JPH09175429A - センタピラー上部の結合構造 - Google Patents

センタピラー上部の結合構造

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JPH09175429A
JPH09175429A JP33946195A JP33946195A JPH09175429A JP H09175429 A JPH09175429 A JP H09175429A JP 33946195 A JP33946195 A JP 33946195A JP 33946195 A JP33946195 A JP 33946195A JP H09175429 A JPH09175429 A JP H09175429A
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JP
Japan
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center pillar
roof
reinforcement
reinforcing member
side rail
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JP33946195A
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Hideaki Terai
英晃 寺井
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】側面からの荷重による応力を集中を防ぐことが
できるセンタピラー上部の結合構造を提供する。 【解決手段】ルーフサイドレールインナ17に対して、
ルーフブレーズ23のフランジ24を接合するととも
に、そのルーフブレーズ23に形成した段部25a,2
5bをルーフサイドレールインナ17のフランジ17a
と接合し、ルーフサイドレールインナ17とセンタピラ
ーリンフォース14とからなる閉じ断面構造に続く断面
構造を形成する。そして、センタピラーリンフォース1
4の結合部18に形成したフランジ19,20をルーフ
リンフォース21のフランジ21a,21bとルーフブ
レース23のフランジ26a,26bとで挟んで接合
し、センタピラー11からルーフリンフォース21まで
連続した断面構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセンタピラー上部の
結合構造に係り、詳しくはセンタピラーとルーフリンフ
ォースとを結合する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的な自動車50の斜視図、図
5は図4のC−C線断面図である。図5に示すように、
センタピラー51は、センタピラーアウタ52とセンタ
ピラーインナ53とから構成されている。また、センタ
ピラー51内には、該センタピラー51を補強するため
にセンタピラーリンフォース54が設けられ、そのセン
タピラーリンフォース54とセンタピラーインナ53と
により閉じ断面構造が形成されている。
【0003】車体のルーフ左右両側には、その車体の前
後方向に延びるルーフサイドレール55が設けられてい
る。ルーフサイドレール55はルーフサイドレールアウ
タ56とルーフサイドレールインナ57とから構成され
ている。そのルーフサイドレールアウタ56は、センタ
ピラーアウタ52と略T字状に一体に形成されている。
ルーフサイドレールインナ57にはセンタピラーインナ
53上端が接合されている。そして、ルーフサイドレー
ルアウタ56とルーフサイドレールインナ57にはそれ
ぞれフランジ56a,57aが形成され、そのフランジ
56a,57aが溶接されてルーフサイドレール55が
形成されている。また、フランジ56a,57a間には
センタピラーリンフォース54の先端に形成されたフラ
ンジ54aが挟まれて両フランジ56a,57aと共に
接合されている。
【0004】車体にはルーフパネル58を支持するため
のルーフリンフォース59が設けられている。ルーフリ
ンフォース59は車体の左右方向に延びるように形成さ
れ、その長さはルーフパネル58の幅と略同一に形成さ
れている。ルーフリンフォース59の両端にはフランジ
59aが形成され、そのフランジ59aはルーフパネル
58の左右両端と共に、それぞれ左右のルーフサイドレ
ール55のフランジ56a,57aに接合されている。
ルーフリンフォース59は上方に開口したハット形状の
開放断面構造に形成された補強材であって、その上端に
はルーフパネル58が接着剤60を介して固着され、面
剛性の向上が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、センタピラ
ー51はセンタピラーインナ53とセンタピラーリンフ
ォース54とからなる閉じ断面構造に形成され、補強さ
れている。ルーフリンフォース59は開放断面構造に形
成され、補強されている。しかしながら、センタピラー
51とルーフリンフォース59とを接合する部分におい
ては、平坦な板状のフランジ56a,57a,59aに
て接合されている。その接合部分には、車体の側面から
センタピラー51に加わる荷重による応力が集中する場
合があり、車両の変形に対して不利な構造となってい
た。
【0006】本発明の目的は、側面からの荷重による応
力の集中を防止することができるセンタピラー上部の結
合構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、インナ部材とアウタ部材
とから構成されるセンタピラーと、ルーフに設けられた
ルーフ補強部材とを結合するためのセンタピラー上部の
結合構造であって、前記インナ部材とアウタ部材との間
に配設され、前記インナ部材とで断面構造を形成するセ
ンタピラー補強部材と、前記ルーフ補強部材とセンタピ
ラーとの間に配設され、センタピラーとルーフ補強部材
とに結合された連結部材とを備え、前記センタピラー補
強部材上端を延設して結合部を形成し、その結合部先端
を前記連結部材と共に前記ルーフ補強部材に結合したこ
とを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のセンタピラー上部の結合構造において、前記連結部材
は開放断面構造に形成され、その基端部には前記インナ
部材側面に結合されるフランジと、前記インナ部材のフ
ランジと結合される段部とが形成され、先端部は前記ル
ーフ補強部材に結合したことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のセンタピラー上部の結合構造において、前記結
合部先端にはフランジが形成され、そのフランジを前記
ルーフ補強部材と連結部材とで挟んで溶接したことを要
旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のセンタピラー上部の結合構造にお
いて、前記インナ部材は、センタピラーを構成するセン
タピラーインナと、センタピラー上部に設けられたルー
フサイドレールを構成するルーフサイドレールインナと
から構成され、前記連結部材は、前記ルーフサイドレー
ルインナに結合したことを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のセンタピラー上部の結合構造にお
いて、前記ルーフ補強部材は、ルーフリンフォースアッ
パとルーフリンフォースロアとから構成され、それらル
ーフリンフォースアッパとルーフリンフォースロアとで
閉じ断面構造を形成したことを要旨とする。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
センタピラーを構成するインナ部材とアウタ部材との間
にはセンタピラー補強部材が配設され、インナ部材とで
断面構造が形成される。連結部材はルーフ補強部材とセ
ンタピラーとの間に配設され、センタピラーとルーフ補
強部材とに結合される。センタピラー部材上端には結合
部が延設され、その結合部先端が連結部材と共にルーフ
補強部材に結合される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、連結部材
は開放断面構造に形成され、その基端部にはインナ部材
側面に結合されるフランジと、インナ部材のフランジと
結合される段部とが形成され、先端部がルーフ補強部材
に結合される。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、結合部先
端にはフランジが形成され、そのフランジがルーフ補強
部材と連結部材とで挟まれて溶接される。請求項4に記
載の発明によれば、インナ部材は、センタピラーを構成
するセンタピラーインナと、センタピラー上部に設けら
れたルーフサイドレールを構成するルーフサイドレール
インナとから構成され、連結部材がルーフサイドレール
インナに結合される。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、ルーフ補
強部材は、ルーフリンフォースアッパとルーフリンフォ
ースロアとから構成され、それらルーフリンフォースア
ッパとルーフリンフォースロアとで閉じ断面構造が形成
される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1及び図2に従って説明する。図1(a)は
センタピラー11の中心線に沿った断面図、図1(b)
は図1(a)のA−A線断面図である。
【0017】センタピラー11は、アウタ部材としての
センタピラーアウタ12とインナ部材としてのセンタピ
ラーインナ13とから構成されている。センタピラーア
ウタ12及びセンタピラーインナ13は、断面ハット形
状に形成されている。また、センタピラー11の内部に
はセンタピラー補強部材としてのセンタピラーリンフォ
ース14が配設されている。センタピラーリンフォース
14は断面ハット形状に形成され、センタピラーアウタ
12の内側に配設されている。そして、センタピラーア
ウタ12、センタピラーインナ13、及びセンタピラー
リンフォース14は、それぞれフランジ12a,13
a,14aが打点(スポット溶接等で溶接)され、フラ
ンジ12b,13b,14bが打点されて閉じ断面構造
が形成されている。
【0018】センタピラー11上端にはルーフサイドレ
ール15が設けられている。ルーフサイドレール15
は、車体の左右両側に設けられ、車体の前後方向に延設
されている。ルーフサイドレール15は、アウタ部材と
してのルーフサイドレールアウタ16とインナ部材とし
てのルーフサイドレールインナ17とから構成され、閉
じ断面構造に形成されている。即ち、アウタ16のフラ
ンジ16aとインナ17のフランジ17aが打点される
とともに、アウタ16のフランジ(図示略)とインナ1
7のフランジ17bが打点されている。尚、本実施の形
態では、ルーフサイドレールアウタ16は、センタピラ
ーアウタ12と一体形成され、組立を容易にしている。
【0019】図2に示すように、センタピラーリンフォ
ース14は、その上部14cがルーフサイドレール15
に沿って車体の前後方向に延設されている。センタピラ
ーリンフォース14の上部14cは、ルーフサイドレー
ル15内に配設されている。そして、上部14cは、ル
ーフサイドレールアウタ16とルーフサイドレールイン
ナ17のフランジに挟まれて打点され、その上部14c
とルーフサイドレールインナ17とで断面構造が形成さ
れている。その断面構造は、センタピラーインナ13と
センタピラーリンフォース14とで形成される断面構造
と連続している。
【0020】また、センタピラーリンフォース14は、
その上端が車幅方向内側(図1(a)において左側)に
延設されて結合部18が形成されている。結合部18は
ルーフサイドレール15に沿って形成され、その中心は
センタピラー11の中心線と一致するように形成されて
いる。また、結合部18は、その先端の幅が後述するル
ーフリンフォース21の幅と略同一に形成されている。
図2に示すように、結合部18の前後両端にはフランジ
19,20が車幅方向内側に向かって突出形成されてい
る。
【0021】車体両側に設けられたルーフサイドレール
15間にはルーフ補強部材としてのルーフリンフォース
21が配設されている。ルーフリンフォース21は、車
幅方向に沿って断面ハット形状の開放断面構造に形成さ
れている。ルーフリンフォース21は、その長さがルー
フパネル22の左右方向の長さに比べて短く、センタピ
ラーリンフォース14に形成されたフランジ19,20
と重なり合う長さに形成されている。また、ルーフリン
フォース21は、その端部がハット形状に形成されてい
る。
【0022】また、ルーフリンフォース21の車両前後
方向(図1(a)において紙面の表裏方向)両側にはフ
ランジ21a,21bが形成されている。そのフランジ
21a,21bの車幅方向両端は、センタピラーリンフ
ォース14に形成されたフランジ19,20の厚さ分だ
け上方(図1(a)において上方)に屈曲形成されてい
る。
【0023】ルーフリンフォース21の両端下方には連
結部材としてのルーフブレース23が配設されている。
ルーフブレース23は車幅方向に延びるように形成さ
れ、ルーフリンフォース21と同様に上方に開口するハ
ット形状の開放断面構造に形成されている。また、ルー
フブレース23は車幅方向外側に平板状のフランジ24
が形成されている。このフランジ24が形成されている
側を基端部とする。そして、このフランジ24は、ルー
フサイドレールインナ17に打点されている。図2に示
すように、ルーフブレーズ23は、フランジ24が打点
された部分からルーフサイドレールインナ17のフラン
ジ17aにかけてそのルーフサイドレールインナ17の
形状に沿って段部25a,25bが形成されている。そ
して、この段部25a,25bは、ルーフサイドレール
インナ17のフランジ17aと打点されている。このフ
ランジ17aにはセンタピラーリンフォース14の上部
14cも打点されているので、ルーフサイドレールイン
ナ17とセンタピラーリンフォース14の上部14cと
で形成される断面構造は、ルーフブレース23の開放断
面構造と連続する。
【0024】ルーフブレース23の先端部26は、ルー
フリンフォース21の形状に沿って形成されている。即
ち、先端部26の内面は、ルーフリンフォース21の外
面と略同一に形成されている。そして、ルーフブレース
23のフランジ26aとルーフリンフォース21のフラ
ンジ21aとの間にはセンタピラーリンフォース14に
形成されたフランジ19が挟まれて3枚うちにより打点
されている。また、ルーフブレース23のフランジ26
bとルーフリンフォース21のフランジ21bとの間に
はセンタピラーリンフォース14に形成されたフランジ
20が挟まれて3枚うちにより打点されている。
【0025】即ち、ルーフブレース23先端部26のフ
ランジ26a,26bとセンタピラーリンフォース14
に延設された結合部18に形成されたフランジ19,2
0とが打点されて結合され、そのセンタピラーリンフォ
ース14に延設された結合部18と、ルーフブレース2
3とで閉じ断面構造が形成されている。そして、ルーフ
ブレース23のフランジ24は、ルーフサイドレールイ
ンナ17の側面に接合され、段部25a,25bはルー
フサイドレールインナ17のフランジ17aと接合され
る。そのルーフサイドレールインナ17はセンタピラー
インナ13に接合され、そのルーフサイドレールインナ
17とセンタピラーリンフォース14とで形成された断
面構造が、センタピラーインナ17とセンタピラーリン
フォース14とで形成された閉じ断面構造と連続して形
成されている。従って、結合部18とルーフブレース2
3とで形成された閉じ断面構造は、センタピラー11に
形成された閉じ断面構造と連続して形成されている。
【0026】また、結合部18の先端に形成されたフラ
ンジ19,20は、ルーフリンフォース21のフランジ
21a,21bと、ルーフブレース23先端部26のフ
ランジ26a,26bとに挟まれて打点されている。上
記したように、ルーフブレース23は結合部18とで閉
じ断面構造を形成している。従って、結合部18とルー
フブレース23とで形成された閉じ断面構造は、ルーフ
リンフォース21の開放断面構造と連続して形成され
る。
【0027】従って、センタピラー11の閉じ断面構造
は、結合部18とルーフブレース23とで形成される閉
じ断面構造を介してルーフリンフォース21の開放断面
構造と連結されている。即ち、センタピラー11からル
ーフリンフォース21にかけて連続する断面構造が形成
されている。
【0028】図1(a)に示すように、ルーフパネル2
2の両側部はルーフサイドレールアウタ16に形成され
たフランジ16aと打点されている。また、ルーフパネ
ル22は、接着剤としてのマスチックアドヒーシブ27
によりルーフリンフォース21のフランジ21a,21
b上端に接着され、所定の間隔を開けて保持されるとと
もに、ルーフリンフォース21によって補強されてい
る。
【0029】上記のように構成されたセンタピラー11
に対して側方(図1(a)において右側)から荷重が加
わると、その荷重によってセンタピラー11は撓む。こ
のとき、センタピラー11の閉じ断面構造は、ルーフリ
ンフォース21の開放断面構造にかけて連続している。
従って、センタピラー11の撓みによって発生する応力
は該センタピラー11からルーフリンフォース21に分
散され、従来のようにセンタピラー51とルーフリンフ
ォース59との結合部近傍に集中することはない。その
ため、センタピラーリンフォース14やルーフリンフォ
ース21の板厚を薄くしても従来と同様のボディ剛性を
保つことができる。逆にいえば、センタピラーリンフォ
ース14やルーフリンフォース21を従来と同じ板厚で
形成すれば、ボディ剛性を更に高めることができる。
【0030】上記したように本実施の形態においては、
以下の効果を奏する。 (1)ルーフサイドレールインナ17に対して、ルーフ
ブレーズ23のフランジ24を接合するとともに、その
ルーフブレーズ23に形成した段部25a,25bをル
ーフサイドレールインナ17のフランジ17aと接合
し、ルーフサイドレールインナ17とセンタピラーリン
フォース14とからなる閉じ断面構造に続く断面構造を
形成する。そして、センタピラーリンフォース14の結
合部18に形成したフランジ19,20をルーフリンフ
ォース21のフランジ21a,21bとルーフブレース
23のフランジ26a,26bとで挟んで接合し、セン
タピラー11からルーフリンフォース21まで連続した
断面構造とした。その結果、側面から加わる荷重による
応力を分散させることができる。
【0031】(2)センタピラー11からルーフリンフ
ォース21まで連続した断面構造としたので、センタピ
ラー11はルーフリンフォース21等の板厚を従来と同
じにすることにより、従来よりもボディ剛性を高めるこ
とができる。
【0032】なお、本発明は上記実施の形態の他、以下
のように実施してもよい。 (1)上記実施の形態では、センタピラー11内にセン
タピラーリンフォース14を配設して補強するようにし
たが、複数のリンフォースを配設してセンタピラーを補
強してもよい。
【0033】(2)上記実施の形態では、センタピラー
アウタ12とルーフレールアウタ16とを一体形成した
が、別体に形成し、接合するようにしてもよい。また、
センタピラーインナ13とルーフレールインナ17とを
別体に形成したが、一体形成して実施してもよい。
【0034】(3)上記実施の形態では、ルーフ補強部
材としてのルーフリンフォース21を断面ハット形状の
開放断面構造に形成したが、図3に示すように、ルーフ
リンフォース21をルーフリンフォースロアとし、その
ルーフリンフォース21の上部にルーフリンフォースア
ッパ31を接合して閉じ断面構造を形成して実施しても
よい。この構成により、ルーフ補強部材からセンタピラ
ーまでをほぼ連続した閉じ断面構造とすることができる
ので、更に強度を高めることが可能となる。
【0035】以上、本発明の実施の各形態について説明
したが、上記各形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にその効果とともに記載する。 (イ)前記センタピラー上部にはルーフサイドレールが
設けられ、そのルーフサイドレールを構成するルーフサ
イドレールアウタとセンタピラーアウタとが一体に形成
された請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンタピラ
ー上部の結合構造。この構成により、組立が容易とな
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、側
面からの荷重による応力を集中を防ぐことが可能なセン
タピラー上部の結合構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明を具体化した一実施の形態の
センタピラーの縦断面図、(b)は(a)のA−A線断
面図。
【図2】 センタピラー及びルーフリンフォースを示す
分解斜視図。
【図3】 別のルーフリンフォースを示す斜視図。
【図4】 一般的な自動車の斜視図。
【図5】 従来のセンタピラーを示す縦断面図。
【符号の説明】
11…センタピラー、12…アウタ部材としてのセンタ
ピラーアウタ、13…インナ部材としてのセンタピラー
インナ、14…センタピラー補強部材としてのセンタピ
ラーリンフォース、15…ルーフサイドレール、16…
アウタ部材としてのルーフサイドレールアウタ、17…
インナ部材としてのルーフサイドレールインナ、18…
結合部、19,20…フランジ、21…ルーフ補強部
材、ルーフリンフォースロアとしてのルーフリンフォー
ス、21a,21b…フランジ、23…連結部材として
のルーフブレース、25a,25b…段部、26…先端
部、26a,26b…フランジ、31…ルーフリンフォ
ースアッパ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナ部材とアウタ部材とから構成され
    るセンタピラーと、ルーフに設けられたルーフ補強部材
    とを結合するためのセンタピラー上部の結合構造であっ
    て、 前記インナ部材とアウタ部材との間に配設され、前記イ
    ンナ部材とで断面構造を形成するセンタピラー補強部材
    と、 前記ルーフ補強部材とセンタピラーとの間に配設され、
    センタピラーとルーフ補強部材とに結合された連結部材
    とを備え、 前記センタピラー補強部材上端を延設して結合部を形成
    し、その結合部先端を前記連結部材と共に前記ルーフ補
    強部材に結合したセンタピラー上部の結合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセンタピラー上部の結
    合構造において、 前記連結部材は開放断面構造に形成され、その基端部に
    は前記インナ部材側面に結合されるフランジと、前記イ
    ンナ部材のフランジと結合される段部とが形成され、先
    端部は前記ルーフ補強部材に結合したセンタピラー上部
    の結合構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のセンタピラー上
    部の結合構造において、前記結合部先端にはフランジが
    形成され、そのフランジを前記ルーフ補強部材と連結部
    材とで挟んで溶接したセンタピラー上部の結合構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のセ
    ンタピラー上部の結合構造において、 前記インナ部材は、センタピラーを構成するセンタピラ
    ーインナと、センタピラー上部に設けられたルーフサイ
    ドレールを構成するルーフサイドレールインナとから構
    成され、前記連結部材は、前記ルーフサイドレールイン
    ナに結合したセンタピラー上部の結合構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のセ
    ンタピラー上部の結合構造において、 前記ルーフ補強部材は、ルーフリンフォースアッパとル
    ーフリンフォースロアとから構成され、それらルーフリ
    ンフォースアッパとルーフリンフォースロアとで閉じ断
    面構造を形成したセンタピラー上部の結合構造。
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