JPH0492781A - ロツカの構造 - Google Patents
ロツカの構造Info
- Publication number
- JPH0492781A JPH0492781A JP20902090A JP20902090A JPH0492781A JP H0492781 A JPH0492781 A JP H0492781A JP 20902090 A JP20902090 A JP 20902090A JP 20902090 A JP20902090 A JP 20902090A JP H0492781 A JPH0492781 A JP H0492781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker
- vehicle
- locker
- reinforcement
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims abstract description 31
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明はロッカインナとロッカアウタとによって閉断面
が形成されたロッカの構造に関する。
が形成されたロッカの構造に関する。
第8図に示される如く、従来のロッカ50は、ロッカイ
ンナ52とロッカアウタ54とによって構成されており
、これらのそれぞれに上下方向に形成されたフランジ部
56を結合することにより、閉断面が形成されている(
−例として実開昭60−49078号)。
ンナ52とロッカアウタ54とによって構成されており
、これらのそれぞれに上下方向に形成されたフランジ部
56を結合することにより、閉断面が形成されている(
−例として実開昭60−49078号)。
上記ロッカインナ52とロッカアウタ54とのフランジ
B56の間には、リインフォースメント58の両端が挟
持されており、このロツカリインフオーメント58の中
間部は、ロッカ閉断面内でロッカアウタ54の内壁面と
接合されている。
B56の間には、リインフォースメント58の両端が挟
持されており、このロツカリインフオーメント58の中
間部は、ロッカ閉断面内でロッカアウタ54の内壁面と
接合されている。
このような構造とすることにより、ロッカ閉断面の車両
上下方向の変形が抑制され、ロッカ50の剛性が高くな
る。
上下方向の変形が抑制され、ロッカ50の剛性が高くな
る。
しかしながら、上記従来構造では、ロッカ閉断面の車両
幅方向の力、すなわちロッカインナ52とロッカアウタ
54とを圧縮する力及び剥離する力に対する支持がなく
、この車両幅方向に対する剛性が低いという問題点があ
る。
幅方向の力、すなわちロッカインナ52とロッカアウタ
54とを圧縮する力及び剥離する力に対する支持がなく
、この車両幅方向に対する剛性が低いという問題点があ
る。
本発明は上記事実を考慮し、四ツカ閉断面の車両幅方向
の力に対してそれぞれ剛性を向上することができるロッ
カの構造を得ることが目的である。
の力に対してそれぞれ剛性を向上することができるロッ
カの構造を得ることが目的である。
本発明に係るロッカの構造は、ロッカインナとロッカア
ウタとによって閉断面が形成されたロッカの構造であっ
て、前記ロッカインナ又はロッカアウタの少なくとも一
方へ形成され車両フロア面と略平行な平面を備えた段差
部と、一端が前記段差部の平面と車両上下方向で重合さ
れて結合されると共に前記ロッカインナとロッカアウタ
との間に略水平状態で掛は渡された連結部を備えたりイ
ンフォースメントと、を有している。
ウタとによって閉断面が形成されたロッカの構造であっ
て、前記ロッカインナ又はロッカアウタの少なくとも一
方へ形成され車両フロア面と略平行な平面を備えた段差
部と、一端が前記段差部の平面と車両上下方向で重合さ
れて結合されると共に前記ロッカインナとロッカアウタ
との間に略水平状態で掛は渡された連結部を備えたりイ
ンフォースメントと、を有している。
本発明によれば、リインフォースメントの連結部の一端
がロッカインナ又はロッカアウタに形成され段差部の平
面へ重合されて結合され、ロッカインナとロッカアウタ
とに掛は渡されているので、車両幅方向の力を受ける結
合部が剪断方向となり、剛性が向上する。なお、平面を
ロッカインナ及びロッカアウタの両方に設け、これらの
平面にリインフォースメントを掛は渡すことにより、剛
性はさらに向上される。
がロッカインナ又はロッカアウタに形成され段差部の平
面へ重合されて結合され、ロッカインナとロッカアウタ
とに掛は渡されているので、車両幅方向の力を受ける結
合部が剪断方向となり、剛性が向上する。なお、平面を
ロッカインナ及びロッカアウタの両方に設け、これらの
平面にリインフォースメントを掛は渡すことにより、剛
性はさらに向上される。
また、リインフォースメントをその連結部の他端を略直
角方向へ屈曲させ、車両上下方向に亘って延長させれば
、単一のりインフォースメントによって車両上下方向及
び幅方向の両方の力に対しても剛性を向上することがで
きる。
角方向へ屈曲させ、車両上下方向に亘って延長させれば
、単一のりインフォースメントによって車両上下方向及
び幅方向の両方の力に対しても剛性を向上することがで
きる。
第2図には、本発明に係るロッカの構造が適用された車
体10の実施例が示されている。なお、図中、矢印FR
は車両前方向、矢印INは車両内側方向、矢印UPは車
両上方向をそれぞれ示している。
体10の実施例が示されている。なお、図中、矢印FR
は車両前方向、矢印INは車両内側方向、矢印UPは車
両上方向をそれぞれ示している。
第5図に示される如く本実施例のロッカの構造において
は、車体10の前側ドア取付開口部12A周り及び後側
ドア取付開口部12B周りは、サイメンアウタ14て構
成されている。サイメンアウタ14は、車両前後方向に
沿って延設されたロッカアウタ16とセンタピラーアウ
タ18とが一体形成されて構成されている。
は、車体10の前側ドア取付開口部12A周り及び後側
ドア取付開口部12B周りは、サイメンアウタ14て構
成されている。サイメンアウタ14は、車両前後方向に
沿って延設されたロッカアウタ16とセンタピラーアウ
タ18とが一体形成されて構成されている。
第1図に示される如く、ロッカアウタ16はロッカ20
の一部を構成しており、その車両上下方向中間部が下端
部から略円弧状に湾曲された円弧部22が車両外方向へ
呼出されて延長され、上端部の段差部24へと連続され
ている。段差部24と円弧部22との間は斜面部26に
よって連結されている。なお、段差部24には、車両フ
ロア面と平行な平面である水平面28が形成されている
。
の一部を構成しており、その車両上下方向中間部が下端
部から略円弧状に湾曲された円弧部22が車両外方向へ
呼出されて延長され、上端部の段差部24へと連続され
ている。段差部24と円弧部22との間は斜面部26に
よって連結されている。なお、段差部24には、車両フ
ロア面と平行な平面である水平面28が形成されている
。
円弧部22及び段差部24のそれぞれの先端部には、略
直角に屈曲されたフランジ部30A、30Bが形成され
、ロッカアウタ16と共にロッカ20を構成するロッカ
インナ32の車両上下方向両端部に形成されたフランジ
部34A、34Bと対向されている。
直角に屈曲されたフランジ部30A、30Bが形成され
、ロッカアウタ16と共にロッカ20を構成するロッカ
インナ32の車両上下方向両端部に形成されたフランジ
部34A、34Bと対向されている。
ロッカインナ32は、その上方側に車両上方側フランジ
部34Aから延長された段差部36が形成されている。
部34Aから延長された段差部36が形成されている。
この段差部36は、水平面38を備えており、この水平
面38は、前記水平面28と略画−高さとされている。
面38は、前記水平面28と略画−高さとされている。
また、ロッカインナ゛ご2の車両下方側の端部はロンカ
アウク16方向へ向けて略直角に屈曲され、その先端に
前記フランジ部34Bが形成されている。
アウク16方向へ向けて略直角に屈曲され、その先端に
前記フランジ部34Bが形成されている。
ロッカアウタ16とロッカインナ32とのそれぞれのフ
ランジ部30A、34A及びフランジ部30B、34B
が結合されることにより、ロッカ20は閉断面構造とさ
れている。
ランジ部30A、34A及びフランジ部30B、34B
が結合されることにより、ロッカ20は閉断面構造とさ
れている。
ロッカ20の閉断面内における水平面28.38間には
、リインフォースメント40が掛は渡されている。この
掛は渡された部位が連結部としての役目を有している。
、リインフォースメント40が掛は渡されている。この
掛は渡された部位が連結部としての役目を有している。
このリインフォースメント40のロッカインナ32側端
部は略直角に屈曲され、ロッカインナ32の内面に接近
し、かつこの内面に沿って車両下方へと延長され、車両
下方側フランジ部30B、34Bの間へ挟持されている
。
部は略直角に屈曲され、ロッカインナ32の内面に接近
し、かつこの内面に沿って車両下方へと延長され、車両
下方側フランジ部30B、34Bの間へ挟持されている
。
すなわち、リインフォースメント40は、水平面28.
38によってロッカアウタ16とロッカインナ32とに
車両上下方向に重合されて結合される部位と、フランジ
部30B、34Bによって車両幅方向に重合されて結合
される部位と、を有している。これにより、リンイフォ
ースメント40は、ロッカ20に加わる車両幅方向及び
車両上下方向の力をそれぞれ剪断方向で支持することが
できる。
38によってロッカアウタ16とロッカインナ32とに
車両上下方向に重合されて結合される部位と、フランジ
部30B、34Bによって車両幅方向に重合されて結合
される部位と、を有している。これにより、リンイフォ
ースメント40は、ロッカ20に加わる車両幅方向及び
車両上下方向の力をそれぞれ剪断方向で支持することが
できる。
また、第3図に示される如く、リインフォースメント4
0には、複数の径寸法の異なる円孔42が形成されてい
る。この円孔42の位置及び径寸法は、第4図に示され
るロッカ軸方向モーメント分布によって定められている
。なお、X軸方向のモーメントとは、第5図に示される
如く、車両44を側方から見た状態で点Xを中心に回動
するモーメントであり、Y軸方向のモーメントとは、第
6図に示される如く、車両44を上方向見た状態で点Y
を中心に回動するモーメントである。
0には、複数の径寸法の異なる円孔42が形成されてい
る。この円孔42の位置及び径寸法は、第4図に示され
るロッカ軸方向モーメント分布によって定められている
。なお、X軸方向のモーメントとは、第5図に示される
如く、車両44を側方から見た状態で点Xを中心に回動
するモーメントであり、Y軸方向のモーメントとは、第
6図に示される如く、車両44を上方向見た状態で点Y
を中心に回動するモーメントである。
第3図に示される如く、ロッカ20の第3図A点(フロ
ントピラ一部)からB点(センタピラー部)までの間の
軸方向モーメント分布は均一ではなく、B点にいくに従
い特にX軸方向のモーメントが大きくなっている。この
ため、このB点において充分に耐え得るようにリインフ
ォースメント40の肉厚寸法等を定めることにより、軸
周りのモーメントに対する剛性を確保することができる
。
ントピラ一部)からB点(センタピラー部)までの間の
軸方向モーメント分布は均一ではなく、B点にいくに従
い特にX軸方向のモーメントが大きくなっている。この
ため、このB点において充分に耐え得るようにリインフ
ォースメント40の肉厚寸法等を定めることにより、軸
周りのモーメントに対する剛性を確保することができる
。
さらに、A点では、必要以上に剛性が高まるため、円孔
42の径寸法を大きくし、重量の軽減を図っている。従
って、本実施例では、円孔42の径寸法をB点に近づく
に従い小さくして、入力モーントに対する応力が均一と
なるようにしている。
42の径寸法を大きくし、重量の軽減を図っている。従
って、本実施例では、円孔42の径寸法をB点に近づく
に従い小さくして、入力モーントに対する応力が均一と
なるようにしている。
以下に本実施例の作用を説明する。
まず、ロッカ20の結合手順を説明する。最初にロッカ
インナ38の水平面38ヘリインフオースメント40を
位置決めしスポット溶接によって接合する。このとき、
リインフォースメント40の下端部はフランジ34Bと
重合されている。次にロッカアウタ16を車両幅方向か
ら移動させて、フランジ30A、30Bをフランジ34
A、34Bへ対応させる。このとき、ロッカアウタ16
の水平面28とワインフォースメント40の先端部とが
重合されることにより、ロッカインナ32とロッカアウ
タ16との上下方向位置が容易に決定される。
インナ38の水平面38ヘリインフオースメント40を
位置決めしスポット溶接によって接合する。このとき、
リインフォースメント40の下端部はフランジ34Bと
重合されている。次にロッカアウタ16を車両幅方向か
ら移動させて、フランジ30A、30Bをフランジ34
A、34Bへ対応させる。このとき、ロッカアウタ16
の水平面28とワインフォースメント40の先端部とが
重合されることにより、ロッカインナ32とロッカアウ
タ16との上下方向位置が容易に決定される。
この状態で、フランジ部30A、34A及びフランジ部
30B、34Bをスポット溶接する。のとき、フランジ
部30Bと34Bとの間にはりインフォースメント40
が挟持された状態で接合される。最後に、水平面28と
ワインフォースメント40の先端部との重合部をレーザ
溶接によって接合し、ロッカ20を構成することができ
る。
30B、34Bをスポット溶接する。のとき、フランジ
部30Bと34Bとの間にはりインフォースメント40
が挟持された状態で接合される。最後に、水平面28と
ワインフォースメント40の先端部との重合部をレーザ
溶接によって接合し、ロッカ20を構成することができ
る。
リインフォースメント40の一部が水平状態でロッカア
ウタ16とロッカインナ32とのそれぞれの水平面28
.38へ接合されているので、車両幅方向の力がロッカ
20へ加わると、この力は、この水平面28.38での
結合部からりインフォースメント40へと伝達される。
ウタ16とロッカインナ32とのそれぞれの水平面28
.38へ接合されているので、車両幅方向の力がロッカ
20へ加わると、この力は、この水平面28.38での
結合部からりインフォースメント40へと伝達される。
このとき、上記結合は、入力される力に対して剪断方向
とされているので、その力を支持する強度を有し、ロッ
カ20の変形等を防止することができる。すなわち、リ
インフォースメント40によって、ロッカアウタ16と
ロッカインナ28との間に生じる圧縮、剥離方向の支持
を行うことができ、ロッカ20全体の剛性を向上するこ
とができる。
とされているので、その力を支持する強度を有し、ロッ
カ20の変形等を防止することができる。すなわち、リ
インフォースメント40によって、ロッカアウタ16と
ロッカインナ28との間に生じる圧縮、剥離方向の支持
を行うことができ、ロッカ20全体の剛性を向上するこ
とができる。
一方、リインフースメント40のロッカアウタ16の内
側面に沿って延長し、その先端を車両下方向側のフラン
ジ部30B、34Bに挟持させたので、車両上下方向の
力に対しても剪断方向で受けることになり、ロッカ20
の変形等を防止することができる。
側面に沿って延長し、その先端を車両下方向側のフラン
ジ部30B、34Bに挟持させたので、車両上下方向の
力に対しても剪断方向で受けることになり、ロッカ20
の変形等を防止することができる。
このように、本実施例では、リインフォースメント40
とロッカ20とに車両上下方向及び幅方向の両方向に対
して剪断方向となる結合部を設けたので、ロッカ20の
剛性が向上することができる。
とロッカ20とに車両上下方向及び幅方向の両方向に対
して剪断方向となる結合部を設けたので、ロッカ20の
剛性が向上することができる。
なお、本実施例では水平面28.38をロッカアウタ1
6及びロッカインナ32のそれぞれに形成したが、いず
れか一方であっても上記効果を得ることができる。また
、リインフォースメント40を車両上下方向に亘って延
長したが、この車両上下方向延長部分は、水平部分と一
体でなくてもよく、別部材によって構成してもよい。
6及びロッカインナ32のそれぞれに形成したが、いず
れか一方であっても上記効果を得ることができる。また
、リインフォースメント40を車両上下方向に亘って延
長したが、この車両上下方向延長部分は、水平部分と一
体でなくてもよく、別部材によって構成してもよい。
次に、ロッカ20に加わる軸方向モーメントに対する剛
性について説明する。
性について説明する。
本実施例において、リインフォースメント40に複数の
円孔42を形成し、かつこの円孔42を第3図のA点か
らB点にいくに従い、小径としている。この円孔42を
形成することにより、軸方向モーメントに対する応力を
均一とすると共にリインフォースメント40の重量を軽
減することができる。
円孔42を形成し、かつこの円孔42を第3図のA点か
らB点にいくに従い、小径としている。この円孔42を
形成することにより、軸方向モーメントに対する応力を
均一とすると共にリインフォースメント40の重量を軽
減することができる。
ここで、第9図に示される一般的なロッカ46の構造、
すなわち、ロッカアウタ16とロッカインナ32とのフ
ランジ部30A、34A及びフンジ部30B、34Bに
リインフオースンメント48の両端をそれぞれ挟持した
構造(以下、Q構造という)と、本実施例のロッカ20
の構造(以下、P構造という)とを比較する(第1表参
照)。
すなわち、ロッカアウタ16とロッカインナ32とのフ
ランジ部30A、34A及びフンジ部30B、34Bに
リインフオースンメント48の両端をそれぞれ挟持した
構造(以下、Q構造という)と、本実施例のロッカ20
の構造(以下、P構造という)とを比較する(第1表参
照)。
但し、重量比W
Q構造ロッカ重量/P構造ロVカ重量である。
第1表に示される如く、Q構造とP構造との単位重量当
たりの剛性の割合は、X方向に対してはその剛性割合(
IXP /Ix Q )は0.98、Y方向に対しては
その剛性割合(1,P /I、 0 )は0゜95とな
り、若干の剛性の低下は見られるが、両者の剛性はさほ
ど変化がないことが分かる。しかし、ロッカ全体の重量
割合(WP /WQ )は、0.85となり、剛性の低
下以上に重量が軽減されていることが分かる。従って、
重量効率比は、それぞれ1゜15.1.12となり、剛
性を維持しつつ、かつ重量の軽減を図ることができる。
たりの剛性の割合は、X方向に対してはその剛性割合(
IXP /Ix Q )は0.98、Y方向に対しては
その剛性割合(1,P /I、 0 )は0゜95とな
り、若干の剛性の低下は見られるが、両者の剛性はさほ
ど変化がないことが分かる。しかし、ロッカ全体の重量
割合(WP /WQ )は、0.85となり、剛性の低
下以上に重量が軽減されていることが分かる。従って、
重量効率比は、それぞれ1゜15.1.12となり、剛
性を維持しつつ、かつ重量の軽減を図ることができる。
なお、本実施例では、円孔42の径寸法を第3図A点か
らB点にかけて徐々に小さくしたが、第7図に示される
如く、円孔42の径寸法は均一とし、円孔42の数を増
減させてもよい。
らB点にかけて徐々に小さくしたが、第7図に示される
如く、円孔42の径寸法は均一とし、円孔42の数を増
減させてもよい。
以上説明した如く本発明に係るロッカの構造は、ロッカ
閉断面の車両幅方向の力に対してそれぞれ剛性を向上す
ることができるという優れた効果を有する。
閉断面の車両幅方向の力に対してそれぞれ剛性を向上す
ることができるという優れた効果を有する。
第1図は本実施例に係るロッカを示す第2図■1線断面
図、第2図は本実施例に係る車体の斜視図、第3図はり
インフォースメントに設けられだ円孔の配設状態を示す
斜視図、第4図はロッカ軸方向モーメント分布図、第5
図はX軸方向モーメントを示す車両側面図、第6図はY
軸方向モーメントを示−す車両平面図、第7図はりイン
フォースメントの変形例を示す斜視図、第8図は従来の
ロッカ構造を示す斜視図、第9図は本実施例のロッカと
重量、剛性を比較するための一般構造のロッカの断面図
である。 10・・・車体、 20・・・ロッカ、 26.36・・・段差部、 28.38・・・水平面、 32・・・ロッカインナ、 40・・・リインフォースメント。
図、第2図は本実施例に係る車体の斜視図、第3図はり
インフォースメントに設けられだ円孔の配設状態を示す
斜視図、第4図はロッカ軸方向モーメント分布図、第5
図はX軸方向モーメントを示す車両側面図、第6図はY
軸方向モーメントを示−す車両平面図、第7図はりイン
フォースメントの変形例を示す斜視図、第8図は従来の
ロッカ構造を示す斜視図、第9図は本実施例のロッカと
重量、剛性を比較するための一般構造のロッカの断面図
である。 10・・・車体、 20・・・ロッカ、 26.36・・・段差部、 28.38・・・水平面、 32・・・ロッカインナ、 40・・・リインフォースメント。
Claims (1)
- (1)ロツカインナとロツカアウタとによって閉断面が
形成されたロッカの構造であって、前記ロツカインナ又
はロツカアウタの少なくとも一方へ形成され車両フロア
面と略平行な平面を備えた段差部と、一端が前記段差部
の平面と車両上下方向で重合されて結合されると共に前
記ロツカインナとロツカアウタとの間に略水平状態で掛
け渡された連結部を備えたリインフオースメントと、を
有するロッカの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20902090A JPH0492781A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | ロツカの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20902090A JPH0492781A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | ロツカの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0492781A true JPH0492781A (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=16565940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20902090A Pending JPH0492781A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | ロツカの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0492781A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120153682A1 (en) * | 2010-12-20 | 2012-06-21 | Tesla Motors, Inc. | Single Piece Vehicle Rocker Panel |
US20130088045A1 (en) * | 2010-12-22 | 2013-04-11 | Tesla Motors, Inc. | System for Absorbing and Distributing Side Impact Energy Utilizing a Side Sill Assembly with a Collapsible Sill Insert |
EP4101741A4 (en) * | 2020-02-04 | 2023-08-02 | Nippon Steel Corporation | SIDE SURFACE ELEMENT STRUCTURE OF A VEHICLE BODY |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP20902090A patent/JPH0492781A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120153682A1 (en) * | 2010-12-20 | 2012-06-21 | Tesla Motors, Inc. | Single Piece Vehicle Rocker Panel |
US8960781B2 (en) * | 2010-12-20 | 2015-02-24 | Tesla Motors, Inc. | Single piece vehicle rocker panel |
US20130088045A1 (en) * | 2010-12-22 | 2013-04-11 | Tesla Motors, Inc. | System for Absorbing and Distributing Side Impact Energy Utilizing a Side Sill Assembly with a Collapsible Sill Insert |
US20130088044A1 (en) * | 2010-12-22 | 2013-04-11 | Tesla Motors, Inc. | System for Absorbing and Distributing Side Impact Energy Utilizing an Integrated Battery Pack and Side Sill Assembly |
US8696051B2 (en) * | 2010-12-22 | 2014-04-15 | Tesla Motors, Inc. | System for absorbing and distributing side impact energy utilizing a side sill assembly with a collapsible sill insert |
US8702161B2 (en) * | 2010-12-22 | 2014-04-22 | Tesla Motors, Inc. | System for absorbing and distributing side impact energy utilizing an integrated battery pack and side sill assembly |
EP4101741A4 (en) * | 2020-02-04 | 2023-08-02 | Nippon Steel Corporation | SIDE SURFACE ELEMENT STRUCTURE OF A VEHICLE BODY |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6478367B2 (en) | Vehicle body reinforcement structure | |
JPH0237664Y2 (ja) | ||
EP2715008B1 (en) | Nodes in a truss work or a truss work like structure | |
JP4119919B2 (ja) | ステアリングコラムブラケット | |
JPH09175429A (ja) | センタピラー上部の結合構造 | |
JPH05221209A (ja) | 車両の懸架システム用制御アーム | |
JPH0492781A (ja) | ロツカの構造 | |
JPH10338160A (ja) | クロスメンバ結合部構造 | |
JPH10338161A (ja) | 車両のフレームのジョイント部構造 | |
JP6379791B2 (ja) | 接合構造 | |
JP6024602B2 (ja) | リアピラー構造 | |
JPH10218017A (ja) | センターピラーの補強構造 | |
JPH09202262A (ja) | 車体結合部構造 | |
JPS6239375A (ja) | 自動車のセンタピラ−下端部構造 | |
JPH107021A (ja) | 自動車のピラーとサイドシルとの接続部構造 | |
JPH1178978A (ja) | バルクヘッド構造 | |
JP2543203B2 (ja) | 自動車の上部車体構造 | |
JPH0312616Y2 (ja) | ||
JPS60131376A (ja) | ピラ−とサイドシルとの結合部構造 | |
JPH1071963A (ja) | バス車体の屋根構造 | |
JP3295007B2 (ja) | 立体トラスの接合部構造 | |
JP3196442B2 (ja) | シートブラケット取付部の車体フロアへの結合構造 | |
JP6133256B2 (ja) | 補強部材および鉄骨有孔梁の補強構造 | |
JP6773185B2 (ja) | 車両骨格構造 | |
JPH08282532A (ja) | 車両のフレーム |