JPH048934A - 自動二輪車の車高調整装置 - Google Patents

自動二輪車の車高調整装置

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JPH048934A
JPH048934A JP10763790A JP10763790A JPH048934A JP H048934 A JPH048934 A JP H048934A JP 10763790 A JP10763790 A JP 10763790A JP 10763790 A JP10763790 A JP 10763790A JP H048934 A JPH048934 A JP H048934A
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hydraulic
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height adjustment
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Taiji Kasuya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、フロントサスペンションおよびリヤクッシ
ョンユニットの長さを変えて車高を調整する自動二輪車
の車高調整装置に係り、特にフロントサスペンションの
油圧ジヤツキの改良に関する。
(従来の技術) フロントサスペンションおよびリヤクッションユニット
を用いて、ライダが自動2輪車の車高を調整することが
できるようにした車高調整装置は、実願平1−3854
号出願の明細書に記載されているが、一般には公にされ
ていない。
上記実願平1−3854号明細書に記載された車高調整
装置は、フロントサスペンションおよび車高調整部間と
、車高調整部およびリヤクッションユニット間をそれぞ
れ油圧ホースで連結し、車高調整部からこれら油圧ホー
スを経て、フロントサペンションおよびリヤクッション
ユニットの油圧ジヤツキへ圧力油を供給しあるいは排出
させることにより、フロントサスペンションおよびリヤ
クッションユニットの長さを変えて、車高を調整してい
る。
(発明が解決しようとする課題) 車高をLow状態にするには、車高調整部を操作して、
フロントサスペンションおよびリヤクッションユニット
の両油圧ジヤツキへ圧力油の油圧を過大に作用させない
ようにし、自動二輪車の重量およびライダの体重によっ
て両油圧ジヤツキ内の圧力油を排出させることによりな
される。
ところが、このときにも、フロントサスペンションおよ
びリヤクッションユニットの両油圧ジヤツキには若干の
油圧が作用しているので、前輪が浮き上がってしまった
場合等のように前輪分担荷重が極めて小さくなった場合
に、フロントサスペンションが伸長してしまうおそれが
ある。
この発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、
車高のLow状態時に前輪分担荷重が減少しても、フロ
ントサスペンションの不必要な伸長を防止できる自動二
輪車の車高調整装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、車高を調整可能とする油圧ジヤツキを備え
たリヤクッションユニットと、車高を調整可能とする油
圧ジヤツキを備えたフロントサスペンションと、上記リ
ヤクッションユニット内の圧力油の油圧を油圧ホースを
介して上記両油圧ジヤツキへ伝達可能とする車高調整部
と、を有する自動二輪車の車高調整装置において、上記
フロントサスペンションの油圧ジヤツキは、上記圧力油
を導くジヤツキシリンダ内にジヤツキピストンが収容さ
れ、上記ジヤツキシリンダの端部およびジヤツキピスト
ン間に付勢体が配設されて構成され、この付勢体は、上
記ジャッピストンに伝達可能とされる上記圧力油の油圧
の方向と反対方向にこのジヤツキピストンへ付勢力を及
ぼすよう設置されたことを特徴とするものである。
(作用) したがって、この発明に係る自動二輪車の車高調整装置
によれば、車高をHigh状態にすべく車高調整部を操
作すると、フロントサスペンションの油圧ジヤツキへ大
きな圧力油の油圧が伝達される。この圧力油の油圧は、
付勢体の付勢力に抗してジヤツキピストンを押圧し、フ
ロントサスペンションのスプリングのイニシャル荷重を
上昇させて、フロントサスペンションを伸長させ、車高
をHigh状態にする。
また、車高をLOW状態にすべく車高調整部を操作スる
と、フロントサスペンションの油圧ジヤツキへ伝達され
る圧力油の油圧が低減するので、ジヤツキピストンは付
勢体の付勢力並びに車両重量およびライダの体重によっ
て押し戻される。この結果、フロントサスペンションの
スプリングのイニシャル荷重が低下してフロントサスペ
ンションが収縮し、車高がLow状態になるbコノヨう
に、付勢体の付勢力によってフロントサスペンションの
イニシャル荷重を積極的に低減できるので、車両走行時
等に前輪の分担荷重が低下しても、この付勢力の作用に
よりフロントサスペンションの伸長を防止することがで
きる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はこの発明に係る自動二輪車の車高調整装置が適
用された自動2輪車を示す全体側面図である。
この第2図に示すように、前輪1を支持するフロントフ
ォーク2が、車体フレーム3の前方に配設され、車体フ
レーム3の後方にはリヤサスペンション4によって支持
された後輪5が配設される。
車体フレーム3の上方にはシート6が配置され、ライダ
はこのシート6に跨り、ハンドルパー7を操って運転す
る。
フロントフォーク2は倒立型フロントフォークであり、
左右2本のフロントサスペンション8および9を備えて
構成される。これらのフロントサスペンション8および
9は、アッパブラケット10およびアンダブラケット1
1によって、図示しないステアリングシャフトおよびヘ
ッドパイプを介し車体フレーム3に支持される。これら
のフロントサスペンション8,9が、前輪1からの衝撃
を吸収し、振動を減衰させる。
また、リヤサスペンション4は、後輪5を軸支しピボッ
ト12によって車体フレーム3に支持されたスイングア
ーム13と、上端が車体フレーム3に支持され、下端が
リンク機構(図示せず)を介してスイングアーム13に
支持されたリヤクッションユニット14と、を備えて構
成される。ピボット12を中心としたスイングアーム1
3の上下の揺動をリヤクッションユニット14が吸収し
、振動を減衰することにより、後輪5における衝撃が緩
和される。
さて、上記フロントサスペンション8および9並びにリ
ヤクッションユニット14には後述の油圧ジヤツキ50
(第1図、第4図)、  49 (第3図)がそれぞれ
形成されると共に、リヤクッションユニット14の近傍
に車高調整部15が配置される。フロントサスペンショ
ン8.9の油圧ジヤツキ50と車高調整部15とが車両
前方側油圧ホース16によって連結され、またリヤクッ
ションユニット14の油圧ジヤツキ49と車高調整部1
5とが車両後方側油圧ホース17によって連結されて、
車高調整装置18が構成される。そして、車両前方側油
圧ホース16の途中にホース連結装置19が配設される
なお、第2図中、符号20はフロントフェンダ、符号2
1はヘッドランプハウジング、符号22は車体フレーム
3のシートレール、符号23はサイドスタンド、そして
符号24はエンジンであり、符号25はこのエンジン2
4に接続されたエキゾーストパイプである。
第3図に示すように、リヤクッションユニット14は、
リヤオイルダンパ26の外周にコイルスプリング27が
配置されたものである。リヤオイルダンパ26は、その
シリンダ28内に充填された圧力油が、ピストン29の
小孔やバルブ29Aを通るときの抵抗によって、コイル
スプリング27の振動を急速に減衰させるものである。
このシリンダ28内は、連結ホース30および車高調整
部15の油路を介して、第5図および第6図に示すリザ
ーブタンク31の油室32と連通されて、シリンダ28
内の圧力油の油量が調整される。なお、リザーブタンク
31内は、ピストン33によって、上記油室32と空気
室34とに区画されている。この空気室34内に約10
気圧程度の圧力が作用して、油室32および両油圧ジヤ
ツキ49および50等内の圧力油等中に気泡が発生しな
いよう調整される。また、上記リザーブタンク31は、
車高調整部15の調整部本体46に螺合等により一体に
固定される。
また、第4図に示すフロントサスペンション8゜9は、
前輪1のホイール側に支持されたインナチューブ35と
、フロントオイルダンパを内蔵したアウタチューブ36
によって構成される。フロントオイルダンパは、インナ
チューブ35内に配設されたスプリング37の振動を急
速に減衰させるものである。
また、車両前方側油圧ホース16に配設されたホース連
結装置19は、第3図および第4図並びに第7図に示す
ように、フロントフォーク側ジヨイント部38Aと車高
調整部側ジヨイント部38Bとから構成される。
これらのジヨイント部38A、38Bは、それぞれシリ
ンダ39A、39B内にピストン40A。
40Bが配設され、シリンダ39A、39Bの端部にホ
ース連結部41A、41Bがそれぞれ固着されて構成さ
れる。フロントフォーク側ジヨイント1138Aのホー
ス連結部4LAに2本の車両前方側油圧ホース16が連
結されて、フロントサスペンション8.9にそれぞれ接
続される。また、車高調整部側ジヨイント部38Bのホ
ース連結部41Bに1本の車両前方側油圧ホース16が
連結されて、車高調整部15に接続される。また、ピス
トン40Aにはブツシュロッド42が固着される。
また、シリンダ39A、39Bの外周には外筒43A、
43Bが遊嵌される。これらの外筒43A、43Bにそ
れぞれ刻設された雌ねじ44A。
雄ねじ44Bを螺合することにより、フロントフォーク
側ジヨイント部38Aおよび車高調整部側ジヨイント部
38Bが結合される。この結合時には、外筒43Aおよ
び43Bは、それぞれリング45Aおよび45Bによっ
て係止されると共に、ブツシュロッド42がピストン4
0Bに当接する。
したがって、シリンダ39A、39B内の圧力油の油圧
の変動によって、ブツシュロッド42を介し、ピストン
40A、40Bが一体に連動する。
さて、第3図および第5図に示すように、車高調整装置
18の車高調整部15は、調整部本体46の中央位置に
車高切換バルブとしてのスプールバルブ47が回動自在
に配置され、このスプールバルブ47に第6図に示す調
整操作部48が一体に結合されたものである。この調整
操作部48を回動操作することにより、スプールバルブ
47が車高を高くするHigh側に、あるいは車高を低
くするLow側に切り換えられる。
つまり、調整操作部48を操作してスプールノくルブ4
7をHigh側に切り換えると、スイングアーム13の
揺動により、第3図に示すリヤオイルダンパ26内のピ
ストン29が上下動して、シリンダ28内の圧力油が矢
印AおよびB1さらに第5図に示す矢印CおよびDlそ
して第3図に示す矢印Eのように流れて、矢印Fに示す
ように車体後方側油圧ホース〕、7を経てリヤクッショ
ンユニット14の油圧ジヤツキ49へ流入する。さらに
、車高調整部15内を矢印Eのように流れた圧力油は、
矢印Gに示すように車両前方側油圧ホース16内を経て
ホース連結装置19の車高調整部側ジヨイント部38B
へ流れ、この圧力油の油圧は、第4図に示すフロントフ
ォーク側ジヨイント部38Aを経てフロントサスペンシ
ョン8および9の油圧ジヤツキ50へ伝達される。
これらの両油圧ジヤツキ49.50内に至った圧力油は
、車高調整部15内に設置されたチエツクバルブ47A
により塞き止められて油圧ジヤツキ49.50内に蓄積
され、リヤクッションユニット14のシリンダ28へ戻
らないようになっている。
上記油圧ジヤツキ49は、第3図に示すように、ジヤツ
キシリンダ室51内にジヤツキピストン52が配置され
、このジヤツキピストン52の移動量がスペーサ53を
介してスプリングガイド54へ伝達され、スプリング2
7のイニシャル荷重を変動するものである。したがって
、油圧ジヤツキ49のジヤツキシリンダ室51内へ車高
調整部15から圧力油が流入すると、ジヤツキピストン
52が移動しスプリングガイド54を押し下げて、リヤ
クッションユニット14が伸長し、車高を高くする。
また、フロントサスペンション8および9の上記油圧ジ
ヤツキ50は、第1図および第4図に示すように、アウ
タチューブ36内に設置されたジヤツキシリンダ室55
内にジヤツキピストン56が配置され、このジヤツキピ
ストン56の移動量がプランジャ57、リング58およ
びスペーサ59を経てスプリングガイド60へ伝達され
るものである。また、2本の車両前方側油圧ホース16
は、左右の各フロントサスペンション8,9のフォーク
キャップ61にそれぞれ接続されて、車両前方側油圧ホ
ース16内の圧力油をジヤツキシリンダ室55内へ導く
このジヤツキシリンダ室55内には、フォークキャップ
61と反対側の端部にストッパ部70が設置される。こ
のストッパ部70とジヤツキピストン56との間に、付
勢体としてのリターンスプリング71が配設される。こ
のリターンスプリング71の付勢力は、車両前方側油圧
ホース16からジヤツキシリンダ室55内へ導かれた圧
力油の油圧がジヤツキピストン56に作用する方向と反
対方向に、このジヤツキピストン56に作用スる。
したがって、ホース連結装置19を経て圧力油の油圧が
油圧ジヤツキ50へ伝達されると、ジヤツキピストン5
6がリターンスプリング71の付勢力に抗して下方へ移
動し、スプリングガイド60がスプリング37を押し下
げてこのスプリング37のイニシャル荷重を上昇させ、
フロントサスペンション8および9が伸長して、車高を
高くする。
車高を低くする場合には、調整操作部48を回動操作し
てスプールバルブ47をLow側に切り換える(スプー
ルバルブ47を第5図に示す位置から反時計廻りに90
°回動させる。)。すると、車両の重量およびライダの
体重によって、リヤクッションユニット14の油圧ジヤ
ツキ49(第3図参照)内の圧力油が、車両後方側油圧
ホース17および車高調整部15の油路内を経てリザー
ブタンク31の油室32内へ戻る。さらに、フロントサ
スペンション8および9の油圧ジヤツキ50(第1図参
照)内のジヤツキピストン56は、車両の重量およびラ
イダの体重並びにリターンスプリング71の付勢力によ
ってフォークキャップ61側へ移動し、そのため油圧ジ
ヤツキ50内の圧力油は、ホース連結装置19のフロン
トフォーク側ジヨイント部38A内へ戻る。これにより
、車高調整部側ジヨイント部38B内の圧力油が車高調
整部15を経て、リザーブタンク31の油室32内へ戻
る。こうして、リャク・ソションユニ・ソト14のコイ
ルスプリング27およびフロントサスペンション8およ
び9のスプリング37のイニシャル荷重を下げて、リヤ
クツションユニ・ソト14およびフロントサスペンショ
ン8,9を収縮し、車高を低くする。
なお、調整部本体46には、第5図に示すように第1ブ
ローバルブ62および第2ブローバルブ63が配置され
る。第1ブローノ(ルブ62は、ピストン64がスプリ
ング65によって付勢されて構成される。この第1ブロ
ーノくルブ62は、スプールバルブ47のHigh側切
換時に、リヤオイルダンパ26から連結ホース30(第
3図参照)を経て流入する圧力油が所定圧以上になった
ときに、ピストン64がスプリング65の付勢力に抗し
て上昇し、上記圧力油の一部を矢印Hのようにリザーブ
タンク31の油室32内へ排出する。
また、第2ブローバルブ63は、ボール66がブツシュ
ピース67に遊嵌され、このプ・ソシュピース67とス
プリングガイド68との間にスプリング69が配設され
たものであり、スプリングガイド68が調整部本体46
に螺装される。スプールバルブ47のHigh側切換状
態で車両走行中にジャンプしたとき、リヤクッションユ
ニット14の油圧ジヤツキ49およびフロントサスペン
ション8,9の油圧ジヤツキ50内の圧力油の油圧が上
昇すると、ボール66がスプリング69の付勢力に抗し
て移動し、車両前方側油圧ホース16および車両後方側
油圧ホース17内の圧力油を、矢印Iのようにリザーブ
タンク31の油室32内へ戻す。これにより、両油圧ホ
ース16および17の破損を防止する。
上記実施例によれば、不整地等を走行するときには、車
高調整部15の調整操作部48を旧GH方向へ回動操作
してスプールバルブ47をHigh側に切り換えること
により、リヤクッションユニット14の油圧ジヤツキ4
9並びにフロントサスペンションユニット8および9の
油圧ジヤツキ50へ、リヤクッションユニット14内の
圧力油を車高調整部15を介して圧送して、リヤクッシ
ョンユニット14並びにフロントサスペンションユニッ
ト8および9の長さを伸長し、車高を上げてロードクリ
ヤランスを大きくする。また、市街地等を走行するとき
には、車高調整部15の調整操作部48をLow方向へ
回動操作してスプールバルブ47をLow側に切り換え
ることにより、油圧ジヤツキ49および50内の圧力油
を排除し、リヤクッションユニット14並びにフロント
サスペンションユニット8および9の長さを短くして車
高を低くし、足付き性を向上させることができる。
特に、スプールバルブ47をLow側に切り替えて、フ
ロントサスペンション8,9の油圧ジヤツキ50におけ
るジヤツキシリンダ室55内の圧力油の油圧を、間接的
にリザーブタンク31の油室32内へ導いたときには、
ピストン56のフォークキャップ61側への移動は、自
動二輪車の重量およびライダの体重ばかりか、リターン
スプリング71の付勢力によってもなされる。このとき
、ジヤツキシリンダ室55内にはリザーブタンク3れて
、この油圧はジヤツキピストン56に対し、リターンス
プリング71の付勢力と反対方向に作用している。した
がって、リターンスプリング71が存在しない場合には
、車両走行中に前輪1が浮いたとき等のように前輪分担
荷重が低下したとき、上記油室32内の油圧によってフ
ロントサスペンション8.9が伸長してしまい、走行が
不安定になるおそれがある。しかし、上述のようなリタ
ーンスプリング71が存在することから、前輪分担荷重
が低下しても、リターンスプリング71の付勢力によっ
てフロントサスペンション8,9の伸長を防止できる。
この結果、フロントサスペンション8,9のLow状態
を確実に維持でき、走行安定性を達成できる。
また、フロントサスペンション8.9の油圧ジヤツキ5
0におけるジヤツキピストン56のフォークキャップ6
1側への移動が、自動二輪車の重量等ばかりかりターン
スプリング71の付勢力によってもなされるので、車高
調整部15のスプールバルブ47をLow側に切り替え
たとき、上記リターンスプリング71の付勢力によって
、フロントサスペンション8.9をリヤクッションユニ
ット14と同時に収縮させることができる。この結果、
Low側切替時において、ライダは車高が即座に低くな
ったことを感知でき、車高調整装置の特性を向上させる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る自動二輪車の車高調整装
置によれば、フロントサスペンションの油圧ジヤツキは
、圧力油を導くジヤツキシリンダ内にジヤツキピストン
が収容され、上記ジヤツキシリンダの端部およびジヤツ
キピストン間に付勢体が配設されて構成され、この付勢
体は、上記ジヤツキピストンに伝達可能とされる上記圧
力油の油圧方向と反対方向にこのジヤツキピストンへ付
勢力を及ぼすよう設置されたことから、上記付勢体の付
勢力によってフロントサスペンションのイニシャル荷重
を積極的に低減できるるので、車高のLow状態におい
て前輪分担荷重が減少してもフロントサスペンションの
伸長を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のフロントフォースサスペンションの油
圧ジヤツキにおけるLow状態を示す断面図、第2図は
この発明に係る自動二輪車の車高調整装置が適用された
自動二輪車を示す全体側面図、第3図は第2図のリヤク
ッションユニットおよび車高調整部等を示す断面図、第
4図は第2図のフロントサスペンション等を示し油圧ジ
ヤツキのHigh状態を示す断面図、第5図は第3図の
V−V線に沿う断面図、第6図は第3図の■矢視図、第
7図は第2図のホース連結装置を示す断面図である。 2・・・フロントフォーク、8.9・・・フロントサス
ペンション、14・・・リヤクッションユニット、15
・・・車高調整部、16・・・車両前方側油圧ホース、
17・・・車両後方側油圧ホース、18・・・車高調整
装置、46・・・スプールバルブ、48・・・調整操作
部、49.50・・・油圧ジヤツキ、55・・・ジヤツ
キ室、56・・・ジヤツキピストン、71・・・リター
ンスプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車高を調整可能とする油圧ジャッキを備えたリヤクッシ
    ョンユニットと、車高を調整可能とする油圧ジャッキを
    備えたフロントサスペンションと、上記リヤクッション
    ユニット内の圧力油の油圧を油圧ホースを介して上記両
    油圧ジヤツキへ伝達可能とする車高調整部と、を有する
    自動二輪車の車高調整装置において、上記フロントサス
    ペンションの油圧ジャッキは、上記圧力油を導くジャッ
    キシリンダ内にジャッキピストンが収容され、上記ジャ
    ッキシリンダの端部およびジャッキピストン間に付勢体
    が配設されて構成され、この付勢体は、上記ジャッピス
    トンに伝達可能とされる上記圧力油の油圧の方向と反対
    方向にこのジャッキピストンへ付勢力を及ぼすよう設置
    されたことを特徴とする自動二輪車の車高調製装置。
JP10763790A 1989-11-10 1990-04-25 自動二輪車の車高調整装置 Expired - Lifetime JP2932598B2 (ja)

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EP90121419A EP0427269B1 (en) 1989-11-10 1990-11-08 Motorcycle having body height adjusting mechanism
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