JPH0485103A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH0485103A JPH0485103A JP2196106A JP19610690A JPH0485103A JP H0485103 A JPH0485103 A JP H0485103A JP 2196106 A JP2196106 A JP 2196106A JP 19610690 A JP19610690 A JP 19610690A JP H0485103 A JPH0485103 A JP H0485103A
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- carcass layer
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- aromatic polyamide
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- 239000004760 aramid Substances 0.000 claims abstract description 31
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、芳香族ポリアミド繊維コードとナイロンコー
ドをそれぞれカーカスコードとする2層複合構造のカー
カス層を有する空気入りタイヤ、特に乗用車用空気入り
タイヤに関する。
ドをそれぞれカーカスコードとする2層複合構造のカー
カス層を有する空気入りタイヤ、特に乗用車用空気入り
タイヤに関する。
従来、芳香族ポリアミド繊維コードをカーカスコードと
して使用したタイヤは、例えば、特公昭57−1258
6号公報により公知である。このタイヤは、芳香族ポリ
アミド繊維の卓越した高強度、高弾性率に起因して、高
速安定性、操縦安定性等多くの優れた性能を有している
。
して使用したタイヤは、例えば、特公昭57−1258
6号公報により公知である。このタイヤは、芳香族ポリ
アミド繊維の卓越した高強度、高弾性率に起因して、高
速安定性、操縦安定性等多くの優れた性能を有している
。
しかしながら、芳香族ポリアミド繊維コードは、優れた
機械的特性を有する反面、ゴムに対する接着性が低いた
め、特に長時間に亘る低内圧走行時においてカーカス層
でセパレーションが発生し易いという欠点があった。
機械的特性を有する反面、ゴムに対する接着性が低いた
め、特に長時間に亘る低内圧走行時においてカーカス層
でセパレーションが発生し易いという欠点があった。
カーカス層にセパレーションが発生すると、高弾性率の
芳香族ポリアミド繊維コードに所謂「座屈」が生じ、こ
の座屈によってタイヤが破壊され易くなってしまう。
芳香族ポリアミド繊維コードに所謂「座屈」が生じ、こ
の座屈によってタイヤが破壊され易くなってしまう。
本発明は、芳香族ポリアミド繊維コードをカーカスコー
ドとして使用した空気入りタイヤにおける上述した欠点
を排除するためになされたものであって、高速安定性や
操縦安定性等のタイヤ特性を実質的に損なうことがなく
、たとえ低内圧走行であってもカーカス層のセパレーシ
ョンの発生を防止して耐久性を向上させた空気入りタイ
ヤを提供することを目的とする。
ドとして使用した空気入りタイヤにおける上述した欠点
を排除するためになされたものであって、高速安定性や
操縦安定性等のタイヤ特性を実質的に損なうことがなく
、たとえ低内圧走行であってもカーカス層のセパレーシ
ョンの発生を防止して耐久性を向上させた空気入りタイ
ヤを提供することを目的とする。
本発明の空気入りタイヤは、タイヤ踏面側の芳香族ポリ
アミド繊維コードからなるカーカス層とタイヤ内面側の
ナイロンコードからなるカーカス層との2層のカーカス
層を有し、これらのカーカス層のコード角度がタイヤ周
方向に対し実質的に90″であって、これらのカーカス
層の端部がそれぞれビードコアの廻りにタイヤ内側から
外側に折り返されて巻き上げられており、前記芳香族ポ
リアミド繊維コードからなるカーカス層の巻き上げ部の
端末の高さがリムフランジ高さ+1011II+以下で
、前記ナイロンコードからなるカーカス層の巻き上げ部
の端末の高さが前記芳香族ポリアミド繊維コードからな
るカーカス層の端末の高さよりも15IIIm以上高く
かつタイヤ断面高さの50%よりも高いことを特徴とす
る。
アミド繊維コードからなるカーカス層とタイヤ内面側の
ナイロンコードからなるカーカス層との2層のカーカス
層を有し、これらのカーカス層のコード角度がタイヤ周
方向に対し実質的に90″であって、これらのカーカス
層の端部がそれぞれビードコアの廻りにタイヤ内側から
外側に折り返されて巻き上げられており、前記芳香族ポ
リアミド繊維コードからなるカーカス層の巻き上げ部の
端末の高さがリムフランジ高さ+1011II+以下で
、前記ナイロンコードからなるカーカス層の巻き上げ部
の端末の高さが前記芳香族ポリアミド繊維コードからな
るカーカス層の端末の高さよりも15IIIm以上高く
かつタイヤ断面高さの50%よりも高いことを特徴とす
る。
このように本発明においては、芳香族ポリアミド繊維コ
ードからなるカーカス層をタイヤ踏面側に配置する一方
、ナイロンコードからなるカーカス層をタイヤ内面側に
配置して2層のカーカス層を構成し、これらのコードの
それぞれのタイヤ周方向に対する角度およびこれらのカ
ーカス層の巻き上げ部の端末の高さを規定したために、
タイヤの耐久性を向上させることが可能となる。この耐
久性は、低内圧走行においても十分に発揮することがで
きる。
ードからなるカーカス層をタイヤ踏面側に配置する一方
、ナイロンコードからなるカーカス層をタイヤ内面側に
配置して2層のカーカス層を構成し、これらのコードの
それぞれのタイヤ周方向に対する角度およびこれらのカ
ーカス層の巻き上げ部の端末の高さを規定したために、
タイヤの耐久性を向上させることが可能となる。この耐
久性は、低内圧走行においても十分に発揮することがで
きる。
以下、図を参照して上記手段につき詳細に説明する。
第1図は本発明のラジアル構造からなる空気入りタイヤ
の一例の子午線方向半断面説明図である。第1図におい
て、左右一対のビードコア1.1間には、タイヤ踏面側
のカーカス層2uとタイヤ内面側のカーカス層2dの2
層からなるカーカス層が装架されている。カーカス層2
Uの端部およびカーカ不層2dの端部は、それぞれ、ビ
ードコア1の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて
巻き上げられている。カーカス層2uとトレッド3との
間には、タイヤ内面側のベルト層4dとタイヤ踏面側の
ベルト層4Uの2層からなるベルト層がタイヤ周方向に
タイヤ1周に亘って環状に配置されている。5はリムで
ある。
の一例の子午線方向半断面説明図である。第1図におい
て、左右一対のビードコア1.1間には、タイヤ踏面側
のカーカス層2uとタイヤ内面側のカーカス層2dの2
層からなるカーカス層が装架されている。カーカス層2
Uの端部およびカーカ不層2dの端部は、それぞれ、ビ
ードコア1の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて
巻き上げられている。カーカス層2uとトレッド3との
間には、タイヤ内面側のベルト層4dとタイヤ踏面側の
ベルト層4Uの2層からなるベルト層がタイヤ周方向に
タイヤ1周に亘って環状に配置されている。5はリムで
ある。
(1) 本発明では、タイヤ踏面側のカーカス層2u
を芳香族ポリアミド繊維コードで構成し、かつタイヤ内
面側のカーカス層2dはナイロンコードで構成している
。
を芳香族ポリアミド繊維コードで構成し、かつタイヤ内
面側のカーカス層2dはナイロンコードで構成している
。
カーカス層2uを芳香族ポリアミド繊維コードで構成し
たのは、圧力容器としてのタイヤの骨格を機械的強度並
びに寸法安定性に優れた芳香族ポリアミド繊維コードで
形成するためである。また、カーカス層2dをナイロン
コードで構成し、タイヤ内面側に配置したのは、ゴムに
対する接着性の良好なナイロンコードの層で芳香族ポリ
アミド繊維コードのカーカス層2uの巻き上げ部の端末
を覆って一体的に保護することにより、ゴムに対する接
着性が低いカーカスN2uの巻き上げ部の端末でのセパ
レーションを避けるためである。このようにカーカス層
2Uおよびカーカス層2dを配置することにより、低内
圧走行時における耐久性をも向上させることができる。
たのは、圧力容器としてのタイヤの骨格を機械的強度並
びに寸法安定性に優れた芳香族ポリアミド繊維コードで
形成するためである。また、カーカス層2dをナイロン
コードで構成し、タイヤ内面側に配置したのは、ゴムに
対する接着性の良好なナイロンコードの層で芳香族ポリ
アミド繊維コードのカーカス層2uの巻き上げ部の端末
を覆って一体的に保護することにより、ゴムに対する接
着性が低いカーカスN2uの巻き上げ部の端末でのセパ
レーションを避けるためである。このようにカーカス層
2Uおよびカーカス層2dを配置することにより、低内
圧走行時における耐久性をも向上させることができる。
カーカス層をカーカス層2uおよびカーカス層2dの2
層としたのは、タイヤの軽量化、低燃費性、タイヤ製造
の容易性(生産性)等を考慮したためである。
層としたのは、タイヤの軽量化、低燃費性、タイヤ製造
の容易性(生産性)等を考慮したためである。
ところで、芳香族ポリアミド繊維コードは、高強度で高
弾性率を有するため、カーカス層のカーカスコードとし
て用いるとタイヤ横剛性を向上させることができるので
操縦安定性を高めることができる。また、高速走行時の
遠心力によるタイヤの径方向のせり出しをも抑制できる
ので、高速耐久性の向上をはかることができる。
弾性率を有するため、カーカス層のカーカスコードとし
て用いるとタイヤ横剛性を向上させることができるので
操縦安定性を高めることができる。また、高速走行時の
遠心力によるタイヤの径方向のせり出しをも抑制できる
ので、高速耐久性の向上をはかることができる。
しかし、この反面、芳香族ポリアミド繊維コードは、そ
の分子構造上結晶性が高くコートゴムとの接着性に劣る
。このため、前述したようにナイロンコードの層で覆っ
てもカーカス層2uの巻き上げ部の端末でのセパレーシ
ョンの防止には十分ではない。そこで、本発明では、カ
ーカス層2uおよびカーカス層2dのそれぞれのコード
角度をタイヤ周方向に対し実質的に90゜としている。
の分子構造上結晶性が高くコートゴムとの接着性に劣る
。このため、前述したようにナイロンコードの層で覆っ
てもカーカス層2uの巻き上げ部の端末でのセパレーシ
ョンの防止には十分ではない。そこで、本発明では、カ
ーカス層2uおよびカーカス層2dのそれぞれのコード
角度をタイヤ周方向に対し実質的に90゜としている。
実質的に90°でない場合には、タイヤの接地回転時に
カーカス層間に生じる剪断力によりセパレーションが生
じ易いからである。
カーカス層間に生じる剪断力によりセパレーションが生
じ易いからである。
ナイロンコードとしては、ナイロン66、ナイロン6等
に代表される脂肪族ポリアミド系の繊維コードがあり、
特に限定されるものではないが、好ましくはナイロン6
6の繊維コードを使用するのがよい。
に代表される脂肪族ポリアミド系の繊維コードがあり、
特に限定されるものではないが、好ましくはナイロン6
6の繊維コードを使用するのがよい。
(2)また、本発明では、芳香族ポリアミド繊維コード
からなるカーカス層2uの巻き上げ部lOの端末10a
のリム径に相当する位置からの高さhを、リムフランジ
高さh゛に1OII−加えた高さ以下(h≦(リムフラ
ンジ高さ+10 mm ) )としている。ここで、リ
ム7ランジ高さとは、JATMA Year Book
の“R′″章に定義される0寸法をいう。
からなるカーカス層2uの巻き上げ部lOの端末10a
のリム径に相当する位置からの高さhを、リムフランジ
高さh゛に1OII−加えた高さ以下(h≦(リムフラ
ンジ高さ+10 mm ) )としている。ここで、リ
ム7ランジ高さとは、JATMA Year Book
の“R′″章に定義される0寸法をいう。
h≦(リムフランジ高さ+10 mm )とすることに
より、カーカス層2uの巻き上げ部10の端末10aの
位置をタイヤ負荷回転時に多大な歪が加わる領域外とし
て、低内圧長時間走行時における端末10aでのセパレ
ーションを有効に防止するためである。
より、カーカス層2uの巻き上げ部10の端末10aの
位置をタイヤ負荷回転時に多大な歪が加わる領域外とし
て、低内圧長時間走行時における端末10aでのセパレ
ーションを有効に防止するためである。
(3) さらに、本発明では、ナイロンコードからな
るカーカス層2dの巻き上げ部11の端末11aのリム
径に相当する位置からの高さlを、芳香族ポリアミド繊
維コードからなるカーカス層2uの端末10aの高さh
よりも15II111以上高くかつタイヤ断面高さHの
50%よりも高くしている。ここで、タイヤ断面高さH
もまた、リム径に相当する位置からの高さである。
るカーカス層2dの巻き上げ部11の端末11aのリム
径に相当する位置からの高さlを、芳香族ポリアミド繊
維コードからなるカーカス層2uの端末10aの高さh
よりも15II111以上高くかつタイヤ断面高さHの
50%よりも高くしている。ここで、タイヤ断面高さH
もまた、リム径に相当する位置からの高さである。
このように端末11aの高さlを定めたのは、接着性の
よいナイロンコードからなるカーカス層2dの巻き上げ
部11で接着性に劣る芳香族ポリアミド繊維コードから
なるカーカス層2uの巻き上げ部10を覆い、かつ巻き
上げ部11をサイド部に亘って延長させることにより、
サイド部での急激な変形、例えば、縁石によるショック
バーストでカーカス層2uの芳香族ポリアミド繊維コー
ドが破断するのを防止するためである。
よいナイロンコードからなるカーカス層2dの巻き上げ
部11で接着性に劣る芳香族ポリアミド繊維コードから
なるカーカス層2uの巻き上げ部10を覆い、かつ巻き
上げ部11をサイド部に亘って延長させることにより、
サイド部での急激な変形、例えば、縁石によるショック
バーストでカーカス層2uの芳香族ポリアミド繊維コー
ドが破断するのを防止するためである。
以下に実施例を示す。
実施例
下記の空気入りタイヤ(本発明タイヤ、比較タイヤ■〜
■)について、実車操縦安定性試験、低内圧耐久性試験
、およびサイドインパクト試験を行った。この結果を第
1表に示す。
■)について、実車操縦安定性試験、低内圧耐久性試験
、およびサイドインパクト試験を行った。この結果を第
1表に示す。
■ 本発明タイヤ。
タイヤサイズ195/60 R1485H、タイヤ断面
高さ: 118 amやリムフランジ高さ: 18.0
−■。
高さ: 118 amやリムフランジ高さ: 18.0
−■。
第1図に示すタイヤ断面構造。内面側のカーカス層(以
下、IPという)二デニール数が12600/2のナイ
ロン66繊維のコードからなるエンド数36本15cm
巾のカーカス層。踏面側のカーカス層(以下、2Pとい
う):デニール数が1500 D/2の米国デュポン社
製の芳香族ポリアミド繊維コードケブラー”からなるエ
ンド数30本15cn+巾のカーカス層。
下、IPという)二デニール数が12600/2のナイ
ロン66繊維のコードからなるエンド数36本15cm
巾のカーカス層。踏面側のカーカス層(以下、2Pとい
う):デニール数が1500 D/2の米国デュポン社
製の芳香族ポリアミド繊維コードケブラー”からなるエ
ンド数30本15cn+巾のカーカス層。
■ 比較タイヤI0
第2図に示すタイヤ断面構造であることを除いて上記本
発明タイヤと同じ。第2図では、h〉(リムフランジ高
さ+10 mm )となっている。
発明タイヤと同じ。第2図では、h〉(リムフランジ高
さ+10 mm )となっている。
■ 比較タイヤ■。
第3図に示すタイヤ断面構造であることを除いて上記本
発明タイヤと同じ。第3図では、カーカス層2dの巻き
上げ部11の端末11aの高さがカーカス層2uの巻き
上げ部10の端末10aの高さより低く、すなわち前記
高さの関係が本発明タイヤにおける高さの関係と逆転し
ている。
発明タイヤと同じ。第3図では、カーカス層2dの巻き
上げ部11の端末11aの高さがカーカス層2uの巻き
上げ部10の端末10aの高さより低く、すなわち前記
高さの関係が本発明タイヤにおける高さの関係と逆転し
ている。
■ 比較タイヤ■。
IPが芳香族ポリアミド繊維コードで2Pがナイロン繊
維コードからなることを除いて、上記本発明タイヤと同
じ。
維コードからなることを除いて、上記本発明タイヤと同
じ。
■ 比較タイヤ■。
IPおよび2Pが共にナイロン繊維コードからなり、か
つ第2図に示すタイヤ断面構造であることを除いて上記
本発明タイヤと同じ。なお、カーカスコードはブライ間
で互いに交差。
つ第2図に示すタイヤ断面構造であることを除いて上記
本発明タイヤと同じ。なお、カーカスコードはブライ間
で互いに交差。
′ :
下記の条件下に、レーシングドライバーによる実車操縦
安定性試験を行い、サーキット走行時のランプタイムを
測定した。この結果を指数で示す。数値が大きい程性能
が大。
安定性試験を行い、サーキット走行時のランプタイムを
測定した。この結果を指数で示す。数値が大きい程性能
が大。
場所:筑波サーキット
車両:国産21車
亜血圧虹久1成l:
下記の条件下に、タイヤが破壊するまでドラム上を走行
した。なお、10000 km破壊せずに走行した場合
には、完走とし走行を中止した。
した。なお、10000 km破壊せずに走行した場合
には、完走とし走行を中止した。
内圧P : 1.3kg/ad
荷重W : 668kg
速度V : 81km/hr
ドラム径: 1707 mm
サイ ゛インパクト :
衝撃荷重20 kg 、衝撃高さ1.5mの条件の下に
衝撃面積2cdの重錘にて、内圧1.9 kg/ ca
lのタイヤの最大幅位置に衝撃を与えて破壊テストを行
った。なお、100回の衝撃に耐えた場合は打切とした
。
衝撃面積2cdの重錘にて、内圧1.9 kg/ ca
lのタイヤの最大幅位置に衝撃を与えて破壊テストを行
った。なお、100回の衝撃に耐えた場合は打切とした
。
(本頁以下余白)
なお、エンド数はIPおよび2P共にほぼ同一にするこ
とが重要である。異なるとIPと2Pとが成形・加硫時
に干渉し合い、サイド部に凹凸が生じるおそれがある。
とが重要である。異なるとIPと2Pとが成形・加硫時
に干渉し合い、サイド部に凹凸が生じるおそれがある。
第1表から、本発明タイヤは、操縦安定性を損なうこと
なしに低内圧走行時の耐久性、耐サイドカット性に優れ
ることが判る。
なしに低内圧走行時の耐久性、耐サイドカット性に優れ
ることが判る。
以上説明したように本発明によれば、タイヤ内面側のカ
ーカス層をナイロンコードで構成すると共にタイヤ踏面
側のカーカス層を芳香族ポリアミド繊維コードで構成し
、これらのカーカス層のコード角度がタイヤ周方向に対
し実質的に90°であって、これらのカーカス層の端部
がそれぞれビードコアの廻りにタイヤ内側から外側に折
り返されて巻き上げられており、芳香族ポリアミド繊維
コードからなるカーカス層の巻き上げ部の端末のリム径
に相当する位置からの高さがリムフランジ高さ+1oI
ll11以下で、ナイロンコードからなるカーカス層の
巻き上げ部の端末のリム径に相当する位置からの高さが
芳香族ポリアミド繊維コードからなるカーカス層の端末
の高さよりも15− 以上高くかつタイヤ断面高さの
50%よりも高くしたために、操縦安定性等のタイヤ特
性を実質的に損なうことなしに耐久性を向上させること
が可能となる。
ーカス層をナイロンコードで構成すると共にタイヤ踏面
側のカーカス層を芳香族ポリアミド繊維コードで構成し
、これらのカーカス層のコード角度がタイヤ周方向に対
し実質的に90°であって、これらのカーカス層の端部
がそれぞれビードコアの廻りにタイヤ内側から外側に折
り返されて巻き上げられており、芳香族ポリアミド繊維
コードからなるカーカス層の巻き上げ部の端末のリム径
に相当する位置からの高さがリムフランジ高さ+1oI
ll11以下で、ナイロンコードからなるカーカス層の
巻き上げ部の端末のリム径に相当する位置からの高さが
芳香族ポリアミド繊維コードからなるカーカス層の端末
の高さよりも15− 以上高くかつタイヤ断面高さの
50%よりも高くしたために、操縦安定性等のタイヤ特
性を実質的に損なうことなしに耐久性を向上させること
が可能となる。
第1図は本発明のラジアル構造からなる空気入りタイヤ
の一例の子午線方向半断面説明図、第2図および第3図
はそれぞれ比較ラジアルタイヤの子午線方向半断面説明
図である。 1・・・ビードコア、2d・・・タイヤ内面側のカーカ
ス層、2u・・・タイヤ踏面側のカーカス層、3・・・
トレッド、4d・・・タイヤ内面側のベルト層、4u・
・・タイヤ踏面側のベルト層。
の一例の子午線方向半断面説明図、第2図および第3図
はそれぞれ比較ラジアルタイヤの子午線方向半断面説明
図である。 1・・・ビードコア、2d・・・タイヤ内面側のカーカ
ス層、2u・・・タイヤ踏面側のカーカス層、3・・・
トレッド、4d・・・タイヤ内面側のベルト層、4u・
・・タイヤ踏面側のベルト層。
Claims (1)
- タイヤ踏面側の芳香族ポリアミド繊維コードからなる
カーカス層とタイヤ内面側のナイロンコードからなるカ
ーカス層との2層のカーカス層を有し、これらのカーカ
ス層のコード角度がタイヤ周方向に対し実質的に90゜
であって、これらのカーカス層の端部がそれぞれビード
コアの廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上
げられており、前記芳香族ポリアミド繊維コードからな
るカーカス層の巻き上げ部の端末の高さがリムフランジ
高さ+10mm以下で、前記ナイロンコードからなるカ
ーカス層の巻き上げ部の端末の高さが前記芳香族ポリア
ミド繊維コードからなるカーカス層の端末の高さよりも
15mm以上高くかつタイヤ断面高さの50%よりも高
い空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196106A JPH0485103A (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196106A JPH0485103A (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485103A true JPH0485103A (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=16352337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2196106A Pending JPH0485103A (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0485103A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002307915A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 空気入りタイヤ |
JP2013095354A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2015189253A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP2196106A patent/JPH0485103A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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