JPS596836A - 漬物の品質改良法および品質改良用組成物 - Google Patents
漬物の品質改良法および品質改良用組成物Info
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- JPS596836A JPS596836A JP57115990A JP11599082A JPS596836A JP S596836 A JPS596836 A JP S596836A JP 57115990 A JP57115990 A JP 57115990A JP 11599082 A JP11599082 A JP 11599082A JP S596836 A JPS596836 A JP S596836A
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- Japan
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- pickles
- glutathione
- acid
- pickled
- ascorbic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は漬物の品質改良法および品質改良用組成物に関
する。
する。
漬物は薩菜あるいは果実を原料とし塩漬、糠漬、沢庵漬
、こうじ漬、醤油漬、粕漬、酢漬などをおこなって得ら
れるものであり、古くから親しまれている食品である。
、こうじ漬、醤油漬、粕漬、酢漬などをおこなって得ら
れるものであり、古くから親しまれている食品である。
漬物の商品的特性の一つとして保存性の高いことと同時
に良好な品質を長く維持することが要求される。
に良好な品質を長く維持することが要求される。
ところが、一般に保存中の漬物は、程度の差はあるもの
の、品質上の変化が起と抄、なかでも色調の悪変は漬物
の商品価値を著しく下げるものとして当業界にとシ、長
年にわたシ検討課題となっている。このような色調の変
化を受けやすい漬物の例としては、自涜、べったら漬、
着色濱などの沢庵漬、千枚漬、らっきょう漬などの根菜
漬などが挙げられ、どれらの漬物は保存中に褐色あるい
は黒色に変化するという欠点を有している。このために
、現在のところ変色防止剤として有機酸(例、クエン酸
、乳酸、酢酸、フマール酸)、金属イオン封鎖剤(例、
ポリリン酸、)゛イチン酸)、酸化防止剤(例、アスコ
ルビン酸、トコフェロ−y)などが使用されているが、
満足な効果が得られていない。
の、品質上の変化が起と抄、なかでも色調の悪変は漬物
の商品価値を著しく下げるものとして当業界にとシ、長
年にわたシ検討課題となっている。このような色調の変
化を受けやすい漬物の例としては、自涜、べったら漬、
着色濱などの沢庵漬、千枚漬、らっきょう漬などの根菜
漬などが挙げられ、どれらの漬物は保存中に褐色あるい
は黒色に変化するという欠点を有している。このために
、現在のところ変色防止剤として有機酸(例、クエン酸
、乳酸、酢酸、フマール酸)、金属イオン封鎖剤(例、
ポリリン酸、)゛イチン酸)、酸化防止剤(例、アスコ
ルビン酸、トコフェロ−y)などが使用されているが、
満足な効果が得られていない。
本発明者らはこうした状況に鑑み、アスコルビン酸類お
よびシスティン類またはグルタチオン類を併用して漬物
を製造したところ、著しく変色が防止され、その結果良
好な品質の漬物が得られることを見い出し、これに甚づ
いてさらに研究した結果、本発明を完成するに至った。
よびシスティン類またはグルタチオン類を併用して漬物
を製造したところ、著しく変色が防止され、その結果良
好な品質の漬物が得られることを見い出し、これに甚づ
いてさらに研究した結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は(1)漬液に、7スコルビン酸類お
よびシスティン類または/およびグルタチオン類を含有
せしめることを特徴とする漬物の品質改良法、および(
2)アスコルビン酸類または/およびシスティン類を含
有してなる漬物品質改良用組成物である。
よびシスティン類または/およびグルタチオン類を含有
せしめることを特徴とする漬物の品質改良法、および(
2)アスコルビン酸類または/およびシスティン類を含
有してなる漬物品質改良用組成物である。
本発明で対象とする漬物は、常法にょシ、龍菜あるいけ
果実を原料とし塩漬、糠漬、こうじ清、沢庵漬、粕漬、
i!’jl=涜などをおこなうものが挙げられるが、と
りわけその外観が白色または黄色系のものに適用すると
顕著な効果が奏せられる。具体的な漬物の例としては、
沢庵漬(例、自涜、べったら漬、着色漬)、根菜漬(例
、千枚漬、らっきょう涜)などが挙げられる。
果実を原料とし塩漬、糠漬、こうじ清、沢庵漬、粕漬、
i!’jl=涜などをおこなうものが挙げられるが、と
りわけその外観が白色または黄色系のものに適用すると
顕著な効果が奏せられる。具体的な漬物の例としては、
沢庵漬(例、自涜、べったら漬、着色漬)、根菜漬(例
、千枚漬、らっきょう涜)などが挙げられる。
本発明で使用するアスコルビン酸類としては、L−アス
コルビン酸、エリソルビン酸あるいはこれらのナトリウ
ム塩が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用し
てもよい。
コルビン酸、エリソルビン酸あるいはこれらのナトリウ
ム塩が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用し
てもよい。
システィン類としては、たとえばシスナイン。
その塩類、シスナインを含有するケラチン加水分解物等
が挙げられ、これらの1捕またけ2種以−にを使用して
もよい。
が挙げられ、これらの1捕またけ2種以−にを使用して
もよい。
グルタチオン類としては、たとえばグルタチオン、グル
タチオンを含有するイースト粉末あるいは殻物胚芽粉末
等の天然物が挙げられ、とれらの1種または2種以上を
使用してもよい。
タチオンを含有するイースト粉末あるいは殻物胚芽粉末
等の天然物が挙げられ、とれらの1種または2種以上を
使用してもよい。
なお、本発明を行なうにあたっては、さらに酒石酸類を
配合してもよい。該酒石酸類としては、たとえばd−酒
石酸、dト酒石酸、1−酒石酸、メゾ酒石酸などあるい
はこれらのナトリウ項、カリウム塩、アンモニウム塩、
カルシウム塩などの塩類の1種または2種以上を使用す
ることができ、特にd−酒石酸水素カリウム、dJ−酒
石酸水素カリウム、d−酒石酸ナトリウム、dノー酒石
酸ナトリウムが好ましく用いられる。
配合してもよい。該酒石酸類としては、たとえばd−酒
石酸、dト酒石酸、1−酒石酸、メゾ酒石酸などあるい
はこれらのナトリウ項、カリウム塩、アンモニウム塩、
カルシウム塩などの塩類の1種または2種以上を使用す
ることができ、特にd−酒石酸水素カリウム、dJ−酒
石酸水素カリウム、d−酒石酸ナトリウム、dノー酒石
酸ナトリウムが好ましく用いられる。
本発明方法における漬物の品質改良効果は、漬液にアス
コルビン酸類およびシスティン類または/およびグルタ
チオン類を含有せしめることによって発揮される。
コルビン酸類およびシスティン類または/およびグルタ
チオン類を含有せしめることによって発揮される。
ここで漬液とは漬物の製造段階あるいは製造後3−
において、アスコルビン酸類およびシスティン類または
/およびグルタチオン類を可溶化せしめ、漬物原料もし
くは漬物に接触可能な全ての液をいう。漬液の具体例と
しては漬物製造における適宜の工程、たとえば下漬(荒
漬)、中漬および本漬または仕上液等において使用され
る水、食塩水、調味液などの各種液、漬込中に漬物原料
から浸出する液、あるいは仕上り漬物の包装中に存する
液などが皐げられ、アスコルビン酸類およびシスティン
類または/およびグルタチオン類は、とれら漬液の少な
くとも1種に含有せしめる。
/およびグルタチオン類を可溶化せしめ、漬物原料もし
くは漬物に接触可能な全ての液をいう。漬液の具体例と
しては漬物製造における適宜の工程、たとえば下漬(荒
漬)、中漬および本漬または仕上液等において使用され
る水、食塩水、調味液などの各種液、漬込中に漬物原料
から浸出する液、あるいは仕上り漬物の包装中に存する
液などが皐げられ、アスコルビン酸類およびシスティン
類または/およびグルタチオン類は、とれら漬液の少な
くとも1種に含有せしめる。
アスコルビン酸類およびシスティン類または/およびグ
ルタチオン類の添加量は、漬物の種類や添加時期によつ
−〔異なるが、通常はアスコルビン酸類を漬物原料の仕
込量に対して1回当り約0゜005〜2重量%、好まし
くは約0.01〜0゜5重量%と、システィン類または
/およびグルタチオン類を漬物原料の仕込量に対して1
回当シ約0゜005〜1重量%、好ましくは約0.01
〜0.5重量%となるように含有せしめるのがよい。す
な4− わち、アスコルビン酸類の場合、添加量がo、005重
量%未満では本発明の目的とする変色防止効果が得られ
にくく、2重量%を越えると、逆に変色がおこシやすく
、またシスティン類ま九は/およびグルタチオン類の場
合、添加量が0.005重量%未満では本発明の目的と
する変色防止効果が得られにくく、1重量%を越えると
、風味的に好ましくない。
ルタチオン類の添加量は、漬物の種類や添加時期によつ
−〔異なるが、通常はアスコルビン酸類を漬物原料の仕
込量に対して1回当り約0゜005〜2重量%、好まし
くは約0.01〜0゜5重量%と、システィン類または
/およびグルタチオン類を漬物原料の仕込量に対して1
回当シ約0゜005〜1重量%、好ましくは約0.01
〜0.5重量%となるように含有せしめるのがよい。す
な4− わち、アスコルビン酸類の場合、添加量がo、005重
量%未満では本発明の目的とする変色防止効果が得られ
にくく、2重量%を越えると、逆に変色がおこシやすく
、またシスティン類ま九は/およびグルタチオン類の場
合、添加量が0.005重量%未満では本発明の目的と
する変色防止効果が得られにくく、1重量%を越えると
、風味的に好ましくない。
上記および以下の記載において、漬物原料の仕込量とは
漬物を製造するに際し使用する龍菜または果実の仕込量
をいい、その他の副材料(例、調味料、水、糠など)の
仕込量は含まれないものとスル。アスコルビン酸類およ
びシスティン類を九は/およびグルタチオン類の添加形
態は各々単独に、あるいは予じめ一定の割合で混合した
組成物のいずれでも採用できる。通常は作業性の面から
グルタチオン類の含有割合は、前述の各添加量の範囲か
ら適宜選択されるが、通常はアスコμビン酸類1重呈部
に対しシスティン類または/およびグルタチオ7類約0
.1〜10重量部、好ましくは約0.2〜5重量部の割
合である。かくして得られた組成物は漬物の種類等に応
じて漬物原料に対し1回当り約0.02〜2重量優添加
するのが好ましい。
漬物を製造するに際し使用する龍菜または果実の仕込量
をいい、その他の副材料(例、調味料、水、糠など)の
仕込量は含まれないものとスル。アスコルビン酸類およ
びシスティン類を九は/およびグルタチオン類の添加形
態は各々単独に、あるいは予じめ一定の割合で混合した
組成物のいずれでも採用できる。通常は作業性の面から
グルタチオン類の含有割合は、前述の各添加量の範囲か
ら適宜選択されるが、通常はアスコμビン酸類1重呈部
に対しシスティン類または/およびグルタチオ7類約0
.1〜10重量部、好ましくは約0.2〜5重量部の割
合である。かくして得られた組成物は漬物の種類等に応
じて漬物原料に対し1回当り約0.02〜2重量優添加
するのが好ましい。
また、酒石酸類を配合する場合の量は、漬物原料の仕込
量に対して1回当り約0.005〜1重量%程度、好ま
しくは約0.01〜0.5重量%程度となるように含有
せしめるのが良い。組成物中のアスコルビン酸類、Vス
ティン類または/およびグルタチオン類および酒石酸類
の含有割合は、前述の各添加量の範囲から適宜選択され
るが、通常はアスコルビン酸類1重量部に対しシスティ
ン類または/およびグルタチオ7類約0.1〜10重量
部、好ましくは約0.2〜5重量部、および酒石酸類約
o、i〜10重量部、好ましくは約0.2〜5重量部の
割合である。
量に対して1回当り約0.005〜1重量%程度、好ま
しくは約0.01〜0.5重量%程度となるように含有
せしめるのが良い。組成物中のアスコルビン酸類、Vス
ティン類または/およびグルタチオン類および酒石酸類
の含有割合は、前述の各添加量の範囲から適宜選択され
るが、通常はアスコルビン酸類1重量部に対しシスティ
ン類または/およびグルタチオ7類約0.1〜10重量
部、好ましくは約0.2〜5重量部、および酒石酸類約
o、i〜10重量部、好ましくは約0.2〜5重量部の
割合である。
本発明における漬物の変色防止効果はメタリン酸すYリ
ウム、ポリリン酸ナトリウム、ブイチン酸、クエン酸’
J1#ンウム、クエン酸ナトリウムなどの金属イオン封
鎖剤、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸、フマール酸な
どの有機酸、トコフェロールなどの酸化防止剤の1種も
しくは2種以上を共存させることによって、さらに増強
されうる。
ウム、ポリリン酸ナトリウム、ブイチン酸、クエン酸’
J1#ンウム、クエン酸ナトリウムなどの金属イオン封
鎖剤、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸、フマール酸な
どの有機酸、トコフェロールなどの酸化防止剤の1種も
しくは2種以上を共存させることによって、さらに増強
されうる。
本発明方法を適用した漬物は通常の方法により製造した
ものに比較して、保存後も、食味、食感的に悪影響が認
められず、かっ褐変、黒変などの(以下全白) −’/ − 変色がすくないものであり、品質上極めて好ましいもの
である。
ものに比較して、保存後も、食味、食感的に悪影響が認
められず、かっ褐変、黒変などの(以下全白) −’/ − 変色がすくないものであり、品質上極めて好ましいもの
である。
以下に実験例および実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
実施例
紀州大根を洗浄後、剥皮し、大根に対して10%の食塩
を添加し、クエン酸および第ニリン酸ナトリウムで漬液
のpl(を4.5に調節し1日清込んだ(下漬け)。次
に1%の食塩で漬替えし、1日清込んだ(中漬け)。中
漬大根26kgに調味フスマ漬床4.5kg(フスマ1
5kg、食塩zlrg、サッカリンナトリウム50f、
甘草エキス200f、D−ソルビット液6kg、飲料乳
酸15(1,調味料1 kg 、アルコ−μ調味料2.
2kg、焼酎1kg、糊料製剤2 kgの組成で製造し
たもの)の割合で加え5日間漬込んだ(本漬)。本早漬
沢おん製造工程において、下漬けおよび中漬は時にそれ
ぞれ第1表に示す各種の添加物を添加し、合せて5種の
早漬たくあんを作った。得られた各早漬沢あんを15℃
で保存し、それらの外観を、測色色差計8− により、刺激値(x、y、z)直読方法により、三刺激
値1.Y、Zを測定した。
を添加し、クエン酸および第ニリン酸ナトリウムで漬液
のpl(を4.5に調節し1日清込んだ(下漬け)。次
に1%の食塩で漬替えし、1日清込んだ(中漬け)。中
漬大根26kgに調味フスマ漬床4.5kg(フスマ1
5kg、食塩zlrg、サッカリンナトリウム50f、
甘草エキス200f、D−ソルビット液6kg、飲料乳
酸15(1,調味料1 kg 、アルコ−μ調味料2.
2kg、焼酎1kg、糊料製剤2 kgの組成で製造し
たもの)の割合で加え5日間漬込んだ(本漬)。本早漬
沢おん製造工程において、下漬けおよび中漬は時にそれ
ぞれ第1表に示す各種の添加物を添加し、合せて5種の
早漬たくあんを作った。得られた各早漬沢あんを15℃
で保存し、それらの外観を、測色色差計8− により、刺激値(x、y、z)直読方法により、三刺激
値1.Y、Zを測定した。
次式によシ黄変度(△yr)を求めた結果を第1表に示
す。
す。
*t、、s < YI)= 10−OH= Fリ−リニ
−0−6−Q黄変度(△YI) = YニーYI。
−0−6−Q黄変度(△YI) = YニーYI。
YI:試料の保存後の黄色度
Y工o:試料の保存前の黄色度
第1表
とを示す。
第1表の結果から明らかなように、アスコルビン酸1重
猷部に対しL−システィンを0−03重M部併用した盃
(2)ではアスコルビン酸単独(1(i))の場合と黄
変度すなわち変色程度はほとんど差がないが、本発明区
である庖(3)〜(5)では明らかに併用効果が認めら
れ、保存中の変色を著しく抑制した。
猷部に対しL−システィンを0−03重M部併用した盃
(2)ではアスコルビン酸単独(1(i))の場合と黄
変度すなわち変色程度はほとんど差がないが、本発明区
である庖(3)〜(5)では明らかに併用効果が認めら
れ、保存中の変色を著しく抑制した。
実施例/
実験例/に記載した早漬たくあんの製造工程において、
下漬けおよび中漬は時に第2表に示す各添加物をそれぞ
れ添加して、6種の早漬たくあんを作った。得られた各
早涜たくあんを15℃で保存し、実1験例/と同様な方
法で黄変度(△YI)を測定した。
下漬けおよび中漬は時に第2表に示す各添加物をそれぞ
れ添加して、6種の早漬たくあんを作った。得られた各
早涜たくあんを15℃で保存し、実1験例/と同様な方
法で黄変度(△YI)を測定した。
(y又丁保・白)
11−
第2表
注1) FA7II]lkは大根原料の仕込量に対する
重量%を示す。
重量%を示す。
注2)表中の数[(黄変度)は小さい程変色が少ないこ
とを示す。
とを示す。
第2表の結果から明らかなように、アスコルビン酸類と
L−システィンあるいはグルタチオンを併用した本発明
区は、それぞれ単独の場合より保存後の黄変度が小さく
、明らかに変色が少ないことが認められた。なお肉眼観
察によっても、この12− 差は明確にui識された。
L−システィンあるいはグルタチオンを併用した本発明
区は、それぞれ単独の場合より保存後の黄変度が小さく
、明らかに変色が少ないことが認められた。なお肉眼観
察によっても、この12− 差は明確にui識された。
実施例!
練馬系大根を水洗後、約8%の食塩で3日間下漬をおこ
ない、次いで1%の食塩で10日間中漬をおこない、そ
の塩蔵大根30kgにフスマ1kg。
ない、次いで1%の食塩で10日間中漬をおこない、そ
の塩蔵大根30kgにフスマ1kg。
ソルビット液500g、調味料110g、食塩15g、
水2.5J、甘草エキス2(lのフスマ床に漬込んで(
本漬)、本漬沢庵をつくった。
水2.5J、甘草エキス2(lのフスマ床に漬込んで(
本漬)、本漬沢庵をつくった。
上記の製造工程において、下漬、中漬、本漬工程でそれ
ぞれ原料大根の仕込量に対してL−アスコルビン酸0.
1%のみ、システィン0.1%のみ、L−アスコルビン
酸0.1重Mおよびシスティン0.05%を加え九沢庵
をそれぞれつくった。得られた各沢庵を15℃で1力月
保存した結果、L−アスコルビン酸およびンステイン添
加品(本発明区)の外観はL−アスコルビン酸のみ、シ
スティンのみの各添加量と比較して褐寛がすくなく、外
観的に好ましいものであり九。
ぞれ原料大根の仕込量に対してL−アスコルビン酸0.
1%のみ、システィン0.1%のみ、L−アスコルビン
酸0.1重Mおよびシスティン0.05%を加え九沢庵
をそれぞれつくった。得られた各沢庵を15℃で1力月
保存した結果、L−アスコルビン酸およびンステイン添
加品(本発明区)の外観はL−アスコルビン酸のみ、シ
スティンのみの各添加量と比較して褐寛がすくなく、外
観的に好ましいものであり九。
実施例3
かぶらの皮をむき、輪切すしたのち、4第の食塩で1日
下潰し、次に1%の食塩で2日間中漬した塩蔵品30k
gに対して食塩100g、味りん90(1,食酢900
gを加え本漬をおこない千枚漬をつくった。本製造工程
において下漬、中漬、本漬の各工程で、それぞれかぶら
の原料仕込量に対してL−アスコルビン酸ナトリウム帆
05%のみ、グルタチオン0.1%のみ、L−アスコル
ビン酸ナトリウム帆05%およびグルタチオン0.1優
をそれぞれ加えて千枚漬をつくシ、冷蔵状態で2力月保
存した。その結果、L−アスコルビン酸ナトリウムおよ
びグルタチオン(本発明区)の外観はL−アスコルビン
酸のみ、グルタチオンのみの各添加量と比較して黒変が
すくなく、外観的に優れていた。
下潰し、次に1%の食塩で2日間中漬した塩蔵品30k
gに対して食塩100g、味りん90(1,食酢900
gを加え本漬をおこない千枚漬をつくった。本製造工程
において下漬、中漬、本漬の各工程で、それぞれかぶら
の原料仕込量に対してL−アスコルビン酸ナトリウム帆
05%のみ、グルタチオン0.1%のみ、L−アスコル
ビン酸ナトリウム帆05%およびグルタチオン0.1優
をそれぞれ加えて千枚漬をつくシ、冷蔵状態で2力月保
存した。その結果、L−アスコルビン酸ナトリウムおよ
びグルタチオン(本発明区)の外観はL−アスコルビン
酸のみ、グルタチオンのみの各添加量と比較して黒変が
すくなく、外観的に優れていた。
実施例り
紀州大根を水洗後、剥皮し大根に対して10%の食塩を
添加して1日下漬をおこない、次いで1%の食塩で2日
間中漬をおこない、この塩蔵大根10kgK対し、各種
調味料を実験例1FC記載した割合で加え5日間漬込ん
で早漬たくあんをつくった。本早漬たくあんの製造工程
において下漬および中漬時にそれぞれ原料大根Ω仕込量
に対して、L−アスコルビン酸0.1%およびシスティ
ン0.051又はL−アスコルビン酸0.1粥、システ
ィン0.05%および酒石酸水素カリウム0.05%を
加えたたくあんをそれぞれつくった。
添加して1日下漬をおこない、次いで1%の食塩で2日
間中漬をおこない、この塩蔵大根10kgK対し、各種
調味料を実験例1FC記載した割合で加え5日間漬込ん
で早漬たくあんをつくった。本早漬たくあんの製造工程
において下漬および中漬時にそれぞれ原料大根Ω仕込量
に対して、L−アスコルビン酸0.1%およびシスティ
ン0.051又はL−アスコルビン酸0.1粥、システ
ィン0.05%および酒石酸水素カリウム0.05%を
加えたたくあんをそれぞれつくった。
得られた各たくあんを15℃で20日間保存しり結果、
L−アスコルビン酸、システィンおヨヒ酒石酸水素カリ
ウムを加えて製造した本のは、L−アスコルビン酸およ
びシスティンを加えて製造したものに比較して、さらに
褐変程度が小さく、外観的に好ましいものであった。
L−アスコルビン酸、システィンおヨヒ酒石酸水素カリ
ウムを加えて製造した本のは、L−アスコルビン酸およ
びシスティンを加えて製造したものに比較して、さらに
褐変程度が小さく、外観的に好ましいものであった。
−1ぢ−
Claims (2)
- (1)漬液に、アスコルビン酸類およびシスティン類ま
たは/およびグルタチオン類を含有せしめることを特徴
とする漬物の品質改良法。 - (2)アスコルビン酸類およびシスティン類または/お
よびグルタチオン類を含有してなる漬物品質改良用組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57115990A JPS596836A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 漬物の品質改良法および品質改良用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57115990A JPS596836A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 漬物の品質改良法および品質改良用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS596836A true JPS596836A (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=14676129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57115990A Pending JPS596836A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 漬物の品質改良法および品質改良用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596836A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4996070A (en) * | 1988-02-12 | 1991-02-26 | Del Monte Corporation | Natural fruit flavor extracts |
US5000972A (en) * | 1989-06-21 | 1991-03-19 | Del Monte Corporation | Method of making dried fruits |
JP2014100084A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | House Food Analytical Laboratory Inc | 容器入り根菜類の製造方法及び容器入り根菜類の変色防止方法 |
-
1982
- 1982-07-02 JP JP57115990A patent/JPS596836A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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