JPH06241356A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH06241356A
JPH06241356A JP5021286A JP2128693A JPH06241356A JP H06241356 A JPH06241356 A JP H06241356A JP 5021286 A JP5021286 A JP 5021286A JP 2128693 A JP2128693 A JP 2128693A JP H06241356 A JPH06241356 A JP H06241356A
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JP
Japan
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pipe
joint
peripheral surface
pipe joint
connecting portion
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JP5021286A
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English (en)
Inventor
Koji Kitagawa
弘二 北川
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Kitagawa Industries Co Ltd
Original Assignee
Kitagawa Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素早く確実に配管同士を接続でき、更に、複
数種類の外径寸法の配管に適用可能な管継手を提供す
る。 【構成】 管継手22の接続部26は、円筒状に形成さ
れた継手本体28の端面に取り付けられたリング状のパ
ッキン30と、継手本体28の外周面に回動自在な円筒
状に形成され、その内周面に継手本体28側に向けて内
径が小さくなるテーパ状の内ネジ38が形成されたガイ
ド部材32と、断面形状がC字形に形成され、その外周
面に外ネジ40が形成されたC形リング部材34と、そ
の内周面に設けられた弾性ゴムからなる密着部材36と
を備えており、配管24をC形リング部材34の端部ま
で挿入した後、ガイド部材32を回動させることによ
り、C形リング部材34を配管24の端面がパッキン3
0と密着する位置まで移動させて、配管24を継手本体
28に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体を通す配管同士を
接続する管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特に、端部にネジが施されて
いない配管同士を接続する管継手としては、例えば、各
配管を挿入可能な内径に形成された複数の接続部を有
し、この各接続部に各配管の端部を挿入して固定するこ
とにより、これら配管同士を接続するというものが知ら
れている。
【0003】そして、このような管継手を使用する際に
は、管継手の接続部から配管が抜けないように、また、
その接続部から水やガス等の流体が漏れないようにする
ために、予め配管の端部外周面に接着剤を塗布してか
ら、この管継手の接続部へ挿入するという手法が採られ
ている。
【0004】また例えば、特公昭53−33773号公
報に開示されている如く、発泡剤を混入したゴム製テー
プの両面に接着剤を塗布してなる両面接着テープを、配
管の端部外周面に貼り付けてから、この配管を管継手の
接続部へ挿入し、その後、この接続部を加熱して上述の
両面接着テープを発泡膨張させることにより、配管と管
継手とをより確実に接続させるというものも提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに接着剤や膨張可能な両面接着テープ等の接着部材を
用いて配管と管継手とを接続する従来の管継手では、接
続する部分毎にこれらの接着部材を設けなければなら
ず、また、この接着部材が硬化するまでは配管経路を使
用することができず、その結果、配管の接続作業に多大
な時間を費やすことになっていた。また、配管と管継手
とを接着部材により接着してしまうと、後で取り外すこ
とができなくなるという問題もあった。
【0006】また更に、上記従来の管継手では、配管の
外径寸法に最適なものを選択しなければ、配管同士を接
続できないという問題もあった。本発明は、こうした問
題に鑑みなされたものであり、素早く確実に配管同士を
接続でき、更に、複数種類の外径寸法の配管に適用可能
な管継手を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記問題を解決す
るためになされた請求項1に記載の本発明は、流体を通
す配管同士を接続する管継手であって、上記配管との少
なくとも1つの接続部を、該配管を挿入可能な内径に形
成すると共に、当該接続部の先端からその軸方向に所定
長さの切込みを形成し、更に、上記切込みよりも幅の広
い筒状に形成され、上記接続部の内周面に設けられた弾
性材からなる漏れ止め部材と、上記接続部の外周部を締
め付ける筒状の締め付け部材と、を備えたことを特徴と
する管継手を要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の本発明は、流体を
通す配管同士を接続する管継手であって、当該継手本体
に形成される上記配管との少なくとも1つの接続部が、
該継手本体の端面に取り付けられ、弾性材によりリング
状に形成されたパッキン部材と、筒状で内周面にテーパ
状の内ネジが形成され、内径が大きい方の端部が上記継
手本体の端面から突出した状態で該継手本体の外周面に
回動自在に固定されたガイド部材と、外周面に上記ガイ
ド部材の内ネジに螺合可能な外ネジが形成され、上記ガ
イド部材の軸方向に所定幅を有する断面がC字形のC形
リング部材と、弾性材からなり上記C形リング部材の内
周面に設けられて、上記配管と該C形リング部材とを密
着させる密着部材と、を備えたことを特徴とする管継手
を要旨としている。
【0009】
【作用】以上のように構成された請求項1に記載の管継
手においては、配管と接続される接続部の内、少なくと
も1つの接続部が、配管を挿入可能な内径に形成されて
おり、この接続部に配管を挿入した後、この接続部の外
周部を筒状の締め付け部材で締め付けるこにより、この
配管と当該管継手とを接続する。
【0010】ここで、このように締め付け部材により接
続部の外周部を締め付けた際には、この接続部の先端か
らその軸方向に形成された所定長さの切込みの幅が小さ
くなるため、この接続部の内径が小さくなる。更に、こ
の接続部の内周面には、上記切込みよりも幅の広い筒状
に形成された弾性材からなる漏れ止め部材が設けられて
いるため、配管の外周面と当該接続部の内周面との隙間
が完全に塞がれる。従って、配管は完全に当該接続部に
接続され、流体が漏れ出すことが防止される。
【0011】また、請求項2に記載の管継手において
は、配管を当該接続部のC形リング部材の端部まで挿入
した後、ガイド部材を継手本体の外周面で回動させるこ
とにより、この配管と当該管継手とを接続する。ここ
で、ガイド部材を回動させると、C形リング部材の外周
面に形成された外ネジとガイド部材の内周面に形成され
たテーパ状の内ネジとが螺合して、C形リング部材が当
該ガイド部材の内部を継手本体側に移動する。そして、
このテーパ状の内ネジは継手本体側程その内径が小さく
なっているため、C形リング部材は、継手本体側に移動
する程その内径が小さくなり、更に、配管の外周面と接
するC形リング部材の内周面には、弾性材からなる密着
部材が設けられているため、このC形リング部材は、配
管の挟持力を増しながら継手本体側に移動することにな
る。そして、このC形リング部材は、配管を挟持しなが
ら、配管の端面が継手本体の端面に設けられたパッキン
部材と密着するまで移動することになる。従って、配管
は、パッキン部材を介して流体の流通経路となる継手本
体に完全に結合され、流体が漏れ出すことが防止され
る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず、請求項1に記載の本発明が適用された第1実
施例の管継手について、図1及び図2を用いて説明す
る。
【0013】図1は、本実施例の管継手2に円筒状の配
管4を接続した状態(管継手2の使用状態)を表わす断
面図であり、図2は、管継手2における接続部6を説明
するための説明図である。尚、図示はしないが、この接
続部6は管継手2の両端に設けられている。また、配管
4はその端部に接続用のネジが形成されていないもので
ある。
【0014】図2に示す如く、管継手2の本体部及びそ
の先端部に設けられた接続部6は合成樹脂により円筒状
に形成されている。そして、接続部6は本体部よりも太
く、配管4を挿入可能な内径に形成されており、この接
続部6には、その先端から軸方向に所定長さのV字形の
切込み6a,6bが夫々対向して形成されている(特
に、図2(B)参照)。
【0015】また、接続部6の内周面には、軸方向の断
面形状が波形となるように凹凸が形成されており(図1
参照)、更にその表面には、弾性ゴムを射出成形するこ
とにより切込み6a,6bよりも幅の広い筒状に形成さ
れた漏れ止め部材8が設けられている。尚、この漏れ止
め部材8の内周面にも接続部6の内周面に応じた凹凸が
形成されており、後述するように配管4を接続部6に挿
入した際に、この凹凸が弾性変形して配管4の表面に均
一に密着するようになっている(図1参照)。
【0016】また更に、接続部6の外周面には、その先
端部から管継手2の本体側に向けて直径が大きくなるテ
ーパ状の外ネジ10が形成されており、合成樹脂で円筒
状に形成された締め付け部材12の内周面に形成された
内ネジ14に螺合するようになっている。
【0017】そして、図1に示すように、管継手2の本
体と接続部6との境界部(内径が太くなる部分)には、
弾性ゴムによりリング状に形成されたパッキン16が取
り付けられている。このように構成された管継手2にお
いては、図1に示す如く、配管4を接続部6に挿入して
配管4の先端部をパッキン16の表面に当接させた後、
締め付け部材12を時計回りに回転させて接続部6の外
周部を締め付けることにより、配管4と管継手2とを接
続する。
【0018】つまり、締め付け部材12が接続部6のテ
ーパ状の外ネジ10に螺合しながら管継手2の本体側に
移動するのに伴って、接続部6が外側から締め付けられ
るため、切込み6a,6bのV字角が小さくなることか
ら、接続部6自身の内径が小さくなって配管4を強く挟
持するようになる。またこのとき、接続部6の内周面に
設けられた弾性ゴムからなる漏れ止め部材8により、配
管4は確実に接続部6の内周面に密着することになるた
め、配管4と接続部6との隙間が完全に除去されると共
に配管4が接続部6から抜けないようになり、配管4は
流体が漏れ出すことなく管継手2に接続されることにな
る。そして更に、配管4はその先端部がパッキン16の
表面にしっかりと密着した状態で接続部6に固定される
ため、より確実に管継手2に接続されることとなる。
【0019】以上のように、本実施例の管継手2によれ
ば、従来の管継手のように接着剤等を使用することな
く、配管4と管継手2とを完全に接続させることができ
るため、配管同士の接続作業が非常に簡単に、かつ短時
間で行えるようになる。また、管継手2から配管4を取
り外す際には、締め付け部材12を逆時計回りに回転さ
せるだけで接続部6に対する締め付け力を弱くすること
ができるため、配管4を接続部6から容易に抜き出すこ
とができる。よって、配管4を管継手2から取り外すこ
とも非常に簡単になる。
【0020】そして更に、本実施例の管継手2によれ
ば、切込み6a,6bのV字角が変化することにより接
続部6の内径が変化することから、異なる寸法の配管を
接続することができる。尚、本実施例の管継手2におい
て接続する対象とした配管4は、その端部に接続用のネ
ジが形成されていないものであったが、配管の端部にネ
ジが形成されている場合でも、接続部6の内周面に設け
た漏れ止め部材8が弾性変形して、この配管のネジ溝を
隙間なく埋めることになるため、上述と同様に管継手2
へ接続することができる。またこのとき、漏れ止め部材
8の内周面には、接続部6の内周面に応じた凹凸が形成
されているため、この凹凸が配管端部のネジ溝へ浸入
し、より確実に配管と接続部6との隙間を埋めることが
できるようになる。
【0021】また、本実施例の管継手2に接続できる配
管の端部形状は円筒状に限られるものでなく、六角形状
のようなものであってもよい。この場合、漏れ止め部材
8の材質としてより柔らかいものを使用すると共に、そ
の厚みを増すようにしておけば、接続部6の内周面と配
管の外周面との隙間を確実に塞ぐことができる。
【0022】次に、請求項2に記載の本発明が適用され
た第2実施例の管継手について、図3及び図4を用いて
説明する。図3は、本実施例の管継手22に円筒状の配
管24を接続した状態(管継手22の使用状態)を表わ
す断面図であり、図4は、管継手22における接続部2
6を説明するための説明図である。
【0023】尚、図示はしないが、この接続部26は管
継手22の両端に設けられている。また、配管24は第
1実施例の場合と同様に、その端部に接続用のネジが形
成されていないものである。図3及び図4に示す如く、
本実施例の管継手22における継手本体28は、合成樹
脂により円筒状に形成されており、その端部外周面には
溝28aが設けられている。そして、配管24を管継手
22に接続するための接続部26は、この継手本体28
の端部に形成されており、継手本体28の端面に取り付
けられ弾性ゴムによりリング状に形成されたパッキン3
0と、合成樹脂により円筒状に形成され、パッキン30
を収納しつつ一方の端部が継手本体28の端部から突出
した状態で継手本体28の外周面に回動自在に固定され
たガイド部材32と、このガイド部材32の軸方向に所
定幅を有し、合成樹脂によりその断面形状がC字形に形
成されたC形リング部材34(特に、図4(B)参照)
と、弾性ゴムにより形成されC形リング部材34の内周
面に設けられた密着部材36とを備えている。
【0024】ここで、ガイド部材32の継手本体28側
の端部内周面には係合部32aが突出しており、この係
合部32aを継手本体28に設けられた溝28aに係合
させることにより、ガイド部材32自身を継手本体28
の外周面に回動自在に固定している。そして、ガイド部
材32のパッキン30よりも突出した部分の内周面に
は、継手本体28側に向けて内径が小さくなるテーパ状
の内ネジ38が形成されており、C形リング部材34の
外周面に形成された外ネジ40と螺合するようになって
いる。
【0025】また、C形リング部材34の内周面には、
第1実施例の管継手2における接続部6の内周面と同様
の凹凸が形成されており、密着部材36も第1実施例の
管継手2おける漏れ止め部材8と同様に、弾性ゴムを射
出成形することにより形成されている。そして、この密
着部材36の内周面にも、C形リング部材34の内周面
に応じた凹凸が形成されており、後述するように配管2
4をC形リング部材34に挿入した際に、この凹凸が弾
性変形して配管24の表面に均一に密着するようになっ
ている(図3参照)。
【0026】このように構成された管継手22において
は、図3に示す如く、配管24を接続部26のC形リン
グ部材34の端部まで挿入した後、ガイド部材32を継
手本体28の外周面で回動させることにより、この配管
24と管継手22とを接続する。
【0027】即ち、ガイド部材32を回動させると、C
形リング部材34の外周面に形成された外ネジ40とガ
イド部材32の内周面に形成された内ネジ38とが螺合
して、C形リング部材34がガイド部材32の内部を継
手本体28側に移動していく。ここで、これらのテーパ
状の内ネジ38は、継手本体28側に行く程その内径が
小さくなるように形成されているため、C形リング部材
34の内径は、継手本体28側に行く程小さくなる。つ
まり、C形リング部材34は、配管24の挟持力を増し
ながら継手本体28側に移動していくことになる。また
このとき、C形リング部材34の内周面に設けられた弾
性材からなる密着部材36が弾性変形し、配管24をC
形リング部材34の内周面に密着させるため、C形リン
グ部材34の配管24に対する挟持力は更に強くなる。
【0028】このように、C形リング部材34は、配管
24を挟持しながら、配管24の端面が継手本体28の
端面に設けられたパッキン30と密着するまで移動す
る。従って、配管24は、パッキン30を介して継手本
体28に完全に結合され、流体が漏れ出すことが防止さ
れる。
【0029】以上のように、本実施例の管継手22によ
れば、第1実施例の管継手2の場合と同様に、接着剤等
を使用することなく、配管24と管継手22とを完全に
接続させることができるため、配管同士の接続及び取り
外し作業が非常に簡単に、かつ短時間で行えるようにな
る。
【0030】また、ガイド部材32を回動させるだけ
で、管継手22内における配管24の位置を変化させる
ことができるため、配管24の管継手22への抜き差し
が容易となり、延いては配管同士の接続及び取り外し作
業がより簡単になる。そして更に、配管24を挟持する
C形リング部材34の内径が変化するため、異なる外径
寸法の配管を接続することができる。
【0031】尚、本実施例の管継手22においては、C
形リング部材34の内周面にだけ弾性ゴムを射出成形し
て密着部材36を形成する場合について説明した。即
ち、図4(B)に示すように、C形リング部材34の軸
方向の開口部には密着部材36としての弾性ゴムを設け
ていない場合について説明したが、この密着部材36を
C形リング部材34の内周面に沿った完全な円筒状に形
成してもよい。
【0032】そして、このように形成された密着部材3
6を使用した管継手によれば、少なくともC形リング部
材34の端面がパッキン30に密着すれば、たとえ配管
24の端面がパッキン30に密着していなくても、流体
が漏れ出すことなく、配管24を当該管継手に接続する
ことができるようになる。
【0033】また、本実施例の管継手22において、配
管の端部にネジが形成されている場合であっても、密着
部材36の内周面に形成された凹凸が変形して配管のネ
ジ溝へ浸入し、確実に配管とC形リング部材34とを密
着させることができるため、この配管の端面をパッキン
30まで導いて管継手22に接続することができる。
【0034】また更に、本実施例の管継手22において
も、第1実施例の管継手2の場合と同様に、密着部材3
6の材質や厚さを調節することにより、種々の端部形状
を有する配管を接続することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
管継手においては、接続部に配管を挿入した後、この接
続部の外周部を筒状の締め付け部材で締め付けるこによ
り、この配管と当該管継手とを接続するように構成され
ている。
【0036】従って、請求項1に記載の管継手によれ
ば、従来の管継手のように接着剤や膨張可能な両面接着
テープ等の接着部材を使用することなく、配管と当該管
継手とを完全に接続させることができるため、配管同士
の接続作業が非常に簡単に、かつ短時間で行えるように
なると共に、配管を当該管継手から取り外すことも容易
となる。また更に、接続部に形成された切込みにより接
続部の内径が変化するため、複数種類の外径寸法の配管
を接続することができる。
【0037】また、請求項2に記載の管継手において
は、配管を当該接続部のC形リング部材の端部まで挿入
した後、ガイド部材を継手本体の外周面で回動させるこ
とにより配管及びC形リング部材を継手本体側に移動さ
せ、配管の端面を継手本体の端面に設けられたパッキン
部材に密着させて、この配管と当該管継手とを接続する
ように構成されている。
【0038】従って、請求項2に記載の管継手によれ
ば、請求項1に記載の管継手の場合と同様に、接着剤等
の接着部材を使用しなくても配管を当該管継手に完全に
接続させることができる上に、ガイド部材を回動させる
だけで、当該管継手内における配管の位置を変化させる
ことができるため、配管の当該管継手への抜き差しが容
易となり、延いては配管同士の接続及び取り外し作業が
より簡単になる。また、配管を挟持するC形リング部材
の内径が変化するため、複数種類の外径寸法の配管を接
続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の管継手に配管を接続した状態を
表わす断面図である。
【図2】 第1実施例の管継手における接続部を説明す
るための説明図である。
【図3】 第2実施例の管継手に配管を接続した状態を
表わす断面図である。
【図4】 第2実施例の管継手における接続部を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
2,22…管継手 4,24…配管 6,
26…接続部 6a,6b…切込み 8…漏れ止め部材 12
…締め付け部材 10,40…外ネジ 14,38…内ネジ 1
6,30…パッキン 28…継手本体 32…ガイド部材 34
…C形リング部材 36…密着部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を通す配管同士を接続する管継手で
    あって、 上記配管との少なくとも1つの接続部を、該配管を挿入
    可能な内径に形成すると共に、当該接続部の先端からそ
    の軸方向に所定長さの切込みを形成し、 更に、上記切込みよりも幅の広い筒状に形成され、上記
    接続部の内周面に設けられた弾性材からなる漏れ止め部
    材と、 上記接続部の外周部を締め付ける筒状の締め付け部材
    と、 を備えたことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 流体を通す配管同士を接続する管継手で
    あって、 当該継手本体に形成される上記配管との少なくとも1つ
    の接続部が、 該継手本体の端面に取り付けられ、弾性材によりリング
    状に形成されたパッキン部材と、 筒状で内周面にテーパ状の内ネジが形成され、内径が大
    きい方の端部が上記継手本体の端面から突出した状態で
    該継手本体の外周面に回動自在に固定されたガイド部材
    と、 外周面に上記ガイド部材の内ネジに螺合可能な外ネジが
    形成され、上記ガイド部材の軸方向に所定幅を有する断
    面がC字形のC形リング部材と、 弾性材からなり上記C形リング部材の内周面に設けられ
    て、上記配管と該C形リング部材とを密着させる密着部
    材と、 を備えたことを特徴とする管継手。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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