JPH049036Y2 - - Google Patents

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JPH049036Y2
JPH049036Y2 JP10528386U JP10528386U JPH049036Y2 JP H049036 Y2 JPH049036 Y2 JP H049036Y2 JP 10528386 U JP10528386 U JP 10528386U JP 10528386 U JP10528386 U JP 10528386U JP H049036 Y2 JPH049036 Y2 JP H049036Y2
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JP
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storage tank
milk
milk storage
cleaning liquid
drive shaft
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JP10528386U
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JPS6313291U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、搾乳を一時的に貯蔵するための牛乳
貯留槽の洗浄装置に関するものである。
従来技術及び問題点 従来この種の装置としては、牛乳タンクの下方
に伸張して設けた攪拌羽根付回転駆動軸を中空と
し、該軸の下部に噴霧オリフイスを設けて、ここ
から洗浄液を噴霧させて牛乳タンク内を洗浄する
装置が知られている。(たとえば特開昭50−77954
号公報)。
本考案者は、従来の牛乳タンクが、その貯蔵中
に、ときどき牛乳の品質低下を惹き起こすことに
注目し、その原因を探求していたが、漸くそれ
が、洗浄装置の曲折部や突起物の基部付近がその
構造上から、洗浄の際汚れが残りやすく、これら
の部分には乳石が溜まつて細菌の増殖を招き、し
ばしば乳質低下を惹き起こすことにあることを見
出だし本考案を完成したものである。
考案の構成 本考案は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、牛乳中に浸る部分の構造を出来る
限り、平滑化して、不要な凹凸のある構成を避け
ると共に、洗浄液の噴射方向に死角が存在しない
ように配慮して、牛乳貯留槽の均一な洗浄効果を
期待できる洗浄装置を提供することを目的とする
ものであつて、その要旨は、牛乳貯留槽の天井部
から底面付近に向かつて垂設された回転駆動軸
と、この回転駆動軸に設けられた攪拌羽根とを有
する牛乳貯留槽の攪拌装置の、前記回転駆動軸の
上方の一部分に中空部を形成し、該中空部の上端
付近の洗浄液圧送管と回転自在に接続して連通さ
せると共に、該中空部の下端付近を、牛乳貯留槽
内面及び攪拌羽根に向けて、洗浄液を噴射可能な
噴射ノズルと連通せしめた構成を有することを特
徴とする牛乳貯留槽の洗浄装置にある。以下、一
実施例に基ずいて、詳細に説明する。
本願装置は、牛乳貯留槽1の牛乳攪拌装置と一
体の構成を有するものであつて、牛乳の攪拌装置
は、一端が角形容器から成る牛乳貯留槽1の内部
底面付近に伸張し、翼状の攪拌羽根3を有する回
転駆動軸2と、該軸2の上端に該軸2と一体回転
可能に連結する出力軸を有する減速機4a付きの
攪拌モータ4とから成り、該攪拌モータ4は、牛
乳貯留槽1の対面する側壁の上端縁間に跨設され
た天板7に、取付枠8及び該取付枠8上に装着し
たロータリージヨイント5を介して固定されてい
る。減速機4aの出力軸(図示せず)に、上端に
おいて連結する回転駆動軸2は、中空筒形のロー
タリージヨイント5の中心を、軸方向に貫通し、
更に取付枠8及び天板7を貫通して、牛乳貯留槽
1内に垂下している。
回転駆動軸2の径よりもやや大径の中空円筒形
室5aを有する前記ロータリージヨイント5に
は、該円筒形室5aに連通する洗浄液圧送管との
接続口5bが突設されている。回転駆動軸2に
は、前記ロータリージヨイント付近から天板7の
直下付近にかけて、中空部2aが設けられてお
り、この中空部2aは、その上端において、軸外
に開口(2″a)して、前記円筒形室5aに連通
しており、又、その下端において、複数個の噴射
ノズル9a〜dと連通して外部に開口している。
9″は連通路である。10は、回転駆動軸2が、
ロータリージヨイント5を貫通する部分をシール
するためのシール部材である。噴射ノズル9a〜
dは、前記中空部2aの下端付近を外包し、且
つ、短円筒胴部の上下方向に径が暫減する円錐面
を有して成る略そろばん玉状のノズル取付座9に
設けられている。
噴射ノズル9a,9bは、斜め上方に、9cは
水平方向に、9dは斜め上方に夫々洗浄液を噴射
できるようにノズル取付座の上下円錐面及び胴部
に突設されており、各噴射ノズルは、V谷状の切
れ込み9′の谷底部分に長孔状の細隙が開口する
状態で穿設されている。一般に、貯留槽は定格量
に対して、深さ方向に1〜2割の余裕をもつて作
られる。本考案に関する噴射ノズルはこの余裕部
分1aに作られている。11は、洗浄液圧送ポン
プ、12は、牛乳貯留槽1の底部1b中に配設さ
れた冷却パイプによつて牛乳を冷却する為の冷凍
機ユニツト、1c,1dは、共に天板7の端縁に
螺着された蓋体、1eは排水口である。
上記実施例では、噴射ノズルは、回転駆動軸に
固着されて、固定された三方向に噴射するように
構成されているが、これはノズル取付座に複数の
枝管を突設し、これに噴射方向が可変の噴射ノズ
ルをとりつけ、噴射方向を使用者が適宜調節でき
るようにしたものでもよい。
作 用 本願装置は、貯蔵していた牛乳を取り出した
後、攪拌羽根3を回転させながら、洗浄液圧送ポ
ンプ11を作動させ、回転駆動軸2の中空部2a
に加圧洗浄液を導入し、噴射ノズル9a〜dから
槽内及び攪拌羽根、回転駆動軸等に向けて洗浄液
を噴射して洗浄する。この際、洗浄液は、ノズル
のV谷状の切れ込み方向に拡がるほぼ一定の噴射
角で噴射される。特に、噴射ノズル9dの場合
は、同時に噴射された洗浄液でも、拡散して扇状
をなして飛散するので、槽内面への到達時間は、
扇状の各部において異なつてくる。そのため、槽
内部上面に、先に到達して落下してくる洗浄液
と、それより下方の内面側に、後から到達する洗
浄液とが干渉し合つて、均一散布が妨げられるこ
とのないように、第2図に示すように、切れ込み
の方向を回転駆動軸の回転方向にやや傾けて(第
2図では20度)とりつけておくことが好ましい。
このようにして、噴射された洗浄液は、槽内各
部を洗浄して、油分等を流去し、排水口1eから
槽外に排出される。
効 果 本願洗浄装置は、攪拌装置が牛乳と接触する部
分には一切、無関係に設けられているので、攪拌
軸や攪拌羽根等に好ましくない凹凸部を形成し、
牛乳を均一の温度で冷却貯蔵する際に、攪拌装置
によつて惹き起こされる脂肪分離等の乳質低下を
未然に防止する効果がある。又、攪拌装置に洗浄
液の到達しにくい谷部や突起等がないので、この
部分の汚れによる細菌繁殖等の危険が全くない。
又、万一、攪拌装置や洗浄装置が故障、停電等で
手洗いを余儀なくされた場合においても、手洗い
のできない回転駆動軸の中空部などに牛乳が入つ
てくる惧れは全くないので、このような非常の場
合でも完全な洗浄が行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す説明図であ
る。第2図は、第1図のA−A線拡大断面図であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 牛乳貯留槽の天井部から底面付近に向かつて
    垂設された回転駆動軸と、該軸に設けられた攪
    拌羽根とを有する牛乳貯留槽の攪拌装置の、前
    記回転駆動軸の上方の一部分に中空部を形成
    し、該中空部の上端付近を洗浄液圧送管と回転
    自在に接続して連通させると共に、該中空部の
    下端付近を、牛乳貯留槽内面と及び攪拌羽根と
    に向けて洗浄液を噴射可能な噴射ノズルと連通
    せしめて成ることを特徴とする牛乳貯留槽の洗
    浄装置。 (2) 噴射ノズルが、斜め上方、水平方向及び斜め
    下方に噴射可能で、且つ牛乳貯留槽の最高乳位
    より高い位置に設けられている請求の範囲第1
    項記載の装置。
JP10528386U 1986-07-08 1986-07-08 Expired JPH049036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10528386U JPH049036Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

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JP10528386U JPH049036Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313291U JPS6313291U (ja) 1988-01-28
JPH049036Y2 true JPH049036Y2 (ja) 1992-03-06

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