JPH0477803A - 打ち抜き加工機の数値制御データ作成方法 - Google Patents
打ち抜き加工機の数値制御データ作成方法Info
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- JPH0477803A JPH0477803A JP18612790A JP18612790A JPH0477803A JP H0477803 A JPH0477803 A JP H0477803A JP 18612790 A JP18612790 A JP 18612790A JP 18612790 A JP18612790 A JP 18612790A JP H0477803 A JPH0477803 A JP H0477803A
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- Japan
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- holder
- workpiece
- area
- punch
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- 238000004080 punching Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 7
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、板金材よりなるワークに設定した板取り領域
に、数値制御される打ち抜き加工機によって打ぢ抜き加
工を施す際に、ワークを所定位置に保持するワークホル
ダと板取り領域との位置関係を設定する打ち抜き加工機
の数値制御データ作成力法に関するものである。
に、数値制御される打ち抜き加工機によって打ぢ抜き加
工を施す際に、ワークを所定位置に保持するワークホル
ダと板取り領域との位置関係を設定する打ち抜き加工機
の数値制御データ作成力法に関するものである。
一般に、板金材によって箱体などを形成する際には、板
金材よりなるワークに設定した板取り領域に打ち抜きパ
ンチによる打ち抜き加工を施した後に、板取り加工を施
すようにしているのが現状である。 打ち抜き加工には数値制御される打ぢ抜き加]−機が用
いられており、打ち抜き加工機には、ワークを所定位置
に保持するワークホルダと、ワークに打ち抜き加工を施
す打ち抜きパンチと、ワークボルダや打ち抜きパンチを
数値制御する数値制御入力手段とが設けられている。 打ち抜き加工の際には、ワークの一部をワークボルダで
保持してワークを位置決めするから、打ち抜きパンチと
ワークホルダとが接触しない、J:うにする必要がある
。すなわち、数値制御入力手段によって、第7図のよう
に、ワーク1の上に、ワークボルダて保持するのに必要
なスペースであるホルダ干渉領域Dhと、打ち抜きパン
チでの打ち抜き加工を施すのに必要なスペースであるパ
ンチ干渉領域D11とを互いに重なりhわないように設
定してから打ち抜き加圧を施ずことが必要である。 ホルダ干渉領域Dbとパンチ干渉領域I)1)とが干渉
しないようにする方法としては、パンチ干渉領域DI)
を基準にし、ホルダ干渉領域Dhをワーク1の側縁に沿
って移動させる方法が採用されている(特開平1−1.
30825号公報)。ここに、パンチ干渉領域Dpは、
打ち抜きパンチによるパンチング中心Cの回りで非対称
になっている。
金材よりなるワークに設定した板取り領域に打ち抜きパ
ンチによる打ち抜き加工を施した後に、板取り加工を施
すようにしているのが現状である。 打ち抜き加工には数値制御される打ぢ抜き加]−機が用
いられており、打ち抜き加工機には、ワークを所定位置
に保持するワークホルダと、ワークに打ち抜き加工を施
す打ち抜きパンチと、ワークボルダや打ち抜きパンチを
数値制御する数値制御入力手段とが設けられている。 打ち抜き加工の際には、ワークの一部をワークボルダで
保持してワークを位置決めするから、打ち抜きパンチと
ワークホルダとが接触しない、J:うにする必要がある
。すなわち、数値制御入力手段によって、第7図のよう
に、ワーク1の上に、ワークボルダて保持するのに必要
なスペースであるホルダ干渉領域Dhと、打ち抜きパン
チでの打ち抜き加工を施すのに必要なスペースであるパ
ンチ干渉領域D11とを互いに重なりhわないように設
定してから打ち抜き加圧を施ずことが必要である。 ホルダ干渉領域Dbとパンチ干渉領域I)1)とが干渉
しないようにする方法としては、パンチ干渉領域DI)
を基準にし、ホルダ干渉領域Dhをワーク1の側縁に沿
って移動させる方法が採用されている(特開平1−1.
30825号公報)。ここに、パンチ干渉領域Dpは、
打ち抜きパンチによるパンチング中心Cの回りで非対称
になっている。
ところで、上記構成では、パンチ干渉領域D11に対し
てホルダ干渉領域Dbをワーク1の側縁に沿って移動さ
せることによって、ホルダ干渉領域Dl+とパンチ干渉
領域Dpとが重ならないようにしているから、ホルダ干
渉領域Dhの移動許容範囲ぐずなわち、ワークホルダが
移動可能な範囲)内でパンチ干渉領域Dpとの重複を避
けることができない場合には、ワークホルダの位置が設
定てきず、数値制御データが作成できなくなるという問
題が生じる。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、ワ
ークに所定の板取り領域を設定し、ホルダ干渉領域と板
取り領域との相対位置を変更することによって、ホルダ
干渉領域とパンチ干渉領域との重複を避けるようにし、
もって、どのような仕様であっても数値制御データが作
成できるようにした打ち抜き加工機の数値制御データ作
成方法を提供しようとするものである。
てホルダ干渉領域Dbをワーク1の側縁に沿って移動さ
せることによって、ホルダ干渉領域Dl+とパンチ干渉
領域Dpとが重ならないようにしているから、ホルダ干
渉領域Dhの移動許容範囲ぐずなわち、ワークホルダが
移動可能な範囲)内でパンチ干渉領域Dpとの重複を避
けることができない場合には、ワークホルダの位置が設
定てきず、数値制御データが作成できなくなるという問
題が生じる。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、ワ
ークに所定の板取り領域を設定し、ホルダ干渉領域と板
取り領域との相対位置を変更することによって、ホルダ
干渉領域とパンチ干渉領域との重複を避けるようにし、
もって、どのような仕様であっても数値制御データが作
成できるようにした打ち抜き加工機の数値制御データ作
成方法を提供しようとするものである。
本発明では、」1記目的を達成するなめに、板金材より
なるワークをワークホルダによって所定位置に保持した
状態で、ワークに設定した板取り領域に打ち抜きパンチ
に、にる打ち抜き加工を施す打ち抜き加工機の数値制御
データ作成方法において、ワークの」−に、ワークボル
ダで保持するのに必要なスペースであるボルダ干渉領域
と、打ち抜きパンチでの打ち抜き加工を施すのに必要な
スペースであるパンチ干渉領域とを設定し、ワークボル
ダの移動許容範囲のすべての位置においてホルダ干渉領
域とパンチ干渉領域とに重複部分が存在するときに、以
下のようにして数値制御データを作成するのである。 すなわち、請求項1の方法では、ボルダ干渉領域とパン
チ干渉領域とが重複しないように、ワークの上での板取
り領域の位置を変更しているのである。 また、請求項2の方法では、ワークを所定方向に延長す
るとともに、ホルダ干渉領域をパンチ干渉領域との重複
を避けるようにワークの延長部分に設定するのである。
なるワークをワークホルダによって所定位置に保持した
状態で、ワークに設定した板取り領域に打ち抜きパンチ
に、にる打ち抜き加工を施す打ち抜き加工機の数値制御
データ作成方法において、ワークの」−に、ワークボル
ダで保持するのに必要なスペースであるボルダ干渉領域
と、打ち抜きパンチでの打ち抜き加工を施すのに必要な
スペースであるパンチ干渉領域とを設定し、ワークボル
ダの移動許容範囲のすべての位置においてホルダ干渉領
域とパンチ干渉領域とに重複部分が存在するときに、以
下のようにして数値制御データを作成するのである。 すなわち、請求項1の方法では、ボルダ干渉領域とパン
チ干渉領域とが重複しないように、ワークの上での板取
り領域の位置を変更しているのである。 また、請求項2の方法では、ワークを所定方向に延長す
るとともに、ホルダ干渉領域をパンチ干渉領域との重複
を避けるようにワークの延長部分に設定するのである。
請求項1および請求項2のいずれの方法においても、ワ
ークに所定の板取り領域を設定し、ホルダ干渉領域と板
取り領域との相対位置を変更するようにしているので、
ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域との重複を避けること
ができるのであって、打ち抜き加工にどのような仕様が
要求される場合であっても数値制御データを作成するこ
とができるのである。その結果、特別仕様の板金製箱体
等を多品種生産する場合にとくに有効となるものである
。
ークに所定の板取り領域を設定し、ホルダ干渉領域と板
取り領域との相対位置を変更するようにしているので、
ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域との重複を避けること
ができるのであって、打ち抜き加工にどのような仕様が
要求される場合であっても数値制御データを作成するこ
とができるのである。その結果、特別仕様の板金製箱体
等を多品種生産する場合にとくに有効となるものである
。
本実施例は、ボルタ干渉領域Dhとパンチ干渉領域DI
)との重複が生じている場合に、第6図に示すように、
数値制御データ(以後、NCデータと略称する)を4段
階で補正するようにしたものである。 板金材よりなるワーク1は、第1図に示すように、−側
縁が左右一対のワークボルダ2,3によって把持された
状態で打ち抜きパンチ(図示せず)による打ち抜き加工
か施されるようになっている。 ここに、紙面上て、ワークボルダ2,3の並ぶ方向(左
右方向)をX方向、X方向に直交する方向(上下方向)
をY方向とする。各ワークボルダ2.3は、それぞれX
方向における所定の範囲で移動することができ、タレッ
トに装着された打ち抜きパンチは、X方向およびY方向
の任意の位置に移動できるように構成されている。ワー
クボルダ2.3および打ち抜きパンチの位置は、数値制
御入力手段からのNCデータに基づいて制御される。 ワーク1の上には、ワークホルダ2.3により把持する
のに必要なホルダ干渉領域D++と、打ち抜きパンチが
必要とするパンチ干渉領域D[)とが設定されるととも
に(第7図参照)、板取り加工ににってワーク1から分
離される板取り領域DI]が設定される。板取り領域D
b、ホルダ干渉領域Dh、パンチ干渉領域Impか決定
されると、NCデータが決定されてワーク1が加工され
るのである。 すなわち、第6図に示すように、まず製品の形状等に基
づいて、板取り領域Dbの寸法やワーク1の」−での位
置、打ち抜き加工を要する孔の寸法やワーク1の上での
位置などを含んだデータが数値制御入力手段によって読
み込まれ、基本的なNCデータが作成されろくステップ
1−)。次に、上記データに基づいて打ち抜きパンチの
中心座標が決定された後(ステップ2)、パンチ干渉領
域Dpが設定される(ステップ3)。パンチ干渉領域D
pが決定されると、ワークホルダ2,3の移動許容範囲
内てすI\ての打ち抜きパンチのパンチ干渉領域Dpを
避けるようにホルダ干渉領域Dhを設定できる場合には
、そのような位置にホルダ干渉領域D11を設定する。 また、ワークボルダ2.3の移動許容範囲内では避けら
れないパンチ干渉領域D11が存在する場合には、パン
チ干渉領域Dpを避けられる部分についてはその位置に
ホルダ干渉領域D1+を設定し、避けられない部分につ
いては規定位置をホルダ干渉領域Dhとして仮設定する
(ステップ4)。 このようにして、ボルダ干渉領域Dbを設定した後、パ
ンチ干渉領域Dpとホルダ干渉領域Dhとが重複するか
どうかを判定しくステップ5)、重複がない場合には、
上述のようにして設定されたホルダ干渉領域DI+てワ
ークホルダ2,3がワーク1を保持するように、ワーク
ホルダ2.3に対する移動データを設定してNCデータ
を出力する(ステップ6〜7)。一方、パンチ干渉領域
Dpとボルダ干渉領域1) hとに重複がある場りには
、以下の4段階でNCデータを補正する。 すなわち、第1段階では、ワークボルダ2.3によって
ワーク1を保持てきるかどうかを判定しくステップ8〉
、ワーク1を保持できる場合には、ホルダ干渉領域Dh
とは重複しないパンチ干渉領域Dl)に対応する位置に
ついてのみ打ち抜き加工を施すようにNCデータを出力
したf&(ステップ9〜10)、ボルダ干渉領域DI+
と重複している未加工部分について、パンチ干渉領域D
pとホルダ干渉領域Dhとが重複しないようにワークホ
ルダ2.3を移動させて打ち抜き加工を施ずようにNC
テ”−夕を出力する(ステップ11〜12)。 ワークボルダ2,3によってワーク1が保持できない場
合には、NCデータの補正の第2段階として、板取り領
域Dbをワーク1の上でY方向に移動させることができ
るかどうかを判定するくステップ13)。移動が可能な
場合には、第1図に破線と一点鎖線とで示すように、板
取り領域DbをY方向に移動させるのである(ステップ
14〜17)。Y方向への移動が可能かどうかは、第2
図のようにして判定する。まず、ワーク1のY方向の寸
法をWy、板取り領域DbのY方向の寸法をBy、第1
1図におけるワーク1の下縁から板取り領域Dbの下縁
までの寸法をYy、ワーク1から板取り領域Dbを分離
する際に必要になる抜き代(第1図におけるワーク1の
上縁と板取り領域Dbの1−縁との間の最小寸法)をR
yとするとき、板取り領域DbのX方向への移動許容寸
法I) yは、l) yWy −(I3y十Yy十Ry
)として与えられる。そこて″、板取り領域Dbを移動
許容寸法pyの範囲で移動したときに、パンチ干渉領域
Dpがホルダ干渉領域Dhに重複しないように設定でき
るかどうかを判定し、設定可能であれば板取り領域Db
をX方向に移動さぜるようにNCデータを作成しワーク
ホルダ2.3の位置を設定するのである。 一方、板取り領域l)1〕をX方向に移動させてもホル
ダ干渉領域Dhとパンチ干渉領域Dpとの重複が避けら
れないときには、第3段階として、板取り領域Dl)が
ワーク1の」二で90度回転可能かどうかを判定しくス
テップ18)、回転可能であれば第3図(a)と第3図
(1〕)とに示すように、板取り領域Dbを90度回転
させるのである。90度回転可能かどうかは第4図のよ
うにして判定する。すなわち、まず、板取り領域Dbの
X方向の寸法Bxと)′方向の寸法Byとの大小を比較
する。Bx≧Byならば回転不可能と判定されて第4段
階の処理を行う。Bx<Byの場合には、板取り領域D
bのワーク1の上での位置を決定し、その位置に斤わぜ
でNCデータが再度作成され、新たに作成されたNCデ
ータに基づいてホルダ干渉領域Dhとパンチ干渉領域D
I)との重複が判定される。ここで重複がなければ板取
り領域Dbを90度回転させた状態のNCテ゛−夕を出
力するのであるくステップ19〜22)。また、重複が
あれば回転不可能と判定して第4段階の処理を行う。 第4段階では、第5図に一点鎖線で示丈ように、従来よ
りもワーク1をX方向に延長し〈従来のワーク1を実線
で示している〉、板取り領域1)bとホルダ干渉領域D
I+と(7’lX方向における相対位置を変更すること
によって、ボルダ干渉領域DI+とパンチ干渉領域DI
)とが重複しないようにする。すなわち、ワーク1は帯
板として供給されており、ワーク1を移動することによ
って、板取り領域Dbとボルダ干渉領域DI+とをX方
向に大きくずらすことができるようになっているのであ
る。ワーク1のX方向への延長量Xxは、延長前のワー
ク1のX方向の寸法をWx、右側のホルダ干渉領域Dh
と重複しているパンチ干渉領域D11の右端とワーク1
の左端との距離をPに、右側のボルダ干渉領域D hの
X方向の幅をHにとするとき、たとえば、X x= W
x −P x+Hxとして設定される(ステップ23)
。このようにしてワーク]をX方向に延長することによ
って、ボルダ干渉領域Dhとパンチ干渉領域り、どの重
複を避けることが可能になるのである。以後は、第6図
に示すように、ワーク1を延長して設定されたホルダ干
渉領域Dhに対応して設定したNCデータを出力すれば
よいのである(ステップ24〜26)。
)との重複が生じている場合に、第6図に示すように、
数値制御データ(以後、NCデータと略称する)を4段
階で補正するようにしたものである。 板金材よりなるワーク1は、第1図に示すように、−側
縁が左右一対のワークボルダ2,3によって把持された
状態で打ち抜きパンチ(図示せず)による打ち抜き加工
か施されるようになっている。 ここに、紙面上て、ワークボルダ2,3の並ぶ方向(左
右方向)をX方向、X方向に直交する方向(上下方向)
をY方向とする。各ワークボルダ2.3は、それぞれX
方向における所定の範囲で移動することができ、タレッ
トに装着された打ち抜きパンチは、X方向およびY方向
の任意の位置に移動できるように構成されている。ワー
クボルダ2.3および打ち抜きパンチの位置は、数値制
御入力手段からのNCデータに基づいて制御される。 ワーク1の上には、ワークホルダ2.3により把持する
のに必要なホルダ干渉領域D++と、打ち抜きパンチが
必要とするパンチ干渉領域D[)とが設定されるととも
に(第7図参照)、板取り加工ににってワーク1から分
離される板取り領域DI]が設定される。板取り領域D
b、ホルダ干渉領域Dh、パンチ干渉領域Impか決定
されると、NCデータが決定されてワーク1が加工され
るのである。 すなわち、第6図に示すように、まず製品の形状等に基
づいて、板取り領域Dbの寸法やワーク1の」−での位
置、打ち抜き加工を要する孔の寸法やワーク1の上での
位置などを含んだデータが数値制御入力手段によって読
み込まれ、基本的なNCデータが作成されろくステップ
1−)。次に、上記データに基づいて打ち抜きパンチの
中心座標が決定された後(ステップ2)、パンチ干渉領
域Dpが設定される(ステップ3)。パンチ干渉領域D
pが決定されると、ワークホルダ2,3の移動許容範囲
内てすI\ての打ち抜きパンチのパンチ干渉領域Dpを
避けるようにホルダ干渉領域Dhを設定できる場合には
、そのような位置にホルダ干渉領域D11を設定する。 また、ワークボルダ2.3の移動許容範囲内では避けら
れないパンチ干渉領域D11が存在する場合には、パン
チ干渉領域Dpを避けられる部分についてはその位置に
ホルダ干渉領域D1+を設定し、避けられない部分につ
いては規定位置をホルダ干渉領域Dhとして仮設定する
(ステップ4)。 このようにして、ボルダ干渉領域Dbを設定した後、パ
ンチ干渉領域Dpとホルダ干渉領域Dhとが重複するか
どうかを判定しくステップ5)、重複がない場合には、
上述のようにして設定されたホルダ干渉領域DI+てワ
ークホルダ2,3がワーク1を保持するように、ワーク
ホルダ2.3に対する移動データを設定してNCデータ
を出力する(ステップ6〜7)。一方、パンチ干渉領域
Dpとボルダ干渉領域1) hとに重複がある場りには
、以下の4段階でNCデータを補正する。 すなわち、第1段階では、ワークボルダ2.3によって
ワーク1を保持てきるかどうかを判定しくステップ8〉
、ワーク1を保持できる場合には、ホルダ干渉領域Dh
とは重複しないパンチ干渉領域Dl)に対応する位置に
ついてのみ打ち抜き加工を施すようにNCデータを出力
したf&(ステップ9〜10)、ボルダ干渉領域DI+
と重複している未加工部分について、パンチ干渉領域D
pとホルダ干渉領域Dhとが重複しないようにワークホ
ルダ2.3を移動させて打ち抜き加工を施ずようにNC
テ”−夕を出力する(ステップ11〜12)。 ワークボルダ2,3によってワーク1が保持できない場
合には、NCデータの補正の第2段階として、板取り領
域Dbをワーク1の上でY方向に移動させることができ
るかどうかを判定するくステップ13)。移動が可能な
場合には、第1図に破線と一点鎖線とで示すように、板
取り領域DbをY方向に移動させるのである(ステップ
14〜17)。Y方向への移動が可能かどうかは、第2
図のようにして判定する。まず、ワーク1のY方向の寸
法をWy、板取り領域DbのY方向の寸法をBy、第1
1図におけるワーク1の下縁から板取り領域Dbの下縁
までの寸法をYy、ワーク1から板取り領域Dbを分離
する際に必要になる抜き代(第1図におけるワーク1の
上縁と板取り領域Dbの1−縁との間の最小寸法)をR
yとするとき、板取り領域DbのX方向への移動許容寸
法I) yは、l) yWy −(I3y十Yy十Ry
)として与えられる。そこて″、板取り領域Dbを移動
許容寸法pyの範囲で移動したときに、パンチ干渉領域
Dpがホルダ干渉領域Dhに重複しないように設定でき
るかどうかを判定し、設定可能であれば板取り領域Db
をX方向に移動さぜるようにNCデータを作成しワーク
ホルダ2.3の位置を設定するのである。 一方、板取り領域l)1〕をX方向に移動させてもホル
ダ干渉領域Dhとパンチ干渉領域Dpとの重複が避けら
れないときには、第3段階として、板取り領域Dl)が
ワーク1の」二で90度回転可能かどうかを判定しくス
テップ18)、回転可能であれば第3図(a)と第3図
(1〕)とに示すように、板取り領域Dbを90度回転
させるのである。90度回転可能かどうかは第4図のよ
うにして判定する。すなわち、まず、板取り領域Dbの
X方向の寸法Bxと)′方向の寸法Byとの大小を比較
する。Bx≧Byならば回転不可能と判定されて第4段
階の処理を行う。Bx<Byの場合には、板取り領域D
bのワーク1の上での位置を決定し、その位置に斤わぜ
でNCデータが再度作成され、新たに作成されたNCデ
ータに基づいてホルダ干渉領域Dhとパンチ干渉領域D
I)との重複が判定される。ここで重複がなければ板取
り領域Dbを90度回転させた状態のNCテ゛−夕を出
力するのであるくステップ19〜22)。また、重複が
あれば回転不可能と判定して第4段階の処理を行う。 第4段階では、第5図に一点鎖線で示丈ように、従来よ
りもワーク1をX方向に延長し〈従来のワーク1を実線
で示している〉、板取り領域1)bとホルダ干渉領域D
I+と(7’lX方向における相対位置を変更すること
によって、ボルダ干渉領域DI+とパンチ干渉領域DI
)とが重複しないようにする。すなわち、ワーク1は帯
板として供給されており、ワーク1を移動することによ
って、板取り領域Dbとボルダ干渉領域DI+とをX方
向に大きくずらすことができるようになっているのであ
る。ワーク1のX方向への延長量Xxは、延長前のワー
ク1のX方向の寸法をWx、右側のホルダ干渉領域Dh
と重複しているパンチ干渉領域D11の右端とワーク1
の左端との距離をPに、右側のボルダ干渉領域D hの
X方向の幅をHにとするとき、たとえば、X x= W
x −P x+Hxとして設定される(ステップ23)
。このようにしてワーク]をX方向に延長することによ
って、ボルダ干渉領域Dhとパンチ干渉領域り、どの重
複を避けることが可能になるのである。以後は、第6図
に示すように、ワーク1を延長して設定されたホルダ干
渉領域Dhに対応して設定したNCデータを出力すれば
よいのである(ステップ24〜26)。
]二連のように、請求項1お、Lび請求項2のいずれの
方法においても、ワークに所定の板取り領域を設定し、
ホルダ干渉領域と板取り領域との相対位置を変更するよ
うにしているので、ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域と
の重複を避けることができるのであって、打ち抜き加工
にどのような仕様か要求される場6てあっても数値制御
データを作成することができるという利点がある。その
結果、特別仕様の板金製箱体等を多品種生産する場合に
とくに有効となるものである。
方法においても、ワークに所定の板取り領域を設定し、
ホルダ干渉領域と板取り領域との相対位置を変更するよ
うにしているので、ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域と
の重複を避けることができるのであって、打ち抜き加工
にどのような仕様か要求される場6てあっても数値制御
データを作成することができるという利点がある。その
結果、特別仕様の板金製箱体等を多品種生産する場合に
とくに有効となるものである。
第1図は本発明の実施例の要部の概念説明図、第2図は
同上の第1図に対応する部分の動作説明図、第3図は同
上の要部の概念説明図、第4図は同上の第3図に対応す
る部分の動作説明図、第5図は同」二の要部の概念説明
図、第6図は同上の全体の動作説明図、第7図は従来例
の概念説明図である。 ]、・・・ワーク、2,3・・・ワークホルダ、DI)
・・・板取り領域、Dh・・・ホルダ干渉領域、DI)
・・・パンチ干渉領域。 代理人 弁理士 石 11] 長 七第4図 第5 手続補正書く自発)
同上の第1図に対応する部分の動作説明図、第3図は同
上の要部の概念説明図、第4図は同上の第3図に対応す
る部分の動作説明図、第5図は同」二の要部の概念説明
図、第6図は同上の全体の動作説明図、第7図は従来例
の概念説明図である。 ]、・・・ワーク、2,3・・・ワークホルダ、DI)
・・・板取り領域、Dh・・・ホルダ干渉領域、DI)
・・・パンチ干渉領域。 代理人 弁理士 石 11] 長 七第4図 第5 手続補正書く自発)
Claims (2)
- (1)板金材よりなるワークをワークホルダによって所
定位置に保持した状態で、ワークに設定した板取り領域
に打ち抜きパンチによる打ち抜き加工を施す打ち抜き加
工機の数値制御データ作成方法において、ワークの上に
、ワークホルダで保持するのに必要なスペースであるホ
ルダ干渉領域と、打ち抜きパンチでの打ち抜き加工を施
すのに必要なスペースであるパンチ干渉領域とを設定し
、ワークホルダの移動許容範囲のすべての位置において
ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域とに重複部分が存在す
るときに、ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域とが重複し
ないように、ワークの上での板取り領域の位置を変更す
ることを特徴とする打ち抜き加工機の数値制御データ作
成方法。 - (2)板金材よりなるワークをワークホルダによって所
定位置に保持した状態で、ワークに設定した板取り領域
に打ち抜きパンチによる打ち抜き加工を施す打ち抜き加
工機の数値制御データ作成方法において、ワークの上に
、ワークホルダで保持するのに必要なスペースであるホ
ルダ干渉領域と、打ち抜きパンチでの打ち抜き加工を施
すのに必要なスペースであるパンチ干渉領域とを設定し
、ワークホルダの移動許容範囲のすべての位置において
ホルダ干渉領域とパンチ干渉領域とに重複部分が存在す
るときに、ワークを所定方向に延長するとともに、ホル
ダ干渉領域をパンチ干渉領域との重複を避けるようにワ
ークの延長部分に設定することを特徴とする打ち抜き加
工機の数値制御データ作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18612790A JPH0477803A (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 打ち抜き加工機の数値制御データ作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18612790A JPH0477803A (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 打ち抜き加工機の数値制御データ作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477803A true JPH0477803A (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=16182841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18612790A Pending JPH0477803A (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 打ち抜き加工機の数値制御データ作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0477803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023059A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Amada Co Ltd | 加工機の制御装置及び加工機の制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01130825A (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 打ち抜き加工機用ワークホルダーの位置設定方法 |
-
1990
- 1990-07-14 JP JP18612790A patent/JPH0477803A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01130825A (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 打ち抜き加工機用ワークホルダーの位置設定方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023059A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Amada Co Ltd | 加工機の制御装置及び加工機の制御方法 |
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