JPH0633838B2 - 管継手における管端部の密封装置 - Google Patents

管継手における管端部の密封装置

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JPH0633838B2
JPH0633838B2 JP2111340A JP11134090A JPH0633838B2 JP H0633838 B2 JPH0633838 B2 JP H0633838B2 JP 2111340 A JP2111340 A JP 2111340A JP 11134090 A JP11134090 A JP 11134090A JP H0633838 B2 JPH0633838 B2 JP H0633838B2
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JP
Japan
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pipe
ring
pressing
packing
stop
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JP2111340A
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良久 玉置
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MEKAJON KK
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MEKAJON KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、管体と管体とを継手部状に以て緊密に連結す
るものであつて、特にその目的とする所は、管体の内部
に塩化ビニールを被着した管体に対する漏水と腐食とを
防止するための管継手における管端部の密封装置に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、一般の給水における水質低下に伴い各種配管の腐
食及び赤水が大変な問題となり、現在は腐食を防止する
ために内面に合成樹脂製のライニングを施した鋼管に使
用するものが広しられている。
然し、このライニング鋼管も継手方法を間違うと管の端
部とライニング層との間に水が侵入し、赤水を発生させ
たり、鋼管の錆瘤によるライニング層の収縮により管体
が詰まると云う事故が生ずる原因となつていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記、従来の技術で述べたものにあつては、管端の止水
面までライニングを施したフランヂ工法が最も良いので
はあるが、全て工場の加工作業と成り、僅かな寸法の違
いや、変更に対応出来ないと共に、大変に高価となるも
のである。その為に種々の管端シールコアが使用されて
いるが、全て不満足なものばかりである。
そして、これ等の多くは、配管職人により接着剤を塗着
して施工するが、止水機構は、テーパーネジ等の別機構
によつて実施されるので、不完全な接着によつても漏水
には至らず、接着剤等を使用しないでも止水は可能であ
る。
更に、ライニング層は鋼管に圧入接着されるものである
が、ライニング層と鋼管部の線膨張率が異なる為に、温
度変化によりライニング層が鋼管端より数ミリも伸縮す
るものである。その伸縮を接着剤にて防止することは不
可能であり、ライニング層が縮んだ後の鋼管壁に接水す
ると急速に腐食を生ずる問題もある。
また、塩化ビニールライニング鋼管の内壁には、皺や移
動があり、通常のパツキンを用いても用意に止水するこ
とは困難であり、その公差も大きくコアを挿入するだけ
では止水が不可能である問題点もある。
本発明は、上記の鋼端部の各種の問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とする所は、管端部の挿入部品は全
て管内径より小径として挿入組立を極めて容易にする。
また、押圧リングと先端への摺動によつてパツキングの
押圧密着を確実容易とした管継手における管端の密封装
置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の管端部密封装置に
おいては、相対向する管体の端部に管端コアを位置させ
る。この管端コアの内周面に押圧リングと停止環体を内
挿する。停止環体を該管端コアにノツクピンを以て固定
し、押圧リングには、長溝を形成すると共に、長溝をノ
ツクピンに摺動自在に嵌装する。また、停止環体の先端
に押圧パツキングを収納すると共に、この押圧パツキン
グを該押圧リングの先端で押圧する構成となつている。
(作 用) 次に、上記のように構成された管継手の密封装置の組立
による作用を説明すると、環体(1)の管端部に位置する
管端コア(2)より管端部に挿入する押圧リング(3)と停止
環体(4)を全て管体(1)より小径としてスムースに挿入が
可能とする。即ち第2図の状態に組達する。そして、第
2図の状態より第3図に示す如く、押圧リング(3)の先
端は、押圧はパツキング(15)を押し広げ、管体(1)の内
壁面の塩化ビニールライニング(14)に密着し管体(1)の
水の止水を行い密封して腐食を防止する。また、該押圧
リング(3)の先端に設けた先頭傾斜面(6)は、高圧負荷時
に押圧はパツキング(15)は押し上げられ、面応力が増大
して高圧には漏水しない様にしたものである。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面について説明すると、第1
図は、管継手装置を組立した全体図の一部欠除した状態
であつて、その相対向する一方の管体(1)に対する第2
図に示す要部の如く、管端コア(2)の鍔部(13)を管端部
に位置させてある。この前記管端コア(2)の内周面に
は、押圧リング(3)とその内側に停止環体(4)を管体(1)
の内径より小径として挿入するようになつている。次
に、前記管端コア(2)には、内周面に凹条溝(7)を形成し
てOリング(8)を嵌装してある。また、管端コア(2)の端
部には、ノツクピン(9)が嵌着する嵌合孔(9)を穿設して
ある。
次に、前記押圧リング(3)には、先端の上面に押圧用の
先端傾斜面(6)を形成すると共に、後部には、該ノツク
ピン(5)によつて誘導して前進する長溝(10)を所定間隔
を設けて必要に応じた所要数を形成してある。また、該
押圧リング(3)の後端には、叩き込み用の押圧端部(11)
を形成してある。
また、停止環体(4)には、先端部の内側位置に押圧はパ
ツキング(15)を収納するように停止突部(12)を形成して
ある。該停止環体(4)の後端部は、該管端コア(2)に嵌着
したノツクピン(5)の一端部に嵌着状態に固定されてい
る。符号(14)は、管体(1)の内周面に被着された塩化ビ
ニールのライニング膜を示したものである。(16)は、第
1図に示す如く、管体(1)との継手本体を示し、該継手
本体(16)の両側には螺合部(17)(17)を有し、その内面に
は必要に応じて被覆膜(23)を被着される。(18)は、該継
手本体(16)と締付環体(21)との間に介在されるパツキン
グを示し、(19)は、パツキング(18)に隣接した可動環(1
9)を示したもので、(20)は、該締付環体(21)に設けた係
止凹溝(22)(22)に停止位置で嵌着する係止リングを示し
たものである。
(発明の効果) 本発明は上述説明したように構成されているので、従来
の管継手に用いる密封用の介在物としてのパツキング及
び管端コアでは、万一漏水に対して錆等の発生する不完
全であつたものを確実に完全密閉した点と、非常に簡単
な押圧操作でライニングに対して所定位置でパツキング
を圧着密封でき止水を完全に実施できる点と、管端部へ
の装着の部材が全て管体内径より小径に構成されている
ので、組立が大変に簡単にできる効果がある。そして、
管端コアの内周面に設けた押圧リングと停止管体は、内
挿組立が非常に簡便にでき、且つ内部に収納されるOリ
ング及び押圧パツキングも定位置に確認して挿着できる
効果がある。また、押圧リングに形成した長溝条は、ノ
ツクピンに対して確実に案内摺動するため、先端の押圧
パツキングとライニング側の壁面に対して正確に押圧密
着できる効果がある。
以上の如く、本発明によれば、内部の押圧パツキング、
管端コアー及び継手本体のパツキングとの3ケ所によつ
て完全に止水できる従来にない優れた特性を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は管体に対して管管コア、継手本体及び締付環体
によつて組立した状態の上部の断面図、第2図は同じく
要部の押圧リングの打込む以前の状態の上部断面図、第
3図は同じく要部の押圧リングを打込んで押圧パツキン
グを内壁に圧着した状態を示す上部断面図である。符号
は(1)は管体、(2)は管端コア、(3)は押圧リング、(4)は
停止環体、(6)は先端傾斜面、(7)は凹条溝、(8)はOリ
ング、(9)は嵌合孔、(10)は長溝、(11)は押圧端部、(1
2)は停止突部、(14)はライニング、(15)は押圧パツキン
グ、(16)は継手本体、(21)は締付環体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する管体(1)の端部に管端コア(2)を
    位置させ、前記管端コア(2)の内周面に押圧リング(3)と
    停止環体(4)を内挿しめ、前記停止環体(4)を該管端コア
    (2)にノツクピン(5)を以て固定せしめ、該押圧リング
    (3)には、長溝(10)を形成すると共に、該長溝(10)を該
    ノツクピン(5)に摺動自在に嵌装せしめ、該停止環体(4)
    の先端に押圧パツキング(15)を収納すると共に、該押
    圧パツキング(15)を該押圧リング(3)の先端で押圧す
    るようにした事を特徴とする管継手における管端部の密
    封装置。
JP2111340A 1990-04-26 1990-04-26 管継手における管端部の密封装置 Expired - Lifetime JPH0633838B2 (ja)

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JPH048987A JPH048987A (ja) 1992-01-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015113954A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社植木組 更生管の管端部封止構造
KR20180080939A (ko) * 2017-01-05 2018-07-13 엘지전자 주식회사 차량 운전 보조장치 및 이를 포함하는 차량

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