JPH0481430A - 着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー - Google Patents

着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー

Info

Publication number
JPH0481430A
JPH0481430A JP2195514A JP19551490A JPH0481430A JP H0481430 A JPH0481430 A JP H0481430A JP 2195514 A JP2195514 A JP 2195514A JP 19551490 A JP19551490 A JP 19551490A JP H0481430 A JPH0481430 A JP H0481430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine particles
colored
suspension
toner
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2195514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2898715B2 (ja
Inventor
Mitsuo Kushino
光雄 串野
Yoshikuni Mori
森 悦邦
Hideki Oishi
英樹 大石
Tadahiro Yoneda
忠弘 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP2195514A priority Critical patent/JP2898715B2/ja
Priority to CA002047649A priority patent/CA2047649A1/en
Priority to EP19910306742 priority patent/EP0468765B1/en
Priority to DE1991632500 priority patent/DE69132500T2/de
Priority to ES91306742T priority patent/ES2109257T3/es
Priority to KR1019910012726A priority patent/KR960005187B1/ko
Priority to TW80105777A priority patent/TW205594B/zh
Priority to DE1991628263 priority patent/DE69128263T2/de
Priority to EP96202451A priority patent/EP0749986B1/en
Publication of JPH0481430A publication Critical patent/JPH0481430A/ja
Priority to US08/082,365 priority patent/US5559168A/en
Priority to KR1019950004221A priority patent/KR960005188B1/ko
Priority to KR1019950004222A priority patent/KR950014871B1/ko
Priority to US08/947,359 priority patent/US5929139A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2898715B2 publication Critical patent/JP2898715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/14Treatment of polymer emulsions
    • C08F6/22Coagulation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/008Treatment of solid polymer wetted by water or organic solvents, e.g. coagulum, filter cakes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0802Preparation methods
    • G03G9/0804Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium
    • G03G9/0806Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium whereby chemical synthesis of at least one of the toner components takes place
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0802Preparation methods
    • G03G9/0815Post-treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる
電子写真用トナーに関する。より詳しくは、粒子内での
着色剤が均一に分散されてなると共に粒子表面が改質さ
れてなり、よってトナー塗料、インク、樹脂成形物等の
着色剤等に利用できる着色微粒子の製造法および該着色
微粒子を用いてなり、電子写真複写機およびレーザプリ
ンタ、液晶プリンタ等のプリンタ装置のトナーに用いる
ことにより、鮮明な画像を形成し得る電子写真用トナー
に関する。
[従来の技術] 電子写真法は、セレン、酸化亜鉛、硫化カドミウム等の
無機光導電体材料または有機光導電体材料によって構成
された感光体上に電気的潜像を形成せしめ、これを粉体
現像剤で現像化し、紙などに転写して定着するものであ
る。
従来、電子写真の現像に用いられるトナーは、一般に熱
可塑性樹脂中に着色剤およびその他添加剤(電荷制御剤
、オフセット防止剤、潤滑剤等)を溶融混合して分散し
た後、固化物を微粉砕、分級して所望の粒径の着色微粒
子として製造してきた。
しかしながら、上記の粉砕によりトナーを製造する方法
には、種々の欠点が存在する。第一には、樹脂を製造す
る工程、樹脂と着色剤やその他の添加剤とを混練する工
程、固形物を粉砕する工程、粉砕物を分級して所望の粒
径の着色微粒子を得る工程等、多くの工程とそれに伴う
多種の装置が必要であり、この方法により製造されるト
ナーは必然的に高価格である。特に、鮮明でかぶりの少
ない画像を形成するための最適な粒子径範囲のトナーを
得るために分級する工程は必須の要件であるが、生産性
かつ収率の上において問題がある。第二に、混練する工
程において着色剤やその他の添加剤が樹脂に均一に分散
するのは極めて困難であり、故にこの方法で製造された
トナーは、着色剤、電荷制御剤等が分散不良のために各
粒子の摩擦帯電特性が異なり、これが解像度の低下につ
ながる。
このような問題は今後、画像の高画質化のための必須条
件となるトナーの小粒子径化に伴なって更に顕著なもの
となる。すなわち、現状の粉砕機では小粒子径トナーを
得るには限界かあり、よしんば小粒子径トナーか得られ
たとしても着色剤および電荷制御剤の分散不良のため、
帯電量のより大きなバラツキが発生する。
これらの粉砕法によるトナーにみられるさまざまの欠点
を改良するために、乳化重合法または懸濁重合法による
トナーの製造方法か種々提案されている(特公昭36−
10,231号、特公昭43−10,799号、特公昭
47−518,305号、特公昭51−14,895号
等)。これらの方法は、重合性単量体にカーボンブラッ
ク等の着色剤物質、その他の添加剤を加え、乳化または
懸濁重合せしめて、着色剤物質を含有するトナーを一気
に合成する方法である。この方法により、従来の粉砕法
の欠点をかなり改善することが可能である。すなわち、
粉砕工程を全く含まないため脆性の改良は必要ではなく
、形状が球形で流動性に優れるために摩擦帯電性が均一
である。しかしながら、重合法によるトナー製造方法に
も問題はある。第一には、重合時に用いた分散剤、界面
活性剤等の親水性物質が洗浄工程によっても完全には除
去できずトナー表面に残存するために、帯電性が環境に
影響され易くなる。第二には、重合法により得られるト
ナーは形状が球で、表面に非常になめらかである為に、
感光体に付着したトナーが除去され難くなり、クリーニ
ング不良を生じる。
これらの問題を解決するために種々の方法が特開昭61
−255,354号、特開昭53−17゜736号、特
開昭63−17,460号、特開昭61−167.95
6号等により提案されているが、その効果が不完全であ
ったり、或いはコストアップにつながり実用的でない。
このような問題点を解決するために、例えば重合性単量
体、着色剤および/または磁性粉ならびに重合開始剤を
乳化剤の存在下に乳化分散し、重合させることにより主
要樹脂成分を製造し、得られる重合液を該主要樹脂成分
のガラス転移点以下の温度で凝固させ、かつ凝固後に得
られた粒子を主要樹脂成分のガラス転移点以上の温度に
加熱することにより完全に溶融させ、得られる粒子を分
級することにより所望の粒径を有する電子写真用トナー
を製造する方法が開示されている(特開昭61−167
.955号、特開昭61−167゜956号、特開昭6
1−167.957号および特開昭61−72,258
号)。
しかしながら、このような方法は、主として乳化重合に
より重合が行なわれるので、得られる重合体粒子の粒径
はサブミクロン程度となるとともにカーボンブラック等
の着色剤が重合体粒子中に含まれずに粒子外に存在する
ことになるので、これを次工程の凝固工程や加熱溶融工
程でより大きな粒子中に包含させても均一に分散させる
ことは不可能である。このため、着色剤の不均一性を招
き、これが例えは電子写真用トナーとして使用する場合
に帯電の不均一性を招いたりあるいはトナー飛散の原因
となり、カブリ現象やドラム汚染の原因となる。また、
前記方法は、重合により得られる重合体の粒子径が小さ
いので、凝固工程においてガラス転移点以下の温度で凝
固させることにより粒径を増大させるとともに粒径をコ
ントロールする必要があるが、この際、無機酸、有機酸
等を凝固剤として使用する必要があるが、この凝固剤は
、得られるトナーをいかに洗浄しても完全に除去するこ
とは不可能であり、残存凝固剤は耐環境依存性を生じ、
電気的特性が不充分であるという問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、上記現状に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
懸濁重合により得られた着色球状微粒子を特定の順序に
より処理して得られる着色微粒子が前記問題点が悉く改
善されたものであり、電子写真用トナーを始め、塗料、
インク、樹脂成形物等の着色剤等に好適に用いられると
共に、該着色微粒子を用いてなる電子写真用トナーが、
電子写真複写機およびレーザプリンタ、液晶プリンタ等
のプリンタ装置に用いることにより、前記従来技術の有
する問題点が全く見られず、極めて鮮明な画像を形成し
得ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] 本発明は、重合性単量体を着色剤および/または磁性粉
の存在下に懸濁媒体中に懸濁させて重合を行ない、得ら
れる3〜50μmの範囲の平均粒子径を有する着色球状
微粒子の懸濁液より該微粒子を分離し、得られるケーキ
を50〜98℃の温度および相対湿度80〜100%の
範囲の条件下で高湿度加熱処理することにより重合熟成
を行なうとともに該粒子同士を融着させてブロック状に
し、ついで該ブロック状粒子を実質的に融着前の着色球
状微粒子の平均粒子径に解砕することを特徴とする着色
微粒子の製造法である。
本発明はまた、上記着色微粒子を含有してなる電子写真
用トナーである。
[作用コ 本発明における着色球状微粒子は、重合性単量体を着色
剤および/または磁性粉の存在下に懸濁媒体中に懸濁さ
せて重合を行なうことにより得られる。この懸濁重合に
より得られる着色球状微粒子は3〜50μm1好ましく
は3.5〜20μmの範囲の粒子径であるが、この粒子
径の大きさは高湿度加熱処理および解砕の工程を経て本
発明の着色微粒子を得る上で極めて重要な意義を有して
いる。懸濁重合以外の重合法、例えば乳化重合法による
球状重合体の平均粒子径は通常0.1μm前後であり、
これを高湿度加熱処理、解砕して得られる微粒子は、本
発明の製造方法により得られる着色微粒子に比べて粒子
の形状や粒子径分布か著しく異なったものとなり、これ
をトナーとして用いても充分満足しうる画質の画像を得
ることができない。
この懸濁重合は、粒子径の規制を行った後、あるいは粒
子径の規制を行いながら反応を行うことが好ましいが、
特に、粒子径の規制を行った後に反応を行なうことが好
ましい。この粒子径の規制は、例えば所定の成分を水性
媒体に分散させた懸濁液をT、 K、ホモミキサーによ
り攪拌して行う。
あるいはラインミキサー(例えばエバラマイルター)等
の高速攪拌機に1回ないし数回通過させることにより行
われる。
懸濁重合反応は、通常40〜130℃、好ましくは50
〜90℃の範囲の温度で0.5〜30時間、好ましくは
2〜10時間行なわれる。
懸濁重合の重合性単量体成分に用いる重合性単量体の例
としては次のものか挙げられ、これらを単独で、あるい
は2種以上を組み合わせて用いることができる。
スチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−メトキ
シスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−フェ
ニルスチレン、0−クロルスチレン、m−クロルスチレ
ン、p−クロルスチレン等のスチレン系モノマー;アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ドデンル、アク
リル酸ステアリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メ
チクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソ
ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデ
シル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ステアリル等のアクリル酸あるいはメタクリル酸系モノ
マー;エチレン、プロピレン、ブチレン、塩化ビニル、
酢酸ビニル、アクリロニトリル。
上記重合性単量体を懸濁重合して、得られた着色球状微
粒子を、後述するような条件下において、高湿度加熱処
理する事により解砕時の作業性が良好となる。高湿度加
熱処理時の粒子同士の融着が進行し過ぎると後の解砕時
の効率が低下し、融着が不充分な場合は粒子表面の充分
な処理効果が得られない。過度の融着を避けるためには
、懸濁重合時に架橋剤を使用してもよい。
架橋剤としては、例えば、ジビニルベンゼン、ジビニル
ナフタリン、これらの誘導体等の芳香族ジビニル化合物
、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチルレン
ゲリコールジメタクリレート、トリエチレングリコール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、アリルメタクリレート、t−ブチルアミノエチ
ルメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタク
リレート、1.3−ブタンジオールジメタクリレート等
のごときジエチレン性不飽和カルボン酸エステル、N、
N−ジビニルアニリン、ジビニルエーテル、ジビニルサ
ルファイド、ジビニルスルホン酸の全てのジビニル化合
物および3個以上のビニル基を有する化合物か挙げられ
る。
更に、ポリブタジェン、ポリ1′ソプレン、不飽和ポリ
エステル、タロロスルホン化ポリオレフィン等も有効で
ある。
着色球状微粒子を得るために用いる着色剤は、当業者に
周知の染料および顔料等であり、有機および無機の如何
を問わない。その具体例としては、例えばカーボンブラ
ック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオイル
ブルー、クロムイエロ、ウルトラマリンブルー、デュポ
ンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルーク
ロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオ
キザレート、ランプブラック、オイルブラック、アゾオ
イルブラック、ローズベンガル等が挙げられ、必要であ
ればこれら2種以上を併用して用いてもよい。
また、磁性を有する物質、すなわち、磁性粉として、例
えは鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属の粉体、マ
グネタイト、ヘマタイト、フェライト等の金属化合物の
粉体等が挙げられる。これら磁性粉は単独でまたは前記
着色剤と併用するとかできる。
これら着色剤および/または磁性粉はそのまま用いても
良いが、適当な方法で表面を処理した着色剤および/ま
たは磁性粉を用いると該着色剤および/または磁性粉が
均一に分散した着色微粒子が得られ、例えばトナーに用
いた場合に高画質の画像が形成されるので好ましい。例
えば、着色剤としてカーボンブラックを用いた場合は、
特開昭63−270.767号および特開昭63−26
5.913号に記載のカーボンブラックグラフトポリマ
ーが好適である。また、カーボンブラック以外の着色剤
を用いる場合も、特開平1−118゜573号に記載の
方法により得れる表面処理された着色剤が好適である。
該着色剤および/または該磁性粉の添加量は使用する着
色剤および/または磁性粉の種類や得られる着色微粒子
の使用目的に応じて広い範囲とすことかできるか、好ま
しくは重合性単量体100重量部に対して1〜200重
量部、より好ましくは1〜100重量部である。
着色剤および/または磁性粉を用いて着色球状微粒子を
得るには、通常誤着色剤および/または磁性粉を溶解も
しくは分散させた重合性単量体を懸濁重合する方法によ
るのが簡便であるが、場合によってはそれらを存在させ
ずに重合した球状重合体粒子に着色剤および/または磁
性粉を適当な溶剤を用いて吸収せしめる方法によっても
よい。
懸濁重合に用いる安定剤としては、ポリビニルアルコー
ル、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル
酸ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム等の水溶性
高分子;アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
、両性イオン界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の界
面活性剤等があり、その他硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、リン酸カルシウ
ム、タルク、粘土、ケイソウ土、金属酸化物粉末等が用
いられる。
アニオン性界面活性剤としては、オレイン酸ナトリウム
、ヒマシ油カリ等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム
、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル
塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、アルカンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン
酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアル
キル硫酸エステル塩等がある。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンアルキルアミン;り゛リセリ
ン脂肪酸エステル、オキシエチレン−オキシプロピレン
ブロックポリマー等がある。
カチオン性界面活性剤としては、ラウリルアミンアセテ
ート、ステアリルアミンアセテート等のアルキルアミン
塩、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド等の第
四級アンモニウム塩等がある。
両性イオン界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミ
ンオキサイド等がある。
これら安定剤は、得られる着色球状微粒子の粒子径が3
〜50μm1好ましくは3.5〜20μmの範囲となる
ように、その組成や使用量を適宜調節して使用すべきも
のである。例えば、安定剤として水溶性高分子を用いる
場合は、重合性単量体成分に対して0.01〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%の範囲とするのが好
適である。界面活性剤の場合は、重合性単量体成分に対
して0.01〜10重量%、好ましくは、0.1〜5重
量%の範囲とするのが好適である。
重合に用いる重合開始剤としては、通常懸濁重合に用い
られる油溶性の過酸化物系あるいはアゾ系開始剤が利用
できる。−例を挙げると、例えば、過酸化ベンゾイル、
過酸化ラウロイル、過酸化オクタノイル、オルソクロロ
過酸化ベンゾイル、オルソメトキシ過酸化ベンゾイル、
メチルエチルケトンパーオキサイド、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネート、キュメンハイドロパーオキサ
イド、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルハ
イドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロパーオキサイド等の過酸化物系開始剤、2,2′−ア
ゾビスイソブチロニトリル、2゜2′−アゾビス−(2
,4−ジメチルバレロニトリル)、2.2−−アゾビス
−2,3−ジメチルブチロニトリル、2.2−−アゾビ
ス−(2−メメチルブチロニトリル)、2.2−−アゾ
ビス2.3.3−トリメチルブチロニトリル、2,2ア
ゾビス−2−イソプロピルブチロニトリル、1.1−−
アゾビス=(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、
2.2”−アゾビス−(4−メチキシ−2,4−ジメチ
ルバレロニトリル)、2−(カルバモイルアゾ)イソブ
チロニトリル、4゜4′−アゾビス−4−ンアノバレリ
ン酸、ジメチル−2,2−−アゾビスイソブチレート等
がある。
該重合開始剤は、重合性単量体に対して、0.01〜2
0重量%、特に、0.1〜10重量9bの範囲で使用さ
れるのが好ましい。
このようにして重合性単量体成分を懸濁重合させて着色
球状微粒子を得る際に、該単量体成分中に他の重合体、
例えばポリエステル等を存在させてもよく、更に、重合
度を調整するための連鎖移動剤等公知の添加剤を適宜配
合してもよい。また、本発明の着色微粒子を電子写真用
トナーに用いる場合は、ワックスや電荷制御剤を重合性
単量体に配合しておき、該ワックスや電荷制御剤が内添
された着色微粒子を得ることもできる。こうして得られ
る着色球状微粒子は平均粒子径か3〜50μm、好まし
くは3.5〜20μmの範囲で粒子径分布が粒子径の変
動係数で0〜80%、好ましくは1〜50%のコントロ
ールできた球状を呈している。
本発明の着色微粒子は、上記手順で得られた着色球状微
粒子の懸濁重合液より該微粒子を分離し、得られるケー
キを50〜1300C1好ましくは70〜100℃の範
囲の温度および70〜100%、好ましくは80〜10
0%の範囲の相対湿度の条件下に高湿度加熱処理して重
合熟成を行−なって未反応単量体をさらに重合させると
ともに、該着色球状微粒子同士を融着させてブロック状
粒子の塊状物を得る。ついで実質融着前の着色球状微粒
子の平均粒子径に解砕して得られるものである。高湿度
加熱処理は、通常2〜90分間、好ましくは5〜60分
間行なわれる。
ここで言う実質融着前の着色球状微粒子の平均粒子径へ
解砕する最も理想的な形態は、該着色球状微粒子同士の
界面を完全に消失しない範囲で該粒子同士を融着させて
なるブロック状物の個々の粒子を融着前の着色球状微粒
子の単位まで解砕して融着解砕前の着色球状微粒子が変
形しただけの状態にもどすことである。このように高湿
度加熱処理されたブロック状粒子は、参考第1図(倍率
5.000倍)に示すように、粟おこしの形状を呈した
ブロック状物の破断面である。ただし、融着界面の融着
状態を均一にコントロールすることは実際には困難で、
参考第2図に示す走査型電子顕微鏡写真(倍率1.50
0倍)から明らかなように、通常得られる着色微粒子は
融着解砕前の着色球状微粒子が変形すると共に一部欠損
したものと、この欠損した部分が付着して微粒子の混合
物として得られる。こうした混合物であっても得られる
着色球状微粒子の平均粒径が融着解砕前の着色球状微粒
子の平均粒径と実質同一であれば、該着色微粒子の性状
は最も理想的な形態の場合に比べてほとんど遜色がない
。この際、着色微粒子の平均粒径が着色球状微粒子の平
均粒子径に対して通常20%以内、好ましくは10%以
内、より好ましくは5%以内の変化率であれは、該着色
微粒子と該着色球状微粒子の平均粒子径は実質同一であ
ると見なすことができる。
上記高湿度加熱処理は、着色球状微粒子の表面を改質す
るために極めて重要かつ必須の工程である。その際の温
度か50℃未満では、着色球状微粒子同士の融着が全く
起らないか若しくは融着したとしても不充分であり、顕
著な表面の改質効果か発現しない。逆に130℃を越え
る場合は、過度の融着状態となり、後の解砕工程か困難
であるばかりでなく、得られる着色微粒子は粒子径分布
が非常に大きなものになってしまう。好ましくは70〜
100℃の範囲である。また、相対湿度が70%未満で
はケーキ中の水分が蒸発するため融着が不均一となるか
、または短時間では融着しない。こうした高湿度加熱処
理によって着色球状微粒子同士は融着するか、その融着
状態は所望の処理効果に応じて任意にコントロールすれ
ば良い。
ただし、後の解砕工程で均一な粒子径分布となり、従っ
て電子写真用トナーとして優れた物性の着色微粒子を得
るには、粒子同士の界面が完全に消失しない範囲、換言
すれば、粒界を残した融着状態とするのが好適である。
さらに、融着して得られる該ブロック状物の嵩密度が0
.1〜0. 9g/cm3、特に0.2〜0゜7g/c
m3の範囲の融着状態とするのがより好ましい。ブロッ
ク状粒子の形状および大きさは制限されるものではない
。懸濁液中の着色球状微粒子をそのまま取り出し、高湿
度加熱処理に用いても何ら支障はないが、該懸濁液中の
着色球状微粒子の取り出しにおいて、大きなエネルギー
あるいは特殊な装置が必要である。また融着して得られ
るブロック状物の嵩密度のコントロールおよび濾過ケー
キのハンドリング性等から該懸濁液中の着色球状微粒子
を凝集または沈澱させることか好ましい。
凝集に際しては公知の凝集剤、例えは、塩酸等の無機酸
、修酸等の有機酸、これらの酸とアルカリ土類金属、ア
ルミニウムなどから成る水溶性金属塩等を用いてもよい
。ただし、これら公知の凝集剤は、得られる着色微粒子
を電子写真用トナーとして用いる場合、性能に影響を及
ぼす場合があるので、その使用には注意を要する。本発
明者らは、該着色球状微粒子に対する非溶媒が、高分子
物質の単離精製あるいは分別の際に、沈澱剤として使用
することができ、しかも得られる着色微粒子は凝集剤を
用いた場合にみられる欠点が無いものであることを見出
した。このような非溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン
、オクタン、石油エーテル等の炭化水素類、メタノール
、エタノール等の低級アルコール等がある。ここでいう
着色球状微粒子に対する非溶媒とは、該着色球状微粒子
の樹脂を溶解もしくは分散させない溶剤をいう。このよ
うな非溶媒ないし沈澱剤を用いる場合も、支障のない範
囲で公知の凝集剤が併用して用いられ得ることはいうま
でもない。この加熱加湿処理は常圧下もしくは加圧下と
することができる。更に、高湿度加熱処理時に融着をよ
り促進させる目的で適当な有機溶剤を用いる事は自由で
ある。得られた該ブロック状物を乾燥する。次に、乾燥
した該ブロック状物を、実質融着前の着色球状微粒子の
平均粒径に解砕する。解砕は、従来から工業的に粉体、
粒子等を生産するために用いられている粉砕機を制限な
く使用することができる。
このようにして得られる着色微粒子は、粒子径および粒
子径分布か任意にコントロールできたものであるが、粒
子径は3〜50μm、好ましくは3.5〜20μmとす
るのか、また粒子径分布は粒子径の変動係数が0〜80
%、好ましくは0〜50%とするのが好適である。たた
し、ここで言う粒子径の変動係数とは、標準偏差を平均
粒子径で割った値の百分率である。該着色微粒子の形状
は特に制限されるものではないが、例えば、巨視的には
球状でありながらその表面が微細な凹凸を有する粒子や
非球状の粒子等が挙げられる。
本発明による電子写真用トナーは、前記着色微粒子を用
いてなるものであるか、該トナーの帯電性を適正な状態
とするためには、その平均粒子径を3.5〜20μm1
好ましくは4〜15μmの範囲とするのが好適である。
該着色微粒子はそのまま電子写真用トナーとすることも
できる。
また、電荷調整のための電荷制御剤や流動化剤等の通常
のトナーに常用させる添加剤が適宜配合されていてもよ
い。
電荷制御剤を配合せしめる方法は特に制限されるもので
はなく、従来公知のいかなる方法も採用できる。例えば
、着色剤を分散せしめた重合性単量体を重合する際に電
荷制御剤を予め該単思体内に含ませてお(方法や、本発
明の着色微粒子を電荷制御剤で後処理して着色微粒子表
面に電荷制御剤を付着せしめる方法等を適宜採用できる
[実施例] 以下、実施例による本発明の詳細な説明するが本発明は
以下の実施例によって限定されるものではない。なお、
以下実施例および比較例中の「部Jは、特にことわらな
い限りすべて重量による。
実施例1 撹拌機、不活性ガス導入管、還流冷却管および温度計を
備えた反応釜に、ポリビニルアルコール1部を溶解した
脱イオン水2,000部を仕込んだ。そこへ予め調整し
ておいたスチレン585部、ブチルメタクリレート39
0部およびグリシジルメタクリレート25部からなる重
合性単量体にベンゾイルパーオキサイド80部を溶解し
た混合物を仕込み、高速で攪拌して均一な懸濁液とした
次いて、窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し、こ
の温度で5時間攪拌を続けて重合反応を行なった汲水を
除去して反応性基としてエポキシ基を有する重合体を得
た。
反応性基としてエポキシ基を育する重合体400部とカ
ーボンブラック〜1A−10OR(三菱化成工業株式会
社製)150部と電荷制御剤(AizenSpilon
 Black TRH保土ケ谷化学工業株式会社製)5
0部とを加圧ニーダ−を用いて160℃C11OQrp
の条件下に混練して反応した後、冷却しかつ粉砕して着
色剤としてのカーホンブラックグラフトポリマーを得た
上記と同様の反応釜にアニオン性界面活性剤としてドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部を溶解した脱イ
オン水8,970部を仕込んだ。
そこへ予め調整しておいたスチレン800部、アクリル
酸n−ブチル200部およびジビニルベンゼン0.03
部からなる重合性単量体成分に上記の着色剤としてのカ
ーボンブラッククラフトポリマー500部、アゾビスイ
ソブチロニトリル30部および2,2′−アゾビス(2
,4−ジメチルバレロニトリル)30部を配合した混合
物を仕込み、エバラマイルダーMDN−303V (株
式会社荏原製作所製)により15.00Orpmで5回
通過させて均一な懸濁液とした。
次いで、窒素ガスを吹き込みなから65℃に加熱し、こ
の温度で5時間攪拌を続けて懸濁重合反応を行なった後
、さらに75℃で2時間加熱して重合を行い、平均粒子
径が5.82μm、粒子径の変動係数が20.5%の着
色球状微粒子の懸濁液を得た。この懸濁液に有効成分5
%の塩化アルミニウム水溶液60部を添加し、凝集した
後、濾別し、得られたケーキを90℃の温度および98
%の相対湿度に保たれた雰囲気中で10分間加熱加湿を
行なったところ、粒子同士が融着してなるブロック状物
の塊状物を形成した。このブロック状物を50℃で乾燥
した。これは、粒界を残した融着状態で嵩密度が0.4
g/cm3の粟おこしの形状を呈したブロック状物であ
り、1,500部を得た。このブロック状物を粗砕した
後、超音速ジェット粉砕機ID52型(日本ニューマチ
ソク工業株式会社製)を用い、11kg/hrのフィー
ド量で解砕し、着色微粒子(1)を得た。
得られた着色微粒子(1)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径が5
.65μmで、粒子径の変動係数が18.8%であった
。この着色微粒子(1)をそのまま電子写真用トナー(
1)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会社
リコー製)により画像出しを行なった結果は第1表に示
した通りであった。
実施例2 実施例1で用いたのと同様の反゛応釜にポリビニルアル
コール(P VA 205. クラレ株式会社製)30
部を溶解した脱イオン水8,970部を仕込んた。そこ
へ予め調整しておいたスチレン800部およびアクリル
酸n−ブチル200部からなる重合性単量体成分に、着
色剤としてブリリアントカーミン6B(野間化学株式会
社製)50部、アゾビスイソブチロニトリル30部およ
び2,2′アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル
)30部を配合した混合物を仕込み、T、に、ホモミキ
サー(特殊機化工業株式会社製)により6゜000 r
pmで5分間撹拌して均一な懸濁液とした。
次いで、窒素ガスを吹き込みなから65℃に加熱し、こ
の温度で5時間撹拌を続けた。懸濁重合反応を行ったあ
と、さらに75℃で1時間加熱して重合を行ない、平均
粒径が6.42μm、粒子径の変動係数が21.3%の
着色球状微粒子の懸濁液を得た。75℃に保たれた着色
球状微粒子の懸濁液に有効成分35%の水性ペースト電
荷制御剤(Bontron 5−34  オリエント化
学工業株式会社製)13部を添加後、さらにメタノール
を1110部添加し、着色球状微粒子を沈澱させ、濾別
し、得られたケーキを80℃の温度および90%の相対
湿度に保たれた雰囲気中で20分間加熱加湿処理を行な
ったところ、粒子同士が融着してなるブロック状物の塊
状物を形成した。このブロック状物を50℃で乾燥した
。これは、粒界を残した融着状態で嵩密度か0.70g
/cm3の粟おこしの形状を呈したブロック状物であり
、1110部を得た。このブロック状物を粗砕した後、
超音速ジェット粉砕機ID52型(日本ニューマチック
工業株式会社製)を用い8.0kg/hrのフィード量
で解砕し、着色微粒子(2)を得た。
得られた着色微粒子(2)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径が6
.15μmで粒子径の変動係数か23.3%であった。
この着色微粒子(2)をそのまま電子写真用トナー(2
)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会社リ
コー製)により画像出しを行なった結果は第1表に示し
た通りであった。
実施例3 実施例1と同様の方法において得られた反応性基として
エポキシ基を有する重合体200部と粉体状の磁性体で
あるマピコBL−200(チタン工業株式会社製)40
0部とを加圧ニーダ−を用いて160℃、100 rp
mの条件下に混練した後、冷却しかつ粉砕してポリマー
処理磁性体を得た。
実施例1で用いたのと同様の反応釜にアニオン性界面活
性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部
を溶解した脱イオン水8,970部を仕込んだ。そこへ
予め調整しておいたスチレン800部、アクリル酸n−
ブチル200部およびジビニルベンゼン0.1部からな
る重合性単量体成分に上記のポリマー処理磁性体700
部、アゾビスイソブチロニトリル30部および2.2′
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)30部を
配合した混合物を仕込み、T、に、ホモミキサー(特殊
機化工業株式会社製)により8゜000 rpmで5分
間撹拌して均一な懸濁液とした。
次いで、窒素ガスを吹き込みなから65℃に加熱し、こ
の温度で5時間撹拌を続けて懸濁重合反応を行った後、
さらに75℃で1時間加熱して重合を行ない、平均粒子
径が5.43μm、粒子径の変動係数が22.5%の着
色球状微粒子の懸濁液を得た。75℃に保たれた着色球
状微粒子の懸濁液に、有効成分35%の水性ペースト電
荷制御剤(Bontron 5−34.オリエント化学
工業株式会社製)41部および有効成分5%の塩化アル
ミニウム水溶液60部を添加後、この懸濁液を濾別し、
得られたケーキを95℃の温度および100%の相対湿
度に保たれた雰囲気中で5分間加熱加湿処理を行なった
ところ、粒子同士か融着してなるブロック状物の塊状物
を形成した。このブロック状物を50℃で乾燥した。こ
れは、粒界を残した融着状態で嵩密度が0.35g/c
m3の粟おこしの形状を呈したブロック状物であり、1
,700部を得た。このブロック状物を粗砕した後、超
音速ジェット粉砕機ID52型(日本ニューマチック工
業株式会社製)を用い13kg/hrのフィード量で解
砕し、着色微粒子(3)を得た。
得られた着色微粒子(3)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径が5
.22μmで、粒子径の変動係数が19.3%であった
。この着色微粒子(3)をそのまま電子写真用トナー(
3)として用いて静電複写機(N P −5000,キ
ャノン株式会社製)により画像出しを行なった結果は第
1表に示した通りであった。
実施例4 実施例1と同様の方法においてカーボンブラックグラフ
トポリマーを得、上記と同様のフラスコにアニオン性界
面活性剤ハイテノールN−08(第−工業製薬株式会社
製)10部を溶解した脱イオン水8970部を仕込んだ
。そこへ予め調整しておいたスチレン801部、アクリ
ル酸n−ブチル150部およびポリブタジェンNl5S
O−PB−B−3000(日本曹達株式会社製)50部
からなる成分にカーボンブラックグラフトポリマー50
0部、アゾビスイソブチロニトリル20部および2,2
′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)10
部を配合した混合物を仕込み、以下実施例1と同じ操作
を行なって重合した結果、平均粒子径が6.30μm、
粒子径の変動係数が19.5%の着色球状微粒子の懸濁
液(4)を得た。
得られた着色球状微粒子の懸濁液に有効成分5%の塩化
アルミニウム水溶液60部を添加して凝集した後、濾別
し、得られたケーキを85℃の温度および100%の相
対湿度に保たれた雰囲気中で20分間加熱加湿処理を行
なったところ、粒子−同士が融着してなるブロック状物
の塊状物を形成した。このブロック状物を50℃で乾燥
した。これは、粒界を残した融着状態で嵩密度か0.3
1g / cm3の粟おこしの形状を呈したブロック状
物であり、1.500部を得た。このブロック状物を粗
砕した後、超音速ジェット粉砕機ID52型(日本ニュ
ーマチック工業株式会社製)を用い15kg/hrのフ
ィード量で解砕し、着色微粒子(4)を得た。
得られた着色微粒子(4)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径か6
.24μmで粒子径の変動係数が20.8%であった。
この着色微粒子(4)をそのまま電子写真用トナー(4
)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会社リ
コー製)により画像出しを行なった結果は第1表に示し
た通りであった。
実施例5 実施例1で用いたのと同様のフラスコにアニオン性界面
活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部を溶解した脱イオン水8,970部を仕込んだ。そこ
へ予め調整しておいたスチレン800部およびアクリル
酸n−ブチル200部からなる重合性単量体成分に着色
剤としてカーボンブラックグラフトポリマー500部、
アゾビスイソブチロニトリル30部および2,2′ −
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)30部を
配合した混合物を仕込み、T、に、ホモミキサー(特殊
機化工業株式会社製)により8,000rpmで5分間
撹拌して均一な懸濁液とした。
次いで、窒素ガスを吹き込みながら65℃に加熱し、こ
の温度で5時間撹拌を続けて懸濁重合反応を行った後、
さらに75℃で2時間加熱して重合を行ない平均粒子径
が5.92μm、粒子径の変動係数が23.0%の着色
球状微粒子の懸濁液を得た。この懸濁液にメタノール1
,500部を添加し、着色微粒子を沈澱させて濾別し、
得られたケーキ70℃の温度および95%の相対湿度に
保たれた雰囲気中で35分間加熱加湿処理を行なったと
ころ、粒子同士か融着してなるブロック状物の塊状物を
形成した。このブロック状物を50℃で乾燥した。これ
は、粒界を残した融着状態で嵩密度か0.55g/cm
3の栗おこしの形状を呈したブロック状物であり、1,
500部を得た。
このブロック状物を粗砕した後超音速ジェット粉砕機I
D52型(日本二二一マチソク工業株式会社製)を用い
10. 5kg/hrのフィード量で解砕し、着色微粒
子(5)を得た。
得られた着色微粒子(5)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径が5
.67μmで粒子径の変動係数が21.5%であった。
この着色微粒子(5)をそのまま電子写真用トナー(5
)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会社リ
コー製)により画像出しを行なった結果は第1表に示し
た通りであった。
実施例6 実施例4においてポリブタジェン50部の代わりに、H
YPALON20 (E、1.’duPontdeNe
mors &Co、製クロロスルホン化ポリエチレン)
50部を、アゾビスイソブチロニトリル20部および2
,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバL)ロニトリル
)10部の代わりにベンゾイルパーオキサイド30部を
用いる以外は実施例4と同じ操作を行なって重合した結
果、平均粒径が6.02μm、粒子径の変動係数が21
.2%の着色球状微粒子の懸濁液を得た。この懸濁液に
有効成分5%の塩化カルシウム水溶液180部を添加し
て凝集させた後、濾別し、得られたケーキを110℃の
温度および100%の相対湿度に保たれた加圧雰囲気中
で3分間加熱加湿処理を行なったところ、粒子同士が融
着してなるブロック状物の塊状物を形成した。このブロ
ック状物を50℃で乾燥した。
これは、粒界を残した融着状態で嵩密度が0.51g/
cm3の粟おこしの形状を呈したブロック状物であり、
1,500部を得た。このブロック状物を粗砕した後、
超音速ジェット粉砕機ID52型(日本ニューマチック
工業株式会社製)を用い9.5kg/hrのフィード量
で解砕し、着色微粒子(6)を得た。
得られた着色微粒子(6)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径か6
.15μmで粒子径の変動係数が22.5%であった。
この着色微粒子(6)をそのまま電子写真用トナー(6
)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会社リ
コー製)により画像出しを行なった結果は第1表に示し
た通りであった。
実施例7 実施例1で用いたアニオン性界面活性剤としてのドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部に代わり、ノニオ
ン性界面活性剤としてノニポール200(三洋化成株式
会社製)10部を用いる以外は実施例1と同じ操作を行
なった結果、平均粒子径5.75μm、粒子径の変動係
数が19.5%、の着色球状微粒子の懸濁液を得た。こ
の懸濁液を濾別し、得られたケーキを85℃の温度およ
び90%の相対湿度に保たれた雰囲気中で15分間加熱
加湿処理を行なったところ、粒子同士が融着してなるブ
ロック状物の塊状物を形成した。このブロック状物を5
0℃で乾燥した。これは、粒界を残した融着状態で嵩密
度が0. 62g/cm3の粟おこしの形状を呈したブ
ロック状物であり、1.500部を得た。このブロック
状物を粗砕した後、超音速ジェット粉砕機ID52ff
(日本ニューマチック工業株式会社製)を用い7kg/
hrのフィード量で解砕し、着色微粒子(7)を得た。
得られた着色微粒子(7)をコールタ−カウンター(ア
パーチャ100μm)で測定した結果、平均粒子径が5
.65μmで粒子径の変動係数が21.7%であった。
この着色微粒子(7)をそのまま電子写真用トチ−(7
)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会社リ
コー製)により画像出しを行なった結果は第1表に示し
た通りであった。
比較例1 実施例4と同様の操作により得た着色球状微粒子のケー
キを140℃の温度および100%の相対湿度に保たれ
た加圧雰囲気中で1部分間加熱処理を行ない、粒子同士
が融着してなるブロック状物の塊状物を形成した。この
ブロック状物を50℃で乾燥し、1,500部を得た。
これを粗砕し、実施例4と同機種を用いて2kg/hr
のフィード回で粉砕し、比較用着色微粒子(a)を、得
た。
この比較用着色微粒子(a)の粒子の性状および該比較
用着色微粒子(a)をそのまま比較用電子写真用トナー
(a)として用いて、静電複写機(タイプ4060株式
会社リコー製)による画像出しを行なった結果は第1表
に示した通りであった。
比較例2 実施例4と同様の操作により得た着色球状微粒子の濾過
ケーキを85℃の温度および60%の相対湿度に保たれ
た雰囲気中で20分間加熱加湿処理を行ったが、粒子同
士がほとんど融着していないブロック状物を形成した。
このブロック状物を50℃で乾燥し1,500部得九0
これを粗砕し、実施例4と同機種を用いて20kg/h
rのフィード量で粉砕し比較用着色微粒子(b)を得た
。この比較用着色微粒子(b)を走査型電子顕微鏡写真
で観察した結果9割以上の粒子が球状であり、加熱加湿
処理の効果がまったく認められなかった。
この比較用着色微粒子(b)の粒子の性状および該比較
用着色微粒子(b)をそのまま比較用電子写真用トナー
(b)として用いて、静電複写機(タイプ4060 株
式会社リコー製)による画像出しを行なった結果は第1
表に示した通りであった。
比較例3 スチレン−アクリル樹脂(TB−1000F三洋化成株
式会社製)2,228部、カーボンブラックMA−10
OR(三菱化成株式会社製)187部および電荷制御剤
(Aizen 5pilon Black TRH)2
5部をヘンシェルミキサーにて予備混合し、これを加圧
ニーダにより150℃で30分間溶融混練した後、冷却
し、トナー塊を得た。このトナー塊を粗砕機て0.1m
m〜2mmに粗粉砕し、この粗トナーを実施例1と同機
種を用いて5kg/hrのフィード量で微粉砕を行ない
粉砕物を風力分級機(D S−2型日本ニューマチック
工業株式会社製)により分級し、比較用着色微粒子(c
)を1,500部得九0 この比較用着色微粒子(C)の粒子の性状および該比較
用着色微粒子(c)をそのまま比較用電子写真用トナー
(C)として用いて静電複写機(タイプ4060株式会
社リコー製)による画像出しを行なった結果は第1表に
示した通りであった。
(注1)解砕(粉砕)処理量 超音速シェツト粉砕機ID52型(日本ニューマチック
工業(株)製)を用いた時のフィード量をもって解砕(
粉砕)処理量とした。
(注2) 粒子径:コールタ−カウンター(コールタ−エレクトロ
ニクスINC製: TA−If型)により測定した。
変動係数:コールタ−カウンター(コールタ−エレクト
ロニクスINc製:TA−II型)により測定した。
摩擦帯電量:鉄キャリヤ(同和鉄粉(株)製:DSP−
128)との混合物(トナー濃度5重量%)を用いブロ
ーオフ粉体帯電量測定装置(東芝ケミカル(株)製:モ
デルTB−200)により測定した。
流動性:トナーの流動性は肉眼で評価した。
◎トナー粒子が独立して存在しさらさらした流動を示す
○トナー粒子は若干凝集しているが通常の流動を示す。
△トナー粒子の凝集がかなり認められ流動性の低下か見
られる。
×トナー粒子の凝集が著しく流動性の顕著な低下が見ら
れる。
(注3)画像出し評価 静電複写機画像出しくタイプ4060 (株)リコー製
またはNP−5000キヤノン(株)製)によりファク
シミリテストチャートNo、1を複写して得た画像で評
価した。
カブリ:グランドがトナーによって斑点状に汚れる現象
の有無を調べた。
細線再現性:ファクシミリテストチャートNo、1を複
写して得た画像の読み取り具合により評価した。
クリーニング性:ファクシミリテストチャートNo、l
を複写して得た画像より評価した。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明は、重合性単量体を着色剤お
よび/または磁性粉の存在下に懸濁媒体中に懸濁さて重
合を行ない、得られる3〜50μmの範囲の平均粒子径
を有する着色球状微粒子の懸濁液より該微粒子を分離し
、得られるケーキを50〜130℃の温度および相対湿
度70〜100%の条件下で高湿度加熱処理することに
より該粒子同士を融着させてブロック状にし、ついで該
ブロック状粒子を実質的に融着前の着色球状微粒子の平
均粒子径に解砕することを特徴とする着色微粒子の製造
法および該着色微粒子を含有してなる電子写真用トナー
であるから、粒度が均一でしかも粒子表面が凹凸状とな
っており、かつ懸濁重合に用いた界面活性剤及び分散剤
が著しく低減されてなり、湿度の変化を伴う物性の変動
がほとんど解消されている。また、高湿度加熱処理にお
いて相対湿度か70%以上であるので、濾過ケーキ中の
水分の蒸発が少なく、かつ濾過ケーキ中の水分が伝熱媒
体となるため、短時間で均一融着処理ができる。従って
本発明の着色微粒子は、鮮明な画像を形成しうると共に
流動性、クリーニング性にも優れた電子写真用トナーと
して好適に使用できるのを始め、その他塗料、インク、
樹脂組成物の着色剤あるいは改質剤としても使用するこ
とができる。
本発明の電子写真用トナーは上記着色微粒子を用いてな
り、湿度の影響を受けることなくあらゆる環境下で常に
高画質でかぶりのない画像を形成できるために、広範な
電子写真現像装置に使用できる。
【図面の簡単な説明】
参考第1図は本発明方法で得られる高湿度加熱処理工程
で得られるブロック状粒物の破断面の電子顕微鏡写真で
あり、また第2図は本発明方法で得られる着色微粒子の
電子顕微鏡写真である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重合性単量体を着色剤および/または磁性粉の存
    在下に懸濁媒体中に懸濁させて重合を行ない、得られる
    3〜50μm範囲の平均粒子径を有する着色球状微粒子
    の懸濁液より該微粒子を分離し、得られるケーキを50
    〜130℃の温度および相対湿度70〜100%の条件
    下で高湿度加熱処理することにより該粒子同士を融着さ
    せてブロック状にし、ついで該ブロック状粒子を実質的
    に融着前の着色球状微粒子の平均粒子径に解砕すること
    を特徴とする着色微粒子の製造法。
  2. (2)着色球状微粒子の懸濁液より該微粒子を分離する
    に際し、予め該懸濁液中の着色球状微粒子を凝集または
    沈澱させた後に分離することを特徴とする請求項1に記
    載の着色微粒子の製造法。
  3. (3)加熱加湿処理が70〜100℃の温度および相対
    湿度80〜100%の範囲の条件下で行なわれる請求項
    1または2に記載の着色微粒子の製造法。
  4. (4)着色剤としてカーボンブラックグラフトポリマー
    を用いて懸濁重合を行なう請求項1ないし3のいずれか
    一つに記載の着色微粒子の製造法。
  5. (5)ブロック状粒子の嵩密度が0.1〜0.9g/c
    m^3の範囲にある請求項1ないし4のいずれか一つに
    記載の着色微粒子の製造法。
  6. (6)解砕して得られた着色微粒子の平均粒子径が3〜
    50μmである請求項1ないし5のいずれか一つに記載
    の着色微粒子の製造法。
  7. (7)解砕して得られた着色微粒子の粒子径の変動係数
    が0〜80%である請求項6に記載の着色微粒子の製造
    法。
  8. (8)請求項1に記載の着色微粒子を含有してなる電子
    写真用トナー。
  9. (9)着色球状微粒子の懸濁液より該微粒子を分離する
    に際し、予め該懸濁液中の着色球状微粒子を凝集または
    沈澱させた後分離することを特徴とする請求項8に記載
    の電子写真用トナー。
  10. (10)凝集または沈澱させるに際し、該着色球状微粒
    子の樹脂に対して非溶媒である有機溶剤を添加すること
    よりなる請求項9に記載の電子写真用トナー。
  11. (11)着色球状微粒子が着色剤としてカーボンブラッ
    クグラフトポリマーを用いて懸濁重合により得られたも
    のである請求項8ないし10のいずれか一つに記載の電
    子写真用トナー。
  12. (12)ブロック状粒子の嵩密度が0.1〜0. 9g/cm^3の範囲にある請求項8ないし11のいず
    れか一つに記載の電子写真用トナー。
  13. (13)解砕して得られた着色微粒子の平均粒子径が3
    〜50μmである請求項8ないし12のいずれか一つに
    記載の電子写真用トナー。
  14. (14)解砕して得られた着色微粒子の粒子径の変動係
    数が0〜80%である請求項13に記載の電子写真用ト
    ナー。
JP2195514A 1988-08-30 1990-07-24 着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー Expired - Lifetime JP2898715B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2195514A JP2898715B2 (ja) 1990-07-24 1990-07-24 着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー
CA002047649A CA2047649A1 (en) 1990-07-24 1991-07-23 Method for production of microfine colored particles and electrophotographic toner using the particles
DE1991628263 DE69128263T2 (de) 1990-07-24 1991-07-24 Verfahren zur Herstellung mikrofeiner, farbiger Partikel und deren Verwendung in elektrophotographischen Tonern
ES91306742T ES2109257T3 (es) 1990-07-24 1991-07-24 Metodo para la produccion de particulas microfinas de color y toner electrofotografico que las utiliza.
KR1019910012726A KR960005187B1 (ko) 1990-07-24 1991-07-24 착색 미립자의 제조방법
TW80105777A TW205594B (ja) 1990-07-24 1991-07-24
EP19910306742 EP0468765B1 (en) 1990-07-24 1991-07-24 Method for production of microfine coloured particles and electrophotographic toner using the particles
EP96202451A EP0749986B1 (en) 1990-07-24 1991-07-24 Method for production of microfine coloured particles and electrophotographic toner using the particles
DE1991632500 DE69132500T2 (de) 1990-07-24 1991-07-24 Herstellungsverfahren mikroskopisch feiner, gefärbter Teilchen und elektrophotographische Toner die die Teilchen umfassen
US08/082,365 US5559168A (en) 1988-08-30 1993-06-28 Method for production of microfine colored particles and electrophotographic toner using the particles
KR1019950004221A KR960005188B1 (ko) 1990-07-24 1995-02-28 전자사진용 토너
KR1019950004222A KR950014871B1 (ko) 1990-07-24 1995-02-28 현탁매체로부터의 구상미립자의 회수방법
US08/947,359 US5929139A (en) 1988-08-30 1997-10-08 Method for production of microfine colored particles and electrophotographic toner, using the particles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2195514A JP2898715B2 (ja) 1990-07-24 1990-07-24 着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0481430A true JPH0481430A (ja) 1992-03-16
JP2898715B2 JP2898715B2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=16342348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2195514A Expired - Lifetime JP2898715B2 (ja) 1988-08-30 1990-07-24 着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー

Country Status (7)

Country Link
EP (2) EP0468765B1 (ja)
JP (1) JP2898715B2 (ja)
KR (1) KR960005187B1 (ja)
CA (1) CA2047649A1 (ja)
DE (2) DE69128263T2 (ja)
ES (1) ES2109257T3 (ja)
TW (1) TW205594B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004002501A (ja) * 2002-05-27 2004-01-08 Fuji Photo Film Co Ltd インクジェットプリンタ用油性インク組成物
US7645552B2 (en) * 2004-12-03 2010-01-12 Xerox Corporation Toner compositions

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL271050A (ja) * 1961-11-18
DE2346653C3 (de) * 1973-09-17 1980-12-11 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Herstellung von pulverförmigen Elastomer-Mischungen mit Kieselsäuren und Silikaten
CA1091864A (en) * 1976-06-29 1980-12-23 Mark J. Marquisee Nontacky shaped objects from polymer latices
DE2846757A1 (de) * 1978-10-27 1980-05-08 Basf Ag Verfahren zum kontinuierlichen faellen und sintern von styrol-acrylnitril-pfropfpolymeren aus dispersionen
US4617249A (en) * 1985-07-16 1986-10-14 Xerox Corporation Dispersion polymerization process for toner compositions
EP0274741B1 (en) * 1986-12-27 1994-03-02 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Method of recovering polymer agglomerates as dry powders or granules
CA1313968C (en) * 1987-06-29 1993-03-02 Jiro Yamashiro Process for producing toners for use in electrophotography
CA1336479C (en) * 1988-08-30 1995-08-01 Yoshikuni Mori Coloring fine particle and toner for developing electrostatic images using the same

Also Published As

Publication number Publication date
DE69128263T2 (de) 1998-05-28
CA2047649A1 (en) 1992-01-25
DE69128263D1 (de) 1998-01-08
KR960005187B1 (ko) 1996-04-22
EP0749986B1 (en) 2001-01-03
EP0468765A1 (en) 1992-01-29
DE69132500T2 (de) 2001-06-13
EP0749986A2 (en) 1996-12-27
TW205594B (ja) 1993-05-11
JP2898715B2 (ja) 1999-06-02
EP0749986A3 (en) 1997-06-04
ES2109257T3 (es) 1998-01-16
DE69132500D1 (de) 2001-02-08
EP0468765B1 (en) 1997-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0357376B1 (en) Coloring fine particle and toner for developing electrostatic images using the same
JPH0545931A (ja) 着色微粒子の製造方法およびそれを用いてなる電子写真用トナー
US6054244A (en) Process for producing toner
KR100779883B1 (ko) 토너 및 그 제조방법
US5929139A (en) Method for production of microfine colored particles and electrophotographic toner, using the particles
JP2007101593A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
US5559168A (en) Method for production of microfine colored particles and electrophotographic toner using the particles
JP2000305317A (ja) トナーの製造方法
JPH0481430A (ja) 着色微粒子の製造法およびそれを用いてなる電子写真用トナー
JP2912662B2 (ja) 電子写真用乾式トナー
US5193751A (en) Coloring fine particles and toner for developing electrostatic images using the same
JP2766540B2 (ja) 着色微粒子およびこれを用いてなる静電荷像現像用トナー
JP2629093B2 (ja) 着色微粒子の製造方法およびそれを用いてなる電子写真用トナー
JPH03209267A (ja) 着色微粒子およびこれを用いた静電荷像現像用トナー
JP2744335B2 (ja) トナーの製造方法
JP2765937B2 (ja) 着色微粒子およびこれを用いてなる静電荷像現像用トナー
JPH03243628A (ja) 着色微粒子の製造方法およびそれを用いてなる電子写真用トナー
JPH05241376A (ja) トナーおよびその製造方法
JPH05100483A (ja) 重合トナーの製造方法
JPH06175402A (ja) 電子写真用トナーの製造方法
JP2002169323A (ja) トナー
JPH02167564A (ja) 着色微粒子およびこれを用いてなる静電荷像現像用トナー
JPH04102861A (ja) 静電荷像現像用トナー
JPH05188642A (ja) 重合トナーの製造方法
JP2003015357A (ja) 電子写真用トナーの製造方法