JPH0478328A - ワンウェイクラッチ - Google Patents

ワンウェイクラッチ

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JPH0478328A
JPH0478328A JP19057590A JP19057590A JPH0478328A JP H0478328 A JPH0478328 A JP H0478328A JP 19057590 A JP19057590 A JP 19057590A JP 19057590 A JP19057590 A JP 19057590A JP H0478328 A JPH0478328 A JP H0478328A
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JP
Japan
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coil spring
peripheral wall
pawl
annular
annular peripheral
Prior art date
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Application number
JP19057590A
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English (en)
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JP2568934B2 (ja
Inventor
Teruaki Imai
照明 今井
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転伝達装置に組み込むワンウェイクラッチ
に間する。
〔従来技術〕
従来ワンウェイクラッチには、第10図のようにカップ
7の内周にスプリング8を圧接するスプリング式ワンウ
ェイクラッチや、第11図のようにカップ7の内周のラ
チェット係合側に一対のラチェツト爪9側を係合するラ
チェット式ワンウェイクラッチや、実開昭63−356
92号公報のようにラチェツト歯に環状の爪ばねて付勢
された伝動型を係合するラチェット式ワンウェイクラッ
チが知られている。
一般にワンウェイクラッチに要求される王な機能は、l
)保持トルクが大きい。2)空転トルクが小さい。3〉
ノイズが出ない。4)安価である等である。
しかし、上記第10図の従来技術では1)の保持トルク
を大きくするとスプリング8の線径が太く、又はカップ
との圧入しろを大きくすることになり、空転トルクが大
きくなって上記1)と2)が相反する機能となる。
上記第11図及び実開昭63−35692号公報のラチ
ェット式ワンウェイクラッチでは、ラチェット及び伝動
型が常時ラチェツト歯との係合方向に付勢されているか
ら、ノイズは避けられず、空転トルクも大きい等の欠点
がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記欠点に鑑み、保持トルクが大きく、空転ト
ルクが小さく、ノイズがなく、安価である等ワンウェイ
クラッチに要求される主な機能が満足出来るワンウェイ
クラッチを提案することである。
〔発明の構成〕
本発明は、駆動体と従動体との一方に凹部、他方に凸部
を形成し、凹部と凸部を嵌合する装置に於て、凹部には
環状周壁と、爪が係合する複数の凹溝の環状歯部を設け
、環状周壁に一端を内向きに折曲したコイルバネを接触
させて嵌合し、コイルバネの折曲部が遊嵌する溝を有し
、上記凹溝に係脱自在の爪を凸部と環状歯部との間で、
凸部に支持若しくは係合させ、爪と凸部が一体的に回転
するようにしたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本発明を説明する。ワンウェイ
クラッチは第1図から第7図で内側の回転体を駆動体1
とし、外側の回転体を従動体2とすると、第1図から第
5図で駆動体1は鍔部1aの一側に大小の凸部lb、 
lcが設けられ、他側に歯車1dが形成されると共に中
心に軸孔1eと軸筒孔1fが形成されている。凸部1b
、 Icには円弧aとV字状の斜面すと水平面Cとから
なる切欠部】gが形成されている。切欠部1gには爪3
が落し込まれている。
従動体2は第1図から第3図、第6図、第7図のように
カップ状に形成されて凹部2aに環状周壁2bと、複数
の凹溝からなる環状歯部2Cと軸筒部2dが設けられ、
外周に歯部2eが設けられている。
爪3は底面に円弧部3aが形成されると共に四半内部3
bと、−側に伸びた爪部3Cて形成されて四半内部3b
に@36が形成されている。
駆動体1の小径凸部1cと爪3の四半内部3bの外周に
は細い線径のコイルバネ4が嵌められるように組み合わ
されて外周は従動体2の環状周壁2bに圧接され、コイ
ルバネ4の折曲部4aは爪3の溝3dに遊嵌されている
駆動体1の軸孔1dと従動体2の軸筒部2dの中心孔に
は軸5が嵌合されている。
駆動体1が従動体2の凹部2a内に朝み立てられる時は
、l)凹部2a内の環状周壁2bにコイルバネ4がごく
軽く圧入され、2)切欠部1gには爪3が落し込まれ、
3)コイルバネ4の折曲部4aが爪3の溝3dに引っ掛
けられるように駆動体1と従動体2が組み合わされる。
ワンウェイクラッチの動作は、第1図のように駆動体1
が反時計方向に回転されると、コイルバネ4は環状周壁
2bに接触された状態で反時計方向に回転力を受けるか
ら、折曲部4aて爪3の爪部3Cを環状歯部2cから離
脱する方向に働くと共に、コイルバネ4は環状周壁2b
と接触圧が弱まる方向に回転されるのでスリップして駆
動体1に対して従動体2は空転状態となる。
次に第1図で駆動体1が時計方向に回転されると、コイ
ルバネ4は環状周壁2bに接触された状態で反時計方向
に回転力を受けるから、第8図のように折曲部4aで爪
3が引き起こされて爪3の爪部3Cが環状歯部2Cに係
合されると共に、コイルバネ4は環状側Et2bと接触
圧が強まる方向に回転されるので、爪部3Cと環状歯部
2Cの係合が保持されて駆動体1の回転が従動体2へ伝
達される。
上記のようにワンウェイクラッチが構成されると、爪3
によって駆動体1の回転が従動体2へ伝達されるから保
持トルクが大きくなる。又、空転時は細い線径のコイル
バネ4が環状周壁2bと接触するから空転トルクが小さ
くなる。更に空転時は爪3の爪部3Cが環状歯部2Cか
ら離脱されるのでノイズがなく、構造が簡単であるから
安価になり、ワンウェイクラッチに要求される主な機能
が満足される。又、第1図、第2図のように従動体20
開口部が駆動体1の鍔部1aで寒がれていると、凹部2
a内に異物が入らず、爪3の飛び出しが防止出来る。
前記説明では内側の回転体を駆動体1とし、外側の回転
体を従動体2としたが、内側の回転体を従動体とし、外
側の回転体を駆動体としてもよい。
その時第1図で外側の回転体が時計方向に回転されると
空転状態となり、第8図で外側の回転体が反時計方向に
回転されると回転伝達状態となる。
第9図は爪3の支持構造の変形例で、駆動体1に支軸6
を固定し、この支軸6に爪3が回動自在に嵌合枢支され
ている。
この変形例のように爪3を支持すると、駆動体1と爪3
を組み立てた後、従動体2の凹部2a内に駆動体1が組
み込み出来るから組み立てが容易になる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成されたから、爪によって駆動
体の回転が従動体へ伝達されるから保持トルクが大きく
なり、空転時は細い線径のコイルバネが環状周壁と接触
するのみであるから空転トルクが小さくなり、更に空転
時は爪の爪部が環状歯部から離脱されるのでノイズが発
生せず、構造が簡単であるから安価になる等優れた効果
を奏するワンウェイクラッチを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例が示され、第1図はワンウェイ
クラッチの空転状態を示す第2図の■−I線断面正面図
、第2図はワンウェイクラッチの縦断面側面図、第3図
はワンウェイクラッチの一部断面分解斜視図、第4図は
凸状の一方の回転体の断面側面図、第5図は凸状の一方
の回転体の正面図、第6図はカップ状の他方の回転体の
断面側面図、第7図はカップ状の他方の回転体の正面図
、第8図はワンウェイクラッチの回転伝達状態を不す断
面正面図、第9図は爪支持構造の変形例の一部を示す要
部断面正面図、第1O図は従来のワンウェイクラッチの
分解斜視図、第1I図は従来のワンウェイクラッチの一
部断面分解斜視図である。 1・・・駆動体、1b、IC・・・凸部、2・・・従動
体、2a・・・凹部、2b・・・環状周壁、2C・・・
複数の凹溝からなる環状歯部、3・・・爪、3d・・・
溝、4・・・コイルバネ、4a・・・折曲部。 出願人 株式会社三協精機製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、駆動体と従動体との一方に凹部、他方に凸部を形成
    し、凹部と凸部を嵌合する装置に於て、凹部には環状周
    壁と、爪が係合する複数の凹溝の環状歯部を設け、環状
    周壁に一端を内向きに折曲したコイルバネを接触させて
    嵌合し、コイルバネの折曲部が遊嵌する溝を有し、上記
    凹溝に係脱自在の爪を凸部と環状歯部との間で、凸部に
    支持若しくは係合させ、爪と凸部が一体的に回転するよ
    うにしたワンウェイクラッチ。
JP2190575A 1990-07-20 1990-07-20 ワンウェイクラッチ Expired - Lifetime JP2568934B2 (ja)

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JPH0478328A true JPH0478328A (ja) 1992-03-12
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100441484C (zh) * 2003-09-04 2008-12-10 Ntn株式会社 单方向间歇输送装置
US8347779B2 (en) 2006-12-21 2013-01-08 Koganei Corporation Rotary actuator

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5690127A (en) * 1979-12-25 1981-07-22 Pioneer Electronic Corp One-way rotation transferring mechanism
JPS6210493U (ja) * 1985-07-02 1987-01-22

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US8347779B2 (en) 2006-12-21 2013-01-08 Koganei Corporation Rotary actuator

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