JPH0491756A - 麺類の褐変防止剤およびその方法 - Google Patents
麺類の褐変防止剤およびその方法Info
- Publication number
- JPH0491756A JPH0491756A JP2206090A JP20609090A JPH0491756A JP H0491756 A JPH0491756 A JP H0491756A JP 2206090 A JP2206090 A JP 2206090A JP 20609090 A JP20609090 A JP 20609090A JP H0491756 A JPH0491756 A JP H0491756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noodles
- browning
- kojic acid
- sodium
- ascorbate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 235000012149 noodles Nutrition 0.000 title claims abstract description 41
- 230000002265 prevention Effects 0.000 title description 7
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title 1
- BEJNERDRQOWKJM-UHFFFAOYSA-N kojic acid Chemical compound OCC1=CC(=O)C(O)=CO1 BEJNERDRQOWKJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 27
- WZNJWVWKTVETCG-UHFFFAOYSA-N kojic acid Natural products OC(=O)C(N)CN1C=CC(=O)C(O)=C1 WZNJWVWKTVETCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 27
- 229960004705 kojic acid Drugs 0.000 claims abstract description 27
- PPASLZSBLFJQEF-RXSVEWSESA-M sodium-L-ascorbate Chemical compound [Na+].OC[C@H](O)[C@H]1OC(=O)C(O)=C1[O-] PPASLZSBLFJQEF-RXSVEWSESA-M 0.000 claims abstract description 11
- 235000019187 sodium-L-ascorbate Nutrition 0.000 claims abstract description 11
- 239000011755 sodium-L-ascorbate Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims 1
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract description 4
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 abstract description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 21
- CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N Ascorbic acid Chemical compound OC[C@H](O)[C@H]1OC(=O)C(O)=C1O CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N 0.000 description 18
- 235000009419 Fagopyrum esculentum Nutrition 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 13
- 229960005070 ascorbic acid Drugs 0.000 description 11
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 10
- 235000013312 flour Nutrition 0.000 description 9
- 241000219051 Fagopyrum Species 0.000 description 8
- 235000000069 L-ascorbic acid Nutrition 0.000 description 7
- 239000002211 L-ascorbic acid Substances 0.000 description 7
- 240000008620 Fagopyrum esculentum Species 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 6
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 6
- 239000012267 brine Substances 0.000 description 5
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 5
- HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M sodium;chloride;hydrate Chemical compound O.[Na+].[Cl-] HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 5
- 239000011668 ascorbic acid Substances 0.000 description 4
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 241000209140 Triticum Species 0.000 description 2
- 235000021307 Triticum Nutrition 0.000 description 2
- 235000010323 ascorbic acid Nutrition 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000011160 research Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 2
- 244000005894 Albizia lebbeck Species 0.000 description 1
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 1
- 235000015429 Mirabilis expansa Nutrition 0.000 description 1
- 244000294411 Mirabilis expansa Species 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 235000006694 eating habits Nutrition 0.000 description 1
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 1
- 235000021107 fermented food Nutrition 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 235000013536 miso Nutrition 0.000 description 1
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000003755 preservative agent Substances 0.000 description 1
- 235000014347 soups Nutrition 0.000 description 1
- 235000013555 soy sauce Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Noodles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野J
本発明は、日本そば、中華そば製造時に発生する褐変現
象を防止する製剤に関し、広く製麺業界で利用できる。
象を防止する製剤に関し、広く製麺業界で利用できる。
「従来の技術および問題点」
食生活の多様化に伴う麺類の需要は多く、流通における
コールドチェーンの発達によって、生そば、生中華麺等
が簡単に入手できるようになってきた。しかしこれらの
麺類は、保存中に褐変を生し、この色が本来の色と異な
るため、商品価値を失ってしまうという問題があった。
コールドチェーンの発達によって、生そば、生中華麺等
が簡単に入手できるようになってきた。しかしこれらの
麺類は、保存中に褐変を生し、この色が本来の色と異な
るため、商品価値を失ってしまうという問題があった。
この褐変は、高温で特に進み易く、−日で商品価値を失
う場合もある。これを解決するため、特許第11553
24号の「麺類の変質防止法j等もあるが、多様化する
麺類にすべて対応できるほど完全なものではない。また
、褐変を防止するための鮮度保持剤の添加や包装形態の
研究もなされている。
う場合もある。これを解決するため、特許第11553
24号の「麺類の変質防止法j等もあるが、多様化する
麺類にすべて対応できるほど完全なものではない。また
、褐変を防止するための鮮度保持剤の添加や包装形態の
研究もなされている。
しかしながら、上記した従来の方法では、褐変防止効果
が不十分であり、また多様化する麺類のすべてに対応で
きるほどの広範な効果は得られない。また、遮光、保冷
等による褐変防止方法もあるが、商品の性質上遮光して
内部が見えない状態での販売はむずかしく、保冷のみで
は効果が充分とはいえない。
が不十分であり、また多様化する麺類のすべてに対応で
きるほどの広範な効果は得られない。また、遮光、保冷
等による褐変防止方法もあるが、商品の性質上遮光して
内部が見えない状態での販売はむずかしく、保冷のみで
は効果が充分とはいえない。
「問題点を解決するための手段」
本発明者等は、上記問題点を解決するため鋭意研究をお
こなってきており、その糸口が、可食化合物である麹酸
にあることに以前から着目していた。麹酸は、味噌、醤
油等の発酵食品の製造時に使用される麹酸生産能を有す
る微生物によって生産され、従来より、様々な効果が期
待できることが知られている。例えば油脂の酸化防止(
特許第1152422号)や前述の麺類の変質防止(特
許第1155324号)等はその一例である。ところが
、本発明者等の度重なる追試によっても、これらの効果
が、麹酸単独での使用では実用的に充分になるまでには
至っていない。特に麺類の変質防止効果は実用には不十
分であることが分かった。
こなってきており、その糸口が、可食化合物である麹酸
にあることに以前から着目していた。麹酸は、味噌、醤
油等の発酵食品の製造時に使用される麹酸生産能を有す
る微生物によって生産され、従来より、様々な効果が期
待できることが知られている。例えば油脂の酸化防止(
特許第1152422号)や前述の麺類の変質防止(特
許第1155324号)等はその一例である。ところが
、本発明者等の度重なる追試によっても、これらの効果
が、麹酸単独での使用では実用的に充分になるまでには
至っていない。特に麺類の変質防止効果は実用には不十
分であることが分かった。
そこで本発明者等は、種々のシネルギストについて検討
を重ねた結果、L−アスコルビン酸ナトリウムが麹酸の
変質防止効果を相乗的に引き上げる作用を有することを
見出し、本発明を完成させるに至った。
を重ねた結果、L−アスコルビン酸ナトリウムが麹酸の
変質防止効果を相乗的に引き上げる作用を有することを
見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、麹酸とL−アスコルビン酸ナトリウ
ムを成分とする麺類の変質防止製剤であり、この製剤を
用いた麺類の変質防止方法である。本製剤を用いるには
種々の添加方法が取り得るが、通常は麺の製造時に加え
る水に、本製剤を溶解して麺を製造するのが好ましい。
ムを成分とする麺類の変質防止製剤であり、この製剤を
用いた麺類の変質防止方法である。本製剤を用いるには
種々の添加方法が取り得るが、通常は麺の製造時に加え
る水に、本製剤を溶解して麺を製造するのが好ましい。
なお、本発明製剤の溶液中には、必要に応じて他の添加
物を加えてもよい。麹酸およびL−アスコルビン酸ナト
リウムの麺類出来上がり重量に対する添加量はそれぞれ
0.05%以上が好ましい。005%以下の添加量では
期待する褐変防止効果が充分には得られない。また、麹
酸とL−アスコルビン酸ナトリウムの配合比率を1゜1
〜1・lOとすることで、充分な褐変防止効果が得られ
る。
物を加えてもよい。麹酸およびL−アスコルビン酸ナト
リウムの麺類出来上がり重量に対する添加量はそれぞれ
0.05%以上が好ましい。005%以下の添加量では
期待する褐変防止効果が充分には得られない。また、麹
酸とL−アスコルビン酸ナトリウムの配合比率を1゜1
〜1・lOとすることで、充分な褐変防止効果が得られ
る。
「発明の実施例」
以下に実施例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらによって限定されるものではない。
発明はこれらによって限定されるものではない。
(実施例1)
ソバ粉は製粉会社から購入した。通常−香粉と呼ばれる
白色の粉を用いた。ソバ粉のみではまとまりにくいので
、小麦粉(中力粉)を混合して生ソバを試作した。ソバ
粉と小麦粉を30部対70部の割合で混合し、32部の
製麺水をふりまぜ、よくこねてなめらかにする。これを
のし棒でのし、包丁で切ってソバ切り(生ソバ)とした
。製麺水として、対照区には水を、試験区1には0.1
%麹酸水溶液、試験区2には0.1%L−アスコルビン
酸Na水溶液、試験区3には0.1%麹酸とO1%L−
アスコルビン酸Na混合液を用いた。生ソバはトレーに
入れてラップ包装し、5℃および20℃に放置して観察
を行なった。表中の記号は、下記の基準にて評価したも
のである。
白色の粉を用いた。ソバ粉のみではまとまりにくいので
、小麦粉(中力粉)を混合して生ソバを試作した。ソバ
粉と小麦粉を30部対70部の割合で混合し、32部の
製麺水をふりまぜ、よくこねてなめらかにする。これを
のし棒でのし、包丁で切ってソバ切り(生ソバ)とした
。製麺水として、対照区には水を、試験区1には0.1
%麹酸水溶液、試験区2には0.1%L−アスコルビン
酸Na水溶液、試験区3には0.1%麹酸とO1%L−
アスコルビン酸Na混合液を用いた。生ソバはトレーに
入れてラップ包装し、5℃および20℃に放置して観察
を行なった。表中の記号は、下記の基準にて評価したも
のである。
褐変なし
±、やや褐変あり
十 褐変あり
刊 褐変の進んだもの
第1表(保存温度20℃)
1日目
対照区 士
試験区l
試験区2
試験区3
第2表(保存温度5℃)
2日目 4日目 7日目
対照区 + n 44試験区1
− 士 士 試験区2 − ± + 試験区3 第1表および第2表に示すように、麹酸とL−アスコル
ビン酸Na混合液を添加した試験区3が生ソバの褐変を
防止した。特に低温状態の方が効果があった。
− 士 士 試験区2 − ± + 試験区3 第1表および第2表に示すように、麹酸とL−アスコル
ビン酸Na混合液を添加した試験区3が生ソバの褐変を
防止した。特に低温状態の方が効果があった。
(実施例2)
小麦粉は中力粉を用い、常法に従ってかん木を扮100
部に対して35部加えて混合し、熟成後のし棒でのし、
包丁で切って生中華麺とした。対照区にはただのかん水
(対粉1%量を水に溶かしたもの)、試験区lには麹酸
0.1%濃度にしたかん水、試験区2にはL−アスコル
ビン酸NaO,]%濃度にしたかん水、試験区3には麹
酸とL−アスコルビン酸NaをそれぞれO1%濃度にし
たかん水を用いた、各区の生中華麺は、トレーに入れて
ラップ包装し、5℃に放置して観察を行なった。また、
同様に製麺したものを、常法により蒸してむし中華麺と
し、これも冷却後トレーに入れてラップ包装し、同じく
5℃に放置して観察を行なった。観察結果の評価は、実
施例1に準じる。
部に対して35部加えて混合し、熟成後のし棒でのし、
包丁で切って生中華麺とした。対照区にはただのかん水
(対粉1%量を水に溶かしたもの)、試験区lには麹酸
0.1%濃度にしたかん水、試験区2にはL−アスコル
ビン酸NaO,]%濃度にしたかん水、試験区3には麹
酸とL−アスコルビン酸NaをそれぞれO1%濃度にし
たかん水を用いた、各区の生中華麺は、トレーに入れて
ラップ包装し、5℃に放置して観察を行なった。また、
同様に製麺したものを、常法により蒸してむし中華麺と
し、これも冷却後トレーに入れてラップ包装し、同じく
5℃に放置して観察を行なった。観察結果の評価は、実
施例1に準じる。
第3表(生中華麺)
1日目 2日目 4日目 6日目
対照区 士 + に ■試験区1 −
± + +試験区2 − +
++ ++試験区3 第4表(むし中華麺) 】日月 2日目 対照区 士 十 試験区l 試験区2 − ± 試験区3 生中華麺、むし中華麺共、 3日目 4日目 ++ 七 ± + + 什 試験区3だけ可食期 間の褐変防止効果が得られた。また、予期せぬ現象であ
ったが、試験区1の麹酸だけのかん水を用いた麺は、調
理後スープの中で、いわゆる[のび1時間を著しく延長
させた。
± + +試験区2 − +
++ ++試験区3 第4表(むし中華麺) 】日月 2日目 対照区 士 十 試験区l 試験区2 − ± 試験区3 生中華麺、むし中華麺共、 3日目 4日目 ++ 七 ± + + 什 試験区3だけ可食期 間の褐変防止効果が得られた。また、予期せぬ現象であ
ったが、試験区1の麹酸だけのかん水を用いた麺は、調
理後スープの中で、いわゆる[のび1時間を著しく延長
させた。
(実施例3)
生ソバを実施例1と同様の方法で調理し、その後加湿し
ながら乾燥を行ない、乾麺とした。このとき対照区には
水を用い、処理区には麹酸とI、−アスコルビン酸Na
の添加量を変えた水滴液を用いた。添加量は、0.O1
%〜1.0%とした。調理後、各区の乾麺をポリ袋に入
れ20℃に放置して観察を行なったところ、第5表のよ
うな結果になった。
ながら乾燥を行ない、乾麺とした。このとき対照区には
水を用い、処理区には麹酸とI、−アスコルビン酸Na
の添加量を変えた水滴液を用いた。添加量は、0.O1
%〜1.0%とした。調理後、各区の乾麺をポリ袋に入
れ20℃に放置して観察を行なったところ、第5表のよ
うな結果になった。
観察結果の評価は、実施例1に準しる。表中、Aは麹酸
、BはL−アスコルビン酸Naを示す6(以下余白) 第5表 経 過 日 数A337153
0 対μs区−−−−−1−++++ に 処理区1 0.01% 0旧% ± + 十 軒処理区
2 0.05% 0.05% −−士 士処理区3 0
−1’% 0.1% 処理区40.5% 0.5% 処理区51.0% 1.0% この結果から、麹酸とL−アスコルビン酸Naの添加量
が0.05%以上で、充分に褐変防止効果が得られるこ
とが分かった。
、BはL−アスコルビン酸Naを示す6(以下余白) 第5表 経 過 日 数A337153
0 対μs区−−−−−1−++++ に 処理区1 0.01% 0旧% ± + 十 軒処理区
2 0.05% 0.05% −−士 士処理区3 0
−1’% 0.1% 処理区40.5% 0.5% 処理区51.0% 1.0% この結果から、麹酸とL−アスコルビン酸Naの添加量
が0.05%以上で、充分に褐変防止効果が得られるこ
とが分かった。
(実施例4)
実施例1と同様の方法で生ソバを調整した。対照区には
水を用い、処理区には、麹酸0,05%〜0.5%、L
−アスコルビン酸Na0505%〜1.0%の水滴液を
用いて配合比率の検討を行なった。生ソバはトレーに入
れてラップ包装し、5℃に放置して観察を行なったとこ
ろ、第6表のような結果になった6観察結果の評価は、
実施例1に準じる。表中、Aは麹酸、BはL−アスコル
ビン酸Naを示す。
水を用い、処理区には、麹酸0,05%〜0.5%、L
−アスコルビン酸Na0505%〜1.0%の水滴液を
用いて配合比率の検討を行なった。生ソバはトレーに入
れてラップ包装し、5℃に放置して観察を行なったとこ
ろ、第6表のような結果になった6観察結果の評価は、
実施例1に準じる。表中、Aは麹酸、BはL−アスコル
ビン酸Naを示す。
第6表 経過日数
A B 247 比率
対詔区 −−−−+4−+ H
処理区1 0.1% 0.05% −士 ± 2=1
処理区2 0.1% 0.1% −−± 11処理
区301% 0.5% −−一15処理区40,1
% LO% −−−1:1.0処理区5005%
0.1% −−± 12処理区60,5% 01%
−−± 5.1観察の結果、麹酸対[−アスコルビ
ン酸Naの配合比率が、11〜1・10て褐変防止効果
が得られ、特にl 5で添加するときに高い効果がある
ことが分かった。
処理区2 0.1% 0.1% −−± 11処理
区301% 0.5% −−一15処理区40,1
% LO% −−−1:1.0処理区5005%
0.1% −−± 12処理区60,5% 01%
−−± 5.1観察の結果、麹酸対[−アスコルビ
ン酸Naの配合比率が、11〜1・10て褐変防止効果
が得られ、特にl 5で添加するときに高い効果がある
ことが分かった。
「発明の効果」
以上のように、本発明製剤を麺類の製造時に添加すると
、麹酸またはL−アスコルビン酸ナトリウムをそれぞれ
単独で添加したときに比べ、著しく強力に麺類の褐変を
防止することができた。
、麹酸またはL−アスコルビン酸ナトリウムをそれぞれ
単独で添加したときに比べ、著しく強力に麺類の褐変を
防止することができた。
Claims (3)
- (1)麹酸およびL−アスコルビン酸ナトリウムを成分
とすることを特徴とする麺類の褐変防止剤。 - (2)上記褐変防止剤を麺類に用いるに際し、麺類出来
上がり重量に対する麹酸とL−アスコルビン酸ナトリウ
ムの添加量を、それぞれ0.05%以上とすることを特
徴とする麺類の褐変防止方法。 - (3)麺類に添加する麹酸対L−アスコルビン酸ナトリ
ウムの配合比率が1:1〜1:10である請求項2に記
載の麺類の褐変防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2206090A JPH0491756A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 麺類の褐変防止剤およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2206090A JPH0491756A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 麺類の褐変防止剤およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491756A true JPH0491756A (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=16517649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2206090A Pending JPH0491756A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 麺類の褐変防止剤およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0491756A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5826805A (en) * | 1996-02-29 | 1998-10-27 | Trinity Industrial Corporation | Electrostatic coating machine |
JP2012010658A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Saitama Prefecture | 品質保持剤およびその用途 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746825A (en) * | 1979-09-24 | 1982-03-17 | Haadouitsuku Uindoru Aran | Method of joining two surface |
JPS63269942A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-08 | Seiwa Kasei Kk | 食品のチロシナ−ゼ抑制剤 |
JPH0231661A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-01 | Seiwa Kasei Kk | 食品の退色防止剤及び退食防止方法 |
-
1990
- 1990-08-03 JP JP2206090A patent/JPH0491756A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746825A (en) * | 1979-09-24 | 1982-03-17 | Haadouitsuku Uindoru Aran | Method of joining two surface |
JPS63269942A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-08 | Seiwa Kasei Kk | 食品のチロシナ−ゼ抑制剤 |
JPH0231661A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-01 | Seiwa Kasei Kk | 食品の退色防止剤及び退食防止方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5826805A (en) * | 1996-02-29 | 1998-10-27 | Trinity Industrial Corporation | Electrostatic coating machine |
JP2012010658A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Saitama Prefecture | 品質保持剤およびその用途 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0491756A (ja) | 麺類の褐変防止剤およびその方法 | |
JPH0577709B2 (ja) | ||
JPH0491757A (ja) | 茶ソバの褪色防止剤 | |
JPH0367565A (ja) | 鉄分強化食品 | |
JPH10201440A (ja) | 麺類の製造法 | |
JPH01202250A (ja) | センター生地の製造方法 | |
DE60027457T2 (de) | Kuehlschrankstabiles pastoeses rohes lebensmittelprodukt | |
JPS596836A (ja) | 漬物の品質改良法および品質改良用組成物 | |
JPS63157948A (ja) | 麺類の製造方法と麺類製造用プレミツクス粉 | |
JPS6324866A (ja) | 麺及びその製造方法 | |
JPS61265067A (ja) | アミノ酸一糖類合剤組成物 | |
JPH0257153A (ja) | わかめ麺類の製造方法 | |
JPS63157950A (ja) | 麺用改良剤および改良された麺用小麦粉 | |
JPH02273149A (ja) | 生ソバの褐変防止方法 | |
JPS6133540B2 (ja) | ||
JPH01289458A (ja) | 中華麺及びその製造方法 | |
JPS5851881A (ja) | 食品の保存方法 | |
JPH04200363A (ja) | 麺用抗菌剤 | |
JPH04349864A (ja) | かぼちゃ入りの麺 | |
JPS6181764A (ja) | めん類,パン類などに好適な添加物の製法 | |
US220527A (en) | Improvement in yeast compounds | |
JPH07255401A (ja) | 麺類の品質改良剤、麺類の製造法及び麺用小麦粉組成物 | |
JPS6248348A (ja) | めん類 | |
JPH05268896A (ja) | そば類の黒変防止剤及び黒変を防止されたそば類 | |
JPH04352776A (ja) | アスコルビン酸の安定化方法 |