凹面にロックバーが係合する係合孔を形成した
ため、ロック部の精度を高めることができる。
イッチのベース部を臨ませて該ベース部とハンドルクラ
ウンの一部を上面視でオーバーラップさせることによっ
て所謂ラビリンス構造を形成したため、外部からロック
部に工具等を差し込むことができず、ロック部が外力か
ら保護されて悪戯による破損を免れる。
図面に基づいて説明する。
備える自動二輪車の概略構成を図1に基づいて説明す
る。
において2は車体前方上部に位置するヘッドパイプであ
り、該ヘッドパイプ2内にはステアリング軸3(図2参
照)が回動自在に挿通している。そして、ステアリング
軸3にはフロントフォーク4の上端部が支持されてお
り、該フロントフォーク4の下端部には前輪5が回転自
在に軸支されている。又、ステアリング軸3の上端には
ハンドルバー6が取り付けられている。
インフレーム7が側面視で車体後方に向かって斜め下方
に延出するとともに、左右一対のダウンチューブ8が側
面視で車体後方に向かって斜め下方に延出した後、車体
後方に向かって折り曲げられてメインフレーム7の下方
を車体後方に向かって略水平に延出している。そして、
メインフレーム7とダウンチューブ8の各後端部は円弧
状に成形されたリヤアームブラケット9にそれぞれ連結
されている。
ューブ8及びリヤアームブラケット9によって囲まれた
空間にはV型2気筒エンジン10が収納支持されてお
り、該エンジン10の前後のシリンダ10a,10bの
間にはキャブレタ11が配設されている。
7には燃料タンク12が支持されており、該燃料タンク
12の後方にはメインシート13とタンデムシート14
がそれぞれ配設されている。
ヤアーム15の前端ピボット軸16にて揺動自在に枢着
されており、該リヤアーム15の後端部には後輪17が
回転自在に軸支されている。尚、リヤアーム15とこれ
の後端に軸支された後輪17は不図示の単一のリヤクッ
ションによって車体側に懸架されており、後輪17から
の衝撃はリヤクッションにおいて発生する減衰力によっ
て吸収緩和される。
は駆動方式としてベルトドライブ式を採用しており、前
記エンジン10の出力軸に結着された不図示のスプロケ
ットと後輪17に結着されたホイールスプロケット18
との間には不図示のベルトが巻装されている。
の構成の詳細を図2〜図5に基づいて説明する。尚、図
2は自動二輪車のハンドルロック機構部周辺の破断側面
図、図3は図2のA−A線拡大断面図、図4は図2のB
−B線拡大断面図、図5はハンドルクラウンの斜視図で
ある。
通する前記ステアリング軸3の上端にはハンドルクラウ
ン19が袋ナット20によって締着されており、このハ
ンドルクラウン19には前記ハンドルバー6(図1参
照)が取り付けられている。従って、ライダーがハンド
ルバー6を操作してハンドルクラウン19を介してステ
アリング軸3を左右に回動させれば、フロントフォーク
4及びこれに軸支された前記前輪5(図1参照)が一体
的に左右に回動して所要の操舵がなされる。
示すように前記ハンドルクラウン19の後方にメインス
イッチ21がヘッドパイプ2及びステアリング軸3と平
行を成して斜めに取り付けられて配置されている。この
メインスイッチ21はハンドルロック一体型であって、
これにキー22を差し込んで回すと、イグニッションの
ON/OFFと共にハンドルロックのON/OFFも行
うことができる。尚、図2において、32はシートロッ
ク遠隔操作用ワイヤーである。
ついて説明する。
2とメインフレーム7との接続部を補強する板金製のガ
セット23の上部には同じく板金製のブラケット24が
溶着されており、このブラケット24上にはメインスイ
ッチ21が図3に示すように左右2本のボルト25によ
って取り付けられている。即ち、図3に示すように、ブ
ラケット24の下面の左右にはナット26が溶着されて
おり、メインスイッチ21は、これのベース部21aと
ブラケット24に挿通する前記2本のボルト25を前記
ナット26に螺着することによってブラケット24上に
取り付けられている。
周は板金製のスイッチカバー27によって覆われてお
り、このスイッチカバー27はその下部が左右各2本ず
つの計4本のボルト28によって前記ブラケット24の
側部に取り付けられている。即ち、図4に示すように、
ブラケット24の左右には、側方に突出するチャンネル
状の凸部24aが前後に並設されており、スイッチカバ
ー27はこれと各凸部24aに挿通する前記ボルト28
を凸部24aの裏面に溶着されたナット29に螺着する
ことによってブラケット24に取り付けられている。
尚、図2に示すように、前記スイッチカバー27のリン
グ状部分27aはメインスイッチ21の上部を囲んで該
メインスイッチ21が破壊されないよう保護している。
21にキー22を差し込んでこれを回すことによってベ
ース部21aの前面からロックバー30が出没してハン
ドルロックがON/OFFされる。
ッチ21に対向する面には前記ロックバー30が係合す
るための円孔状の係合孔31が形成されており、メイン
スイッチ21に差し込まれたキー22を回動操作してロ
ックバー30をベース部21aから突出させてこれをハ
ンドルクラウン19に形成された前記係合孔31に係合
させれば、ハンドルクラウン19及びこれに連なるハン
ドルバー6、ステアリング軸3、フロントフォーク4及
び前輪5の左右の回動がロックされてハンドルロック状
態となり、当該自動二輪車1の盗難が防がれる。
キー22を再び回動操作してロックバー30をハンドル
クラウン19の係合孔31から抜いてこれをメインスイ
ッチ21のベース部21a内に引き込めばハンドルロッ
ク解除状態となり、ハンドルクラウン19及びこれに連
なるハンドルバー6、ステアリング軸3、フロントフォ
ーク4及び前輪5が左右に自由に回動可能となるために
自動二輪車1の走行が可能となる。
ドルクラウン19は鋳造によって一体成形されるが、図
2及び図5に示すように該ハンドルクラウン19のメイ
ンスイッチ21に対向する面を切削加工することによっ
て後方への突出縁部19bを形成して縦断面形状におい
て凹面19aとし、該凹面19aにメインスイッチ21
のベース部21aを臨ませて該ベース部21aと強度の
高い金属製のハンドルクラウン19の一部である突出縁
部19bを上面視でオーバーラップさせている。そし
て、このハンドルクラウン19の切削加工された凹面1
9aに前記係合孔31を形成している。
ルロック機構においては、メインスイッチ21としてハ
ンドルロック一体型のものを採用し、該メインスイッチ
21のキー操作によってイグニッションのON/OFF
操作とハンドルロック操作を行うことができるようにし
たため、ハンドルロック機構をメインスイッチとは別設
していた従来の自動二輪車に対して外観部品を削減する
ことができ、自動二輪車1の外観性向上とコストダウン
を図ることができるとともに、ハンドルロックの操作性
を高めることができる。
チ21に対向する面を切削加工して凹面19aとし、こ
の凹面19aにロックバー30が係合する係合孔31を
形成したため、ロック部の精度を高めることができる。
面19aにメインスイッチ21の金属製のベース部21
aを臨ませて該ベース部21aとハンドルクラウン19
の一部を上面視でオーバーラップさせることによって所
謂ラビリンス構造を形成したため、メインスイッチ21
とハンドルクラウン19の間に外部(特に上方)から工
具等を差し込んでロックバー30を操作することができ
ず、盗難が確実に防がれるとともに、ロック部が外力か
ら保護されて悪戯による破損が防がれる。
ロック一体型のメインスイッチをハンドルクラウンの後
方に配置し、前記ハンドルクラウンの前記メインスイッ
チに対向する面を切削加工して縦断面形状において凹面
とし、該凹面に前記メインスイッチのベース部を臨ませ
て該ベース部とハンドルクラウンの一部を上面視でオー
バーラップさせるとともに、前記メインスイッチのキー
操作によってベース部から出没するロックバーが係合す
る係合孔を前記ハンドルクラウンの凹面に形成したた
め、外観性と操作性及びロック部の精度の向上を図るこ
とができとともに、外力によるロック部の破損を防ぐこ
とができるという効果が得られる。
側面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルロック一体型のメインスイッチ
をハンドルクラウンの後方に配置し、前記ハンドルクラ
ウンの前記メインスイッチに対向する面を切削加工して
縦断面形状において凹面とし、該凹面に前記メインスイ
ッチのベース部を臨ませて該ベース部とハンドルクラウ
ンの一部を上面視でオーバーラップさせるとともに、前
記メインスイッチのキー操作によってベース部から出没
するロックバーが係合する係合孔を前記ハンドルクラウ
ンの凹面に形成したことを特徴とする自動二輪車のハン
ドルロック機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30570298A JP2000128040A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 自動二輪車のハンドルロック機構 |
US09/425,305 US6237710B1 (en) | 1998-10-26 | 1999-10-25 | Locking arrangement for motorcycle |
US09/837,741 US20010022248A1 (en) | 1998-10-26 | 2001-04-13 | Locking arrangement for motorcycle |
US09/835,765 US6497300B2 (en) | 1998-10-26 | 2001-04-16 | Locking arrangement for motorcycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30570298A JP2000128040A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 自動二輪車のハンドルロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000128040A true JP2000128040A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17948342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30570298A Pending JP2000128040A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-27 | 自動二輪車のハンドルロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000128040A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007076424A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車のメインスイッチ取付構造 |
JP2009006993A (ja) * | 2007-05-30 | 2009-01-15 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両 |
JP2016104624A (ja) * | 2016-01-12 | 2016-06-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
CN106428381A (zh) * | 2015-08-13 | 2017-02-22 | 光阳工业股份有限公司 | 车用主开关锁结构 |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP30570298A patent/JP2000128040A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007076424A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車のメインスイッチ取付構造 |
JP2009006993A (ja) * | 2007-05-30 | 2009-01-15 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両 |
CN106428381A (zh) * | 2015-08-13 | 2017-02-22 | 光阳工业股份有限公司 | 车用主开关锁结构 |
JP2016104624A (ja) * | 2016-01-12 | 2016-06-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
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Legal Events
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