JPH09164105A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

Info

Publication number
JPH09164105A
JPH09164105A JP32719795A JP32719795A JPH09164105A JP H09164105 A JPH09164105 A JP H09164105A JP 32719795 A JP32719795 A JP 32719795A JP 32719795 A JP32719795 A JP 32719795A JP H09164105 A JPH09164105 A JP H09164105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tableware
water
water supply
cleaning
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32719795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Wakatsuki
芳紀 若月
Masashi Oya
昌史 大矢
Katsuhiko Ishii
勝彦 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP32719795A priority Critical patent/JPH09164105A/ja
Publication of JPH09164105A publication Critical patent/JPH09164105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 噴射ノズル、洗浄槽の内容積を小さくすると
ともに、洗浄性能を向上させた食器洗浄機を提供する。 【解決手段】 本体1に洗浄槽3及び洗浄槽3内の洗浄
水を圧送する洗浄ポンプを有し、洗浄槽3内底部に設け
られた第1の給水管11と洗浄槽3の側壁6a上部に向
って設けられた第2の給水管15と、それぞれの給水管
11,15に洗浄槽3に向って開口させた第1の吐出部
12及び第2の吐出部16と、第1及び第2の吐出部1
2,16に球面に複数の噴射口14,18を有する半球
状の第1の噴射ノズル13及び第2の噴射ノズル17
と、第1及び第2の噴射ノズル13,17に対向して食
器かご24を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽内に収納さ
れた食器類に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗浄機に係
わり、特に、洗浄水を噴射する噴射装置を改良した食器
洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄槽内に食器類を収容した食器かごを
収納し、回転噴射ノズルにより食器かごに向けて洗浄水
を噴射して食器類を洗浄する食器洗浄機は従来から知ら
れている。
【0003】図35は実開平3−128058号公報に
示された従来の食器洗浄機の内部の部分詳細を示す斜視
図、図36は同じく横断面図、図37は食器かごの詳細
を示す斜視図である。
【0004】図において、41は本体、42は側断面形
状がL形の本体ケース、43a,43bは側面板、44
は天板、45は本体ケース42の底部に設置された底
板、46は本体ケース42の立設部に設けられた端面板
であり、本体ケース42、側面板43a,43b、天板
44、底板45及び端面板46とにより本体41を構成
する。47は本体41の開口に装着された扉、48は本
体ケース42と両側面板43a,43bと天板44と底
板45と端面板46とで奥行き方向に長い長方体に構成
された洗浄槽、49は洗浄槽48の下部に設けられ、両
側面板43a,43bと端面板46と扉47に沿って形
成された集水溝である。
【0005】50は集水溝49内に設置されたヒータ、
51a,51bは両側面板43a,43bに沿って設け
られたガイドレールである。52は底板45の中央部か
ら扉47側に寄った位置に設けられ、垂直方向の回転軸
に支持された主回転ノズルで、この主回転ノズル52は
底板45の幅近くに達する長さのプロペラ形状を有し、
底板45と後述する食器かごの底面との間に配置されて
いる。
【0006】53は主回転ノズル52の回転軸の両側に
上向きに複数設けられた噴射口で、そのうち一端部に設
けられた噴射口53aは、洗浄水の噴射角度に傾斜を持
たせてあり、噴射口53aから噴射される洗浄水の噴射
圧力の反力により主回転ノズル52が回転する構成とな
っている。
【0007】54は端面板46に設けられ水平方向に回
転軸を有する副回転ノズルで、主回転ノズル52と同じ
構成でプロペラ形状を有している。55は副回転ノズル
54の回転軸の両側に設けられた噴射口で、そのうち一
端部の噴射口55aは主回転ノズル52の噴射口52a
と同じ構成にしてあり、この構成により副回転ノズル5
4は主回転ノズル52と同様に回転する。なお副回転ノ
ズル54は後述する食器かごの端部と接近した位置に設
けられている。
【0008】56は主回転ノズル52に接続された主給
水パイプ、57は副回転ノズル54に接続された副給水
パイプで、主給水パイプ56から分岐して設けられてい
る。58はモータ59により駆動される洗浄ポンプで、
主給水パイプ56に接続されている。さらに洗浄ポンプ
58はフィルタ室60を介して集水溝49と給水路61
で接続されている。
【0009】62は食器かごであり、例えば皿などのよ
うに比較的底の浅い浅底食器、茶碗、どんぶりなどのよ
うに比較的底の深い深底食器などが収容される。この食
器かご62の全体の構成は、合成樹脂をコーティングし
た金属線により形成されている。又食器かご62は両側
面板43a,43bに設けられたガイドレール51a,
51bにスライド自在に載置される。
【0010】62aは食器かご62の全体の枠組みを形
成する第1枠杆、62bは第2枠杆、62cは第3枠杆
で、下から順に所望の間隔をおいて配置されている。又
食器かご62の底面を形成する底杆62dが所望数縦横
に配置され第1枠杆62aに固着されている。62eは
食器かご62の側面を形成する側杆で、第1枠杆62
a、第枠杆62b及び第3枠杆63cに固着され所望数
設けられている。62f,62gは食器かご62の長手
方向の一側に特別に形成された下部茶碗載せ部、62
h,62iは下部茶碗載せ部62f,62gの直上に設
けられた上部茶碗載せ部である。なおこれらの両茶碗載
せ部62f,62g,62h,62iは茶碗の碗径より
大きな例えばどんぶりも載置できるよう工夫されてい
る。又これらの茶碗載せ部62f,62g,62h,6
2iは副回転ノズル54に対向させ、茶碗又はどんぶり
の内面側が洗浄水の噴射を受けられるように構成されて
いる。
【0011】このように構成された従来の食器洗浄機の
動作について説明する。まず食器かご62の定められた
食器載置部に皿などの食器類(図示せず)を収納する。
特に茶碗などの深底食器は下部茶碗載せ部62f,62
g及び上部茶碗載せ部62h,62iに収納する。次
に、扉47を開け食器かご62をガイドレール51a,
51bに載置し洗浄槽48内に収納する。この時、食器
かご62は両茶碗載せ部62f,62g,62h,62
i側が副回転ノズル54に対向するように収納する。
【0012】次に、給水弁(図示せず)を開いて洗浄水
を洗浄槽48内に所定量供給し、モータ59に通電し洗
浄ポンプ58を駆動すると、集水溝49に貯水された洗
浄水は給水路61を経て主給水パイプ56及び副給水パ
イプ57から主回転ノズル52及び副回転ノズル54に
圧送されそれぞれの噴射口53,55から噴射される。
同時にそれぞれの回転ノズル52,54はそれぞれの噴
射口53a,55aから噴射される洗浄水の噴射圧力の
反力で回転する。
【0013】なお噴射された洗浄水は、集水溝49に集
められフィルタ室60を経て再び洗浄ポンプ58に送ら
れ、洗浄ポンプ58により両回転ノズル52,54へ圧
送され、噴射し、この循環を繰り返す。
【0014】ここで、食器かご62に収容された食器類
は、主に主回転ノズル52から噴射された洗浄水によっ
て洗浄され、茶碗又はどんぶりなどの深底食器は主に対
向して設けられた副回転ノズル54から噴射された洗浄
水によって洗浄される。所望時間経過したのち、洗浄ポ
ンプ58のモータ59への通電を止め洗浄ポンプ58を
停止させ、排水弁(図示せず)を開いて汚れた洗浄水を
本体41外へ排出する。そののち再び洗浄水を洗浄槽4
8に供給し、上述した洗浄工程を行い、この工程を所望
数繰り返しすすぎ工程を終了する。すすぎ工程が終了し
たのち、洗浄水を排水し、次にヒータ50に通電し食器
類及び洗浄槽48内の乾燥工程を行う。所望時間経過後
ヒータ50への通電を止めこの時点で全ての食器洗浄乾
燥工程が完了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の食器
洗浄機においては、洗浄水を噴射させる主回転ノズル5
2及び副回転ノズル54がプロペラ形状の長径ノズルで
構成されているため、主及び副回転ノズル52,54の
回転半径が大きくなり、洗浄槽48の内容積を大きくし
なければならず、本体41自体が大形化し、設置場所が
限定され、使い勝手の悪いものであった。
【0016】又、主及び副回転ノズル52,54に設け
られた噴射口53,53a,55,55aは数量が限定
され、さらにプロペラ形状の長径ノズルのため、回転の
円滑性を欠き、しかも回転速度を早めることができない
ため、食器類に噴射される洗浄水の噴射密度、噴射水量
並びに噴射水勢に限界があり、又、噴射方向も限定され
洗浄性能が低いという問題があった。
【0017】さらに食器かご62には茶碗、どんぶりな
どの深底食器が収容され、この深底食器を副回転ノズル
54に対向して配置させるために食器かご62に対し特
別な工夫を凝らす必要があり、食器かご62への食器類
の収容配列を誤ると深底食器の洗浄が十分行えないなど
の問題があり、食器かご62の構造が複雑となり高価で
使い勝手が悪いという欠点があった。
【0018】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、本体の小形化を図り、設置場所を限定
しない使い勝手のよい食器洗浄機を得ることを目的とす
る。また、洗浄水の噴射密度、噴射水量、噴射水勢を高
め、併せて噴射方向も洗浄槽内全域に満遍なく噴射さ
せ、洗浄性能を向上できる食器洗浄機を得ることを目的
とする。さらに、種々形状の異なる食器類の洗浄が、食
器かごを特別に工夫しなくても行える簡単な構成で安価
なものとし、少容量から大容量収納された食器類を洗浄
ムラなく洗浄することができる食器洗浄機を得ることを
目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる食器洗浄
機は次のように構成したものである。本体に洗浄槽及び
洗浄槽内の洗浄水を圧送する洗浄ポンプを有し、洗浄槽
内底部に設けられた第1の給水管と、洗浄槽の側壁上方
に向って設けられた第2の給水管と、それぞれの給水管
に洗浄槽に向って開口させた第1及び第2の吐出部と、
それぞれの吐出部に球面に複数の噴射口を有する半球状
の第1の噴射ノズル及び第2の噴射ノズルと、第1及び
第2の噴射ノズルに対向して食器かごとを備えたもので
ある。
【0020】又、第1の吐出部を第1の給水管の軸方向
に直線上に複数備えたものである。
【0021】又、複数の第1の吐出部を等間隔に備えた
ものである。
【0022】又、第2の吐出部は直線上に設けられた複
数の第1の吐出部の延長線上に備えたものである。
【0023】又、第1又は第2の噴射ノズルは、洗浄槽
に向って突出させた円筒状の支持体と、支持体の円筒部
周壁に開口され吐出部と連通された散水口と、支持体に
回転自在に枢着され、球面に散水口と連通する複数の噴
射口を有する半球状のスプリンクラとで構成され、スプ
リンクラは洗浄ポンプで圧送された洗浄水が噴射口から
噴射された噴射圧力の反力で回転させる構成としたもの
である。
【0024】又、支持体は散水口の一方の縁部に円筒部
の中心側に向って弯曲して形成させた衝突羽根を設けた
ものである。
【0025】又、スプリンクラは下部外周縁に回転軸側
に向って凹ませた凹部と、凹部の一方の壁に回転軸と遠
心方向に開口させた噴射口とを設けたものである。
【0026】又、スプリンクラの天壁表面外周に回転補
助羽根を設けたものである。
【0027】又、スプリンクラの天壁内面に回転羽根を
設けたものである。
【0028】又、食器かごは食器類のそれぞれの中心を
結んだ中心軸が、第1の給水管の軸方向と平行に配列し
て収容される食器載置部を備えたものである。
【0029】又、食器載置部は食器類が複数列並行して
収容されるものである。
【0030】又、食器載置部は食器類の内面側が第2の
噴射ノズルに対向して収容されるものである。
【0031】又、食器載置部は食器類の外周縁の下端部
が第1の噴射ノズルの下端面と同一面上に配列して収容
されるものである。
【0032】又、食器かごは第1の噴射ノズルに対向し
て収納された第1の食器かごと、第1の食器かご上に着
脱自在に設けられた第2の食器かごで構成したものであ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1 図1は本発明の第1の実施の形態を示す縦断面図、図2
は同じく横断面図、図3は本発明の第1の実施の形態に
なる噴射ノズルを示す拡大断面図、図4は図3の上面図
である。図において、1は正面が開口された本体、2は
本体1の開口に開閉自在に装着された扉、3は本体1に
設けられた洗浄槽、4は洗浄槽3の底部に凹状に形成さ
れた貯水槽、5は貯水槽4の下端に開口された給水口、
6a,6bは洗浄槽3を形成する側壁、7は洗浄槽3を
形成し、扉2に対向する側に設けられた背壁、8は洗浄
槽3を形成する天井壁である。
【0034】9は貯水槽4内に配設されたヒータで、貯
水された洗浄水を加熱昇温させる目的と、洗浄・すすぎ
など全ての洗浄工程終了後に後述する食器類及び洗浄槽
3内を乾燥させる目的で備えられている。
【0035】10は洗浄槽3の背壁7上部に設けられた
給水栓で、水道水など外部の水を洗浄槽3内に供給する
目的で備えられている。11は貯水槽4の直上に設けら
れ両側壁6a,6b間に横架され扉2と背壁7間の中間
に設けられた円筒状、楕円筒状、角筒状、長方形筒状、
多角形筒状など種々の筒状に形成された第1の給水管
で、一端に開口を有している。
【0036】12は第1の給水管11の軸方向の中央に
設けられ、洗浄槽3の天井壁8に向って開口された第1
の吐出部、13は第1の吐出部12に固着され、内部が
中空の半球状の第1の噴射ノズルである。
【0037】14は第1の噴射ノズル13の球面に複数
開口された第1の噴射口で、第1の吐出部12を介して
第1の給水管11と連通している。15は第1の給水管
11の一端の開口と連通させ、洗浄槽3の側壁6a外面
に沿って天井壁8側に向って設けられた第2の給水管
で、第1の給水管11と同じく種々の形態でなる筒状の
管で形成されている。16は第2の給水管15の先端を
直角に折曲させ、側壁6aを貫いて一方の側壁6bに向
って開口させた第2の吐出部、17は第2の吐出部16
に固着された前記第1の噴射ノズル13と同一形態の第
2の噴射ノズルで、球面に複数の第2の噴射口18を開
口している。
【0038】ここで、第1の噴射ノズル13及び第2の
噴射ノズル17の変形例を図5〜図10に示す。図5〜
図9は噴射ノズルの変形例を示す上面図及び側面図、図
10(a),(b)は同じく噴射ノズルの変形例を示す
上面図である。図5に示す前記それぞれの噴射ノズル1
3,17は、上面側から見た形状は半径r1 で形成され
直径Rを有する円形を呈し、側面側から見た形状は半径
1 で球面形状を形成し、終端を直径Rで形成された半
球形状を呈し、内部を中空とし、それぞれの吐出部1
2,16に連通している。そして球面部全域にそれぞれ
複数の前記噴射口14,18を開口させたものである。
【0039】図6に示すそれぞれの噴射ノズル13,1
7は、図5の変形例であり、上面側から見た形状は前記
図5と同一形状を呈し、側面側から見た形状は半径r2
で球面形状を形成させ、終端部を直径Rで形成し、この
終端部から半径r2 で立ち上げ、前記球面部との交点を
半径r3 にて滑らかに結んでほぼ半球形状を形成させ、
この球面部にそれぞれ複数の前記噴射口14,18を開
口させたものである。
【0040】図7に示すそれぞれの噴射ノズル13,1
7は、上面側から見た形状は図5と同一形状を呈し、側
面側から見た形状は半径r4 で球面形状を形成し、終端
部を直径Rで形成し、半球形状を呈し、球面部にそれぞ
れ複数の噴射口14,18を開口させたものである。
【0041】図8に示すそれぞれの噴射ノズル13,1
7は、上面側から見た形状は図5と同一形状を呈し、側
面側から見た形状は半径r5 で球面形状を形成させ、直
径Rを有する終端から垂直に立ち上げた直線で球面部と
結びほぼ半球形状を形成し、球面部及び直線部にそれぞ
れ複数の噴射口14,18を開口させたものである。
【0042】図9に示すそれぞれの噴射ノズル13,1
7は、上面側から見た形状は図5と同一形状を呈し、側
面側から見た形状は半径r5 で球面形状を形成し、直径
Rを有する終端からテーパ状に立ち上げた直線で球面部
と結びほぼ半球形状を形成し、球面部及びテーパ状直線
部に複数の噴射口14,18を開口させたものである。
【0043】図10(a)に示すそれぞれの噴射ノズル
13,17は、図5〜図9に示す噴射ノズル13,17
を上面側から見た形状の変形例を示すもので、正四角形
で形成され、四隅に形成されたそれぞれの角部をr6
滑らかに結び、ほぼ直径Rの円形状に形成したもので、
側面から見た形状は図5〜図9に示す側面から見た形状
のいずれかの形状を採用するものである。
【0044】図10(b)に示すそれぞれの噴射ノズル
13,17も図10(a)と同様、図5〜図9の上面側
から見た形状の変形例を示すもので、4面をr7 で正四
角形状に形成させ、四隅に形成されたそれぞれの角部を
8 で滑らかに結びほぼ直径Rの円形状に形成したもの
で、側面から見た形状は図5〜図9に示す側面から見た
形状のいずれかの形状を採用するものである。
【0045】以上の説明から明らかなように、それぞれ
の噴射ノズル13,17の形態は、いづれも上面側から
見た形状はほぼ真円形状を、側面側から見た形状はほぼ
半球形状を呈し、球面部又は球面部とこの球面部に連ら
なる直線部にそれぞれ複数の噴射口14,18を開口し
ているものである。
【0046】19は洗浄槽3の下部に設けられ一端を給
水口5に、他端を後述する送水管にそれぞれ接続されモ
ータ(図示せず)によって駆動する洗浄ポンプ、20は
洗浄ポンプ19及び第1の給水管11に接続され、貯水
槽4の洗浄水を洗浄ポンプ19の圧力で第1の給水管1
1及び第2の給水管15に圧送させる送水管、21は送
水管20の一部に設けられ本体1の下方に向けて開口さ
れた排水部、22は上下に移動して排水部21を開閉す
る止水栓、23は排水部21に設けられた排水管で、洗
浄水を本体1外へ排出する目的で備えられている。
【0047】24は洗浄槽3内に収納され第1の噴射ノ
ズル13の直上に備えられた食器かごで、洗浄槽3の両
側壁6a,6bに設けられた棚に載置されている。ここ
で食器かご24の全体の構成は合成樹脂成形又は錆発生
防止処理が施された金属線などの材料でなり、全体の形
態はほぼ長四角形の箱状に形成されている。24aは食
器かご24の外郭を形成する枠杆で、長手方向に設けら
れた枠杆24aの一部を棚に載置し食器かご24全体が
洗浄槽3内に収納される構成となっている。なお食器か
ご24を洗浄槽3内に出し入れする場合のとっ手ともな
るものである。24bは同じく中央部を形成する支杆、
24cは同じく底部を形成し、後述する食器類の載置部
の一部を構成する底杆、24dは枠杆24aに固着し、
所望間隔をもって複数設けられた仕切杆で、隣り合う一
対の仕切杆24dと底杆24cで所望数の食器載置部2
4eを構成している。
【0048】25は食器かご24に収容された皿、茶
碗、どんぶりなどの食器類、25aは皿のように比較的
底が浅く外径形状の大きな浅底食器、25bは茶碗、ど
んぶりのように比較的底が深く外径形状の小さな深底食
器であり、これらの食器類25は食器かご24を形成す
る仕切杆24dと底杆24cとで形成された食器載置部
24eに収容されている。ここで食器類25は表面側と
背面側とをそれぞれ隣り合って設けられた仕切杆24d
によって挟持し下部外周縁を底杆24cに載置され、洗
浄槽3の両側壁6a,6bに向って起立させた状態を呈
して収容されるものである。
【0049】次にこのように構成された本実施の形態の
食器洗浄機の動作を説明する。まず扉2を開放して食器
類25を収容した食器かご24を洗浄槽3の両側壁6
a,6bに設けられた棚に載置し収納する。次に洗剤を
投入し扉2を閉塞する。なおこの時排水部21は止水栓
22で閉塞されている。次に給水栓10を開いて外部か
ら貯水槽4内に洗浄水を供給する。所望量の洗浄水が貯
水されると水位センサ(図示せず)により水位が検知さ
れて給水栓10を閉じ、以後の洗浄水の供給を停止す
る。この状態で洗浄水は貯水槽4内及び洗浄ポンプ19
内並びに送水管20の一部管内に貯水される。
【0050】次に電源を投入しヒータ9に通電し貯水槽
4内の洗浄水を所望の温度に昇温させる。次いで洗浄ポ
ンプ19に通電しモータ(図示せず)を駆動させ回転力
により発生した圧送力により貯水槽4内の温水化された
洗浄水が送水管20から第1の給水管11及び第2の給
水管15に圧送されぞれぞれの吐出部12,16に達し
噴射ノズル13,17の噴射口14,18から洗浄槽3
に噴射され食器類25の洗浄を開始する。
【0051】それぞれの噴射ノズル13,17には球面
全域に多数の噴射口14,18が設けられているので、
洗浄水は洗浄槽3内に放射状に拡散して噴射され食器類
25の汚れ付着部を洗浄する。洗浄槽3内に噴射された
洗浄水は貯水槽4に貯水され、洗浄ポンプ19によって
送水管20を経てそれぞれの給水管11,15に圧送さ
れ再び噴射ノズル13,17から洗浄槽3内に噴射さ
れ、この循環を繰り返す。
【0052】所望時間が経過するとヒータ9及び洗浄ポ
ンプ19への通電が停止し、次いで止水栓22が上方に
移動し排水部21が開放され貯水槽4、洗浄ポンプ19
及び送水管20内に貯水された汚水は排水部21へ案内
され排水管23を通して本体1外へ自然に排出される。
なおこの排水工程は洗浄水圧送用洗浄ポンプ19により
強制的に行ってもよく、この場合は短時間で完了する効
果がある。又洗浄ポンプ19とは別に排水専用ポンプ
(図示せず)を設けてもよいものである。
【0053】全ての洗浄水の排水が完了した後、止水栓
22は下方に移動し排水部21を閉塞し次いで給水栓1
0を開放し新たな洗浄水を貯水槽4に供給する。以後は
上述した洗浄工程と同じ工程により食器類25のすすぎ
洗いが行なわれ、所望時間のすすぎ洗いが終了すると再
び排水が行なわれる。なおこのすすぎ洗いと排水は通常
数回繰り返される。又すすぎ洗い中、ヒータ9に通電し
温水にて行うとすすぎ効果が高められる。
【0054】所望回数のすすぎ洗いと排水が終了すると
ヒータ9が再び通電されて洗浄槽3内が空焼き状態によ
り食器類25及び洗浄槽3内全域を加熱する乾燥工程に
入る。所望時間が経過するとヒータ9への通電を停止
し、乾燥工程を終了し、この時点で全ての食器洗浄・乾
燥工程が完了する。
【0055】このように本実施の形態においては、洗浄
槽3を有する本体1と、本体1内に設けられ洗浄槽3内
に洗浄水を圧送する洗浄ポンプ19と、洗浄ポンプ19
と接続され洗浄槽3内底部にあって洗浄槽3を形成する
両側壁6a,6b間に横架された筒状の第1の給水管1
1と、洗浄ポンプ19に接続され洗浄槽3の側壁6a上
方に向って設けられた筒状の第2の給水管15と、それ
ぞれの給水管11,15に設けられそれぞれ洗浄槽3に
向って開口された吐出部12,16と、それぞれの吐出
部12,16に設けられ球面に複数の噴射口14,18
を有する半球状の第1の噴射ノズル13及び第2の噴射
ノズル17と、第1の噴射ノズル13の上部に食器かご
24を備えたので、それぞれの噴射ノズル13,17は
外径寸法が小さくなり、洗浄槽3の内容積が少なくて済
み、従って本体1の形状をコンパクトに構成できるの
で、設置場所を選ばない使い勝手の優れた食器洗浄機を
提供できる。
【0056】又、それぞれの噴射ノズル13,17に設
けられた噴射口14,18は球面全域に複数開口され、
さらに噴射ノズル13,17が洗浄槽3の下部と上部に
2個設けられたので、洗浄水の噴射方向が洗浄槽3内全
域に放射状に拡散して噴射され、洗浄ムラを発生せず洗
浄性能が向上する。
【0057】さらに食器かご25は特別に工夫を凝らさ
なくても、皿のような浅底食器25aから、茶碗、どん
ぶりなどの深底食器25bまで洗浄でき、安価に構成で
きる。
【0058】発明の実施の形態2 図11は本発明の第2の実施の形態を示す横断面図、図
12は上面から見た断面図である。なお第1の実施の形
態と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。図
において、12a,12bは第1の給水管11のほぼ中
央に設けられた第1の吐出部12を挟んで軸方向にそれ
ぞれ設けられた第1の吐出部である。13a,13bは
第1の吐出部12a,12bにそれぞれ設けられた第1
の噴射ノズルで、球面には第1の噴射口14a,14b
が複数形成されている。第1の実施の形態では、第1の
吐出部12は第1の給水管11の軸方向のほぼ中央に1
個形成されていたが、本実施の形態では第1の給水管1
1の軸方向に直線上に3個形成させ、それぞれに同一形
態の噴射ノズル13,13a,13bを設けたものであ
る。
【0059】このように構成した本実施の形態によれ
ば、洗浄槽3の内容積を変えることなく複数の噴射ノズ
ル13,13a,13bを設けたので、洗浄水の噴射水
量と噴射密度が高められ、しかも噴射方向がさらに多岐
に渡り、第1の実施の形態に比べさらに洗浄ムラが解消
され洗浄性能が向上し、食器かご24に収容された食器
類25の数量の大小に拘わらず洗浄力が発揮され、さら
に洗浄時間の短縮が図れ使い勝手が向上する。
【0060】発明の実施の形態3 図13は本発明の第3の実施の形態を示す上面から見た
断面図である。なお第1及び第2の実施の形態と同じ部
分にはこれと同じ符号を付して説明は省略する。図にお
いて、12a,12bは第1の給水管11のほぼ中央に
設けられた第1の吐出部12を挟んで軸方向に等間隔L
をもってそれぞれ設けられた第1の吐出部である。又第
1の吐出部12a,12bにはそれぞれ第1の噴射ノズ
ル13a,13bが設けられており、それぞれの噴射ノ
ズル13a,13bの形態は、第1の噴射ノズル13と
同一で、第1の噴射口14a,14bが開口されてい
る。
【0061】本実施の形態によれば、洗浄槽3の内容積
を替えずに第1の噴射ノズル13,13a,13bを複
数個等間隔に配設したので、洗浄水の噴射水量、噴射密
度、噴射方向が高められると共に、安定するので洗浄ム
ラがさらに解消され、洗浄性能が向上し、食器かご24
に収容された食器類25の大小に拘わらず洗浄力が発揮
され、洗浄時間の短縮も図れ使い勝手がさらに向上す
る。
【0062】発明の実施の形態4 図14は本発明の第4の実施の形態を示す縦断面図であ
る。なお第1の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付
して説明は省略する。図において、第2の給水管15に
設けられた第2の吐出部16は、第1の吐出部12の配
列線上で側壁6a上部に1個形成されたものである。な
お第2の吐出部16には第1の噴射ノズル13と同じ形
態の第2の噴射ノズル18が設けられている。本実施の
形態によれば、洗浄槽3の奥行き寸法を替えることなく
第2の噴射ノズル18を設け、それぞれの噴射ノズル1
3,18が洗浄槽3の上部、下部に設けられるので、本
体1のコンパクト化が図れ、使い勝手が向上し洗浄性能
も向上する。
【0063】発明の実施の形態5 図15は本発明の第5の実施の形態になる噴射ノズルの
詳細を示す縦断面図、図16は同じく支持体の詳細を示
す斜視図である。なお第1の実施の形態と同じ部分には
同じ符号を付して説明は省略する。両図において、26
は第1の噴射ノズル13を構成し、第1の給水管11の
第1の吐出部12に第1の給水管11の軸方向と直角方
向に洗浄槽3の天井壁8に向って突出させた内部を中空
にした円筒状の第1の支持体、26aは第1の支持体2
6を形成する円筒部、26bは円筒部26aの周壁を開
口して複数設けられた散水口、26cは円筒部26aの
頂部中心軸上に突設させた回転軸、26dは円筒部26
aの底部に設けられたフランジ、27aはフランジ26
dと第1の給水管11の管壁とを固着締結させるネジ
で、従って第1の支持体26は第1の給水管11に対し
天井壁8に向って突出して固着されると共に第1の給水
管11の第1の吐出部12と散水口26bは連通される
ものである。
【0064】28は第1の噴射ノズル13を構成し球面
に複数の第1の噴射口14を有し、内部が中空で半球状
に形成された第1のスプリンクラ、28aは第1のスプ
リンクラ28の球面部を形成する天壁、28bは底部を
形成する底壁である。なお第1の噴射口14の内、一端
に設けられた噴射口14cは、洗浄水の噴射方向に角度
を持たせるため傾斜させて開口されており、この噴射口
14cから噴射される洗浄水の噴射圧力の反力によって
第1のスプリンクラ28は回転する。28cは天壁28
aの中心軸に設けられたベアリング、28dは底壁28
bの中心軸に設けられたシール板である。
【0065】ここで第1のスプリンクラ28は、上部は
ベアリング28cが第1の支持体26の回転軸26c
に、下部はシール板28dが円筒部26aにそれぞれ嵌
合し、第1のスプリンクラ28の中空部の密封状態を保
持しつつ第1の支持体26に回転自在に枢支されてい
る。従って洗浄ポンプ19によって第1の給水管11に
圧送された洗浄水が第1の支持体26の散水口26bか
ら第1のスプリンクラ28内に進入しても第1の噴射口
14,14c以外からはどこからも洩水せず、洗浄水は
第1の噴射口14,14cからのみ噴射されるので噴射
水勢が保持される構成となっている。
【0066】29は第2の噴射ノズル17を構成し第2
の給水管15の第2の吐出部16に設けられ第2の給水
管15の取付側側壁6aと対向する側壁6bに向って突
出させ内部を中空にした円筒状の第2の支持体、29a
は第2の支持体29を形成する円筒部、29bは円筒部
29aの周壁を開口して複数設けられた散水口、29c
は円筒部29aの頂部中心軸上に突設させた回転軸、2
9dは円筒部29aの底部に設けられたフランジ、27
bはフランジ29dを第2の給水管15及び側壁6aに
固着締結させるネジで、従って第2の支持体29は第2
の給水管15に対し側壁6bに向って突出して固着され
ると共に第2の給水管15の第2の吐出部16と散水口
29bは連通されるものである。
【0067】30は第2の噴射ノズル17を構成し球面
に複数の第2の噴射口18を有し内部が中空で半球状に
形成された第2のスプリンクラ、30aは第2のスプリ
ンクラ30の球面部を形成する天壁、30bは底部を形
成する底壁である。なおここで第2の噴射口18のうち
一端に設けられた噴射口18aは洗浄水の噴射方向に角
度をもたせるため傾斜させて開口され、この噴射口18
aから噴射される洗浄水の噴射圧力の反力によって第2
のスプリンクラ30は回転する。30cは天壁30aの
中心軸に設けられたベアリング、30dは底壁30bの
中心軸に設けられたシール板である。なお第2の支持体
29と第2のスプリンクラ30とでなる第2の噴射ノズ
ル17は、上記第1の支持体26及び第1のスプリンク
ラ28とでなる第1の噴射ノズル13と同一構成のため
説明は省略する。
【0068】本実施の形態では、洗浄ポンプ19によっ
て圧送された洗浄水は、送水管20を経て第1の給水管
11及び第2の給水管15に圧送され、それぞれの吐出
部12,16から第1の支持体26及び第2の支持体2
9に進入し、それぞれの支持体26,29に設けられた
散水口26b,29bからそれぞれのスプリンクラ2
8,30内部に進入し噴射口14,18から噴射され
る。なおそれぞれのスプリンクラ28,30に設けられ
た噴射口14c,18aからも同時に噴射されるのでそ
れぞれのスプリンクラ28,30は回転するものであ
る。
【0069】このように構成した本実施の形態によれ
ば、それぞれの噴射ノズル13,17は、それぞれの給
水管11,15に設けられ散水口26b,29bを有す
る円筒状の支持体26,29とそれぞれの支持体26,
29に回転自在に枢着され、球面に複数の噴射口14,
14c,18,18aを有する半球状のスプリンクラ2
8,30とで構成され、洗浄水がそれぞれの噴射口14
c,18aから噴射する噴射圧力の反力で回転する構成
としたので、洗浄水は洗浄槽3内の全域に拡散して噴射
されるので、食器類25に対し満遍なく噴射され、第1
の実施の形態に示す静止状態の噴射ノズル13,17の
洗浄時に較べさらに洗浄ムラが解消され洗浄性能が著し
く向上すると共に、食器類25の数量の多少に拘らず洗
浄力が発揮され、さらに洗浄時間が短縮されて使い勝手
も著しく向上する。
【0070】発明の実施の形態6 図17は本発明の第6の実施の形態になる噴射ノズルの
詳細を示す断面図、図18は同じく支持体の詳細を示す
斜視図である。なお第1の実施の形態と同じ部分には同
じ符号を付して説明は省略する。図において、26eは
第1の支持体26の散水口26bの一方の縁部に設けら
れ円筒部26aの中心軸に向って弯曲して形成された第
1の衝突羽根で、円筒部26aの周壁に4個設けられた
散水口26bの全ての縁部に形成されている。29eは
第2の支持体29の散水口29bに形成された第2の衝
突羽根で、形態は前記の第1の衝突羽根と同一なので説
明は省略する。
【0071】このように構成した本実施の形態によれ
ば、第1の支持体26及び第2の支持体29にそれぞれ
設けられた散水口26b,29bの一方の縁部に円筒軸
側に向って弯曲して形成された衝突羽根26e,29e
を設けたので、洗浄水がそれぞれの散水口26b,29
bを通過する際衝突羽根26e,29eに衝突し、この
衝突によって水流方向がひねられてそれぞれのスプリン
クラ28,30内部に進入するので、スプリンクラ2
8,30に回転力が加わり回転速度が高められるので、
洗浄水の噴射水勢が増し、しかも回転が円滑になるので
安定して洗浄水が噴射され、洗浄性能が向上し、洗浄時
間の短縮が図れ使い勝手が向上する。
【0072】発明の実施の形態7 図19は本発明の第7の実施の形態になるスプリンクラ
の詳細を示す上面から見た部分断面図である。なお第1
の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付して説明は省
略する。図において、28e,30eはそれぞれのスプ
リンクラ28,30の天壁28a,30aの終端外周に
回転中心軸側に向って凹ませ開放角度を90度以上を有
するV字状の凹部で等角度で4個形成されている。14
d,18bはそれぞれの凹部28e,30eの一方の壁
に回転軸の遠心方向に向って開口された噴射口である。
【0073】このように構成した本実施の形態によれ
ば、それぞれのスプリンクラ28,30の天壁28a,
30aの終端外周に複数のV字状凹部28e,30eを
設け、凹部28e,30eの一方の壁に回転軸の遠心方
向に向って噴射口14d,18bを開口させたので、洗
浄水がそれぞれの噴射口14d,18bから噴射される
際発生する噴射圧力の反力により、スプリンクラ28,
30は回転速度が増し、洗浄水の噴射水勢が高められ洗
浄性能がさらに向上する。
【0074】発明の実施の形態8 図20(a)は本発明の第8の実施の形態になるスプリ
ンクラを示す上面図、図20(b)は同じく図20
(a)の側面図である。なお第1の実施の形態と同じ部
分には同じ符号を付して説明は省略する。図において、
28f,30fはそれぞれのスプリンクラ28,30の
天壁28a,30aの表面外周に凸設された回転補助羽
根で、等角度に4枚形成されている。
【0075】このように構成された本実施の形態によれ
ば、スプリンクラ28の天壁28aの表面外周に複数の
回転補助羽根28fを設けたので、それぞれのスプリン
クラ28は互いに洗浄水の噴射を受けて常に回転起動力
が与えられ、回転の安定性と円滑性が図られ、洗浄性能
に支障が生じないと共に、複数設けられたスプリンクラ
28の内、例えばその内の1個が回転に支障を生じ回転
速度が弱まったり、停止に至った場合でも、他のスプリ
ンクラ28の洗浄水を回転補助羽根28fに受け回転起
動力が与えられ正常に復帰し、再び回転することができ
る。又洗浄槽3の側壁6a上部に設けられた第2のスプ
リンクラ30の天壁30aの表面外周にも回転補助羽根
30fを設けたので、第1のスプリンクラ28の洗浄水
の噴射を受けて回転起動力が与えられ回転し続けるの
で、いずれのスプリンクラ28,30も回転に支障を来
たさず故障の少いものとなる。
【0076】発明の実施の形態9 図21は本発明の第9の実施の形態になるスプリンクラ
を下面から見た断面図である。なお第1の実施の形態と
同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。図にお
いて、28g,30gはそれぞれのスプリンクラ28,
30の天壁28a,30aの内面に底壁28b,30b
側に向って突出させ、等角度に4枚形成されている回転
羽根である。
【0077】このように構成した本実施の形態によれ
ば、それぞれの散水口26b,29bからスプリンクラ
28,30内に圧送された洗浄水の一部が回転羽根28
g,30gに衝突し、衝突の際発生する圧力によりスプ
リンクラ28,30がさらに回転力を増し回転速度と円
滑性が増すので、洗浄性能が向上する。
【0078】発明の実施の形態10 図22は本発明の第10の実施の形態を示す縦断面図、
図23は同じく上面から見た断面図、図24は食器かご
の詳細を示す斜視図である。なお第1の実施の形態と同
じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。図におい
て、食器かご24を構成する複数の仕切杆24dはそれ
ぞれ食器かご24の長手方向に対し直角方向に立設され
枠杆24aに固着されている。ここで仕切杆24d及び
底杆24cとで形成される食器載置部24eに食器類2
5を収容し、洗浄槽3内に収納すると、食器類25の内
面側及び背面側がそれぞれ洗浄槽3の両側壁6a,6b
側に向って起立した状態で配設されるものである。従っ
て食器類25のそれぞれの中心を結んだ中心軸の方向が
第1の給水管11の軸方向と平行に収容できる構成とな
っている。
【0079】本実施の形態によれば、食器かご24に食
器類25が数多く収容でき、洗浄槽3の横幅方向の内容
積が有効に使え、しかも洗浄水は食器類25にムラなく
噴射されるので、本体1のコンパクト性を損わず食器類
25が多量に洗浄でき、使い勝手が向上すると共に、食
器かご24の構成が簡単で安価なものとなる。
【0080】発明の実施の形態11 図25は本発明の第11の実施の形態を示す縦断面図、
図26は食器かごの詳細を示す斜視図である。なお第1
の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付して説明は省
略する。図において食器かご24を構成する複数の仕切
杆24dはそれぞれ食器かご24の長手方向に対し直角
方向に立設され、枠杆24aに固着し、さらに仕切杆2
4dと底杆24cとで短手方向に並行して2列の食器載
置部24eを形成している。ここで、それぞれの食器載
置部24eに食器類25を収容し洗浄槽3内に収納する
と、食器類25の内面側及び背面側がそれぞれ洗浄槽3
の両側壁6a,6b側に向いて起立状態で配設されるも
のである。従って食器類25のそれぞれの中心を結んだ
中心軸が第1の給水管11の軸方向と平行で、かつ2列
並行して収容できる構成となっている。
【0081】本実施の形態によれば、食器かご24に食
器類25が数多く収容でき、洗浄槽3の奥行き方向の内
容積を有効に使え、しかも洗浄水は食器類25にムラな
く噴射されるので、本体1のコンパクト性を損わず多数
の食器類25が洗浄でき使い勝手が向上すると共に食器
かご24の構成が簡単で安価なものとなる。
【0082】発明の実施の形態12 図27は本発明の第12の実施の形態を示す縦断面図、
図28は第12の実施の形態になる食器かごを示す斜視
図、図29は同じく食器かごの詳細を示す部分縦断面
図、図30は同じく横断面図である。なお第1の実施の
形態と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。
図において、24fは食器かご24を構成する仕切杆2
4dの中央部を凹状に弯曲させて形成し、食器類25の
内面側を支える仕切杆a、24gは同じく仕切杆a24
fに隣り合い、中央部を凹状に弯曲させて形成し、食器
類25の背面側を支える仕切杆bである。
【0083】ここで仕切杆b24gの凹状部の高さは隣
り合う仕切杆a24fの凹状部の高さより低く形成し、
食器類25を収容したとき、食器類25の背面側に形成
された糸尻部分を支持する構成となっている。又それぞ
れの仕切杆a24fと仕切杆b24gは食器かご24の
長手方向に対し直角方向に立設され、それぞれ所望の間
隔をもって交互に設けられ、仕切杆a24fと仕切杆b
24gと底杆24cとで所望数の食器載置部24eが形
成されている。さらにこの食器載置部24eに収容され
た食器類25は、食器かご24を洗浄槽3内に収納する
と、内面側が第2の噴射ノズル17と対応して配設され
る構成となっている。
【0084】本実施の形態では、食器かご24を構成す
る仕切杆a24f及び仕切杆b24gは食器かご24の
長手方向に対し直角方向に立設され、交互に所望間隔を
有して設けられ、仕切杆a24f、仕切杆b24g及び
底杆24cとで食器載置部24eを構成し、収容される
食器類25の内面側が仕切杆a24fに、背面側が仕切
杆b24gにそれぞれ挟持され収容されるものである。
従って食器載置部24eに収容された食器類25はそれ
ぞれの中心を結んだ中心軸が第1の給水管11の軸方向
と平行でかつ食器類25の内面側が第2の噴射ノズル1
7と対応して収容されるものである。
【0085】本実施の形態によれば、第1の噴射ノズル
13から比較的離れた位置にある食器類25の上端縁部
分の汚れは、第2の噴射ノズル17の噴射を受けて洗浄
されるので、食器かご24は簡単な構成でよく安価なも
のとなり、しかも洗浄ムラの発生しない洗浄性能の優れ
たものとなる。
【0086】発明の実施の形態13 図31は本発明の第13の実施の形態を示す横断面図、
図32は同じく食器かごの詳細を示す斜視図、図33は
同じく側面図である。なお第1の実施の形態と同じ部分
には同じ符号を付して説明は省略する。図において24
h,24iは食器かご24を構成するそれぞれの仕切杆
24dの前後部をそれぞれ下側に向けてコ字形状に折曲
して形成された凸状部、24jはそれぞれの仕切杆24
dのほぼ中央部に形成された凹状部である。
【0087】ここで凸状部24h,24i及び凹状部2
4jを有するそれぞれの仕切杆24dは食器かご24の
長手方向に対し直角方向に立設され、凸状部24h,2
4iにはそれぞれ隣り合う一対の仕切杆24dと底杆2
4cとで第1の給水管11の軸方向と平行に2列の食器
載置部24eが形成されている。従ってそれぞれの食器
載置部24eに食器類25を収容すると、食器類25の
内面側及び背面側がそれぞれ洗浄槽3の両側壁6a,6
bに向って起立した状態で収容される。さらに洗浄槽3
の奥行き方向に2列並行して配設される構造となってい
る。
【0088】本実施の形態によれば、洗浄槽3内に収納
された食器かご24は食器かご24の底面に形成された
凹状部24jが第1の噴射ノズル13を跨いで配設さ
れ、それぞれの凸状部24h,24iの最大面が第1の
噴射ノズル13と同一面上に配設される構成となりそれ
ぞれの食器載置部24eに収容された食器類の下端部は
第1の噴射ノズル13と対応する配置で収容されると共
に、食器類25のそれぞれの中心を結んだ中心軸が第1
の給水管11の軸方向と平行にしかも第1の噴射ノズル
13を跨いで洗浄槽3の奥行き方向に2列並行して配設
される構成となっている。
【0089】このように構成した本実施の形態によれ
ば、食器かご24は簡単な構成で第1の噴射ノズル13
から噴射される洗浄水を全て食器類25に噴射できるの
で、安価な構成で洗浄水が有効に使え、洗浄性能を一段
と向上できるものである。
【0090】発明の実施の形態14 図34は本発明の第14の実施の形態を示す縦断面図で
ある。なお第1の実施の形態と同じ部分には同じ符号を
付して説明は省略する。図において、24kは食器かご
24を構成する第1の食器かごで、第1の噴射ノズル1
3の直上に載置されている。なお第1の食器かご24k
の全体の構成は第1の実施の形態で詳述した食器かご2
4と同一のため説明は省略する。24lは第1の食器か
ご24kの枠杆24aの4隅上部に形成されたかご載置
部、24mはかご載置部24lに載置された第2の食器
かごで、第1の食器かご24kに着脱自在に設けられて
いる。なお第2の食器かご24mの全体の構成は第1の
食器かご24kと同一のため説明は省略する。
【0091】図34に示す通り下段に設けられた第1の
食器かご24kには皿などの比較的外径が大きく底の浅
い浅底食器25aを収容し、上段に設けられた第2の食
器かご25mには茶碗などの比較的外径が小さく底の深
い深底食器25bを収容している。従ってそれぞれの食
器かご24k,24mは洗浄する食器類25の形態の違
いにより分別して収容することもできるものである。
【0092】このように構成した本実施の形態によれ
ば、洗浄槽3内の上下の内容積を有効に利用して食器類
25を多数収容でき、さらにそれぞれの食器かご24
k,24mが洗浄される食器類25の形態の違いにより
使い分けができ、しかも少容量の食器洗浄をする場合は
第1の食器かご24kのみで、また大容量の食器洗浄を
する場合は第1及び第2の食器かご24k,24mを使
用して行えるなど、本体1のコンパクト性を損わず食器
類25が多量に洗浄できると共に使い分けもできるの
で、使い勝手が著しく向上するものである。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係わる食器洗浄機によれば、次のような効果を得るこ
とができる。洗浄槽を有する本体と、本体内に設けられ
洗浄槽内に洗浄水を圧送する洗浄ポンプと、洗浄ポンプ
に接続され洗浄槽内底部に設けられた第1の給水管と、
洗浄ポンプに接続され洗浄槽の側壁上部に向って設けら
れた第2の給水管と、第1及び第2の給水管にそれぞれ
設けられ、洗浄槽に向って開口された第1及び第2の吐
出部と、第1及び第2の吐出部にそれぞれ設けられ球面
に複数の噴射口を有する半球状の第1及び第2の噴射ノ
ズルと、第1及び第2の噴射ノズルに対向して配置され
た食器かごとを備え、それぞれの噴射ノズルは球面部全
域に複数の噴射口を開口させたので、噴射ノズルは外径
寸法を小さくでき、洗浄槽の内容積が小さく形成できる
ので、本体が小形化でき設置場所を選ばず使い勝手が向
上する。
【0094】また第1の吐出部は第1の給水管の軸方向
に直線上に複数設けたので、洗浄槽の内容積を変更する
ことなく噴射ノズルを増設できるので、洗浄水の噴射水
量と噴射密度が高められ、さらに噴射方向が多岐に渡る
ので、洗浄ムラを起さず洗浄性能が向上する。
【0095】また、複数の第1の吐出部を等間隔に設け
たので、洗浄水の噴射水量、噴射密度が高められ、噴射
方向が安定するので、洗浄ムラを起さず洗浄性能が向上
する。
【0096】また第2の吐出部は直線上に設けられた複
数の第1の吐出部の延長線上に設けたので、洗浄槽の奥
行き寸法を替えずに第2の噴射ノズルが設けられるの
で、第1の噴射ノズルから比較的離れた位置に収納され
ている食器類の特に上端部分を第2の噴射ノズルの洗浄
水で洗浄でき、本体の小形化が図れ洗浄性能も向上す
る。
【0097】また第1の噴射ノズル又は第2の噴射ノズ
ルは、洗浄槽に向って突出させた円筒状の支持体と、支
持体の円筒部周壁に開口され、吐出部と連通させた散水
口と、支持体に回転自在に枢着され、球面に散水口と連
通させた複数の噴射口を有する半球状のスプリンクラと
で構成され、スプリンクラは洗浄ポンプで圧送された洗
浄水が噴射口から噴射する噴射圧力の反力で回転する構
成としたので、洗浄水は洗浄槽内全域に拡散して噴射さ
れるので、食器類に対し満遍なく噴射され洗浄ムラが発
生せず、洗浄性能が著しく向上する。
【0098】また、支持体は散水口の一方の縁部に円筒
軸側に向って弯曲して形成させた衝突羽根を設けたの
で、支持体に圧送された洗浄水が散水口からスプリンク
ラに進入する際衝突羽根に一旦衝突し、水流方向がひね
られてスプリンクラ内に進入するので、スプリンクラに
回転力が加わり、回転速度が高められるので、洗浄水の
噴射水勢が増し、回転が円滑になるので、安定して洗浄
水が噴射され洗浄性能が向上する。
【0099】またスプリンクラは、下部外周縁に回転軸
側に凹ませたV字状の凹部と、この凹部の一方の壁に回
転軸と直角方向に噴射口を開口させたので、洗浄水がこ
の噴射口から噴射される際発生する噴射圧力の反力によ
りスプリンクラの回転速度が高められ、噴射水勢が増加
し洗浄性能が向上する。
【0100】また、スプリンクラの天壁表面外周に回転
補助羽根を設けたので、スプリンクラは互いに洗浄水の
噴射を回転補助羽根に受け合い、常に回転起動力を与え
られるので、回転の安定性と円滑性が図れ洗浄性能に支
障を来さない。さらに万一いづれかのスプリンクラの回
転に支障が生じ、回転速度が弱まったり、停止した場合
が発生しても、他のスプリンクラからの洗浄水の噴射を
回転補助羽根が受けて正常に復帰して回転する。又洗浄
槽側壁上部に設けられた第2のスプリンクラも洗浄槽底
部に設けられた第1のスプリンクラの噴射を受けて回転
起動力が与えられるので、回転に支障を来さないものと
なり、いずれも故障が少いものである。
【0101】また、スプリンクラの天壁内面に回転羽根
を設けたので、支持体の散水口からスプリンクラ内部に
圧送された洗浄水は回転羽根に一旦衝突し噴射口から噴
射するので、衝突の際発生する圧力によってスプリンク
ラは回転力を増し、回転速度と円滑性が増し洗浄性能が
向上する。
【0102】また、食器かごは食器類のそれぞれの中心
を結んだ中心軸が第1の給水管の軸方向と平行に収容さ
れる食器載置部を設けたので、洗浄槽の横幅方向の内容
積が有効に使え、食器類が多量に収容でき洗浄できるの
で、食器かごは構成が簡単で安価なものとなる。
【0103】また、食器載置部は食器類が複数列並行し
て収容される構成としたので、洗浄槽の奥行き方向の内
容積が有効に使え、食器類が多量に収容でき洗浄できる
ので、使い勝手が向上し、食器類の構成が簡単で安価な
ものとなる。
【0104】また、食器載置部は食器類の内面側が第2
の噴射ノズルと対向して収容される構成としたので、第
1の噴射ノズルから比較的離れた位置にある食器類の上
端縁部分の汚れは第2の噴射ノズルの噴射で洗浄でき、
洗浄ムラが発生せず洗浄性能が向上し、食器かごは構造
が簡単で安価なものとなる。
【0105】また、食器載置部は食器類の外周縁の下端
部が第1の噴射ノズルの下端面と同一面上に配設して収
容される構成としたので、第1の噴射ノズルから噴射さ
れた洗浄水は全て食器類に噴射され、洗浄水が有効に使
えるので、洗浄ムラを発生せず洗浄性能が向上する。
【0106】また食器かごは第1の噴射ノズルに対向し
て収納された第1の食器かごと、第1の食器かご上に着
脱自在に載置された第2の食器かごとで構成したので、
洗浄槽の上下方向の空間を有効に利用して食器類が多量
に収納できると共に、食器類の形態の違いにより分別し
て使い分けられ、さらに少容量から大容量の食器類の洗
浄においても食器かごが使い分けできるので、本体の小
形化を損わず使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態を示す
縦断面図である。
【図2】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態を示す
横断面図である。
【図3】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルを示す拡大断面図である。
【図4】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルを示す上面図である。
【図5】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルの変形例を示す上面図及び側面図である。
【図6】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルの変形例を示す上面図及び側面図である。
【図7】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルの変形例を示す上面図及び側面図である。
【図8】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルの変形例を示す上面図及び側面図である。
【図9】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る噴射ノズルの変形例を示す上面図及び側面図である。
【図10】(a)(b)いずれも本発明の食器洗浄機の
第1の実施の形態における噴射ノズルの変形例を示す上
面図である。
【図11】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態を示
す横断面図である。
【図12】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態を示
す上面から見た断面図である。
【図13】本発明の食器洗浄機の第3の実施の形態を示
す上面から見た断面図である。
【図14】本発明の食器洗浄機の第4の実施の形態を示
す縦断面図である。
【図15】本発明の食器洗浄機の第5の実施の形態にお
ける噴射ノズルを示す縦断面図である。
【図16】本発明の食器洗浄機の第5の実施の形態にお
ける支持体の斜視図である。
【図17】本発明の食器洗浄機の第6の実施の形態にお
ける噴射ノズルの断面図である。
【図18】本発明の食器洗浄機の第6の実施の形態にお
ける支持体の斜視図である。
【図19】本発明の食器洗浄機の第7の実施の形態にお
けるスプリンクラの上面から見た部分断面図である。
【図20】(a)は本発明の食器洗浄機の第8の実施の
形態におけるスプリンクラを示す上面図、(b)は同側
面図である。
【図21】本発明の食器洗浄機の第9の実施の形態にお
けるスプリンクラを下面から見た断面図である。
【図22】本発明の食器洗浄機の第10の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図23】本発明の食器洗浄機の第10の実施の形態を
示す上面から見た断面図である。
【図24】本発明の食器洗浄機の第10の実施の形態に
おける食器かごの斜視図である。
【図25】本発明の食器洗浄機の第11の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図26】本発明の食器洗浄機の第11の実施の形態に
おける食器かごの斜視図である。
【図27】本発明の食器洗浄機の第12の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図28】本発明の食器洗浄機の第12の実施の形態に
おける食器かごを示す斜視図である。
【図29】本発明の食器洗浄機の第12の実施の形態に
おける食器かごを示す部分断面図である。
【図30】本発明の食器洗浄機の第12の実施の形態に
おける食器かごの横断面図である。
【図31】本発明の食器洗浄機の第13の実施の形態を
示す横断面図である。
【図32】本発明の食器洗浄機の第13の実施の形態に
おける食器かごの斜視図である。
【図33】本発明の食器洗浄機の第13の実施の形態に
おける食器かごの側面図である。
【図34】本発明の食器洗浄機の第14の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図35】従来の食器洗浄機を示した透視図である。
【図36】従来の食器洗浄機を示した縦断面図である。
【図37】従来の食器洗浄機における食器かごの斜視図
である。
【符号の説明】
1…本体、3…洗浄槽、6a,6b…側壁、11…第1
の給水管、12,12a,12b…第1の吐出部、1
3,13a,13b…第1の噴射ノズル、14,14
a,14b,14c,14d…第1の噴射口、15…第
2の給水管、16…第2の吐出部、17…第2の噴射ノ
ズル、18,18a,18b…第2の噴射口、19…洗
浄ポンプ、24…食器かご、24e…食器載置部、24
k…第1の食器かご、24m…第2の食器かご、25…
食器類、26…第1の支持体、26a,29a…円筒
部、26b,29b…散水口、26e,29e…衝突羽
根、28…第1のスプリンクラ、28a,30a…天
壁、28e,30e…凹部、28f,30f…回転補助
羽根、28g,30g…回転羽根、29…第2の支持
体、30…第2のスプリンクラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 勝彦 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽を有する本体と、この本体内に設
    けられ前記洗浄槽内の洗浄水を圧送する洗浄ポンプと、
    この洗浄ポンプに接続され前記洗浄槽底部に設けられた
    第1の給水管と、前記洗浄ポンプに接続され前記洗浄槽
    の側壁上部に向って設けられた第2の給水管と、前記第
    1及び第2の給水管にそれぞれ設けられた第1及び第2
    の吐出部と、前記第1及び第2の吐出部にそれぞれ設け
    られ球面に複数の噴射口を有する半球状の第1及び第2
    の噴射ノズルと、前記第1及び第2の噴射ノズルに対向
    して配置された食器かごとを備えたことを特徴とする食
    器洗浄機。
  2. 【請求項2】 第1の吐出部は第1の給水管の軸方向に
    直線上に複数設けられたことを特徴とする請求項1記載
    の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 複数の第1の吐出部は等間隔としたこと
    を特徴とする請求項2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 第2の吐出部は直線上に設けられた複数
    の第1の吐出部の延長線上に設けられたことを特徴とす
    る請求項2又は3記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 第1又は第2の噴射ノズルは洗浄槽に向
    って突出させた円筒状の支持体と、この支持体の周壁に
    開口され吐出部と連通する散水口と、前記支持体に回転
    自在に枢着され、球面に前記散水口と連通する複数の噴
    射口を有する半球状のスプリンクラとで構成され、前記
    スプリンクラは洗浄ポンプで圧送された洗浄水が前記複
    数の噴射口から噴射された噴射圧力の反力で回転するこ
    とを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の食器洗浄
    機。
  6. 【請求項6】 支持体は散水口の一方の縁部から円筒部
    の中心に向って弯曲して形成された衝突羽根を有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 スプリンクラは下部外周縁に回転軸側に
    向って凹ませたV字状の凹部と、この凹部の一方の壁に
    回転軸の遠心方向に開口させた噴射口とを有することを
    特徴とする請求項5又は6記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 スプリンクラの天壁表面外周に回転補助
    羽根を有することを特徴とする請求項5,6又は7記載
    の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 スプリンクラの天壁内面に回転羽根を有
    することを特徴とする請求項5,6,7又は8記載の食
    器洗浄機。
  10. 【請求項10】 食器かごは食器類のそれぞれの中心を
    結んだ中心軸が第1の給水管の軸方向と平行に配列して
    収容される食器載置部を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の食器洗浄機。
  11. 【請求項11】 食器載置部は食器類が複数列並行して
    収容されることを特徴とする請求項10記載の食器洗浄
    機。
  12. 【請求項12】 食器載置部は食器類の内面側が第2の
    噴射ノズルに対向して収容されることを特徴とする請求
    項10又は11記載の食器洗浄機。
  13. 【請求項13】 食器載置部は食器類の外周縁の下端部
    が第1の噴射ノズルの下端面と同一面上に配列して収容
    されることを特徴とする請求項10,11又は12記載
    の食器洗浄機。
  14. 【請求項14】 食器かごは第1の噴射ノズルに対向し
    て収納された第1の食器かごと、この第1の食器かご上
    に着脱自在に設けられた第2の食器かごとで構成したこ
    とを特徴とする請求項10,11,12又は13記載の
    食器洗浄機。
JP32719795A 1995-12-15 1995-12-15 食器洗浄機 Pending JPH09164105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32719795A JPH09164105A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32719795A JPH09164105A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 食器洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09164105A true JPH09164105A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18196405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32719795A Pending JPH09164105A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09164105A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466230B1 (ko) * 1997-07-28 2005-05-24 동양매직 주식회사 식기세척기의살수처리장치및그제어방법
WO2006001609A1 (en) * 2004-06-24 2006-01-05 Lg Electronics, Inc. Heater-mounting structure of dish washer, and the heater
WO2013048118A1 (en) * 2011-09-27 2013-04-04 Lg Electronics Inc. Dishwasher
JP2017502769A (ja) * 2013-06-05 2017-01-26 寧波方太厨具有限公司Ningbo Fotile Kitchen Ware Co., Ltd 洗浄装置の回転スプレーアームとその応用
WO2019063282A1 (de) * 2017-09-29 2019-04-04 BSH Hausgeräte GmbH Haushalts-geschirrspülmaschine
JP2023504505A (ja) * 2019-12-03 2023-02-03 ステリス インク スプレーアーム速度調整装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466230B1 (ko) * 1997-07-28 2005-05-24 동양매직 주식회사 식기세척기의살수처리장치및그제어방법
WO2006001609A1 (en) * 2004-06-24 2006-01-05 Lg Electronics, Inc. Heater-mounting structure of dish washer, and the heater
US7815745B2 (en) 2004-06-24 2010-10-19 Lg Electronics Inc. Heater-mounting structure of dish washer, and the heater
WO2013048118A1 (en) * 2011-09-27 2013-04-04 Lg Electronics Inc. Dishwasher
US9044134B2 (en) 2011-09-27 2015-06-02 Lg Electronics Inc. Dishwasher
JP2017502769A (ja) * 2013-06-05 2017-01-26 寧波方太厨具有限公司Ningbo Fotile Kitchen Ware Co., Ltd 洗浄装置の回転スプレーアームとその応用
WO2019063282A1 (de) * 2017-09-29 2019-04-04 BSH Hausgeräte GmbH Haushalts-geschirrspülmaschine
US11166616B2 (en) 2017-09-29 2021-11-09 BSH Hausgeräte GmbH Domestic dishwasher
JP2023504505A (ja) * 2019-12-03 2023-02-03 ステリス インク スプレーアーム速度調整装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7673639B2 (en) Washing arm and dishwasher having the same
KR940011551B1 (ko) 식기세척기
TW201200088A (en) Dishwasher
KR20050105706A (ko) 워터 가이드 탈거 방지구조가 구비된 식기 세척기
JPH1176127A (ja) 食器洗浄機
JPH09164105A (ja) 食器洗浄機
KR101155344B1 (ko) 식기 세척기
JPH09164107A (ja) 食器洗浄機
KR100698326B1 (ko) 식기세척기 및 세척방법
KR100977987B1 (ko) 식기세척기
KR20190104700A (ko) 식기세척기
KR101210124B1 (ko) 식기 세척기의 랙구조
KR20060013790A (ko) 집중 세척 기능이 구비된 식기 세척기
JP3372454B2 (ja) 食器洗浄機
CN214259249U (zh) 一种具有双喷射水路的洗碗机
JP4326284B2 (ja) 食器洗浄機
CN210541431U (zh) 一种碗篮旋转式洗碗机
KR0176673B1 (ko) 상단노즐을 갖는 식기세척기
KR20060010363A (ko) 회전랙 구조가 구비된 식기 세척기의 구동 방법
KR100422859B1 (ko) 식기세척기의 펌프하우징 벤트구조
JPH10127552A (ja) 食器洗い機
CN218889621U (zh) 一种清洗设备的喷淋装置及清洗设备
JP3231872B2 (ja) 食器洗浄機
KR100237690B1 (ko) 식기세척기용 수납바구니
KR0165041B1 (ko) 식기 세척기