JP2019030569A - 食器洗浄機 - Google Patents

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浩志郎 ▲高▼野
浩志郎 ▲高▼野
Koshiro Takano
千尋 中村
Chihiro Nakamura
千尋 中村
木下 広一
Koichi Kinoshita
広一 木下
福島 由也
Yoshiya Fukushia
由也 福島
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Abstract

【課題】本発明は、洗浄槽内に収容可能な食器量の減少を従来より少なく、洗浄ノズルから噴射される洗浄水が直接あたらない食器に対しても洗浄を可能にする食器洗浄機を提供することである。【解決手段】本発明に係る食器洗浄機は、筐体と、被洗浄物を裁置する食器籠と、筐体内に設置され食器籠を収納し被洗浄物を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄槽と、洗浄槽内で洗浄水を加圧し循環させる送水ポンプと、洗浄槽内の食器籠の下方に回転可能に設置され送水ポンプによって加圧された洗浄水を噴射口から噴射する洗浄ノズルと、筐体に設置され高圧空気を発生する送風手段と、洗浄ノズルの噴射口から洗浄槽の天面までの高さの洗浄槽内に配置され被洗浄物に高圧空気を吹き出す吹出口と、を備え、洗浄ノズルからの洗浄水を噴射する動作期間内の少なくとも一部の期間に吹出口から高圧空気を吹き出すものである。【選択図】図1

Description

本発明は、噴射された洗浄水と高速気流の混合により、洗浄槽内に配置された食器類の洗浄を行なう食器洗浄機に関するものである。
近年の食器洗浄機は、食器への洗浄水の噴射をできるだけ満遍なく行うために、洗浄槽の底部に回転洗浄ノズルを備えたものが主流となっている。回転洗浄ノズルには、洗浄水を噴射する噴射口が複数備えられ、回転洗浄ノズルの中央部は回転可能に取り付けられており、ポンプから圧送された洗浄水を噴射しながら回転するように構成されている。その際、洗浄ノズルの位置及び数を工夫することで、洗浄槽の深さ、幅及び奥行の方向での洗浄ムラを改善して、洗浄性能を向上させることが可能である。
従来の食器洗浄機として、特許文献1には、洗浄槽内の深さ方向の洗浄ムラを改善するために、洗浄槽の底部に配置した洗浄ノズルに加えて、洗浄槽の上方に配置したコップ等の食器へ洗浄水を直接噴射するため、洗浄槽の中間部に別の洗浄ノズルを備えたものがある。各洗浄ノズルには、洗浄水を噴射する噴射口が複数備えられるとともに、中央部を軸として回転可能なように取り付けられており、1つのポンプから分岐して圧送された洗浄水を噴射しながら回転するように構成されている。
また、特許文献2には、洗浄ノズルを洗浄槽の下部、天井壁、及び後壁又は側壁に配設したものがある。各洗浄ノズルの配置位置及び機能に対応させて食器類を配設することで、形状及び深さの異なる食器を満遍なく高い洗浄性能を確保できるように構成されている。
特開2013−27450号公報 特許平11−76127号公報
特許文献1及び特許文献2のように、洗浄槽内に食器が配置される位置によって洗浄性能が低下することを防止する食器洗浄機においては、複数の洗浄ノズルを洗浄槽内に配置するため、洗浄槽の空間容積が一定である場合には、空間容積に対する洗浄ノズルが占有する空間が増加し、収容可能な食器量を減少させずに食器に対する洗浄性能を向上することができないという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、洗浄槽内に収容可能な食器量の減少を従来より少なく、洗浄ノズルから噴射される洗浄水が直接あたらない食器に対しても洗浄を可能にする食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明に係る食器洗浄機は、筐体と、被洗浄物を裁置する食器籠と、筐体内に設置され食器籠を収納し被洗浄物を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄槽と、洗浄槽内で洗浄水を加圧し循環させる送水ポンプと、洗浄槽内の食器籠の下方に回転可能に設置され送水ポンプによって加圧された洗浄水を噴射口から噴射する洗浄ノズルと、筐体に設置され高圧空気を発生する送風手段と、洗浄ノズルの噴射口から洗浄槽の天面までの高さの洗浄槽内に配置され被洗浄物に高圧空気を吹き出す吹出口と、を備え、洗浄ノズルからの洗浄水を噴射する動作期間内の少なくとも一部の期間に吹出口から高圧空気を吹き出すものである。
本発明の食器洗浄機によれば、洗浄工程中に高圧空気を食器に向けて吹き出すことで、洗浄ノズルから噴射される洗浄水を広範囲の食器に供給できるため、従来より洗浄槽内に収容可能な食器量の減少が少なく、洗浄ノズルから噴射される洗浄水が直接あたらない食器に対しても洗浄することが可能になる。
本発明の実施の形態1の食器洗浄機を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態1の食器洗浄機に用いられる洗浄ノズルを示す全体斜視図である。 本発明の実施の形態1の食器洗浄機に用いられる吹出口の構成を示す部分斜視図である。 本発明の実施の形態1の食器洗浄機における洗浄動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の食器洗浄機における各動作工程のフローチャートである。 本発明の実施の形態1の食器洗浄機における変形例を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態2の食器洗浄機を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態3の食器洗浄機を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態4の食器洗浄機を示す側面断面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1における食器洗浄機について図1から図6を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の食器洗浄機を示す側面断面図である。
図1において、食器洗浄機1は筐体2を備えており、この筐体2内に、被洗浄物である食器3を裁置する食器籠4、食器籠4を収納し食器3を洗浄するための洗浄水20を貯水する洗浄槽5、駆動部であるモータ6aとポンプ6bとからなる送水ポンプ6、洗浄槽5内の食器籠4の下方に回転可能に取り付けられ送水ポンプ6によって加圧された洗浄水を噴射する洗浄ノズル7、洗浄槽5内に供給する高圧空気を発生するための送風ファン8、送風ファン8を駆動するモータ8a、送風ファン8で発生した高圧空気が通過する送風ダクト9、洗浄槽5内に高圧空気を供給するための吹出口10、洗浄槽5内の空気を排気するための排気口11、送風ファン8が空気を吸い込むための吸気口12を備えている。洗浄槽5は例えば箱型の形状をしており、この箱型の内部に食器籠4、洗浄ノズル7及び吹出口10が配置され、洗浄水20を貯水する構造になっている。洗浄槽5の天面とは、この箱型の上面に位置する箇所のことである。尚、送風ファン8は送風手段の具体的な構成を示すものである。また、第1の矢印30は送風ファン8での空気の流れを模式的に示すものである。
給水管(図示省略)からの給水により、洗浄槽5に溜まった洗浄水20は、送水ポンプ6へと吸い込まれて加圧された後、洗浄ノズル7へと送られる。この洗浄ノズル7に設置された噴射口15から洗浄水20が食器籠4へと噴射され、食器3に噴射された洗浄水20が洗浄槽5に落下して溜まることで、洗浄水20が循環し続けるような循環流路が形成されている。尚、第2の矢印31は、この循環経路での洗浄水20の水流を模式的に示すものである。また、洗浄ノズル7からの点線は洗浄水20の噴射を模式的に示すものである。洗浄水20は、食器3の洗浄、或いは食器3のすすぎが終了後、排水ポンプ(図示省略)によって洗浄槽5から吐き出されて、排水管(図示省略)を経由して食器洗浄機1の外部へと排出される。
図2は、本発明の実施の形態1の食器洗浄機に用いられる洗浄ノズルを示す全体斜視図である。
図2において、洗浄ノズル7は中央部の軸を回転中心として両側に噴射口15を備えている。送水ポンプ6により吸引されて加圧された洗浄水20は、洗浄ノズル7の中央部の底部から内部の流路を通過した後、洗浄ノズル7の上面側に設けられた複数の噴射口15から噴射される。この際、洗浄ノズル7は、水噴射時の噴射量に応じた反力によって一方向に回転するよう、複数の噴射口15の各々は、洗浄ノズル7が回転する回転面に対して垂直な上向き又は水平方向(図示省略)に洗浄水20を噴射する構成になっている。
次に、高圧空気を洗浄槽5内に吹き出すための構成を説明する。
図1において、送風ファン8がモータ8aによって駆動されることにより、筐体2の周囲から外気を吸引した後、送風ダクト9へと高圧空気が送られ、送風ダクト9の端部に接続され洗浄槽5に臨むように配設された吹出口10から洗浄槽5へと吹き出される風路が形成されている。洗浄槽5へと吹き出された高圧空気は、筐体2の外表面へと形成された排気口11を通して、筐体2の外部へと排出される。
図3は、本発明の実施の形態1の食器洗浄機に用いられる吹出口の構成を示す部分斜
視図である。
図3において、洗浄槽5の内壁面に露出するように、吹出口10には複数の吹出開口10aを備える。吹出開口10aは洗浄槽5内において略水平方向に並ぶように配置することで、単一の吹出開口10aからの高圧空気の送風範囲より拡大した領域が送風可能になり、洗浄槽5の幅又は奥行方向にかけて高圧空気が広がる。
吹出口10からの高圧空気の送風方向は、洗浄ノズル7からの洗浄水20の噴射方向に対して、直交する構成になっている。直交する構成では、洗浄ノズル7からの洗浄水20を横方向に拡散し洗浄する範囲を拡大することが可能である。尚、後述する変形例では、吹出口10からの高圧空気の送風方向は、洗浄ノズル7からの洗浄水20の噴射方向に対して対向する構成である。
また、吹出口10は、図1に示すように洗浄ノズル7の噴射口15から洗浄槽5の天面までの高さの洗浄槽5内に配置している。噴射口15からの洗浄水20の洗浄力は噴射口15からの距離に応じて低下するため、噴射口15から最長の距離になる食器籠4内の食器3に対して高圧空気の送風範囲が含まれるように吹出口10を配置することで、吹出口10からの高圧空気の流れによって洗浄水20が被洗浄物に直接あたる構成にし、洗浄力の低下を防止している。図1においては、食器籠4を上下二段の構成を示しており、上段の食器籠4内の食器3は、下段の食器籠4に比べて洗浄水20が直接あたらないことがある。このため、吹出口10の具体的な位置としては、上段の食器籠4に対向する洗浄槽5内の側面に配置している。この配置により、複数の吹出開口10aから洗浄槽5内へ吹き出された高圧空気は、上段に配置した食器3に衝突するよう構成されている。
次に、食器洗浄機1の洗浄動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態1の食器洗浄機における洗浄動作を示すフローチャートである。
図4において、使用者により被洗浄物の食器3が食器籠4に収容され、専用の洗剤を洗浄槽5内へ投入されスタートボタンが押されると、洗浄動作が開始される(ステップS1)。この後、洗浄動作の各工程である洗い工程(ステップS2)、すすぎ工程(ステップS3)、乾燥工程(ステップS4)の順番で洗浄動作が行われる。
次に、洗い工程、すすぎ工程、及び乾燥工程の詳細動作について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1の食器洗浄機における各動作工程のフローチャートである。図5中の(a)から(c)は、それぞれ洗い工程、すすぎ工程、乾燥工程のフローチャートを示すものである。
洗い工程においては、給水管(図示省略)から洗浄槽5へ向けて給水が行われる(ステップS2a)。規定量の水が給水されると、給水は止まり、洗浄水20は、洗浄槽5及び送水ポンプ6を循環し繰り返し使用される。送水ポンプ6の動作(ステップS2b)と同時に、送風ファン8も動作を開始(ステップS2c)し、食器籠4に向けて吹出口10から高圧空気が吹き出され、洗い工程の終了前まで動作が行われる。洗い工程の規定時間が経過すると、送風ファン8の動作は停止し(ステップS2d)、その後に送水ポンプ6の動作も停止する(ステップS2e)。その後、洗浄水20は排水管(図示省略)を経由して排水され、次のすすぎ工程へ移行する。尚、吹出口10から高圧空気の吹き出す動作期間は、洗浄水20を噴射する動作期間と同一の期間に必ず設定する必要はなく、洗浄水20を噴射する動作期間内の少なくとも一部の期間であってもよい。
すすぎ工程においては、再度、洗浄槽5へ向けて給水が行われる(ステップS3a)。送水ポンプ6の動作(ステップS3b)と送風ファン8の動作(ステップS3c)を開始し、すすぎ工程の規定時間が経過すると、送風ファン8を停止し(ステップS3d)、その後、送水ポンプ6を停止する(ステップS3e)。洗浄槽5内の排水が行われた後、乾燥工程へ移行する。
乾燥工程においては、送風ファン8の動作を開始し(ステップS4a)、乾燥工程の規定時間が経過すると、送風ファン8を停止する(ステップS4b)。食器3に付着した水を吹き飛ばしたり、蒸発させたりすることで、食器3の表面から水滴が除去される。
洗浄動作内の一連の工程は、食器洗浄機1に備えた制御部(図示省略)にあらかじめプログラムされ、自動で行われる。このプログラムは、各工程に合わせた動作を、スタートボタンが押されてからの時間を計測しそれによって制御している。また、洗い工程およびすすぎ工程の給水回数は1回とは限らず、必要に応じて2回以上の給水と排水の動作を繰り返すことがある。洗浄水20又はすすぎ水は、冷水または温水を利用し、食器洗浄機1には冷水を温水にするヒーター(図示省略)が備わっている。
また、運転モードとして、洗い工程及びすすぎ工程を経ずに、乾燥工程のみの運転も可能である。その際は、図4に示した乾燥工程から始まり、送風ファン8の動作及び停止のみが行われる。送風ダクト9の風路途中には、高圧空気の温度を上昇させるヒーター(図示省略)が備わっている。乾燥工程において、高圧空気が温風で吹き出されることで、食器3の表面に付着した水滴の蒸発速度を向上させることができる。
以上のように本実施の形態によれば、洗浄ノズル7からの洗浄水20と吹出口10からの高圧空気を用いて被洗浄物を洗浄するため、従来の複数の洗浄ノズル7を用いる構成より、洗浄槽5の空間容積に対する洗浄ノズル7と吹出口10が占有する空間が少なく、洗浄槽5内に収容可能な食器量の減少を少なくすることができる。
また、吹出口10を洗浄ノズル7の噴射口15から洗浄槽5の天面までの高さの洗浄槽5内に配置し、洗い工程中とすすぎ工程中にも送風ファン8が動作して、高圧空気が食器3の上方または側方から供給されるようにしたことで、高圧空気により洗浄水20を洗浄槽5内の全体に供給させることが可能になり、洗浄ノズル7から吹き出した洗浄水20が直接届かない場所、特に洗浄槽5の深さ方向の上方部に配置される食器3の洗浄力を向上することができる。
また、この吹出口10からの高圧空気の供給は、洗浄水20を噴射する動作期間内の一部の期間であっても、洗浄水20が直接届かない場所に裁置された食器3に高圧空気によって洗浄水20が供給されるため、食器3の洗浄力を向上することができる。さらに、吹出開口10aを水平方向へ複数の配置を行ったことで、洗浄槽5の幅又は奥行方向の食器3の洗浄力を向上することができる。特に、洗浄槽5の深さ寸法が、幅又は奥行寸法と同等以上の深さが大きいタイプの食器洗浄機でも高い洗浄力を確保できる。
また、本実施の形態によれば、吹出口10の位置を洗浄ノズル7の噴射口15から洗浄槽5の天面までの高さの洗浄槽5内において上段の食器籠4に対向する洗浄槽5内の側面に配置したことで、上段の食器籠4内の食器3にも高圧空気を供給でき、湯呑みの糸尻等のように載置した際に上面側が凹部形状となる食器3においても、高圧空気により洗浄水20が凹部形状に留まりにくくなる。さらに、乾燥工程が終了後の洗浄水20及び水のスケール残りを抑制することができる。即ち、食器籠4は、吹出口10からの高圧空気の送風範囲内に糸尻等を有する食器3を裁置することも可能な構成である。尚、凹部形状は洗浄水20が溜まる箇所であるため、水たまり部と称する。
次に、実施の形態1の食器洗浄機に係る変形例を説明する。
図6は、本発明の実施の形態1の食器洗浄機における変形例を示す側面断面図である。
図6において、吹出口10を洗浄槽5の天面に設置する構成である。吹出口10を洗浄槽5の天面に設置する構成は、洗浄槽5の側面に吹出口10を配置した場合と比較して、湯呑みの糸尻等の凹部形状が上方向になる状態で食器籠4に裁置される食器3を洗浄する場合に、凹部形状の上方から高圧空気が吹き付けられるため、凹部形状内に洗浄水20がより留まりにくくなる。このため、乾燥工程が終了後に食器3に付着する洗浄水20の残り及び水スケールを従来より抑制することができる。
尚、この変形例は、吹出口10からの高圧空気の送風方向が洗浄ノズル7からの洗浄水20の噴射方向に対して対向する構成になっている。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2の食器洗浄機について図7を用いて説明する。上述した実施の形態1との相違点を中心に説明するため、実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、説明を簡略化または省略する。
図7は、本発明の実施の形態2の食器洗浄機を示す側面断面図である。
図7において、モータ6aの回転軸をポンプ6bとは反対側の送風ファン8まで伸ばし、ポンプ6bと送風ファン8の駆動部を兼用する構成である。
本実施の形態によれば、モータ6aの回転軸を両側に出した両軸モータとして、送風ファン8と送水ポンプ6の駆動用として一体化するようにしたことで、送水ポンプ6用と送風ファン8用のモータが個別に不要になるため、占有スペースが抑制でき、洗浄槽5の内容積を拡大、または筐体2を小型化することができる。
また、本実施の形態によれば、送水ポンプ6と送風ファン8の駆動モータを一体化したことで、乾燥工程を処理中での洗浄水20が洗浄槽5内に存在しない場合において、洗浄水20を循環するための送水ポンプ6の搬送力を洗浄槽5内部に存在する空気の搬送力に転用できるため、洗浄槽5内の風速が高まり乾燥性能を高めることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3の食器洗浄機について図8を用いて説明する。上述した実施の形態1との相違点を中心に説明するため、実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、説明を簡略化または省略する。
図8は、本発明の実施の形態3の食器洗浄機を示す側面断面図である。
図8において、送風ファン8の吸気口12を洗浄槽5の側面に設置した構成である。
本実施の形態によれば、吸気口12を洗浄槽5の側面に配置したことで、送風ファン8の吸気が洗浄槽5の中から行われ、送風ファン8の排気が洗浄槽5の中へ吹き出されるようになる。これにより、洗浄槽5内の内圧が上昇しにくくなるため、筐体2の外郭面に排気口を設けることなく、洗い工程、すすぎ工程及び乾燥工程を効率的に行なうことができる。また、排気口を設けないことで、筐体2の周囲へ放射される洗浄槽5内の洗浄水20の衝突音が放射されにくくなるため、運転音を低減することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4の食器洗浄機について図9を用いて説明する。上述した実施の形態1との相違点を中心に説明するため、実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、説明を簡略化または省略する。
図9は、本発明の実施の形態4の食器洗浄機を示す側面断面図である。
図9において、洗浄水20の一部を吹出口10近傍の吐出口16に供給する構成である。
分流口13は、送水ポンプ6から洗浄ノズル7へ向かう洗浄水20が通過する循環流路と分岐させるために設けられている。分流口13から分岐した洗浄水20は、分岐流路を形成する分流配管14を経由して、吹出口10の近傍から洗浄水20を吐出するように構成されている。従って、送水ポンプ6の動作に伴い、洗浄ノズル7の噴射と合わせて洗浄水20の一部が洗浄槽5の上方部から洗浄槽5内へと供給される。なお、図9においては、吐出口16は吹出口10の下方から洗浄水20を吐出するように配置されているが、吹出口10の上方から洗浄水20を吐出するように配置しても良い。
本実施の形態によれば、送水ポンプ6から吐出する洗浄水20を分流し、洗浄水20を吹出口10の近傍の吐出口16から供給するようにしたことで、洗浄槽5の上方部に洗浄ノズル7を設けることなく、食器3の上方及び側方への洗浄水20の供給量を増加することが可能になり、洗浄槽5内の洗浄性能を更に向上できる。
なお、上記実施の形態に示した食器洗浄機は、キッチンの卓上に設置可能な卓上式、及びキッチンのシンク下に設置するビルトイン式のどちらにも適用することが可能である。
また、上記各実施の形態で示される構成要素及び構成要素の接続形態等は一例であり、本発明を限定するものではない。つまり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素及びその接続形態等を他の装置へ展開したり、構成要素及びその接続形態等に様々な変形を加えたり、それらを組み合わせることが可能である。
1 食器洗浄機、2 筐体、3 食器、4 食器籠、5 洗浄槽、6 送水ポンプ、6a モータ、6b ポンプ、7 洗浄ノズル、8 送風ファン、8a モータ、9 送風ダクト、10 吹出口、10a 吹出開口、11 排気口、12 吸気口、13 分流口、14 分流配管、15 噴射口、16 吐出口、20 洗浄水、30 第1の矢印、31 第2の矢印

Claims (9)

  1. 筐体と、
    被洗浄物を裁置する食器籠と、
    前記筐体内に設置され前記食器籠を収納し前記被洗浄物を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄槽と、
    前記洗浄槽内で前記洗浄水を加圧し循環させる送水ポンプと、
    前記洗浄槽内の前記食器籠の下方に回転可能に設置され前記送水ポンプによって加圧された前記洗浄水を噴射口から噴射する洗浄ノズルと、
    前記筐体に設置され高圧空気を発生させる送風手段と、
    前記洗浄ノズルの前記噴射口から前記洗浄槽の天面までの高さの前記洗浄槽内に配置され前記被洗浄物に前記高圧空気を吹き出す吹出口と、を備え、
    前記洗浄ノズルからの前記洗浄水を噴射する動作期間内の少なくとも一部の期間に前記吹出口から前記高圧空気を吹き出す
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記洗浄ノズルからの前記洗浄水の噴射方向は前記吹出口からの前記高圧空気の送風方向に対して直交する構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記洗浄ノズルからの前記洗浄水の噴射方向は前記吹出口からの前記高圧空気の送風方向に対して対向する構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  4. 前記吹出口は、前記食器籠に対向する前記洗浄槽の側面に配置される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  5. 前記食器籠は、前記吹出口から吹き出される前記高圧空気の送風範囲内に水たまり部を有する前記被洗浄物を裁置する構成である
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  6. 前記送風手段と前記送水ポンプは、洗い工程とすすぎ工程において同時に動作する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  7. 前記送風手段の駆動部は前記送水ポンプの駆動部を兼用する構成である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  8. 前記洗浄槽内から吸気する吸気口を備え、
    前記送風手段は前記吸気口から吸気する構成である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  9. 前記送水ポンプにより循環する前記洗浄水の循環流路と、
    前記循環流路から分岐する分岐流路と、
    前記分岐流路に接続されるとともに前記吹出口の近傍に配置され前記洗浄水を吐出する吐出口と、を備える
    ことを特徴する請求項1から8のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
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