JPH0483958A - 変速機の歯打音防止装置 - Google Patents
変速機の歯打音防止装置Info
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- JPH0483958A JPH0483958A JP19597390A JP19597390A JPH0483958A JP H0483958 A JPH0483958 A JP H0483958A JP 19597390 A JP19597390 A JP 19597390A JP 19597390 A JP19597390 A JP 19597390A JP H0483958 A JPH0483958 A JP H0483958A
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- fork shaft
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 23
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/302—Final output mechanisms for reversing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、変速機の歯打音防止装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
一般に歯車式の変速機においては、中立時に相互に噛合
する変速ギヤがガタついていわゆる歯打音が出るという
問題があり、これを防止する方法として、例えば、特公
昭50−20214号公報に開示されるように、中立時
には複数本設けられているフォークシャフトのいずれか
一つを僅かに軸方向に変位させてこれに設けられた同期
装置を僅かに作用させて一方の変速ギヤに少しブレーキ
をかけ、該一方の変速ギヤの歯に対して他方の変速ギヤ
の歯をその一方側から常時接触させるようにすることに
よって歯打音の発生を防止するようにしたものが知られ
ている。
する変速ギヤがガタついていわゆる歯打音が出るという
問題があり、これを防止する方法として、例えば、特公
昭50−20214号公報に開示されるように、中立時
には複数本設けられているフォークシャフトのいずれか
一つを僅かに軸方向に変位させてこれに設けられた同期
装置を僅かに作用させて一方の変速ギヤに少しブレーキ
をかけ、該一方の変速ギヤの歯に対して他方の変速ギヤ
の歯をその一方側から常時接触させるようにすることに
よって歯打音の発生を防止するようにしたものが知られ
ている。
一方、中立状態からシフト操作が行なわれる場合、上記
同期装置が作用したままであるとその操作ができないた
め、この場合には上記同期装置の作用を解除する必要が
ある。この場合、従来のものにおいては、上掲公知例に
も開示されるように、各フォークシャフトの軸方向移動
(即ち、ソフト操作)に連動して作動するビン機構を設
け、各フォークシャフトのいずれか一つが軸方向に変位
した場合にこれに連動して、中立時に僅かに変位してい
るフォークシャフトを強制的に初期位置に復帰させて上
記同期装置の作用を解除する構成(即ち、同期装置の解
除をソフト操作に連動させる)のが通例であった。
同期装置が作用したままであるとその操作ができないた
め、この場合には上記同期装置の作用を解除する必要が
ある。この場合、従来のものにおいては、上掲公知例に
も開示されるように、各フォークシャフトの軸方向移動
(即ち、ソフト操作)に連動して作動するビン機構を設
け、各フォークシャフトのいずれか一つが軸方向に変位
した場合にこれに連動して、中立時に僅かに変位してい
るフォークシャフトを強制的に初期位置に復帰させて上
記同期装置の作用を解除する構成(即ち、同期装置の解
除をソフト操作に連動させる)のが通例であった。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、このように歯打音対策用の同期装置の解除を
シフト操作に連動して行うようにした場合には、フォー
クシャフトの移動を伴うために元々その操作力が比較的
大きいソフト操作に、さらに同期装置の解除操作力か加
重されることから、結果としてソフト操作力が増大し、
その操作性が損なわれるという問題かあった。
シフト操作に連動して行うようにした場合には、フォー
クシャフトの移動を伴うために元々その操作力が比較的
大きいソフト操作に、さらに同期装置の解除操作力か加
重されることから、結果としてソフト操作力が増大し、
その操作性が損なわれるという問題かあった。
そこで本発明は、中立状態において同期装置を僅かに作
動させることによって歯打音の発生を防止するようにし
た変速機の歯打音防止装置において、シフト操作と同期
装置解除操作との重合を避けることによってシフト操作
力の増大を防止しもってその操作性の向上を図らんとし
てなされたものである。
動させることによって歯打音の発生を防止するようにし
た変速機の歯打音防止装置において、シフト操作と同期
装置解除操作との重合を避けることによってシフト操作
力の増大を防止しもってその操作性の向上を図らんとし
てなされたものである。
(課題を解決するための手段)
本発明ではかかる課題を解決するための具体的手段とし
て、その軸方向への変位によりハブスリーブを軸方向に
移動させてシンクロナイザ−リングを変速ギヤに接触さ
せもって所定段の変速操作を行なわしめるようにした複
数のフォークシャフトを備え、ンフトレパーをしてコン
トロールロットを回動せしめるセレクト操作によって所
定のフォークシャフトの選択を行い、また該コントロー
ルロットを軸方向に移動させるシフト操作により選択さ
れたフォークシャフトをして所定の変速操作を行なわし
めるようにするとともに、上記コントロールロッドの中
立位置においては所定のフォークシャフトをその軸方向
に僅かに変位させてハブスリーブをしてンンクロナイザ
ーリングを変速ギヤに僅かに接触せしめるようにした変
速機の歯打音防止装置において、上記コントロールロッ
ドに、上記ンフトレバーのセレクト操作時に、上記コン
トロールロッドの中立位置において僅かに変位している
上記フォークシャフトと係合してこれを初期位置に復帰
させて上記シンクロナイザ−リングの変速ギヤに対する
接触状態を解除する解除手段を設けたことを特徴として
いる。
て、その軸方向への変位によりハブスリーブを軸方向に
移動させてシンクロナイザ−リングを変速ギヤに接触さ
せもって所定段の変速操作を行なわしめるようにした複
数のフォークシャフトを備え、ンフトレパーをしてコン
トロールロットを回動せしめるセレクト操作によって所
定のフォークシャフトの選択を行い、また該コントロー
ルロットを軸方向に移動させるシフト操作により選択さ
れたフォークシャフトをして所定の変速操作を行なわし
めるようにするとともに、上記コントロールロッドの中
立位置においては所定のフォークシャフトをその軸方向
に僅かに変位させてハブスリーブをしてンンクロナイザ
ーリングを変速ギヤに僅かに接触せしめるようにした変
速機の歯打音防止装置において、上記コントロールロッ
ドに、上記ンフトレバーのセレクト操作時に、上記コン
トロールロッドの中立位置において僅かに変位している
上記フォークシャフトと係合してこれを初期位置に復帰
させて上記シンクロナイザ−リングの変速ギヤに対する
接触状態を解除する解除手段を設けたことを特徴として
いる。
(作用)
本発明ではこのような構成であるから、アイドル状態か
ら自動車を発進させる場合、シフト操作に先立つセレク
ト操作時に解除手段が作動し、僅かに作動状態にあった
同期装置の作動が解除され、以後のソフト操作が可能な
らしめられる。この場合、このセレクト操作時にはコン
トロールロッドは各フォークシャフトに対して非係合状
態とされているためその操作力か元々軽微であり、従っ
て、同期装置解除操作力がセレクト操作力に加重された
としてもセレクト操作の操作性にはほとんど影響を与え
ない。
ら自動車を発進させる場合、シフト操作に先立つセレク
ト操作時に解除手段が作動し、僅かに作動状態にあった
同期装置の作動が解除され、以後のソフト操作が可能な
らしめられる。この場合、このセレクト操作時にはコン
トロールロッドは各フォークシャフトに対して非係合状
態とされているためその操作力か元々軽微であり、従っ
て、同期装置解除操作力がセレクト操作力に加重された
としてもセレクト操作の操作性にはほとんど影響を与え
ない。
(発明の効果)
従って、本発明の変速機の歯打音防止装置によれば、歯
打音防止対策のためにコントロールロット中立位置にお
いて僅かに作動している同期装置の解除がシフト操作時
ではなくセレクト操作時に行なわれることから、例えば
従来のように元々フォークシャフトの移動を伴うことか
らその操作力が比較的大きいシフト操作時にこれと重合
状態で同期装置の解除操作が行なわれるような場合に比
して、シフト操作力の軽減か図れ、その操作性が向上す
るという効果が得られるものでうある。
打音防止対策のためにコントロールロット中立位置にお
いて僅かに作動している同期装置の解除がシフト操作時
ではなくセレクト操作時に行なわれることから、例えば
従来のように元々フォークシャフトの移動を伴うことか
らその操作力が比較的大きいシフト操作時にこれと重合
状態で同期装置の解除操作が行なわれるような場合に比
して、シフト操作力の軽減か図れ、その操作性が向上す
るという効果が得られるものでうある。
という効果が得られる。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を説明
する。
する。
第1図には本発明の歯打音防止装置を備えた従来公知の
自動車用前進5段・後進1段式手動変速機の変速操作機
構の一部が示されており、同図において符号lはトラン
スミッションケースであり、このトランスミッションケ
ースIの上部の略中央部にはコントロールロッド2が回
動且つその軸方向に移動可能に配置されている。そして
、このコントロールロッド2は、基端側に設けたシフト
レバ−(図示省略)によって回動操作(即ち、セレクト
操作)及び軸方向移動操作(即ち、シフト操作)が行な
われるようになっている。また、このコントロールロッ
ド2の頭部2aには、後述の各フォークエンド21〜2
3と選択的に係脱可能とされた係合子3が突設されてい
る。
自動車用前進5段・後進1段式手動変速機の変速操作機
構の一部が示されており、同図において符号lはトラン
スミッションケースであり、このトランスミッションケ
ースIの上部の略中央部にはコントロールロッド2が回
動且つその軸方向に移動可能に配置されている。そして
、このコントロールロッド2は、基端側に設けたシフト
レバ−(図示省略)によって回動操作(即ち、セレクト
操作)及び軸方向移動操作(即ち、シフト操作)が行な
われるようになっている。また、このコントロールロッ
ド2の頭部2aには、後述の各フォークエンド21〜2
3と選択的に係脱可能とされた係合子3が突設されてい
る。
一方、このコントロールロッド2の側方にはこれと平行
に3本のフォークシャフト、即ちその一端が1速−2速
変速用のフォーク(図示省略)に連結された1−2フオ
ークシヤフト11と、3速−4速変速用のフォーク(図
示省略)に連結された3−4フオークンヤフト12と、
5速−リバース変速用のフォーク(図示省略)に連結さ
れた5−Rフォークシャフト13が軸方向に移動可能に
配置されている。そして、これら各フォークシャフト1
1〜13の他端には、それぞれ1−2フオークエンド2
1゜3−4フオークエンド22及び5−Rフォークエン
ド23が取り付けられている。尚、この各フォークエン
ド21〜23は、第3図に示すように、それぞれ一対の
突起21A、21B、同22A、22B、同23A、2
3Bが、それぞれ対応するフォークシャフト11〜13
の軸方向に所定の間隔をもって設けられている。そして
、この一対の突起間に上記係合子3の先端部が侵入可能
とされており、特に上記シフトレバ−の中立時には係合
子3が第3図のように3−4フオークエンド22の突起
22a、22B間に位置せしめられている。
に3本のフォークシャフト、即ちその一端が1速−2速
変速用のフォーク(図示省略)に連結された1−2フオ
ークシヤフト11と、3速−4速変速用のフォーク(図
示省略)に連結された3−4フオークンヤフト12と、
5速−リバース変速用のフォーク(図示省略)に連結さ
れた5−Rフォークシャフト13が軸方向に移動可能に
配置されている。そして、これら各フォークシャフト1
1〜13の他端には、それぞれ1−2フオークエンド2
1゜3−4フオークエンド22及び5−Rフォークエン
ド23が取り付けられている。尚、この各フォークエン
ド21〜23は、第3図に示すように、それぞれ一対の
突起21A、21B、同22A、22B、同23A、2
3Bが、それぞれ対応するフォークシャフト11〜13
の軸方向に所定の間隔をもって設けられている。そして
、この一対の突起間に上記係合子3の先端部が侵入可能
とされており、特に上記シフトレバ−の中立時には係合
子3が第3図のように3−4フオークエンド22の突起
22a、22B間に位置せしめられている。
この状態から上記シフトレバ−を介してセレクト操作が
行なわれることによって、該係合子3か1−2フオーク
エンド21あるいは5−Rフォークエンド23に対応す
る位置に選択的に位置決めされる。
行なわれることによって、該係合子3か1−2フオーク
エンド21あるいは5−Rフォークエンド23に対応す
る位置に選択的に位置決めされる。
また、所定の選択位置においてノットレバーを介してシ
フト操作が行なわれることによって、該係合子3は各フ
ォークエンド21〜23の各突起に選択的に係合してそ
れぞれ対応するフォークシャフトII〜13を軸方向(
矢印A−B方向)に移動させて所定の変速を行うように
なっている。
フト操作が行なわれることによって、該係合子3は各フ
ォークエンド21〜23の各突起に選択的に係合してそ
れぞれ対応するフォークシャフトII〜13を軸方向(
矢印A−B方向)に移動させて所定の変速を行うように
なっている。
ところで、このように係合子3か中立位置にある場合、
5−Rフォークエンド23が設けられた5−Rフォーク
シャフト13は例えば、上掲公知例に示される如き公知
の歯打音防止機構(図示省略)によって僅かにリバース
側に移動せしめられており、これに対応する同期装置が
僅かに作動しそのハブスリーブをンンクロナイザーリン
グを介してリバースギヤ側に押し付けた状態となってい
る。従って、リバースギヤにはブレーキがかけられた状
態となっており、これにより相互に噛合する変速ギヤの
歯のガタつきが阻止され、歯打音の発生が防止されるも
のである。
5−Rフォークエンド23が設けられた5−Rフォーク
シャフト13は例えば、上掲公知例に示される如き公知
の歯打音防止機構(図示省略)によって僅かにリバース
側に移動せしめられており、これに対応する同期装置が
僅かに作動しそのハブスリーブをンンクロナイザーリン
グを介してリバースギヤ側に押し付けた状態となってい
る。従って、リバースギヤにはブレーキがかけられた状
態となっており、これにより相互に噛合する変速ギヤの
歯のガタつきが阻止され、歯打音の発生が防止されるも
のである。
一方、自動車を発進させる場合には、先ずセレクト操作
により所要のフォークエンドを選択した後、これに引き
続いてソフト操作を行って所要の変速段に変速するが、
この場合には上記同期装置の作動を解除する必要があり
、従来はこれをソフト操作に連動して行うようにしてい
たが、このようにシフト操作に連動させた場合には同期
装置の解除操作力の分だけソフト操作力か増大しその操
作性が阻害されることは既述の通りである。
により所要のフォークエンドを選択した後、これに引き
続いてソフト操作を行って所要の変速段に変速するが、
この場合には上記同期装置の作動を解除する必要があり
、従来はこれをソフト操作に連動して行うようにしてい
たが、このようにシフト操作に連動させた場合には同期
装置の解除操作力の分だけソフト操作力か増大しその操
作性が阻害されることは既述の通りである。
このため、この実施例においては本発明を適用して、後
述のように上記同期装置の解除操作を、元々操作力の小
さいセレクト操作に連動させて行うようにし、もってシ
フト操作力の低減を図るようにしている。具体的には、
第1図〜第3図に示すように、上記コントロールロッド
2の頭部2aに、後述の解除部材4を設け、コントロー
ルロッド2の係合子3をその中立位置から1−2フオー
クエンド21側へセレクト操作する時にこれと同時に上
記5−Rフォークエンド23を5速側に僅かに移動させ
て上記同期装置の作動解除を行うようにしている。
述のように上記同期装置の解除操作を、元々操作力の小
さいセレクト操作に連動させて行うようにし、もってシ
フト操作力の低減を図るようにしている。具体的には、
第1図〜第3図に示すように、上記コントロールロッド
2の頭部2aに、後述の解除部材4を設け、コントロー
ルロッド2の係合子3をその中立位置から1−2フオー
クエンド21側へセレクト操作する時にこれと同時に上
記5−Rフォークエンド23を5速側に僅かに移動させ
て上記同期装置の作動解除を行うようにしている。
即ち、上記解除部材4は、上記コントロールロット2の
頭I!12 gに回動可能に嵌挿された筒体部41と該
筒体部41の側部から外方に延出する解除レバー42と
を備えるとともに、該筒体部41の一側には上記係合子
3の中寸法よりやや太き目の巾をもってその軸方向に延
びるスリット43を形成して構成されている。そして、
この解除部材4は、上記コントロールロッド2の頭部2
aに対して上記係合子3をそのスリット43内に嵌人世
しめた状態で取り付けられるとともに、その一端側に形
成した周溝44内に上記トランスミッションケースI側
に設けたストッパー45を係入せしめることによってそ
の軸方向への移動が規制されている。
頭I!12 gに回動可能に嵌挿された筒体部41と該
筒体部41の側部から外方に延出する解除レバー42と
を備えるとともに、該筒体部41の一側には上記係合子
3の中寸法よりやや太き目の巾をもってその軸方向に延
びるスリット43を形成して構成されている。そして、
この解除部材4は、上記コントロールロッド2の頭部2
aに対して上記係合子3をそのスリット43内に嵌人世
しめた状態で取り付けられるとともに、その一端側に形
成した周溝44内に上記トランスミッションケースI側
に設けたストッパー45を係入せしめることによってそ
の軸方向への移動が規制されている。
また、この解除部材4の解除レバー42の形成位置は次
のように設定されている。即ち、先ず、その周方向にお
ける形成位置は、第1図及び第3図に示すように、これ
をコントロールロッド2に取り付けた状態で且つ該コン
トロールロッド2の係合子3が3−4フオークエンド2
2に対応する中立位置に設定されている状態において、
該解除レバー42が5−Rフォークエンド23よりも回
動方向外方に位置する一方、第4図に示すようにセレク
ト操作によって該係合子3が1−2フオークエンド21
に対応する位置に設定された状態においては該解除レバ
ー42が5−Rフォークエンド23と対応し得るように
設定されている。
のように設定されている。即ち、先ず、その周方向にお
ける形成位置は、第1図及び第3図に示すように、これ
をコントロールロッド2に取り付けた状態で且つ該コン
トロールロッド2の係合子3が3−4フオークエンド2
2に対応する中立位置に設定されている状態において、
該解除レバー42が5−Rフォークエンド23よりも回
動方向外方に位置する一方、第4図に示すようにセレク
ト操作によって該係合子3が1−2フオークエンド21
に対応する位置に設定された状態においては該解除レバ
ー42が5−Rフォークエンド23と対応し得るように
設定されている。
さらに、解除レバー42のコントロールロッド軸方向に
おける形成位置は、第3図に示すように係合子3か中立
位置に設定されている状態において、該解除レバー42
と上記5−Rフォークエンド23の5速側突起23Aと
が5−Rフォークシャフト13の軸方向において寸法S
だけオーバラップするように設定されている。尚、上記
オーバラップ量Sは、中立状態において僅かに作動状態
とされている同期装置の作動状態を解除するに必要な5
−Rフォークシャフト移動量に相当する寸法とされる。
おける形成位置は、第3図に示すように係合子3か中立
位置に設定されている状態において、該解除レバー42
と上記5−Rフォークエンド23の5速側突起23Aと
が5−Rフォークシャフト13の軸方向において寸法S
だけオーバラップするように設定されている。尚、上記
オーバラップ量Sは、中立状態において僅かに作動状態
とされている同期装置の作動状態を解除するに必要な5
−Rフォークシャフト移動量に相当する寸法とされる。
このように、コントロールロッド2の頭部2aに解除レ
バー42を設けると、コントロールロッド2が中立状態
とされる自動車のアイドル状態では、第3図に示すよう
に解除レバー42は5−Rフォークエンド23の5速側
突起23Aと非係合状態にあり、従ってこの場合には図
示しない歯打音防止機構により5−Rフォークシャフト
13が本来の中立位置よりも若干リバース側に移動し同
期装置を僅かに作動させて歯打音の発生を未然に防止し
ている。
バー42を設けると、コントロールロッド2が中立状態
とされる自動車のアイドル状態では、第3図に示すよう
に解除レバー42は5−Rフォークエンド23の5速側
突起23Aと非係合状態にあり、従ってこの場合には図
示しない歯打音防止機構により5−Rフォークシャフト
13が本来の中立位置よりも若干リバース側に移動し同
期装置を僅かに作動させて歯打音の発生を未然に防止し
ている。
一方、この状態から、自動車を発進させんとしてコント
ロールロッド2を回動させてl速あるいは2速側へのセ
レクト操作が行なわれると、該コントロールロッド2の
移動に連動して解除レバー42が矢印R方向(第1図参
照)に回動し、第4図のようにこれが5−Rフォークエ
ンド23の5速側突起23Aと係合してこれを5速側に
移動させる。
ロールロッド2を回動させてl速あるいは2速側へのセ
レクト操作が行なわれると、該コントロールロッド2の
移動に連動して解除レバー42が矢印R方向(第1図参
照)に回動し、第4図のようにこれが5−Rフォークエ
ンド23の5速側突起23Aと係合してこれを5速側に
移動させる。
従って、5−RフォークシャフトI3が5速側に僅かに
移動し、上記同期装置の作動が解除され、所定変速段へ
の変速操作が可能ならしめられる。
移動し、上記同期装置の作動が解除され、所定変速段へ
の変速操作が可能ならしめられる。
このように、この実施例のものにおいては、上記同期装
置の作動解除をセレクト操作時にこれと連動して行うよ
うにしているため、ソフト操作力は本来のシフト操作に
必要な力だけでよく、例えば、従来のように同期装置の
解除操作力がシフト操作力に加算されるような構成の場
合に比して、該シフト操作力を軽減することができ、そ
の操作性の向上が図れるものである。
置の作動解除をセレクト操作時にこれと連動して行うよ
うにしているため、ソフト操作力は本来のシフト操作に
必要な力だけでよく、例えば、従来のように同期装置の
解除操作力がシフト操作力に加算されるような構成の場
合に比して、該シフト操作力を軽減することができ、そ
の操作性の向上が図れるものである。
一方、セレクト操作においては、元々セレクト操作時に
はフォークシャフトの移動を伴わないことからその操作
力が小さく、従って例え同期装置の解除操作力がこれに
加算されたとしてもその操作性にはほとんど影響を与え
ない。
はフォークシャフトの移動を伴わないことからその操作
力が小さく、従って例え同期装置の解除操作力がこれに
加算されたとしてもその操作性にはほとんど影響を与え
ない。
第1図は本発明の実施例にがかる歯打音防止装置を備え
た自動車用変速機の要部縦断面図、第2図は第1図の■
−■縦断面図、第3図は第1図の■−■断面矢視図、第
4図は第3図の状態変化図である。 l・・・・トランスミッションケース 2・拳ヤ・コントロールロッド 3・・・・係合子 4 ・ ・ ・ 11〜13・ 21〜23・ 4 l ・ ・ 42 ・ ・ 43 ・ ・ 44 ・ ・ 45 ・ ・ ・解除部材 ・フォークシャフト ・フォークエンド ・筒体部 ・解除レバー ・スリット ・周溝 ・ストッパー 111図 13・・・スリット 44・・・周溝 45・・・ストッパー 第2図 w3図 第4図
た自動車用変速機の要部縦断面図、第2図は第1図の■
−■縦断面図、第3図は第1図の■−■断面矢視図、第
4図は第3図の状態変化図である。 l・・・・トランスミッションケース 2・拳ヤ・コントロールロッド 3・・・・係合子 4 ・ ・ ・ 11〜13・ 21〜23・ 4 l ・ ・ 42 ・ ・ 43 ・ ・ 44 ・ ・ 45 ・ ・ ・解除部材 ・フォークシャフト ・フォークエンド ・筒体部 ・解除レバー ・スリット ・周溝 ・ストッパー 111図 13・・・スリット 44・・・周溝 45・・・ストッパー 第2図 w3図 第4図
Claims (1)
- 1、その軸方向への変位によりハブスリーブを軸方向に
移動させてシンクロナイザーリングを変速ギヤに接触さ
せもって所定段の変速操作を行なわしめるようにした複
数のフォークシャフトを備え、シフトレバーをしてコン
トロールロッドを回動せしめるセレクト操作によって所
定のフォークシャフトの選択を行い、また該コントロー
ルロッドを軸方向に移動させるシフト操作により選択さ
れたフォークシャフトをして所定の変速操作を行なわし
めるようにするとともに、上記コントロールロッドの中
立位置においては所定のフォークシャフトをその軸方向
に僅かに変位させてハブスリーブをしてシンクロナイザ
ーリングを変速ギヤに僅かに接触せしめるようにした変
速機の歯打音防止装置であって、上記コントロールロッ
ドに、上記シフトレバーのセレクト操作時に、上記コン
トロールロッドの中立位置において僅かに変位している
上記フォークシャフトと係合してこれを初期位置に復帰
させて上記シンクロナイザーリングの変速ギヤに対する
接触状態を解除する解除手段が設けられていることを特
徴とする変速機の歯打音防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19597390A JPH0483958A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 変速機の歯打音防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19597390A JPH0483958A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 変速機の歯打音防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483958A true JPH0483958A (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=16350083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19597390A Pending JPH0483958A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 変速機の歯打音防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0483958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011157371A1 (de) * | 2010-06-14 | 2011-12-22 | Koki Technik Transmission Systems Gmbh | Betätigungsvorrichtung für ein schaltgetriebe und rastierungshülse |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP19597390A patent/JPH0483958A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011157371A1 (de) * | 2010-06-14 | 2011-12-22 | Koki Technik Transmission Systems Gmbh | Betätigungsvorrichtung für ein schaltgetriebe und rastierungshülse |
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