JP3982528B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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本発明は、食器洗浄機に係り、さらに詳しくは回転ノズル体の浮き上がり防止に関するものである。
従来の食器洗浄機は、洗浄機本体内に洗浄槽が設置され、その洗浄槽内の洗浄水を循環させる洗浄ポンプが設けられている。その洗浄水は排水孔より吸い込まれて、洗浄ノズルにより洗浄水が洗浄槽内に配置されたかごに収容されている食器に向けて噴射させられる。
その洗浄ノズルは、その回転中心部に洗浄ノズル内に洗浄水を案内する軸部を設け、洗浄槽の底部に洗浄ノズルの軸部に対して外包するように軸支する軸支部を配置し、この軸支部に洗浄ノズルの軸部を挿入して洗浄ノズルを回転自在に支持している。
そして、洗浄ノズルに供給される洗浄水の水圧が高くなると、洗浄ノズルが浮き上がり、洗浄槽への水漏れが生じ、そのために洗浄ノズルの噴射圧力が低下して洗浄ノズルの回転が妨げられる。
そこで、洗浄ノズルの軸部の近傍に爪部を設け、洗浄ノズルが軸支部から簡単に外れないようにして洗浄ノズルの浮き上がりを防止するようにしている。
また、それ以外の洗浄ノズルの浮き上がり防止として、洗浄ノズルの重量を錘りを付けて重くするということも考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、別の従来の食器洗浄機では、軸支部に回転自在に取り付けられた洗浄ノズルを、軸支部にネジ止めするキャップで押さえて洗浄ノズルの浮き上がりを防止するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−325286号公報(第1頁、第1図) 実公平3−33321号公報(第1頁、第1図)
特許文献1に記載された従来の食器洗浄機において、洗浄ノズルの浮き上がり防止のために、洗浄ノズルの軸部の近傍に爪部を設け、洗浄ノズルが軸支部から簡単に外れないようにする構成では、洗浄ノズルに爪部を設けなければならず、洗浄ノズルの構成が複雑になりコストがかかるという問題があった。
また、洗浄ノズルの重量を錘りを付けて重くするという場合には、錘りを洗浄ノズル全体に均一に取り付けると、全体的に重くなり、回転モーメントの関係で洗浄ノズルが回りにくくなり、また錘りを均一に取り付けることは難しいためアンバランスになり易く、アンバランスな取り付けでは、振動が生じて騒音の原因となるという問題があった。
また、特許文献2に記載された食器洗浄機のように、洗浄ノズルの浮き上がり防止のために、軸支部に回転自在に取り付けられた洗浄ノズルを、軸支部にネジ止めしたキャップで押さえる場合には、洗浄ノズルは回転部材であるため、キャップが回転中に緩みやすく、キャップのネジ締めが緩いと回転中に洗浄ノズルのガタが生じ騒音の原因となり、メンテナンスの面からも常にキャップのネジ締めに気を付けなければならず、面倒であるという問題もあった。
そこで、本発明は係る問題点を解決するためになされたもので、水圧に打ち勝つ重さの重量部材である錘を回転ノズル体にアンバランスを生じないよう取り付けて回転ノズル体の浮き上がりを防止するようにした食器洗浄機を得ることを目的とする。
本発明に係る食器洗浄機は、筐体内に設けられた洗浄槽と、該洗浄槽内に収納された食器類に洗浄水を噴射する中空状の回転ノズル体と、該回転ノズル体に洗浄水を供給する洗浄ポンプとを備え、
前記回転ノズル体を前記洗浄ポンプに接続されて洗浄水を供給する円筒状の軸体に回転自在に装着し、前記回転ノズル体に、その回転中心部を取り囲み、前記洗浄ポンプから供給される洗浄水の水圧に打ち勝つ重さの錘りを固着したものである。
本発明の食器洗浄機によれば、筐体内に設けられた洗浄槽内に収納された食器類に洗浄水を噴射する中空状の回転ノズル体を、洗浄ポンプに接続されて洗浄水を供給する円筒状の軸体に回転自在に装着し、その回転ノズル体にその回転中心部を取り囲み、洗浄ポンプから供給される洗浄水の水圧に打ち勝つ重さの錘りを固着するようにしたので、洗浄ポンプを駆動して温水を回転ノズル体に圧送し、回転ノズル体が回転しながら食器類に温水を噴射する場合に、回転ノズル体に圧送する温水の水圧が高くなり、回転ノズル体が浮き上がろうとしても、回転ノズル体の回転中心部を取り囲む錘りの重さが洗浄ポンプから供給される洗浄水の水圧に打ち勝つことにより、回転ノズル体の浮き上がりが防止される。
また、錘りは回転ノズル体の回転中心部を取り囲むよう固着されているので、回転ノズル体の全体に錘りを取り付けた場合に比べて、アンバランスが生じにくく、回転モーメントにも大きな影響を与えないため、回転ノズル体が回りにくくなることはなく、スムーズに回転する。
実施の形態1.
図1は本発明に係る実施の形態1の食器洗浄機の縦断面図、図2は同食器洗浄機の後面側の縦断面図、図3は同食器洗浄機の使用状態を示す斜視図、図4は同食器洗浄機の回転ノズル体の底面図、図5は同食器洗浄機の回転ノズル体の斜視図、図6は同食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部の断面図である。
食器洗浄機の外郭を形成する筐体1内には、洗浄槽5が設けられており、洗浄槽5の下部には貯水タンク11を有する底面板10が着脱自在に装着されている。
その洗浄槽5は、両側壁と後壁とからなり、前面及び上下が開口されたコ字状の周面部6と、この周面部6の上部開口部を覆う上面板7と、下部開口部を覆う底面板10とからなっている。
底面板10の一方の側の下部に上面が開口された貯水タンク11が設けられており、底面板10の外周には周壁12が立設され、洗浄槽5を形成する周面部6の下端部がパッキン(図示せず)を介して周壁12の内側に挿入され、ねじ止め等により固定されている。なお、貯水タンク11は後述の食器類を洗浄し又はすすぐために必要な水を貯水するに十分な容積を備えている。
また、底面板10の他方の側に洗浄槽貯水部13が設けられ、底面板10のほぼ中央部に洗浄槽送水口14が設けられている。貯水タンク11の一方に側壁の上部に設けた給水受口15が設けられている。
さらに、筐体1の側壁に設けた開口部2と貯水タンク11の給水受口15との間に案内管16が設けられ、筐体1の開口部2の外面側において案内管16に水受け具固定部17が連結されている。その水受け具固定部17には後述の水受け具45の接続管47が固定されている。
また、貯水タンク11の上面開口部は仕切り板18で覆われ、貯水タンク11内には洗浄水の加熱手段19が設置され、貯水タンク11の底部には温度センサ20が設けられている。
洗浄槽5の下方において、貯水タンク11の他方に給水ポンプ21が設置され、給水ポンプ21の吸込み口は給水管22aより貯水タンク11の底部に接続されており、給水ポンプ21の吐出口は給水管22bに接続されている。そして、その給水管22bは筐体1の底部近傍から筐体1の内壁に沿って立ち上がり、洗浄槽5の側壁の上下方向の略中央部に設けた給水口23に接続されている。
また、洗浄槽5の下方において、貯水タンク11の側方に洗浄ポンプ25が設置され、その洗浄ポンプ25の吸込み口は給水管26aにより底面板10に設けた洗浄槽貯水部13の底部に接続され、洗浄ポンプ25の吐出口は給水管26bにより底面板10に設けた洗浄水送水口14に接続されている。
洗浄ポンプ25の近傍に排水ポンプ27が設置され、その排水ポンプ27の吸込み口は排水管28aにより洗浄槽貯水部13の底部に接続され、排水ポンプ27の吐出口に接続された配水管28bは筐体1の内壁に沿って立ち上がった後、再び下降し、洗浄槽5の下方に設けた接続部29に接続されている。28cは一端が接続部29に接続され、他端が筐体1の外部に取り出された排水管である。30は一端が貯水タンク11の後壁上部に接続され、他端が接続部29に接続されたオーバーフロー管である。
また、洗浄槽5の底面板10に設けた洗浄槽給水口14に設けられている有底円筒状の軸体31には、噴射ノズルである回転ノズル体32が回転自在に装着される。その回転ノズル体32は合成樹脂製の上下ケース32a、32bにより中空状に形成されており、その上ケース32aに複数の噴射口33が設けられている。
また、洗浄槽給水口14の軸体31の外周に断面U字状の受け部31aが設けられ、その受け部31aに回転ノズル体32の下ケース32bの下面中央に設けられた筒状の軸受部34の下側が嵌合されると共に回転ノズル体32の上ケース32aの内面中央に設けられた環状凸部32cと軸体31の頭部中央に設けられた凹部31cとが嵌合して軸体31に回転ノズル体32が回転自在に装着される。
回転ノズル体32の下面で軸受部34の周囲に方形状で所定の厚みを有する重量体である鉄製の錘り35が取付固定されている。なお、洗浄槽給水口14の軸体31の頭部側周壁には、軸体31に回転ノズル体32の軸受部34が回転自在に支持されたときに洗浄水給水口14と回転ノズル体32の内部とを連通させる連通穴31bが設けられている。
その錘り35の取付固定方法は、下ケース32bの軸受部34の外周壁とその周囲に突設された錘り受け枠36とで形成される環状凹部37に例えば2つの固定ピン38を突設させておき、また錘り35にはこ各固定ピン38が貫通する貫通穴35aを設けておき、該環状凹部37に各固定ピン38を各貫通穴35aに貫通させるようにして錘り35を嵌め込み、各固定ピン37の頭部を加熱融着してリベット止めするものである。なお、それ以外の錘り35の取付固定方法としは、環状凹部37に錘り35を接着剤により接着固定するようにしてもよい。
また、洗浄槽5の洗浄槽貯水部13にフィルタ39が着脱可能に設けられている。さらに、洗浄槽5の内壁の下部に対向して設けたレール9に沿って前面開口部から洗浄槽5内に食器かご40が挿脱可能に収容されている。41は食器かご40に収納された洗浄する食器類である。
なお、図示しないが、洗浄槽5の背面側下方には、洗浄した食器類41を乾燥する温風送風機が設けられており、その吸込み口は常時は閉鎖している開閉弁を備えた送風管により貯水タンク11の側壁の上部に開口し、吐出口に接続された送風管は洗浄槽5の後壁に開口している。なお、洗浄槽5の下方には制御部が設けられており、筐体1の前面側には操作部が設けられている。
また、水受け具固定部17には、接続管47を介して貯水タンク11への給水装置であるほぼ杓状の水受け具45が設けられている。その水受け具45は、例えば合成樹脂からなり、下部に流水口を有する漏斗状の受け口46を有している。そして、接続管47の外径は案内管16の内径とほぼ等しく形成され、水受け具固定部17から案内管16に押し込み又は引き出し可能に挿入されて、先端部が貯水タンク11内と連通するようになっている。50は流し台、51は流し台50の水道栓、52は水道栓51の蛇口である。
次に、本発明に係る食器洗浄機により食器類を洗浄する場合の作用について説明する。
まず、食器かご40に洗浄する食器類41を収納し、前面扉を開いてレール9に沿って食器かご40を洗浄槽5内に収容し、前面扉3を閉じる。
ついで、水受け具45の接続管47を水受け具固定部17から案内管16に挿入し、図3に示すように、受け口46を流し台50の水道栓51の蛇口52の下に位置させ、水受け具固定具17により固定する。このとき、受け口46が蛇口52の直下に位置するように、接続管47を案内管16に押し込み又は引き出してその位置を調整する。
この状態で、水道栓51を開いて水受け具45から貯水タンク11に洗浄水を給水し、所定の時間経過したとき(又は所定の水位に達したとき)は水道栓51を閉じる。このとき、もし貯水タンク11に所定量(所定水位)以上の洗浄水が給水されたときは、オーバーフロー管30から接続部29を経て排水管28cから外部に排出される。
ついで、温度センサ20が、洗浄水が所定の温度に達したことを検知したときは、通電を停止する。
次に、給水ポンプ21を駆動して貯水タンク11内の温水を、給水管22a、22bを介して給水口23から洗浄槽5内に給水し、洗浄槽貯水部13を含む洗浄槽5の下部に貯水する。なお、必要に応じて洗浄水に洗剤を投入してもよい。
次に、洗浄ポンプ25を駆動し、洗浄槽貯水部13内の温水を回転ノズル体32に圧送し、回転ノズル体32を回転させながら噴射口33から、食器かご40に収納された食器類41に温水を噴射して食器類41を洗浄し、洗浄工程が開始される。
食器類41を洗浄した温水は、洗浄槽5内を落下して洗浄槽貯水部13に集まり、洗浄ポンプ25により再び回転ノズル体32に送られ、食器類41を洗浄する。洗浄水はこのようにして循環し、食器類41の洗浄を繰り返す。
このとき、循環している洗浄水には、残滓が混入するが、この残滓はフィルタ39によって大部分が捕集される。また、貯水タンク11は洗浄水の循環経路から分離しているため、貯水タンク11、加熱手段19及び温度センサ20には常に外部からの水しか通過しないので、残滓による汚染がなく、常に清潔を保つことができる。
洗浄工程が開始され、所定の時間が経過すると、洗浄ポンプ25を停止すると共に排水ポンプ27を駆動し、洗浄槽5内の洗浄水を排水管28cから外部に排水する。これにより、洗浄工程が終了する。
次に、給水ポンプ21を駆動して貯水タンク11内の温水を洗浄槽5に給水し、ついで洗浄ポンプ25を駆動して回転ノズル体32から食器類41に温水を噴射し、すすぎ工程を開始する。
そして、一定の時間が経過したときは洗浄ポンプ25を停止し、排水ポンプ27により洗浄槽5内の湯を排水して貯水タンク11内の温水を洗浄槽5内に給水し、再び洗浄ポンプ25を駆動して食器類41のすすぎを行う。このようなすすぎ工程は、数回繰り返される。
所定の時間が経過してすすぎ工程が終わったときは、温風送風機に通電する。温風送風機が駆動されると、開放弁が開放され、温風は送風管を経て洗浄槽5の後壁の開口から洗浄槽5内に吐出されて洗浄した食器類41を乾燥する(乾燥工程)。
これら貯水タンク11への給水及び加熱、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の一連の動作は、操作部で設定することにより、すべて自動的に行われる。
所定の時間が経過して乾燥工程が終了したときは、適宜前面扉3を開き、食器かご40を引き出して洗浄された食器類41を取り出す。
このように、上述した洗浄工程及びすすぎ工程において、洗浄ポンプ25を駆動し、洗浄槽貯水部13内の温水を回転ノズル体32に圧送し、回転ノズル体32を回転させながら噴射口33から食器類41に温水を噴射するようにしている。
そして、回転ノズル体32に圧送する温水の水圧が高くなり、合成樹脂で形成されて重さが軽い回転ノズル体32が浮き上がろうとするが、回転ノズル体32の下面で軸受部34の周囲に、水圧に打ち勝って浮き上がらない重さの重量部材である錘り35が取付固定されているので、回転ノズル体32に圧送する温水の水圧が高くなっても、錘り35の重さが水圧に打ち勝っことにより、回転ノズル体32が浮き上がることが防止される。
また、錘り35は回転ノズル体32の下面で軸受部34の周囲に取付固定するようにしたので、回転ノズル体32の全体に錘り35を取り付けた場合に比べて、アンバランスが生じにくく、回転モーメントにも大きな影響を与えないため、回転ノズル体32が回りにくくなく、スムーズに回転する。
さらに、軸受部34の一端が軸体31の外周に設けた凹部31aに嵌合させられ、軸体31と回転ノズル体32の軸受部34がラビリンス構造を構成する。
軸体31と回転ノズル体32の軸受部34とに若干の隙間があり、その隙間に水があると、その水が潤滑油の役目を果たし摩擦抵抗が少なくなるため、回転ノズル体32が回転し易いが水洩れのおそれがあるが、軸体31と回転ノズル体32の軸受部34がラビリンス構造を構成しているため、軸体31及び回転ノズル体32内の水の漏れを防止することができる。
さらに、錘り35の取付固定方法は、回転ノズル体32の下面中央の軸受部34の外周壁とその周囲に突設された錘り受け枠36とで形成される環状凹部37に例えば2つの固定ピン38を突設させておき、また錘り35には各固定ピン38が貫通する貫通穴35aを設けておき、該環状凹部37に各固定ピン38を各貫通穴35aに貫通させるようにして錘り35を嵌め込み、各固定ピン37の頭部を加熱融着してリベット止めする強固な取付方法であるため、回転ノズル体32が回転したとしても、錘り35が回転ノズル体32から外れることはない。
また、錘り35を回転ノズル体32の下面の環状凹部37に接着剤で取り付けるようにすれば、錘35の取り付けは、より簡単に行うことができる。さらに、錘り35を回転ノズル体32の下面の環状凹部37にネジで固定するようにしてよい。
さらに、回転ノズル体32の下面に錘35が予め取付固定されているから、洗浄槽5の洗浄水給水口14に設けられた軸体31に対して回転ノズル体32をワンタッチで取り付け、取り外しが容易である。
実施の形態2.
図7は本発明に係る実施の形態2の食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部の断面図である。
この実施の形態2は、錘り35は実施の形態1と同様のものを用いているが、洗浄槽給水口14の軸体31に対する回転ノズル体32の取り付け方が実施の形態1と相違するものである。
この実施の形態2では、洗浄槽給水口14の軸体31は、実施の形態1のような断面U字状の受け部31aは設けられておらず、円筒形状である。また、回転ノズル体32の下面中央に設けられた軸受部34はその軸受部分が下に垂れ下がる周接片34aを有して形成されている。そして、軸体31の頭部で回転ノズル体32の上面を回転自在に支持している。
さらに、この実施の形態2では、軸部31の頭部中央に凸部31dが設けられ、該凸部31dと嵌合する環状凹部32dが回転ノズル体32の上ケース32aの内面中央に設けられている。
従って、軸体31の外周面に回転ノズル体32の軸受部34の周接片34aが当接するだけであるため、回転ノズル体32内の水が漏れやすい構造となっている。
そこで、回転ノズル体32の軸受部34の周囲上面に、内周縁が軸体31の外周面に圧接するように環状シール用パッキン54を接着剤で取り付け、軸体31の外周面と回転ノズル体32の軸受部34との隙間を環状シール用パッキン54でシールし、その隙間からの水漏れを防止するようにしている。
図8は本発明に係る実施の形態2の変形例で、食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図である。
この変形例は、回転ノズル体32の軸受部34の周囲下面に、内周縁が軸体31の外周面に圧接するように環状シール用パッキン54を固定ピン38を利用して取り付けたものである。この変形例の方が、環状シール用パッキン55の取り付けは、固定ピン38を利用するために、簡単で、強固である。
図9は同食器洗浄機の回転ノズル体に取り付けられる錘の変形例を示す説明図、図10は同食器洗浄機の回転ノズル体に取り付けられる錘の別の変形例を示す説明図である。
上記実施の形態1、2では、錘り25の形状は方形としているが、錘り25の形状を図9に示すように小判形としたり、図10に示すように円形にしてもよい。
いずれも回転ノズル体32の軸受部34を中心とし、その軸受部34の周囲に錘35を配置するものであり、錘35を回転ノズル体32にバランスよく取り付けることができる。
このように錘り25の形状は、アンバランスが生じなければ、実施の形態の形状に限らず、如何なる形状でもよい。
実施の形態3.
図11は本発明に係る実施の形態3の食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図である。
この実施の形態3は、錘り55が回転ノズル体32の軸受部34を兼ねるように構成したものである。
この実施の形態3では、実施の形態1と同様に、洗浄槽給水口14の軸体31の外周に断面U字状の受け部31aを設け、所定の肉厚を有する環状の錘り55の内周縁にフランジ55aを周設したものである。
そして、回転ノズル体32の下ケース32bの下面中央で軸受部34となる部分に軸体31が挿通する開口61を設け、その開口61の周縁下面に錘り55を固定ピン38でリベット止めしている。
このように錘り55が回転ノズル体32の開口61の周縁下面にリベット止めされ、その錘り55のフランジ55aを、洗浄水給水口14の軸体31の外周に設けた凹部31aに嵌合させ、軸体31に回転ノズル体32が回転自在に装着されるようにしたものである。
この実施の形態3では、錘り55のフランジ55aが回転ノズル体32の軸受部を兼ねるため、実施の形態1に比べて、回転ノズル体32に錘り55を取り付けたとしても、錘り55が回転ノズル体32の回転中心に近づくため、より一層アンバランスが生じにくいものとなっている。
また、軸受部を兼ねる錘り55のフランジ55aが軸体31の外周に設けた凹部31aに嵌合させられ、軸体31と回転ノズル体32の軸受部がラビリンス構造を構成するようにしている。
軸体31と回転ノズル体32の軸受部を兼ねる錘り55とに若干の隙間があり、その隙間に水があると、その水が潤滑油の役目を果たし摩擦抵抗が少なくなるため、回転ノズル体32が回転し易いが水洩れのおそれがあるが、軸体31と回転ノズル体32の軸受部を兼ねる錘り55がラビリンス構造を構成しているため、軸体31及び回転ノズル体32内の水の漏れを防止することができる。
実施の形態4.
図12は本発明に係る実施の形態4の食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図である。
この実施の形態4も、実施の形態3とは略同様の構成であるが、実施の形態3と異なるところは、円筒状に形成した錘り55の上端部にフランジ55aを設け、錘55の下端部を軸体31の外周に設けた凹部31aに嵌合させ、錘55のフランジ55aを開口61の開口周縁上面に接着剤で接着したことと、回転ノズル体32の開口61に垂下する垂下片61aを設けたことである。そして、錘り55の回転ノズル体32の開口61に対する接着剤による接着面を、開口61の開口周縁上面だけでなく、垂下片61aの内周壁も含むように広くして接着強度を高めたものである。
この実施の形態4も実施の形態3と同様に、錘り55が回転ノズル体32の軸受部を兼ねるため、実施の形態1に比べて、回転ノズル体32に錘り55を取り付けたとしても、錘り55が回転ノズル体32の回転中心に近づくため、より一層アンバランスが生じにくいものとなっている。
また、軸受部を兼ねる錘り55の下端が軸体31の外周に設けた凹部31aに嵌合させられ、軸体31と回転ノズル体32の軸受部を兼ねる錘り55がラビリンス構造を構成するため、軸体31及び回転ノズル体32内の水の漏れを防止することができる。
上記実施の形態1から4では、錘35、55の材質は鉄として説明したが、比較的質量の大きい材料であれば、ステンレス、銅であってもよい。なお、鉄の場合には防錆処理を施しておけばよい。
本発明に係る実施の形態1の食器洗浄機の前面側の縦断面図。 同食器洗浄機の後面側の縦断面図。 同食器洗浄機の使用状態を示す斜視図。 同食器洗浄機の回転ノズル体の底面図。 同食器洗浄機の回転ノズル体の斜視図。 同食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図。 本発明に係る実施の形態2の食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図。 本発明に係る実施の形態2の変形例で、食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図。 同食器洗浄機の回転ノズル体に取り付けられる錘の変形例を示す説明図。 同食器洗浄機の回転ノズル体に取り付けられる錘の別の変形例を示す説明図。 本発明に係る実施の形態3の食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図。 本発明に係る実施の形態4の食器洗浄機の回転ノズル体と軸受部を示す断面図。
符号の説明
1 筐体、5 洗浄槽、25 洗浄ポンプ、31 軸体、32 回転ノズル体、34 軸受部、35 錘り、41 食器類。

Claims (7)

  1. 筐体内に設けられた洗浄槽と、該洗浄槽内に収納された食器類に洗浄水を噴射する中空状の回転ノズル体と、該回転ノズル体に洗浄水を供給する洗浄ポンプとを備え、
    前記回転ノズル体を前記洗浄ポンプに接続されて洗浄水を供給する円筒状の軸体に回転自在に装着し、前記回転ノズル体に、その回転中心部を取り囲み、前記洗浄ポンプから供給される洗浄水の水圧に打ち勝つ重さの錘りを固着したことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記回転ノズル体はその下面中央に軸受部が設けられ、該回転ノズル体の軸受部を前記軸体に回転自在に装着し、前記錘りを前記回転ノズル体の軸受部の周囲に、該軸受部を取り囲むように固着したことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 前記回転ノズル体を合成樹脂で形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄機。
  4. 前記錘りを質量が大きい金属で形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 前記錘りの少なくとも一部を前記軸受部として形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 前記軸体と、該軸体に回転自在に装着された前記回転ノズル体の軸受部とでラビリンス構造を構成するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食器洗浄機。
  7. 前記軸体の外周面と前記回転ノズル体の軸受部との間の隙間を該軸受部に取り付けられた環状シール用パッキングでシールするようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食器洗浄機。
JP2004283327A 2004-09-29 2004-09-29 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP3982528B2 (ja)

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