JP2005155778A - 一方向回転伝達歯車及び一方向回転伝達装置 - Google Patents

一方向回転伝達歯車及び一方向回転伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】構造が簡単で、作動音が静かなワンウェイクラッチを内蔵した一方向回転伝達歯車を提供する。
【解決手段】第2回転体4が第1回転体3に対して矢印R1方向に回転した際に、爪18の突起22が凹部5の突き当て面7に当接し、爪18が突き当て面7によって周方向に押圧されて、第1回転体3と第2回転体4が一体回動する。一方、第1回転体3の凹部5に爪18の突起22が係合した状態において、第2回転体4が第1回転体3に対して矢印R2方向に回動し、爪18の突起22の上面23と凹部5のロック解除面8との間の隙間がなくなると、爪18の突起22の上面23が凹部5のロック解除面8によって径方向内方に向けて押圧され、爪18が撓み変形し、爪18の突起22と凹部5との係合が解除され、第1回転体3と第2回転体4とが相対回動する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ワンウェイクラッチを内蔵して一方向への回転伝達のみを可能にした一方向回転伝達歯車、及びワンウェイクラッチを内蔵して一方向への回転伝達のみを可能にした歯車,プーリ,スプロケット,ローラ等の一方向回転伝達装置に関するものである。
従来から、歯車と回転軸との間にワンウェイクラッチを介装して、歯車から回転軸に伝達する正・逆両回転のうちのいずれか一方、又は回転軸から歯車に伝達する正・逆両回転のうちのいずれか一方向の回転のみをワンウェイクラッチを介して伝達可能とした一方向回転伝達装置が知られている。このような一方向回転伝達装置を構成するワンウェイクラッチは、従来からスプリングクラッチが多く使用されてきた(例えば、特許文献1及び2参照)。このスプリングクラッチは、コイルスプリングを入力軸(駆動軸)と出力軸(被動軸)とに跨って巻き付け、入力軸又は出力軸とコイルスプリングとの摺接面に作用する摩擦力がコイルスプリングを縮径変形させる方向に作用する場合に、入力軸と出力軸にコイルスプリングが巻き付いて、入力軸と出力軸が一体に回動し、動力が入力軸から出力軸に伝達されるようになっている。一方、このようなワンウェイクラッチは、前述の動力伝達時と逆の方向に入力軸と出力軸が相対回動すると、入力軸又は出力軸とコイルスプリングとの接触面に作用する摩擦力がコイルスプリングを拡径変形させる方向に作用し、入力軸及び出力軸を締め付けるコイルスプリングの力が緩められ、入力軸から出力軸への動力伝達が遮断されるようになっている。
しかしながら、このようなコイルスプリングを使用したワンウェイクラッチ(以下、スプリングクラッチという)は、部品点数が多く、構造も複雑化するため、部品製作費や組立に要するコストが高いという問題点があった。また、このようなスプリングクラッチは、コイルスプリングと入力軸及び出力軸との接触面に生じる摩擦力で動力を伝達するようになっているため、その摩擦力以上の回動力が作用すると、コイルスプリングと入力軸及び出力軸とが滑りを生じてしまい、動力伝達できなくなるという問題を有していた。
そこで、このようなスプリングクラッチの問題点を解消することを目的として、数多くの改良されたワンウェイクラッチが案出された。
例えば、図14に示すように、特許文献1に記載されたワンウェイクラッチ100は、ラチェットホイール101の内周面に形成したラチェット内歯102と、これに噛み合う複数の羽根103を有する羽根車104と、この羽根車104の羽根103の外周径を縮径変形させることができるソレノイド機構部105と、を備えている。そして、この特許文献1に記載されたワンウェイクラッチ100は、ソレノイド機構部105のオン・オフ操作によって羽根車104の羽根103の外周径を変化させ、羽根車104の羽根103とラチェットホイール101のラチェット内歯102との噛み合いを断・続させ、これによって回転伝達を断・続させるようになっている。
また、図15に示すように、特許文献2に記載されたワンウェイクラッチ110は、入力軸111と出力軸112とが相対回動可能に係合されており、その出力軸112のうちの入力軸111に外嵌される筒状部113が、被動軸に連繋される出力軸112の軸端部に螺旋状の弾性アーム部114を介して接続されている。
この出力軸112の弾性アーム部114は、筒状部113が入力軸111との接触面に生じる摩擦力によって入力軸111と共に一方向に回動すると、縮径変形して入力軸111に巻き付き、その内周面に形成されたラチェット爪(図示せず)を入力軸111のラチェットギヤ115に係合させて、入力軸111と出力軸(筒状部113及び軸端部116)112の一体回動を可能にし、入力軸111から出力軸112への動力伝達を可能にしている。
また、このワンウェイクラッチ110は、出力軸112の筒状部113と入力軸111とが上述の(動力伝達時の)回転方向と逆の方向に相対回動すると、弾性アーム部114が拡径変形し、ラチェット爪とラチェットギヤ115との噛み合いが解除され、入力軸111と出力軸112とが相対回動できるようになり、入力軸111側から出力軸112側への動力伝達が遮断されるようになっている。
また、図16に示すように、特許文献3に記載されたワンウェイクラッチ120は、歯車121のリム122の内周側に爪車123を相対回動可能に収容し、その爪車123を歯車121に対して一方向に回動させた場合に、その爪車123の外周側に形成された弾性変形可能な多数の爪124が歯車121のリム122の内周面に形成された突起125に係合し、爪124が拡径方向に弾性変形して突起125との係合がより深くなり、爪車123と歯車121が一体回動するようになっている。一方、このワンウェイクラッチ120は、その爪車123を歯車121に対して他方向(一方向と逆の方向)に回転させた場合に、爪車123の爪124が撓み変形して縮径し、爪124と歯車121の突起125との係合が解除され、歯車121と爪車123とを相対回動させるようになっている。
特開昭60−73125号公報 特開2001−90745号公報 特開平4−327029号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたワンウェイクラッチ100は、羽根車104の羽根103の外径寸法をソレノイド機構部105によって変化させるようになっているため、スプリングクラッチによりも製品価格が高くなり、大型化するという新たな不具合を生じる。
また、特許文献2に記載されたワンウェイクラッチ110は、入力軸111と出力軸112とを熱膨張が等しい合成樹脂で形成すると共に、コイルスプリングと同様に縮径変形する弾性アーム部114を出力軸112に形成するようになっているため、部品点数を削減できるが、形状が複雑化し、樹脂成形が難しいという新たな不具合を生じる。また、このワンウェイクラッチ110は、入力軸111のハブ117に出力軸112の筒状部113を嵌合するようになっているため、軸方向長さが大きく、スペースの少ない部分に配置できないという問題を有している。
また、特許文献3に記載されたワンウェイクラッチ120は、爪車123を歯車121に対して空転させた場合に、爪124が歯車121の突起125に衝突して衝撃音を発生するという新たな不具合を生じる。
そこで、本発明は、このような従来技術の不具合を防止でき、構造が簡単で、作動音が静かなワンウェイクラッチを内蔵した一方向回転伝達歯車及び一方向回転伝達装置を提供することを目的とする。
請求項1の一方向回転伝達歯車に関する発明は、上記目的を達成するため、次のように構成されている。先ず、外周側に歯が形成された第1回転体の径方向内側には、第2回転体が相対回動できるように係合されている。また、前記第1回転体と前記第2回転体との係合部には、ワンウェイクラッチが配置されている。そして、前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を相対回動させ、前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を一体回動させるようになっている。このうち、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体の径方向内側の周方向に沿って複数形成された凹部と、この凹部に対して係合・離脱できるように前記第2回転体に形成された撓み変形可能な爪とを有している。そして、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転すると、少なくとも前記爪の先端部分が前記凹部内に係合し且つ前記凹部の径方向壁面によって周方向に押圧されて、前記第1回転体と前記第2回転体とを一体回動させる一方、前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転すると、少なくとも前記爪の先端部分が前記凹部の傾斜壁面によって径方向内側に押圧され、前記爪が径方向内側に撓み変形して、前記爪が前記凹部から抜け出て、前記第1回転体と前記第2回転体とを相対回動させるようになっている。また、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動時において、前記爪がその弾性で前記凹部に係合した際に、前記爪が前記凹部の前記傾斜壁面に接触しないように、前記爪と前記凹部の前記傾斜壁面との間に隙間を設けたことを特徴としている。
請求項2の一方向回転伝達歯車に関する発明は、上記目的を達成するため、次のように構成されている。先ず、外周側に歯が形成された第1回転体の径方向内側には、第2回転体が相対回動できるように係合されている。また、前記第1回転体と前記第2回転体との係合部には、ワンウェイクラッチが配置されている。そして、前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を相対回動させ、前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を一体回動させるようになっている。このうち、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体の径方向内側に周方向に沿って複数形成された突起と、前記第2回転体に撓み変形可能に形成され、前記突起に対して係合・離脱する凹部を有する爪と、を備えている。そして、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転すると、前記爪の前記凹部の径方向壁面が前記突起によって周方向に押圧されて、前記第1回転体と前記第2回転体とを一体回動させる一方、前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転すると、前記爪の前記凹部の傾斜壁面が前記突起によって径方向内側に押圧され、前記爪が径方向内側に撓み変形して、前記爪の前記凹部と前記突起との係合状態が解除されて、前記第1回転体と前記第2回転体とを相対回動させるようになっている。また、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動時において、前記爪の前記凹部が前記爪の弾性で前記突起と係合した際に、前記突起が前記凹部の前記傾斜壁面に接触しないように、前記突起と前記凹部の前記傾斜壁面との間に隙間を設けたことを特徴としている。
請求項3の一方向回転伝達装置に関する発明は、上記目的を達成するため、次のように構成されている。先ず、略円環状の第1回転体の径方向内側には、第2回転体が相対回動できるように係合されている。また、前記第1回転体と前記第2回転体との係合部には、ワンウェイクラッチが配置されている。そして、前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転しようとすると、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体とを相対回動させ、前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転しようとすると、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を一体回動させるようになっている。このうち、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体と前記第2回転体のいずれか一方に形成された撓み変形可能な爪と、前記第1回転体と前記第2回転体のいずれか他方に形成されて前記爪と係合・離脱する凹部とを備えている。そして、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転しようとすると、前記爪と前記凹部の第1壁面とが周方向に押し合って、前記第1回転体と第2回転体を一体回動させ、前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転しようとすると、前記爪が前記凹部の第2壁面によって径方向へ押圧されて撓み変形し、前記爪と前記凹部との係合が解除されて、前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動を許容するようになっている。また、前記ワンウェイクラッチは、前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動時において、前記爪がその弾性で前記凹部に係合した際に、前記爪が前記凹部の第2壁面に接触しないように、前記爪と前記凹部の前記第2壁面との間に隙間を設けたことを特徴としている。
このように、請求項1及び2の発明に係る一方向回転伝達歯車は、第1回転体の径方向内側に第2回転体を相対回動可能に係合し、この第1回転体と第2回転体の係合部にワンウェイクラッチが配置されるようになっている。その結果、請求項1及び2の発明の一方向回転伝達歯車は、その軸方向寸法を歯幅寸法と同一寸法にすることができ、全体形状をコンパクト化することができる。
また、請求項1の発明に係る一方向回転伝達歯車は、第1回転体の凹部と第2回転体の爪との係合・離脱により、クラッチの断続を行う構成であるため、コイルスプリングに対応する構造を出力軸に形成するようにした特許文献2の従来技術に比較し、全体構造が簡略化し、樹脂成形が容易になり、製造コストの低廉化を図ることができる。
また、請求項1の発明に係る一方向回転伝達歯車は、第1回転体と第2回転体を相対回動(空転)させると、爪が凹部に対して係合・離脱を繰り返すことになるが、爪が凹部に係合した際、爪と凹部の傾斜壁面との間に十分な隙間が生じるようになっているため、爪と凹部の傾斜壁面との衝突音に起因する騒音を低減することができる。したがって、本発明の一方向回転伝達歯車は、非動力伝達時(第1回転体と第2回転体との空転時)における作動音を静粛化することができる。
また、請求項2の発明に係る一方向回転伝達歯車は、第1回転体の突起と第2回転体の爪の凹部との係合・離脱により、クラッチの断続を行う構成であるため、コイルスプリングに対応する構造を出力軸に形成するようにした特許文献2の従来技術に比較し、全体構造が簡略化し、樹脂成形が容易になり、製造コストの低廉化を図ることができる。
また、請求項2の発明に係る一方向回転伝達歯車は、第1回転体と第2回転体を相対回動(空転)させると、爪の凹部が突起に対して係合・離脱ことになるが、爪の凹部が突起に係合した際に、突起と凹部の傾斜壁面との間に十分な隙間が生じるようになっているため、突起と凹部の傾斜壁面との衝突音に起因する騒音を低減することができる。したがって、本発明の一方向回転伝達歯車は、非動力伝達時(第1回転体と第2回転体との空転時)における作動音を静粛化することができる。
また、請求項3の発明に係る一方向回転伝達装置は、第1回転体の径方向内側に第2回転体を相対回動可能に係合し、この第1回転体と第2回転体の係合部にワンウェイクラッチが配置されるようになっている。その結果、請求項3の発明の一方向回転伝達装置は、ワンウェイクラッチの軸方向寸法を第1回転体及び第2回転体の軸方向寸法以下にすることができ、全体形状をコンパクト化することができる。
また、請求項3の発明に係る一方向回転伝達装置は、第1回転体と第2回転体のいずれか一方に形成された撓み変形可能な爪と、第1回転体と第2回転体のいずれか他方に形成されて前記爪と係合・離脱する凹部とを備え、これら爪と凹部との係合・離脱により、クラッチの断続を行う構成であるため、コイルスプリングに対応する構造を出力軸に形成するようにした特許文献2の従来技術に比較し、全体構造が簡略化し、樹脂成形が容易になり、製造コストの低廉化を図ることができる。
また、請求項3の発明に係る一方向回転伝達装置は、第1回転体と第2回転体を相対回動(空転)させると、爪が凹部に対して係合・離脱を繰り返すことになるが、爪が凹部に係合した際、爪と凹部の第2壁面との間に十分な隙間が生じるようになっているため、爪と凹部の第2壁面との衝突音に起因する騒音を低減することができる。したがって、本発明の一方向回転伝達装置は、非動力伝達時(第1回転体と第2回転体との空転時)における作動音を静粛化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
図1乃至図2は、本発明の実施の形態に係る一方向回転伝達歯車1を示すものである。これらの図に示すように、本実施の形態に係る一方向回転伝達歯車1は、外周側に歯2が多数形成された第1回転体3と、この第1回転体3の内周側に配置された第2回転体4とを備えている。そして、この一方向回転伝達歯車1は、第1回転体3と第2回転体4との係合部にワンウェイクラッチKが形成されている。これら第1回転体3及び第2回転体4は、例えば、ポリアセタール,ポリアミド,ポリフェニレンスルフィド,ポリブチレンテレフタレート等の樹脂で形成されている。
このうち、第1回転体3は、図1乃至図4に示すように、略円環状を呈しており、凹部5が内周面6の周方向に沿って複数等間隔で形成されている。この凹部5は、径方向線とほぼ平行に形成された突き当て面(径方向壁面,第1壁面)7と、この突き当て面7の径方向外方端から内周面6側に斜めに傾斜するロック解除面(傾斜壁面,第2壁面)8とを備えており、正面側から見た形状が全体として略三角形状を呈している。そして、この凹部5は、第1回転体3の歯幅方向の一端側から他端側に貫通するように形成されている。
また、第1回転体3の歯幅方向他端側には、凹部5の径方向外方端と同一外径か又はその外径以上の寸法の円環状の係合部10が形成されている。そしてこの係合部10の周面には、第2回転体4の位置決め用突起11の段部12に係合する略半円形断面の環状突起13が形成されている。
なお、この環状突起13は、周方向に連続して形成してもよく、また、周方向に不連続に形成してもよい。このような第1回転体3の環状突起13を乗り越えて第2回転体の位置決め用突起11が係合部10に押し入れられると、環状突起13が位置決め用突起11の抜け止めとなり、第1回転体3と第2回転体4とが軸線方向(又は歯幅方向)にずれ動きを生じたり、また、ずれて外れてしまうようなことを防止できる。また、環状突起13を形成せずに、軸用止め輪等により、第1回転体3と第2回転体4の軸線方向のずれ動きを防止するようにしてもよい。
第2回転体4は、図1及び図2,図5乃至図7に示すように、その回転中心部分に軸穴14を有するボス部15が形成され、このボス部15の端部から径方向外方へ向かって延びる略円板状の側板部16と、この側板部16の外周端部に周方向等間隔に複数形成された第1回転体支持部17と、これら第1回転体支持部17,17間に独立して撓み変形できるように形成された爪18と、を備えている。なお、第2回転体4は、軸穴14に図示しない軸が圧入等されて、その軸と一体に回動する。
この第2回転体4の第1回転体支持部17は、図5及び図6に示すように、その側板部16の外周端部から軸線CL1方向に沿って延びる円筒を円周方向に分割したような形状であり、その外周側が第1回転体3の内周面6に相対回動可能に且つ高精度に嵌合するようになっている(図1及び図2参照)。そして、これら第1回転体支持部17,17の間には、第1回転体3の凹部5に対応するように、爪18が複数形成されている。
爪18は、図5乃至図7に詳細を示すように、一対の径方向スリット20,21で第1回転体支持部17と仕切られており、独立して撓み変形できるように、片持ち梁状に形成されている。この爪18は、第1回転体支持部17と同様に側板部16の外周端部から軸線CL1方向に沿って延出しており、第1回転体支持部17の軸方向長さ(歯幅方向長さ)と同一の長さ寸法に形成されている。
また、この爪18は、図1に示すように、第1回転体3の凹部5内に突出し、その凹部5と凹凸係合する突起22が径方向外方へ向けて突出している(図5及び図6参照)。この爪18の突起22は、第2回転体4が第1回転体3に対して図1の時計回り方向(R1方向)に回動すると、第1回転体3の凹部5の突き当て面7に当接し、第1回転体3と第2回転体4の一体回動を可能にしている。ここで、この爪18の突起22は、図5乃至図7に詳細を示すように、凹部5の突き当て面7に当接する面側の根本部分から爪18の先端に向かってその高さを漸増するようになっており、その突起22の頂上部から周方向に遠ざかるにしたがって突起高さを漸減し、突起高さの最も低い部分を第1回転体支持部17の外周面と面一になるように形成されている。
第1回転体3の凹部5と第2回転体4の爪18の突起22との関係は、図1において、第2回転体4が第1回転体3に対して図1の時計回り方向(矢印R1方向)に回転するか、又は第1回転体3が第2回転体4に対して図1の反時計回り方向(矢印R2方向)に回転した際に、爪18の突起22が凹部5の突き当て面7に当接し、爪18が突き当て面7によって周方向に押圧されて、第1回転体3と第2回転体4が一体回動できるようになっている。
また、図1に示すように、第1回転体3の凹部5に爪18の突起22が係合した状態において、第2回転体4が第1回転体3に対して反時計回り方向(矢印R2方向)に回動するか、又は第1回転体3が第2回転体4に対して時計回り方向(矢印R1方向)に回動し、爪18の突起22の上面(傾斜面)23と凹部5のロック解除面8との間の隙間がなくなると、爪18の突起22の上面23が凹部5のロック解除面8によって径方向内方に向けて押圧され、爪18が撓み変形し、爪18の突起22と凹部5との係合が解除され、第1回転体3と第2回転体4とが相対回動する(図8及び図9参照)。
図8に示す状態において、第1回転体3と第2回転体4が相対回動し、爪18の突起22の頂上部が凹部5に対応する位置まで回動すると、爪18が撓みを解消するように、図1に示す係合状態に弾性的に復元するが、爪18の上面23と凹部5のロック解除面8との間には十分な隙間が形成されており、爪18の突起22が弾性復元して凹部5に凹凸係合する際に、爪18の上面23と凹部5のロック解除面8とが衝突するようなことがなく、第1回転体3と第2回転体4の相対回動時における作動音を減少させることができる。
このように、本実施の形態の一方向回転伝達歯車1は、第1回転体3に形成された凹部5と第2回転体4に形成された爪18とによってワンウェイクラッチKが構成されるようになっている。すなわち、第1回転体3と第2回転体4との係合部にワンウェイクラッチKが配置されている。その結果、一方向回転伝達歯車1の軸方向寸法が歯幅寸法あれば足り、全体形状をコンパクト化することができる。
また、本実施の形態に係る一方向回転伝達歯車1は、第1回転体3の凹部5と第2回転体4の爪18との係合・離脱により、クラッチの断続を行う構成であるため、コイルスプリングに対応する構造を出力軸に形成するようにした特許文献2の従来技術に比較して、全体構造が簡略化し、樹脂成形が容易になり、製造コストの低廉化を図ることができる。
また、本実施の形態に係る一方向回転伝達歯車1は、第1回転体3と第2回転体4を相対回動(空転)させると、爪18が凹部5に対して係合・離脱を繰り返すことになるが、爪18の上面23と凹部5のロック解除面8との間に十分な隙間が生じるようになっているため、爪18がその弾性で凹部5に突入した際に、爪18の上面23と凹部5のロック解除面8とが衝突するのを回避でき、爪18と凹部5のロック解除面8との衝突音に起因する騒音を低減することができる。したがって、本実施の形態の一方向回転伝達歯車1は、非動力伝達時(第1回転体3と第2回転体4との空転時)における作動音を静粛化することができる。
なお、本実施の形態は、一方向回転伝達装置のうちの一方向回転伝達歯車を例示して説明したが、この一方向回転伝達歯車に限定されず、第1回転体の外周側に、歯車の歯の代わるベルト溝やスプロケット用の歯を形成したり、また、第1回転体の外周側に歯車の歯を形成せずに平面状に形成し、一方向回転伝達装置のうちの一方向回転伝達ベルト車,一方向回転伝達スプロケット,一方向回転伝達ローラ等として広く動力伝達機構に適用することができる。
また、本実施の形態は、第1回転体3に凹部5を形成し、第2回転体4に爪18を形成する態様を例示したが、第1回転体3に爪18に対応するような撓み変形可能な爪を形成し、第2回転体4に凹部5に対応するような凹部を形成し、これら爪と凹部とでワンウェイクラッチを構成するようにしてもよい。
また、本実施の形態は、突き当て面7として径方向に平行な平面を例示したが、これに限られず、爪18を周方向に押圧できる面であればよく、例えば、曲面や傾斜した面又は凹凸面でもよい。
また、本実施の形態は、ロック解除面8として突き当て面7の最深部から内周面6に向かう傾斜平面を例示したが、これに限られず、爪18を径方向内側に押圧できる面であればよく、例えば、曲面や凹凸面でもよい。
ワンウェイクラッチKを構成する爪19の形状は、上述の実施の形態に限られるものでなく、図10及び図11に示すように、爪19の先端側の一部に突起24を形成するようにしてもよい。この爪19の突起24は、爪19の先端面25に沿った一定幅寸法に形成するようになっており、その正面側形状が上述の実施の形態の爪18の正面側形状と同一であって、その頂上部が爪19の根本部に向かって同一の高さ寸法に形成されている。このような爪19の形状であっても、突起24の幅寸法が爪19の先端面25に沿った一定幅寸法の限られた部分であるため、突起24の上面が凹部5のロック解除面8によって押圧された場合に、爪19が上述の実施の形態の爪18と同程度に撓み変形すると、突起24と凹部5の係合が解除される(図1及び図8参照)。
このような態様の本実施例によっても上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、第1回転体3と第2回転体4の係合部に配置されるワンウェイクラッチKは、上述の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図12及び図13に示すように、第1回転体3の内周面側に突起27を形成し、第2回転体4の撓み変形可能な爪28の先端部分に第1回転体3の突起27に係合する凹部30を形成して、これら突起27と凹部30を凹凸係合させたり、突起27と凹部30の係合を解除することにより、第1回転体3と第2回転体4との間の動力伝達を断続させるようにしてもよい。
ここで、第1回転体3の突起27は、図12に示す正面側の形状が略三角形状であり、図13に示すように歯幅方向に沿って係合部10まで形成されている。また、第2回転体4の凹部30は、第2回転体4が第1回転体3に対して図12中時計回り方向に回動した際に、突起27に引っ掛けられる突き当て面(径方向壁面)31と、第2回転体4が第1回転体3に対して図12中反時計回り方向に回動した際に、突起27で径方向内方に押圧されるロック解除面(傾斜壁面)32とからなり、その正面側の形状が突起27の正面側形状と同様の略三角形状に形成されている。ただし、図12に示すように、凹部30の突き当て面31に突起27が突き当てられた状態において、凹部30のロック解除面32と突起27の傾斜壁33との間に十分なスペースが生じるようになっている。
このような構成の本実施例の態様によれば、第2回転体4が第1回転体3に対して図12中時計回り方向に回動すると、凹部30の突き当て面31に突起27が引っ掛かり、第1回転体3と第2回転体4とが一体に回動する。
第2回転体4が第1回転体3に対して図12中の反時計回り方向に回動すると、凹部30の傾斜壁面32が突起27によって径方向内方へ押圧され、爪28が撓み変形し、突起27と凹部30の係合が解除され、第1回転体3が第2回転体4の第1回転体支持部34で回転可能に支持されて回動する。
このような構成の本実施例によっても前述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例において、突き当て面31として径方向に平行な平面を例示したが、これに限られず、突起27を周方向に押圧できる面であればよく、例えば、曲面や傾斜した面又は凹凸面でもよい。
また、本実施例において、ロック解除面32として突き当て面7の最深部から斜め上方に切り上がる傾斜平面を例示したが、これに限られず、突起27を径方向内側に押圧できる面であればよく、例えば、曲面や凹凸面でもよい。
この発明に係る一方向回転伝達歯車は、複写機,プリンタ,FAX等の画像形成装置、自動車部品やその他の精密機器の動力伝達部分に使用され、正逆両回転方向のうちのいずれか一方向にのみ動力伝達する場合に好適に使用される。また、歯車,プーリ,スプロケット,ローラ等の一方向回転伝達装置は、画像形成装置,自動車部品,精密電子機器,搬送装置等の各種動力伝達機構を構成する。
本発明の実施の形態に係る一方向回転伝達歯車の正面図である。 図1のA−A線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る第1回転体の正面図である。 図3のB−B線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る第2回転体の正面図である。 図5のC−C線に沿って切断して示す断面図である。 爪の詳細を示す図である。この図7(a)が爪の平面図(図5のD方向から見た図)であり、図7(b)が爪の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る一方向回転伝達歯車の非動力伝達時における状態を示す正面図であり、爪の突起と凹部の係合が解除された状態を示す図である。 図8のE−E線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施例1に係る一方向回転伝達歯車の断面図であり、図2に対応する断面図である。 本発明の実施例1に係る第2回転体の爪の詳細を示す図である。この図11(a)が爪の平面図であり、図11(b)が爪の斜視図である。 本発明の実施例2に係る一方向回転伝達歯車の正面図である。 図12のF−F線に沿って切断して示す断面図である。 第1従来例に係るワンウェイクラッチを示す図である。この図14(a)が非動力伝達時の作動状態図であり、図14(b)が動力伝達時の作動状態図である。 第2従来例に係る一方向回転伝達歯車の分解斜視図である。 第3従来例に係るワンウェイクラッチの作動状態を示す図である。
符号の説明
1……一方向回転伝達歯車(一方向回転伝達装置)、2……歯、3……第1回転体、4……第2回転体、5……凹部、7……突き当て面(径方向壁面,第1壁面)、8……ロック解除面(傾斜壁面,第2壁面)、18,19……爪、27……突起、28……爪、30……凹部、31……突き当て面(径方向壁面)、32……ロック解除面(傾斜壁面)

Claims (3)

  1. 外周側に歯が形成された第1回転体の径方向内側には、第2回転体が相対回動できるように係合され、
    前記第1回転体と前記第2回転体との係合部には、ワンウェイクラッチが配置されて、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を相対回動させ、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を一体回動させる、一方向回転伝達歯車であって、
    前記ワンウェイクラッチは、
    前記第1回転体の径方向内側の周方向に沿って複数形成された凹部と、
    この凹部に対して係合・離脱できるように前記第2回転体に形成された撓み変形可能な爪とを有し、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転すると、少なくとも前記爪の先端部分が前記凹部内に係合し且つ前記凹部の径方向壁面によって周方向に押圧されて、前記第1回転体と前記第2回転体とを一体回動させる一方、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転すると、少なくとも前記爪の先端部分が前記凹部の傾斜壁面によって径方向内側に押圧され、前記爪が径方向内側に撓み変形して、前記爪が前記凹部から抜け出て、前記第1回転体と前記第2回転体とを相対回動させるようになっており、
    前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動時において、前記爪がその弾性で前記凹部に係合した際に、前記爪が前記凹部の前記傾斜壁面に接触しないように、前記爪と前記凹部の前記傾斜壁面との間に隙間を設けたことを特徴とする一方向回転伝達歯車。
  2. 外周側に歯が形成された第1回転体の径方向内側には、第2回転体が相対回動できるように係合され、
    前記第1回転体と前記第2回転体との係合部には、ワンウェイクラッチが配置されて、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を相対回動させ、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転する場合に、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を一体回動させる、一方向回転伝達歯車であって、
    前記ワンウェイクラッチは、
    前記第1回転体の径方向内側に周方向に沿って複数形成された突起と、
    前記第2回転体に撓み変形可能に形成され、前記突起に対して係合・離脱する凹部を有する爪と、を備え、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転すると、前記爪の前記凹部の径方向壁面が前記突起によって周方向に押圧されて、前記第1回転体と前記第2回転体とを一体回動させる一方、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転すると、前記爪の前記凹部の傾斜壁面が前記突起によって径方向内側に押圧され、前記爪が径方向内側に撓み変形して、前記爪の前記凹部と前記突起との係合状態が解除されて、前記第1回転体と前記第2回転体とを相対回動させるようになっており、
    前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動時において、前記爪の前記凹部が前記爪の弾性で前記突起と係合した際に、前記突起が前記凹部の前記傾斜壁面に接触しないように、前記突起と前記凹部の前記傾斜壁面との間に隙間を設けたことを特徴とする一方向回転伝達歯車。
  3. 略円環状の第1回転体の径方向内側には、第2回転体が相対回動できるように係合され、
    前記第1回転体と前記第2回転体との係合部には、ワンウェイクラッチが配置されて、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転しようとすると、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体とを相対回動させ、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転しようとすると、前記ワンウェイクラッチが前記第1回転体と前記第2回転体を一体回動させる、一方向回転伝達装置であって、
    前記ワンウェイクラッチは、
    前記第1回転体と前記第2回転体のいずれか一方に形成された撓み変形可能な爪と、
    前記第1回転体と前記第2回転体のいずれか他方に形成されて前記爪と係合・離脱する凹部とを備え、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して他方向に回転しようとすると、前記爪と前記凹部の第1壁面とが周方向に押し合って、前記第1回転体と第2回転体を一体回動させ、
    前記第1回転体が前記第2回転体に対して一方向に回転しようとすると、前記爪が前記凹部の第2壁面によって径方向へ押圧されて撓み変形し、前記爪と前記凹部との係合が解除されて、前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動を許容するようになっており、
    前記第1回転体と前記第2回転体の相対回動時において、前記爪がその弾性で前記凹部に係合した際に、前記爪が前記凹部の第2壁面に接触しないように、前記爪と前記凹部の前記第2壁面との間に隙間を設けたことを特徴とする一方向回転伝達装置。
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