JPH0219527Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0219527Y2 JPH0219527Y2 JP1984168666U JP16866684U JPH0219527Y2 JP H0219527 Y2 JPH0219527 Y2 JP H0219527Y2 JP 1984168666 U JP1984168666 U JP 1984168666U JP 16866684 U JP16866684 U JP 16866684U JP H0219527 Y2 JPH0219527 Y2 JP H0219527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- camshaft
- cam
- pin
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は汎用エンジンの自動減圧装置に関す
る。
る。
第４〜６図は、従来形のエンジン用自動減圧装
置を示し、第４図は側面図、第５図はウエイト５
の斜視図、第６図はピンの斜視図を夫々示す。１
はタペツト、２はカム、３はカムシヤフト、４は
カムギヤ、５はウエイト、６はピン、７はスプリ
ング、８はウエイト支持棒、９はウエイトカム、
１０は抜け止めリングである。
置を示し、第４図は側面図、第５図はウエイト５
の斜視図、第６図はピンの斜視図を夫々示す。１
はタペツト、２はカム、３はカムシヤフト、４は
カムギヤ、５はウエイト、６はピン、７はスプリ
ング、８はウエイト支持棒、９はウエイトカム、
１０は抜け止めリングである。
エンジン始動前において、ウエイト５はねじり
コイルスプリング７の力により内側に引き寄せら
れウエイトカム９がピン６を押し上げタペツト１
を高さｈだけ押し上げるようになつている。ウエ
イト５およびウエイトカム９はウエイト支持棒８
によりカム２とカムギヤ４に掛渡して支持されて
いる。
コイルスプリング７の力により内側に引き寄せら
れウエイトカム９がピン６を押し上げタペツト１
を高さｈだけ押し上げるようになつている。ウエ
イト５およびウエイトカム９はウエイト支持棒８
によりカム２とカムギヤ４に掛渡して支持されて
いる。
ところが上記構成によれば、ウエイトの支持構
成が複雑で組み付けも難しくなり、又ウエイトカ
ムが大きくとれない為リフト高さｈが余り大きく
とれない欠点があつた。
成が複雑で組み付けも難しくなり、又ウエイトカ
ムが大きくとれない為リフト高さｈが余り大きく
とれない欠点があつた。
本考案の目的は、前記欠点を解消し、構造が簡
単で作動が確実なエンジン用自動減圧装置を提供
するにある。
単で作動が確実なエンジン用自動減圧装置を提供
するにある。
本考案のエンジン用自動減圧装置は、タペツト
を押上げる為のピンをコの字型に形成し、ピン押
上位置に幅を持たせるとともに抜け止めリングが
不要となり、さらにウエイトの一部をコの字型に
曲げることによりウエイトとウエイトカムを一体
としスプリングを取り付けるスペースを確保し、
又ウエイト支持が簡単で確実となるように構成し
たものである。
を押上げる為のピンをコの字型に形成し、ピン押
上位置に幅を持たせるとともに抜け止めリングが
不要となり、さらにウエイトの一部をコの字型に
曲げることによりウエイトとウエイトカムを一体
としスプリングを取り付けるスペースを確保し、
又ウエイト支持が簡単で確実となるように構成し
たものである。
以下第１〜３図を参照して、本考案の一実施例
について説明する。
について説明する。
第２図は側面図、第１図および第３図は第２図
の−断面図でそれぞれエンジン始動前及び規
定回転数以上の作用状態を示す。
の−断面図でそれぞれエンジン始動前及び規
定回転数以上の作用状態を示す。
ここにおいて、前記従来装置と同一もしくは均
等構成部分には、同一符号を用いて説明する。
等構成部分には、同一符号を用いて説明する。
図で１はタペツト、２はカム、３はカムシヤフ
ト、４はカムギヤ、１１はウエイト、１２はピ
ン、１３はねじりコイルスプリング、１４はリベ
ツトである。ピン１２はコの字型に形成され、カ
ムシヤフト３に用いられた２個の穴３ａ，３ｂに
挿入されその一端はタペツト傘に当接している。
ウエイト１１はリベツト１４にてねじりコイルス
プリング１３と共にカムギヤ４に回動自在に取り
付けられている。ねじりコイルスプリング１３は
第１図で矢印Ａ方向にウエイト１１を付勢してい
る。
ト、４はカムギヤ、１１はウエイト、１２はピ
ン、１３はねじりコイルスプリング、１４はリベ
ツトである。ピン１２はコの字型に形成され、カ
ムシヤフト３に用いられた２個の穴３ａ，３ｂに
挿入されその一端はタペツト傘に当接している。
ウエイト１１はリベツト１４にてねじりコイルス
プリング１３と共にカムギヤ４に回動自在に取り
付けられている。ねじりコイルスプリング１３は
第１図で矢印Ａ方向にウエイト１１を付勢してい
る。
次に前記実施例の作用について説明する。
第１〜２図はエンジン始動前の状態を示し、第
３図はエンジンが規定回転数以上の時の作動状態
を示す。ここで規定回転数とはエンジンのアイド
ル回転数より200〜300rpm程度低い回転数を意味
している。第１〜２図において、エンジン停止お
よびクランキング状態では、ねじりコイルスプリ
ング１３の力によりウエイト１１はカムシヤフト
３側に付勢されている。さらにウエイト１１によ
りピン１２はカム２のベース円よりｈだけ突出し
た位置に保たれ、タペツト１を高さｈだけ押し上
げ、シリンダのコンプレツシヨン圧力を低下させ
る。従つてクランク力が軽減され始動が容易とな
る。始動後、エンジンが規定回転数に達すると、
本装置は第３図のようにウエイト１１はカムシヤ
フト３の回転と共に矢印Ｐ方向に高速で回転し、
遠心力Ｇが矢印方向に発生する。この遠心力Ｇが
ねじりコイルばね１３の付勢力に打ち勝つと、ウ
エイト１１は遠心力Ｇの方向へ移動する。ピン１
２はウエイト１１の移動と共にまたそれ自身の遠
心力により移動し、突出ｈがなくなり通常の運転
状態となる。
３図はエンジンが規定回転数以上の時の作動状態
を示す。ここで規定回転数とはエンジンのアイド
ル回転数より200〜300rpm程度低い回転数を意味
している。第１〜２図において、エンジン停止お
よびクランキング状態では、ねじりコイルスプリ
ング１３の力によりウエイト１１はカムシヤフト
３側に付勢されている。さらにウエイト１１によ
りピン１２はカム２のベース円よりｈだけ突出し
た位置に保たれ、タペツト１を高さｈだけ押し上
げ、シリンダのコンプレツシヨン圧力を低下させ
る。従つてクランク力が軽減され始動が容易とな
る。始動後、エンジンが規定回転数に達すると、
本装置は第３図のようにウエイト１１はカムシヤ
フト３の回転と共に矢印Ｐ方向に高速で回転し、
遠心力Ｇが矢印方向に発生する。この遠心力Ｇが
ねじりコイルばね１３の付勢力に打ち勝つと、ウ
エイト１１は遠心力Ｇの方向へ移動する。ピン１
２はウエイト１１の移動と共にまたそれ自身の遠
心力により移動し、突出ｈがなくなり通常の運転
状態となる。
前述のとおり、本考案のエンジン用減圧装置
は、従来例ではウエイトの支点をカム山の位置に
とらなければならなかつたが、本考案ではカム山
に左右されることなく支点位置を選択できるとと
もに、ウエイトカムの形状を自由に決定でき、デ
コンプリフトを大きくとることができる。又本構
成によりウエイトのがたつきが防止でき、かつス
プリング取付スペースの確保が容易にできこれら
全部品の組付が１ケ所のリベツト締めで可能とな
り構造が簡単となる利点がある。
は、従来例ではウエイトの支点をカム山の位置に
とらなければならなかつたが、本考案ではカム山
に左右されることなく支点位置を選択できるとと
もに、ウエイトカムの形状を自由に決定でき、デ
コンプリフトを大きくとることができる。又本構
成によりウエイトのがたつきが防止でき、かつス
プリング取付スペースの確保が容易にできこれら
全部品の組付が１ケ所のリベツト締めで可能とな
り構造が簡単となる利点がある。
第２図は実施例の側面図、第１図および第３図
は第２図の−断面図でそれぞれエンジン始動
前及び規定回転数以上の作用状態図である。第４
〜６図は従来例で第４図は側面図、第５図はウエ
イトの斜視図、第６図はピンの斜視図である。 ３……カム軸、３ａ，３ｂ……穴、１２……タ
ペツト押上用ピン、１１……ウエイト、１３……
スプリング。
は第２図の−断面図でそれぞれエンジン始動
前及び規定回転数以上の作用状態図である。第４
〜６図は従来例で第４図は側面図、第５図はウエ
イトの斜視図、第６図はピンの斜視図である。 ３……カム軸、３ａ，３ｂ……穴、１２……タ
ペツト押上用ピン、１１……ウエイト、１３……
スプリング。
Claims (1)
- カム軸を貫通する平行な２個の穴を軸方向に沿
つて設け、同穴に一端がカム軸を貫通して突出し
タペツトに当接するコの字型に形成されたタペツ
ト押上げ用ピンを挿嵌すると共に、カムギヤの側
面にカム軸を抱く馬蹄型のウエイト部と前記ピン
に接するカム部とを断面コの字型に一体形成した
ウエイトを回転による遠心力を受けて揺動するよ
うリベツトにより回動自在に設け、同ウエイトを
カム軸方向に回動付勢するスプリングを前記リベ
ツト周りで、前記ウエイトのコの字折り曲げ部内
に収納設置してなることを特徴とするエンジン用
自動減圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984168666U JPH0219527Y2 (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984168666U JPH0219527Y2 (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184108U JPS6184108U (ja) | 1986-06-03 |
| JPH0219527Y2 true JPH0219527Y2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=30726429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984168666U Expired JPH0219527Y2 (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0219527Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141973U (ja) * | 1974-09-21 | 1976-03-29 |
-
1984
- 1984-11-08 JP JP1984168666U patent/JPH0219527Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141973U (ja) * | 1974-09-21 | 1976-03-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184108U (ja) | 1986-06-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4696266A (en) | Decompression apparatus for engines | |
| JP3366198B2 (ja) | エンジンのデコンプ機構 | |
| JP3227376B2 (ja) | リコイルスタータ | |
| JPH0219527Y2 (ja) | ||
| CA2326270C (en) | Mechanical compression release | |
| JP4166986B2 (ja) | 回転ダンパ及びアシストグリップ装置 | |
| JP3229822B2 (ja) | 内燃エンジンを有する可搬作業機器 | |
| JPH0628260U (ja) | 内燃機関のデコンプ装置付スタータ | |
| JPH0670366B2 (ja) | エンジンのオ−トデコンプ装置 | |
| US6755168B2 (en) | Automatic decompression device for valve-controlled internal-combustion engines | |
| EP1255916B1 (en) | Mechanical compression release | |
| US6435151B1 (en) | Decompressor for four-stroke cycle engine | |
| JPH0247259Y2 (ja) | ||
| JPH0640916Y2 (ja) | 汎用エンジンのガバナ装置 | |
| JP4195630B2 (ja) | エンジンのデコンプ装置 | |
| JPS6244425Y2 (ja) | ||
| JPS5823965Y2 (ja) | 電気点火式エンジンのガバナ装置 | |
| JPS6128053Y2 (ja) | ||
| JPS6126561Y2 (ja) | ||
| JPS60156976A (ja) | 小形内燃機関における遠心式自動減圧装置 | |
| JPH0513925Y2 (ja) | ||
| JP2579533Y2 (ja) | カムフォロワ装置 | |
| JPH0248697Y2 (ja) | ||
| TWI655360B (zh) | 具減壓裝置之引擎 | |
| KR100446394B1 (ko) | 시동전동기의 오버런닝 클러치 |