JPH0488714A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

電子部品及びその製造方法

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JPH0488714A
JPH0488714A JP20431690A JP20431690A JPH0488714A JP H0488714 A JPH0488714 A JP H0488714A JP 20431690 A JP20431690 A JP 20431690A JP 20431690 A JP20431690 A JP 20431690A JP H0488714 A JPH0488714 A JP H0488714A
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JP
Japan
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flange
cap
outer ring
metal outer
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20431690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hino
哲男 日野
Koichi Komoda
薦田 考一
Yasuatsu Nishida
西田 安敦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0488714A publication Critical patent/JPH0488714A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水晶片や半導体素子等を気密端子にマウント
し、これにキャップを接合することにより内部を封止し
たカンケースタイプの水晶振動子や弾性表面波装置又は
半導体装置等の電子部品とその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
水晶振動子は、例えば第4図に示すように、気密端子1
の上方をキャップ2で覆うことにより、内部にマウント
された水晶片3を封止している。
この気密端子1は、金属外環11の2箇所の貫通孔にガ
ラス12を充填することにより、この貫通孔を通して上
下に突出する2本のリード13を封着したものである。
そして、水晶片3は、この2本のり一ド13の上端部に
形成されたサポート部13a間に導電性接着剤等によっ
て固定されマウントされている。また、キャップ2は、
間口下端の鰐部2aが金属外環11のフランジ部11a
に抵抗溶接されることにより接合されている。
上記水晶振動子におけるキャップ2の接合工程は、第5
図に示すように、下型溶接電極4上に気密端子1を載置
すると共に、この気密端子1の金属外環11に上方より
キャップ2を嵌め込み、上型溶接電極5でこのキャップ
2の鍔部2aを金属外環11のフランジ部11a上に押
圧して通電することにより行う、この際、気密端子1は
、金属外環11の底面におけるフランジ部11aの下方
のみを下型溶接電極4に支持され、2本のリード13は
、この下型溶接電極4中夫の穴部4aに逃げ余計な力が
加わったり溶接電流が流れることがないようになってい
る。このようにして鍔部2aとフランジ部11aとが押
圧された状態で下型溶接電極4と上型溶接電極6との間
に大きな電流が流れると、第68!Iに示すように、フ
ランジ部11a上に形成された突起部11bの先端と鍔
部2aとの閏の接触抵抗により発熱が生じ、この熱によ
って溶接が行われることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記水晶振動子は、キャップ2を接合する際に、このキ
ャップ2を上型溶接電極6の凹部5aに嵌め込んで位置
決めすることができる。ところが、気密端子lは、金属
外環11の底面が平坦に形成されているために、下型溶
接電極4上で位置決めを行うことができない、しかも、
気密端子1における金属外環11のフランジ部11aと
キャップ2の鍔部2aは、これらを接合するためだけに
使用されるものなので、近年の高密度実装化のために形
状が小さくなる傾向にある。従って、このように気密端
子lが下型溶接電極4上で正確に位置決めされないとす
ると、フランジ部11aと鍔部2aとの間にずれが生じ
たまま押圧されて通電される場合があり、抵抗溶接が不
完全になるおそれが生じる。
このため、従来は、気密端子1の下型溶接電極4上での
位置決めが十分に行えないために、キャップ2が確実に
接合されず電子部品の内部の封止が不完全になるおそれ
があるという問題が発生していた。
なお、上記下型溶接電極4の穴部4aを狭めて、気密端
子1を載置する際に下方に突出するり−ド13によって
位置決めを行えばこのような問題は解消する。しかしな
がら、このようにリード13によって位置決めを行うと
、下型溶接電極4の穴部4aの角でこのリード13が傷
ついたり、下型溶接電極4を通じてリード13に不要な
溶接電流が流れるおそれがあり、新たな問題が生じるこ
とになる。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために、第1請求項に記載された発
明は、気密端子の金属外環周縁のフランジ部にキャップ
の鍔部を接合することにより内部にマウントされた素子
を封止する電子部品において、金属外環の底面側におけ
るフランジ部の根元部分に立下り部が設けられ、フラン
ジ部の底面よりも中央部の底面の方が下方に突出した形
状に形成されたことを特徴としている。
また、第2請求項に記載された発明は、金属外環の底面
側におけるフランジ部の根元部分に立下り部が設けられ
、フランジの底面よりも中央部側が下方に突出された気
密端子のフランジ部にキャップの鍔部を接合する電子部
品の製造方法において、金属外環の底面側における立下
り部を利用して下型に位置決めして支持させ、この気密
端子に上方より嵌め込んだキャップの鍔部を上型によっ
てフランジ部に押圧することにより接合を行うことを特
徴としている。
〔作 用〕
電子部品における気密端子の金属外環の底面側には、フ
ランジ部の根元部に立下り部が形成されている。このた
め、キャップを接合する際に、下型の穴部の内面に金属
外環の立下り部を当接させるようにすれば、気密端子の
位置決めを行うことができる。従って、この気密端子と
キャップがそれぞれ下型と上型とによって位置決めされ
て接合されるので、この接合が不完全になるおそれがな
くなる。また、このように金属外環の底面に立下り部が
あると、電子部品をプリント基板に実装する際の位置決
めの手掛かりとすることができ、しかも、プリント基板
に穴を形成し、この穴に金属外環の中央部底面を嵌入す
れば、電子部品の実装時の高さを低減することもできる
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を詳述する
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図(イ)は水晶振動子を下方より見た斜視図、
同図(ロ)は水晶振動子の縦断面図、第2図(イ)(ロ
)はそれぞれ水晶振動子の各製造工程を示す縦断面図で
ある。なお、第4図乃至第6図に示した従来例と同様の
機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
本実施例は、バータイプの水晶片3をマウントした水晶
振動子について説明する。この水晶振動子は、第1図に
示すように、気密端子lにキャップ2を接合することに
より、この気密端子lにマウントした水晶片3を封止す
るようになっている。
気密端子1は、金属外環1102箇所の貫通孔にガラス
12を充填することにより、この貫通孔を通して上下に
突出する2本のり一ド13を封着したものである。この
金属外環11は、Fe又はFe−Ni−Co合金等から
なる金属板であり、闇締部には、金属外環11の厚さの
中間位置にフランジ部11aが形成されている。また、
このフランジ部11&の上面には、突起部11bが形成
されている。従って、この金属外環11の中央部の上面
と底面は、フランジ部11aの上面と底面に対してそれ
ぞれ上下に突出することになり、フランジ部11aの根
元部に立上り部11cと立下り部lidが形成されてい
る。水晶片3は、金属外環11に封着された2本のリー
ド13の上端部にそれぞれ形成されたサポート部33a
間に導電性接着剤等によって固定されマウントされてい
る。
また、キャップ2は、Fe等からなり、下端間口部に鍔
部2aが形成され、この鉤部2aが上記金属外環11の
フランジ部11aに接合されるようになっている。
上記水晶振動子の製造工程を第2図に基づいて説明する
。まず第2図(イ)に示すように、水晶片3をマウント
した気密端子lを下型溶接電極4上に載置する。この際
、下型溶接電極4の穴部4aに金属外環11の中央部底
面が嵌まり込み、立下り部11dが穴部4aの内面に当
接するようにする。従って、この気密端子lは、金属外
環11のフランジ部11aの底面のみが下型溶接電極4
に支持され、立下り部lidの穴部4a内面への当接に
より正確な位置決めが行われる。
上記のようにして気密端子1の下型溶接電極4上での位
置決めが行われると、同図(ロ)に示すように、この気
密端子1に上方からキャップ2が嵌め込まれる。この際
、キャップ2は、上型溶接電極5の凹部5aに嵌合され
て位置決めされるため、さらに、金属外環11の立上り
部11cにキャップ2の内面が当接されることによって
、下型溶接電極4によって正確に位置決めされた気密端
子lに対してずれて嵌め込まれるようなことがない。従
って、このキャップ2の下端間口部には、気密端子1に
おける金属外環11の中央部上面が嵌まり込むと共に、
このキャップ2の鍔部2aが金属外環11のフランジ部
11a上に載置され、突起部11bと線接触することに
なる。そして、この状態で上型溶接電極5がキャップ2
の鍔部2aを下方に押圧し、下型溶接電極4との間に大
きな電流を流す、すると、フランジ部11aの突起部1
1bの先端と鍔部2aとの間の接触抵抗により発熱が生
じ、この熱によって溶接が行われるため、上記第1図(
ロ)に示したように、気密端子1にキャップ2が接合さ
れ内部の水晶片3が封止されることになる。
この結果、本実施例によれば、気密端子1が下型溶接電
極4上で正確に位置決めされるので、嵌め込まれるキャ
ップ2との間にずれが生じるようなことがなくなり、確
実に抵抗溶接を行うことができるようになる。また、こ
の水晶振動子は、気密端子lにおける金属外環11の底
面側のフランジ部11aの根元部に立下り部lidが形
成されているので、プリント基板に実装する際の位置決
めの手掛かりとして利用することもでき、さらに、プリ
ント基板に形成した穴にこの底面の中央部を嵌入した場
合には、実装時の高さを低減することもできるようにな
る。
なお、上記実施例では、キャップ2を抵抗溶接する場合
を示したが、このキャップ2を冷間圧接によって接合す
る水晶振動子の場合にも同様に実施することができる。
即ち、冷間圧接は、第3図(イ〉に示すように、予め鍔
部2aの下面とフランジ部11aの上面に銅等による軟
金属層2b。
11cを形成しておき、この鍔部2aとフランジ部11
aとを下金型6の突起部6aと上金型7の突起部7aと
で上下から強く押圧することにより接合を行う、このよ
うにして鍔部2aとフランジ部11aの軟金属層2b、
11a同士を強く押圧すると、同図(ロ)に示すように
、これらの軟金属層2b、llcが互いに結合して固着
し、内部の封止が可能となる。そして、この場合にも気
密端子1における金属外環11の底面側にフランジ部1
1aの根元部分に立下り部を設けておけば、下金型6の
穴部6b内面にこの金属外環11の立下り部分を当接さ
せて位置決めを行うことができるようになり、冷間圧接
を確実に行うことができるようになる。
また、上記それぞれの実施例では、水晶振動子について
示したが、カンケースタイプのものであれば、弾性表面
波i!ii置やその他生導体装置等に実施することもで
きる。さらに、これらの電子部品は、気密端子1の下方
に突出するリード13を折り曲げることにより表面実装
用のものとすることもできる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように、本発明によれば、電子部
品における気密端子とキャップとの接合を確実に行うこ
とができるようになるという効果を奏する。また、電子
部品のプリント基板への実装が容易になり、さらに実装
時の高さを低減することが可能になるという効果も奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図くイ〉は水晶振動子を下方より見た斜視図、
同図(ロ)は水晶振動子の縦断面図、第2図(イ)(ロ
)はそれぞれ水晶振動子の各製造工程を示す縦断面図、
第3図は本発明の他の実施例を示すものであって、同図
(イ)(ロ)はそれぞれ水晶振動子の各製造工程を示す
部分拡大縦断面図、第4図乃至第6図は従来例を示すも
のであって、第4図は水晶振動子の縦断面図、第5図は
水晶振動子の製造工程を示す縦断面図、第6図は水晶振
動子の製造工程を示す部分拡大縦断面図である。 1・・・気密端子、 2・・・キャップ、 2a・・・鍔部、 3・・・水晶片(素子)、 4・・・下型溶接電極(下型)、 5・・・上型溶接電極(上型)、 6・・・下金型(下型)、 7・・・上金型(上型)、 11・・・金属外環、 11a・・・フランジ部、 11c・・・立上り部、 lid・・・立下り部。 特  許  出  願  人 間西日本電気株式会社 第1図 (ロ) 藁3図 (イ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気密端子の金属外環周縁のフランジ部にキャップ
    の鍔部を接合することにより内部にマウントされた素子
    を封止する電子部品において、金属外環の底面側におけ
    るフランジ部の根元部分に立下り部が設けられ、フラン
    ジ部の底面よりも中央部の底面の方が下方に突出した形
    状に形成されたことを特徴とする電子部品。
  2. (2)金属外環の底面側におけるフランジ部の根元部分
    に立下り部が設けられ、フランジの底面よりも中央部側
    が下方に突出された気密端子のフランジ部にキャップの
    鍔部を接合する電子部品の製造方法において、 金属外環の底面側における立下り部を利用して下型に位
    置決めして支持させ、この気密端子に上方より嵌め込ん
    だキャップの鍔部を上型によってフランジ部に押圧する
    ことにより接合を行うことを特徴とする電子部品の製造
    方法。
JP20431690A 1990-07-31 1990-07-31 電子部品及びその製造方法 Pending JPH0488714A (ja)

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