JPH1176127A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Publication number
JPH1176127A
JPH1176127A JP24395997A JP24395997A JPH1176127A JP H1176127 A JPH1176127 A JP H1176127A JP 24395997 A JP24395997 A JP 24395997A JP 24395997 A JP24395997 A JP 24395997A JP H1176127 A JPH1176127 A JP H1176127A
Authority
JP
Japan
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nozzle
water
injection
cleaning
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP24395997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Wakatsuki
芳紀 若月
Katsuhiko Ishii
勝彦 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP24395997A priority Critical patent/JPH1176127A/ja
Publication of JPH1176127A publication Critical patent/JPH1176127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄機本体の小形化を損うことなく、洗浄槽
内に収納した食器かご内の形状の異なる種々の食器類に
満遍なく洗浄水を噴射することにより、洗浄性能を向上
することのできる食器洗浄機を得ること。 【解決手段】 洗浄槽3内に食器かご27を収容し、こ
の食器かご27に収納された食器類28に向けて洗浄水
を噴射して洗浄する噴射ノズルを備えた食器洗浄機にお
いて、噴射ノズル15,19,25を洗浄槽3の下部、
天井壁7、及び後壁9又は側壁8a(8b)に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽内に収納さ
れた食器類に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗浄機に係
り、特に、食器類の洗浄性能を向上させた食器洗浄機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄槽内に食器類を収納した食器かごを
収容し、回転する噴射ノズルより食器類に向けて洗浄水
を噴射して食器類を洗浄する食器洗浄機は、従来からよ
く知られている。
【0003】[従来技術1]図14は実開平3−128
058号公報に示された従来の食器洗浄機の内部の部分
詳細を示す斜視図、図15は図14の縦断面図である。
図において、51は本体、52はほぼL字状の本体ケー
ス、53a,53bは側壁板、54は天板、55aは本
体ケース52の底板、56は本体ケース52の立設部に
設けられた端面板であり、これら本体ケース52、側面
板53a,53b、天板54、底板55aおよび端面板
56により本体51を構成する。57は本体51の開口
部に装着された扉、58は本体ケース52、両側面板5
3a,53b、天板54、底板55及び端面板56によ
り奥行き方向に長い長方体に構成された洗浄槽である。
【0004】59は洗浄槽58の下部に設けられ、両側
面板53a,53b、端面板56及び扉57に沿って形
成された集水溝、60はこの集水溝59内に設置された
ヒータ、61a,61bは両側面板53a,53bに沿
って設けられたガイドレールである。62は底板55の
中央部から扉58側に寄った位置に設けられ、垂直方向
の回転軸に支持された主回転ノズルで、この主回転ノズ
ル62は底板55の幅近くに達する長さのプロペラ形状
をなし、底板55と後述する食器かごの底部との間に配
置されている。
【0005】63は主回転ノズル62の回転軸の両側に
おいて、上向きに設けられた複数の噴射口で、そのう
ち、一端に設けられた噴射口63aは、洗浄水の噴射角
度に傾斜をもたせてあり、噴射口63aから噴射される
洗浄水の噴射反力により主回転ノズル62が回転するよ
うになっている。
【0006】64は端面板56に設けられた水平方向に
回転軸を有する副回転ノズルで、主回転ノズル62と同
じ構成のプロペラ形状をなしている。65は副回転ノズ
ル64の回転軸の両側に設けられた噴射口で、そのうち
一端に設けた噴射口65aは、主回転ノズル62の噴射
口62aと同じ構成にしてあり、これにより副回転ノズ
ル64は主回転ノズル62と同様に回転する。なお、副
回転ノズル64は後述の食器かごの端部と近接した位置
に設けられている。
【0007】66は主回転ノズル62に接続された主給
水パイプ、67は副回転ノズル64に接続された副給水
パイプで、主給水パイプ66から分岐して設けられてい
る。68はモータ69に駆動される洗浄水ポンプで、主
給水パイプ66に接続されており、また、この洗浄水ポ
ンプ68は、フィルタ室70を介して給水路71により
集水溝59に接続されている。
【0008】72は食器かごで、例えば皿などのように
比較的底の浅い浅底食器、茶碗、どんぶりなどのように
比較的底の深い深底食器などが収容される。この食器か
ご72は合成樹脂をコーティングした金属線によって構
成されており、両側面板53a,53bに設けられたガ
イドレール61a,61bにスライド自在に載置され
る。
【0009】次に、上記のように構成した従来の食器洗
浄機の作用を説明する。先ず、食器かご72の食器載置
部に皿、茶碗などの食器類(図示せず)を収納する。そ
して、扉57をあけて食器かご72をガイドレール61
a,61b上に載置し、洗浄槽58内に収容する。この
とき、食器かご72は茶碗を載せた側が副回転ノズル6
4と対向するように収容する。
【0010】次に、給水弁(図示せず)を開いて洗浄水
を洗浄槽58内に所定量供給し、モータ69に通電して
洗浄水ポンプ68を駆動する。これにより、集水溝59
に貯水された洗浄水は、給水路71を経て主給水パイプ
66及び副給水パイプ67から主回転ノズル62及び副
回転ノズル64に圧送され、それぞれ噴射口63,65
から噴射される。同時に、両回転ノズル62,64は、
それぞれの噴射口63a,65aから噴射される洗浄水
の噴射圧力の反力で回転する。なお、噴射した洗浄水
は、集水溝59に集められたのちフィルタ室70を経て
再び洗浄水ポンプ68に送られ、洗浄水ポンプ68によ
り両回転ノズル62,64へ圧送されて噴射し、この循
環を繰返す。
【0011】ここで、食器かご72に収容された食器類
は、主に主回転ノズル62から噴射された洗浄水によっ
て洗浄され、茶碗やどんぶりなどの深底食器の汚れは、
主として副回転ノズル64から噴射された洗浄水によっ
て洗浄される。所望時間経過したのち、洗浄水ポンプ6
8のモータ69への通電を停止して洗浄水ポンプ68を
停止させ、排水弁(図示せず)を開いて汚れた洗浄水を
本体51外へ排出する。そののち、再び洗浄水を洗浄槽
58に供給し、上述した洗浄工程を行い、この行程を所
望回繰り返してすずぎ工程を終了する。すすぎ工程が終
了したのち洗浄水を排水し、ついで、ヒータ60に通電
して食器類及び洗浄槽58内の乾燥を行う。そして、所
望時間経過後ヒータ60への通電を止め、これによりす
べての食器洗浄・乾燥工程が終了する。
【0012】[従来技術2]図16は実開昭63−98
164号公報に示された従来の食器洗浄機の内部構造を
示す縦断面図である。上面を開口した本体81の上方に
は昇降可能な扉体82によって開閉される洗浄室83が
区画形成されており、洗浄室83の上部には、洗浄水を
下向きに噴射する複数の洗浄ノズル口84aを有する上
洗浄ノズル84が回転可能に配設され、この上洗浄ノズ
ル84の若干下位には上洗浄ノズル84と同心上で回転
する上すすぎノズル85が配設されている。なお、この
上すすぎノズル85は水を下向きに噴射する複数のすす
ぎノズル口85aと、すすぎ水を上向きに噴射する複数
の補助すすぎノズル口85bを備えている。
【0013】また、洗浄室83の下部には、洗浄水を上
向きに噴射する複数の洗浄ノズル口86aを有する下洗
浄ノズル86が回転可能に配設され、この下洗浄ノズル
86の若干上位には、すすぎ水を上向きに噴射する複数
のすすぎ口ノズル87aを有する下すすぎノズル87
が、下洗浄ノズル86と同心上で回転可能に配設されて
いる。そして、上洗浄ノズル84及び上すすぎノズル8
5と、下洗浄ノズル86及び下すすぎノズル87との間
には、被洗浄物88を収容したラック89が支持レール
90の上に載置される。
【0014】また、洗浄室83の下方の本体下部には、
上面を着脱自在なフィルタ91によって覆われた洗浄タ
ンク92が画成され、この洗浄タンク92にはオーバー
フロー管93が立設され、洗浄タンク92内を所定水位
に規制する。
【0015】一方、上下の洗浄ノズル84,86と洗浄
タンク92との間には、洗浄タンク92に貯水される洗
剤を混入した洗浄水を上下の洗浄ノズル84,86に循
環するための洗浄ポンプ94が設置されており、上下の
すすぎノズル85,87と本体81に並設したブースタ
95の間には、ブースタ95に貯水したすすぎ水を上下
のすすぎノズル85,87に送給するためのすすぎポン
プ96が設けられている。
【0016】上記のように構成した食器洗浄機により被
洗浄物88を洗浄するには、先ず、ラック89に被洗浄
物88を収納して洗浄室83の支持レール90上に載置
する。そして、洗浄水ポンプ94を作動させて洗浄水タ
ンク92に貯留されている洗浄水を、上洗浄ノズル84
と下洗浄ノズル86に循環させる。これにより、両ノズ
ル84,86は回転しながら洗浄水を上洗浄ノズル84
の洗浄ノズル口84aから下向きに噴射すると共に、下
洗浄ノズル86の洗浄ノズル口86aから洗浄水を上向
きに噴射して被洗浄物88を洗浄する。噴射した洗浄水
は、フィルタ91を通って洗浄水タンク92に落下し、
再び上下の洗浄ノズル84,86に循環する。所定時間
の洗浄動作が行われると、洗浄水ポンプ94が停止して
洗浄動作を終了し、引続いてすすぎ動作を開始する。
【0017】すすぎ動作においては、すすぎポンプ96
が動作してブースタ95のすすぎ水を上すすぎノズル8
5と下すすぎノズル87に給送し、両ノズル85,87
は回転しながらすすぎ水を上すすぎノズル85のすすぎ
ノズル口85aから下向きに噴射すると共に、下すすぎ
ノズル87のすすぎノズル口87aから上向きに噴射し
て被洗浄物88のすすぎを行なう。この際、上すすぎノ
ズル85の補助すすぎノズル口85bから上向きにすす
ぎ水を噴射し、この上向きのすすぎ水は洗浄動作におい
て洗浄室88の天板88aに付着した洗浄水を洗い流す
と共に、上すすぎノズル85が上洗浄ノズル84と重な
った位置においては、上洗浄ノズル84に付着した洗浄
水を洗い流す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
1の食器洗浄機においては、副回転ノズル64の正面に
対面する食器のみに噴射水がかかるように構成されてい
るため、収納できる食器点数が少ない、食器収納が複雑
になるなどの問題があった。また、洗浄水を噴射する主
回転ノズル62及び副回転ノズル64がプロペラ形状の
長径ノズルで構成されているため、主回転ノズル62及
び副回転ノズル64に設けられた噴射口63,63a,
65,65aは数量が限定され、さらに、プロペラ形状
の長径ノズルのため回転の円滑性を欠き、しかも回転速
度を高めることができないため、食器類に噴射される洗
浄水の噴射密度、噴射水量並びに噴射水勢に限界があ
る。また、噴射方向も限定されるため、比較的大径の皿
などの食器類は主回転ノズル62からの洗浄水が上方に
届きにくいなど、洗浄性能が低いという問題があった。
【0019】また、従来技術2の食器洗浄機は、洗浄水
を噴射する上洗浄ノズル84と下洗浄ノズル86がプロ
ペラ形状の長径ノズルで構成されているため、上記従来
技術1の場合と同様に回転の円滑性を欠き、しかも回転
速度を高めることができない。また、ノズルが洗浄槽8
3の上下に配設されているので、比較的大径の大皿など
の浅底食器には洗浄水を噴射することができるが、どん
ぶりなどの深底食器の内面側には充分噴射することがで
きず、洗浄性能が低いという問題があった。
【0020】本発明は、洗浄機本体の小形化を損うこと
なく、洗浄槽内に収納した食器かご内の形状の異なる種
々の食器類に満遍なく洗浄水を噴射することにより、洗
浄性能を向上することのできる食器洗浄機を得ることを
目的としたものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食器洗浄機
は、洗浄槽内に食器かごを収容し、該食器かごに収納さ
れた食器類に向けて洗浄水を噴射して洗浄する噴射ノズ
ルを備えたものにおいて、前記噴射ノズルを前記洗浄槽
の下部、天井壁、及び後壁又は側壁に設けたものであ
る。
【0022】洗浄槽の下部に設けた噴射ノズルを前面に
複数の噴射口を有するプロペラ状に構成し、天井壁、及
び後壁又は側壁に設けた噴射ノズルを前面に複数の噴射
口を有する円盤状に構成した。また、天井壁に設けた噴
射ノズルを、後壁又は側壁に設けた噴射ノズルから離れ
た位置に設置した。
【0023】洗浄槽の下部に設けた噴射ノズルに接続さ
れた給水管の内径を、天井壁、及び後壁又は側壁に設け
た噴射ノズルに接続された給水管の内径より大きく形成
した。また、下部に設けた噴射ノズルに接続された給水
管の内径d1 と、後壁又は側壁に設けた噴射ノズルに接
続された給水管の内径d2 と、天井壁に設けた噴射ノズ
ルに接続された給水管の内径d3 とを、d1 >d2 >d
3 に形成した。
【0024】食器かごに、天井壁に設けた噴射ノズルの
下に大皿などの浅底食器を収納し、後壁又は側壁に設け
た噴射ノズルに茶碗、どんぶりなどの深底食器の内面側
の食器中心部より上部を対向させて後壁又は側壁に設け
た噴射ノズルの噴射方向に複数個配置収納するようにし
た。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は扉を閉めた状態を示す本発
明の一実施の形態の縦断面図、図2は図1のA−A断面
図、図3は図1のB−B断面図、図4は扉を開いた状態
の全体構造を示す斜視図である。図において、1は正面
に開口部を有する箱状の本体、2は本体1の開口部にヒ
ンジを介して開閉自在に装着され、下方に向って開放さ
れる扉である。3は正面に開口部を有し、本体1内に設
けられた箱状の洗浄槽で、その下部には凹状で洗浄槽3
より小さい貯水槽4が設けられている。4aは貯水槽4
に連結された送水部、5は貯水槽4の上部開口部に着脱
自在に装着されたフィルタで、多数の小孔を有し、洗浄
水に含まれた残滓等を捕集する。
【0026】6は洗浄槽3の底壁、6aは底壁6のほぼ
中央部に突設され、中心部に開口部を有する後述の給水
管の取付座、7は洗浄槽3の天井壁、8a,8bは同じ
く側壁、9は後壁である。10は本体1の正面下部に設
けられ、本体1を運転操作するための操作部である。1
1は洗浄水ポンプで、洗浄槽3の下部隅部の空間に設置
されている。この洗浄水ポンプ11は、モータとこのモ
ータの出力軸に取付けられたポンプ(共に図示せず)と
からなり、その給水口11aは貯水槽4の送水部4aに
接続されている。
【0027】12は正面ほぼ逆T字状の給水具で、図5
に示すように、洗浄水ポンプ11の送水口11bが接続
されるポンプ接続口12aと、後述する上噴射ノズル用
の給水管が接続される送水口12cと、垂直に立ち上が
って形成された給水管12bと、この給水管12bの側
壁から直角方向に突設され、後述の横噴射ノズル用の給
水管が接続される送水口12dとからなっている。そし
て、給水管12bの先端部は、洗浄槽3の底壁6の下方
から取付座6aの開口部を貫通し、洗浄槽3内に突出し
ている。12eは給水管12bの上部に設けられ、取付
座6aの下側から取付座6aの開口部に設けた水密用の
パッキン13に当接するフランジ、12fは給水管12
bの先端部に設けたねじ部である。
【0028】14はパッキン13を介して給水管12b
の先端部に装着された噴射体で、図5に示すように、円
筒状の本体部14aの内面には給水管12bのねじ部1
2fに螺合するめねじ14bが設けられている。また、
本体部14aの上部には複数のアーム14cに支持さ
れ、中心部にめねじ14eを有するねじ座14dが設け
られており、本体部24aとアーム14cとねじ座14
dとの間には、給水管12bから流入した洗浄水を噴出
される複数の開口部14fが形成されている。
【0029】15は給水管12bに取付けた噴射体14
に回転自在に装着された下噴射ノズルで、図6〜図8に
示すように、左右対称形状で横長の底板15aと、本体
15bとにより中空のプロペラ形状に形成されている。
そして、底板15aの中心部には噴射体14に遊嵌する
穴部15cが開口しており、本体15bの中心部には噴
射体14のねじ座14dのめねじ15eに螺合する取付
けねじ15jが挿通される取付けねじ16のねじ部より
大径のねじ挿通穴15dが設けられている。
【0030】また、下噴射ノズル15の本体15bの両
翼には、両端部が反対方向に折曲げられたスリット状の
複数の噴射口15e,15f,15gが設けられてお
り、給水管12bから送られた洗浄水が噴射体14の開
口部14fから中空部内に圧送され、噴射口15e〜1
5gから噴射する。噴射した洗浄水は、帯状で先端部に
なるにしたがって拡散するようになっている。さらに、
本体15bの両翼の端部には、互いに反対方向に傾斜し
て開口するスリット状の噴射口15h,15iが設けら
れており、この噴射口15h,15iからの洗浄水の噴
射反力によって下噴射ノズル15は噴射体14を中心に
回転する。
【0031】上記の説明では、スリット状の噴射口15
e〜15gを両端部を反対方向に折曲げてZ字状又はS
字状に形成した場合を示したが、噴射口15e〜15g
を直線状に形成しても洗浄水の噴射作用は変らない。し
かし、噴射口25e〜15gをZ字状又はS字状に形成
すれば、帯状に噴射する洗浄水を噴射口15e〜15g
の両側において幅広にすることができるので、食器類に
対してさらにむらなく噴射することができる。
【0032】再び図1〜図4において、16は給水具1
2の送水口12cに接続され、洗浄槽3の下面に沿い側
壁8bの外面に沿って上方に延設されたのち、天井壁7
の外面に設置されたほぼJ字状の給水管で、その先端部
には送水管17が接続されている。そして、送水管17
は、図9に示すように先端部外周に設けた取付部17a
により、洗浄槽3の天井壁7にねじ17bにより固定さ
れている。
【0033】図9において、18は送水管17に連通
し、洗浄槽3内に突設された噴射体で、図10に示すよ
うに、円筒状の本体部18aの上端部にはフランジ18
bが設けられており、本体部18aの下部には複数のア
ーム18cに支持され、中心部にめねじ18eを有する
ねじ座18dが設けられ、本体部18aとアーム18c
とねじ座18dとの間には、給水管16から送水管17
に導入された洗浄水を噴出する開口部18fが形成され
ている。そして、フランジ18bが送水管17の取付部
17aと天井壁7との間に挾持されて一体に固定され
る。
【0034】19は噴射体18に遊嵌され、噴射体18
のめねじ18eに螺入されたねじ20により回転自在に
支持された円盤状の上噴射ノズルで、円板状の底板19
aとやや凸状の本体19bとにより中空の円盤状に形成
されており、底板19aの中心には噴射体18に遊嵌す
る開口部19cが設けられ、本体19bの中心には噴射
体18のめねじ18eに螺入される取付けねじ20が挿
通される取付ねじ20のねじ部より大径のねじ挿通穴1
9dが設けられている。
【0035】この上噴射ノズル19の本体19bには、
図11に示すように、中心線上でかつ中心の両側におい
て両端部が反対方向に折曲げられたスリット状の噴射口
19e,19fが設けられており、送水管17からの洗
浄水は、噴射体18の開口部18fから上噴射ノズル1
9の中空部に圧送され、噴射口19e,19fから帯状
で先端部になるにしたがって幅広に拡散された洗浄水を
噴射する。なお、図にはZ字状の噴射口19e,19f
を示したが、S字状又は直線状に形成してもよい。
【0036】19g,19hは本体19bの周壁の噴射
口19e,19fを設けた中心線と直交する中心線上に
おいて、互いに僅かに反対方向にずらせて設けたほぼV
字状の凹部で、その一方の壁には噴射口19i,19j
が設けられており、この噴射口19i,19jから洗浄
水が噴射することにより、上噴射ノズル19はその反力
により噴射体18を中心に回転する。
【0037】再び図1〜図4において、21は一端が給
水具12の送水口12dに接続され、洗浄槽3の底壁6
の外面に沿い、L字状に屈曲して後壁9の外面に沿って
設置された給水管で、図12に示すように、他端には送
水管22が接続されており、この送水管22は外周に設
けた取付部22aが取付けねじ23により後壁9に固定
されている。24はフランジ24bを有する本体部24
a、アーム24c、ねじ座24d、めねじ24e及び開
口部24fからなり、上噴射ノズル19の噴射体18と
同じ構造及び作用を有する噴射体で、そのフランジ24
bが後壁9と給水管22の取付部22aとの間に挾持さ
れ、固定されている。
【0038】25は噴射体24に回転自在に装着された
横噴射ノズルで、図13に示すように上噴射ノズル19
とほぼ同じ構造のものであるが、噴射口25e,25f
が上噴射ノズル19の噴射口19e,19fより大きく
(長く)形成されている。なお、前述の上噴射ノズル1
9は、天井壁7上において、この横噴射ノズル25から
離れた位置に設置されている。
【0039】図1〜図4において、27は洗浄槽3内に
収容された食器かごで、下噴射ノズル15の直上におい
て、上噴射ノズル19と横噴射ノズル25に対向して設
置される。28は食器かご27内に収納された食器類
で、28aは例えば大皿のように比較的大径で底の浅い
浅底食器、28bは例えばどんぶりや茶碗のように比較
的小径で底の深い深底食器である。そして、すべての食
器類28は、洗浄槽3に対して垂直方向に立てて収納さ
れる。
【0040】ここで、すべての食器類28の下端縁は下
噴射ノズル15側に、浅底食器28aの上端縁は上噴射
ノズル19に対向し、さらに、すべての食器類28の内
面側は、横噴射ノズル25に対向するように収納され
る。したがって、食器かご27に収納された食器類28
のうち、浅底食器28aは主として下噴射ノズル15と
上噴射ノズル19の噴射水流によって洗浄され、深底食
器28bは主として下噴射ノズル15と横噴射ノズル2
5の噴射水流によって洗浄されるので、洗浄むらが発生
しにくく、高い洗浄性能が得られる。
【0041】次に、上記のように構成した本発明に係る
洗浄水の噴射系の作用について説明する。いま、洗浄水
ポンプ11から給水具12に洗浄水が圧送されると、洗
浄水は給水管12b、噴射体14を経て下噴射ノズル1
5に供給され、噴射口15e,15f,15gから噴射
する。同時に噴射口15h,15iから噴射した洗浄水
の噴射反力により、プロペラ形状の下噴射ノズル15を
回転させる。
【0042】また、洗浄水は、給水具12の送水口12
bから給水管16、送水管17、噴水体18を経て上噴
射ノズル19に供給され、噴射口19e,19から噴射
し、同時に噴射口19i,19jから噴射した洗浄水の
噴射反力により、円盤状の上噴射ノズル19を回転させ
る。さらに、洗浄水は、給水具12の送水口12dから
給水管21、送水管22、噴射体24を経て横噴射ノズ
ル25に供給され、噴射口25e,25fから噴射し、
同時に噴射口25i,25jから噴射した洗浄水の噴射
反力により、円盤状の横噴射ノズル25を回転させる。
【0043】そして、下噴射ノズル15から噴射した洗
浄水は、下噴射ノズル15の直上に配設された食器かご
27内の食器類28に向けて噴射され、上噴射ノズル1
9からの洗浄水は、同じく食器類28の上方から下方に
向けて噴射される。また、洗浄槽3の後壁9に設けた横
噴射ノズル25からの洗浄水は、食器類28の正面の食
器中心部より上部に噴射される。このように、本発明に
係る噴射系は、洗浄水が三方から同時に食器類28に向
けて噴射されるので、洗浄むらが発生しにくく、洗浄性
能を向上することができる。
【0044】ここで、すべての食器類28は、図1に示
すように、食器かご27内に立てて収納してある。そし
て、浅底食器28aは横噴射ノズル25から離れた位置
に、その内面側を横噴射ノズル25に対向させて収納さ
れ、深底食器28bは浅底食器28aの奥側、すなわ
ち、横噴射ノズル25に近い位置に、その内面側を横噴
射ノズル25に対向させて収納されている。さらに、浅
底食器28aの上端縁側は上噴射ノズル19に対向して
配設されているので、すべての食器類28は下噴射ノズ
ル15の洗浄水により、浅底食器28aの上端縁は主と
して上噴射ノズル19の洗浄水により、また、深底食器
28bの内面側は主として横噴射ノズル25の洗浄水に
より洗浄されるため、洗浄むらが生じない。
【0045】ところで、洗浄水ポンプ11から下噴射ノ
ズル15、上噴射ノズル19及び横噴射ノズル25まで
の給水管12a,16,21の配管長はそれぞれ異な
り、洗浄水ポンプ11と下噴射ノズル15を接続する給
水管12bが最も短く、次いで、洗浄水ポンプ11と横
噴射ポンプ25、洗浄水ポンプ11と上噴射ポンプ19
の順に給水管21,16が長くなっている。
【0046】このようなことから、横噴射ノズル25と
上噴射ノズル19へ接続する給水管21,16の内径
を、下噴射ノズル15へ接続する給水管12bの内径よ
り小さく形成した。これにより、洗浄水ポンプ11から
圧送される洗浄水の流速が、給水管16,21の方が吸
水管12bより速くなるため、それぞれの噴射ノズル1
5,19,25の噴射口15e〜15g、19e,19
f、25e,25fからの洗浄水の噴射水量をほぼ等し
くすることができる。
【0047】また、洗浄水ポンプ11とそれぞれの噴射
ノズル15,19,25までの給水管12b,16,2
1の長さは、下噴射ノズル15、横噴射ノズル25、上
噴射ノズル19の順に長くなっているので、それぞれの
給水管12b,21,16の内径d1 ,d2 ,d3 を順
次小さく、d1 >d2 >d3 に構成した。これにより、
内径が小さいほど洗浄ポンプ11による洗浄水の圧送力
が強くなるので、噴射水量をより均一化することができ
る。
【0048】上記の説明では、横噴射ノズル25を洗浄
槽3の後壁9に設けた場合を示したが、後壁9に代えて
何か一方の側壁8a又は8bに設けてもよい。この場合
は、食器かご27の仕様を多少変更して、食器類28の
内面側が側壁に設けた横噴射ノズル25に対向するよう
にすればよい。
【0049】これにより、横噴射ノズル25を洗浄槽3
の後壁9に設けた場合は、幅が比較的狭く、奥行の多少
長い本体形状の食器洗浄機となり、横噴射ノズル25を
洗浄槽3の側壁8a又は8bに設けた場合は、比較的幅
が広く、奥行の短い食器洗浄機となる。このように、設
置する場所に応じて外形の異なる食器洗浄機を自由に選
択することができる。
【0050】次に、上記のように構成した本発明に係る
食器洗浄機の作用を説明する。 (1)先ず、食器洗浄機を例えば流し台の近傍に設置
し、本体1に設けた洗浄水供給管(図示せず)をホース
により水道の蛇口に接続する。このとき、洗浄水供給管
及び排水管(図示せず)は閉じられている。そして、電
源コード(図示せず)を電源に接続する。
【0051】(2)食器類の洗浄にあたっては、扉2を
開放し、食器類28が収納された食器かご27を洗浄槽
3内に収容する。ついで、貯水槽4に洗剤を投入し、扉
2を閉じてロックする。なお、扉2を開放したときは、
ヒンジに連動したスイッチにより電源回路がOFFさ
れ、扉2を閉じたときは、電源回路がONされる。
【0052】(3)次に、操作部10に設けた電源スイ
ッチ(図示せず)をONし、給水弁(図示せず)を開放
して水道の蛇口から貯水槽4内に洗浄水を供給し、所望
量の洗浄水が貯水されると水位センサ(図示せず)によ
り水位が検知され、給水弁が閉じられる。この状態で
は、洗浄水は貯水槽4内、送水部4a内及び洗浄ポンプ
11内に貯水される。
【0053】(4)次に、ヒータ(図示せず)に通電し
て貯水槽4内の洗浄水を所望の温度に昇温させる。つい
で、洗浄水ポンプ11のモータに通電して洗浄水ポンプ
11を駆動し、洗浄水ポンプ11の回転によって発生し
た圧送力により、貯水槽4内の温水化された洗浄水を送
水部4aから送水部11b、給水具12に圧送する。こ
れにより、プロペラ形状の下噴射ノズル15、円盤状の
上噴射ノズル19及び横噴射ノズル25は、それぞれ回
転しながら噴射口から洗浄水を噴射し、食器類28の洗
浄を開始する。
【0054】(5)このとき、洗浄槽3の下方に設置さ
れた下噴射ノズル15は食器類28の下方から、上方に
設置された上噴射ノズル19は食器類28の上方、特に
浅底食器の上方から、また、後壁9又は側壁8a(又は
8b)に設置された横噴射ノズル25は食器類28の側
方、特に浅底食器28bの内面側に向けてそれぞれ洗浄
水を噴射する。そして、各噴射口からは、前述のよう
に、帯状で先端部になるにしたがって幅広に拡散された
洗浄水が噴射され、食器類28、特にその汚れ付着部を
洗浄する。
【0055】(6)洗浄槽3内に噴射した洗浄水は落下
して再び貯水槽4内に貯水され、洗浄水ポンプ11によ
って給水具12に圧送され、それぞれ下噴射ノズル1
5、上噴射ノズル19及び横噴射ノズル25の噴射口か
ら洗浄槽3内に噴射され、この循環を繰返す。なお、こ
の間、洗浄水内に含まれた残滓は、フィルタ5に捕集さ
れる。
【0056】(7)所望の時間が経過すると、ヒータ及
び洗浄水ポンプ11への通電が停止し、ついで、排水弁
(図示せず)が開放されて貯水槽4内及び洗浄水ポンプ
11内の汚水は、配水管からホースを経て流し台の排水
口から外部へ排出される。なお、この排水工程は洗浄水
ポンプ11により強制的に行ってもよく、この場合は、
短時間で汚水を排水することができる。すべての汚水の
排水が終ったときは、排水弁を閉じて給水弁を開放し、
新しい洗浄水を貯水槽4内に供給する。
【0057】(8)以後は上述した洗浄工程と同様の工
程により食器類28のすすぎ洗いが行われ、所望時間の
すすぎ洗いが終了すると再び排水が行われる。このすす
ぎ洗いと排水は通常数回繰返される。なお、すすぎ洗い
中、ヒータに通電して温水で行うと、すすぎ効果を高め
ることができる。
【0058】(9)所望回数のすすぎ洗いと排水が終了
すると、ヒータ及び送風機を駆動して通風管(共に図示
せず)から洗浄槽3内に空気を送る。この空気はヒータ
で加熱されて温風となり、食器類28及び洗浄槽3内全
域の乾燥工程に入る。なお、温風は本体1の上面に設け
た放熱口(図示せず)から外部に放出される。 (10)食器類28が冷えたときは、扉2を開いて食器
類28を取出し、また、必要に応じてフィルタ5を取出
して洗浄し、残滓を洗い流す。
【0059】
【発明の効果】本発明に係る食器洗浄機は、洗浄槽内に
食器かごを収容し、この食器かごに収納された食器類に
向けて洗浄水を噴射して洗浄する噴射ノズルを備えたも
のにおいて、噴射ノズルを洗浄槽の下部、天井壁、及び
後壁又は側壁に設け、食器類の種類に応じてそれぞれ満
遍なく洗浄水を噴射させるようにしたので、洗浄性能を
向上することができる。
【0060】上記の食器洗浄機において、下部に設けた
噴射ノズルを前面に複数の噴射口を有するプロペラ状に
構成し、天井壁、及び後壁又は側壁に設けた噴射ノズル
を前面に複数の噴射口を有する円盤状に構成したので、
天井壁、及び後壁又は側壁に設けた噴射ノズルを高速で
円滑に回転させることができ、下部に設けた噴射ノズル
と相俟って食器類に噴射される洗浄水の噴射密度、噴射
水量及び噴射水勢を増大することができる。このため、
比較的内容積の大きい洗浄槽で収容した食器類が多量の
場合であっても、食器類に対して満遍なく洗浄水を噴射
することができるので、洗浄性能を高めることができ
る。
【0061】上記の食器洗浄機において、天井壁に設け
た噴射ノズルを、後壁又は側壁に設けた噴射ノズルから
離れた位置に設置したので、大皿などの比較的大径で底
の浅い浅底食器類を天井壁に設けた噴射ノズル下に、ど
んぶりや茶碗などの比較的小径で底の深い深底食器の内
面側を後壁又は側壁に設けた噴射ノズルに対向させて収
納することができるので、これら食器類を各噴射ノズル
の噴射方向に対して最適位置で洗浄することができる。
【0062】上記の食器洗浄機において、下部に設けた
噴射ノズルに接続された給水管の内径を、天井壁、及び
後壁又は側壁に設けた噴射ノズルに接続された給水管の
内径より大きく形成したので、天井壁、及び後壁又は側
壁に設けた噴射ノズルの給水管の配管長が、下部に設け
た噴射ノズルの給水管の配管長より長くても送水量をほ
ぼ等しくすることができる。このため1台の洗浄水ポン
プにより十分給水することができ、各噴射ノズルの噴射
能力を均一化することができる。
【0063】上記の食器洗浄機において、下部に設けた
噴射ノズルに接続された給水管の内径d1 と、後壁又は
側壁に設けた噴射ノズルに接続された給水管の内径d2
と、天井壁に設けた噴射ノズルに接続された給水管の内
径d3 とを、d1 >d2 >d3 に形成したので、上記と
同様の効果を奏することができる。
【0064】上記の食器洗浄機において、食器かごに、
天井壁に設けた噴射ノズルの下に大皿などの浅底食器を
収納し、後壁又は側壁に設けた噴射ノズルに茶碗、どん
ぶりなどの深底食器の内面側を対向させて収納して、各
噴射ノズルの機能に対応して食器類を配設するようにし
たので、洗浄効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の縦断面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 扉を開いた状態を示す図1の外観斜視図であ
る。
【図5】 図1の給水具、取付座及び噴射体の斜視図で
ある。
【図6】 図1の下噴射ノズル部分の断面図である。
【図7】 図6の下噴射ノズルの平面図である。
【図8】 図6の下噴射ノズルの側面図である。
【図9】 図1の上噴射ノズル部分の断面図である。
【図10】 図9の噴射体の斜視図である。
【図11】 図9の上噴射ノズルの平面図である。
【図12】 図1の横噴射ノズル部分の断面図である。
【図13】 図12の横噴射ノズルの平面図である。
【図14】 従来の食器洗浄機の一例の斜視図である。
【図15】 図14の縦断面図である。
【図16】 従来の食器洗浄機の他の例の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体、2 扉、3 洗浄槽、4 貯水槽、5 フィ
ルタ、6 底壁、7天井壁、8a,8b 側壁、9 後
壁、 10 操作部、11 洗浄水ポンプ、12 給水
具、12b,16,21 給水管、14,18,24
噴射体、15下噴射ノズル、15e〜15i 噴射口、
19 上噴射ノズル、19e,19f,19i,19j
噴射口、25 横噴射ノズル、25e,25f,25
i,25j 噴射口、27 食器かご、28 食器類、
28a 浅底食器、28b深底食器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内に食器かごを収容し、該食器か
    ごに収納された食器類に向けて洗浄水を噴射して洗浄す
    る噴射ノズルを備えた食器洗浄機において、 前記噴射ノズルを前記洗浄槽の下部、天井壁、及び後壁
    又は側壁に設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 下部に設けた噴射ノズルを前面に複数の
    噴射口を有するプロペラ状に構成し、天井壁、及び後壁
    又は側壁に設けた噴射ノズルを前面に複数の噴射口を有
    する円盤状に構成したことを特徴とする請求項1記載の
    食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 天井壁に設けた噴射ノズルを、後壁又は
    側壁に設けた噴射ノズルから離れた位置に設置したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 下部に設けた噴射ノズルに接続された給
    水管の内径を、天井壁、及び後壁又は側壁に設けた噴射
    ノズルに接続された給水管の内径より大きく形成したこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 下部に設けた噴射ノズルに接続された給
    水管の内径d1 と、後壁又は側壁に設けた噴射ノズルに
    接続された給水管の内径d2 と、天井壁に設けた噴射ノ
    ズルに接続された給水管の内径d3 とを、d1 >d2
    3 に形成したことを特徴とする請求項4記載の食器洗
    浄機。
  6. 【請求項6】 食器かごに、天井壁に設けた噴射ノズル
    の下に大皿などの浅底食器を収納し、後壁又は側壁に設
    けた噴射ノズルに茶碗、どんぶりなどの深底食器の内面
    側の食器中心部より上部を対向させて収納するようにし
    たことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の食器
    洗浄機。
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