JPH0492653A - 虚血性疾患治療用器具 - Google Patents

虚血性疾患治療用器具

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JPH0492653A
JPH0492653A JP2210761A JP21076190A JPH0492653A JP H0492653 A JPH0492653 A JP H0492653A JP 2210761 A JP2210761 A JP 2210761A JP 21076190 A JP21076190 A JP 21076190A JP H0492653 A JPH0492653 A JP H0492653A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血管内狭窄部を治療するために、狭窄部を拡
張し、狭窄部末梢側における血流の改善を図るための虚
血性疾患治療用器具に関するものである。
[従来の技術] 従来より、血管内狭窄部を拡張する拡張体付カテーテル
としては、例えば特公表54−70683号公報に示さ
れるようなグリュンティソヒタイプと呼ばれるもの、ま
た、例えば米国特許第4,322.071号明細書に示
されるようなノンブソンーロバートタイブと呼ばれるも
のが用いられている。
上記の拡張体カテーテルによる血管狭窄部の拡張手技は
、まず最初にガイドカテーテルを目的とする血管挟窄部
付近まで、挿入し、このガイドカテーテル内部に、拡張
体カテーテルを挿通する。そして、拡張体カテーテルの
ルーメン内には、拡張体カテーテルを誘導するための、
ガイドワイヤーが挿通されている。そして、このガイド
ワイヤーを血管狭窄部内部に挿通し、それに続いて拡張
体カテーテルを血管狭窄部内に位置させた後、拡張体拡
張用流体を注入し、拡張体を拡張させて、血管狭窄部を
量大させ、血管狭窄部を治療するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記の拡張体カテーテルを用いた血管狭窄部の
治療のためには、上記のように、ガイドカテーテル、ガ
イドワイヤー、そして拡張体カテーテルの挿入作業が必
要となり、治療作業が繁雑であるという問題を有してい
た。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、血管
狭窄部の治療を容易に行うことができる虚血性血管治療
用器具を提供するものである。
上記目的を達成するものは、芯材と、該芯材の先端部に
固定された血管拡張部とを有し、該血管拡張部は、合成
樹脂により中実に形成されており、かつ、該血管拡張部
は、大径部と該大径部より先端側に向かって縮径するテ
ーパー部とを有している虚血性疾患治療用器具である。
そして、前記芯材の先端部は、細径部となっていること
が好ましい。さらに、前記芯材の先端部は、先端に向か
って縮径するテーパー部を有していることが好ましい。
また、前記芯材は、柔軟性を有する材質からなる第1の
線状体上、該第1の線状体の先端部に接続され、塑性変
形し易い材質からなる第2の線状体とにより構成されて
いることが好ましい。そして、前記第1の線状体は、超
弾性金属により形成されていることが好ましい。さらに
、前記第2の線状体は、ステンレス鋼またはピアノ線に
より形成されていることが好ましい。さらに、前記血管
拡張部を形成する合成樹脂は、軟質合成樹脂であること
が好ましい。また、前記芯材は、合成樹脂にて被覆され
ていることが好ましい。そして、前記血管拡張部の大径
部の外表面には、長手方向に延びる溝が設けられている
ことが好ましい。
また、前記虚血性疾患治療用器具は、前記血管拡張部よ
り先端側にて開口し、かつ虚血性疾患治療用器具の後端
部にて開口するルーメンを有していることが好ましい。
さらに、前記虚血性疾患治療用器具の先端には、虚血性
疾患治療用器具の誘導部が設けられていることが好まし
い。
そこで、本発明の虚血性疾患治療用器具を図面に示した
実施例を用いて説明する。
本発明の虚血性疾患治療用器具1は、芯材2と、芯材2
の先端部に固定された血管拡張部3とを有し、血管拡張
部3は、合成樹脂により中実に形成されており、かつ、
血管拡張部3は、大径部3aと大径部3aより先端側に
向かって縮径するテーパー部3bとを有している。
そこで、第1図に示す実施例の本発明の虚血性疾患治療
用器具について説明する。
第1図は、本発明の一実施例の虚血性疾患治療用器具の
断面図である。
この実施例の虚血性疾患治療用器具lは、芯材2と、そ
の先端部の外周に固定された血管拡張部3とを有し、芯
材2の全体は、合成樹脂層6により被覆されている。そ
して、この治療器具1は、大きく分けると、先端部12
、本体部14、基端部16の3つの部分に区分される。
具体的に説明すると、芯材2は、芯材2の基端部(使用
時における手元)での操作を先端に確実に伝達する機能
を有し、さらに、蛇行した血管内、細径化した血管内を
容易に進行させための機能を有している。
芯材2としては、ステンレス鋼、ピアノ線さらには、超
弾性金属などが好適に使用される。
好ましくは、超弾性金属であり、例えば、NiTi系合
金、Cu −A I −N i系合金、Cu −Zn−
AI系合金等の超弾性材料が好適である。
芯材2としては、具体的には、49〜58原子%N1の
Ti−Ni合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu
−Zn合金、1〜IO重量%XのCu−Zn−X合金(
X=Be、S i、Sn、A I、Ga)、36〜38
原子%AlのNi−Al合金等の超弾性金属体が好適に
使用される。特に好ましくは、上記のTi−Ni合金で
ある。さらに、芯材2は、先端側がより柔軟であること
が好ましく、特に、先端に向かって徐々に柔軟性が増加
することが好ましく、そのため第1図に示す実施例では
、芯材2は、先端に向かって徐々に細径となっており、
その径を変化させることにより、適応に応じて柔軟性を
変化させることができる。
また、柔軟性の変化は、芯材を形成する金属の熱処理条
件を変えることによっても行うことができる。さらに、
芯材2の基端部は、より剛性が高いことが好ましく、こ
のため、第1図に示す実施例では、基端部16の外径が
、本体部14より大きいものとなっている。また、上述
のように、熱処理条件を変えることにより、基端部16
を剛性の高いものとしてもよい。
そして、芯材2の先端部12の先端の外径が、0005
〜0.200zz、好ましくは、001O〜0.150
*z。
先端部12の末端の外径が0.10〜0.40xx、好
ましくは0,25〜0.35xxであり、先端部12部
分の長さは50〜600xx、好ましくは100〜45
0■、先端部の曲げ負荷は、0.1〜10g1好ましく
は0.3〜60g、復元負荷は、0.1−10g、好ま
しくは0.3〜6.0gである。また、芯材2の本体部
の外径は、0.40〜1.50肩!、好ましくは、0.
60〜0.90であり、本体部の長さは950〜160
0xz、好ましくは1100〜1500zx、本体部の
曲げ負荷は、10〜50g1好ましくは20〜40g1
復元負荷は、10〜50g1好ましくは20〜40gで
ある。また、芯材2の基端部の外径は、0,80〜3.
00xz、好ましくは、0.80〜2.00であり、基
端部16の部分の長さは50〜500zz、好ましくは
100〜400肩l、基端部16の部分の曲げ負荷は、
80〜400g、好ましくは100〜250g、復元負
荷は、80〜400g、好ましくは100〜250gで
ある。 そして、芯材2の外面には、第1の合成樹脂層
6が被覆されている。この第1の合成樹脂層6は、血管
壁との摩擦抵抗をある程度低下させるとともに、後述す
る血管拡張部の固着性を向上させる機能を有している。
第1の合成樹脂層6の材質としては、ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリア
ミド、ポリウレタン、ポリスチレン、フッ素樹脂(例え
ば、PTFE、ETFE)、シリコーンゴムもしくはそ
れらのエラストマーおよび複合材料等が好適に使用され
、特に好ましくは、ポリウレタンである。そして、後述
する潤滑性表面を形成する場合にあっては、潤滑性物質
の固定効果が高い合成樹脂を用いることが好ましく、そ
のような樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン
、ポリエステルが好適であり、また、これらの合成樹脂
以外の合成樹脂を用いる場合は、その合成樹脂に上記の
固定効果の高い合成樹脂を混合したものを用いることが
好ましい。そして、合成樹脂層6は、芯材2の湾曲の妨
げにならない程度に柔軟であり、外表面は凹凸のない滑
らかな表面となっていることが好ましい。さらに、合成
樹脂層5を形成する合成樹脂中に、Ba、W、B i、
pb。
pt等の金属単体もしくは化合物による微粉原状のX線
造影性物質を混入することが好ましく、このようにする
ことにより血管内に導入中の治療器具1の先端部の位置
確認が容易となる。合成樹脂層6の肉厚は、最先端部分
においては、0.20〜0.40xz、好ましくは03
0〜0.35屑屓である。
また、本体部での肉厚は0.20〜1..51]yx、
好ましくは0.40〜1.30xx、基端部での肉厚は
2.00〜300度屑、好ましくは2.30〜2.10
zzである。
血管拡張部3は、血管狭窄部えお強制的に拡張するため
のものであり、先端部12に設けられている。そして、
この血管拡張部3は、血管の狭窄部を拡張でき、かつあ
る程度の可塑性を有し、挿入中に血管内壁に損傷を与え
ないものが好ましい。このため、本発明の治療用器具1
に用いられている血管拡張部3は、第1図に示すように
中実に形成されており、血管狭窄部に強制挿入すること
により、血管狭窄部を拡張できるように構成されている
。具体的には、血管を拡張するための大径部3aと、こ
の大径部3aを血管狭窄部に導入するためのテーパー部
3bを有している。
さらに、大径部3aは、第1図のI−1線断面図である
第2図に示すように、大径部3aの長手方向に延びる溝
40を有するものが好ましく、特に、第2図に示すよう
に断面が、星型あるいは歯車状、さらには、第4図に示
すような、溝40部分のみ凹部となっている形状が好ま
しい。
このようにすることにより、血管拡張部3は血管内狭窄
部との接触面積が減少するため、容易に狭窄部に挿入す
ることが可能となるとともに、血管拡張部3を血管内狭
窄部に挿入した後、基端部16を回転あるいは進退させ
ることにより狭窄原因物質(血栓、アテローム等)の除
去も容易となる。
また、若干狭窄部への挿入抵抗は高くなるが、血管拡張
部3として、第3図に示すような、断面が円形をした円
筒状ものであってもよい。
また、大径部3aの基端側もテーパー部となっているこ
とが好ましく、テーパー部とすることにより、治療用器
具1を血管狭窄部、さらには血管中より抜去する際に、
血管内壁に損傷を与えることを防止できる。
血管拡張部3の材質としては、血管の狭窄部を拡張でき
、かつある程度の可塑性を有するものが好ましく、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体などのポリオレフィン、ポリエチレンテレ
フタレートなどのポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン酢酸ビニル
共重合体、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、ポリアミ
ドエラストマー シリコーンゴム、ラテックスゴム等が
使用できる。
さらに、血管拡張部3を形成する合成樹脂中に、Ba%
W、B i、pb%pt等の金属単体もしくは化合物に
よる微粉涼秋のX線造影性物質を混入することが好まし
く、このようにすることにより血管内に導入中の血管拡
張部3の位置確認が容易となる。
血管拡張部3の太きさとしては、大径部3aの最大部分
の外径が、05〜B、Oxz、好ましくは1゜0〜5.
 Oxxであり、大径部の長さが5〜50!夏、好まし
くは15〜30JIjLであり、血管拡張部3の全体の
長さが15〜55!肩、好ましくは20〜35zxであ
り、先端側のテーパー部の先端の直径が0.2〜1. 
Oxx。
好ましくは0.4〜0.6■、基端側のテーパー部の直
径が0.2〜1.0xx、好ましくは0.4〜0.6x
xである。また、先端側のテーパー部の長さは、5〜2
0xx、好ましくは7〜15jIj+、基端側のテーパ
ー部の長さは1〜10+u+、好ましくは3〜8xiで
ある。
さらに、治療用器具1の先端5は、第1図に示すように
、曲面状となっていることが好ましく、このようにする
ことにより、治療用器具lの先端が挿入中に血管内壁に
損傷を与えることを抑制することができる。さらに、第
1図に示すように、少しくびれた先端5とすることによ
り、血管壁に当接した場合に最先端に力が集中しなくな
り、容易に湾曲し、別方向に容易に移行するので、先端
5の進行が容易となる。この先端5は、上記の第1の合
成樹脂層6を形成する樹脂により形成してもよく、さら
に別部材により形成したものを芯材2の先端に固着して
もよい。
さらに、血管拡張部3の基端より先端側の外表面には、
第2の合成樹脂層7を設けることか好ましい。この第2
の合成樹脂層7は、血管拡張部3より先端側の外表面を
平滑なものとするともに、合成樹脂層7を形成する合成
樹脂中に、極めて高いX線造影性を有する物質、例えば
、W、B15Pt等の金属単体もしくは化合物による微
粉注状のX線造影性物質を混入することにより、治療用
器具1の先端部12の位置確認をより容易なものするこ
とができる。合成樹脂層7としては、上述の合成樹脂層
6において説明した材料が、好適に使用できる。合成樹
脂層7の肉厚は、0.02〜0.15zi、好ましくは
0.05〜010xmである。
また、治療用器具lの先端部12および本体部14の表
面は、潤滑性表面であることが好ましい。
潤滑性表面は、合成樹脂層6(または合成樹脂層7およ
び合成樹脂層6)の表面に潤滑性物質を固定することに
より形成することが好ましい。
潤滑性物質とは、湿潤時に潤滑性を有する物質をいう。
具体的には、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート)、ポリヒドロキンエチルアクリレート、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、メチルビニルエーテル無
水マレイン1共重合体、ポリエチレングリフール、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルピロリドン等の親水性ポリ
マーが好適に使用される。
また、潤滑性物質の代わりに、治療用器具1の先端部1
2および本体部14の外表面に、へ)i IJン、ウロ
キナーゼ等の抗凝固剤もしくはシリコーンゴム、ウレタ
ンとンリコーンのプロ・ツク共重合体(登録商標アブコ
サン)、ヒドロキシエチルメタクリレート−スチレン共
重合体等の抗血栓材料をコーティングしてもよい。
次に、第5図に示す治療用器具20について説明する。
この実施例の治療用器具20は、柔軟性を有する材質か
らなる第1の線状体31と、第1の線状体31の先端部
に接続され、塑性変形し易い材質からなる第2の線状体
32とにより構成された芯材と、芯材の先端部に固定さ
れた血管拡張部3とを有し、血管拡張部3は、合成樹脂
により中実に形成されており、かつ、血管拡張部3は、
大径部と、大径部より先端側に向かって縮径するテーパ
ー部とを有しており、さらに、治療用器具20の最先端
部分に設けられた誘導部38を有している。
この誘導用器具2Gの基本構成は、第1図に示したもの
と同じであり、相違点は、芯材が第1の線状体31と第
2の線状体32とにより形成されている点、および誘導
部38を有する点である。
第1の線状体81としては、49〜58原子%NiのT
i−Ni合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−
Zn合金、1〜IO重量%XのCu−Zn−X合金(X
=Be、S i、Sn、AI、Ga)、36〜38原子
%A1のNi−Al合金等が好適に使用される。先端部
12、本体部14および基端部の外径、長さなどについ
ては、第1図に示し、説明した実施例と同様である。
第2の線状体32としては、容易に塑性変形する材料を
用いることが好ましい。このようにすることにより、治
療用器具20の最先端部分を任意の形状に変形させて使
用することができる。
第2の線状体32の材料としては、ステンレス鋼、ピア
ノ線などが好適に使用できる。
そして、第1の線状体31と第2の線状体32との接続
は、第1の線状体2の先端部に第2の線状体3の基端部
を嵌合する方法、また両者をロウ付けする方法などの方
法、または両者を組み合わせたものを用いることができ
る。また、第1の線状体31と第2の線状体32の接合
面に環状部材を被嵌することにより固定してもよい。
誘導部38は、治療用器具20を目的とする血管部位に
誘導するためのものであり、第5図に示す実施例では、
第2の線状体32の先端に固定されたコイルスプリング
34により形成されている。
そして、この誘導部38は、柔軟性を有しており、誘導
部38の先端が、血管壁に当接した場合に、最先への力
の集中を抑制するとともに、容易に湾曲することにより
、別方向への移行を確実なものとするように構成されて
いる。また、この誘導部38は、虚血性疾患治療用器具
20の先端でもあるため、X線透視下において位置を容
易に確認できることか好ましく、誘導部38の材質とし
て、pt、pt金合金WSW合金、Ag、Ag合金など
を用いることが好ましい。また、誘導部38をより柔軟
なものとすることが好ましく、このために、超弾性金属
線、弾性金属線によりフィルスプリングを形成してもよ
い。そして、誘導部38は、外径が025〜1.60x
m、長さが20〜8011R程度が好ましい。また、誘
導部は、超弾性金属線を用いる場合は、座屈強度(負荷
時の降伏応力)は、5〜200k”i/my” (22
°C)、より好ましくは8〜150に97xi”、復元
応力(除荷時の降伏応力)は、3〜180klJ#x’
(22°C)、より好ましくは5〜150kg/Ri’
である。
そして、誘導部38の先端35は、極細の金属線を加熱
溶融して滑らかな凸曲面を有するヘンドピース状に形成
されていることが好ましい。また、誘導部38は、芯材
への固定を確実なものとするために、固定される部分の
合成樹脂層を除去し、芯材に、直接固着剤37によって
接合することが好ましい。固着剤としては、ロウ材、接
着剤が好適に使用できる。さらに、コイルスプリング3
4の伸びを防止するために、第2の線状体32の先端が
誘導部38の先端35まで到達するものとし、さらにそ
の先端を固定することが好ましい。
次に、第6図に示す治療用器具30について説明する。
この実施例の治療用器具30は、芯材2と、芯材2の先
端部に固定された血管拡張部3とを有し、血管拡張部3
は、合成樹脂により中実に形成されており、かつ、血管
拡張部3は、大径部と大径部より先端側に向かって縮径
するテーパー部とを有しており、さらに、治療用器具3
0は、血管拡張部3付近にて開口し、かつ治療用器具3
0の基端部にて開口するルーメン22とを有している。
この誘導用器具20の基本構成は、第1図に示したもの
と同じであり、相違点は、合成樹脂層6の内部を通り、
血管拡張部3の付近にて開口するルーメン22が設けら
れている点、および芯材2の基端にハブ24が設けられ
ている点である。
ルーメン22は、第6図および第6図の■−■線断面図
である第7図ないしその変形例である第8図および第9
図に示すように、治療用器具1の基端部16より先端側
に延びており、血管拡張部3内を挿通し、先端側に設け
られた開口23により外部と連通しており、ルーメン2
2はその基端において、ハブ24の内部に形成された通
路と連通している。また、ルーメン22は血管拡張部3
の付近に開口していればよく、開口23は、血管拡張部
23を挿通せず、血管拡張部30基端側に設けたものと
してもよい。そして、ハブ24は、ルーメン22と連通
ずる薬液注入ボート25を有している。このルーメン2
2は、血管内部に、薬液、例えば、ウロキナーゼなどの
血栓溶解剤、場合によっては、強心剤などを注入するた
めの流路として機能する。そして、ハブ24およびボー
ト25は、シリンジなどの薬液注入手段の取り付は用ボ
ートとして機能する。また、ハブ24の材質としては、
ポリカーボネイト、ポリアミド、ポリサルホン、ボリア
リレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合
体などの熱可塑性樹脂が使用され、芯材2の基端に溶剤
などにより固着される。このようにルーメン22を設け
ることにより、治療用器具30の先端5が血管狭窄部に
到達した際、血管拡張部3を狭窄部に挿入する前に、狭
窄部に血栓溶解剤を注入し、狭窄部の狭窄物質をある程
度軟化させた後に、血管拡張部3を狭窄部に挿入するこ
とができ、血管狭窄部の治療を確実かつ容易に行うこと
ができる。また、血管拡張部3との接触により血栓等の
狭窄原因物質を除去した後に、血栓溶解剤を注入するこ
とにより、小片化した血栓を容易に除去することもでき
る。
その他の点については、第1図に示した実施例と同様で
ある。
次に、第1θ図に示す治療用器具50について説明する
この実施例の治療用器具50は、柔軟性を有する材質か
らなる第1の線状体31と、第1の線状体3Iの先端部
に接続され、塑性変形し易い材質からなる第2の線状体
32とにより構成された芯材と、芯材の先端部に固定さ
れた血管拡張部3とを有し、血管拡張部3は、合成樹脂
により中実に形成されており、かつ、血管拡張部3は、
大径部と大径部より先端側に向かって縮径するテーパー
部とを有しており、さらに、治療用器具50は、血管拡
張部3付近にて開口し、かつ治療用器具50の後端部に
て開口するルーメン22と、治療用器具50の最先端部
分に設けられた誘導部38とを有している。
この治療用器具50の基本構成は、第6図に示したもの
と同じてあり、相違点は、芯材が第1の線状体31と第
2の線状体32とにより形成されている点、および誘導
部38を有する点である。
第1の線状体31、第2の線状体32および誘導部38
については、第5図に示した実施例において説明したも
のが好適使用できる。
[実施例] 次に、本発明の治療用器具の実施例について説明する。
(実施例1) 芯材として、Ni−Ti合金(56原子%Ni)を用い
て作成し、本体部の外径が、0.7■、長さが1200
su+、基端部の外径が、1゜Of!、長さが、300
xxであって、先端部が先端に同かつて縮径し、最先端
の外径が、50μxx、先端部の長さが300+yz、
全長IHOxmのものを用い、芯材に、タングステン微
粉末(粒径約3〜4μ肩)を45重量%含有するポリウ
レタン(パンデックス@T−5000、大日本インキ株
式会社製)を押し出しにより被覆し、第1の合成樹脂層
を形成した。
血管拡張部としては、プラチナ微粉末(粒径的3〜4μ
l)を30重量%含有するポリウレタン(バンデックス
@T−5070,大日本インキ株式会社製)を用い、第
2図に示すような断面形状を有し、大径部の最大直径は
、】。5肩贋であり、大径部の長さは2Oxx、テーパ
ー部の先端の直径か0.46x肩、長さは、lO夏11
基端側のテーパー部の最も基端の直径が0.64xz、
長さが、5jIj+のものを射出成型により作成し、芯
材の先端部に、溶剤(THF)を用いて固着した。
第1の合成樹脂層の最先端部分の肉厚は、030x友、
本体部での肉厚は、0.40+u、基端部での肉厚は、
2.5Oxxとした。また、第1の合成樹脂層の成形に
用いたものと同じ材料を用いて、ガラス型にて、第1図
に示すように、最先端部分がくびれだ曲面形状に形成し
た。
さらに、血管拡張部の基端より先端側を、プラチナ微粉
法(粒径約3〜4μ肩)を60重量%含有するポリウレ
タン(バンデックス@T−5000大日本インキ株式会
社製)5%/THF溶液を用いてディッピングにより被
覆し、第2の合成樹脂層を形成した。第2の合成樹脂層
の肉厚は、010貫貫とした。
そして、先端部と基端部の外面に、テトラヒドロフラン
に2.0重量%となるように無水マレイン酸メチルビニ
ルエーテル共重合体を溶解した溶液を、上記のポリウレ
タンにより形成された合成樹脂層の表面に塗布し、無水
マレイン酸メチルビニルエーテル共重合体を固定し、潤
滑性表面を形成させ、第1図に示すような形状を有する
本発明の治療用器具を作成した。
この実施例の治療用器具は、全長が約1800x、vで
あり、本体部の外径が、1.5zx、基端部の外径が、
6.0s+w、最先端の外径が、0.81xiであった
(実施例2) 芯材としては、実施例1と同様のものを用い、タングス
テン微粉末(粒径3〜4μりを45重量%含有するポリ
ウレタン(バンデックス0Tsooo、犬日本インキ株
式会社製)5%/THF溶液を用いてディッピングによ
り第1の合成樹脂層を形成させた。血管拡張部としては
、タングステン微粉末(粒径的3〜4μm1)を45重
量%含有するポリウレタン(パンデックス@ T−50
00  大日本インキ株式会社製)を用い、第7図に示
すような断面形状を有し、大径部の最大直径は、1.5
zmであり、大径部の長さは20xm、先端側のテーパ
ー部の先端の直径が0.46*x、長さは、10R11
、基端側のテーパー部の基端の直径が0、64zx、長
さが5111であって、長手方向に内径0、9+u+の
チューブ貫通孔を有するものを射出成型により作成し、
第1の合成樹脂層が形成された芯材の先端部に、溶剤(
THF)を用いて固着した。 ルーメンを形成するため
のチューブとして、ポリイミドにより形成した内径、0
.8z1、外径、0.9xxのチューブを用いた。この
チューブを、血管拡張部のチューブ貫通孔に貫通させ、
チューブの先端部分を貫通孔の先端側開口より外部に延
出させ、チューブの先端開口を金属ロッドで閉塞した。
さらに、貫通孔の基端部の開口より延出したチューブ部
分を、接着剤を用いて部分的に第1の合成樹脂層に仮固
着させ、ついで全体を前記と同様のポリウレタン5%/
THF溶液にデイ。
ピングすることにより第2の合成樹脂層を形成しチュー
ブを完全に固着した。第1の合成樹脂層と第2の合成樹
脂層のの合計肉厚は、最先端部分においては0.3xl
I、本体部では1.3貢x、基端部では2.5xxであ
った。また、上記の合成樹脂を用いて、ガラス型にて加
工することにより第6図に示すように、最先端部分かく
びれだ曲面形状に形成した。
さらに、血管拡張部の基端より先端側を、プラチナ微粉
末(粒径約3〜4μl)を60重量%含有するポリウレ
タン(パンデノクス” T−5000大日本インキ株式
会社製)75%/THF溶液を用いてディッピングによ
り被覆し、第3の合成樹脂層を形成した。第3の合成樹
脂層の肉厚は、Q、laxとした。
そして、芯材の基端にナイロンにより形成した、ハブを
嵌合し、嵌合面を接着剤を用いて固着した。
そして、先端部と基端部の外面に、テトラヒドロフラン
に20重量%となるように無水マレイン酸メチルビニル
エーテル共重合体を溶解した溶液を、上記のポリウレタ
ンにより形成された合成樹脂層の表面に塗布し、無水マ
レイン酸メチルビニルエーテル共重合体を固定し、潤滑
性表面を形成させ、第6図に示すような形状を有する本
発明の治療用器具を作成した。
この実施例の治療用器具は、全長が約1800+u+で
あり、本体部の外径が、1゜8xx、基端部の外径が、
6.0111+、最先端の外径が、0.813131で
あった。
(実施例3) 第1の線状体として、Ni−Ti合金(56原子%Ni
)を用いて、本体部の外径が、07■、長さが1200
厘11基端部の外径が、1. Oxx、長さが、300
■であって、先端部が先端に向かって縮径し、最先端の
外径が、150μl、先端部の長さが250rz、全長
1750x、wのものを用いた。
第2の線状体として、ステンレス11(SUS304)
を用いて、外径が、50μ瀧、先端部の長さが5011
のものを用い、第1の線状体の先端および第2の線状体
の基端をPdメツキした後、/%ンダ付して、芯材を作
成した。この芯材の表面にタングステン微粉末(粒径約
3〜4μR)を45%含有するポリウレタン(バンデッ
クス” T−5000、大日本インキ株式会社製)を押
し出し成形したものを被覆し、第1の合成樹脂層を形成
した。第1の合成樹脂層の最先端部分の肉厚は030肩
肩、本体部での肉厚は0.40xz、基端部での肉厚は
2.50xzとした。
血管拡張部としては、プラチナ微粉末(粒径約3〜4μ
肩)を30重量%含有するポリウレタン(パンデックス
@ T−5070,犬日本インキ株式会社製)を用い、
第2図に示すような断面形状を有し、大径部の最大直径
は、1.5xxであり、大径部の長さは20xx、先端
側のテーパー部の直径が0.461111、長さは、1
Ozx、基端側のテーパー部の直径が0.64zx、長
さが、5jvのものを射出成型により作成し、第1の合
成樹脂層が被覆された芯材の先端部近傍に、溶剤(TH
F)を用いて固着した。
さらに、血管拡張部の基端より先端側(第2の線状体を
除き)を、プラチナ微粉末(粒径約3〜4μ峠を60重
量%含有するポリウレやン(パンデソクス■T−500
0,大日本インキ株式会社製)の5%/THF溶液を用
いてキャスティングにより被覆し、第2の合成樹脂層を
形成した。第2の合成樹脂層の肉厚は、005■とlま
た。
そして、第2の線状体をプラチナにより形成したコイル
スプリング(線径120μ肩、スプリング外径0.81
z貢、長さ50jIz)にて被包し、第2の線状体の先
端をコイルスプリングの先端にロウ材により固着した。
また、コイルスプリングの基端部分を、合成樹脂層を除
去した第2の線状体にロウ材により固定した。
そして、先端部と基端部の合成樹脂層の外面に、テトラ
ヒドロフランに20重量%となるように無水マレイン酸
メチルビニルエーテル共重合体を溶解した溶液を、上記
のポリウレタンにより形成された合成樹脂層の表面に塗
布し、無水マレイン酸メチルビニルエーテル共重合体を
固定し、潤滑性表面を形成させ、第5図に示すような形
状を有する本発明の治療用器具を作成した。
この実施例の治療用器具は、全長が約180ozmであ
り、本体部の外径が、1.5xx、基端部の外径が、6
. Oxx、最先端の外径が、0.81xxであった。
(実施例4) 第1の線状体として、Ni−Ti合金(56原子%Ni
)を用いて、本体部の外径が、0,7I、長さが+20
0xx、基端部の外径が、1. Oxx、長さか、30
0xiであって、先端部が先端に向かって縮径し、最先
端の外径が、150μ度、先端部の長さが250xz、
全長1750zxのものを用いた。
第2の線状体として、ステンレスli[(SUS304
)を用いて、外径が、50μm、先端部の長さが50y
xのものを用い、第1の線状体の先端および第2の線状
体の基端をPdメ、キした後、ハンダ付して、芯材を作
成した。この芯材の表面にタングステン微粉末(粒径約
3〜4μl)を30重量%含有するポリウレタン(パン
デノクス■T−5000,大日本インキ株式会社製)を
ディッピ7ヶ′により被覆した。
血管拡張部としては、タングステン微粉末(粒径約3〜
4μりを30重量%含有するポリウレタン(パンデック
スe丁−5ooo、大日本インキ株式会社製)を用い、
第7図に示すような断面形状を有し、大径部の最大直径
は、1.5xiであり、大径部の長さは20xx、先端
側のテーパー部の直径が0.46i+i+、長さは、1
01度、基端側のテーパー部の直径が0.64zx、長
さが、5■であって、長手方向に内径0.91スのチュ
ーブ貫通孔を穿設したものを射出成型により作成し、第
1の合成樹脂層を形成した芯材の先端部近傍に、溶剤(
THF)を用いて固着した。
ルーメンを形成するためのチューブとして、ポリイミド
により形成した内径、O,Bzx、外径、0、9xxの
チューブを用いた。
このチューブを、血管拡張部のチューブ貫通孔に挿通し
、チューブの先端部分を貫通孔の先端側開口より外部に
延出させ、チューブの先端開口を金属ロッドで閉塞した
。さらに貫通孔の基端側の開口より延出したチューブ部
分を、接着剤を用いて部分的に第1の合成樹脂層に仮固
着した。さらに、全体を前記と同様のポリウレタン5%
/THF溶液にデイ・ノピングすることにより第2の合
成樹脂層を形成し、チューブを完全に固着した。第1の
合成樹脂層と第2の合成樹脂層の合計肉厚は、最先端部
分において03xz、本体部では1.3+u、基体部で
は2.5zzであった。
さらに、血管拡張部の基端より先端側(第2の線状体を
除き)を、プラチナ微粉末(粒径約3〜4μ峠を60重
量%含有するポリウレタン(パンデックス@ T−50
00,大日本インキ株式会社製)の5%/THF溶液を
用いて被覆し、第3の合成樹脂層を形成した。第3の合
成樹脂層の肉厚は、0.05度賞とした。
そして、第2の線状体をプラチナにより形成したコイル
スプリング(線径120μl、スプリング外径0.8L
l+z、長さ30贋l)にて被包し、第2の線状体の先
端をコイルスプリングの先端にロウ材により固着した。
また、コイルスプリングの基端部分を、合成樹脂層を除
去した第2の線状体にロウ材により固着した。
そして、芯材の基端にナイロンにより形成した、ハブを
嵌合し、該嵌合面を接着剤を用いて固着した。
そして、先端部と本体部の合成樹脂層の外面に、テトラ
ヒドロフランに2,0重量%となるように無水マレイン
酸メチルビニルエーテル共重合体を溶解した溶液を、上
記のポリウレタンにより形成された合成樹脂層の表面に
塗布し、無水マレイン酸メチルビニルエーテル共重合体
を固定し、潤滑性表面を形成させ、第1O図に示すよう
な形状を有する本発明の治療用器具を作成した。
この実施例の治療用器具は、全長が約1800+u+で
あり、本体部の外径が、1.8xz、基端部の外径が、
6. Ozx、最先端の外径が、0.81xzであった
[発明の効果] 本発明の虚血性疾患治療用器具は、芯材と、該芯材の先
端部に固定された血管拡張部とを有し、該血管拡張部は
、合成樹脂により中実に形成されており、かつ、該血管
拡張部は、大径部と該大径部より先端側に向かって縮径
するテーパー部とを有しているものであるので、従来の
拡張体カテーテルを用いた血管狭窄部の治療のように、
ガイドカテーテル、ガイドワイヤーそして拡張体カテー
テルの挿入という、繁雑作業を行う必要がなく、血管狭
窄部の治療を容易に行うことができる。
さらに、虚血性疾患治療用器具が、血管拡張部より先端
側にて開口し、かつ虚血性疾患治療用器具の後端部にて
開口するルーメンを有しているものであれば、治療用器
具の先端が血管狭窄部に到達した際、血管拡張部を狭窄
部に挿入する前に、狭窄部に血栓溶解剤を注入し、狭窄
部の狭窄物質をある程度軟化させた後に、血管拡張部を
狭窄部に挿入することができるので、血管狭窄部の治療
を確実かつ容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の虚血性疾患治療用器具の一実施例の
断面図、第2図は、第1図のI−1線断面図、第3図お
よび第4図は、本発明の虚血性疾患治療用器具の他の実
施例の血管拡張部における断面図、第5図は、本発明の
虚血性疾患治療用器具の他の実施例の断面図、第6図は
、本発明の虚血性疾患治療用器具の他の実施例の断面図
、第7図は、第6図の■−■線断面図、第8図および第
9図は、本発明の虚血性疾患治療用器具の他の実施例の
血管拡張部における断面図、第10図は、本発明の虚血
性疾患治療用器具の他の実施例の断面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯材と、該芯材の先端部に固定された血管拡張部
    とを有し、該血管拡張部は、合成樹脂により中実に形成
    されており、かつ、該血管拡張部は、大径部と該大径部
    より先端側に向かって縮径するテーパー部とを有してい
    ることを特徴とする虚血性疾患治療用器具。
  2. (2)前記芯材の先端部は、細径部となっている請求項
    1に記載の虚血性疾患治療用器具。
  3. (3)前記芯材は、先端に向かって縮径するテーパー部
    を有している請求項1に記載の虚血性疾患治療用器具。
  4. (4)前記芯材は、柔軟性を有する材質からなる第1の
    線状体と、該第1の線状体の先端部に接続され、塑性変
    形し易い材質からなる第2の線状体とにより構成されて
    いる請求項1ないし3のいずれかに記載の虚血性疾患治
    療用器具。
  5. (5)前記第1の線状体は、超弾性合金により形成され
    ている請求項4に記載の虚血性疾患治療用器具。
  6. (6)前記第2の線状体は、ステンレス鋼またはピアノ
    線により形成されている請求項4または5に記載の虚血
    性疾患治療用器具。
  7. (7)前記芯材は、合成樹脂にて被覆されている請求項
    1ないし6のいずれかに記載の虚血性疾患治療用器具。
  8. (8)前記血管拡張部の大径部の外表面には、長手方向
    に延びる溝が設けられている請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の虚血性疾患治療用器具。
  9. (9)前記虚血性疾患治療用器具は、前記血管拡張部付
    近にて開口し、かつ虚血性疾患治療用器具の後端部にて
    開口するルーメンを有している請求項1ないし8のいず
    れかに記載の虚血性疾患治療用器具。
  10. (10)前記虚血性疾患治療用器具の先端には、虚血性
    疾患治療用器具の誘導部が設けられている請求項1ない
    し9のいずれかに記載の虚血性疾患治療用器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08224249A (ja) * 1995-01-10 1996-09-03 Interventional Technol Inc 患者の血管内における狭搾部を切断しかつ拡張する装置およびその方法
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