JPS6224309B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224309B2 JPS6224309B2 JP16767381A JP16767381A JPS6224309B2 JP S6224309 B2 JPS6224309 B2 JP S6224309B2 JP 16767381 A JP16767381 A JP 16767381A JP 16767381 A JP16767381 A JP 16767381A JP S6224309 B2 JPS6224309 B2 JP S6224309B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- handle
- holder
- key
- front fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動二輪車等のハンドルロツク装置
の改良に関する。
の改良に関する。
従来、自動二輪車等のハンドルロツク装置にお
いては、ロツクキーが可動側であるフロントフオ
ーク側に取り付けられているため、このロツクキ
ーはフロントフオークの旋回に伴つてこれと一体
に動き、従つてこれの作動空間を必要とし、この
周辺の他の部品もロツクキーとの干渉を避けるた
めにその形状、組付スペース等に制約を受けてい
た。
いては、ロツクキーが可動側であるフロントフオ
ーク側に取り付けられているため、このロツクキ
ーはフロントフオークの旋回に伴つてこれと一体
に動き、従つてこれの作動空間を必要とし、この
周辺の他の部品もロツクキーとの干渉を避けるた
めにその形状、組付スペース等に制約を受けてい
た。
本発明者等はこの種ハンドルロツク装置の上記
問題に鑑み、これを有効、且つ合理的に解決すべ
く本発明を成したものである。
問題に鑑み、これを有効、且つ合理的に解決すべ
く本発明を成したものである。
本発明の目的とする処は、ロツクキーを固定側
であるヘツドパイプ側に固設し、該ロツクキーと
係合する筒状部材を可動側であるフロントフオー
ク側に固着することにより、前記ロツクキーの作
動空間を不要とし、全体としてコンパクトに構成
され、且つ周囲の他の部品の配置の自由度を増す
ことができるようにした自動二輪車等のハンドル
ロツク装置を提供するにある。
であるヘツドパイプ側に固設し、該ロツクキーと
係合する筒状部材を可動側であるフロントフオー
ク側に固着することにより、前記ロツクキーの作
動空間を不要とし、全体としてコンパクトに構成
され、且つ周囲の他の部品の配置の自由度を増す
ことができるようにした自動二輪車等のハンドル
ロツク装置を提供するにある。
又本発明の目的とする処は、前記ヘツドパイプ
にカギ状のヘルメツトホルダを固着するととも
に、前記筒状部材にロツク位置で上記ホルダと重
なり合う突起を形成することにより、ハンドルロ
ツクと同時且つ確実にヘルメツトの脱着を制止し
得るようにした自動二輪車等のハンドルロツク装
置を提供するにある。
にカギ状のヘルメツトホルダを固着するととも
に、前記筒状部材にロツク位置で上記ホルダと重
なり合う突起を形成することにより、ハンドルロ
ツクと同時且つ確実にヘルメツトの脱着を制止し
得るようにした自動二輪車等のハンドルロツク装
置を提供するにある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第１図は本発明に係る装置を備えて成る自動二
輪車の側面図、第２図は同自動二輪車のハンドル
ロツク装置周辺の拡大詳細図、第３図は第２図矢
視Ａ方向の図、第４図及び第５図は第２図Ｂ−Ｂ
線断面図であり、第４図はハンドルロツク解除状
態を、第５図はロツク状態を夫々示し、第６図及
び第７図はヘルメツトホルダ部の側断面図であ
り、第６図はホルダ開放状態を、第７図はホルダ
脱着制止状態を夫々示す。
輪車の側面図、第２図は同自動二輪車のハンドル
ロツク装置周辺の拡大詳細図、第３図は第２図矢
視Ａ方向の図、第４図及び第５図は第２図Ｂ−Ｂ
線断面図であり、第４図はハンドルロツク解除状
態を、第５図はロツク状態を夫々示し、第６図及
び第７図はヘルメツトホルダ部の側断面図であ
り、第６図はホルダ開放状態を、第７図はホルダ
脱着制止状態を夫々示す。
第１図に示す自動二輪車において、これの前方
下部にはフロントフオーク１を介して前車輪２が
取付支持され、フロントフオーク１はヘツドパイ
プ３に縦通し、該ヘツドパイプ３の上方位置には
本発明に係るハンドルロツク装置４が設けられ、
更に上方にはハンドル５が起設されている。
下部にはフロントフオーク１を介して前車輪２が
取付支持され、フロントフオーク１はヘツドパイ
プ３に縦通し、該ヘツドパイプ３の上方位置には
本発明に係るハンドルロツク装置４が設けられ、
更に上方にはハンドル５が起設されている。
一方、車体の後方下部にはリヤフオーク６を介
して後車輪７が回転自在に取付支持され、これ７
の前方で、且つ車体の略中央下部にはパワーユニ
ツト８が搭載され、更にこれ８の上方には乗員座
乗用シート９配設されている。
して後車輪７が回転自在に取付支持され、これ７
の前方で、且つ車体の略中央下部にはパワーユニ
ツト８が搭載され、更にこれ８の上方には乗員座
乗用シート９配設されている。
上記ヘツドパイプ３は車体側に固着され、これ
３にはフロントフオーク１の回動軸１ａが第２図
に示す如く縦通し、これ１ａは軸受１０を介して
ヘツドパイプ３に対して回動自在に構成されてい
る。そしてこの回動軸１ａの上端部にはハンドル
５を支持するためのハンドルホルダ１１が上方か
ら螺合するボルト１２にて共締めされており、こ
のホルダ１１は回動軸１ａと一体に回転する如く
構成されている。
３にはフロントフオーク１の回動軸１ａが第２図
に示す如く縦通し、これ１ａは軸受１０を介して
ヘツドパイプ３に対して回動自在に構成されてい
る。そしてこの回動軸１ａの上端部にはハンドル
５を支持するためのハンドルホルダ１１が上方か
ら螺合するボルト１２にて共締めされており、こ
のホルダ１１は回動軸１ａと一体に回転する如く
構成されている。
上記ハンドルホルダ１１の下面には前記ヘツド
パイプ３より大径の筒状ロツクパイプ１３の上端
縁がヘツドパイプ３と同軸に固着されている。そ
してこのロツクパイプ１３の下端部は一部切欠さ
れて係合溝１３ａが形成され、又これ１３の上方
には外方へ突出する突起１３ｂが形成されてい
る。
パイプ３より大径の筒状ロツクパイプ１３の上端
縁がヘツドパイプ３と同軸に固着されている。そ
してこのロツクパイプ１３の下端部は一部切欠さ
れて係合溝１３ａが形成され、又これ１３の上方
には外方へ突出する突起１３ｂが形成されてい
る。
一方、前記ヘツドパイプ３の上部外周には第２
図及び第３図に示す如く側面長円形の取付ステー
１４が固着され、該取付ステー１４には板状のハ
ンドルロツクステー１５がその下端部をボルト１
６，１６及びナツト１７，１７にて締付けられて
固定されている。そしてこのステー１５には略円
柱状のロツクキー１８が図示の如く固着されてお
り、ロツクキー１８の固定側側部にはステー１５
の表面から出没するロツクピン１９が設けられ、
該ロツクピン１９は後述の如くロツク位置にて前
記ロツクパイプ１３の係合溝１３ａと係合離脱す
る。
図及び第３図に示す如く側面長円形の取付ステー
１４が固着され、該取付ステー１４には板状のハ
ンドルロツクステー１５がその下端部をボルト１
６，１６及びナツト１７，１７にて締付けられて
固定されている。そしてこのステー１５には略円
柱状のロツクキー１８が図示の如く固着されてお
り、ロツクキー１８の固定側側部にはステー１５
の表面から出没するロツクピン１９が設けられ、
該ロツクピン１９は後述の如くロツク位置にて前
記ロツクパイプ１３の係合溝１３ａと係合離脱す
る。
又ヘツドパイプ３の上端部外周には第４図乃至
第７図に示す如くカギ状のヘルメツトホルダ２０
が上方を開放する如くして固着されている。
第７図に示す如くカギ状のヘルメツトホルダ２０
が上方を開放する如くして固着されている。
而して第５図に示す如くロツクキー１８のロツ
クピン１９が内部に没している状態においては、
ロツクパイプ１３はその回動を阻止されるものが
ないため自由に回動し、従つてハンドル５も自由
に回動することができる。又この状態において
は、第４図及び第６図に示す如くヘルメツトホル
ダ２０とロツクパイプ１３との間はヘルメツトの
金具２１が十分通る程度の隙間Ｓが形成されるた
め、ヘルメツトのホルダ２０への脱着は自由に成
される。
クピン１９が内部に没している状態においては、
ロツクパイプ１３はその回動を阻止されるものが
ないため自由に回動し、従つてハンドル５も自由
に回動することができる。又この状態において
は、第４図及び第６図に示す如くヘルメツトホル
ダ２０とロツクパイプ１３との間はヘルメツトの
金具２１が十分通る程度の隙間Ｓが形成されるた
め、ヘルメツトのホルダ２０への脱着は自由に成
される。
次に駐車時等において、ハンドル５を所定の姿
勢にセツトし、これと一体に回動するロツクパイ
プ１３に形成した係合溝１３ａを第５図に示す如
くロツクキー１８のロツクピン１９位置に合致せ
しめ、キー２２をロツクキー１８に差し込んで回
わし、ハンドルロツクステー１５からロツクピン
１９を突出させてこれ１９の先部を前記係合溝１
３ａに係合せしめれば、ロツクパイプ１３の回動
は阻止され、従つてハンドル５の回動も阻止さ
れ、ハンドル５はロツク状態となる。
勢にセツトし、これと一体に回動するロツクパイ
プ１３に形成した係合溝１３ａを第５図に示す如
くロツクキー１８のロツクピン１９位置に合致せ
しめ、キー２２をロツクキー１８に差し込んで回
わし、ハンドルロツクステー１５からロツクピン
１９を突出させてこれ１９の先部を前記係合溝１
３ａに係合せしめれば、ロツクパイプ１３の回動
は阻止され、従つてハンドル５の回動も阻止さ
れ、ハンドル５はロツク状態となる。
又この時ロツクパイプ１３に設けた突起１３ｂ
は、第５図及び第７図に示す如くヘツドパイプ３
に固着したヘルメツトホルダ２０に合致してこれ
２０の内側に位置し、ロツクパイプ１３とホルダ
２０間の前記隙間Ｓを図示の如くヘルメツトの金
具２１が通過し得ない隙間S′まで縮少せしめ、ヘ
ルメツトのホルダ２０との脱着を阻止する。
は、第５図及び第７図に示す如くヘツドパイプ３
に固着したヘルメツトホルダ２０に合致してこれ
２０の内側に位置し、ロツクパイプ１３とホルダ
２０間の前記隙間Ｓを図示の如くヘルメツトの金
具２１が通過し得ない隙間S′まで縮少せしめ、ヘ
ルメツトのホルダ２０との脱着を阻止する。
斯くしてハンドルロツクとヘルメツトの脱着阻
止を同時に成すことができる。
止を同時に成すことができる。
而してロツクが解除された通常走行時等におい
ては、ハンドル５とともに回動するのはロツクパ
イプ１３のみであつてロツクキー１８は固定され
ていて動かず、更にロツクパイプ１３は円筒状に
成形され、且つヘツドパイプ３に対して同軸的に
回動するため、該パイプ１３の専用するスペース
は極めて小さく、従つて装置全体を小型、コンパ
クトに設計し得、これら周返の部品がその形状、
配置構成等に制限を受けることがない。
ては、ハンドル５とともに回動するのはロツクパ
イプ１３のみであつてロツクキー１８は固定され
ていて動かず、更にロツクパイプ１３は円筒状に
成形され、且つヘツドパイプ３に対して同軸的に
回動するため、該パイプ１３の専用するスペース
は極めて小さく、従つて装置全体を小型、コンパ
クトに設計し得、これら周返の部品がその形状、
配置構成等に制限を受けることがない。
尚以上の実施例においては、装置を特に自動二
輪車に適用した場合について述べたが、本装置は
自動二輪車に限定されず、他の任意の車両に適用
し得るものである。
輪車に適用した場合について述べたが、本装置は
自動二輪車に限定されず、他の任意の車両に適用
し得るものである。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、ロ
ツクキーを固定側であるヘツドパイプ側に固設
し、該ロツクキーと係合する筒状部材を可動側で
あるフロントフオーク側に固着したため、ロツク
キーの作動空間が不要となり、装置全体が小型、
コンパクトに構成され、又装置周囲の他の部品の
形状、配置等の自由度を増すことができる。
ツクキーを固定側であるヘツドパイプ側に固設
し、該ロツクキーと係合する筒状部材を可動側で
あるフロントフオーク側に固着したため、ロツク
キーの作動空間が不要となり、装置全体が小型、
コンパクトに構成され、又装置周囲の他の部品の
形状、配置等の自由度を増すことができる。
又前記ヘツドパイプにカギ状のヘルメツトホル
ダを固着するとともに、前記筒状部材にロツク位
置で上記ホルダと重なり合う突起を形成したた
め、ハンドルロツクと同時にヘルメツトの脱着を
制止することができるばかりでなく、ロツク位置
にてハンドルが回動しないかぎり筒状部材は回動
しないため、ヘルメツト脱着制止を確実に行なえ
る。
ダを固着するとともに、前記筒状部材にロツク位
置で上記ホルダと重なり合う突起を形成したた
め、ハンドルロツクと同時にヘルメツトの脱着を
制止することができるばかりでなく、ロツク位置
にてハンドルが回動しないかぎり筒状部材は回動
しないため、ヘルメツト脱着制止を確実に行なえ
る。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本発
明に係るハンドルロツク装置を備えて成る自動二
輪車の側面図、第２図は同自動二輪車のハンドル
ロツク装置周辺の拡大詳細図、第３図は第２図矢
視Ａ方向の図、第４図及び第５図は第２図Ｂ−Ｂ
線断面図であり、第４図はハンドルロツク解除状
態を、第５図はロツク状態を夫々示し、第６図及
び第７図はヘルメツトホルダ部の側断面図であ
り、第６図はホルダ開放状態を、第７図はホルダ
脱着制止状態を夫々示す。 尚図面中１はフロントフオーク、３はヘツドパ
イプ、４はハンドルロツク装置、５はハンドル、
１３はロツクパイプ、１３ａは係合溝、１３ｂは
突起、１８はロツクキー、１９はロツクピン、２
０はヘルメツトホルダである。
明に係るハンドルロツク装置を備えて成る自動二
輪車の側面図、第２図は同自動二輪車のハンドル
ロツク装置周辺の拡大詳細図、第３図は第２図矢
視Ａ方向の図、第４図及び第５図は第２図Ｂ−Ｂ
線断面図であり、第４図はハンドルロツク解除状
態を、第５図はロツク状態を夫々示し、第６図及
び第７図はヘルメツトホルダ部の側断面図であ
り、第６図はホルダ開放状態を、第７図はホルダ
脱着制止状態を夫々示す。 尚図面中１はフロントフオーク、３はヘツドパ
イプ、４はハンドルロツク装置、５はハンドル、
１３はロツクパイプ、１３ａは係合溝、１３ｂは
突起、１８はロツクキー、１９はロツクピン、２
０はヘルメツトホルダである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ フロントフオーク上端のハンドルホルダと一
体的に固着され、フロントフオークを支持するヘ
ツドパイプ外周を覆い該フロントフオークと共に
且つ同軸的に回動する筒状部材を設け、 前記筒状部材の所定箇所に係合溝及び突起を設
けるとともに、 前記ヘツドパイプに、前記筒状部材の係合溝と
ロツク位置にて係合離脱するロツクピンを有して
成るロツクキーと、前記筒状部材の突起とロツク
位置にて重なり合うカギ状ホルダとを固設して成
ることを特徴とする自動二輪車等のハンドルロツ
ク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16767381A JPS5867577A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 自動二輪車等のハンドルロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16767381A JPS5867577A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 自動二輪車等のハンドルロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5867577A JPS5867577A (ja) | 1983-04-22 |
| JPS6224309B2 true JPS6224309B2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=15854092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16767381A Granted JPS5867577A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 自動二輪車等のハンドルロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5867577A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6392821U (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-15 | ||
| JP2845932B2 (ja) * | 1989-04-21 | 1999-01-13 | 宇宙開発事業団 | リニアモータ装置 |
-
1981
- 1981-10-20 JP JP16767381A patent/JPS5867577A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6392821U (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-15 | ||
| JP2845932B2 (ja) * | 1989-04-21 | 1999-01-13 | 宇宙開発事業団 | リニアモータ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5867577A (ja) | 1983-04-22 |
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