JP2017502769A - 洗浄装置の回転スプレーアームとその応用 - Google Patents

Abstract

洗浄装置に用いられる回転スプレーアーム（６）と洗浄装置とであって、回転スプレーアーム（６）は、連結される上蓋体（６２）と下蓋体（６３）とを備え、上蓋体（６２）と下蓋体（６３）との間には流路（６４）が形成され、上蓋体（６２）に出水孔（６２１）が設けられ、下蓋体（６３）の中央に流路（６４）と連通する上部格納空洞（６１）が設けられ、流路（６４）は上部格納空洞（６１）の両側に位置し、下蓋体（６３）の下面には上部格納空洞（６１）に対応する円孔（６３１）が設けられる。回転スプレーアーム（６）にポンプの出水部を格納するための空洞が設けられ、空洞と出水孔とが連通することにより、回転スプレーアーム（６）とポンプとを独立に製造でき、加工、取付けが容易である。

Description

本発明は、洗浄装置、特に、洗浄装置に使用する回転スプレーアームと、この回転スプレーアームを応用するシンク式洗浄装置と、に関するものである。

食器洗浄機は、冷水又はお湯を食器に噴射することにより、食器に付着する汚物を取り除いて、食器を洗浄する装置である。食器が食器洗浄棚内の食器のラックに置かれる食器洗浄機は、一般的に、洗浄水を噴射するポンプとノズル、お湯を作るヒーター等を有する。従来の食器洗浄機には、すでに蒸気を食器の洗浄に利用しているものがある。加熱されたお湯を使用するものに比べて、蒸気を利用すると洗浄時間がより削減され、洗浄効果が向上する。

スペースを節約するため、すでに多くのシンク式の洗浄機、すなわち従来の家庭用のシンクをもとに多少改装し、シンクを洗浄機に改装したもの、が現れている。例えば、本願出願人の、中国特許出願公開第102940475号明細書（出願番号201210374569.5）、及び、中国特許出願公開第102697436号明細書（出願番号201210157913.5）は、いずれも従来のシンクを洗浄機に改装した従来技術である。特に、中国特許出願公開第102940475号明細書に開示されている洗浄機では、シンク底部の回転スプレーアームに言及している。このような回転スプレーアームは、通常、ポンプ本体に接続され、ポンプ本体はモーターにより駆動される。モーターがポンプ本体を駆動することで、回転スプレーアームに水流がもたらされて洗浄が行われる。

このような構造は、洗浄効果が良くても、部品が多いため構造が複雑で、また回転スプレーアームをポンプ本体やモーターと固く連結する必要があるだけでなく、ポンプ本体とモーターともしっかり連結する必要があり、更にシンクとの間も密接に連結する必要がある。このようにして初めて、洗浄機内の物体を有効に洗浄することができる。従って、このような回転スプレーアーム構造は、往々にして取外しや取付けが難しく、洗浄時に回転スプレーアームが緩んで外れて回転洗浄効果に悪影響を及ぼすことがないように、固定式にせざるを得ないものまである。そのため、このような洗浄機は依然として使用に不便をきたしている。

本発明で解決しようとする第一の技術的課題は、上記の従来技術の課題に対して、取外しのしやすい、洗浄装置に使用する回転スプレーアームを提供することである。

本発明で解決しようとする第二の技術的課題は、回転速度が調節可能な、洗浄装置に使用する回転スプレーアームを提供することである。

本発明で解決しようとする第三の技術的課題は、上記回転スプレーアームを使用する洗浄装置を提供することである。

本発明が上記の第一の技術的課題を解決するために採用する技術的解決手段は、次のとおりである。

洗浄装置に用いられる、上面に出水孔が設けられた回転スプレーアームであって、以下の特徴を有する。回転スプレーアームは、連結された上蓋体と下蓋体とを備え、前記上蓋体と下蓋体との間には流路が形成される。前記出水孔は、前記上蓋体の、前記流路と対応する位置に位置する。前記下蓋体の中央に流路と連通する上部格納空洞が設けられ、前記流路は上部格納空洞の両側に位置し、前記下蓋体の下面には上部格納空洞に対応する円孔が設けられる。

前記上部格納空洞と円孔とがポンプの出水部の格納に用いられ、前記ポンプが水を回転スプレーアーム内に送り込む。

汲み出された水を回転スプレーアームから噴射しやすくするため、前記上蓋体と下蓋体との間に隔板が設けられ、前記隔板が前記円孔を囲んで前記上部格納空洞を形成し、また、前記隔板が回転スプレーアームの両側にアーチ状に延びて前記流路を形成し、汲み出された水が流路に沿い、出水孔を経て噴射される。

前記上蓋体の両端に位置する出水孔の面積と、上蓋体上の全ての出水孔の面積との比は、0.05〜2である。

回転スプレーアームとポンプの構造をより安定させるために、回転スプレーアームの下方に位置する支持部材と連結される回転コネクタを更に備え、前記回転コネクタは下蓋体に設けられるファスナリングを含み、前記ファスナリングの周縁に、径方向に突出し、支持部材とクランプ嵌合する係合ブロックが設けられる。

前記ファスナリングと前記下蓋体とは、取外し可能に連結されることが好ましい。

前記ファスナリングと前記下蓋体とを取外し可能に連結する構造には、従来の各種技術を用いることができる。当該取外し可能に連結する構造として、前記回転コネクタが、前記下蓋体に上部格納空洞に対応する位置で下方へ延びる固定リングを更に有し、前記固定リングの周方向に間隔を空けて複数の弾性クリップピンが配置され、前記ファスナリングの周縁に弾性クリップピンと適合する段差部が設けられることが好ましい。

本発明の第二の技術的課題を更に解決し、回転スプレーアームを適度な回転速度に制御して良好なスプレー効果を得るため、前記下蓋体の下面の両側に回転スプレーアームの回転速度を調節するバラストウェイトが対称に設けられ、バラストウェイトの重量を変えることで、回転スプレーアームの回転速度を調節できる。

好ましくは、バラストウェイトが下蓋体と取外し可能に連結される。バラストウェイトを取り替えやすいよう、前記バラストウェイトと前記下蓋体とをクランプ嵌合又は粘着固定する。

本発明で上記第三の技術的課題を解決するために採用する技術的解決手段は、洗浄スペースを形成するハウジングを有する洗浄装置であって、前記ハウジングは、シンク本体と、前記シンク本体に回転可能に連結されるカバー板と、を有し、前記シンク本体の底部にポンプが設けられ、前記ポンプを前記回転スプレーアームが覆い、また、前記ポンプが、回転スプレーアームの下蓋体の上部格納空洞及び円孔の内部に格納されることを特徴とする洗浄装置である。

前記ポンプは開放式ポンプであることが好ましい。ポンプの構造を簡素化でき、ポンプの製造プロセスが簡単となる。前記ポンプは、羽根車と、支持部材としてのガイドブラケットとを有し、前記羽根車は、末端がモーターの出力軸に接続される中空の軸と、軸の周面に均等に分布し軸方向に延びる複数の羽根を有し、前記ガイドブラケットの中心に前記羽根の下部を格納する下部格納空洞が形成され、前記ガイドブラケットの底面とシンク本体の底部との間には間隔が空いている。

好ましくは、回転スプレーアームが回転コネクタを有する場合、前記ガイドブラケットの下部格納空洞の外周に位置する部分に、係合ブロックと対応する係合ホルダが設けられ、前記係合ホルダの片側に、係合ブロックを挿入するための開口を設けることにより、回転スプレーアームとガイドブラケットとが取外し可能に連結される。

従来技術と比較した本発明の有益な効果は、以下の通りである。回転スプレーアームにポンプの出水部を格納するための空洞が設けられ、また、当該空洞と出水孔とを連通させることにより、回転スプレーアームとポンプとを独立に製造でき、加工、取付けが容易である。回転スプレーアーム上にバラストウェイトを設けたり、又は、出水孔面積を調節したりすることで、回転スプレーアームを適度な速度で回転させることができ、良好なスプレー効果が得られる。支持部材と取外し可能な連結部材を設けることで、回転スプレーアームとポンプの構造をより安定させることができる。

本発明の実施例におけるシンク式洗浄装置の模式図である。 本発明の実施例におけるシンク式洗浄装置の局部断面図である。 本発明の実施例におけるシンク式洗浄装置の局部分解構造模式図である（カバー板とシンク本体は省略されている）。 本発明の実施例における回転スプレーアームの分解構造模式図である。 本発明の他の実施例における回転スプレーアームの模式図である。 図５の回転スプレーアームにおける回転コネクタの分解構造模式図である。 図５に示されている回転スプレーアームと対応するガイドブラケットの模式図である。

次に、図面と関連付けて本発明の実施例について更に詳細に説明する。

図１〜図３に示すのは、本発明によるシンク式洗浄機の一つの好ましい実施例である。当該シンク式洗浄機は、食器、野菜、果物等の洗浄に用いることができ、シンク本体１と、シンク本体１の最上部に回転可能に連結されるカバー板２とを有する。シンク本体１は、家庭用の通常のシンクでもよい。シンク本体１とカバー板２との間に洗浄スペースが形成され、上記の食器、野菜、果物等を収容し、これらを洗浄する。

シンク本体１の底板１１は、少なくとも中央部分が下方に凹んでおり、底板１１の凹部の上方に、間隔を空けて、凹部と同じ形状の水切板３がかぶせられている。水切板３には水切りをするための複数の水切穴３１が設けられ、水切板３と底板１１の凹部との間の間隔を空けたスペースによってドレイン領域３２が形成される。水切板３と底板１１の他の部分とは、同一平面になっている。図３のように、ドレイン領域３２は、次のように形成されてもよい。底板１１の一部を切り欠いて、切り欠いた部分の下方にケーシング１１１を設け、ケーシング１１１の上方に水切板３をかぶせて、底板１１の他の部分と同一平面とする。ケーシング１１１と水切板３との間のスペースによりドレイン領域３２が形成される。あるいは、水切板３の形状やサイズを底板１１の形状やサイズと同じにして、全体を底板１１の上方に位置させ、底板１１との間隔を空けて、水切板３と底板１１との間の間隔を空けたスペースによりドレイン領域３２を形成してもよい。

シンク本体１の外部の、底板１１の下方に、モーター４を取り付ける。モーター４の出力軸４１は、シンク本体１内に延び、底板１１の上方のドレイン領域３２内に位置する。または、図３のようにケーシング１１１を用いる場合、モーター４の出力軸４１は、ケーシング１１１の上方のドレイン領域３２内に延びる。

ドレイン領域３２には、屑かご３２１が更に設けられる。屑かご３２１の上端を水切板３より高くして、洗浄後の屑を収容させ、屑かご３２１とつながれる排水パイプが詰まらないようにする。底板１１の水切板３の周囲に位置する部分には、超音波発生器１１２が設けられてもよい。

ドレイン領域３２内にポンプが設けられる。本実施例では、開放式のポンプが用いられる。ポンプは、羽根車５１を有する。羽根車５１は、その中心に位置する中空の軸５１１、及び、軸５１１の周面に設けられている複数の羽根５１２を有する。羽根５１２は、軸５１１の周面に均等に分布し、軸方向に延びる。軸５１１の下端がモーター４の出力軸４１に接続されるため、モーター４は回転時に羽根車５１を回転させる。

羽根車５１の外側にはガイドブラケット５２が設けられる。ガイドブラケット５２の周方向に複数の取付スタンド５２１が設けられ、取付スタンド５２１は、ボルト等により底板１１、ケーシング１１１、又はモーター４と固定される。ドレイン領域３２内の水が流れるよう、ガイドブラケット５２の底面とドレイン領域３２の底面との間には間隔が空けられている。羽根５１２の下部はガイドブラケット５２の中心に形成されている下部格納空洞５２２内に位置し、上部はガイドブラケット５２から露出する。

ガイドブラケット５２の最上部には、回転スプレーアーム６を支持する段差部が設けられる。回転スプレーアーム６は、水切板３の上方に位置する。回転スプレーアーム６の中央の底部には、羽根５１２の上部を格納する上部格納空洞６１が形成される。ガイドブラケット５２の下部格納空洞５２２の周囲に位置する部分に回転スプレーアーム６を置き、ガイドブラケット５２が回転スプレーアーム６を支持するようにする。ガイドブラケット５２の下部格納空洞５２２と、羽根車５１と、が上記のポンプを形成し、羽根５１２がドレイン領域３２内の水を汲み出し、その水が上方の上部格納空洞６１から回転スプレーアーム６に入り、洗浄対象（上記の食器、野菜、果物等）を洗浄する。

回転スプレーアーム６が上蓋体６２と下蓋体６３とを有し、連結された両者間で、上部格納空洞６１と連通する流路６４が形成される。上部格納空洞６１は回転スプレーアーム６の中央に位置し、流路６４は上部格納空洞６１の両側に位置する。上蓋体６２の上面に複数の出水孔６２１が設けられ、出水孔６２１は流路６４の上方に位置する。流路６４に対応して、ポンプにより汲み上げられた水が上部格納空洞６１を通過して流路６４に流れ、出水孔６２１から噴出し、洗浄対象を洗浄する。上蓋体６２の両端に位置する出水孔６２１の面積と、上蓋体６２上の全ての出水孔６２１の面積との比は、好ましくは0.05〜2であり、より好ましくは1/3である。比が大きいほど、回転スプレーアーム６の回転速度が速い。これにより、回転スプレーアーム６を所望速度に調節して、より良いスプレー効果が得られるようにする。

上蓋体６２に下蓋体６３に向かって延びる隔板６５が設けられる。図４のように、下蓋体６３の底部中央には、円孔６３１が設けられる。隔板６５は、当該円孔６３１を取り囲んで前記上部格納空洞６１を形成する。また、当該隔板６５が円孔６３１から回転スプレーアーム６の両側にアーチ状に延びることで、上蓋体６２と下蓋体６３との両側の間を隔ててアーチ状の前記流路６４を形成する。当該流路６４の設計によって、回転スプレーアーム６が羽根車５１の上部から流れる水の水圧により一方向に沿い回転する。さらに、出水孔６２１が水流を噴射することで、シンク本体１内の食器、野菜等を洗浄できる。隔板６５を下蓋体６３に設け、上蓋体６２に向かって延びるようにしてもよい。隔板６５が上蓋体６２と下蓋体６３との間にあればよい。上部格納空洞６１の側壁は、円形に形成されてもよく、他の形状であってもよい。

また、回転スプレーアーム６とガイドブラケット５２の間に取外しに便利な連結部材を設けて、回転スプレーアーム６、羽根車５１、及びガイドブラケット５２の間の構造をより確実で安定なものとしてもよい。

図５〜図７には、本発明の他の実施例における回転スプレーアームが示される。回転スプレーアーム６とガイドブラケット５２との間が、回転コネクタ７により連結される。回転コネクタ７は、回転スプレーアーム６の下蓋体６３に、上部格納空洞６１の位置に対応する位置で下方へ延びる環状の固定リング７１、及び、ファスナリング７２を有する。固定リング７１の周方向に間隔を空けて複数の弾性クリップピン７１１が配置される。ファスナリング７２の周縁に弾性クリップピン７１１と適合する段差部７２１が設けられる。ファスナリング７２を固定リング７１に位置させ、弾性クリップピン７１１を段差部７２１の下底面に引っ掛けると、両者が固定される。

ファスナリング７２の周縁に、径方向に内側へ又は外側へ突出する係合ブロック７２２が更に設けられる。ガイドブラケット５２の下部格納空洞５２２の外周に位置する部分に、係合ブロック７２２と対応する係合ホルダ５２３が設けられ、係合ホルダ５２３の片側に開口が設けられる。ファスナリング７２を回し、係合ブロック７２２を回しながら係合ホルダ５２３に近づけ、係合ブロック７２２を係合ホルダ５２３の開口から係合ホルダ５２３内に入れて係合させる。これにより、回転スプレーアーム６とガイドブラケット５２とが固定される。

下蓋体６３の下面の両側にバラストウェイト８が対称に設けられてもよい。バラストウェイト８は、下蓋体６３にクランプ嵌合されても、下蓋体６３に粘着固定されても、又は、他の方式で下蓋体６３に連結されてもよい。本実施例では、クランプ嵌合方式が用いられる。下蓋体６３の下面の各側面に固定部材６３２が設けられる。固定部材６３２の中間にバラストウェイト８を格納する間隔を空けたスペースが設けられる。固定部材６３２の両内側にガイド凹溝を設け、バラストウェイト８の両外側にガイド凹溝と適合するガイド凸部を設けて、バラストウェイト８を、ガイド凹溝に沿って移動可能とし、固定部材６３２にクランプ嵌合されるようにしてもよい。バラストウェイト８の重量を変えることで、回転スプレーアーム６の回転速度を調節できる。

ポンプを通常の密閉式構造のポンプに替えて、ドレイン領域３２内の水を密閉式のポンプ内に吸入し、出口から回転スプレーアーム６内に送り出してもよい。すなわち、回転スプレーアーム６は、依然として密閉式のポンプの水を排出する部品となる。上部格納空洞６１が、ポンプの出水口を格納するようにしてもよい。

本発明によるシンク式洗浄装置の動作過程を、食器洗浄を例に以下に示す。まず、シンク本体１に食器かごを入れ、洗浄しようとする食器を食器かごに入れ、その後、カバー板２を閉める。シンク本体１内に所定量のきれいな水を注入し、その水がドレイン領域３２内に入った後に、モーター４を起動して、羽根車５１を回転させる。羽根車５１の回転に伴い、ドレイン領域３２内の水は、羽根車５１の下部から上方に流れて上部格納空洞６１内に入り、上部格納空洞６１の側面から流路６４に入って、上蓋体６２の流路６４の位置に対応する出水孔６２１から噴出する。水流により回転スプレーアーム６が回転し、食器が噴射洗浄される。

洗浄後の水は、水切板３を通って再びドレイン領域３２内に入り、羽根車５１により循環され再利用される。水切板３は、水を通過させるだけではなく、大きめの汚物を水切板３の上方に隔離して、汚物がドレイン領域３２に入って羽根車５１に入ることを防止し、羽根車５１の正常な回転への悪影響を抑制できる。このような構造は、節水及び省エネになるだけではなく、洗浄効果も優れたものとなる。また、家庭用のシンクを改装して作ることができ、シンク本体は家庭用の任意のシンクでよいため、コストを節約でき、キッチン内のスペースを節約できる。洗浄装置の機能を使用しない場合、回転スプレーアーム６を取り外し、羽根車５１やガイドブラケット５２も取り外して、水切板３を元の位置に戻せば、元の普通のシンクに戻すことができる。

中国特許出願公開第１０２９４０４７５号明細書 中国特許出願公開第１０２６９７４３６号明細書

Claims (11)

1. 洗浄装置に用いられる、上面に出水孔（６２１）が設けられた回転スプレーアームであって、
   前記回転スプレーアームが、連結された上蓋体（６２）と下蓋体（６３）とを備え、
   前記上蓋体（６２）と前記下蓋体（６３）との間には流路（６４）が形成され、
   前記出水孔（６２１）は、前記上蓋体（６２）の、前記流路（６４）と対応する位置に位置し、
   前記下蓋体（６３）の中央に、前記流路（６４）と連通する上部格納空洞（６１）が設けられ、
   前記流路（６４）は、前記上部格納空洞（６１）の両側に位置し、
   前記下蓋体（６３）の下面には前記上部格納空洞（６１）に対応する円孔（６３１）が設けられる、
   ことを特徴とする回転スプレーアーム。
2. 前記上蓋体（６２）と前記下蓋体（６３）との間に隔板（６５）が設けられ、前記隔板（６５）が前記円孔（６３１）を囲んで前記上部格納空洞（６１）を形成し、また、前記隔板（６５）が前記回転スプレーアームの両側にアーチ状に延びて前記流路（６４）を形成することを特徴とする、
   請求項１に記載の回転スプレーアーム。
3. 前記上蓋体（６２）の両端に位置する前記出水孔（６２１）の面積と、前記上蓋体（６２）上の全ての前記出水孔（６２１）の面積との比が0.05〜2であることを特徴とする、請求項１又は２に記載の回転スプレーアーム。
4. 前記回転スプレーアームの下方に位置する支持部材と連結される回転コネクタ（７）を更に備え、前記回転コネクタ（７）は前記下蓋体（６３）に設けられるファスナリング（７２）を含み、前記ファスナリング（７２）の周縁に、径方向に突出し、支持部材とクランプ嵌合する係合ブロック（７２２）が設けられることを特徴とする、
   請求項１又は２に記載の回転スプレーアーム。
5. 前記ファスナリング（７２）と前記下蓋体（６３）とが取外し可能に連結されることを特徴とする、
   請求項４に記載の回転スプレーアーム。
6. 前記ファスナリング（７２）と前記下蓋体（６３）とを取外し可能に連結する構造として、前記回転コネクタ（７）が、前記下蓋体（６３）に前記上部格納空洞（６１）に対応する位置で下方へ延びる固定リング（７１）を更に有し、前記固定リング（７１）の周方向に間隔的を空けて複数の弾性クリップピン（７１１）が配置され、前記ファスナリング（７２）の周縁に前記弾性クリップピン（７１１）と適合する段差部（７２１）が設けられることを特徴とする、
   請求項５に記載の回転スプレーアーム。
7. 前記下蓋体（６３）の下面の両側に回転スプレーアームの回転速度を調節するバラストウェイト（８）が対称に設けられることを特徴とする、
   請求項１又は２に記載の回転スプレーアーム。
8. 前記バラストウェイト（８）が、前記下蓋体（６３）に、クランプ嵌合される、又は、粘着固定されることを特徴とする、
   請求項７に記載の回転スプレーアーム。
9. 洗浄スペースを形成するハウジングを備えた洗浄装置であって、
   前記ハウジングは、シンク本体（１）と、前記シンク本体（１）に回転可能に連結されるカバー板（２）とを有し、
   前記シンク本体（１）の底部にポンプが設けられ、
   前記ポンプが請求項１から８のいずれか一項に記載の回転スプレーアームで覆われ、
   前記ポンプが、前記回転スプレーアームの前記下蓋体の前記上部格納空洞（６１）及び前記円孔（６３１）の内部に格納されることを特徴とする、
   洗浄装置。
10. 前記ポンプは開放式ポンプであり、前記ポンプは、羽根車（５１）と、支持部材としてのガイドブラケット（５２）とを有し、前記羽根車（５１）は、末端がモーター（４）の出力軸（４１）に接続される中空の軸（５１１）と、前記軸（５１１）の周面に均等に分布し、軸方向に延びる複数の羽根（５１２）を有し、前記ガイドブラケット（５２）の中心に前記羽根（５１２）の下端を格納する下部格納空洞（５２２）が形成され、前記ガイドブラケット（５２）の底面と前記シンク本体（１）の底部との間には間隔が空いていることを特徴とする、
    請求項９に記載の洗浄装置。
11. 前記回転スプレーアームが前記回転コネクタ（７）を有する場合、前記ガイドブラケット（５２）の下部格納空洞（５２２）の外周に位置する部分に、係合ブロック（７２２）と対応する係合ホルダ（５２３）が設けられ、前記係合ホルダ（５２３）の片側に、係合ブロック（７２２）を挿入するための開口が設けられることを特徴とする、
    請求項１０に記載の洗浄装置。

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