JP3227376B2 - リコイルスタータ - Google Patents

リコイルスタータ

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JP3227376B2
JP3227376B2 JP09447096A JP9447096A JP3227376B2 JP 3227376 B2 JP3227376 B2 JP 3227376B2 JP 09447096 A JP09447096 A JP 09447096A JP 9447096 A JP9447096 A JP 9447096A JP 3227376 B2 JP3227376 B2 JP 3227376B2
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cam
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recoil starter
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沼 崇 郎 鵜
川 勲 綱
上 真 之 村
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Showa Kiki Kogyo Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N3/00Other muscle-operated starting apparatus
    • F02N3/02Other muscle-operated starting apparatus having pull-cords

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Gears, Cams (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は経年的な使用や劣悪
な環境の下でも円滑な始動操作を維持し、寿命の低下を
防止できるとともに、部品点数を低減して安価に製作で
き、しかも構造の多様化を図れるようにしたリコイルス
タータに関する。
【0002】
【従来の技術】リコイルスタータの一つの構造形式とし
て、ロープを引張りリールを回転させて、ドグを軸方向
に移動しフライホイールと係合させて、機関を始動する
ようにしたものがある。
【0003】例えば実公平2ー19588号には、リー
ルの表面に一対の斜面を突設し、該斜面に沿ってブレー
キプレートの制動力を介し、軸方向へ移動可能な駆動プ
レートを設け、該プレートを前記斜面に常時係合可能に
配置する一方、駆動プレートに複数のクラッチ歯を設
け、機関の始動時に駆動プレートを軸方向へ移動し、そ
のクラッチ歯をフライホイルのクラッチ歯に係合させ
て、機関を始動するようにしたリコイルスタータが示さ
れている。
【0004】しかし、この従来のリコイルスタータは、
駆動プレートをリールの斜面に常時係合させるリテーナ
スプリングを要して、部品点数が増加し、コスト高を助
長するうえに、経年的な使用時や劣悪な環境の下では、
円滑な始動操作が損なわれ寿命が低下する等の問題があ
った。
【0005】すなわち、リテーナスプリングは、駆動プ
レートの機関側への移動を阻止する作用を有するから、
駆動プレートをリールの斜面に押える力と、ブレーキプ
レートの制動力と、ロープの戻し力とのバランスを保つ
必要がある。
【0006】例えば、リテーナスプリングの弾性が大き
いと、ロープを引いたとき、駆動プレートとブレーキプ
レートとが一体に回転し、それらの間に相対回転が生じ
ないため、駆動プレートが機関側に移動しなくなる。そ
こで、ブレーキプレートの制動力を強くすると、制動力
がロープの戻り力を減殺するため、ロープの戻り力が低
下する。
【0007】一方、リテーナスプリングの弾性が小さい
と、リコイルスタータの取り付け方によって機関が下方
に位置する場合、ロープを戻したとき、リテーナスプリ
ングが駆動プレートの自重を支えることができず、した
がって駆動プレートがリールの斜面に常時係合し得ず、
リール側に移動できない、という問題を生ずる。
【0008】このようなリテーナスプリングによるバラ
ンスの確保は、リコイルスタータの使用初期には可能で
あるが、経年的な使用時にはリテーナスプリングがへた
り、該スプリングの弾性が小さいときと同様な事態に陥
る。このような状態で砂や埃が多い劣悪な環境でリコイ
ルスタータを使用すると、駆動プレートとリールの斜面
との常時係合部に砂や埃が入ってカジリを起こしたり、
駆動プレートが軸方向へ円滑に移動できなくなって、円
滑な始動操作が損なわれ寿命が低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、経年的な使用や劣悪な環境の下でも円滑な
始動操作を維持し、寿命の低下を防止できるとともに、
部品点数を低減し、これを安価に製作でき、しかも構造
の多様化を図れるようにしたリコイルスタータを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ケー
スに回転可能に支持したリールと、該リールに機関側に
向けて設けた斜状の第1カムと、リールと同軸上に回転
かつ軸方向に移動可能に軸支したドグと、該ドグに、機
関側の係合部と係合可能な係合爪と、前記第1カムに係
合可能に設けた第1カムフォロアーとを設け、前記ドグ
に係合可能で、かつドグの回動を制動可能にリールに装
着したリテーナと、リールに突設され、かつリールの始
動回動時にドグと係合可能な凸部とを備えたリコイルス
タータにおいて、前記リールに反機関側に向けて斜状の
第2カムを設け、該第2カムに係合可能な第2カムフォ
ロアーをドグに設け、経年的な使用や劣悪の環境の下で
も、円滑な始動操作を維持し、寿命の低下を防止できる
とともに、部品点数を低減し、これを安価に製作できる
ようにしている。請求項2の発明は、係合爪を第1カム
フォロアーに近接して設け、始動時に係合爪が受ける衝
撃を、第1カムフォロアーを介し第1カムで受けて、ド
グの安定化を図り、ドグの変形や破損を防止するように
している。請求項3の発明は、係合爪を、第1カムフォ
ロアーと反対側のドグ側面で、かつ第1カムフォロアー
と対応する位置に設け、始動時に係合爪が受ける衝撃
を、係合爪と直近の第1カムフォロアーを介し第1カム
で受けて、ドグの曲げモーメントの発生を防止し、その
安定性を向上するとともに、ドグの変形や破損防止を増
進するようにしている。請求項4の発明は、第1カムフ
ォロアーをドグ側面より反機関側へ突設し、係合爪の衝
撃を第1カムフォロアーを介し第1カムで確実に受け、
ドグの安定化を図るとともに、第1カムに対する係合摩
擦を低減し、ドグの作動の円滑化を図るようにしてい
る。請求項5の発明は、係合爪を凸部に係合可能なドグ
の係合縁の近接位置に設け、始動時に係合爪が機関側の
係合部と係合する際、凸部を介して係合爪を安定して支
持し、ドグの安定した姿勢を確保することで、ドグの変
形や破損を防止するようにしている。請求項6の発明
は、第2カムをリールの半径方向で、かつ第1カムの内
側または外側位置に設け、多様な構造の第2カムを得ら
れるようにしている。請求項7の発明は、第2カムフォ
ロアーをドグの半径方向で、かつ第1カムフォロアーの
内側または外側位置に設け、第2カムフォロアーの多様
な構造に応じられるようにしている。請求項8の発明
は、第2カムを凸部と一体に構成し、それらの構成の簡
潔化と製作の容易化を図るようにしている。請求項9の
発明は、第2カムを凸部と離間して設け、それらの多様
な構造とリールとドグの構造の多様化を図れるようにし
ている。請求項10の発明は、第2カムをリールの半径
方向で、かつ凸部の内側または外側位置に設け、多様な
構造の第2カムを有するリールを得られるようにしてい
る。請求項11の発明は、第2カムをリールの円周方向
で、かつ凸部と同心円上に設け、リールの構造の簡潔化
を図れるようにしている。請求項12の発明は、ドグ周
面にドグアームを突設し、該アームの先端部に第2カム
フォロアーを設け、上記アームを介して第2カムフォロ
アーの作動を確保するようにしている。請求項13の発
明は、ロープの弛緩時にドグとリールとの相対回転を規
制可能な係止突起を設け、ドグがリールに対し軸方向に
当接するのを回避し、ドグアームの折損を未然に防止す
るようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明すると、図1乃至図13において1は機関
(図示略)を内蔵したカバーで、その側面にリコイルス
タータ2のケース3が取付けられている。上記ケース3
は合成樹脂によって略皿形に成形され、その底面と側周
面に複数の空気取入口4,5が設けられ、上記底面の内
側に中空筒状のセンターシャフト6が突設されてる。
【0012】センターシャフト6の外側周面には、合成
樹脂製のリール7がパイプカラー8を介して回転自在に
支持され、該リール7の側周面にロープ9を捲回可能な
ロープ溝10が形成されている。ケース3の底面と相対
するリール7の側面には、凹状のバネ室11が形成さ
れ、該室11にゼンマイバネ状のリコイルスプリング1
2が収容されている。
【0013】リコイルスプリング12の一端は、センタ
ーシャフト6の基部に掛け止められ、その他端がバネ室
11の周面に掛け止められていて、その弾性によりリー
ル7をロープ9の巻き込み方向へ回動可能に付勢してい
る。
【0014】パイプカラー8の基部周面には円形の凹部
13が設けられ、該凹部13の外周部の対称位置にリブ
状の第1カム14,14が突設されている。第1カム1
4の平面形状は、図5のようにリール7と同心円状に成
形され、その展開形状は図6のように、リール7の正転
方向(図2の矢視)に高さを漸減する略テーパ状に成形
されていて、それらの上面、つまり機関側の端面にカム
面14a,14bが設けられている。
【0015】このうち、カム面14aは図6のように、
凹部13の表面と平行な小高に成形され、該カム面14
aの終端部よりカム面14bが連続して成形され、該カ
ム面14bはリール7の正転方向に高さを漸減するテー
パ状に成形されていて、該カム面14bの終端部に平面
コ字形の凸部15が連結され、後述のドグと係合可能に
されている。
【0016】凸部15,15は凹部13の外周部の対称
位置に突設され、その上端部、つまり機関側端部はカム
面14bの終端部高さよりも高く成形されている。第1
カム14,14の半径外方向には、凹部13の外端部に
沿って起立壁16,16が突設され、該壁16はリール
7の正転方向に高さを漸減する略テーパ状に成形され、
その上端部にテーパ状のガイドプレート17が半径外方
向に突設されている。
【0017】起立壁16とガイドプレート17との一端
は前記凸部15に連結され、該プレート17の下面、つ
まり機関と反対側面に第2カム18が設けられている。
第2カム18のカム面は図7のように水平に形成され、
該カム18は平面上、第1カム14と同心円状の円弧状
に形成され、その展開形状は図8のように、第1カム1
4と同様なテーパ状に形成されている。図中、19はリ
ール7に複数設けた通気孔である。
【0018】リール7の隣接位置には鋼板製のドグ20
が配置され、該ドグ20は図3のように扁平な皿形に形
成され、その中央にパイプカラー8を挿入可能な通孔2
1が形成されている。通孔21の両側には略地紙形状の
係合穴22,22が設けられ、該穴22,22の片側の
係合縁22a,22aは、前記凸部15,15の係合面
15a,15aに係合可能にされ、その外端部がドグ2
0の外周部に開口している。
【0019】係合縁22a,22aの中間位置には、第
1カムフォロアー23,23が機関と反対側に向けてU
字形に折り曲げられ、ドグ20の側面より反機関側に突
出していて、第1カム14のカム面14a,14b上を
滑動可能に配置されている。
【0020】また、係合縁22a,22aの外端部に
は、一対のドグアーム20a,20aがリール7の逆転
方向に突設され、該アーム20a,20aの先端部に第
2カムフォロアー24が設けられている。この場合、ド
グアーム20aおよび第2カムフォロアー24の数は、
実施形態のような一対に限らず、単一または2つ以上で
あってもよい。第2カムフォロアー24は第1カムフォ
ロアー23と反対側、つまり反機関側に斜状に折り曲げ
られ、第2カム18と係合可能に配置されている。
【0021】この場合、第2カムフォロアー24を斜状
に屈曲する代わりに、単に上記方向に屈曲してもよく、
そのようにすることで第2カムフォロアー24の構成や
製作が簡潔になる。
【0022】係合穴22,22の対称軸と直交する通孔
21の両側縁には、一対のガイド部25,25が設けら
れ、これらのガイド部25,25に後述するリテーナの
脚が摺動可能に挿入されている。前記係合縁22aと相
対する開口縁側部には、平面V字形状の係合爪26が起
立形成され、機関に連係するフライホイール27の係合
部28と係合可能にされている。
【0023】図中、29はケース3の底面の中央に突設
した支軸で、センターシャフト6の内側に配置され、該
軸29の先端に止輪30を介して、リテーナ31が取り
付けられている。リテーナ31は略皿状に形成され、そ
の中央に支軸29の先端部を挿入可能な透孔32が形成
され、その外周部に一対の脚33,33が対向して突設
されている。
【0024】リテーナ31とセンターシャフト6の先端
内部との間には、ブレーキバネ34が介挿され、その弾
性を介してドグ20の回動を制動可能にしている。この
他、35はロープ10の外端部に掛け止めたハンドル、
36はケース3の端部周面に複数形成した取付部で、そ
の板面にビス孔37を形成している。
【0025】図14乃至図45は本発明の他の実施の形
態を示し、前述の実施形態と対応する構成部分には同一
の符号を用いている。このうち、図14乃至図25に示
す第2の実施形態は、第1カム14を前述の実施形態よ
りも更に半径外方向へ配置し、第1カム14と第2カム
18とを平面的に半径方向へ隣接させるとともに、係合
爪26を第1カムフォロアー23の近接位置である直下
位置に設けている。
【0026】すなわち、係合爪26を、第1カムフォロ
アー23と反対側のドグ20側面で、かつ第1カムフォ
ロアー23と対応する位置に設け、始動時に係合爪26
が受ける衝撃を、直近の第1カムフォロアー23を介し
第1カム14で受けて、ドグ20を安定して支持し、ド
グの変形や破損を防止するようにしている。更に、係合
爪26を係合縁22aに臨ませて機関側に突設し、係合
爪26と係合部28との係合時、係合爪26が受ける衝
撃を係合縁22aを介して凸部15で受け、ドグ20を
安定して支持することで、ドグ20の変形や破損を防止
するようにしている。
【0027】なお、この実施形態は、起立壁16を上方
へ延設して第1カム14を成形し、該カム14をガイド
プレート17の半径内方向に隣接して配置し、該プレー
ト17の裏面に位置する第2カム18に対し、平面的に
半径内方向に隣接して配置している。
【0028】図中、38は凸部15の一側に突設した山
形の支持壁で、第1カム14ないし起立壁16と同心円
上に配置され、該壁38と第1カム14との間に略鋸歯
状の係止突起39が突設されていて、ロープ9の弛緩
時、ドグ20がリール7に対し軸方向に当接するのを回
避し、ドグアーム20a,20aの折損を未然に防止す
るようにしている。
【0029】ドグ20は合成樹脂で異形の板体に成形さ
れ、その係合穴22,22の係合縁22a,22aに臨
ませて、係合爪26,26を突設している。係合爪26
は図示のように略山形に形成され、その係合面15aと
の当接側にテーパ面26aを形成していて、機関始動
後、係合部28と当接した際、リール7の原位置復帰を
促すようにされている。
【0030】ドグ20の反機関側面で係合爪26の直上
位置には、第1カムフォロアー23がドグ20の側面よ
り反機関側に突設され、該フォロアー23は図24のよ
うに略山形に成形され、そのテーパ面23aを第1カム
14上に係合かつ滑動可能に配置している。
【0031】図中、40は通孔21の外側の対称位置に
形成した長孔で、該孔40にリテーナ31の脚33が挿
入されている。41は脚33の下端に形成した切欠、4
2はドグ20の周面に突出した張出部で、前記係止突起
39と係合可能にされている
【0032】このような実施形態のリコイルスタータ
は、始動操作前は図14,23のようにドグ20がリー
ル7側に位置し、その張出部42が係止突起39に当接
して静止し、ロープ9の弛緩時、ドグ20がリール7に
対し軸方向に当接するのを回避し、ドグアーム20a,
20aの折損を未然に防止する。その際、第1カムフォ
ロアー23は、第1カム14の最下位置に係合可能に位
置し、また第2カムフォロアー24は第2カム18の中
高位置に位置している。
【0033】このような状況の下でハンドル35を引張
ると、リール7が図14の矢視方向へ正転し、これにド
グ20が同動して、長孔40にリテーナ31の脚33が
係合し、ドグ20が回転を停止する。
【0034】リール7が更に同方向へ回転すると、第1
カム14が裾側から第1カムフォロアー23の下方に潜
り込み、換言すれば第1カムフォロアー23が第1カム
14上を滑動して機関側へ移動する。
【0035】そして、ドグ20が機関側へ最も移動し、
係合面15aが係合縁22aに当接したところで、ドグ
20が移動を停止し、同時に係合爪26が係合部28に
係合して、フライホイール27を押し回わし機関を起動
する。この状況は図15,25のようである。
【0036】その際、係合爪26は係合部28との係合
によって衝撃を受け、この衝撃の垂直分力は係合爪26
の直近、つまり図15上係合爪26の直下に位置する第
1カムフォロアー23を介して、第1カム14で受け止
められ、ドグ20を安定に支持して、ドグ20の変形や
破損を防止する。また、係合面15aが係合縁22aに
当接し、係合縁22aに突設した係合爪26を支持する
から、つまり係合爪26を直近で支持するから、ドグの
曲げモーメントや捩りの発生を防止し、その安定性を向
上するとともに、ドグの変形や破損防止を増進すること
ができる。
【0037】こうして、機関が起動し、フライホイール
27の回転速度がリール7の回転速度を上回るようにな
ると、係合部28が係合爪26のテーパ面26aと係合
し、該面26aに作用する係合分力によって、ドグ20
の原位置復帰が促され、ドグ20がリール7側に移動し
て原位置に復帰する。
【0038】その際、第2カムフォロアー24が第2カ
ム18と係合し、上記復帰移動を誘導する。このように
上記第2実施形態は、ドグ20の変形や破損を防止し、
その確実な作動と寿命の向上を得られるものである。
【0039】図26乃至図28は本発明の第3の実施形
態を示し、この実施形態は第2の実施形態と実質的に同
一であるが、該実施形態に存置した第1実施形態の第1
カム14を除去し、リール7の構成を簡潔にして、その
成形の容易化を図るようにしたことを特徴にしている。
【0040】図29乃至図31は本発明の第4の実施形
態を示し、この実施形態は第1カム14と第2カム18
との半径方向の位置を入れ替え、第1カム14を第2カ
ム18の半径外方向に隣接して配置するとともに、これ
に対応して第1カムフォロアー23と第2カムフォロア
ー24との半径方向の位置を入れ替え、第1カムフォロ
アー23を第2カムフォロアー24の半径外方向に隣接
して配置している。
【0041】そして、ドグアーム20aをドグ20の周
面から放射外方向に突出し、その突出長さを前記第2カ
ム18に位置に対応して短小に構成し、ドグアーム20
aの強度向上とドグ20の構成の簡潔化を図るようにし
たことを特徴にしている。
【0042】図32乃至図34は本発明の第5の実施形
態を示し、この実施形態は第4の実施形態と同様に第1
および第2カム14,18と、第1および第2カムフォ
ロアー23,24とを半径方向に隣接して配置するとと
もに、ドグアーム20aをドグ20周面から、リール7
の正転方向に円弧状に突出し、その先端部に第2カムフ
ォロアー24を設けている。
【0043】また、第1および第2カム14,18をリ
ール7の半径方向に隣接して配置する代わりに、第1お
よび第2カム14,18を凸部15を挟んで、凹部13
外周の略同心円上に離間して配置し、リール7の構成の
簡潔化と成形の容易化を図るようにしたことを特徴にし
ている。
【0044】図35乃至図37は本発明の第6の実施形
態を示し、この実施形態は第4の実施形態と同様に第1
および第2カム14,18と、第1および第2カムフォ
ロアー23,24とを半径方向に配置するとともに、第
2カム18を第1カム14および凸部15から分離して
半径内方向に配置し、かつ該カム18の機関寄りの端部
を第1カム14の機関寄りの端部と同角度位置に配置し
ている。
【0045】そして、放射外方向に突出したドグアーム
20aの長さを更に短小に構成し、ドグ20の構成の簡
潔化と移動の安定化、並びにドグアーム20aの強度向
上を図るようにしたことを特徴にしている。
【0046】図38乃至図40は本発明の第7の実施形
態を示し、この実施形態は第6の実施形態と同様に第1
および第2カム14,18と、第1および第2カムフォ
ロアー23,24とを半径方向に配置するとともに、第
2カム18をガイドプレート17の外周側に設けてい
る。
【0047】また、ドグアーム20aをドグ20の外周
からリール7の正転方向に円弧状に突出し、その先端部
に設けた第2カムフォロアー24を第1カムフォロアー
23の一端に近接配置し、ドグ20の移動の安定化を図
るようにしている。
【0048】図41乃至図43は本発明の第8の実施形
態を示し、この実施形態は第1カム14と凸部15とを
第2カム18の半径内方向に離間して配置するととも
に、係合縁22aから短小なドグアーム20aを突設
し、ドグ20の構成の簡潔化と移動の安定化、並びにド
グアーム20aの強度向上を図るようにしている。
【0049】図44乃至図46は本発明の第9の実施形
態を示し、この実施形態は第1カム14と凸部15とを
第2カム18の半径内方向に離間して配置し、リール7
の構成の簡潔化を図るとともに、第2カム18の機関側
端部を第1実施形態と同様に、係合面15aと反対側の
端面と等角度位置に配置している。
【0050】次に第1実施形態のリコイルスタータの作
動について説明する。後述のようにリテーナ31によっ
て制動されたドグ20が、第1カムフォロアー23と第
1カム14との係合によって軸方向に移動し、第2カム
フォロアー24と第2カム18との係合が可能になる。
その結果、従来のリテーナスプリングが不要になって、
その分部品点数が低減し、その組み付けの手間から解消
されて、これを安価に製作することができる。
【0051】この場合の組み付け状況は図1のようで、
ドグ20の通孔21にパイプカラー8を挿入し、そのガ
イド部25,25にリテーナ31の脚33,33を挿入
し、該リテーナ31を止輪30を介して、センターシャ
フト6の先端に掛け止めている。
【0052】したがって、ドグ20は脚33,33に沿
って軸方向に移動可能で、始動操作前はリール7側に位
置し、リコイルスタータ1の設置状況、例えばこの実施
形態のような横置き状態では、図9のように第1カムフ
ォロアー23がカム面14aに近接し、または接触して
いる。
【0053】上記第1カムフォロアー23は、図2のよ
うに第1カム14の移動域上に位置し、またリテーナ3
1は、ブレーキバネ34の弾性によって止輪30に押し
付けられ、その接触面圧力ないし摩擦力によって回動を
抑制されている。更に、図7および図9のように、第2
カムフォロアー24が第2カム18と係合し、ドグ20
の回動ないし揺動を防止している。
【0054】このような状況の下でハンドル35を介し
ロープ9を引き出すと、リール7が図7の矢視方向に正
転駆動し、これと一体の凸部15が同動して、第2カム
18が第2カムフォロアー24から離れる。
【0055】この後、第1カムフォロアー23が、カム
面14aからカム面14bへ移動し、該面14bを図1
1のように滑動するとともに、ドグ20がリテーナ31
の脚33に沿って機関側へ移動する。
【0056】そして、第1カムフォロアー23がカム面
14bの機関側端部に移動し、つまりドグ20が最も機
関側へ移動し、係合縁22aが凸部15の係合面15a
に当接したところで、ドグ20がリール7と一体に回転
し始める。
【0057】この後、ドグ20の回転速度が次第に増速
し、係合爪26がフライホイール27の係合部28と係
合して、ドグ20の回転力がフライホイール27に伝達
され、該ホイール27が回転することで、これに連係す
る機関が始動する。
【0058】こうして、機関が始動すると、係合部28
の回転速度が係合爪26を上回り、両者の間に速度差を
生じて、係合爪26と係合部28との係合解除が促され
る。更に、フライホイール27の回転速度が次第に増速
し、係合爪26と係合部28が当接すると、ドグ20の
逆転が促され、第2カムフォロアー24がリール7の第
2カム18に係合して、ドグ20がリール7側に強制的
に移動される。
【0059】このような状況と前後して、機関の始動後
ハンドル35を手放すと、リール7がリコイルスプリン
グ12の弾性によって逆転し、ロープ9がケース3内に
引き込まれロープ溝10に捲回される。
【0060】一方、凸部15が第1カムフォロアー23
から離反し、その第2カム18が第2カムフォロアー2
4に接近して、これらが図13のように係合し、かつそ
の際第2カム18によるリール7側への係合分力によっ
て、ドグ20の原位置復帰が促される。
【0061】この後、リール7が更に逆転し、第2カム
18が第2カムフォロアー24に更に係合して、ドグ2
0がリール7側へ移動し、原位置に復帰したところでリ
ール7が静止する。
【0062】このように、本発明は、ロープ9を引いた
ときは、第1カム16と第1カムフォロアー23との係
合によって、ドグ20が機関側へ移動し、ロープ9を戻
したときは、第2カム18と第2カムフォロアー24と
の係合によって、ドグ20をリール7側へ円滑に移動す
るようにしたものである。
【0063】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明は、リ
ールに反機関側に向けて斜状の第2カムを設け、該第2
カムに係合可能な第2カムフォロアーをドグに設けたか
ら、経年的な使用や劣悪の環境の下でも、円滑な始動操
作を維持し、寿命の低下を防止できるとともに、部品点
数を低減し、これを安価に製作することができる。請求
項2の発明は、係合爪を第1カムフォロアーに近接して
設けたから、始動時に係合爪が受ける衝撃を、第1カム
フォロアーを介し第1カムで受けて、ドグの安定化を図
り、ドグの変形や破損を防止することができる。請求項
3の発明は、係合爪を、第1カムフォロアーと反対側の
ドグ側面で、かつ第1カムフォロアーと対応する位置に
設けたから、始動時に係合爪が受ける衝撃を、係合爪と
直近の第1カムフォロアーを介し第1カムで受けて、ド
グの曲げモーメントの発生を防止し、その安定性を向上
するとともに、ドグの変形や破損防止を増進することが
できる。請求項4の発明は、第1カムフォロアーをドグ
側面より反機関側へ突設したから、係合爪の衝撃を第1
カムフォロアーを介し第1カムで確実に受け、ドグの安
定化を図れるとともに、第1カムに対する係合摩擦を低
減し、ドグの作動の円滑化を図ることができる。請求項
5の発明は、係合爪を凸部に係合可能なドグの係合縁の
近接位置に設けたから、始動時に係合爪が機関側の係合
部と係合する際、凸部を介して係合爪を安定して支持
し、ドグの安定した姿勢を確保して、ドグの変形や破損
を防止することができる。請求項6の発明は、第2カム
をリールの半径方向で、かつ第1カムの内側または外側
位置に設けたから、多様な構造の第2カムを得ることが
できる。請求項7の発明は、第2カムフォロアーをドグ
の半径方向で、かつ第1カムフォロアーの内側または外
側位置に設けたから、第2カムフォロアーの多様な構造
に応じられる効果がある。請求項8の発明は、第2カム
を凸部と一体に構成したから、それらの構成の簡潔化と
製作の容易化を図ることができる。請求項9の発明は、
第2カムを凸部と離間して設けたから、それらの多様な
構造とリールとドグの構造の多様化を図ることができ
る。請求項10の発明は、第2カムをリールの半径方向
で、かつ凸部の内側または外側位置に設けたから、多様
な構造の第2カムを有するリールを得ることができる。
請求項11の発明は、第2カムをリールの円周方向で、
かつ凸部と同心円上に設けたから、リールの構造の簡潔
化を図ることができる。請求項12の発明は、ドグ周面
にドグアームを突設し、該アームの先端部に第2カムフ
ォロアーを設けたから、上記アームを介して第2カムフ
ォロアーの作動を確保することができる。請求項13の
発明は、ロープの弛緩時にドグとリールとの相対回転を
規制可能な係止突起を設けたから、ロープの弛緩時、ド
グがリールに対し軸方向に当接するのを回避し、ドグア
ームの折損を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す平面図である。
【図3】本発明の要部を分解して示す斜視図である。
【図4】図3のAーA線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明に適用したリールを示す平面図である。
【図6】図5のBーB線に沿う拡大断面図である。
【図7】図5のCーC線に沿う拡大断面図である。
【図8】図5のDーD線に沿う拡大断面図である。
【図9】本発明の作動状態を示す説明図で、始動操作前
の状況を示している。
【図10】本発明の作動状態を示す説明図で、始動操作
直後のリールの正転状況を示している。
【図11】本発明の作動状態を示す説明図で、始動操作
途中のリールの正転状況を示している。
【図12】本発明の作動状態を示す説明図で、始動操作
終期のリールの正転状況を示している。
【図13】本発明の作動状態を示す説明図で、機関始動
後リールの逆転状況を示している
【図14】本発明の第2の実施形態を示す平面図であ
る。
【図15】図14のEーE線に沿う断面図で、若干縮小
して図示している。
【図16】本発明の第2の実施形態の要部を分解して示
す斜視図である。
【図17】上記第2の実施形態に適用したリールを示す
平面図である。
【図18】図17のリールの一部を示す側面図である。
【図19】図17のFーF線に沿う拡大断面図である。
【図20】図17のGーG線に沿う拡大断面図である。
【図21】上記第2の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図22】図21のHーH線に沿う断面図である。
【図23】上記第2の実施形態の作動状態を示す説明図
で、始動操作前の状況を示している。
【図24】上記第2の実施形態に適用した第2カムフォ
ロアーを示す側面図である。
【図25】上記第2の実施形態の作動状態を示す説明図
で、始動操作終期のリールの正転状態を示している。
【図26】本発明の第3の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図27】上記第3の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図28】上記第3の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図29】本発明の第4の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図30】上記第4の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図31】上記第4の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図32】本発明の第5の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図33】上記第5の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図34】上記第5の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図35】本発明の第6の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図36】上記第6の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図37】上記第6の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図38】本発明の第7の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図39】上記第7の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図40】上記第7の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図41】本発明の第8の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図42】上記第8の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図43】上記第8の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【図44】本発明の第9の実施形態を示す平面図で、ド
グの始動操作前の状況を示している。
【図45】上記第9の実施形態の作動常態を示す平面図
で、ドグの始動操作時の突出状況を示している。
【図46】上記第9の実施形態に適用したドグを示す平
面図である。
【符号の説明】
2 リコイルスタータ 7 リール 14 第1カム 15 凸部 18 第2カム 20 ドグ 20a ドグアーム 22a 係合縁 23 第1カムフォロアー 24 第2カムフォロアー 26 係合爪 28 係合部 31 リテーナ 39 係止突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−39775(JP,U) 実開 昭50−743(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02N 3/02

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに回転可能に支持したリールと、
    該リールに機関側に向けて設けた斜状の第1カムと、リ
    ールと同軸上に回転かつ軸方向に移動可能に軸支したド
    グと、該ドグに、機関側の係合部と係合可能な係合爪
    と、前記第1カムに係合可能に設けた第1カムフォロア
    ーとを設け、前記ドグに係合可能で、かつドグの回動を
    制動可能にリールに装着したリテーナと、リールに突設
    され、かつリールの始動回動時にドグと係合可能な凸部
    とを備えたリコイルスタータにおいて、前記リールに反
    機関側に向けて斜状の第2カムを設け、該第2カムに係
    合可能な第2カムフォロアーをドグに設けたことを特徴
    とするリコイルスタータ。
  2. 【請求項2】 前記係合爪を第1カムフォロアーに近接
    して設けた請求項1記載のリコイルスタータ。
  3. 【請求項3】 係合爪を、第1カムフォロアーと反対側
    のドグ側面で、かつ第1カムフォロアーと対応する位置
    に設けた請求項2記載のリコイルスタータ。
  4. 【請求項4】 第1カムフォロアーをドグ側面より反機
    関側へ突設した請求項3記載のリコイルスタータ。
  5. 【請求項5】 前記係合爪を、凸部に係合可能なドグの
    係合縁の近接位置に設けた請求項3記載のリコイルスタ
    ータ。
  6. 【請求項6】 第2カムをリールの半径方向で、かつ第
    1カムの内側または外側位置に設けた請求項1記載のリ
    コイルスタータ。
  7. 【請求項7】 第2カムフォロアーをドグの半径方向
    で、かつ第1カムフォロアーの内側または外側位置に設
    けた請求項1記載のリコイルスタータ。
  8. 【請求項8】 第2カムを凸部と一体に構成した請求項
    1記載のリコイルスタータ。
  9. 【請求項9】 第2カムを凸部と離間して設けた請求項
    1記載のリコイルスタータ。
  10. 【請求項10】 第2カムをリールの半径方向で、かつ
    凸部の内側または外側位置に設けた請求項9記載のリコ
    イルスタータ。
  11. 【請求項11】 第2カムをリールの円周方向で、かつ
    凸部と同心円上に設けた請求項9記載のリコイルスター
    タ。
  12. 【請求項12】 ドグ周面にドグアームを突設し、該ア
    ームの先端部に第2カムフォロアーを設けた請求項1記
    載のリコイルスタータ。
  13. 【請求項13】 ロープの弛緩時にドグとリールとの相
    対回転を規制可能な係止突起を設けた請求項1記載のリ
    コイルスタータ。
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