JPH048443Y2 - - Google Patents

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JPH048443Y2
JPH048443Y2 JP13807686U JP13807686U JPH048443Y2 JP H048443 Y2 JPH048443 Y2 JP H048443Y2 JP 13807686 U JP13807686 U JP 13807686U JP 13807686 U JP13807686 U JP 13807686U JP H048443 Y2 JPH048443 Y2 JP H048443Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電子写真技術を応用した画像形成装
置に適用される定着装置に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
電子写真技術を応用した画像形成装置に用いら
れるいわゆる熱ロール定着装置において、一対の
ロールの例えば圧接ロールを加熱ロールに対して
圧着と離脱のいずれの状態とすることも自在にで
きる定着装置が知られている。
第5図は、上述のような従来の定着装置の一例
を示す側面図である。
定着装置1は、下方の圧接ロール2と、上方の
加熱ロール3と、最上部の開閉自在な定着部カバ
ー4と、圧接ロール2を加熱ロール3へ圧接させ
るためのバネ5と、当該バネ5と定着部カバー4
との間に介在するレバー部材6等により構成され
ている。圧接ロール2は、両端を側部カバーの穴
7,8に係止されたバネ5によつて常に加熱ロー
ル3と圧接するように付勢されている。
加熱ロール3は、加熱用のヒータ9を有し、図
示しないサーミスタによつて表面温度が検出され
常に所定温度となるよう温度制御が行われる。
定着部カバー4は、板状材料から成り、加熱ロ
ール3を上方から覆う上面部4aと、前端及び後
端を下向きに折曲形成した把手部4b及び背面部
4cとを有し、軸10によつて回動自在に軸支さ
れている。そして、定着部カバー4を矢印a方向
へ回動することによりレバー部材6が矢印b方向
へ軸11を中心に回動し圧接ロール2をバネ5の
付勢力に抗して離間するよう蹴り出す。このよう
に圧接ロール2と加熱ロール3を離間させた後、
用紙Pを矢印c方向へ手で引き抜きジヤム処理を
行つていた。
しかし、以上のような構成の従来の定着装置1
では、同図に示すように定着動作を停止し定着部
カバーを開放した時に、加熱ロール3と圧接ロー
ル2は離れるが、用紙Pと加熱ロール3とは接触
したままである。しかも用紙Pのトナー付着面が
加熱ロール3と接触している。従つて、上述のよ
うに紙詰りを起した用紙Pを矢印c方向へ引き抜
いてジヤム処理を行うと、加熱ロール3と用紙P
との接触部に対して未進入だつた用紙P上には未
定着トナーTが付着しており、これが加熱ロール
3の周面に付着してしまう。
この状態で再び定着部カバー4を閉じ加熱ロー
ル3と圧接ロール2を圧接させると、加熱ロール
3に付着したトナーが圧接ロール2周面にも付着
することになる。加熱ロール3に付着したトナー
は、該加熱ロール3の周面に配設された図示しな
いクリーニング部材によつて除去されるが、圧接
ロール2の周面に付着したトナーは除去されるこ
とがなく、次に進入してくる用紙Pの裏面を汚す
ことになる。また、圧接ロール2の周面に付着し
たトナーと進入してくる用紙Pの先端が出会う
と、トナーTの粘着性によつて用紙Pが圧接ロー
ル2側に巻き付くという不具合が生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、紙詰り処理
時に用紙上の未定着トナーが加熱ロール或いは、
加圧ロールに付着して、次に進入してくる用紙を
汚染することのない定着装置を提供することを目
的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、少なく
とも一方が加熱ロールであり、圧接する一対のロ
ール間に用紙を通過させ、用紙上に担持された熱
可塑性トナー像の定着を行うとともに前記加熱ロ
ールと圧接ロールとが圧接解除動作に連動して離
間可能である定着装置において、前記ロール対の
用紙搬送方向上流側に該ロール対の挟持部へ用紙
を案内する搬送ガイド板と、該搬送ガイド板の上
方に設けられ、前記ロール対の圧接時には用紙搬
送を妨げない位置に退避し、前記圧接解除動作と
連動して前記ガイド板上にある前記用紙を前記ガ
イド板へ押圧して前記用紙を前記ロール対の用紙
搬送方向下流側に取り出す際の取り出し方向を前
記用紙上の未定着トナーが前記定着ロールと接触
しない方向へ規制する押圧部材とを備えたことを
特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳述する。ここで、従来と同一部分については、
同一符号を付して説明する。
第3図は本考案に係る定着装置12の要部を示
す拡大斜視図、第1図は同上側面図、第2図は定
着カバー4を開いた状態における同上側面図であ
る。
定着装置12は、下方の圧接ロール2と、上方
の加熱ロール3と、最上部の開閉自在な定着部カ
バー4と、圧接ロール2を加熱ロール3へ圧接さ
せるためのバネ5,5と、当該バネ5,5と、定
着部カバー4との間に介在するレバー部材13,
13と、軸14で半回動自在に支承されたガイド
板15と、該ガイド板15上面に軸16aで半回
動自在に支承された押圧部材16等により構成さ
れている。
圧接ロール2は、両側端面から突出したロール
軸2a,2aを有し、当該ロール軸2a,2aは
図示しない本体フレームの軸受部に移動可能に支
持されており、両端を固定部17の穴17aに掛
止され当該ロール軸2a,2aと直交する方向に
張設されたコイル状のバネ5,5がロール軸2
a,2aの下面に当接し、当該バネ5,5の付勢
力により加熱ロール3に圧接しているとともに、
前記レバー部材13の延設部13aの当接面13
bに当接している。
加熱ロール3は、側端面から突出したロール軸
3a内に加熱用のヒータ9を有し、図示しないサ
ーミスタによつて表面温度が検出され設定温度を
保持するよう温度制御が行われるとともに、図示
しない軸受により回動自在に支承されている。
定着部カバー4は、板状材料から成り、加熱ロ
ール3を上方から覆う上面部4aと、前端及び後
端を下向きに折曲形成した把手部4b及び背面部
4cとを有し、側端部に側板18が上面部4a及
び背面部4cに直角をなして固着されており、当
該側板18の背面部4c近傍に穿設した軸穴18
aに嵌合する図示しないカバー軸によつて回動自
在に軸支されている。前記側板18は、軸穴18
aの下方にレバー部材13の上部先端上面と係合
する下向きの突出部18bを備えている。この突
出部18bの下端に、所定の角度を成して交差す
る前向き下端面18cと後向き下端面18dが形
成されており、定着部カバー4が閉じた状態の
時、前向き下端面18cがレバー部材13の先端
上面に当接し、定着部カバー4が第2図に示すよ
うに水平に対して約60°開いた状態の時、後向き
下端面18dがレバー部材13の先端上面に当接
する。
レバー部材13,13は、左右対称形のものが
圧接ロール2のロール軸2a,2aと定着部カバ
ー4の前記突出部18bとの間に介在し、加熱ロ
ール3及び定着部カバー4の側板18との当接を
避けて湾曲形成され、当該側板18の前端下方近
傍に設けたレバー軸11を、中間部に穿設した軸
穴11aに嵌合させて回動自在に軸支されてい
る。そしてレバー部材13は、下端延設部13a
の平坦状に形成された当接面13bが圧接ロール
2のロール軸2a外周上面に当接するとともに、
延設部13aの先端部は、軸14に支承されたガ
イド板15を下から押圧支持し、搬送されて来た
用紙が圧接ロール2と加熱ロール3とのニツプ部
に案内されるよう配設されている。また、ガイド
板15の上面には、軸16aに支持された押圧部
材16が自重で当接している。
第4図は、ガイド板15と押圧部材16との関
係を示す要部斜視部である。押圧部材16は、左
右両端部に設けられた曲部20aを有する押圧レ
バー20と、曲部20aより長いレバー端部21
aを有する複数の当接レバー21とからなり、曲
部20aは、通過する用紙Pの最大幅よりも外側
に配設され、ガイド板15を押さえるよう構成さ
れている。
ここで、当接レバー21の数は、通過する用紙
の幅に応じて適宜設定すればよい。同図におい
て、2点鎖線は、用紙Pの一側端部通過予想線を
示すものであり、ガイド板15が通常位置にある
時、ガイド板15と押圧部材16とは、曲部20
aのみで当接している。従つて、矢印k方向から
搬送されてくる用紙は、押圧部材16と当接する
ことがなくトナー画像の形成された印字面を乱す
ることがない。
以上の構成の定着装置1において、定着動作を
行う際、第1図に示す如く、定着部カバー4は閉
じられており、圧接ロール2はバネ5により加熱
ロール3へ圧接するよう付勢されている。従つ
て、圧接ロール2と加熱ロール3とのニツプ部に
搬送されて来た用紙P上の未定着トナーは、ここ
で、加熱定着される。次に、ジヤム処理を行うた
めには、定着部カバー4の把手部4bに手を掛け
て第2図で示す矢印a方向へ回動すると、当該定
着部カバー4はカバー軸を中心にして水平に対し
て略60°変位した所定位置まで達し、突出部18
bによつてレバー部材13の上部先端が押し下げ
られる(矢印g方向)とともにレバー部材13の
当接面13bが下降してバネ5の付勢力に抗しロ
ール軸2aを介して圧接ロール2を押し下げ、加
熱ロール3に対する圧接を解除し、所定の距離だ
け離脱させる。この時、レバー部材13の延設部
13aが矢印h方向へ回動し、前記延設部13a
に当接していたガイド板15を軸14を中心に矢
印i方向へ回動させる。すると、前記ガイド板1
5と曲部20aで当接していた押圧部材16は、
軸16aを中心に矢印f方向へ回動し、レバー端
部21aと当接する。従つて、第2図に示すよう
に、ジヤム処理のために未定着トナーTが転写さ
れた用紙Pを矢印c方向へ引き抜いても、用紙P
は、押圧部材16の自重により、レバー端部21
aを介して圧接ロール2方向へ圧接されるため、
加熱ロール3が用紙上の未定着トナーで汚れるこ
とがない。尚、レバー端部21aの先端面積を小
さく構成すれば、トナーとの接触面積が少なくな
りレバー端部21aの汚れを少なくすることがで
きる。
次に、ジヤム処理の終了後は、定着部カバー4
をカバー軸を中心に閉方向(矢印e方向)へ回動
させる。すると第1図に示す如く、レバー部材1
3は矢印d方向へ回動し、圧接ロール2がバネ5
の付勢力により加熱ロール3と圧接される。同時
に、レバー部材13の延設部13a上端部が下か
らガイド板15を正常位置に押し上げる。このた
め、押圧部材16は、再度、曲部20aのみでガ
イド板15と当接する。
尚、以上の実施例では、押圧部材16が回動す
る構成について説明したが、これに限ることな
く、用紙をガイド板に押え付けるような押圧部材
を設け、該押圧部材と前記ガイド板が下方に移動
するよう構成しても同様に、加熱ロール3のトナ
ー汚れを防止することができる。
また、押圧部材16を自重で回動させる例につ
いて説明したが、これに限ることなく、ソレノイ
ド、バネ等の駆動手段を用いて強制的にガイド板
15に圧接させるよう構成しても同様の効果を得
ることができるのは勿論である。更に、上記実施
例では、押圧部材16の移動がガイド板15の回
動に連動して行われる例について説明したが、こ
れに限ることなく、押圧部材16のみを圧接ロー
ル2の圧接解除動作と連動して移動させてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案の定着装
置によれば加熱ロールと圧接ロールを離間させる
と押圧部材が連動して用紙をガイド板に圧接する
方向へ移動するのでジヤム処理の終了後において
加熱ロールに未定着トナーが付着することがなく
従つて圧接ロールにトナーが付着せず用紙を汚染
することがない。
また、加熱ロールへのトナー付着が防止される
ことにより、加熱ロール側に設けたクリーニング
フエルトの耐用寿命を延長することができるとと
もに、圧接ロールへ用紙が巻き付いたりする事故
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の定着装置を示す側面図、第
2図は、本考案の定着装置の開放状態を示す側面
図、第3図は、本考案に係る定着装置の要部を示
す拡大斜視図、第4図は、本考案に係る定着装置
のガイド板と押圧部材との関係を示す要部斜視
図、第5図は、従来の定着装置を示す側面図であ
る。 P……用紙、1……定着装置、2……圧接ロー
ル、3……加熱ロール、4……定着部カバー、4
a……上面部、4b……把手部、4c……背面
部、5……バネ、6……レバー部材、7,8……
穴、9……ヒータ、10,11……軸、11a…
…軸穴、12……定着装置、13……レバー部
材、13a……延設部、13b……当接面、14
……軸、15……ガイド板、16……押圧部材、
16a……軸、17……固定部、17a……穴、
18……側板、18a……軸穴、18b……突出
部、18d……下端面、19……レバー軸、20
……押圧レバー、20a……曲部、21……当接
レバー、21a……レバー端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも一方が加熱ロールであり、圧接する
    一対のロール間に用紙を通過させ、用紙上に担持
    された熱可塑性トナー像の定着を行うとともに前
    記加熱ロールと圧接ロールとが圧接解除動作に連
    動して離間可能である定着装置において、 前記ロール対の用紙搬送方向上流側に該ロール
    対の挟持部へ用紙を案内する搬送ガイド板と、 該搬送ガイド板の上方に設けられ、前記ロール
    対の圧接時には用紙搬送を妨げない位置に退避
    し、前記圧接解除動作と連動して前記ガイド板上
    にある前記用紙を前記ガイド板へ押圧して前記用
    紙を前記ロール対の用紙搬送方向下流側に取り出
    す際の取り出し方向を前記用紙上の未定着トナー
    が前記定着ロールと接触しない方向へ規制する押
    圧部材とを備えたことを特徴とする定着装置。
JP13807686U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH048443Y2 (ja)

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JP13807686U JPH048443Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP13807686U JPH048443Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JPS6343167U JPS6343167U (ja) 1988-03-23
JPH048443Y2 true JPH048443Y2 (ja) 1992-03-03

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ID=31042728

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JP13807686U Expired JPH048443Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2567284Y2 (ja) * 1991-08-23 1998-04-02 旭光学工業株式会社 ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造
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JP5949120B2 (ja) * 2012-05-10 2016-07-06 富士ゼロックス株式会社 搬送装置及び画像形成装置

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JPS6343167U (ja) 1988-03-23

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