JPH048987A

JPH048987A - 管継手における管端部の密封装置

Info

Publication number: JPH048987A
Application number: JP2111340A
Authority: JP
Inventors: Yoshihisa Tamaoki; 玉置　良久
Original assignee: MEKAJIYON KK
Current assignee: MEKAJIYON KK
Priority date: 1990-04-26
Filing date: 1990-04-26
Publication date: 1992-01-13
Anticipated expiration: 2009-05-02
Also published as: JPH0633838B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野）本発明は、管体と管体とを継手部状に以て緊密に連結す
るものであって、特にその目的とする所は、管体の内部
に塩化ビニールを被着した管体に対する漏水と腐食とを
防止するための管継手における管端部の密封装置に関す
るものである。

（従来の技術）近年、一般の給水における水質低下に伴い各種配管の腐
食及び赤水が大変な問題となり、現在は腐食を防止する
ために内面に合成樹脂製のライニングを施した鋼管に使
用するものが広くしられている。

然し、このライニング鋼管も継手方法を間違うと管の端
部とライニング層との間に水が侵入し。

赤水を発生させたり５鋼管の錆層によるライニング層の
収縮により管体が詰まると云う事故が生ずる原因となっ
ていた、（発明が解決りようとする課題）上記、従来の技術で述べたものにあっては、管端の止水
面までライニングを施したフランチエ法が最も良いので
はあるが、全て工場の加工作業と成り、僅かな寸法の違
いや、変更に対応出来ないと共に、大変に高価となるも
のである。その為に種々の管端シールコアが使用されて
いるが、全て不満足なものばかりである。

そして、これ等の多くは、配管職人により接着剤を塗着
して施工するが、止水機構は、テーパーネジ等の別機楕
によって実施されるので、不完全な接着によっても漏水
には至らず、接着剤等を使用しないでら止水は可能であ
る。

更に、ライニング層は鋼管に圧入接着されるものである
が、ライニング層と鋼管部の線膨張率が異なる為に、温
度変１ヒによりライニング層が鋼管端より数ミリも伸縮
するものである。その伸縮を接着剤にて防止することは
不可能であり、ライニング層が縮んだ後の鋼管壁に接水
すると急速に腐食を生ずる問題もある。

Ｊた、塩化ビニールライニング鋼管の内壁には、皺や移
動があり、通常のパツキンを用いても用意に止水するこ
とは困難であり、その公差も大きくコアを挿入するだけ
では止水が不可能である問題点もある。

本発明は、上記の鋼端部の各種の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とする所は、管端部の挿入部品
は全て管内径より小径として挿入組立を極めて容易にす
る。また、押圧リングの先端への摺動によってパッキン
グの押圧密着を確実容易とした管継手における管端の密
封装置を提供するものである。

〈課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、本考案の管端部密封装置に
おいては、相対向する管体の端部に管端コアを位置させ
る。この管端コアの内周面に押圧リングと停止環体を内
挿する。停止環体を該管端コアにノックピンを以て固定
し、押圧リングには、長溝を形成すると共に、長溝をノ
ックピンに摺動自在に嵌装する。また、停止環体の先端
に押圧パッキングを収納すると共に、この押圧パッキン
グを該押圧リングの先端で押圧する構成となっている。

（作　　用）次に、上記のように構成された管継手の密封装置の組立
による作用を説明すると、管体（１）の管端部に位置す
る管端コア（〕より管端部に挿入する押圧リング（３）
と停止環体（４１を全て管体（１）より小径としてスム
ースに挿入が可能とする。即ち第２図の状態に組立する
。そして、第２図の状態より第３図に示す如く、押圧リ
ング（３）の先端は、押圧はパッキング（１５）を押し
広げ、管体（１）の内壁面の塩ｆヒビニールライニング
（１４）に密着し管体（１）の水の止水を行い密封して
腐食を防止する。また、該押圧リング（３）の先端に設
けた先端傾斜面（６）は、高圧負荷時に押圧はパッキン
グ（１５）は押し上げられ、面応力が増大して高圧には
漏水しない様にしたものである。

（冥　　＃Ａ　　例）次に、本発明の実施例を図面について説明すると、第１
図は、管継手装置を組立した全体図の一部欠除した状態
であって、その相対向する一方の管体（１）に対する第
２図に示す要部の如く、管端コア＋２）の鍔部（１３）
を管端部に位置させである。この前記管端コア（２の内
周面には、押圧リング（３）とその内側に停止環体４）
を管体（１）の内径より小径として挿入するようになっ
ている６次に、前記管端コア（２）には、内周面に凹条
溝ｍを形成して０リング８を嵌装しである。また、管端
コア（２）の端部には、ノックピン（９）が嵌着する嵌
合孔（９）を穿設しである。

次に、前記押圧リング（３）には、先端の上面に押圧用
の先端傾斜面（６）を形成すると共に、後部には、該ノ
ックピン（５）によって誘導して前進する長溝−を所定
間隔を設けて必要に応じた所要数を形成しである。また
、該押圧リング（３）の後端には。

叩き込み用の押圧端部（１１）を形成しである。

また、停止環木目には・、先端部の内側位置に押圧はパ
ッキング（１５）を収納するように停止突部（１２）を
形成しである。該停止環＃（４）の後端部は、該管端コ
ア（２）に嵌着したノックピン（５）の一端部に嵌着状
態に固定されている。符号（１４）は、管体（１１の内
周面に被着された塩化ビニールのライニング膜を示した
ものである。（１６）は、第１図に示す如く、管体（１
）との継手本体を示し、該継手本体（１６）の両側には
螺合部（１７）（１７）を有し、その内面には必要に応
じて被覆膜（２３）を被着される。（１８）は、該継手
本体（１６）と締付環体（２））との間に介在されるパ
ツキン′グを示し、（１９）は、パッキング（１８）に
隣接した可動環（１９）を示したもので、（２０）は、
該締は環体（２））に設けた係止凹溝（２２）（２２）
に停止位置で嵌着する係止リングを示したものである６
（発明の効果）本発明は上述説明したように構成されているので、従来
の管継手に用いる密封用の介在物としてのパッキング及
び管端コアでは、万一の漏水に対して錆等の発生する不
完全であったものを確実に完全密閉した点と、非常に簡
単な押圧操作でライニングに対して所定位置でパッキン
グを圧着密封でき止水を完全に実施できる点と、管端部
への装着の部材が全て管体内径より小径に構成されてい
るので、組立が大変に簡単にできる効果がある。

そして、管端コアの内周面に設けた押圧り〉・グと停止
環体は、内挿組立が非常に簡便にでき、且つ内部に収納
される０リング及び押圧パッキングも定位置に確認して
挿着できる効果がある。また、押圧リングに形成した長
溝条は、ノックピンに対して確実に案内摺動するため、
先端の押圧パッキングとライニング側の壁面に対して正
確に押圧密着できる効果がある。

以上の如く、本発明によれば、内部の押圧パッキング、
管端コアー及び継手本体のパッキングとの３ケ所によっ
て完全に止水できる従来にない優れた特性を有するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は管体に対して管管コア、継手本体及び締付環体
によって組立した状態の上部の断面図。第２図は同じく要部の押圧リングの打込む以前の状態の
上部断面図、第３図は同じく要部の押圧リングを打込ん
で押圧パッキングを内壁に圧着した状態を示す上部断面
図である。符号は（１（は管体、（２）は管端コア、（
３）は押圧リング、４）は停止環体、（６）は先端傾斜
面、（７）は凹条溝、８１は○リング、（９）は嵌合孔
、（ＩＯｌは長溝、（１１）は押圧端部、（１２）は停
止突部、（１４）はライニング、（１５）は押圧パツキ
ン゛（９ム；第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

相対向する管体（１）の端部に管端コア（２）を位置さ
せ、前記管端コア（２）の内周面に押圧リング（３）と
停止環体（４）を内挿せしめ、前記停止環体（４）を該
管端コア（２）にノックピン（５）を以て固定せしめ、
該押圧リング（３）には、長溝（１０）を形成すると共
に、該長溝（１０）を該ノックピン（５）に摺動自在に
嵌装せしめ、該停止環体（４）の先端に押圧パッキング
（１５）を収納すると共に、該押圧パッキング（１５）
を該押圧リング（３）の先端で押圧するようにした事を
特徴とする管継手における管端部の密封装置。